チキンラーメンCMは実話で安藤仁子が出演?【まんぷく】

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NHK連続テレビ小説「まんぷく」は、チキンラーメンなどでおなじみの日清食品創業者である安藤百福さん、安藤仁子さんご夫婦をモデルにしています。

ということで、ドラマで萬平(長谷川博己)が開発した「まんぷくラーメン」はチキンラーメンということになりますね♪

ドラマでは過労のあまり(?)萬平の妻福子(安藤サクラ)が倒れてしまいましたが、大丈夫でしょうか。。。(T . T)

まんぷくラーメンをこれから売り込もうとする矢先、心配ですよね。

さて、まんぷくラーメンを売り込むにはCMという手がありますが、ドラマではどんなCMを作るのでしょうか?

そして実際のチキンラーメンのCMについてもご紹介します(^ ^)

ネタバレです!

 

 

目次

ドラマでまんぷくラーメンのCMってどんなもの?

チキンラーメンの値段は昔発売当初いくらで物価は?【まんぷく】

完全ネタバレです!

まずはみなさんご心配の福子(安藤サクラ)ですが、しばらく香田家で休養し無事に回復します(^ ^)

そして世良(桐谷健太)が言っていた大阪一のデパート、大急百貨店などのほか大阪中の商店街での販売が8月25日に決まり、試食販売をすることになりました。

ですが、袋から見えるのは当時の庶民からすると得体の知れない物体(^_^;)で、2分待つこともしてもらえません(T . T)

そこで出来上がったものを試食してもらうと、おいしいとは言ってもらえたものの予定の半分も売れませんでした(T . T)

美味しいはずなのに売れない。。。なぜ???

みんなでその理由を探る中、鈴(松坂慶子)がこんなことを言います。

もしかしたらこの袋が原因かも・・・?

パッケージの波は、福子と萬平がこれまで乗り越えてきた荒波を忠彦(要潤)がデザインしたもの。

さらに鈴はこんな追い討ちを・・・

荒波なんて縁起が悪い。てんぷくラーメンに見えてきた

鈴さん・・・誰が上手いことを言えと・・・笑

そのまま試食販売を続けるもなかなか結果が出ず、とうとう忠彦は自分のせいだと思い、パッケージを無難なものに作り直してきます。

そのパッケージに書かれていた「早い!おいしい!栄養たっぷり!」の文句に福子はピーンときます!

栄養がたっぷりだということを、栄養分析をしてもらって証明してもらおうというものです。

分析してもらった結果、健康食品として推奨するとの分析結果が出て、横断幕を作って宣伝しますがやはり思ったほどの効果も出ず・・・。

 

 
 
 
 
 
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そんなとき香田家でテレビを見ていた福子はテレビコマーシャルと作ることを思いつきます(^ ^)

本当に肝心なところでいつも福子の発想が光ります♪

神部の提案でこのような内容に決まりました。

主婦がまんぷくラーメンを作り、それを子供たちが喜んで食べる

プロを頼むと経費がかさむので、主婦役には福子が、そして子供たちも源と幸が担当しました。

 

 
 
 
 
 
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和服に割烹着の福子は、かなり緊張していたようですが(笑)無事撮影は終了しました。

そしてCMが流れたあと、どうなったと思います?

なんと売り場には客が殺到し、これまでの5倍のも売り上げとなりました(^ ^)

こうしてまんぷくラーメンはCMのおかげで爆発的に売れ始めます。

ところが! ダネイホンのときと同じように類似品が出回り、さらには「即席ラーメンで食中毒」なんていう記事まで!

そこでCMに「国立栄養研究所の推薦を得ている」ということをナレーションで付け加えました。

というのが、これからドラマで展開されるCMのネタバレです。

さて、実際にチキンラーメンのCMはどのようなものだったのでしょうか?

史実に忠実なことが多いドラマなので、やはり安藤仁子さんが出演した???

チキンラーメンのCMの実話は?いつから放送?安藤仁子さんが出演していた?

