監察医朝顔2最終回ネタバレ結末!三田村一家殺人事件の犯人が未解決で続編希望?

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フジテレビの月9「監察医朝顔(かんさついあさがお)」が2020年11月2日にスタートしました。

このドラマは、上野樹里さん演じる監察医・万木朝顔(まきあさがお)と、時任三郎さん演じる刑事の父・平(たいら)が、事件に巻き込まれたご遺体から「生きた証」を見つけ出し、残された人たちの心を救っていくハートフルなヒューマンストーリーとなっています。

前作は2019年夏に放送されたのですが、視聴者からの評判も高く早くも1年後に復活!

何と今作は2クール半年間で放送。「監察医朝顔2」も前作同様、第1話から心打たれるストーリーが展開され、いよいよ最終回です!

1話のラストでは、朝顔たち家族に何かが起こるのでは?という意味深なセリフからスタート。

「私たち家族に残された時間がそう長くはないことを」。

そしていろいろなことが起きた「監察医朝顔2」。いよいよ最終回です。

ドラマ「監察医朝顔2」の最終回のネタバレを追記しました!

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目次

追記!監察医朝顔2最終回ネタバレ!三田村一家殺人事件の犯人未解決で続編希望!

衝撃の展開を迎えた監察医朝顔2の最終回のあらすじ予告です。

朝顔(上野樹里)たちが、凶悪な事件に遭遇する――。
 野毛山署強行犯係の森本(森本慎太郎)が“頬に火傷の跡がある男”に刺され、血まみれの状態で発見された。自宅でその知らせを受け、捜査本部へと向かう桑原(風間俊介)。刑事時代の最後の相棒だった森本が刺されたことに憤る平(時任三郎)も、事件現場に行きたいと朝顔に頼む。
 山倉(戸次重幸)たち野毛山署の刑事たちは、森本が刺された現場周辺で犯人に繋がる痕跡を探していた。山倉は、朝顔とともに現場にやってきた平に、2011年に起きた三田村一家殺人事件と、その三田村邸で最近発生した男性殺害事件との関連性にも言及する。
一方、興雲大学法医学教室では、茶子(山口智子)の協力も得て、三田村一家殺人事件に関する当時の解剖資料や、関連した論文などを検証し直す。
 ところがその矢先、森本を襲った“頬に火傷の跡がある男”が新たな凶行におよび……。

 

森本刑事の安否は!?

森本刑事(森本慎太郎)がEXITのりんたろーさん演じる右頬に火傷の跡がある男に刺されてしまった前回のラスト。

死んだの??生きてる??と心配の方が多かったと思いますが、野毛山署強行犯係の忍(ともさかりえ)が発見し、病院に搬送され昏睡状態。

一命はとりとめたものの、危険な状態でした。

森本刑事は平(時任三郎)にとって刑事時代の最後の相棒。認知症のため、記憶がなくなってしまうことを考えて、メモに森本刑事が刺されたことを書こうとするけれど・・・書けません。

犯人逮捕に協力したいと「事件現場に行きたい」と朝顔に頼み、朝顔も「明日忘れても、また話をするから大丈夫」と言います。

そして野毛山署の刑事たちも必死の捜査をし、医学教室のメンバーも三田村との関連性が疑われていたことから、当時の解剖資料や、関連した論文を再検証します。

また三田村一家殺人事件で容疑者として逮捕されるものの、不起訴となった市川から話を聞くことに。

正直、いかにも怪しい雰囲気の市川。厳しい追及をするものの「知り合いだから、特徴が一致したから。ただそれだけで何度も犯人扱い。俺の人生の責任が取れるのかよ!!」と怒る市川。

桑原(風間俊介)の印象は、市川は嘘を言っていない。そう・・・市川は見た目などのせいで、容疑者にされてしまった、可哀そうな男であることがわかりました。

一方で、朝顔は三田村一家殺人事件と森本刑事が刺された事件は同一犯では無いのでは?と思います。

過去の事件の傷は断面がざらついていたのに、今回の事件は滑らかだったことから、凶器が異なる可能性が高いとのことでした。

また出血の状況から森本刑事が刺されてから10分経過していたことから。頬に傷をつけるのには十分だったのに、犯人は傷を付けていなかったことも、同一犯出ないと思われる理由でした。

そんな中、危険な状態だった森本刑事が目を覚まし、森本は付き添っていた忍(ともさかりえ)に犯人の頬の火傷の痕は偽者だったことを教えます。

森本刑事を刺した犯人の恐ろしい犯行と三田村一家事件との関係とは?

そんな中、新たな事件が起きます。

小学校で事件が。刃物を持った男が教師とボランティアの大学生の宇賀神を刺し逃走していました。

教師と大学生は死亡し、朝顔が解剖をすることに。

宇賀神の腕はたくさんの傷がみつかり、命がけで児童を守っていたことがわかりました。

また宇賀神の心臓は、心臓移植されたものでした。宇賀神の両親と話をした朝顔たち。

命をかけて、生徒を守って理不尽に殺されたことを知ると、父親は「悔しいし、心臓をくれた少女の両親に申し訳ない」と泣きます。

その後、宇賀神に心臓を移植した少女の両親も法医学教室を訪れます。

少女の両親には、宇賀神の両親から提案があり、心臓だけ別に荼毘にふして、少女のご両親のもとに返したいとのこと。

少女の両親は涙を流して了承します。

現場に駆けつけた桑原、被害者の返り血を発見します。そして校内で犯人の男が女性を人質に教室に立てこもっているのを発見!

駆け付けた刑事たちとともに、男を確保します。その男は森本刑事を刺した犯人の北村力也でした。

第一の被害者である柴山を殺したことを認める北村。

しかし、三田村一家殺害とは無関係でした。

北村は、過去に海外で犯人と話すことがあり、三田村一家殺人事件ことを知り、犯行のやり方を教えられ犯行を模倣していたのでした。

しかし、森本を刺した時に火傷の偽装がバレたことから、自暴自棄になり小学校を襲撃し事件を起こしたのでした。

また柴山の殺害動機は「人を殺してみたかった」という、恐ろしい、そして理不尽なものでした。

結婚式でハッピーエンド

事件の後、桑原は朝顔に犯人の身勝手な犯行に怒りを見せます。

桑原は「朝顔のお母さんみたいに災害で突然、命を奪われる人がいる。こんな理不尽ないって。だから身勝手に人の命を奪う犯罪者を許せないし、その為に俺達警察がいる。」と強く言いました。

そして朝顔は、結婚式を3月11日にすることを報告。

せめて今年くらいは、父に明るく過ごしてほしいという朝顔でした。

そして結婚式当日、朝顔たちの親しい人たちが集まった披露宴。

結婚式では、茶子先生に協力してもらい、平が準備していた感動的なスピーチをします。

仕事で朝顔のことをかまってやれず、良い父親でなかったこと。桑原は夫として、父親として素晴らしいこと、2人に感謝の気持ちを伝えるものでした。

そして、結婚式の夜、お土産のホテルのクッキーを食べながら家族の時間を過ごす朝顔たち。

朝顔「ホテルのクッキーってどうしてこんなにおいしんだろう」

「お父さん、今日、きっとお母さんも来てくれたよね。これから、忘れることがあっても、私はずっと、お父さんを大切にすると思う。」

「だからこれからも必ず、家族皆で笑って一緒に過ごそうね。それが一番の私の幸せだから」と言います。

そして・・・1年後。

朝顔は変わらず法医学教室で働いていました。

そして、つぐみの卒園式。

平、桑原、生まれたばかりの次女のさとみちゃんと一緒につぐみを見守ります。

つぐみたち園児が歌っていた曲は、学生時代に里子がピアノを演奏し、テープに残した曲と同じ曲「マイウェイ」でした。

そして、今までの回想シーンが流れ、監察医朝顔2は終了です。

三田村一家殺人事件の犯人が逮捕されず続編希望

個人的には、三田村一家殺人事件の犯人が逮捕されずモヤモヤしたラストでした。

北村は逮捕されたものの、ただの模倣犯。

犯人とは海外に会ったということで、海外逃亡してしまったということだと思いますが、理不尽な犯行をした犯人が逮捕されずそのままスルーされたのかな??と思うと、解決すると思っていたので、少し微妙なラストでした。

ただ、逆に続編があるのでは?続編で三田村一家殺人事件の解決と、その後の朝顔たちが見れるのでは??と期待できるのでは??というツイッターの意見も。

そんな続編の希望をもちつつ、事件の解決を待ちたいと思います。

監察医朝顔2最終回ネタバレ結末は誰かが死ぬ?家族に何が起こるのか?意味深なセリフ

監察医朝顔つぐみ役の加藤柚凪がかわいい!年齢や出演作品は?

万木朝顔(上野樹里)は、神奈川県にある興雲大学法医学教室に勤める法医学者。野毛山署強行犯係の刑事である父親の平(時任三郎)、夫で、平の元部下だった神奈川県警捜査一課の刑事・桑原真也(風間俊介)、そして5歳になる娘のつぐみ(加藤柚凪)と一家四人、笑顔が絶えない幸せな日々を送っている。ある朝、朝顔たちが朝食をとりながら話をしていると、ふいにつぐみが「弟が欲しい」と言い出す。気まずい空気の中、仕事に出かける平と桑原……。

 朝顔もつぐみを保育園に送り届けると、いつものように興雲大学へと向かった。するとその途中で朝顔は、立体歩道橋で発生した群衆雪崩の事故現場に遭遇する。大きなイベントが予定されていた近くのスタジアムで突然火災報知器が作動し、逃げようとしてパニックになった人々が立体歩道橋に殺到したために起きた事故だった。

 朝顔が興雲大学へと急ぐと、法医学教室では安岡光子(志田未来)、高橋涼介(中尾明慶)、藤堂絵美(平岩紙)、藤堂雅史(板尾創路)らもテレビのニュースで群衆雪崩の現場映像を見ていた。20名が病院に搬送され、うち死者4名、意識不明の重体1名の大参事だった。主任教授の夏目茶子(山口智子)は海外出張で不在だったが、法医学教室にはすぐに解剖の依頼が入った。

 同じころ、平は、野毛山署強行犯係の森本琢磨(森本慎太郎)や山倉伸彦(戸次重幸)ら同僚や、県警の桑原、検視官の丸屋大作(杉本哲太)らと連携して、事故の原因を調べ始める。だが、奇妙なことにスタジアムでは火災が発生していなかった上、現場では異臭がしたという証言もあり、実際に被害者の中にはけいれんや意識障害など、化学薬品を吸引したと思われる症状を訴える者もあった。また、事故が起きる直前、金髪の男性が騒いでいたという複数の証言も得られていた。

 あくる日、群衆雪崩で妻を失ったという金髪の男・佐藤祐樹(松田元太)が、事故現場でマスコミの取材に応じる。そこで祐樹は、これは事故ではなく殺人だ、と訴え……。

引用元:公式サイト

2011年3月11日の東日本大震災で家族を失った万木朝顔(上野樹里)と平(時任三郎)親子。

朝顔の母で、平の妻である里子(石田ひかり)の行方は未だに分かっておらず、二人はその悲しみを乗り越えながら朝顔は監察医、平は刑事として日々を過ごしていました。

そして朝顔は平の後輩刑事・桑原真也(風間俊介)と結婚し、娘のつぐみ(加藤柚凪)をもうけます。

現在は朝顔、真也、つぐみ、そして平の4人で幸せに暮らしているんです!

第1話で描かれたのは、イベントで発生した群衆雪崩事故でした。

朝顔は、亡くなった男性の一人がエコノミークラス症候群をきっかけに脳梗塞を発症し群衆の中で倒れてしまった事実を突き止めます。

パニックになった人々は、倒れた男性の様子を見て恐怖を感じ、けいれん発作や意識障害を起こしていたのです。

倒れた男性の症状が、多くの人たちに伝播してしまったという事。

こういう出来事は実際にも起こりうるそうですよね〜(・_・;)

事件を無事解決した朝顔は、5歳の娘・つぐみを家族に託して一人母親のふるさとでもある東北の海沿いの街に向かいます。

町に着くと、祖父の嶋田浩之(柄本明)が温かく迎えてくれました。

朝顔の目的は、行方不明の母・里子の手がかりを探すこと。

大勢の人たちが亡くなった沼に入り、母親の痕跡が無いか入念に探します。

朝顔の脳裏によぎるのは、2011年の震災のころの記憶。

監察医朝顔震災ネタバレ!母親の行方不明の原作との違いは?

すると朝顔は沼の中から何かを見つけます。

母親のマフラーでは?と思いましたが、残念ながらただのタオルでした。

そして朝顔が空を見上げる中で、意味深な朝顔のナレーションがここで挟まれます。

「今日普通に生活していることが、どれだけ幸せなことか。そのことを私はちゃんとわかっていると思っていた。それなのにこの時の私は、まだ気づいていなかった。私たち家族に残された時間がそう長くはないことを」

朝顔が再び沼の中に手がかりを探しに戻っていくシーンで第1話は終了となるわけですが・・・

この意味深なセリフが、朝顔たち家族の辛い未来を暗示しているのでは??

と早くも話題沸騰なんです!!!

監察医朝顔2最終回ネタバレ結末は誰かが死ぬの?ツイッター騒然

第1話ラストの朝顔の意味深なナレーション!

これは、家族の誰かの死亡フラグなのでしょうか(/ω\)

母親を震災を失い、さらに結婚して夫も子供も出来たのに、朝顔を不幸にしないで!と言いたいところですが果たして何が起こるのか?

以降で視聴者の皆さんのツイッターの反響の声を見ていきたいと思います。

しかし、意味深なセリフを考えると何かが起こる可能性は高いと思います。

以降で、最終回のネタバレ予想をみていきます。

監察医朝顔2最終回ネタバレ結末は朝顔が余命に立ち向かう?

実は、今回のシーズン2のストーリーについて、番組プロデューサーは

「シーズン1では描けなかった結婚後の5年間を描く」と取材で語っていました。

そして・・・こんな驚きの発言も。

“大切な人の死”というものに対しての考え方、“大切な人の余命”に対してのさまざまな考え方を、主人公の朝顔を通して2クールで表現していきます。

え!?

そうなんです。「余命」とはっきりと明言しているんです。

そうなると誰かが死ぬということですよね。

おそらく朝顔以外の誰かが病気になって死ぬ展開が訪れるのでは??と思います。

監察医朝顔2最終回ネタバレ結末①夫の桑原が死ぬ?

夫の桑原が死ぬ?病気で・・・

皆さん一番心配しているのが、風間俊介さん演じる夫の真也でしたね。

確かに若い夫の桑原が死んでしまう不幸は、意味深なセリフに繋がっていきますね。

かわいい娘のつぐみちゃんもまだ幼いですし・・・。

刑事という仕事柄危険は付きものですが、まさか殉職・・・(・・;)

確かに野毛山署強行犯係から神奈川県警捜査一課に異動したことで、更に危険な仕事を担当する可能性が高い気がしました。

そうなると、凶悪犯と対峙し・・・なんて嫌な予感がよりぎりますよね。

しかし、先ほどご紹介したように「余命」がキーワードだったことから、桑原が死ぬとしたら、重い病気、癌などで亡くなるのでは??と思います。

夫の桑原は死なないと思う理由はシーズン1の死亡フラグ?

なぜ夫の桑原が死なないと思うかというと、実はシーズン1で、一度死ぬのでは??という展開が訪れたんです。

捜査現場で、事故があり、その事故に巻き込まれて桑原が死んだ??という死亡したのでは?と思わせる予告が最終回目前に流れ、大きな話題に。

しかし、最終回目前でで死亡?と思わせて実は生きていた!という展開。当時「予告詐欺」「死ぬ死ぬ詐欺」なんて、少なからずネットで批判も。

監察医朝顔桑原は死ぬの?最終回の最大の悲劇の意味は結局なに?

私も、1週間桑原が死んでしまうのでは??と気が気でありませんでした(^^;

なので、同じ展開を持ってくることは考えにくいので、個人的には夫の真也に何かが起こる可能性は低いのでは?と予想しています。

監察医朝顔2最終回ネタバレ結末②じいちゃんが余命わずか!じいちゃんのこと?

シーズン2で当初は元気な様子を見せていたじいちゃん(柄本明)ですが、病状が悪化し、入院生活を送ることに。

そして余命わずかであることを平らに言い、住んでいる自宅に住むのはどうか??と平に進めていました。

ということで、「余命」のある家族とは、じいちゃんの可能性が高い気がします。

ただ、一緒には暮らしてはいなかったので、じいちゃんのことではない可能性もあるのかな??と思います。

監察医朝顔2最終回ネタバレ結末③父親が病気で死ぬ?転出届も気になる!

父親の平が病気で死ぬ展開?余命わずかのラスト?

となると、時任三郎さん演じる父・平が死んでしまう?もし余命のある病気になるとすると、父親の平に訪れる可能性が高い気がします。

年齢的に病に冒されてしまうことはあり得ますよね。

桑原よりも、死に近い可能性が。

ただ、つぐみ、桑原、朝顔、平の4人の生活のシーンが幸せすぎて、こちらも想像したくない展開ですが、事前の余命のキーワードを考えると、残念ながら父親の平が病にかかってしまうのでは??と思います。

転出届の意味とは?東北に引っ越す?

