フジテレビの月9ドラマ「SUITS/スーツ2」も最終回が近づきつつあります。
人気ドラマの続編で、主演の織田裕二(おだゆうじ)さん演じる甲斐正午(かいしょうご)と中島裕翔(なかじまゆうと)さん演じる鈴木大輔(すずきだいすけ)の2人のコンビの活躍が相変わらず面白いこのドラマに大きな事件が。
甲斐の信頼できる秘書である中村アンさん演じる玉井伽耶子(たまい かやこ)が解雇されるという驚き展開!
甲斐にとってもショックな出来事だったのですが、今回はそんな「スーツ」の秘書の玉井のが解雇されたコースタルモーターズのメモを破棄した事件のネタバレをご紹介していきます。
長い間、甲斐に尽くしてきた玉井がなぜ?どうして??解雇されたのでしょうか??ネタバレしていきます。
スーツで玉井【中村アン】解雇理由ネタバレ①コースタルモーターズの事件とは?
まず、玉井の解雇理由をご紹介するまえに、きっかけとなった「コースタルモーターズ」の事件についてご紹介です。
過去に甲斐が担当した『コースタル・モーターズ』訴訟。
この事件は、コースタルの自動車に乗っていた運転手が事故死した後、遺族がボンネットの欠陥を疑ったことで訴訟に。
コースタルと代理人弁護士の甲斐は、欠陥はないと主張し勝訴。
しかし、実はコースタルの自動車には欠陥があることが発覚!そして一部関係者がそれを認識していたことを示す社内メモが見つかったのでした。
もちろん、甲斐にとっては、寝耳に水な話。欠陥はないと信じて、訴訟に臨んでいました。
甲斐とは何かと因縁のある弁護士の富樫(髙嶋政宏)は「コースタルモーターズ」が重大な事実を隠蔽していたことから、損害賠償請求を行い、またその隠蔽に加担した甲斐も訴えるといいます。
もちろん、甲斐は隠蔽には加担していません。
スーツで玉井【中村アン】解雇理由ネタバレ②玉井がメモを発見!?
甲斐は、問題の社内メモをファーム内の倉庫に保管してある訴訟資料から探すよう秘書の玉井(中村アン)に指示します。
甲斐は、メモを探していた玉井にすべての真相を明かし、もし製品に欠陥があれば自ら遺族に伝えに行く、と玉井に話しました。
その後、甲斐は、大輔からの情報でコースタルで品質管理の内部資料を作っていた大原陽子(滝川ひとみ)に話を聞きにいきます。
陽子が資料を作っていたのは、事故を起こした車種が精算される前まででした。そしてちょうどそのタイミングで雇用契約を切られていたことがわかりました。
陽子はメモは書かずに口頭で伝えた、と言います。
しかし、対処するという答えをもらったにもかかわらず、すでに生産されていたものについては何の処置もありませんでした。
その後、事故が起きてしまい、陽子自身もそのことでずっと苦しんでいました。
そして陽子が伝えた相手とは・・・なんと社長の神崎。
甲斐は社長の神崎に陽子に会ったことを伝え、怒りをぶつけながら、神崎を信じたことで法廷で被害者の名前を汚したと訴えます。
そして甲斐は、遺族に対して賠償金の支払いと謝罪をするよう要求。これをしなかった場合は、隠蔽を公表すると言いました。
ちょうど、そのこと玉井は、倉庫室で1枚の書類を手に驚いていました。
その書類とは・・・なんと玉井自身のサインと受領印が記されたコースタルの社内メモでした。
このメモは一体どういうことなのでしょうか??
スーツで玉井【中村アン】解雇理由ネタバレ③玉井のサインのメモの意味とは?