大急百貨店モデルは阪急百貨店!チキンラーメンも試食販売【まんぷく】

実際のチキンラーメンのCMに、安藤仁子さんが出演されていたということはなかったようです。

というのも初期のCMは白黒のアニメーションで、そもそも発売当初はCMは流していませんでした。

さて、当時のCMというものはテレビがないと見ることができません。

一般家庭にはまだテレビは普及しておらず、家にある家庭はそれほど多くはありませんでした。

立花家にはテレビはありませんでしたが、香田家にはテレビがあったので、忠彦さん、けっこう稼いでいたんですね(笑)

ではチキンラーメンはドラマと同じように最初は売れなかったのかというと・・・百貨店では好評だったものの、問屋には評判が悪かったそうです(^_^;)

商品に絶対な自信を持っていた安藤百福さんは、さらに現金決済を要求、その自信と熱意に負けた大阪の食品問屋中谷商店が正規に取り扱うことに決まり、8月25日の発売となりました。

そして販売してから間もなく、問屋から次々と注文が入るようになり、チキンラーメンは庶民の胃袋をしっかりとつかみます。

チキンラーメンの発売が1958年8月ですが、同じ年の12月に社名を「日清食品」に変えたときには小さな工場では生産が間に合わないくらいだったそうです。

しかも問屋が列をなして出来上がりを待っているという状態。

1959年春には広大な敷地に高槻本社工場を設立、それでもなお問屋が出来上がりを待っているという大ヒット商品になりました。

そんなとき安藤百福さんは、街頭テレビに庶民がかじりつく様子を見て、CMを作ることを思いつきます♪

ドラマでは福子が思いついたアイディアですね。

ということで、チキンラーメンの初めてのCMは、発売から1年くらい経ってからだと思われます。

ちょっと待って! 街頭テレビ? ってなに???

という方も多いと思うので簡単に説明すると、まだ一般家庭にテレビが普及していなかった時代、多くの人が集まるような場所に、誰でも見れるようにテレビが設置されていたんです。

これを街頭テレビと呼び、当時はプロレスや野球などをみんなで楽しんでいたそうです。

そしてCMといってもさすが安藤百福さん、やることがでかい!

なんと宣伝費用は月額2000万円!!! 月額ですよ!

しかもテレビコマーシャル以外にも、新聞媒体にも広告を掲載したりしていたそうです。

このように積極的にやっていたマスメディアへの進出。 その効果とは???

チキンラーメンCMの効果は?

大急百貨店のモデルは?まんぷくとべっぴんさん両方で登場?

それは絶大なるものでした。

創業から5年目には売上高43億円!

1963年に東京と大阪の証券取引所の第二部に上場するまでになりました。

これは全てCMのおかげ???

いいえ、それだけではなさそうです。

その背景には時代の変化によるライフスタイルへの影響が大きく関係していました。

高度経済成長に伴い冷蔵庫やテレビ、洗濯機などが一般家庭に広まったことで、主婦の家事も簡便性を求められるようになったことが大きく、お湯を入れるだけの即席ラーメンは歓迎されたのかもしれませんね。

またチキンラーメンが発売された年、ダイエー(現在のイオンですね)が全国的にチェーンの展開を始めたこともあり、流通システムがかなり変わってきていて、商品を大量に販売できるルートが全国に広がったこともありそうです。

このように成功の裏には時代背景も味方にした、安藤百福さんの運の強さもあるのではないでしょうか。

ただ、ドラマであったように類似品には、実際に安藤百福さんも相当悩まされたそうですが・・・(^_^;)

いつの時代もどこの国でも類似品って後をたたないんですね・・・。

ということで、実際のチキンラーメンのCMには、奥様の安藤仁子さんは出演していませんし、発売当初はCMを流していないので、ここはドラマと違っているようです。

まとめ

まんぷくラーメンパッケージデザインの忠彦さんは実話で画家?

これまでも安藤百福さんの先を見る目と勘には驚かされていますが、テレビコマーシャルについても当時急速に普及したことから、宣伝効果を狙っていたそうです。

当時のヒット番組「ビーバーちゃん」「オリンピックショー・地上最大のクイズ」といった幅広い層に向けた番組を提供したおかげで、着実にチキンラーメンを広めていくことができました。

さて、ドラマのまんぷくラーメン、福子は緊張でガチガチになったそうですが(笑)どんなCMなのか楽しみですね♪

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