しかし、第1話のラストで平が意味ありげに何かを見ているシーンが、今後の展開を暗示しているようにも思われます。

平が孫のつぐみと戯れながら、机にしまっていた「転出届」を見ているシーンがありました。

これは平が刑事を辞めて、どこかに引っ越そうとしているのだと思います。

それは、おそらく東北です。

以前から妻の里子を探し続けていましたから、朝顔が結婚して子供もできて生活が安定したことを機に、東北に引っ越して妻を探すことに専念しようと考えているのでは?

しかし、そんな矢先に余命のある重い病気になってしまう展開では??と思われます。

また、意味深なセリフについて、新たなことがわかりましたら、更新していきます。

追記!監察医朝顔でお父さんに認知症の兆候?

第9話で驚きの展開があったのです、追記します。

12月28日放送の第9話でお父さんが「認知症!?」と思われるシーンが出てきて視聴者を驚かせました!

いよいよ仙ノ浦に移住してきた父親の平。

刑事の仕事をやめて、震災で行方不明になってまだ見つからない妻の里子(石田ひかり)に寄り添うための移住なのか。

静かな生活を送っていました。

仙ノ浦に行ってからは、大衆食堂を営んでいる女性である大竹しのぶさん演じる奥寺美幸の店に通って、時々は、一緒に食事をする仲に。

美幸と里子は同級生でした。

そんな中、仙ノ浦に遊びに来ていたつぐみちゃんと2人で歩いていた平のシーンである出来事が。

平が道に立ちつくんでいました。

つぐみ「じいじ・・・どうしたの??」

平「ごめん。道、迷っちゃった。」

道に迷う??おそらく歩きなれている道だと思います。

「あ、こっちだ!」と言って、歩き出した平。

このシーンで、あれ??と思った人も多かったと思います。

しかし、更に9話のラストで更に驚く展開になります。

朝顔が父親の平と電話で話をしていました。内容は

突然法医学教室を辞めてしまった茶子先生の報告。

「そうか」と朝顔の話を電話で聞いていた平でしたが、電話を切ろうとした朝顔に平が驚きの言葉を言うんです。

「じゃあな、里子。朝顔によろしく」と。

9話で起きた認知症では??と思われる兆候は

〇歩きなれているはずの道に迷ってしまった

〇朝顔と話していた電話で「里子」と言ってしまった。

その後「認知症」「若年性アルツハイマー」という病であることがわかりました。

「認知症」「若年性アルツハイマー」だけだと余命に関わってこないかもしれませんが

何か他に問題はあるのでしょうか?

お父さんの病気に関して、また何かありましたら、情報更新していきます。

追記!監察医朝顔でお父さんに認知症で朝顔たちと再同居

父親に認知症の兆候があり、心配する朝顔ですが、平は、心配して検査をすすめる朝顔の言葉に怒ります。

自分が認知症だと認めること、また自分が朝顔たちに迷惑をかけることを懸念していたのか?

どうしたらいいのか悩む朝顔でしたが、平に「東京に帰ろう」と言います。

平らも十分悩んで決意したのか?朝顔の提案を受けいれ、東京に戻って一緒に暮らす決意をします。

東京に戻った後、平は自分が認知症と診断したことを朝顔と桑原につげます。

朝顔たちも一緒に前に進んでいこうと言います。

その後、里子の歯が突然見つかり、おじいちゃんにそのことを報告。

その後、おじいちゃんは、亡くなります。

おそらく番組スタート前に公表されていた「余命」のある家族は、おじいちゃんだったのかもしれません。

監察医朝顔最終回ネタバレ結末まで1話~最終回までのネタバレまとめ

監察医朝顔1話ネタバレ!ラストの意味深ナレーションに騒然

万木朝顔(上野樹里)は、神奈川県にある興雲大学法医学教室に勤める法医学者。野毛山署強行犯係の刑事である父親の平(時任三郎)、夫で、平の元部下だった神奈川県警捜査一課の刑事・桑原真也(風間俊介)、そして5歳になる娘のつぐみ(加藤柚凪)と一家四人、笑顔が絶えない幸せな日々を送っている。ある朝、朝顔たちが朝食をとりながら話をしていると、ふいにつぐみが「弟が欲しい」と言い出す。気まずい空気の中、仕事に出かける平と桑原…。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』(第2シーズン)に出演の加藤柚凪
朝顔もつぐみを保育園に送り届けると、いつものように興雲大学へと向かった。するとその途中で朝顔は、立体歩道橋で発生した群衆雪崩の事故現場に遭遇する。大きなイベントが予定されていた近くのスタジアムで突然火災報知器が作動し、逃げようとしてパニックになった人々が立体歩道橋に殺到したために起きた事故だった。

朝顔が興雲大学へと急ぐと、法医学教室では安岡光子(志田未来)、髙橋涼介(中尾明慶)、藤堂絵美(平岩紙)、藤堂雅史(板尾創路)らもテレビのニュースで群衆雪崩の現場映像を見ていた。20名が病院に搬送され、うち死者4名、意識不明の重体1名の大参事だった。主任教授の夏目茶子(山口智子)は海外出張で不在だったが、法医学教室にはすぐに解剖の依頼が入った。

同じころ、平は、野毛山署強行犯係の森本琢磨(森本慎太郎)や山倉伸彦(戸次重幸)ら同僚や、県警の桑原、検視官の丸屋大作(杉本哲太)らと連携して、事故の原因を調べ始める。だが、奇妙なことにスタジアムでは火災が発生していなかった上、現場では異臭がしたという証言もあり、実際に被害者の中にはけいれんや意識障害など、化学薬品を吸引したと思われる症状を訴える者もあった。また、事故が起きる直前、金髪の男性が騒いでいたという複数の証言も得られていた。

あくる日、群衆雪崩で妻を失ったという金髪の男・佐藤祐樹(松田元太)が、事故現場でマスコミの取材に応じる。そこで祐樹は、これは事故ではなく殺人だ、と訴えていた。今回の事故で亡くなった身元不明の男性が、事故の前、佐藤の妻に痴漢行為をしていたというのだ。その男は、佐藤の妻が手を払っても行為を止めず、体重をかけてきたらしい。

ほどなく、野毛山署の捜査員たちは、駅のコインロッカーから、痴漢行為を働いていたという身元不明男性の荷物を発見する。男の名前は佐々木拓郎(一條恭輔)35歳。荷物の中には、本人のものと思われる衣類と500円足らずの現金が入った財布、スマートフォン、そして岡山行きの新幹線切符が入っていた。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』(第2シーズン)に出演の上野樹里
ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』(第2シーズン)に出演の上野樹里、志田未来、藤原季節
帰国した茶子は、朝顔と藤堂に、死亡した4名のうち、41歳の男性・片岡康介と、60歳の女性・畠山和代を同時に解剖するよう指示する。少しでも早く、遺族の元に返してあげたいという配慮からだった。解剖の結果、片岡は胸腹部を圧迫されたことによる窒息死、畠山は手すりに肋骨が圧迫されて肺に刺さったことによる両肺挫傷が死因であることがわかった。

桑原たち捜査本部の面々は、佐々木が事件当日の朝、住んでいたアパートの部屋を解約し、勤めていた工場も先月退職していたことをつかむ。だが、職場に警察が来たことで佐々木に関する情報がネット上に流失し、彼に対するバッシングが起きてしまう。

朝顔は、遺族たちの待機場所になっていた興雲大学の会議室前に立つ女性の姿に気づき、声をかけた。佐々木の母・八重子(梅沢昌代)だった。それを知った佐藤は、八重子に怒りをぶつけた。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』(第2シーズン)に出演の上野樹里、梅沢昌代
朝顔は、光子ともに佐々木の解剖を行った。右手の甲に、誰かに引っかかれたような擦過痕があった。しかし、佐々木の上半身にはうっ血がなく、ふくらはぎの静脈には拡張が見られた。

一方、藤堂は、絵美とともに佐藤の妻・絵梨の解剖を行っていた。絵梨の右手人差し指と中指には皮膚片がついており、右大腿の背面には手でつかんだような圧迫痕があった。掌紋採取の準備を始める藤堂たち。

解剖を終えた朝顔たちは、佐々木の死因がエコノミークラス症候群ではないかと考えていた。しかし、絵梨から採取した掌紋と皮膚片が佐々木のものだと判明したことから、捜査本部では、佐々木を被疑者死亡のまま送検しようという意見も出始める。

それを知った朝顔たちは反発するが、山倉によれば、状況証拠が揃ってきているのだという。佐々木は事件当日の午前中に新幹線に乗る予定だったにも関わらず鍵もかけずにコインロッカーに荷物を入れ、わざわざ群衆の中に入っていた。佐藤は、佐々木が歩道橋にいる間、ずっと妻に痴漢行為を働いていたと証言していることから、家も仕事も失い、所持金もほとんど持っていなかった佐々木が、ヤケになって痴漢行為を働いたことが事故を引き起こした、というのが捜査本部の見立てだった。

それでも、佐々木の死因は確定しておらず、異臭騒ぎの件もまだ原因不明のまま。すると茶子は、朝顔に、松本オリビア由美子(片岡はいり)に会いに行くよう指示する。松本は、社会心理学の教授だった。

そんな中、思わぬ騒動が起きる。縁側から落ちそうになったつぐみを助けようとした平が、左手を負傷してしまったのだ。それでも平が、震災で行方不明になった妻・里子(石田ひかり)の手がかりを探すために東北に向かうつもりでいると知った朝顔は、自分が代わりに行くと告げる。

あくる日、朝顔たちは佐々木の脳を調べ、一刻も早く死因を特定しようと動き出す。昼には、捜査本部による記者会見が行われることになっていたのだ。その結果、記者会見前に、佐々木の死因が明らかになった。佐々木の死因は、エコノミークラス症候群による脳梗塞だった。

朝顔と平は、八重子にすべてを報告する。佐々木には、生まれつき心臓の一部に穴が開いている心房中隔欠損という持病があった。エコノミークラス症候群は、飛行機に乗らなくても、あまり動かず、寝込んでいるだけでも発症することがある。部屋に閉じこもって生活していた佐々木は、いつの間にかエコノミークラス症候群を発症していたのだ。それが、事故の当日、久しぶりに体を動かしたことで血栓が心臓の穴を通り抜け、脳に届いたと考えられた。また、佐々木の手にあったひっかき傷が生前につけられたものではなかったことから、彼は痴漢などしていなかったことも明らかになる。

平は、佐々木の所持品にあったレシートから、彼が帰郷に際して母への手土産を買っていたことを確認していた。佐々木は、電車に乗る直前に手土産を部屋に忘れてきたことに気づいたものの、所持金がなかったことからコインロッカーに鍵をかけずに荷物を押し込み、手土産を取りに戻ろうとして人込みの中に入ったと思われた。そのとき火災報知器が鳴り、イベントに訪れていた人々の波に巻き込まれた佐々木は、脳梗塞を起こして死亡し、前を歩いていた女性・絵梨にもたれかかったような体制のまま押し流されたのだ。

警察は、歩道橋が途中から狭くなっていたことと、イベント主催者の準備不足が事故を引き起こしたと発表した。火災報知機を誤作動させた人物も、近いうちに立件されるという。痙攣や意識障害は、脳梗塞を起こした佐々木の発作が、周りの人たちに伝播した可能性があった。朝顔は、群集心理による集団パニックの可能性がある、との仮説を松本から聞かされていた。真実を知った八重子は、横たわる息子の前で涙を流し…。

引用元:公式サイト

 

監察医朝顔2話ネタバレ!おじいちゃんが持っていた歯を朝顔が発見!

野毛山署管内のひと気のない空き地で、男子中学生の遺体が発見される。

休日だった朝顔(上野樹里)は、興雲大学法医学教室からの電話で目を覚ます。朝顔が1階へ降りると、すでに平(時任三郎)が出かける支度を整えていた。ただちに現場に向かう平。

被害者は、14歳の矢野諒(池田優斗)で、死亡推定時刻は午前5時から6時ころ。午前7時ころ、散歩中だった近隣住民が発見し通報したという。遺体のみぞおち付近には、大きな皮下出血があった。また、諒は野球のユニフォーム姿で、遺体の横にはグローブがあり、ボールが金網の上部に挟まっていた。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』に出演した時任三郎、戸次重幸、斉藤陽一郎
桑原(風間俊介)は、朝顔に代わって娘のつぐみ(加藤柚凪)の面倒を見ることになった。しかし、朝顔と遊ぶ約束をしていたつぐみはご機嫌斜め。そこで桑原は、つぐみが行きたがっていた水族館に行こうと誘った。するとつぐみは機嫌を直し…。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』に出演した加藤柚凪
朝顔は、藤堂(板尾創路)らとともに諒の解剖を行った。遺体は、みぞおち付近の内出血以外、目立った外傷はなかった。解剖後のミーティングで、藤堂は、諒がみぞおち付近に強い衝撃を受けて心臓震盪を起こし、心停止に至った可能性を検視官の丸屋(杉本哲太)や、強行犯係長の山倉(戸次重幸)らに伝えた。

捜査の方向性を決めるために、殴られたかどうかだけでも断定してほしい、と強く主張する丸屋と、この段階では難しいとする朝顔たちとの議論がヒートアップする中、思わぬ知らせが入る。連絡を受けて駆けつけようとしていた諒の父親・浩史(西山悟)が、階段から落ちて意識不明状態になってしまったというのだ。

諒には母親がいなかったため、身元の確認には祖母の咲江(柳谷ユカ)と、諒の双子の兄・一馬が立ち会った。諒の遺体を見るなり泣き崩れる咲江。しかし一馬は、遺体安置所に入ろうとはしなかった。

森本(森本慎太郎)ら野毛山署強行犯係の面々は、諒の関係者を当たっていた。その中で浮上したのは、野球チームの監督を務める三輪(金ちゃん)と、父親の浩史だった。

三輪は、諒が亡くなった時刻、ひとりで寝ていたといい、アリバイの確認ができなかった。また三輪は、日ごろから厳しい指導をしており、特に諒にはきつく当たっていたらしい。

一方、浩史は、咲江から朝7時過ぎに帰宅したという証言を得ていたが、勤めていた配送会社を深夜1時には退社していた。さらに、浩史は高校野球経験者だったが、在籍中に部内で金属バットによるリンチ事件が起き、県大会出場を辞退した過去もあった。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』に出演した金ちゃん
山倉からその報告を受けた朝顔は、遺体が一馬である可能性はないか、と問いかけた。諒と一馬は似ていない、という茶子(山口智子)の言葉がひっかかっていたのだ。だが、ふたりは一卵性双生児であるため、DNA型は同じ。指紋や瞳の光彩、虫歯の有無で判別することはできるが、ふたりとも虫歯はなく、生前の指紋や光彩のデータもないことなどから、医学的に証明することは困難だった。

そんな折、事情聴取を受けていた三輪は、保護者と不倫しており、死亡推定時刻にその相手と一緒にいたことを告白する。

一方、平は、森本とともに矢野家を訪れ、改めて咲江から話を聞いた。咲江によれば、浩史が帰宅したのは朝7時で間違いないという。また一馬は、誰にも会いたくないと言って自室に閉じ籠っているらしい。「一馬だけでも生きてくれているだけで、今はもう…」と涙ぐむ咲江。その際、平は、諒と一馬が描いた絵が居間の壁に貼ってあることに気づく。それは事故現場となった空き地の絵で、ほとんど同じ構図だった。

その日の夕方、事態は思わぬ方向に進む。野毛山署にやってきた一馬が、自分が諒を殺した、と告白したのだ。一馬によれば、諒が金網にひっかかったボールを取ろうとして上った際に、ふざけて金網を揺すったのだという。その拍子に落下した諒は、立てかけてあった金属バットで腹部を強打したらしい。その証言を裏付けるように、一馬が持ってきた金属バットと諒の腹部の傷は一致していた。

諒の掌にあった結節がずっと気になっていた朝顔は、彼の手についていた土に混じって塩化ビニールが検出されたとの報告を受ける。朝顔は、高橋(中尾明慶)とともにもう一度現場に向かった。そこで朝顔は、平とともに現場にいた森本にも協力を求めて、一馬の証言をもとに、ふたりの行動を再現してみる。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』に出演した上野樹里、中尾明慶、志田未来
再現実験で、ある真相を知った朝顔と平は、もう一度、一馬から話を聞く。そこで、「君は一馬くんじゃなくて、諒くんだよね?」と切り出す朝顔。実は、諒と一馬が書いた絵には、ひとつだけ大きな違いがあった。

諒の書いた絵には、金網の上に電線が描かれていたのだ。そしてその電線からは、遺体と同じ指紋が検出されていた。つまり、あのとき一馬は、ボールを取ろうとした際に諒に金網を揺さぶられてとっさに手を伸ばし、電線を掴んでしまい感電したというのが朝顔の推測だった。亡くなったのは電線があることを知らなかった人物――一馬だったのだ。

諒は、嘘をついていたことを泣きながら告白した。父親が試合を見に来ると知った一馬は、ホームランを打つところを見せてやれ、と諒に言ったのだという。諒が無理だと答えると、一馬は、入れ替わって代わりに自分がホームランを打ってやる、と言い出したらしい。そのため、ふたりがユニフォームを交換して練習しており、そこであの事故が起きた。

怖くなった諒は、バットを持って家に戻った。そこに、諒が死んだという知らせが入った。だが、諒は、死んだのが一馬ではなく諒で良かったと言われているかのようなチームメイトや咲江の言葉もあって、勘違いされていることを言い出せなくなったのだ。諒は、自分がバットを置いたせいで一馬が死んだと自責の念にかられていた。そこで朝顔は、一馬の死因が感電死だったことを伝える。

