吉高由里子(よしたかゆりこ)さん主演のTBSの火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」。
自分の職場や状況と照らし合わせて、見ている視聴者にかなり刺さる内容となっていると話題です。
このドラマでは吉高由里子さん演じる東山結衣(ひがしやまゆい)がいつもLine(ライン)でやりとりしていて情報を提供してもらっている「愁(しゅう)」と言う謎の男の子。
俳優の桜田通さんが演じています。一体何者なのでしょうか?
驚きの正体と真相が隠されています。
今回はドラマ「私、定時で帰ります。」の原作小説のネタバレから、東山結衣と愁との関係、ラインで情報提供をしている理由や、愁(しゅう)君の正体をご紹介します。
今後のネタバレを含むため、閲覧注意です!!今後のドラマの展開を知りたくない人は見ないように注意してください。
わたし、定時で帰ります。のあらすじとは?
私定時で帰ります別れた理由のネタバレ!原作から種田と婚約破棄
主人公・東山結衣(吉高由里子)はWEB制作会社で働くディレクター。過去のトラウマから入社以来、残業ゼロ生活を貫いてきた。理由が無ければ帰りづらい風潮の中で、仕事中は誰よりも効率を追求し、生産性の高い仕事をし、定時になるときっぱり退社。行きつけの中華料理屋でビールを嗜み、恋人・諏訪巧(中丸雄一)との時間も大切にしている。
だが新任の部長が赴任したことをきっかけに、結衣の前に曲者社員たちが立ちはだかる。
ワーカホリックの結衣の元婚約者・種田晃太郎(向井理)、会社に住み着く非効率男・吾妻徹(柄本時生)、辞めたがりの新人男子・来栖泰斗(泉澤祐希)、仕事命の皆勤賞女・三谷佳菜子(シシド・カフカ)、双子を育てるワーキングマザー・賤ヶ岳八重(内田有紀)、そして悪気なくブラック発言を連発する部長・福永清次(ユースケ・サンタマリア)。彼ら曲者たちが抱える様々な問題に、結衣はどう立ち向かうのか──?
過去の父親のトラウマから残業なしで、定時で帰ることに強いこだわりを持つ主人公の結衣が、残業と仕事の呪縛に縛られて生きている周囲の社員たちとの問題に直面し、彼らの問題を解決していくストーリーです。
そんな残業なし女結衣が今後、ピンチに立たされます。
そんな結衣に味方なのか?
LINEでいつも情報提供をしてくれる謎の男の子。
彼の正体は一体何者なのでしょうか?
以降でその正体について、原作小説のネタバレを紹介していきます。
私定時で帰りますで愁(しゅう)の正体ネタバレは?
情報提供者である愁の正体は、主人公結衣の元カレで婚約者の種田晃太郎(向井理)の弟の種田柊です。
「愁(しゅう)」はハンドルネームなんですね~。
種田柊は、晃太郎の9歳年下で2年前に会社を辞めて以来食事とトイレと風呂以外は部屋からでてこない、いわゆる「ひきこもり生活」をしています。
原作では「線が細くて内気な印象」と結衣が感じていました。
「愁」とは婚約が破談になる前に、晃太郎の実家に挨拶に行った時に会ったきりだったが、晃太郎と別れた後、「愁」からメールが来て「会社を辞めた」と報告があって結衣はびっくりしました。
どうして私に連絡してきたんだろう??と。
それから時々、仕事に必要な情報を集める手伝いをしてもらうようになった結衣。
もちろん仕事の経費では申請できないので、結衣は自分のポケットマネーから小遣い程度の報酬を払っていました。
私定時で帰りますで愁(しゅう)が引きこもりになった理由とは?
ずっと引きこもりになった理由を知らないまま、情報提供を依頼していた結衣でしたが、ふとしたきっかけで、理由を知ることになります。
結衣の部下の若手来栖泰斗(泉澤祐希)がある騒動に巻き込まれ傷つけられたことをきっかけいに仕事を辞めると言い出します。
結衣は、落ち込み、誰にも相談できず「愁」に報告。
そして「愁」が来栖に会いたいと言い出します。
そして「愁」の自宅に来栖を連れて行くと、愁は来栖に自分が仕事を辞めて引きこもった理由を話し始めます。
「(新卒で入った会社は)大手だから入社できで嬉しかった。でも、入ってみると飛び込み営業ばかり。即戦力になれって、ろくに研修もしないで、現場にほおりこまれるんです。」
すごい・・・ブラック起業ですね。まだ続きます。
「配属された支店で新人は僕一人で支店長に毎日のように怒鳴られていました。支店の成績が悪いのはお前のせいだって。」
「今思えばおかしいことはわかるけど、当時は、支店長のことばを真に受けた。自分はダメだと思ってしまった。僕はなんでも一番の兄を見て育ったから」
と兄に劣等感を持っていたことを告白。
「支店長に認めてもらいたくて、毎日深夜残業して土日に会社にいったけれど、辛かった。そのうち緊張で眠れなくなった。一晩中目を閉じたり開けたり・・・。朝起きれなくて遅刻も増えて、社会人失格だって怒鳴られて、また眠れなくなって。」
正直、聞いてる方が苦しくなる体験です。そりゃ・・・精神崩壊しますね。
そんな時、兄の晃太郎が励ますつもりで「人間は寝なくても死なんぞ。」と言います。
晃太郎ヒドイ!!!鬼!!と思う人も多いと思いますが、晃太郎もかわいそうな人でした。父親から期待を受け、何事も頑張る事を強いられ、このような人間になってしまったのです。
そんな兄の言葉を受けて、駅のホームで自殺を考えた「愁」。
しかしそんな「愁」を救ったのが、なんと結衣だったのでした。
結衣は、晃太郎と付き合っていたころ、晃太郎の家に挨拶に来て、両親に勧められるまま、大量のお酒を飲み酔っ払い朝まで眠ってしましました。
そして結衣は愁の前で会社に風邪をついたと嘘をついて会社をサボる電話をしていたのでした。
そんな結衣に衝撃を受けた愁「世の中にはあんなに簡単に会社を休む人がいるのかって、驚きました」と。
「その時のことを思い出したら、僕、なんだか涙が止まらなくなって、力が抜けてしまって。だったら僕も休んでいいのかな?って思ったんです。」
この後、会社に「退職します」ってメールして二度と会社にいかず引きこもりになりました。
緩すぎる結衣を見たことで、仕事を辞める決断ができました。
もちろん、引きこもりになってしまいましが、このエピソードを聞くと、生きてて良かった~と思いますね。
こんなに辛い思いしたんだ~と、思う一方、同じような経験をした人って多いのでは??思います
ドラマで同じように、ストーリーが展開すると、反響が大きいのでは?と思います。
まとめ
「私、定時で帰ります。」でラインでやり取りしている、「愁」の正体のネタバレを原作小説の内容からご紹介しました。
新入社員として入った会社が運悪く、ヒドイブラック起業だったから引きこもりになってしまった愁(しゅう)の正体は結衣の元カレの弟でした。
このエピソードがドラマでも同じように語られるのか?注目です。