玉井(中村アン)は、問題になっている玉井のサインのある社内メモを発見します。
深刻な表情でシュレッダーの前に立つ玉井。そこにやってきたやってきた鈴木(中島裕翔)が何かおかしい様子に気づきます。
翌日、玉井が資料室に。シュレッダーでメモを隠滅しようとしましたが・・・シュレッダーの電源をあらかじめ切っておいた鈴木でした。
玉井は、鈴木に
「どうすればいい? こんなミス、初めてで。 私の受領印が押してある。 サインも。 何千何万の書類があった。 あなたみたいな記憶力はないの。」
玉井は、故意ではなく、覚えていなかった。単なるミスだったんですね。ただ、結果・・・大きなミスとなってしまいました。
困惑する玉井に、鈴木は「(甲斐に)報告すべき」と言いますが、玉井は、甲斐のために黙っておいた方が良いと言います。
しかし、鈴木は証拠書類を廃棄したらそれこそ罪になってしまい、玉井だけでなく甲斐までもクビになってしまう可能性があり「甲斐先生を信じるべきだ!」と報告するように訴えます。
鈴木の訴えを受けて、玉井は意を決して甲斐にミスを告白しようとしますが・・・
甲斐が勝手に事件の被害者に会ってしまったことに激怒した弁護士・副島絵美里(清水ミチコ)と上杉(吉田鋼太郎)。
副島は、コースタルモーターズの件で、甲斐を弁護する予定の弁護士。
副島は聞き取り調査を行い。玉井は、甲斐がメモを受け取っていないと証言します。もちろんチカも甲斐のことを擁護。
そして、副島は弁護を引き受ける条件として「甲斐先生にこの宣誓供述書にサインしてもらいます。 メモは受け取っていないと。」と書類にサインさせることに。
甲斐がサインしようとしたタイミングで、鈴木が故意にコーヒーをこぼして書類が使用できない状態に!?
甲斐は鈴木の芝居を見抜き、理由を問いただします・・・すると
「ホントは玉井さんから言わせたかった…。 これにサインしたら 偽証したことになります。」
ここでやっと甲斐は玉井のメモのミスを知ることになります。
スーツで玉井【中村アン】解雇理由ネタバレ③玉井のメモの存在をしった甲斐は・・・
甲斐は、玉井にメモのことを問い詰めます。もちろん、玉井はメモの事実を隠蔽したのではなく、ただのミス。受領印とサインをした覚えもありませんでした。
甲斐は、隠さずに、正直に話すべきだったと言い、
「隠したのは君のミスじゃない。裏切りだ。」と言います。
玉井「(甲斐も)いつも隠し事をするのに」
甲斐「ボスだからだ」
玉井「こんなボスもうごめんです。」
甲斐は「悪いことじゃない。 見つかったんなら隠蔽じゃないということを証明できる。 見つかって よかった。 プラマイゼロだ。」
逆に隠蔽じゃなかったことがわかり安心する甲斐でしたが・・・
なんと・・・玉井はメモを破棄していたのでした((+_+))これはヤバイ・・・。鈴木にあれだけ止められたのに。
甲斐は副島、上杉、チカに玉井のメモのことをすべて報告します。
すると副島やチカ(鈴木保奈美)はメモの破棄がバレてしまう前に、和解を進めようとします。
スーツで玉井【中村アン】解雇理由ネタバレ③驚きの玉井解雇シーン
副島弁護士が和解の条件をチカに知らせに来ました
・賠償金5億円、
・甲斐の弁護士資格のはく奪。
チカはこの条件を甲斐に知らせ、玉井に会いに行きます。
そして・・・
チカは
「甲斐は自分で伝えるって言ってたけど、トップは 私。 だから私が伝えます。 これまで甲斐や私 尽くしてくれて ありがとう。 でも 個人的な感情は 抜きにして、今回の件を見逃すことはできない。 あなたを今日付で解雇します。」
そう・・・ここまでの大きな事態に発展。これは・・・しょうがないですね。メモを破棄しなかったら、もしかしたらどうにかなったかもしれません。
甲斐は、荷物を抱えて帰る玉井をエレベーター前で見送る衝撃の別れでした。
スーツで玉井【中村アン】とは?
ここで甲斐の秘書である玉井の紹介です。
『幸村・上杉法律事務所』に勤務し、十年来の甲斐の秘書。おしゃべりとゴシップが大好きで、頭の回転が速く、人心掌握術に長け、かゆいところに手が届く才色兼備の女性。独特の観察眼を持ち、甲斐だけでなく大輔や真琴らのよき相談相手。甲斐と事務所に忠誠を誓う影の立役者。
引用元:https://www.fujitv.co.jp/SUITS2/chart/index.html
甲斐が信頼している長年にわたって秘書をしていた玉井。
もちろん玉井も甲斐を信頼していました。
ちなみに、鈴木と甲斐の出会いのきっかけを作ったのも玉井です。
玉井がいなければ、鈴木と出会うことがなかったんですね(^^;
チカに出世のために、部下を持つことを強制され、仕方なく、弁護士を募集。第一関門は玉井でした。玉井チェックでひっかかったのが、薬の売人として追いかけられていた鈴木が事務所に迷い込んできて、玉井が、鈴木を甲斐に会わせたのが、2人の出会いのきっかけでした。
いきなりの解雇でびっくりしましたが、まだまだ毎回登場する玉井。
ただ、この美女コンビが見れなくなるのはさみしいですね・・・。
もしかしたら、最終回までに甲斐の秘書に復帰するのでは??と個人的に思っています。