父親の浩史が意識を取り戻したことを知った諒は、朝顔や平に付き添われて入院先の病院へと向かった。涙を流し、父に謝る諒。浩史は、勤務先の配送会社には内緒で警備のアルバイトをしていたこともすでに明らかになっていた。

その夜、平に代わって再び岩手へ向かうつもりだった朝顔は、つぐみに母・里子(石田ひかり)のこと、震災のことをきちんと説明する。つぐみは、自分なりのそれを理解し、良い子で朝顔の帰りを待っていると約束した。

あくる日、つぐみたちに見送られて再び岩手を訪れた朝顔は、大勢の人がなくなったという宮里沼の調査を続けた。その夜、朝顔は、あまり食欲がないようすの祖父・浩之(柄本明)のことが気になっていた。

朝顔が風呂に入ろうとしたとき、浩之は、仏壇の引き出しから、『里子』と刺繍されたハンカチを取り出す。と、その中には1本の歯が包まれていた。

朝顔は、「来週また来るから」と浩之に告げ、帰路についた。

その夜、仕事を終えて帰宅した桑原は、思わぬ光景を目にする。朝顔が、風呂上がりの男性の頭を拭いてやっていたのだ。その男の正体は山倉で…。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-201210/

監察医朝顔3話ネタバレ!じいちゃんと電話で・・・

朝顔(上野樹里)たちが暮らす万木家に、野毛山署強行犯係の係長・山倉(戸次重幸)が突然訪ねてくる。山倉は、平(時任三郎)が保育園でつぐみ(加藤柚凪)を引き取って帰宅するまで、雨の中、傘もささずに万木家の前に佇んでいた。

平が事情を聞こうとしても、泣くばかりで何も言わない山倉。遅れて帰宅した朝顔や桑原(風間俊介)も、突然のことに困惑する。朝顔が夕食の支度を整えたころ、ようやく落ち着きを取り戻した山倉は、事情を打ち明ける。野毛山署に他の県警から優秀な人材が来て、山倉に代わって強行犯係の係長になるというのだ。平と桑原は、まだ決まったわけではない、などと山倉をなぐさめつつ、一緒に酒を酌み交わす。

あくる朝、山倉は、朝顔たちが目を覚ます前に万木家を後にする。テーブルの上には、山倉がおわびのしるしとして作ったパエリアがあった。

そんな折、朝顔は、検視官の丸屋(杉本哲太)から電話で呼び出される。朝顔が向かったのは、山梨と神奈川の県境にある田園地帯だった。朝顔が、遺体が見つかったという小さな倉庫に案内されると、そこで丸屋と、神奈川県警から山梨県警に異動になった旧知の検視官・伊東(三宅弘城)がもめていた。

第一報は自分たちの方が早かったのだから山梨県警が調べる、と主張する伊東に対し、この件は神奈川県警がずっと追っていた、といって譲らない丸屋。すると、伊東とともに現場に来ていた山梨医大の法医が、解剖の予定が詰まっていると言い出したため、この件は朝顔が調べることになる。

神奈川県警の刑事・西野(樋渡真司)によれば、遺体は農具倉庫で見つかり、第一発見者は所有者が亡くなったために調査に訪れた市の土木課職員だという。遺体は完全にミイラ化しており、付近に身元を確認できるようなものもなかったため、年齢や死亡時期の特定は困難だった。

そして、奇妙なことに遺体はタキシードを身に付け蝶ネクタイをしていた。そこで丸屋は、この遺体は重大事件の容疑者かもしれない、と朝顔に打ち明ける。

それは約20年前、資産家のクルーザーパーティーで人質をとって立てこもり、身代金を要求した佐竹龍二という男だった。この事件では、銃を乱射した佐竹によって人質3名が犠牲になっていた。佐竹はタキシードと蝶ネクタイ姿で逃亡しており、直後、友人に「もう逃げきれないから自殺する」と連絡して、そのまま消息不明になっていた。

朝顔や茶子(山口智子)らは、ミイラ化した遺体をCTスキャンして画像データを得た後、解剖を行った。しかし、内臓解剖所見のみでは個人を特定することは困難だった。

続けて、法歯学者の絵美(平岩紙)が、遺体と、桑原が持ってきた佐竹の歯科記録を照らし合わせた結果、このミイラ化した遺体は佐竹ではないことが明らかになる。光子(志田未来)は、遺体から採取した虫が気になっているようだった。

あくる日、朝顔は、保育園の遠足で、つぐみと一緒に潮干狩りに行く。その夜、万木家の食卓には、アサリを使った料理が並んだ。朝顔は、帰宅した桑原に食事を用意すると、平が転出届を用意していることを打ち明けた。「お父さんがしたいことだから、思うようにさせてあげたい」。朝顔はそう桑原に告げた。

さまざまな検査の結果、ミイラ化遺体の詳細が次第に明らかになる。歯の象牙質から取り出したアスパラギン酸の検査で、年齢は65歳プラスマイナス2~3歳と推定された。また、薬物検査の結果、肺高血圧症の基礎疾患があることもわかる。

そこに飛び込んできた光子は、朝顔を生物学保管室に連れて行く。そこで光子は、遺体についていた昆虫から、遺体は死後3ヵ月から6ヵ月程度だと告げる。実は光子は、こっそり法昆虫学の勉強をしていたのだ。

野毛山署の面々は、法医学教室が見つけた情報をもとに、遺体が行方不明者のリストにあった吉野紀夫という66歳の男性であることを突き止めた。

ほどなく、娘の佳奈(佐久間由衣)が遺体の確認に訪れる。だが、紀夫が何故タキシード姿なのかは、佳奈にもわからないという。小さいころに母を亡くした佳奈は、ずっと父とふたりで肩を寄せ合って暮らしてきたのだという。だが、ミイラ化した遺体と対面したせいか、佳奈は、父が死んだという実感がないと朝顔に話していた。

朝顔は、茶子に紀夫の死体検案書を提出する際、彼が何故タキシードを着ていて、倉庫で亡くなるまでどのような行動をとっていたのか調べることはできないか、と問う。茶子は、朝顔の気持ちに理解を示しながらも、仕事はここまでだと返し…。

その夜、朝顔のもとに、祖父の浩之(柄本明)から電話が入る。浩之は、次の休みにまた仙ノ浦を訪れる予定だった朝顔に、来なくていい、と告げる。朝顔と離れて留守番することになるつぐみが可愛そうだし、朝顔も疲れるだろうから無理をしなくていい、というのだ。

休日だった朝顔は、法医学教室を訪れ、もう一度茶子に、紀夫のことを調べさせてほしいと頼む。すると茶子は、休日に自分の時間を使うのなら何も言うことはない、と言ってそれを許可した。

朝顔は、遺体を調べた際にひとつだけ残っていたもの――胃から見つかった小さな骨を調べ始める。休憩時間を使って、そんな朝顔の手助けをする藤堂(板尾創路)や絵美たち。すると茶子もやってきて、骨を手に取った。そこで茶子は、この骨に見覚えがあると言い出す。

別の日、朝顔と茶子は、とあるフレンチレストランで佳奈を待っていた。実は紀夫は、亡くなる前にこの店である料理を食べていたのだ。それは、カエルを使った料理だった。この料理を提供し、ドレスコードがあるのは県内でこの店だけだった。店の支配人も、紀夫が同年代の女性と来店していたことを覚えていたという。

佳奈は、父親にそういう女性がいたことを知らなかったが、最後に少しでも幸せな時間を過ごせたのならその方に感謝したい、と言って朝顔たちに笑顔を見せた。

翌日、野毛山署では異動の内示が出る。山倉は、異動にならず、係長のままだった。そこにやってきたのは、伊東だ。伊東は、神奈川県警捜査一課の検視室長に配属されたのだという。丸屋は、伊東が上司になることが納得できず、警察を辞めると騒ぎ立てた。

その夜、朝顔は、浩之に電話を入れ、次の休みに仙ノ浦に行きたいと告げる。すると浩之は、「朝顔に黙っていたことがある」と返し…。

 

 

監察医朝顔4話ネタバレ!謎の女の聖奈登場で浮気疑惑?

朝食の準備をしていた朝顔(上野樹里)は、前夜、祖父の浩之(柄本明)と電話で話したときのことを思い出す。浩之は、朝顔に黙っていたことがある、と言いながら、すぐに何を言おうとしたか忘れた、と言って話さなかったからだ。

万木家には、桑原(風間俊介)の姉から大量の桃が届いていた。つぐみ(加藤柚凪)は、朝顔と一緒にジャムを作る約束をしてはしゃいでいた。

朝顔が法医学教室に出勤すると、茶子(山口智子)から、車に閉じ込められているから休む、という電話が入る。応対した藤堂(板尾創路)は、絶対嘘の言い訳だと言って気に留めなかった。

一方、平(時任三郎)は野毛山署で思わぬ人物と出会っていた。桑原の姉・忍(ともさかりえ)だ。なんと忍は、勤めていた信用金庫を辞めて転職し、刑事として野毛山署強行犯係に配属されたのだという。しかも忍は、そのことを桑原にも伝えていなかった。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』に出演したともさかりえ
そんな中、あるマンションの一室で、20代の若い女性の遺体が発見される。女性は坂井亜衣(椚ありさ)という名で、職業はウェブデザイナー。亜衣の姉で、介護士の美優(高梨臨)から、妹と連絡が取れないという電話を受けた大家の内藤(佐藤伸之)が警察官を伴って部屋を訪れると、ベッドに横たわって亡くなっている亜衣が発見されたのだ。

野毛山署強行犯係の刑事たちとともに現場に入った朝顔が遺体を調べると、亜衣は窒息したようで、首にはうっすらとひも状のもので絞められた痕があった。しかし、第一発見者の警察官が部屋に入ったときは、ドアや窓はすべて施錠されていたという。

密室殺人では、と色めき立つ森本(森本慎太郎)ら強行犯係の刑事たち。

ほどなく、朝顔や光子(志田未来)らによる解剖が始まった。亜衣の首には古い手術痕が残っていた。亜衣が10歳の時に事故でケガをした際のものだった。また、甲状軟骨が骨折しているようで、強い力で絞められた可能性が考えられた。

だが、心臓血を調べると、病死の所見を示す軟凝血が混じっていた。朝顔は、心臓血のことは気になるとしながらも、死因は柔らかいもので首を絞められたことによる窒息死だと判断する。

事情聴取を受けた美優は、夜中の2時頃、亜衣から電話をもらったが、夜勤で忙しく、出られなかったという。電話をかけ直したが亜衣が出なかったため、朝9時ごろ、マンションの大家に連絡し、部屋を訪ねてもらったのだ。

忍から、誰かとトラブルになっていなかったか、と尋ねられた美優は、涙をこらえながら、交際相手に殺されたのだと思う、と証言する。その相手は、亜衣から借りた金を返さず、別れ話にも応じなかったのだという。

山倉(戸次重幸)らは、すぐに亜衣の交際相手・岸川(松岡広大)から事情を聞いた。しかし岸川は、別れ話があったことを否定し、亜衣と美優は仲が悪かったと証言する。

そんな折、亜衣の爪から見つかったものが、青い衣類の化学繊維であることがわかる。亜衣の部屋に、脱ぎ捨てられたタートルネックの青いセーターがあったことを思い出した朝顔は、野毛山署に連絡する。

その夜、帰宅した桑原は、忍が刑事になったことを知って驚いていた。だが、親族の中で知らなかったのはどうやら桑原だけのようだった。

朝顔は、平に捜査の進捗状況を尋ねた。亜衣のタートルネックからはタオルの繊維が見つかっていた。しかし亜衣が発見された時に着ていたのはキャミソール1枚だけ、というのも謎だった。

朝顔がつぐみを寝かしつけている間、平と桑原は古い刑事ドラマの話で盛り上がる。その際、桑原は、仙ノ浦にはいつ行くのか、と平に尋ねた。すると平は、この事件が落ち着いたころには行けるだろう、と返す。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』に出演した上野樹里、ともさかりえ
あくる日、亜衣の部屋から採取された指紋の分析結果が出る。亜衣本人のほか、岸川と美優、そして電気のスイッチからひとつだけ、別の人物の指紋が見つかっていた。それは、大家の内藤のものだった。

事情聴取を受けた内藤は、下着を盗む目的でマスターキーを使って亜衣の部屋に侵入したが、そのときすでに、亜衣はドアノブにかけたタオルで首を吊って死んでいたと証言する。内藤は、慌てて付いていた部屋の電気を消し、鍵をかけて部屋を出たらしい。また、内藤が見た時は、亜衣はタートルネックを着ていたという。

亜衣の死は、自殺か、それとも内藤による犯行なのか、署内でも意見が分かれる中、忍は朝顔とともにもう一度、亜衣の部屋を調べに行く。そこで朝顔たちが見つけたのは、リボンの束だった。

朝顔は、平に美優を呼んでもらい、亜衣の死の真相を伝える。亜衣を殺害したのは岸川だった。岸川は、部屋にあったリボンで亜衣の首を絞めて殺害すると、タオルを使って自殺に見せかけていた。

亜衣が首の手術跡を他人に見られることをひどく嫌っていたことを知る美優は、キャミソールしか身に着けていなかったことが理解できないと言うと、死ぬ前に怖い思いをしたのではないかと朝顔に尋ねた。朝顔はそれを否定し、亜衣が自分で服を脱いだことを伝える。

亜衣は、一度意識を失った後に息を吹き返したものの、その後、ゆっくり亡くなる遷延性窒息という状態だったのだ。亜衣がその間に電話してきたことを知った美優は、電話に出なかった自分を責めた。同席していた忍は、泣きじゃくる美優を慰め…。

帰宅した朝顔は、つぐみと一緒に桃のジャムを作る。と、つぐみが、このジャムを浩之にあげたら喜ぶ、と言い出す。朝顔は、そんなつぐみに、明日ふたりで会いに行こう、と告げる。
事を終えた茶子が帰宅しようとすると、若林(大谷亮平)が待ち構えていた。「僕にはあなたが必要なんです」と、茶子に告げる若林。茶子は、若林の車に近づき、気が変わらないうちにドアを開けて、と言って彼の車に乗り込んだ。そのようすを偶然目撃した光子は驚き…。

朝顔は、つぐみとともに浩之が暮らす仙ノ浦を訪れる。つぐみとの再会を喜ぶ浩之。

平とともに留守番をしていた桑原は、一緒にラーメンを作って食べる。そんな桑原のもとに、聖奈という女性から、「桑原さんに会いたい」というSNSのメッセージが届いた。桑原は、「今日は無理。明日なら会える」と返す。

朝顔は、仏壇で遊んでいたつぐみが引き出しから取り出したハンカチに気づく。そこには「里子」と刺繍されていた。ハンカチには1本の歯が包まれていた。じっとそれを見つめていた朝顔が顔を上げると、風呂から上がった浩之が戸口に立っていた。「じいちゃん、これって…」。そう問われた浩之は、「里子だ」と朝顔に告げて…。

監察医朝顔5話ネタバレ!桑原が聖奈を撃った?

