ノースライト後編ネタバレ！原作の失踪の理由やタウトの椅子との関係も

ノースライト後編ネタバレあらすじ予告

ノースライト前編ネタバレあらすじ！背の高い女は宮沢りえ？

まずは、前編のネタバレを簡単にご紹介します。

「あなた自身が住みたい家を建てて下さい」それがＹ邸の依頼人・吉野陶太（伊藤淳史）が、建築士・青瀬稔（西島秀俊）に託した唯一の注文だった。

バブル崩壊後、妻・ゆかり（宮沢りえ）とも別れ、流れ作業で仕事をしてきた青瀬にとって又とない機会だった。

青瀬は所長・岡嶋昭彦（北村一輝）の応援を受け、全ての思いを託してＹ邸を完成させる。だがその一年後、吉野一家がＹ邸に引っ越していない事が発覚する。

引用元：https://www.nhk.jp/p/ts/ZYRQ3YPR17/

以下の記事に詳しくまとめてあります！

Ｙ邸の依頼人・吉野陶太（伊藤淳史）が失踪。しかも、吉野一家は非常に仲が良く、離婚したなどは想像できない・・・。

西島秀俊「翻弄される思いで毎日演じていました」“本能で演じる”共演者とのエピソードを語る＜ノースライト　インタビュー＞#西島秀俊 #北村一輝 #宮沢りえ #伊藤淳史 #横山秀夫 #ノースライト #インタビューhttps://t.co/JulbX0i3bF

— ザテレビジョン (@thetvjp) December 11, 2020

そしてY邸宅には、なぜかブルーノ・タウトゆかりの椅子だけが残されていました。

吉野一家の行方が気になり調べ始める青瀬。すると吉野が、妻ではない背の高い女と一緒にいたところが目撃されていました。

背の高い女？？

吉野のことを追ううちに、背の高い女は元妻のゆかりではないのか？と思うようになります。

吉野一家の失踪事件とともに、同僚の岡嶋の公共事業のコンペのストーリーも進行していきます。

北村一輝、西島秀俊は「一緒に作品を作る仲間として最高」ドラマの見どころを語る＜ノースライト　インタビュー＞#北村一輝 #西島秀俊 #宮沢りえ #伊藤淳史 #横山秀夫 #ノースライトhttps://t.co/0sJMOgzTUx

— ザテレビジョン (@thetvjp) December 12, 2020

吉野一家失踪の謎、そしてタウトの椅子との関りがわからないまま後編に突入です。

そして、以下、後編のネタバレ予告です。

吉野（伊藤淳史）一家失踪の謎を追う建築士・青瀬（西島秀俊）は、この出来事の背景に、別れた妻・ゆかり（宮沢りえ）が関わっていると確信する。

そして次第に解き明かされていく青瀬の少年時代に起こった悲しい事件の真実。

一方、所長・岡嶋昭彦（北村一輝）には、公共事業にまつわる贈賄嫌疑がかかる。

岡嶋の無実を信じる青瀬は、岡嶋の悲願である公共事業コンペへの挑戦を決意する。

引用元：https://www.nhk.jp/p/ts/ZYRQ3YPR17/

吉野一家の失踪事件に本当に元妻のゆかりが関係しているのでしょうか？

以降でドラマ版のネタバレを詳しくご紹介していきます。

 

 

ノースライト後編ネタバレ①倒れた岡嶋が死んでしまう！

岡嶋が倒れたと聞いて急ぎ病院に向かった青瀬。

岡嶋の妻・八栄子（田中麗奈）からは、ストレスによる胃潰瘍だと聞かされます。

八栄子から岡嶋の力になって欲しいと言われた青瀬は、さっそく事務所に向かい社員たちに病状を伝え、岡嶋のコンペの不正疑惑があることからコンペを降りることを宣言。

岡嶋に好意を抱いている事務員の津村まゆみ（田中みな実）は、急ぎ病院に向かおうとしますが岡嶋が止めます。

「奥さんは信用できない。私は所長（岡嶋）の役に立ちたい。あの人は所長をずっと裏切っているんです」

まゆみが言っていた岡嶋の妻・八栄子の裏切りとは？

それは岡嶋本人の口から、青瀬に語られましたね。

岡嶋の息子・一創（いっそう）が実の息子ではないという事。

岡嶋はその思いを青瀬に語りました。

「良い子なんだ。賢くて優しくて。あの子が自分の子じゃないなんてあんまりだと思った。いっそのことみんな殺そうかと思ったくらいだ・・・だけどなやっぱりかわいいんだよ。しょうがないんだ。血じゃない。過ごした時間なんだ。だからただ無心にこいつのために生きよう、何か残そうって」