朝顔(上野樹里)は、娘のつぐみ(加藤柚凪)を連れて、祖父・浩之(柄本明)が暮らす仙ノ浦を訪れていた。

そんな朝顔のもとへ、ある遺体を解剖すべきかどうか判断してほしいという連絡が入る。朝顔が現場へ向かうと、何故かそこには丸屋(杉本哲太)の姿があり、岩手県警のベテラン刑事・佐山(才勝)ともめていた。

自宅で遺体となって発見されたのは71歳の甲田雅子(田内周子)。8年前に脳梗塞で倒れてから寝たきりだったという。第一発見者はずっとひとりで雅子の介護をしてきた娘の奈々子(池津祥子)だった。

佐山は、幼いころから知っている奈々子のことを疑うような丸屋の言葉に反発し、解剖に反対する。だが、遺体は死後二日ほど経過しているにもかかわらず、奈々子が通報してきたのは今朝だという。朝顔は、解剖を行うべきだと丸屋たちに進言する。

同じころ、興雲大学法医学教室では、藤堂(板尾創路)や光子(志田未来)らが、就寝中に強風で飛ばされてきた看板が窓ガラスを突き破り、割れたガラスが刺さって死亡したと思われる宍戸慶介(竜二)の解剖を行っていた。宍戸は、右太腿に刺さったガラスを自分で引き抜いたことが原因で、失血死したと考えられた。

だが平(時任三郎)は、宍戸の胸の傷が気になり、本当に事故かどうか調べるべきだと提案する。どのガラスでどこを切ったのか、30ヵ所以上ある傷をすべて調べたいというのだ。

刑事たちが宍戸の部屋へ向かう一方、平は、係長の山倉(戸次重幸)に辞職願を提出する。山倉は、若手たちのためにも定年までいてほしいと慰留した。だが、平の決意は固く…。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』に出演した時任三郎、戸次重幸
北上医大で雅子の解剖を行うことになった朝顔は、光子と絵美(平岩紙)に協力を求め、現地に来てもらう。

野毛山署強行犯係の忍(ともさかりえ)や森本(森本慎太郎)たちは、宍戸の部屋からすべてのガラス片を採取すると興雲大学の法医学教室へ向かった。そこで、藤堂や高橋(中尾明慶)、熊田(田川隼嗣)とともに、ガラス片をひとつひとつ検証していく。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』に出演したともさかりえ、斉藤陽一郎
畑でトウモロコシを収穫していた浩之とつぐみが家に戻ると、「仙ノ浦食堂」と書かれたワゴン車が泊っていた。その店を切り盛りする奥寺美幸(大竹しのぶ)が、浩之に弁当を届けにきたのだ。

丸山と丸屋は、改めて奈々子から話を聞く。通報が遅れたことを問われた奈々子は、母から出て行けと言われて昨日はネットカフェに行っていた、と答えた。奈々子は、ケアマネージャーに「私はもう看ない」というメールを送ったというが、確認すると届いていなかった。しかも、奈々子が家を飛び出すときに「殺してやる」と叫んでいたという証言もあった。

光子と絵美が北上医大に到着し、雅子の解剖が始まった。朝顔は、雅子の頬にある黒い点に目をとめ、採取する。するとそこで、ある事実が判明する。雅子の胃の中に溶けかかった大量の錠剤があったのだ。それは、雅子がかかりつけの病院で処方されていたものだった。

寝たきりだった雅子が自ら薬を準備できるとは思えないことから、丸屋は、薬の管理をしていた奈々子への疑いを強めていく。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』に出演した上野樹里、志田未来、平岩紙、才勝
同じころ、桑原(風間俊介)は、カフェで人を待っていた。そこにやってきたのは、田村聖奈(中村里帆)という女性だった。

その夜、帰宅した平は、仙ノ浦に行く準備を進める。桑原は、洗濯物を取り込んでいる。と、桑原のスマートフォンが鳴った。聖奈からだったが、桑原は電話に出なかった。そんな桑原の姿を見ていた平は、辞職届を出したことを伝えると、「気を付けろよ、いろいろと」と声をかけた。

徹夜で検証作業を続けていた藤堂たちは、胸の傷に一致するガラス片がないことを知る。そこにやってきた平は、証拠袋に入ったナイフを取り出す。照合した結果、胸の傷はそのナイフによるものであることがわかった。そこには、被害者以外の指紋がひとつ、残っていたという。

平は、宍戸のアパートの床が傾いていることに気づいていた。胸の血痕が横に流れていたのもそれが原因だと思われた。そこから推測すると、宍戸は寝転がった状態で刺された可能性もあった。

そこで藤堂は、胸の傷と大腿の傷のどちらが先にできたものかを調べるために、酵素が活性化しているかどうかに注目する。被害者が傷を受けてからもしばらく生きていた場合、体はなんとか傷を治癒しようと酵素が活性化するからだった。その検査の結果、胸の傷が先だったことがわかり…。

朝顔は、北上医大に奈々子を呼び、雅子の解剖結果を伝える。雅子はやはり睡眠薬の過剰摂取による中毒死だった。そしてその薬物は、雅子自身が飲んだものだった。雅子は飲んだふりをして薬を口中に隠し、それを枕元にため込んでいたのだ。雅子の口の中には口内炎があり、そこからも睡眠薬の欠片が見つかっていた。

真実を知り、疑ってしまったことを謝る丸屋と佐山。すると奈々子は、「もっと早く死んでくれればよかったのに」とつぶやいた。朝顔は、そんな奈々子に、「涙を流されましたよね」と告げた。雅子の頬に付着していた黒い点は、奈々子が使っていたマスカラだった。「泣くわけない。泣いたってどうしようもないじゃない」。奈々子は、そう言って涙を流し…。

朝顔は、つぐみを連れて帰宅する。その夜、朝顔は、平と桑原に浩之のことを話す。浩之が里子(石田ひかり)の手袋が発見された場所近くで見つけた歯を持っていたこと、そしてそれを調べることを望んでいないことを。平は、仙ノ浦に行ったら浩之と話す、というと、浩之の嫌がることはしたくないから里子かどうかは調べない、と朝顔に告げる。

朝顔は、仙ノ浦に行くようになって、もし自分が里子の立場だったら、と考えるようになったと桑原に話す。「もしそうなったら探さなくていいよ」という朝顔に対して、桑原は、平の気持ちがわかる気がする、と返すと、もし朝顔がいなくなったらどんなことをしても探すと思う、と続け…。

あくる日、法医学教室では熊田の送別会が行われる。宍戸を刺した犯人は、彼の交際相手だったという報告も入っていた。

桑原は、雨の中、港近くの倉庫を訪れていた。その前に姿を現す聖奈。すると桑原は、「銃を捨てろ」と叫んで、拳銃を撃ち…。

 

監察医朝顔6話ネタバレ!桑原が殺害の犯人!?

朝顔(上野樹里)は、朝になっても帰宅せず、電話にも出ない桑原(風間俊介)のことを心配していた。テレビからは、昨夜発生した、警察官殺害事件のニュースが流れていた。犯人は、警察官を襲って拳銃を奪い、現在も逃走中だという。

そこに、仙ノ浦を訪れている平(時任三郎)から電話が入る。桑原に連絡が取れないことを聞いた平は、対応に追われているのだろう、と言って朝顔を安心させる。

同じころ、野毛山署管内の港には、神奈川県警の捜査員たちが集まっていた。横たわっている遺体は、桑原と連絡を取り合っていた田村聖奈(中村里帆)。彼女は、拳銃で頭を撃たれていた。

神奈川県警管理官の瀧川雄一郎(近藤芳正)は、事件現場に居合わせた桑原を呼ぶよう指示する。そこに山倉(戸次重幸)ら野毛山署強行犯係が駆けつけた。しかし山倉らは、事件の詳細すら教えられずに帰されてしまう。

警察官殺害事件の影響で保育園が休みになってしまったため、朝顔は、つぐみ(加藤柚凪)を連れて法医学教室へ出勤する。藤堂(板尾創路)と絵美(平岩紙)も、小学校が休校になったために息子の大輔(小山春朋)を連れてきていた。

するとそこに、緊急の解剖依頼が入る。茶子(山口智子)が不在だったため、解剖は朝顔が行おうとした。ところが検視官の丸屋(杉本哲太)は、朝顔には今回外れてもらう、と言い出す。丸屋は、解剖してもらう遺体は神奈川県警の捜査員に撃たれた可能性がある、と皆に告げるとこう続けた。「その捜査員は、桑原刑事です」と――。

桑原は、監察官の五十嵐(松角洋平)から事情聴取を受ける。聖奈は、風営法違反の一斉摘発で応援に行った際に店で働いていた女性で、交際相手の件で相談を受けていたこと。事件当日、聖奈から呼び出しを受けて日の出港に行ったこと。そこで聖奈の交際相手・桐谷大和(坂本慶介)が、彼女を背後から拳銃で撃とうとしているのを制止するため、桐谷の右足を撃ったことを。しかし五十嵐は、現場の防犯カメラには桑原と聖奈しか映っていなかったことや、桐谷の痕跡もないことから、桑原の証言を裏付ける証拠は何もない、と告げる。

聖奈の解剖を手がけた藤堂(板尾創路)は、頭蓋骨や脳の損傷が激しいことから、どの方向から撃たれたのかわからないと丸屋に告げ、改めて脳を切り出して調べることにする。絵美(平岩紙)からその報告を受けた朝顔は、彼女の気遣いで、つぐみを連れて先に法医学教室を後にする。

そんな朝顔のもとへ、平から電話が入る。平は、浩之(柄本明)とこれから食事に行くのだという。朝顔は、桑原のことを言い出すことができなかった。

そこに、桑原の姉・忍(ともさかりえ)が、夕飯の食材を持って万木家を訪ねてくる。忍のおかげで、少しだけ気持ちが落ち着く朝顔。その夜、朝顔たちは一緒に夕食をとった。

つぐみが寝た後、朝顔と忍は、一緒に梅酒を飲む。万木家に泊まることにした忍は、「大丈夫。真也は絶対やってない」と言って朝顔を元気づけた。

桑原は、神奈川県警の会議室で、食事もとらずにただ座っていた。そこに、山倉が着替えを持ってやってきた。桑原は、桐谷という男が犯人だと山倉に伝えた。が、五十嵐が現れたため、それ以上は話すことができない。山倉は、直ちに桐谷を探すよう、岡島(斉藤陽一郎)に伝えた。

浩之は、平を仙ノ浦食堂に連れて行く。そこで平は、里子(石田ひかり)のことを知っている店主の美幸(大竹しのぶ)と出会った。食事を終えて帰宅した後、浩之は、平に「里子」と刺繍されたハンカチを見せ、言い出せなかったことを詫びた。

続けて浩之は、近いうちに入院することを告げ、この家に住んではどうかと平に持ちかける。浩之が寝室に向かった後、平は、そっとハンカチを開き…。

あくる日、興雲大学法医学教室に、焼死体の解剖依頼が入る。遺体は、男性であること以外、何もわかっていなかったが、表ほど損傷がひどくなかった背中には刺青があり、死斑も残っていた。

解剖を手がけた朝顔たちは、この遺体が死後焼却されたこと、死因は頭部打撲による脳挫傷で、死後1日半から2日ほど経過していることを丸屋に伝える。

聖奈の脳の切り出しを終えた藤堂は、丸屋とともに現場の位置関係を検証する。朝顔は、子どもたちを連れて席を外した。

桑原は、やってきた管理官の瀧川に、桐谷が犯人であることを訴えた。そこで瀧川は、桐谷は聖奈が撃たれる前に死亡していたことを告げる。朝顔が解剖した焼死体は、桐谷だったのだ。

つぐみを追いかけて法医学教室に戻った朝顔は、藤堂たちの話を聞いてしまう。それは、聖奈を撃ったのは桑原しか考えられないという検証結果で…。

監察医朝顔7話ネタバレ!胸騒ぎの理由とは?

朝顔(上野樹里)の夫で、神奈川県捜査一課の桑原(風間俊介)は、田村聖奈(中村里帆)を射殺した容疑で監察官の五十嵐(松角洋平)から厳しい追及を受けていた。

桑原は、聖奈を撃ったのは交際相手の桐谷大和(坂本慶介)だと主張。自分は、聖奈の背後から彼女に拳銃を向けた桐谷の右足を撃ったと証言した。だが、その桐谷が焼死体となって発見され、解剖の結果、聖奈が射殺されるよりも前に死亡していたことが明らかになる。桐谷の解剖を行ったのは朝顔だった。

朝顔は、検視官の丸屋(杉本哲太)に頼み、桐谷の遺体が見つかった現場を見に行く。だが、それを知った五十嵐は、朝顔の元を訪れると、丸屋をこの事件から外したと告げる。妻が夫のために記録を改ざんしないとも限らない、というのだ。

続けて五十嵐は、拳銃を撃ち慣れていない桑原の手元が狂った可能性は本当にないのか、と朝顔に問いかけた。それに対して朝顔は、どんな結果になろうとも自分の解剖に私情を挟むことはない、としながらも、担当を外れることには理解を示す。

それを受け、茶子(山口智子)は、光子(志田未来)にこの件を引き継ぐよう命じると、藤堂(板尾創路)や絵美(平岩紙)らにも徹底的に調べるよう指示する。そして朝顔には、光子をサポートするよう命じた。

一方、野毛山署の山倉(戸次重幸)らは、事件の発端となった、警察官が拳銃を奪われた現場周辺の防犯カメラ映像を手に入れる。平(時任三郎)が手配したものだった。さらに平は、ある人物に会って欲しいと山倉に頼む。

しかし、法医学教室も、野毛山署の刑事たちも、桑原の無実を証明できるような新たな証拠を見つけることはできないでいた。その間も五十嵐の取り調べを受けていた桑原は、聖奈のことを朝顔にも話していなかったせいもあり、ひとりで会いに行ったのは何か期待していたからではないか、とまで言われてしまう。

そんな中、捜査から外された忍(ともさかりえ)は、法医学教室を訪れる。つぐみ(加藤柚凪)が家に帰りたがっていることを知った忍は、朝顔の代わりに彼女と一緒に万木家に帰る。

食事を用意し、つぐみと一緒に食べる忍。だが、食事の後、テレビ電話で朝顔と話したつぐみは、朝顔がまだ何も食べていないことを知ると、デザート代わりのフルーツサンドを食べないと言い出す。忍は、悲しそうなつぐみを元気づけるためにマニュキアを塗ってやり…。

平の指示で組織犯罪の担当者に会いに行った山倉は、桐谷の刺青は半グレ組織「鬼神会」のメンバーの証であることを知る。だが、グループは2年前に解散しており、メンバーの所在はつかめていないという。

朝顔たちは、茶子の指示で一旦帰宅することになった。が、ひとり残った光子は、茶子に、以前一緒にいた男性のことを尋ね…。

朝顔が帰宅すると、忍とつぐみはすでに寝ていた。明け方、平も仙ノ浦から戻ってくる。平は、桑原は大丈夫だと朝顔に声をかけた。だが、疲れていたこともあって、つい平に当たってしまう朝顔。平は、そんな朝顔に、少し休むようアドバイスする。

朝、平は、朝顔たちの朝食や、法医学教室への差し入れ用におにぎりを用意する。起きてきた忍は、そんな平に、何か出来ることはないかと切り出す。朝顔が目を覚ますと、すでに忍は出かけていた。平は、忍に仕事を頼んだと告げ、つぐみは自分が見ている、といって朝顔を送りだす。

忍が向かったのは退職した少年課の元刑事の元だった。そこで鬼神会メンバーの情報を得た忍は、山倉に報告。山倉は、手分けして、元メンバーたちを当たることにする。

光子とともにさまざまな論文に目を通していた朝顔は、ある記事を見つける。それを元に、聖奈の脳の復元を行った朝顔たちは、聖奈が即死ではなく、撃たれた後も動いたり、話したりすることが出来た可能性があったことを掴む。その可能性を裏付けるかのように、伊東(三宅弘城)が持ってきた防犯ビデオに映っていた聖奈は、どこか視点が定まっていないようなようすだった。

さらに光子は、桐谷の尿中ミオグロビン値に注目した。尿中ミオグロビンは、筋肉が激しく損傷すると血の中にあふれ出し数値が高くなるが、桐谷の数値も異様な高さだったのだ。桑原が桐谷の右足を撃ったなら、その証明にもなり得るものだった。

伊東は、そうした結果を踏まえ、桑原の証言を裏付けることが出来ると管理官の瀧川(近藤芳正)に直訴した。しかし瀧川は、仮定が多すぎて証拠がないとし、確固たる証拠をそろえない限り桑原の嫌疑を晴らすのは難しい、と返す。

忍は、桐谷の仲間だった建築関連会社社長の望月(木原勝利)に会いに行く。望月は、父親の会社を継いで以来交流はないと証言し、桐谷の行きつけのバーのマスターなら何か知っているかもしれない、と話す。

光子は、新たな証拠を探すために、桐谷の遺体が発見された雑木林に足を運ぶ。するとそこには、テントを張って現場を調べて尽くしていた丸屋と沖田(藤原季節)の姿があった。

伊東の判断で、丸屋たちが集めた資料を得ることが出来た朝顔たちは、その中に遺体に付着していた虫を採集した箱を見つける。光子は、その虫の中にタイに生息するハエがいることに気づく。

山倉は、捜査員たちにタイに関係した場所を当たるよう指示した。すると忍は、望月が月に2回以上、タイに行っていることを指摘する。忍は、望月のことが気になり、彼について調べていたのだ。すると、ずっと防犯ビデオをチェックしていた森本(森本慎太郎)も、望月が映っていたことを思い出し…。

ほどなく、取り調べ中の桑原の元へ、瀧川がやってくる。瀧川は、桐谷を殺害したのが望月であることを告げ、桑原の証言が正しかったことを認めた。

桐谷は、先輩である望月の命令に逆らえず、警察官を襲って拳銃を奪っていた。だが、そのことを聖奈に知られ、しかも彼女が桑原と連絡を取り合っていることから、ふたりを殺すよう望月に命じられたのだ。聖奈のスマートフォンを使って地図を送り、桑原を呼び出したのも桐谷だった。

桐谷は、望月が所有するコンテナの中で聖奈の頭を撃っていた。それでも聖奈は桐谷の後を追い、桑原の前に姿を現したのだ。桑原に右足を撃たれた桐谷は、逃げることが出来ず、コンテナに戻っていた。その桐谷を射殺したのは望月だった。死亡推定時刻が違ったのは、燃やされるまでの間、桐谷の遺体はコンテナの中に放置されていたために腐敗が進んだからだった。コンテナからは、聖奈の血痕や、桐谷の右足の一部も見つかっていた。

朝顔が法医学教室を出て帰宅しようとすると、そこに桑原がやってくる。桑原は、聖奈が「逃げて」と警告してくれたことを明かし、彼女を救えたかもしれないという後悔はある、と続けた。そして刑事を続けたいことも。朝顔は、その思いを理解し、つぐみに寂しい思いをさせないようにふたりで助け合っていこうと約束する。

それから数日後、仙ノ浦へ移住する平は、朝顔や桑原に手伝ってもらって引っ越しの準備を終える。その夜、朝顔たちは、平のお手製のカレーで夕食をともにする。

平は、里子(石田ひかり)が残したメモなど思い出の品をカバンに詰め込む。そこで平は、震災のときに里子がしていた手袋を朝顔に渡した。

あくる日、朝顔は、平を見送った。そのとき、ふと里子と別れたときのことを思い出した朝顔は、平を呼び止めると、来週つぐみを連れて会いに行く、と告げる。

しかし平を見送った朝顔は何か「胸騒ぎ」を感じたのでした。

同じころ、桑原は、瀧川から長野への異動を告げられていて…。

 

監察医朝顔8話ネタバレ!美幸の「里子ちゃん」・・・の意味とは?