「お前にとって美しいものってなんだ？」

そう尋ねられた青瀬は「ノースライト」だと答えます。

そして、向かったのは以前出会った記者が教えてくれた、吉野（伊藤淳史）の父親を知る人物がいる仙台。

そこで吉野の父親が、伊佐久という男で、かつてタウトから椅子の設計の教えを受けていたことを知ることに。

伊佐久は家族をもうけるも後に一家離散し、仙台を離れてしまっていました。

墓の前には花が立向けられており、ここに吉野が来ているのかも？と思った青瀬は自らの名刺を墓に置いていきます。

おそらくY邸に残されていたのは、吉野の父・伊佐久が作ったタウトが設計した椅子。

一家離散した伊佐久と、吉野が姿を消したことには何か関係が有るのか？

そんな思いを巡らせている青瀬の元に電話が入ります。その相手は岡嶋の妻・八栄子でした。

「主人が飛び降りました」

なんと岡嶋は自ら命を絶ってしまったのです((+_+))

 

 

ノースライト後編ネタバレ②岡嶋は自殺じゃなかった！

青瀬はどうしても岡嶋が自殺したとは信じられず、病室の窓の壁にタバコを押し付けていた跡を見つけます。

そして亡くなっていた場所にはタバコの吸い殻も落ちていました。

「岡嶋はタバコを消そうとして誤って落ちてしまったのではないか？」

そこにかつて岡嶋の不正を書き立てた記者が現れ、花を手向けようとした姿を見てこう言います。

「これは事故だ。ちゃんと調べて本当の事を書いてくれ」

岡嶋の告別式には、コンペのライバル能勢（青木崇高）の姿もありました。

能勢は「うちに来ませんか？」と青瀬を引き抜こうとするも、毅然と断ります。

その様子を見ていた岡嶋の元妻・ゆかり（宮沢りえ）。

青瀬はゆかりと二人になり、聞きたいと思っていたことを今一度問いました。

「吉野さんを探しているんだ。やっぱり知っているよね？」

ゆかりはようやく本当の事を話してくれました。

やはり蕎麦屋で吉野が会っていた背の高い女はゆかりだったんですね〜。

「私の事は興信所を通じて知ったみたい。あなたの事を知りたかったのよ。理由は良くわからない。ただ大きな恩があるって言ってた。」

「始めはお金を受け取って欲しいといわれた3000万。でも受け取らないと思うから家を依頼してみてはどうか」と言った。

その話を聞いた青瀬は、ゆかりに「俺はY邸に救われたんだ」と語ります。

そして吉野の故郷が仙台かと思いきや、ゆかりから群馬の桐生だと聞きある共通点を思いつきます。

桐生とは、かつて父・年雄（寺脇康文）がダムづくりで渡っていた場所。

そこで九官鳥が逃げてしまい、3日間も山を歩き回り崖から足を踏み外し亡くなっていたんです((+_+))

果たして、青瀬の父と吉野の失踪にどのような関係が有るのでしょうか？

後日青瀬は岡嶋の家に向かい、八栄子に岡嶋の死が事故の可能性が高いと書かれた新聞を見せます。

そして「岡嶋は死ぬつもりなら、落ちて息があった時何かメッセージを言ったはず。言わなかったという事は、生きようとしていた」と訴えるのです。

するとそこに岡嶋の息子・一創が現れ、岡嶋のスケッチブックを見せてくれました。

そこには死の直前まで病院のベッドでコンペのために描いていた建物！

一創「死ぬわけないよね。そんな建物を描いていたのに。自殺なんかするわけないよね」

青瀬「ああ、死ぬわけない。アイデアを練り直して何度もスケッチブックに描いていた。あいつは病室で終わる気なんてさらさらなかった」

そして、一創は「僕も絶対建築士になります」と言ってくれました。

亡くなった父の思いが、血のつながりはないにしろ愛しい息子に伝わったこのシーン！

何かジーンとしましたね(/ω＼)

 

 