朝顔(上野樹里)が所属する興雲大学法医学教室に、新しいアルバイト学生として、医学科3年の牛島翔真(望月歩)が加わった。藤堂(板尾創路)や高橋(中尾明慶)は、また辞められたら困る、という理由から、何かと牛島に気を遣っていた。

一方、長野県警への異動を命じられた桑原(風間俊介)は、非番だった姉の忍(ともさかりえ)に手伝ってもらい、これからひとり暮らしをするアパートで荷解きをしていた。

朝顔と結婚し、万木家で暮らすことになったときの思い出に浸る桑原。忍は、そんな桑原に単身赴任生活に関する注意事項を伝えると、最後に「不倫するな」と釘をさす。もし不倫をしたら、朝顔の味方になってとことん追い込む、というのだ。

そんな折、法医学教室に解剖の依頼が入る。海岸の岩場に倒れているところを釣り人が発見した、60代後半と思われる男性の遺体だった。崖の上に男性のものと思われる靴がそろえてあったことから、自殺の可能性が高かったが、身元がわかるようなものはなかったという。

解剖を手がけた朝顔は、死因は頭蓋骨陥没による失血死と判断するが、遺体の手と爪に褐色森林土と石灰が付着していたことや、全身を骨折している中で右手の中手骨が折れていることが気になっていた。何かを殴って折れた可能性も考えられたからだった。

朝顔は、男性のワイシャツに付着していた血に、相手の血が混じっているかもしれない、と検視官の伊東(三宅弘城)に告げる。

ほどなく、教授会を終えた茶子(山口智子)が法医学教室に戻ってきた。が、朝顔から手渡された遺体の資料に目をやると、一瞬表情を変える茶子。それに気づいた朝顔は、死亡した男性のことを知っているのではないかと茶子に尋ねた。すると茶子は、30年前に起きたある事件のことを話し始める。

それは、仲井戸修(野中隆光)という男が、6歳の女の子・浅野栞里(志水心音)に暴行を加えて殺害し、遺体をバラバラにして埋めた凄惨な事件だった。夏休み最後の日に起きたこの事件で解剖を担当した茶子は、遺体の一部が見つかる度に、父親の忠(森下能幸)に身元確認をしてもらっていた。しかし、最後まで右手だけは見つからなかったらしい。朝顔たちが解剖した男性は、その浅野忠だというのだ。

ほどなく、発見された遺体は浅野であることが確認される。山倉(戸次重幸)ら強行犯係は、浅野の身辺を調査するとともに、念のため、昨年出所している仲井戸の足取りを追うことにする。

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仕事を終えた朝顔は、保育園で娘のつぐみ(加藤柚凪)を引き取って帰宅する。食事を終え、つぐみと一緒に明日のお泊り保育の準備をする朝顔。そこに、桑原から電話が入る。桑原は、また交番勤務になったことを朝顔に告げ、何かあったらすぐに連絡してほしいと続けた。

桑原と忍は、朝顔から送られてきたつぐみの画像を見ながら一緒にビールを飲む。そこで桑原は、最初から自分を受け入れてくれた万木家への思いを話し始めるが、いまでも朝顔の母親のことだけはわからない、という。もし自分の母親が同じ状況になったらという想像は出来るが、悲しすぎて頭が追い付かないというのだ。それゆえに、平もいない中で、朝顔の側にいてあげることすらできない状況を嘆いていた。忍は、すぐに戻れるから大丈夫だと声をかけて励ました。

同じころ、平は、夕食をとるために美幸(大竹しのぶ)の店を訪れていた。美幸は、客がこないため、店を閉めようかと思っていたという。そこで平は、ひとりで食べても寂しいから、といって、美幸に夕食を付き合ってもらう。

あくる日、つぐみを保育園に送り届けて出勤した朝顔は、茶子が30年前に書いた解剖記録を読み直し、栞里の遺体に石灰が付着していたことに注目する。そんな中、芦田山の森林で男性の右足が発見される。さらに、そこから10mほど離れた場所で左前腕も見つかっていた。右足には石灰が、左手の爪の中には皮膚片らしきものが付着していた。

解剖を担当した朝顔は、これらが同一人物のものであると断定。山倉や伊東(三宅弘城)らは、発見された手足は行方不明中の仲井戸のもので、皮膚片は浅野のものではないかと推測する。浅野の腕には、死亡するより前に付けられたと思われる爪痕が残っていたのだ。伊東から受け取った仲井戸修事件の捜査資料を読んでいた朝顔は、平が担当捜査員だったことを知り…。

宮里沼から戻った平は、美幸の店に立ち寄る。と、店内に緑色の公衆電話があることに気づく。美幸は、震災のときにこれが一番繋がった、と平に告げた。

平が帰宅すると、朝顔から電話が入る。朝顔から、仲井戸修事件のことを切り出された平は、遺体を捜索したとき、土が乾いて白くなっているところを重点的に探した、と伝える。

翌日、DNA検査の結果が出る。やはり、発見された右下肢と左前腕部は仲井戸修のものだった。また、爪から採取した皮膚片は浅野のものであることも明らかになっていた。すでに仲井戸の頭部や体幹部なども発見されていたが、右手だけはまだ見つかっていなかった。すると、事態はいきなり急転する。浅野はマスコミ各社に遺書を送付していたのだ。

浅野は、仲井戸を殺害する1週間前に偶然彼を見つけ、尾行をしていた。その際、仲井戸がまた少女に近づこうとしていることに気づいた浅野は、それを止めたのだ。しかし仲井戸は、浅野が名乗っても、彼のことはおろか、栞里のことすら覚えていないようすだった。浅野は、怒りに震え、落ちていた石で何度も仲井戸を殴打して殺害し、遺体をバラバラにして埋めた。右手は、絶対に見つからないように捨てたのだという。

さらに遺書には、右手の捜索を止めた警察や、妻の葬式にも押しかけてきたのに栞里のことを忘れてしまったかのように報じなくなったマスコミへに対する思いも綴られていた。桑原や忍、平も浅野の遺書の内容を伝えるニュースを見ていた。

浅野の遺体は、長男の正則(清水優)が引き取りにくる。正則の願いで、浅野の髪を黒く染めてやる朝顔と茶子。生前浅野は、栞里が気づくように、自分の葬儀の際には髪を黒く染めたいと言っていたらしい。遺体安置室で父の遺体と対面した正則は、来月結婚する予定だが、破談になると思うと朝顔たちに告げた。

続けて正則は、「あいつを殺す前に、一瞬でもそのことを思い出したんですかね。あんなに憎んでいた仲井戸と同じことして、この人の人生って何だったんでしょうか」と続け…。

遺体の引き渡しを終えた朝顔は、茶子に、解剖した資料や検体などは可能な限り無期限で保管することにしてはどうか、と提案する。茶子はそれを了承し、教授室を潰してそのスペースを作ろうと言い出す。

朝顔は、お泊り保育を終えたつぐみを迎えに行く。つぐみをしっかりと抱きしめる朝顔。その夜、ふたりは冷やし中華を食べる。

桑原は、交番の中でカップ麺を食べようとしていた。するとそこに迷い犬がやってくる。

平は、ひとりで弁当を食べていた。

美幸は、暖簾をしまい、店を閉める。と、引き出しから財布を取り出した美幸は、中から古いテレホンカードを出し、緑の公衆電話に差し込んで話し始め…。

ラストはなんと、公衆電話で話し始めた美幸でしたが、なんと・・・「里子ちゃん」と口にしていました。

里子ちゃんって生きてる!?一体どういう意味!?衝撃のラストでした。

監察医朝顔9話ネタバレ!モデル殺人事件と桑原の審議会

朝顔(上野樹里)は、つぐみ(加藤柚凪)と一緒に保育園の運動会に参加する。楽しそうなつぐみの姿を見つめる朝顔。

 同じころ、藤堂(板尾創路)や光子(志田未来)たちは、マンションの前で死亡していた21歳の大学生・小湊真由(愛甲ひかり)の解剖を行っていた。真由は、全身を11ヵ所も刺されており、死因は背部刺創による出血性ショックだった。真由が雑誌の人気読者モデルだったため、SNS上にはこの事件に関するさまざまな情報が流れていた。その中には、真由と親交があったモデル仲間の吉永明日花(水野瑛)や、かつて交際が噂された橘凛太朗(宮内伊織)の犯行を疑う声も上がっていた。

 そんな折、高橋(中尾明慶)と牛島(望月歩)が解剖室の掃除をしていると、突然解剖台横の水道が壊れ、水が噴き出す事態が発生。そのせいで、予定されていた解剖は別の大学に依頼することになってしまう。翌日出勤した朝顔は、真由の事件について調べるという光子を手伝おうとした。だが茶子(山口智子)は、修理が終わるまで休んで有休を消化するよう朝顔に指示する。

 あくる日、朝顔は、つぐみを連れて仙ノ浦に向かい、平(時任三郎)と再会する。その後、体調を崩して入院中の浩之(柄本明)を見舞う朝顔たち。そんな中、朝顔は、母・里子(石田ひかり)と中学・高校の同級生だったという美幸(大竹しのぶ)と出会う。

 一方、桑原(風間俊介)は、発砲した件で刑事部長から臨時の審議会への出席を命じられていて……。

 

 

朝顔(上野樹里)は、つぐみ(加藤柚凪)と一緒に保育園の運動会に参加する。楽しそうなつぐみの姿を見つめる朝顔。

藤堂(板尾創路)や光子(志田未来)たちは、マンションの前で死亡していた21歳の大学生・小湊真由(愛甲ひかり)の解剖を行っていた。真由は、全身を11ヵ所も刺されており、死因は背部刺創による出血性ショックだった。

真由が雑誌の人気読者モデルだったため、SNS上にはこの事件に関するさまざまな情報が流れていた。その中には、真由と親交があったモデル仲間の吉永明日花(水野瑛)や、かつて交際が噂された橘凛太朗(宮内伊織)の犯行を疑う声も上がっていた。

その解剖後ミーティングの際、藤堂たちは、検視官の伊東(三宅弘城)から、丸屋(杉本哲太)が警察を辞めてしまったことを教えられる。

解剖の後、茶子(山口智子)は、光子や絵美(平岩紙)とともに教授室の荷物整理を始める。同じころ、高橋(中尾明慶)と牛島(望月歩)が解剖室の掃除をしていると、突然解剖台横の水道が壊れ、水が噴き出す事態が発生。そのせいで、予定されていた解剖は別の大学に依頼しなければならなくなってしまう。

翌日出勤した朝顔は、真由の事件について調べるという光子を手伝おうとした。だが茶子は、修理が終わるまで休んで有休を消化するよう朝顔に指示する。

あくる日、朝顔は、つぐみを連れて仙ノ浦に向かい、平(時任三郎)と再会する。その後、体調を崩して入院中の浩之(柄本明)を見舞う朝顔たち。そこで浩之は、1本の歯を包んである里子(石田ひかり)の名前が刺繍されたハンカチを手渡し、これが里子のものかどうか調べてほしいと朝顔に頼んだ。

以前浩之は、調べる気はないと言っていたが、気が変わったのだという。そんな中、朝顔は、里子と中学・高校の同級生だったという美幸(大竹しのぶ)と出会う。

その夜、朝顔は、ハンカチのことを平に伝えた。平は、どうすればいいのかわからない、という朝顔に、自分が預かると告げる。

一方、朝顔たちと入れ違いで万木家に戻ってきた桑原(風間俊介)は、発砲した件で刑事部長から臨時の審議会への出席を命じられていた。姉の忍(ともさかりえ)や山倉(戸次重幸)ら、野毛山署強行犯係の面々は、桑原を励まそうと、万木家に集まって夕食をともにする。

翌日、朝顔は、平の代わりに宮里沼に向かい、捜索活動を行う。と、朝顔の元に、美幸が弁当を届けにくる。平から頼まれたのだという。そこで美幸は、平にはずっとこの地にいてほしい、と朝顔に告げ…。

桑原は、臨時の審議会に出席した。もうひとり、拳銃を奪われた山田直人巡査部長(友松栄)も出席する予定だったが、ケガが悪化したとの理由で欠席だった。桑原は、神奈川県警刑事部長の三浦信造(田中要次)から拳銃使用の件を厳しくとがめられ、暗に自主降格をするよう促される。

万木家に戻った朝顔たちは、審議会から戻った桑原と再会する。桑原は、自主降格を勧められたことを朝顔に打ち明け、給料や手当てが減ってしまうことを詫びた。そんなことはどうでも良い、と返す朝顔。その夜、桑原は、朝顔のために用意しておいたプレゼントを手渡した。それはネックレスだった。喜んだ朝顔は、桑原に抱きつき…。

翌日、興雲大学法医学教室に解剖の依頼が入る。運ばれてきた遺体は、真由の事件で捜査線上に浮かんでいたモデル仲間の明日花だった。解剖を担当した朝顔は、死因が背部刺創による失血性ショックであること、腹腔内に多量の出血があったことを報告する。刺された場所や、刃渡りの長い凶器が使われていることなど、真由との事件と酷似しているのも特徴だった。

解剖中、写真撮影を担当した牛島は、犯人が憎いといって涙を流した。報告を受けた山倉は、残る重要参考人、橘をマークするよう部下たちに指示した。

光子とともに明日花が刺された現場に向かった朝顔は、真由のときと同様に、血痕が少ないことに注目する。解剖記録を見比べた朝顔は、似た場所を刺されていると思っていたが真由と明日花が、医学的にはまったく同じ位置を刺されていることに気づく。

するとそこに、電話が入った。山田巡査部長が死亡したというのだ。山田は、審議会に行く支度をしている最中に倒れたらしい。朝顔は、審議会に向かっていた桑原に、山田の死を伝えた。

司法解剖の結果、山田の死因は、襲われた際に頭を殴られていたことによる、外傷性の遅発性脳内出血であることがわかる。朝顔たちから説明を受けた山田の妻・亜紀(高畑こと美)は、襲われた時に拳銃に手をかけたが、警察官が撃ったら問題になると思い撃たなかったことを山田から聞いたと話す。山倉は、そんな亜紀に、山田は必ず殉職扱いになる、手続きも手伝うと声をかけるが…。

審議会に出席した桑原は、山田が殉職したことを三浦たちに告げると、単独行動や報告義務違反以外の判断は間違っていない、どんな危険な職務につく人間も自分を守る権利があると主張する。

するとそこに、監察官の五十嵐(松角洋平)が現れ、取り調べを担当した自分が審議会から外された理由を三浦たちに尋ねた。続けて五十嵐は、自主降格を促して自分たちの責任から逃れるための密談だとしたら見逃すことは出来ない、と三浦に言い放つ。そこで桑原は、自主降格しないことを宣言し…。

真由と明日花の事件は、テレビやネットニュースで連日報じられ、重要参考人の橘のアパートにも取材陣が押しかけていた。と、橘のアパートを張っていた忍が彼の部屋から煙が出ていることに気づき、部屋に踏み込んだ。

するとそこには、練炭を使って自ら命を絶った橘が横たわっていた。部屋にあった橘のパソコンには、エゴサーチをしていた履歴も残されていた。解剖の結果、死因はやはり一酸化炭素中毒だった。

朝顔や茶子は、橘の解剖後、ある懸念を確認するために真由と明日花の再解剖を行おうとしていた。するとそこに平から電話が入る。浩之の容体が悪く、うわごとで朝顔の顔が見たいと言っているというのだ。茶子は、再解剖を引き継ぎ、仙ノ浦にすぐ向かうよう朝顔に指示した。

牛島は、光子から解剖室の掃除を頼まれる。そこで牛島は、記録用のパソコンを立ち上げ、スマートフォンでその画面を撮影する。

朝顔が仙ノ浦の病院へ到着すると、浩之はベッドの上での体をおこしていた。浩之は、たいしたことはないのに医者が騒いだと朝顔に告げると、リンゴが食べたいと言い出す。美幸が持って来てくれたというリンゴを剥いてやる朝顔。そこで朝顔は、里子と美幸が同じ合唱部だったこと、美幸の夫と娘が震災で亡くなったことを知る。

その夜、朝顔と平は、美幸の店を訪れる。美幸は、緑色の公衆電話の前に座り、受話器に耳を当てていた。美幸は、電話しているのではなく、繋がらないとわかっていてもかけたくなってしまう、と朝顔たちに話す。

テーブルの上には、バースデーケーキが置かれていた。娘の誕生日なのだという。美幸が使っていたテレフォンカードは、娘が1歳になった記念に作ったものだった。朝顔は、リンゴの礼を言ってエコバッグを返した。美幸は、そんな朝顔と平に、食事をしていってほしいと告げる。

帰りの車の中で、朝顔は、ずっとここにいて里子のことを探すのか、と平に尋ねた。それに対して、いつか探せなくなる日が来るから探せる間に探したい、と返す平。そんな父に朝顔は、歯を調べるのはもう少し後にすると伝えると、それまでの間、預かっていてほしいと頼んで仙ノ浦を後にする。

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翌日、茶子は、朝顔に再解剖の結果を伝える。それは朝顔が推測した通りの結果だった。やはり犯人は、正確に急所を狙っていたのだ。

同じころ、牛島は、友人たちにスマホの画像を見せる。それは解剖された際の橘の写真だった。友人たちは牛島からその写真を送ってもらうと、その場でSNSにアップしてしまう。

ほどなく、法医学教室に、理事長室から連絡が入る。流出した解剖画像について事情を聞きたいという。流出した橘の写真は、女子大生殺しの犯人として恐ろしい勢いで拡散していた。その画像を見た朝顔は、解剖室のパソコンを撮影したものであることに気づく。そしてその画像は、パソコン画面に映り込む牛島の顔もあった。

事情を聞かれた牛島は、自分が撮影し友人に送ったこと、それを友人が目の前でアップしたことを認めるが、自分は皆が知りたかったことを広めただけでそれの何か悪いのか、と主張する。そんな牛島に対して朝顔は、橘が犯人ではないことを告げる。

橘は犯人と同じ左利きだが、過去に左手の腱を切っており、何度も人の体を刺せる力がなかったのだ。続けて朝顔は、法医としての在り方や、人間の尊厳について話し、橘も真由や明日花と同じように傷を負った被害者であることを伝えて、自分のしてしまった罪の深さを覚えておくよう涙ながらに訴えた。

別の日、朝顔たち法医学教室の面々は、茶子からティーパーティーの誘いを受ける。すでに、真由と明日花を殺害した疑いで、デートクラブでふたりと知り合ったと思われる医師が逮捕されていた。するとそこに、牛島もやってくる。

茶子は、法医学教室に残るよう牛島に告げると、自身は大学を辞めることにしたと皆に伝える。茶子は、朝顔たちに最高のチームだと伝え、後は頼んだと言い残して去っていく。

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帰宅した朝顔は、茶子が辞めたことを平にも伝える。だが、電話を切る際に平が言った言葉にショックを受けてしまう。朝顔は、すぐに桑原に電話し、平のようすがおかしいことを伝えた。「じゃあな、里子。朝顔によろしく」。朝顔は、電話を切る際に平がそう言ったことを桑原に告げ…。

 

 

監察医朝顔10話ネタバレ!光子が感染症に!?