ノースライト後編ネタバレ③吉野は父の償いで青瀬に家を依頼した！

事務所に戻った青瀬は藤宮春子メモワールのコンペを続行することを皆に宣言します。

岡嶋が残したスケッチブックを見せて、このプランで戦おうと言うのです。

事務所のメンバーは無謀だというも、青瀬の強い思いを知りコンペに臨むことになります。

しかし既に一度コンペ参加は断っているので、コンペプランはあくまでも能勢の事務所から出すことになり、岡嶋事務所の仕事にはなりません。

それでも、岡嶋の作品を残したいという思いから青瀬は動き出すのです。

コンペプランの事で、事務所でもめているとイカツイ男が現れました。

それはかつて吉野の家で目撃されたギプスを付けた男。

「これを吉野の墓に置いたのはあんたか？」

名刺を見て青瀬の元を訪ねてきたようです。

この男の正体は、吉野のかつての妻の兄でした。

別居して三年経つのに離婚に応じず復縁を迫ろうとした吉野と揉めていたようで(^^;)

突然現れて、追分に家建てたから一緒に暮らしたいと言った吉野が許せず「家を売って慰謝料を払え」もみ合いになった時ドアに挟んで指をけがしたからギプスをしていたのでした。

そして青瀬に離婚届を渡して、吉野の義理の兄は去っていきます。

「俺にY邸を依頼した時、子供たちも奥さんも既にいなかったはず。では俺の会ったあの家族はいったい？」

コンペのタイムリミットが近づき帰宅が遅くなる日々が続いたある日。

青瀬は自宅に帰ると、差出人が吉野の封筒を発見！

そこにはこう書かれていました。

「この度はご迷惑をおかけしてすみません。兄が青瀬さんに会いに行ったと聞き、あわてて書いている次第です。
父・伊佐久は故郷をでて、桐生にいた姉を頼りやってきた。機織り工場で働きながら、独学で木工技術を学びその後独立し、一男一女をもうけた。それが私と妹のかりえです」

「桐生で工房を構えたのは桐生ダムが建設されたところです。生活は貧しく、母は中学生の時亡くなりました。
妹は病弱でしたがある日、父が九官鳥を捕まえてきてくれました。妹はお母さんかもと喜び九官鳥をかわいがりました。母を亡くしてから初めて笑いました。そこに青瀬さんのお父さんが見えたのです」

青瀬の父・年雄は九官鳥は息子がかわいがっているものなので返して欲しいと頼みます。

妹のかえりは「嫌だ・・・」と言いますが、九官鳥は返すことに。

しかし悲しむかえりの姿を見て、伊佐久は椅子を持って年雄の後を追うのです！

「この椅子はブルーノタウトが設計した俺が作った椅子です。なので九官鳥を譲ってくれないか？」

「悪いがこれはせがれのものなんだ。これで別の九官鳥買ってくれ」

金を差し出した年雄の姿を見て「バカにするな！」と言う伊佐久。

「このお金で椅子を買う」と年雄は言うものの、プライドを傷つけられた伊佐久ともみ合いになってしまいます。

そして年雄は崖から転落して命を落としてしまったのです。

吉野の手紙はこう続きます。

「三年前、父は脳卒中で倒れ初めてこの事実を告白してくれたんです。最後に私と妹に償いを託して亡くなりました。けれど、私は間違っていました。父の語った話を伝え謝罪しそこから始めなければならなかった。本当に申し訳ありませんでした」

車に乗った青瀬がたどり着いたのは、父が作った桐生のダム。

そこには頭を下げた吉野陶太と妹のかりえの姿がありました。

あの時青瀬が見た吉野夫婦は、実は淘太とかりえだったんですね。

そして一緒にいた子供たちはかりえの本当の子供達でした。

吉野「本当に申し訳ございませんでした」

青瀬「私は手紙を読んで今でも父は事故だったと思っています」

そう言って吉野の義理の兄から託された離婚届を渡します。

青瀬「あのY邸はどうされますか？」

吉野「元々あの家は、青瀬さんに渡そうと思っていたんです。私も夢を見てしまいました。妻は信濃追分で育った。いつかあそこですもうと夢を語り合ったことも。やり直すことが出来たら・・・でもそれはもう諦めました。
青瀬さん、あの家を受け取ってもらえませんか？」

青瀬「それなら、私に売ってください。銀行でローンを組みます。そして吉野さんもやり直してください。お願いします」

吉野「それならせめてあの椅子を受け取ってもらえないでしょうか。そうしてもらえたらきっと父も喜びます」

青瀬「わかりました。Y邸でお預かりします。いつでも会いに来てください。吉野さん、私は建築家のくせに今まで住みたい家を考えてきませんでした。それを吉野さんから教えてもらいました」