朝顔(上野樹里)たちのもとへ、緊急の解剖依頼が入る。朝顔は、つぐみ(加藤柚凪)が通う保育園に延長保育を頼むと、光子(志田未来)や絵美(平岩紙)たちと手分けして解剖を行った。

光子たちの好意で先に法医学教室を後にした朝顔は、保育園までつぐみを迎えに行き、帰宅する。と、そこに美幸(大竹しのぶ)から宅配荷物が届く。その中には、まんじゅうや干物などの仙ノ浦土産が入っていた。

お礼の電話をかけた朝顔に、美幸は、平(時任三郎)が最近、店の手伝いをしてくれていることを伝える。続けて美幸は、朝顔の母・里子(石田ひかり)が合唱部時代に使っていたピアノ譜を見つけたから今度送る、と約束する。

あくる日、朝顔が出勤すると、光子や高橋(中尾明慶)、藤堂(板尾創路)がいた。朝まで作業をしていたのだという。

そこに、興雲大学の西門で移動販売をしているベーカリーショップ「ホワイトベーカリー」のアルバイト店員・北村愛菜(矢作穂香)がチラシを持ってやってくる。すると、突然落ち着き気がなくなる高橋。実は高橋は、ホワイトベーカリーの常連で、新商品が出ればいつも買っているのだという。

そんな中、朝顔たちのもとに、坂口拓海という男性の遺体が運ばれてくる。坂口は清掃員で、配管のメンテナンス中にビル屋上から転落したとのことだったが、安全ベルトを自ら外したという目撃情報があがるなど、どこか不可思議な点があった。

仕事が立て込んでいたこともあり、坂口の解剖は朝顔のサポート下で、光子が行うことになった。ところがその執刀中、光子は誤ってメスで自身の指を傷つけてしまう。

解剖によって、坂口は何らかの感染症にかかっていた可能性が判明する。それを知った光子のようすがおかしかったことから彼女が指を切ってしまったことを知った朝顔は、光子に興雲大学病院で手当を受けさせる。

藤堂は、絵美とともに大学や保健所など関係各所へ連絡した。連絡を受けた大学側が今回の事故を公表したため、この件はすぐにネットニュースなどに取り上げられていた。

ほどなく、坂口の妻・早苗(安藤聖)が法医学教室にやってくる。妊娠中の早苗は、夫の突然の死にショックを受けながらも、お腹の子への感染を心配し、酷く動揺していた。応対した朝顔は、そんな早苗の姿に胸が詰まり…。

緊急事態のため、高橋は、坂口の感染症検査を早めてもらうよう手配した。検査の結果は夜中にもわかるという。光子は隔離され、誰とも会えない状態だった。

保育園につぐみを迎えにいった朝顔は、つぐみが友だちとケンカしたことを知る。しかしつぐみは頑なに理由を言おうとはせず、保育園も先生もママも嫌いだとごねてコップに入ったジュースをぶちまけてしまう。そんなつぐみを、思わず強い口調で叱りつける朝顔。するとつぐみは、号泣しながら2階に上がってしまう。

しばらくしてようすを見に行った朝顔は、布団の中に隠れて泣いているつぐみに声をかけた。そこで、感染症のニュースが原因で、友だちのために持って行ったまんじゅうを食べてもらえなかったこと、朝顔が病気だからつぐみと遊ぶと病気がうつるなどと言われたことを知った朝顔は、いたたまれない気持ちでつぐみを抱きしめた。

そんな中、高橋から電話が入る。感染症検査の結果、坂口は狂犬病の疑いがあるという。すでに光子は、感染症科でワクチンの接種を受けていた。朝顔は、動揺を隠せないでいる高橋に、ワクチンを打ったなら心配ないと伝えた。

桑原(風間俊介)から電話をもらった朝顔は、つぐみのことと光子の一件を打ち明け、自分を責めた。桑原は、そんな朝顔に、会いに行くから4時間待ってと伝えて、家を飛び出す。明け方、万木家に到着した桑原は、朝顔を抱きしめ…。

詳しい検査の結果、やはり坂口は狂犬病に感染していたことが明らかになった。山倉(戸次重幸)たち野毛山署強行係も、海外に社員旅行に行った際、坂口が野犬と遊んでいたという目撃証言を得ていた。

検査の結果を知らされた光子は、ショックを隠し、明るく振る舞おうとした。だが、自分たちの前で無理をするなと朝顔に言われると、泣きながら自分を責める。朝顔は、光子を優しく抱きしめた。

同じころ、桑原は、朝顔や光子の仕事のことを改めてつぐみに話す。頑張っている人に酷いことを言うのは間違っている、という桑原の言葉にうなずくつぐみ。「つぐみとパパは、頑張ってる人のことを応援してあげよう」。桑原は、そういってつぐみに笑顔を見せた。

朝顔たちは、みんなで協力して坂口の遺体を綺麗にする。光子の提案だった。ようやく夫の遺体と対面することが出来た早苗は、涙を流しながら別れを告げた。

つぐみは、帰宅した朝顔に、嫌いだと言ってしまったことを謝った。自分で描いた家族の絵を朝顔に手渡すつぐみ。朝顔も、つぐみの気持ちに気づいてあげられなかったことを謝った。

それから数週間後、最後の検査を終えた光子が法医学教室に戻ってくる。結果は陰性だった。思わず光子を抱きしめる絵美。アルバイトの牛島(望月歩)は、号泣していた。

平は、美幸の店で飲んでいた。平が来てくれて嬉しい、といって手を握る美幸。そのとき、頼んでいた運転代行業者が店の前に到着する。そっと手を放し、挨拶して帰る平。

しかし、テーブルにはキーケースと、ビニール袋に入っている、「里子」と刺繍されたハンカチが残されていた。ハンカチを手に取り、その中に歯が包まれていることを知る美幸。そこに、忘れ物に気づいた平が戻ってくる。美幸は平に、キーケースとハンカチを手渡す。

朝顔は、家にあるピアノの前にいた。側には、里子が使っていたというピアノ譜があった。朝顔は、ピアノ譜を送ってくれた礼を言うために、美幸に電話する。その際、朝顔は、平のようすにおかしいところはないか、と尋ねた。すると美幸は、いつも元気そうで羨ましいくらい、と答えるが…。

監察医朝顔11話ネタバレ!トンネル事故

興雲大学法医学教室では、検事との打ち合わせがあった朝顔(上野樹里)を始め、光子(志田未来)や絵美(平岩紙)、藤堂(板尾創路)らもそれぞれ仕事に追われていた。

そこに、パンの訪問販売をしている「ホワイトベーカリー」の店員・愛菜(矢作穂香)がやってくる。実は高橋(中尾明慶)は、来週、愛菜と食事に行く約束をしていた。

一方、平(時任三郎)は、自身の体調に不安を抱いていた。美幸(大竹しのぶ)の店に、キーケースや大事にしていたはずの里子(石田ひかり)のハンカチまで忘れてしまったからだった。相談受けた美幸は、大丈夫だから、といって明るく平を励ました。

朝顔は、薬物の過剰摂取により中毒死した若い男性の遺体を解剖する。血液からは覚せい剤の成分が検出されたが、不純物が多いことからかなり粗悪な薬物を使用していたものと思われた。伊東(三宅弘城)によれば、別の大学でも似たようなケースの解剖結果があったらしい。

その夜、朝顔のもとに、入院中の祖父・浩之(柄本明)から連絡が入る。転院することになった浩之は、以前、朝顔に手渡した、里子のものかもしれない歯の検査結果を知りたがっていた。朝顔は、桑原(風間俊介)に電話して事情を伝え、つぐみ(加藤柚凪)を連れて浩之に会いに行くことにする。

あくる日、朝顔とつぐみは、駅まで車で迎えにきた平(時任三郎)とともに浩之が転院した病院へと向かう。だが平は、何故か以前浩之が入院していた病院に向かってしまった上、面会の予約日も間違えていた。

病院側に調整してもらい、浩之に面会することができた朝顔は、歯を調べていないことを打ち明ける。あの歯が里子のものだとわかっても悲しみは終わらないのだから、いまは治療に専念して長生きしてほしい、と話す朝顔。

すると浩之は、朝顔には自分の気持ちがわからない、あのとき里子ではなく自分が死ねばよかった言い出し、朝顔が調べないなら別の人に頼むから返してくれ、と涙ながらに訴えた。

病院を後にした朝顔たちは、美幸の店で夕食を取って浩之の家へと戻った。夜、朝顔は、平に体調のことを切り出し、検査してもらった方が良いと告げる。しかし平は、耳を貸さずに怒りだしてしまい…。

あくる朝、朝顔は、土産を買いに行くと言って家を出て、美幸の店を訪れる。平のようすについて聞くためだった。すると美幸は、朝顔の心配が本当だったとしてどうするのか、と問いかけた。仕事や子どもの世話をしながら、平の介護までできるのか、というのだ。「こっちのことは心配しないで。私がいるから」。美幸はそう朝顔に告げた。

朝顔とつぐみは、平に駅まで送ってもらう。別れ際、つぐみは、会いたくなった来てねといって、お手製の新幹線チケットを平に手渡した。

一方、桑原は、近くのトンネルで不気味な音がするとの通報を受け、巡回に行く。その場所では、しばらく前からお化けがでるという噂もあり、同僚の竹岡(佐野瑞樹)もようすを見に行ったことがある場所だった。するとそこで、天板の崩落事故が発生し、桑原が巻き込まれてしまう。

万木家に戻った朝顔は、藤堂(板尾創路)からの電話でトンネル事故のことを知る。朝顔は、多忙な母のことを心配するつぐみ(加藤柚凪)を非番だった忍(ともさかりえ)に任せて、大学へと向かった。

長野県警からの要請を受け、光子や絵美らとともに現地へ向かうことになった朝顔は、法医チームのリーダーを引き受ける。このときまだ、桑原が事故に巻き込まれていることを知らなかった朝顔は、彼への電話がつながらないことに不安を抱きながら、遺体安置所や本部の設営を始める。

現場には、伊東や、災害死亡者家族支援チーム・DMORTの敷島由紀(今藤洋子)らも駆けつけていた。

そんな中、朝顔は、竹岡から、桑原が事故に巻き込まれたことを教えられる。それでも、気丈に準備を続ける朝顔。すると、本部が設置された集会場に、事故の被害に遭ったと思われる者の家族や近隣住民たちが押しかけ、伊東や竹岡らに詰め寄る騒ぎが起きる。遺体安置所が設営されていることから、余計に心配になっているようだった。朝顔は、そんな家族たちの気持ちに寄り添いながら遺体安置所の必要性を訴え、理解を求めた。

朝顔が作業を続けていると、桑原からの着信があった。桑原は、崩落事故に巻き込まれたものの軽傷で、すでに手当も終わっているという。朝顔は、現地に来ていることを告げ、心配していた忍にも電話するよう伝えた。

夕方になり、少しずつ被害状況が分かり始める。これまでのところ、死者も重傷者も出ていなかった。救助活動は、長野県警の働きかけで日没後も続けられることになっていた。法医の詰所に駆けつけた桑原と再会を果たす朝顔。そこに、忍から電話が入る。つぐみが家からいなくなった、という知らせだった。

監察医朝顔12話ネタバレ!行方不明になったつぐみの行方は!?

朝顔(上野樹里)たち興雲大学法医学教室のメンバーは、派遣要請を受け、長野で起きたトンネルの天板崩落事故現場へと向かった。

巡回中に事故に巻き込まれていた桑原(風間俊介)が無事だったことを知ってほっとしたのも束の間、忍(ともさかりえ)と一緒に留守番をしていたはずのつぐみ(加藤柚凪)が行方不明になったとの知らせが入る。

朝顔は、事故対策現場を光子(志田未来)や絵美(平岩紙)、高橋(中尾明慶)ら任せて、桑原とともに万木家へと急いだ。

万木家に到着した朝顔たちは、手分けして心当たりがある場所を探したが、見つからない。連絡を受けた野毛山署の森本(森本慎太郎)らも、仕事を終えるとつぐみの捜索に加わった。

それからしばらく後、つぐみがある無人駅で見つかったという知らせが入る。朝顔は、送り届けてくれた警察のパトカーから泣きながら降りてきたつぐみを抱きしめた。

朝顔は、つぐみが見つかったことを絵美に報告し、現場に戻ろうとした。が、その必要はないという絵美。幸いなことに、今回の事故ではひとりの死者も出なかったのだ。

桑原は、落ち着きを取り戻したつぐみに、何故約束を破ってひとりで出かけたのか、と問いかけた。実はつぐみは、自分で作った新幹線の切符を持って、平(時任三郎)のもとへ行こうとしていたのだ。「ママ、いつも大変。つぐみのせいで泣いている」というつぐみ。その思いを知った朝顔は、しっかりとつぐみを抱きしめ、心配をかけてごめん、と謝った。

つぐみが眠った後、桑原は、朝顔のためにおにぎりを用意する。それを食べながら、平のことや、仕事で遅くなってしまいつぐみを保育園で待たせていること、浩之(柄本明)から頼まれた里子(石田ひかり)のものかもしれない歯の検査を先延ばしにしてきたことに触れ、自分を責める朝顔。

すると桑原は、万木家に戻る、と朝顔に告げる。朝顔が辛い時や大変な時にそばにいるために結婚したのだから、と―。

一方、藤堂(板尾創路)は、バーで働いていたという若い男性・木嶋和樹の解剖を行っていた。死因は薬物の過剰摂取で、先日、朝顔が解剖した薬物中毒死の男性と全く同じ成分の覚せい剤が検出されていた。それは、「ドロップ」と呼ばれている覚せい剤だった。

木嶋の資料を見た牛島(望月歩)は、彼が働いていたバーに行ったことがあると言い出す。するとそこに、階段から転落したという住所不定無職の22歳の女性・松野紗英(依田ゆい)の解剖依頼が入る。

解剖を担当した朝顔は、紗英が額の皮膚病や腕などの注射痕をファンデーションで隠していることに気づく。髪の毛は白髪染めをしており、簡単に抜け落ちる状態だった。

薬物検査の結果、紗英の尿から「ドロップ」と同じ覚せい剤成分が検出される。紗英は、薬物のせいで血圧が上昇し、脳出血を起こして意識を失ったために転落したものと思われた。

木嶋と紗英には共通の知り合いがいたという情報を入手した山倉(戸次重幸)は、助力を求めて平に電話する。しかし平は、探し物をしていて電話に気づかなかった。

仕方なく、山倉がひとりで向かったのは、平の友人でもある神奈川県警組織犯罪対策課の矢神(宇梶剛士)のところだった。矢神によれば、木嶋は鮫島組の構成員で、海外から持ち込んだ覚せい剤を売る役目を担っていたが、その金をくすねたことで殺されたのではないか、ということだった。

そして、矢神には交際していた女性がおり、その女性が紗英とも顔見知りだったらしい。山倉は、矢神が持っていた女性の写真をスマートフォンで撮影した。

桑原は、平に電話し、神奈川に戻りたいが、誰にどのように話をすべきか相談する。その電話中も、平がずっと里子の歯を探しながら話していることを知る桑原。朝顔が歯を預かり、手袋と一緒に保管していることを確認した桑原は、もう一度平に電話してそれを伝え…。

愛菜(矢作穂香)とデートする予定になっていた高橋は、いつものように彼女の移動販売車までパンを買いに行こうとする。と、突然現れた刑事たちに囲まれてしまった高橋は、愛菜の元交際相手について何か知らないか、と問われる。木嶋が交際していた女性とは、愛菜のことだった。

その夜、桑原は、仕事を終えて帰宅した朝顔に、平のところに行ってみると告げる。

同じころ、愛菜と食事に行った高橋は、彼女からマフラーを貸してもらう。翌朝、そのマフラーについていた髪の毛を密かに検査した高橋は、覚せい剤の陽性反応が出たことにショックを受けていた。

朝顔たちは、紗英の話を聞きたいと言って訪ねてきた彼女の両親、武弘(住田隆)と翠(黒沢あすか)に会う。武弘は、紗英のことを犯罪者と呼び、一族の恥だと言ってすぐに帰ってしまう。だが翠は、紗英に会いたいという。

翠は、薬物の影響で紗英の姿が変わってしまったことから、落ち着いてからの方が良いのではないかという朝顔の言葉を受け入れず、娘の遺体と対面した。

動揺する翠の姿を目の当たりにした朝顔は、紗英を元気だったころの姿に戻せないかと苦慮する。それを聞いて、どこかに電話をする光子。ほどなく、紗英の両親から警察に、遺体を引き取りたいという連絡が入る。が、両親ではなく、業者が引き取ってそのまま火葬するらしい。

そこに、興雲大学法医学教室を去った元教授の茶子(山口智子)が突然現れる。茶子は、若林(大谷亮平)と一緒で…。

監察医朝顔13話ネタバレ!茶子先生が驚きの変貌

朝顔(上野樹里)たちは、覚せい剤の過剰摂取で死亡し、変わり果てた姿になった22歳の女性・松野紗英(依田ゆい)を、何とか元の姿に戻せないかと苦慮していた。

するとそこに、興雲大学法医学教室を去った元教授の茶子(山口智子)が突然現れる。茶子は、若林昭信(大谷亮平)と一緒だった。

実は若林は、遺体に防腐処理を施して生前に近い状態に戻すエンバーマーだった。茶子はヘッドハンティングされ、若林が興した会社のアシスタントエンバーマ―になっていた。若林の会社は、エンバーミングだけでなく、大切な存在を失った人たちが抱える深い悲しみに寄り添う「グリーフケア」を目指しているのだという。

エンバーミングには遺族の同意が必要になるため、朝顔は茶子とともに紗英の両親に会いに行く。母親の翠(黒沢あすか)は朝顔たちの提案に感謝するが、父親の武弘(住田隆)は家出した挙句、薬物中毒で死んだ娘のことがまだ許せていないようすだったが、紗英が戻りたい姿にしたい、という朝顔や茶子の熱意に心を動かされ、エンバーミングに同意する。

高橋(中尾明慶)は、愛菜(矢作穂香)の髪の毛から、覚せい剤の陽性反応が出たことを朝顔や藤堂(板尾創路)らに伝えると、朝顔とともに野毛山署を訪れ、強行犯係の山倉(戸次重幸)に検査結果の資料を提出した。

山倉は、愛菜がかつて覚せい剤の売人をしていた暴力団の構成員・木嶋と交際していたことから、売買にも関わっていた可能性もあるとして、愛菜がパンの移動販売をしている興雲大学に向かい、彼女の身柄を確保するよう忍(ともさかりえ)に指示する。

高橋は、山倉に願いでて、身柄を拘束される前に愛菜と話す機会を得る。最初は薬物の使用を否定していたが、友人だった紗英の死を知り、ショックを受ける愛菜。彼女は、木嶋が悪い男とだとわかっていたが、別れられなかったのだという。

同じころ、茶子と若林は、朝顔たちの立ち合いの下で紗英のエンバーミングを行う。注射痕や変色した皮膚を脱色し、髪の毛を染める茶子たち。朝顔は、最後の化粧は相談しながら仕上げたいと翠たちに伝えた。しかし、2年間も会っていなかったため、どうすれば良いのかわからずに戸惑う翠たち。そこで朝顔は、山倉たちに連行されようとしていた愛菜に協力を求めた。

朝顔は、協力してくれた愛菜に礼を言い、翠たちが喜んでくれていたことを伝えた。続けて朝顔は、薬を止めたかったという愛菜に、紗英も同じだったと告げる。紗英の注射痕はいずれも古いものだったのだ。

だが、その反動で禁断症状が出てしまい、多量の薬物を摂取して脳出血を起こしていたのだ。生きているからまだ間に合う――朝顔は、そう愛菜に伝えた。高橋も、連行されていく愛菜の背中に向かって、「頑張れ!」と声をかけた。

一方、平(時任三郎)は、認知症に関する書籍を読んでいた。部屋には、至るところにスケジュールなどのメモが貼られていた。桑原は、平に電話をして、会いに行きたいと伝える。しかし平は、心配してもらう必要はないと電話を切ってしまう。

その夜、藤堂は、落ち込んでいる高橋を誘って飲みに行く。あくる朝、朝顔たちが出勤すると、結局一晩中楽しんだという藤堂と高橋がぐったりしていた。藤堂は、朝からの講義には出られないと言い出し、朝顔に代役を頼んだ。

朝顔が大教室へ向かうと、最前列に陣取っていた学生が慌てたようすで席を移ろうとする。何とその学生は、元検視官の丸屋(杉本哲太)だった。丸屋は、朝顔たちに触発され、興雲大学の臨床検査学科に入っていたのだ。

丸屋は、朝顔たちに挨拶しようと何度も法医学教室を訪れていたが、その度に解剖の依頼などが入っていて機会を失っていたらしい。藤堂は、一緒に働きたいという丸屋の申し出を受け、彼を法医学教室でアルバイトさせることにする。

そんな折、朝顔たちの元に、65歳の独居女性・高木春江の解剖依頼が入る。二型糖尿病の既往歴があるという春江は、手足の指だけでなく、内臓も壊死していた。解剖を担当した朝顔は、可能なら春江の部屋を訪れて、水質検査など周辺環境を調べたいと申し出る。

丸屋とともに春江の部屋を訪れた朝顔は、ひとり暮らしにしては多すぎる量の作り置き料理や、大量の牛肉が冷凍保存されていることに不審を抱く。その際、朝顔たちは、春江の隣室に住む宮田市郎(赤楚衛二)が、前夜、春江からハヤシライスのルーをもらっていたことを知る。

朝顔は、宮田からそのルーを預かり、検査することにする。さらに丸屋は、宮田の部屋にあった春江の料理や、冷凍保存されていた肉などをすべて運び込み、高橋たちと一緒に調べ始める。

そのころ忍は、食材を持って、ひとり暮らしをしている桑原を訪ねていた。桑原は、神奈川県警に戻る道を模索していたが思うように事が運ばず、忍に「警察、やめようかな」とメッセージを送っていたのだ。警察を辞めて別の仕事をするしかない、などという桑原に、忍は、それで朝顔は喜ぶのか、と投げかけ、遠くにいても助け合えるのが家族なのではないかと告げた。

検査の結果、春江は、劇症型溶血性レンサ球菌が原因で敗血症を起こしたことが明らかになる。朝顔と丸屋は、宮田のもとを訪れて、借りていた料理には問題がなかったことを伝えて、返そうとした。

だが宮田はそれを受け取らず、処分してほしいと言って部屋のドアを閉めてしまう。実は春江は牛肉アレルギーだった。彼女が宮田に届けていた数々の料理は、余りものなどではなく、宮田のために作ったものだった。丸屋は、ドア越しに宮田にそれを伝え…。

仕事を終えた朝顔は、平に電話して、ケンカしてしまったときのことを謝った。平もまた、怒鳴りつけたことを朝顔に詫びると、明日の朝、病院で検査を受けると約束する。

あくる日、朝顔が平に電話をすると、平はいま起きたところだという。しかも平は、前夜の電話で病院に行く約束したことすら覚えておらず…。

監察医朝顔14話ネタバレ!平が認知症を受け入れ朝顔たちと一緒に暮らすことに

朝顔(上野樹里)は、父親の平(時任三郎)と、もう一度話し合おうと決意する。平は、朝顔と電話で話した際に、明日病院へ行くと約束したが、翌朝になるともうその約束を覚えていなかったのだ。

朝顔は、法医学教室の藤堂(板尾創路)や絵美(平岩紙)たちに事情を話し、1週間の休みをもらう。

平は、仙ノ浦食堂の美幸(大竹しのぶ)に協力してもらいながら、宮里沼の捜索を続けていた。スポーツセンター建設のため、宮里沼の埋め立て工事が始まるまであと2週間ほどに迫っていた。

一方、桑原(風間俊介)は、仕事や子育てに追われている朝顔を少しでも手助けしようと、休日のたびに長野から神奈川に戻っていた。同時に、神奈川県警への復帰の道を模索するが、話を聞いてもらえない。

事情を知った野毛山署強行犯係長の山倉(戸次重幸)は、桑原を戻すために県警の人脈に当たってほしいと部下たちに頼んだ。

朝顔は、つぐみ(加藤柚凪)を連れて、平が暮らす仙ノ浦を訪れる。だが平は、朝顔たちが来ることも忘れていたようだった。

朝顔は、つぐみの面倒を平に頼むと、土産を渡しに祖父の浩之(柄本明)が入院している病院を訪れる。そこで朝顔は、里子(石田ひかり)のものかもしれない歯を調べることにした、と浩之に告げる。

平は、つぐみから、いつまでここにいるのか、と尋ねられる。「どうして、つぐみとじいじは、はなればなれなの?」。つぐみにそう言われて答えに困る平。

その夜、朝顔は、歯を調べることにしたと平に話す。朝顔は、どのような結果が出ても、歯は里子のものだったと浩之に伝えるつもりでいた。それを聞いた平は、いま言ったことをメモに書いておいてほしいと朝顔に頼む。

あくる日も平は宮里沼へ向かった。残すところ、捜索は最後のひと区画だけだった。昼食のため、仙ノ浦食堂を訪れた平は、朝顔とつぐみが来ていることを美幸に告げる。続けて平は、朝顔は自分を連れ帰ろうとしているのだと思う、と話した。

沼を調べ終わってもまだまだ探したいところがある、と言う平に、美幸は、ずっとここにいたいのならいればいい、なんなら一緒に住んでも良い、と思いを伝えた。平は、そんな美幸の気持ちを受け止めながらも、そこまで迷惑をかけられないと返し…。

クリスマスイブの日、平は、美幸に挨拶を済まして、神奈川に戻る。ほどなく桑原も、つぐみへのクリスマスプレゼントや、ラジカセを買って帰ってくる。朝顔たちは、そのラジカセでさっそくカセットテープを聴いた。里子のピアノを伴奏に、合唱部が歌っていた曲は「マイウェイ」だった。

つぐには、サンタさんに会いたいからずっと起きている、と張り切っていたがすぐに眠りについてしまう。朝顔たちは、つぐみの枕元にクリスマスプレゼントを置くと、ビールで乾杯をする。

そこで平は、病院でアルツハイマー型認知症と診断されたこと、進行を遅らせるために病院に通うつもりであることを朝顔と桑原に伝えた。朝顔は、4人で明るく暮らしていこうね、と平と桑原に告げた。

続けて朝顔は、「お父さんだったらサンタさんに何、お願いする?」と問いかけた。すると平は、何もない、今で十分幸せだ、と答え…。

監察医朝顔15話ネタバレ!父親の死の真相を知りたい娘の結末

朝顔(上野樹里)、桑原(風間俊介)、そして娘のつぐみ(加藤柚凪)は、仙ノ浦から戻り、また一緒に暮らすことになった平(時任三郎)と一家4人、水入らずで年末年始を過ごす。朝顔は、三が日明けに訪ねてくる桑原の両親や忍(ともさかりえ)一家を迎える準備も進めていた。

そんな折、朝顔のもとに茶子(山口智子)から連絡が入る。承諾解剖の相談だった。興雲大学法医学教室にやってきた茶子と若林(大谷亮平)は、今回の案件に関して朝顔たちに説明をする。

遺体は猿渡正夫という65歳の男性。猿渡は、ヨーロッパのとある国のホテルで亡くなっていた。猿渡は、妻の佳織(美保純)、ひとり娘の優香(菅野莉央)と3人で暮らしていたが、ある日突然姿を消し、家族から捜索願が出されていた。

猿渡の遺体には首をつった痕跡があり、現地での解剖の結果、自殺と断定されていた。佳織たちは、若林らにエンバーミングのやり直しを依頼した際に、再解剖を希望したという。

佳織と優香から事情聴くと、再解剖を強く希望しているのは娘の優香だった。現地に遺体を引き取りに行った優香は、ホテルのスタッフと警察の会話から、正夫が女性と一緒だったらしいことを知り、その女性に殺害されたのかもしれないと言い出す。その女性に心当たりはないが、正夫はかつて愛人を作ったこともあるというのだ。

実は優香は、野毛山署強行犯係の刑事・森本(森本慎太郎)の学生時代の友人だった。森本は、父が自殺したことを信じられないでいる優香に、再解剖という選択肢があると助言していた。朝顔たちは、再解剖では得られる情報が少ない可能性があること、また無償ではないことを説明した上で依頼を受け、猿渡の解剖を行うことにする。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』出演の菅野莉央
法医学教室に検視官の伊東(三宅弘城)がやってくる。藤堂(板尾創路)は、伊東を通じて県警にも話を通し、解剖後、遺族に綺麗な形で遺体を返すために、非常勤のエンバーマ―として茶子と連携しようと考え、大学側の了解を得ていた。その申し出を快諾する茶子。

朝顔は、そんな茶子に、平がアルツハイマー型認知症であることを打ち明ける。そこで朝顔は、平に会ってあげてほしい、と茶子に頼んだ。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』出演の三宅弘城、板尾創路、平岩紙、大谷亮平
その夜、帰宅した朝顔は、正夫の再解剖のことを平に伝える。すると平は、その男性にも事情があるかもしれないのだから調べなくても良いのではないか、と言い出す。朝顔は、自殺した男性の気持ちが少しわかる、という平に反発するが、口論するのを避け、風呂に入る。だが、朝顔が入浴を終えて戻ると、平はもうその話を覚えておらず…。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』出演の塙宣之、ともさかりえ
あくる日、万木家には、桑原家の面々がやってくる。朝顔と桑原は、先に到着した忍と忍の夫・博人(塙宣之)に平のことを打ち明けた。忍は、そんな朝顔に、大変なことがあったら何でも言って欲しい、と申し出る。

ほどなく、桑原の父・誠(螢雪次朗)、母・静子(岡まゆみ)、妹の志保(高野渚)、忍たちの息子の勇太(奥智哉)がやってくる。テーブルの上に並ぶご馳走を囲んで、楽しいひと時を過ごす一同。そこで朝顔は、みんなで旅行に行こうと提案する。平は、テーブルの下で「桑原一家といつか旅行の約束」とメモしていた。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』出演の塙宣之、螢雪次朗、岡まゆみ、高野渚、奥智哉
同じころ、山倉(戸次重幸)は、意外な人物の訪問を受ける。監察官の五十嵐(松角洋平)だった。

ほどなく朝顔たちは、猿渡正夫の再解剖を行う。正夫の遺体は、防腐処理が十分でなかったせいもあり、かなり変色しており、腐敗も始まっているようだった。執刀した朝顔は、正夫の腹部から、ビニール袋に入れられたメモを見つける。そこには「もう調べないでください」と書かれていた。

朝顔は、佳織と優香に会い、メモのことは伝えずに、死因は頸部圧迫による窒息死であることを告げた。しかし優香は納得せず、もう一度解剖してほしいと主張する。朝顔は、即答を避け、考えさせてほしいと告げた。

そのころ平は、警察時代の同期で、いまは相談員をしている糀谷(肥後克広)から誘われて飲みに行く。後輩の矢神(宇梶剛士)、本宮(神尾佑)も一緒だった。

迎えに来た桑原と帰路についた平は、いろいろと迷惑をかけていることを謝った。すると桑原は、自分たちが一緒に住みたいから戻ってきてもらったのだからもう謝るのは止めようと告げ、これから「ごめん」と言ったら罰金制にしようと提案する。

あくる日、朝顔と茶子は、森本に頼んで佳織を呼び出す。朝顔たちは、正夫の腹部から見つかったメモを見せ、正夫がある女性に依頼し、現地の解剖医にも謝礼を払って遺言としてこれを腹部に入れさせたことがわかったと告げる。

すると佳織は、優香が正夫との子ではないことを告白する。佳織はそれを死ぬまで隠し通すつもりでいたが、黙っていることができず、正夫に懺悔したのだという。だが正夫は姿を消し、自殺してしまったのだ。「これは夫なりの復讐だと思います」。そう続ける佳織。朝顔は、正夫の本当の気持ちはわからないが、これ以上、体を傷つけるのは止めにするべきだと告げ…。

夕方、朝顔と平は、つぐみを保育園に迎えに行った帰りに公園に立ち寄る。朝顔は、佳織が優香にどういう話をしたのかまではわからないが、ふたりが再解剖しないことを了承してくれた、と平に話す。

続けて朝顔は、平が正夫の気持ちが何となくわかると言っていたことに触れ、怖かったと告白する。平がもう生きていたくないと考えているのではないかと思ったのだ。それに対して朝顔は、妻の里子(石田ひかり)がいなくなったときや、自分の病気のことは堪えたと言いながらも、残された時間を朝顔たちと楽しく生きると決めた、と返す。

その夜、朝顔は、つぐみにも平の病気のことを伝える。覚えることが苦手になっただけで、つぐみのことが大好きだということは忘れていないから大丈夫、と。

つぐみが寝た後、朝顔たちはビールで乾杯する。そこで桑原は、神奈川県警に戻れることになったと報告する。平の仲間の糀谷たちや、五十嵐管理官が尽力してくれたのだという。

すると朝顔も、報告することがあると言い出す。岩手県警から連絡があり、調べてもらっていた歯は里子のものではなく、宮城県の方のものだと判明したのだ。それをメモする平に、朝顔は、里子の話を聞かせてほしいと頼んだ。