吉野「私ではありません。それはどうかゆかりさんに伝えてください」

 

 

ノースライト後編ネタバレ④青瀬は別れた家族と復縁？

後日、青瀬は無事コンペプランを能勢に提出し、岡嶋の設計は受け入れられました。

青瀬は能勢にプランを渡す条件として、こう切り出しました。

「もし仮に採用されたら、岡嶋の息子にこれはお父さんが建てたんだと話すことを許して欲しい」

能勢も快くその条件を受け入れてくれます。

その様子を通目で見つめていたゆかり。

ゆかり「岡嶋設計事務所は続けるの？」

青瀬「岡嶋の息子に手渡すまでわな。ゆかり、木の家のこと覚えているか？君と意見が合わずに諦めた家」

ゆかり「Y邸を見て思い出した」

青瀬「あれが本当に建てたい家なんだ」

ゆかり「とてもいい家だった。それじゃあまた」

数日後、青瀬は娘のひなこ（長澤樹）を連れてY邸へ

「ママは仕事があるから今日は行けないって」

「今日は？　そっか」

Y邸の壁には燕が巣を作って子育てをしていましたね(^^)/

「新聞記者の人はいつくるの？椅子を見に」

「午後に来る。それまでにピカピカにするぞ！」

そんな親子のやり取りで、幕を下ろした「ノースライト」

おそらく後日、ゆかりもY邸に一緒に来てくれ、家族は復縁したのではないでしょうかね〜(^^♪

おおむね原作小説通りの展開でした！

Y邸の依頼主吉野は、父親の罪滅ぼしのために、青瀬に「自分の住みたいと思う家を建ててください」と依頼したんですね。

そして青瀬もノースライトが差し込むY邸で、別れた妻と娘と改めて家族を作り出すことが出来そう。

年末にとても素敵なドラマを二週にわたって楽しませてもらえました(^^)/

それにしてもY邸は、このドラマのためだけにわざわざ建てたそうですよ！

残念ながら、解体されて更地になってしまったみたいですが・・・

「ノースライト」を見ていたら、Y邸がある軽井沢の信濃追分に行ってみたくなりましたね。

ノースライトY邸のロケ地！ダムなど信濃追分が美しい撮影場所

それでは、以降で、原作小説版のネタバレをご紹介していきます。

 

 

ノースライト後編ネタバレ原作！失踪の理由やタウトの椅子との関係とは？

ノースライトの椅子のブルーノタウトとは？ネタバレ真相も

ノースライトは、多くの作品が実写化されている横山秀夫さんの同名小説です。

横山秀夫さんの以下の人気シリーズなどが実写化されてヒットしています。

◆上川隆也さん主演の「陰の季節シリーズ」

◆椎名桔平さん主演の「半落ち」

◆内野聖陽さん主演の「臨場シリーズ」など

そんな人気作家の見ごたえのある、長編小説です。

それでは、以降で、原作のネタバレ結末をご紹介していきます。

 

 

岡嶋悲願のコンペの衝撃の結末は

岡嶋が大きな公共事業のコンペを受けることができる、仕事を持ってきます。

その仕事に協力することになった青瀬。

しかし、強引にコンペを進めようとする岡嶋に疑問を持っていました。

その後、その仕事には癒着があると記者から糾弾された岡嶋は仕方なくコンペを辞退することになります。

そして、密かに接待を繰り返していた岡嶋は心労から、倒れてしまいます。

ところが、岡嶋にコンペの癒着はなく、コンペのやり方は強引でしたが、政治家同士の争いに巻き込まれただけだったことがわかります。

青瀬は岡嶋のお見舞いに行きます。

岡嶋は青瀬に、自分の息子は実は本当の子ではないこと、そして、他の男性と妻の八栄子（田中麗奈）の間にできた子だと話しました。

でも大切に育ててきた・・・と言う岡嶋。

青瀬が病院を出たあと、岡嶋は窓から転落し亡くなってしまいます。

自殺とて処理された岡嶋の死。

しかし、岡嶋が描いたコンペの仕事の設計図を見た青瀬は、岡嶋が死ぬ気ではなかった、生きようとしていたことを感じます。

そして、煙草をすっていて、窓から落下したのでは？と思います。

その後、青瀬はその仕事をライバル社に譲ることにしました。

しかし、岡嶋の名前をその仕事に残すことを条件として。

岡嶋の息子に、父親の功績を話すために。

 