あくる日、朝顔のもとに祖父・浩之(柄本明)が入院している病院から電話が入る。浩之の容体が悪化し、危篤だという知らせだった。

監察医朝顔16話ネタバレ!三田村一家殺人事件

朝顔(上野樹里)は、入院中だった祖父・浩之(柄本明)の容体が悪化したとの連絡を受け、岩手の病院へと駆けつける。朝顔は、浩之が目を覚ましたら、母・里子(石田ひかり)のものである可能性があった歯の検査結果を伝えようと考えていた。だが浩之は翌日も目を覚まさず、裁判を控えていた朝顔は神奈川へ戻るしかなかった。

一方、神奈川県警に復帰した桑原(風間俊介)は、意外な男と再会する。それは、以前マンホールを盗んで捕まった今野(上島竜兵)だった。とんでもないものを見た、といってポケットからチラシを取り出す今野。それは、10年ほど前に発生し、いまだ未解決だった三田村一家殺人事件の情報提供を呼びかけるチラシだった。

この事件は、30代の三田村夫婦と、7歳の長男が自宅で何者かに殺害されたもので、すべての遺体の右頬が十字を描くように傷つけられていた。目撃情報などから、知人の市川という男が逮捕されたが、証拠不十分で不起訴になっていた。今野は、事件現場となった三田村家の近くで、チラシにあった犯人の特徴とよく似た男を見たというのだ。

そんな中、思わぬ事件が起きる。いまも事件当時のまま保存されていた三田村家で、男性の遺体が見つかったのだ。そして、50代前後と思われるその男性も、同じような手口で殺害され、右頬には十字型の傷がつけられていた。

遺体は、興雲大学法医学教室に運ばれ、藤堂(板尾創路)、光子(志田未来)の執刀で解剖が行われた。検事の石田(山本未來)と裁判の打ち合わせを終えて法医学教室に戻ってきた朝顔も、解剖後ミーティングに加わった。

解剖の結果、死因は三田村一家殺人事件同様、心臓を鋭利な刃物で刺されたことによる失血死。傷の深さもほとんど同じだった。当時、三田村一家の解剖を担当した法医がすでに他界していることを知った伊東(三宅弘城)や山倉(戸次重幸)は、そのときの解剖に立ち会っていた平(時任三郎)から話を聞けないか、と朝顔に提案した。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』出演の上野樹里、時任三郎
平の病気のこともあって伊東たちに即答できずにいた朝顔は、その夜、桑原に事情を話して相談する。そこで桑原は、もし自分が平の立場だったら役に立ちたいと思うのでは、と答える。

あくる朝、朝顔は平に伊東たちの提案を伝える。朝顔は、平とともに野毛山署を訪れ、伊東と山倉に病気のことを伝えた。事情を知り、平に謝罪する伊東たち。すると平は、伊東たちの提案を引き受けることにしたと返し、当時、自分でまとめていた数冊の捜査ノートを渡す。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』出演の上野樹里、時任三郎、三宅弘城、戸次重幸
野毛山署を後にした朝顔たちは、ホテルのラウンジで下井雪人(野間口徹)と会う。朝顔たちが里子のものかもしれないと思っていた歯は、下井の祖母のものだった。朝顔は、これまでの経緯を伝えると、すぐに検査に回さなかったことを詫びた。下井は、朝顔たちだけでなく、浩之の思いにも理解を示し、ある提案をする。

山倉たちは、平から受け取った捜査ノートをコピーし、捜査員たちに配る。そこに、新しく鑑識課に加わることになった姫宮龍司(井上瑞稀)がやってくる。姫宮は、桑原と同期で、三田村一家殺人事件が起きた際は、交番勤務をしており現場に臨場していたのだという。

その日の夕方、三田村家で発見された遺体の身元が判明する。昨年まで川崎市の工場で働いていたが解雇されていた54歳の柴山繁という男性だった。が、柴山には身寄りはなく、三田村家との接点も見つかっていなかった。

朝顔も、法医学教室のメンバーに、平の捜査ノートを配る。実は朝顔は、そのノートに記された「頬の傷に違和感」という一文が気になり、やってきた茶子(山口智子)に頼んである検証を行おうとしていた。するとそこに、浩之が目を覚ましたという連絡が入る。

朝顔は、深夜バスで浩之のもとへと向かった。カバンの中には、下井から預かった歯があった。朝顔たちが浩之に、歯は里子のものだと伝えようとしていることを知った下井が、話をするときに手元にあった方が良いのではないか、と言って手渡してくれたのだ。

朝顔に会った浩之は、初めて里子の夢を見た、と話す。それは、高校生くらいの里子だったという。浩之がずっと孤独だったことに思いをめぐらせた朝顔は、何度か歯のことを切り出そうとしたが、結局話せなかった。

「じいちゃんの顔を見ていたら、急に嘘をつくのが怖くなった」。桑原に電話した朝顔はそう伝えると、浩之をひとりにしてしまったのは、母のことを理由にしてこの町を遠ざけてきた自分のせいだ、と後悔し…。

法医学教室に戻った朝顔は、茶子から仮説が正しかったことを教えられる。頬の十字の傷は、単に切っただけではなく、皮膚組織の一部を切り取っていたのだ。茶子は、エンバーミングに使う接着剤で柴山の頬の傷を合わせてみたが、その断面はぴったり合わなかった。

この結果を受け、三田村一家の傷も、記録として残されている画像データを元に再度検証されることになった。もし同一犯だとすれば4人もの命を奪った犯人がまだ捕まらずいることに、怒りを覚える朝顔たち。そこで藤堂は、今野が桑原に話した目撃情報はどうなったのか、と口にする。

すると丸屋(杉本哲太)は、そもそも市川という男が逮捕されたのも、目撃者証言の中で、警察が公にしていない犯人の身体的特徴があったからだと明かす。それは右頬にある大きな火傷の跡だった…。

監察医朝顔17話ネタバレ!里子の歯がみつかり、じいちゃんが・・・

朝顔(上野樹里)は、娘のつぐみ(加藤柚凪)を手伝って、バレンタインデー用のチョコレートクッキーを焼く。保育園の男の子に渡したいらしい。それを知った桑原(風間俊介)は、まだ早すぎると騒ぎ、平(時任三郎)を呆れさせる。

テレビからは、震災以降、月命日のたびに捜索活動を行ってきた宮城県警と地元消防団の活動を紹介するニュースが流れていた。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』出演の上野樹里、時任三郎、風間俊介、加藤柚凪
そんな折、興雲大学法医学教室に生後8ヵ月の女児・田崎咲良の解剖依頼が入る。母親の直子(岡崎紗絵)によれば、食事の支度中に目を離したわずかの間に意識がなくなっており、すぐに救急搬送したが間に合わなかったのだという。

朝顔たちによる解剖の結果、死因は気管にプラスチック製のおもちゃが詰まったことによる窒息死と判明する。だが、野毛山署強行犯係の忍(ともさかりえ)や岡島(斉藤陽一郎)は、虐待の可能性はないのかと朝顔に尋ねた。

直子はシングルマザーで、生活も楽ではなかったらしいが、いずれにせよ子どもが亡くなった場合は虐待の可能性を考慮しないわけにはいかないというのだ。そして忍たちは、直子のようすがどこかおかしいとも感じていた。

朝顔や光子(志田未来)たちも、娘の死を悲しんでいるように見えない直子に戸惑いを隠せなかった。朝顔は、直子がまだ娘の死と向き合う準備が出来ていないのではないか、と感じていた。

同じころ、平は茶子(山口智子)と会っていた。そこで平は、人生の後始末をしたいからそれを手伝ってほしい、と茶子に頼む。茶子は、朝顔たちのことを忘れてしまうのが辛い、という平の思いを受け止め、親友だからそういう話をされても困らないと返して、協力することを約束する。

夕方、朝顔と一緒に帰宅したつぐみは、クッキー作りをやり直すと張り切っていた。その際、つぐみは、弟ではなく妹がくることになったと言い出し、朝顔や平を驚かせる。夜、平は、妻・里子(石田ひかり)の話がしたいと朝顔に告げる。それを録音した朝顔は、帰宅した桑原にすぐそれを報告した。

そこに、階段から落ちた乳児が救急搬送されたという電話が入る。児童虐待防止の委員会に入った朝顔に、明日の朝、傷を見てほしいという連絡だった。

ギャラリーリンクドラマ『監察医 朝顔』出演の上野樹里
あくる日、朝顔が病院へと向かうと、そこに忍と森本(森本慎太郎)がいた。階段から落ちた生後10ヵ月の乳児・清水杏奈は、容体が急変し、亡くなってしまったのだという。

朝顔や光子らによる解剖の結果、杏奈が階段から落ちたのは間違いないと思われた。だが朝顔は、胸腺が小さいことが気になっていた。胸腺は、栄養不足やストレスが与えられている場合などに委縮するからだった。

ほどなく、杏奈の両親、篤史(武本健嗣)と明菜(鳥羽まなみ)がやってくる。杏奈と対面した明菜は、号泣し、娘の遺体にすがった。が、まだ杏奈の遺体を連れて帰れないと聞くと、突然、スマートフォンで娘の写真を撮り始め、忍に止められる。そんな明菜のようすに違和感を抱いた森本は、山倉(戸次重幸)に事情を伝えて、自宅を調べてみると朝顔に告げる。

夜、万木家に忍がやってくる。夕食の支度をする朝顔を見ていた忍は、ふいに何かに気づいたようで…。

翌日、法医学教室に茶子が訪れる。茶子は、杏奈の両親にエンバーミングを勧めたが、金がもったいないと断られたのだという。念のため、明菜のSNSをチェックしていた光子は、彼女が棺の中にいる娘の写真を投稿していることを発見していた。朝顔と光子は、杏奈の人生がこんな形で終わって良いはずはない、と再調査を始めた。

その結果、杏奈の死因は転落死ではなく、肋骨が折れ、脳が損傷するほど揺さぶられたことが原因だったことを突き止める。連絡を受けた山倉は、ただちに清水夫妻に任意同行をかけるよう、部下たちに指示する。

自宅にいた平は、1本の電話を受ける。平は、冷蔵庫に貼ってあった紙にメモを取るが…。

直子の娘・咲良についても検査を続けていた朝顔は、野毛山署に連絡を取り、改めて直子と面会する。朝顔は、咲良を連れて帰れることになったと直子に告げた。

だが、このまま預かってほしいと言い出す直子。咲良が死んだという実感がない直子は、誰かに預かってもらっているだけでまた元気に戻ってくると思っていれば何とか耐えられる、というのだ。朝顔や茶子たちは、そんな直子の気持ちに寄り添い、ひとりで苦しむ必要はないと言葉をかけた。

朝顔がつぐみを引き取って帰宅すると、玄関先で平が待っていた。平は、手に電話番号と田所という名前が書かれたメモを持っていたが、何のメモかわからないという。朝顔がその電話番号にかけてみると、相手は青森県警の捜査一課だった。里子の遺骨の一部が見つかったという知らせだった。

朝顔は、大事な内容を忘れてしまったことにショックを受けている平を気遣いながら、明日、青森まで里子を迎えに行こうと告げる。

平とともに青森県警を訪れた朝顔は、小さな箱に入っている里子の遺骨を手渡される。青森市の漁師が発見したのだという。ふたりはその足で浩之(柄本明)のもとへ向かい、里子が見つかったことを報告する。それは、小さな指の骨だった。朝顔は、浩之が見つけた歯が里子のものだったと嘘をつこうとしたが出来なかったことも浩之に伝えた。

朝顔と平は、里子の遺骨を持って万木家に戻った。改めてその遺骨に挨拶をする桑原。そこで朝顔は、母も帰って来てくれたから、と言って、第二子を妊娠したことを皆に報告した。

そのころ、仙ノ浦では、浩之が静かに息を引き取り…。

監察医朝顔18話ネタバレ!最後の悲劇

 朝顔(上野樹里)は、平(時任三郎)、娘のつぐみ(加藤柚凪)とともに、祖父・浩之(柄本明)の葬儀に出席する。

 一方、桑原(風間俊介)は、管理官の五十嵐(松角洋平)から、『三田村一家殺人事件』の捜査に関して、平の同期でもある糀谷(肥後克広)と組むよう指示される。

 そんな折、朝顔の元に検視官の伊東純(三宅弘城)から、裏路地で女性の遺体が発見されたという連絡が入る。葬儀が落ち着いたところで遺体の発見現場へと向かう朝顔。遺体で発見された女性は、現場の目の前のマンションに住んでおり、マンションの屋上には遺書と女性の靴があったことから、飛び降り自殺ではないかと見られていた。だが朝顔は、マンションの反対側には開けた駐車場があるにも関わらず、なぜわざわざ狭く入り組んだ裏路地の方へ向かって飛び降りたのか不審を抱く。

 遺体は興雲大学法医学教室に運ばれ、認定医の資格を取った光子(志田未来)の執刀により解剖が行われる。

 同じころ、野毛山署には意外な人物が現れる。

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教場 前編・後編

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CHANGE

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シーズン1 絶対零度 〜未解決事件特命捜査〜

スペシャルドラマ版  絶対零度〜未解決事件特命捜査〜Special 

シーズン2 絶対零度 〜特殊犯罪潜入捜査〜 

シーズン3 絶対零度 〜未然犯罪潜入捜査〜 

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・僕はまだ君を愛さないことができる

・ラブラブエイリアン

・彼氏をローンで買いました(横浜流星主演)

・ブスの瞳に恋してる2019

・高嶺と花

また懐かしの作品も♪

・いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう

・Dr.コトー診療所

・僕はまだ君を愛さないことができる

・氷の世界(竹野内豊/松嶋菜々子)

・美女か野獣(松嶋菜々子)

・バージンロード(和久井映見)

・GOLD(天海祐希)

・101回目のプロポーズ

・29歳のクリスマス

・素顔のままで

織田裕二主演作品

・東京ラブストーリー

・素晴らしきかな人生

・ラストクリスマス

・振り返れば奴がいる

・踊る大捜査線

以下の大奥シリーズも

ドラマ 大奥 第一章(菅野 美穂/浅野 ゆう子/池脇 千鶴)

映画 大奥 仲間由紀恵(絵島)/西島秀俊(生島新五郎)/井川遥(月光院)/及川光博(間部詮房)

大奥  第一章 スペシャル(松下 由樹/瀬戸 朝香/西島 秀俊/星野 真里/木村 多江/ 京野 ことみ)

大奥~華の乱~ (内山 理名/谷原 章介/小池 栄子/高岡 早紀/北村 一輝)

大奥~華の乱~スペシャル (内山 理名/谷原 章介/小池 栄子/高岡 早紀/北村 一輝)

大奥スペシャル もうひとつの物語 (深田 恭子/貫地谷 しほり/吉沢 悠/鷲尾 真知子)

大奥 2016 (沢尻エリカ)

大奥スペシャル (菅野 美穂/浅野 ゆう子/北村 一輝/星野 真里)

また現在放送中、最近まで放送していたこんな作品も!

リカ

月9 シャーロック

モトカレマニア

それぞれの断崖

TWO WEEKS

仮面同窓会

監察医朝顔

ルパンの娘

ミラーツインズ

月9 ラジエーションハウス

ストロベリーナイトサーガ

ストロベリーナイト スペシャルドラマ版

・絶対正義

・レミゼラブル(ディーンフジオカ主演)

・僕らは奇跡でできている

・さくらの親子丼2

スキャンダル専門弁護士QUEEN

・月9トレース~科捜研の男~

月9SUITS/スーツ

結婚相手は抽選で

・黄昏流星群

・いつかこの雨がやむ日まで

・不倫食堂(田中圭)

・限界団地

・絶対零度

・グッドドクター

・コンフィデンスマンJP

過去の作品も

◇ドラマ

・海月姫

・隣の家族は青く見える

・コードブルー

・昼顔

・名前をなくした女神

・ラストシンデレラ

・BOSS

・ディアシスター

・いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう

・医龍

・それでも生きていく

・僕のいた時間

・赤い糸

・ライフ

・高校入試

・若者たち2014

・火の粉

・トランジットガールズ

・花ざかりのイケメンパラダイス2011

◇映画

・HK/変態仮面

・ジョセと虎と魚たち

・バクマン

・ゆれる

・渇き。

・暗黒女子

・クロユリ団地

・TAP 完全なる飼育

・海月姫

・クリーピー偽りの隣人

・植物図鑑

・踊る大捜査線

・ヘルタースケルター

◇バラエティ

・テラスハウス

・ボクらの時代

・人志松本のすべらない話

・あいのり ラブワゴンが出会った愛~ヒデが旅した1年…

※上記見放題リストは2020年11月30日のものです。

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監察医朝顔2最終回ネタバレ結末予想は誰かが死ぬ?家族に何が起こる?かまとめ

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今回は「監察医朝顔」の第1話ラストの意味深なセリフから、最終回のネタバレ予想をしてみました。

「家族に残された時間がそう長くない」

そのセリフから、家族の誰かが死んでしまうのでは?

と思ってしまいましたが、事前に告知があったことから「父親」の病気による死です。

気になるのは、時任三郎さん演じる父親が持っていた転出届です。

父・平は妻の遺体を探すために、警察を辞めて東北に移住しようとしているのだと思います。

そんな時に余命わずかとわかってしまったら、家族はどうするのか?朝顔たち家族がどんな選択をするのか?ポイントになってくるのかな??と思います。

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