 

失踪の理由とは？青瀬の驚きの過去に関係

そもそもタウトとはの椅子とは・・・

日本に住んでいたドイツの建築家のブルーノタウトのつくった椅子です。

1933年にナチスの迫害から逃れるために日本に3年ほど滞在していたんです。

ブルーノ・タウトは日本にいたときに、日本の伝統や作品などに触れ、いろいろな家具の試作もしていて、この時に椅子も制作していました。

ブルーノ・タウト氏デザインの「緑の椅子」復刻に技術協力させていただきました。天童木工の得意とする成形合板技術を活かし、そのスレンダーなボディーには高度な技術を必要とする「不等厚成形合板」を用いています。https://t.co/VAHQLANohG #少林山達磨寺 pic.twitter.com/XXIjZeKIfZ

— 天童木工 (@Tendo_mokko) June 19, 2018

Y邸にのこされていた椅子が、建築家のブルーノ・タウトの作品だとわかった青瀬は、タウトに詳しい記者に会い調べていきます。

すると、タウトが住んでいた家に、同じ椅子が存在することが判明。

そして、そのタウトの住んでいた家に、行方不明になっている吉野（伊藤淳史）も訪れたことも発覚。

そして、吉野が仙台にルーツがあると語っていたことが判明。

青瀬は仙台に向かいます。

そして、青瀬は、吉野の父の伊佐久のことを知ることになります。

伊佐久は、木工職人で、タウトに弟子入りを希望していました。しかし途中で挫折してしまいます。

しかし、伊佐久はタウトから椅子の設計図を受け取っていたとのこと。

その後、青瀬の元に行方不明になっていた、吉野から手紙が届き、驚きの失踪の事実を知ることになります。

それは、青瀬の父親の死に関係していたのでした。

青瀬が出会った吉野夫婦は、実は兄妹でした。そして、過去に青瀬の父と会ったことがあると手紙に書かれていたのでした。

青瀬は子どものころ九官鳥を飼っていましたが、逃げてしまい父が探しに行きました。そして、そこで転落死してしまった過去があったんです。

しかし、その手紙には、父親の転落死の隠された真実が語られていたのでした。

 

 

失踪とタウトの椅子の関係とは？

ノースライトY邸のロケ地！ダムなど信濃追分が美しい撮影場所

逃げ出した九官鳥を当時、幼かった吉野兄妹が捕まえていて、かわいがっていました。

しかし、探しに来た青瀬の父に返します。

ところば伊佐久は九官鳥を欲しがる娘のために、青瀬の父を追い、タウトが設計した椅子と交換してほしいと頼みます。

「息子の大切な鳥だから」と断る青瀬の父親。

そして、「1万円でその椅子を買わせてほしい」言います。

するとお金が欲しい「貧乏人」だと言われたようで腹がたった伊佐久は、青瀬の父親と揉みあいになってしまいます。

その結果、青瀬の父が転落死してしまったのでした。

届いた手紙によって、驚きの真実を知ることになった青瀬。

吉野の父親である伊佐久はずっと、真実を告白することができず後悔したとのこと。

そして、死の間際に青瀬に詫びて欲しいと子供たち（吉野兄妹）に言い残して亡くなりました。

吉野兄弟は、興信所に依頼し、青瀬の元妻のゆかりに連絡を取りました。

しかしゆかりは、青瀬が「お金を受け取るタイプではない」と言われてしまい困り果てる吉野兄弟。

その結果考えたことが、青瀬へのY邸の建築依頼でした。

Y邸の建築は、吉野兄妹が考えた、自分たちなりの罪滅ぼしでした。

そして手紙には「Y邸を譲る」と書かれていました。

青瀬はそのY邸で、離婚したゆかりや日向子と家族の再生をする決意をする・・・という結末です。

父親の過去についての事件は悲しいものですが、家族とやり直す決意をする希望の持てるラストでした。

 

ノースライト後編ネタバレ！原作の失踪の理由やタウトの椅子との関係まとめ

ノースライトの後編のドラマ版と、原作のネタバレいかがだったでしょうか？？

失踪に青瀬の驚きの過去が関わっていたネタバレ。

ドラマ版は原作の内容を忠実に再現していたと思います。

ドラマ版を見ていない人は是非、視聴することをおすすめします！