ビセイクルがダネイホン元ネタで売れた?味や安藤百福の実話

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現在放送中のNHK朝ドラ「まんぷく」は、栄養食品「ダネイホン」が病院に卸せることになり、軌道に乗り始めた矢先、萬平(長谷川博己)の会社「たちばな塩業」から手榴弾が見つかったこと、その手榴弾を海に投げていたことを通報され、萬平たちはアメリカへの反逆の疑いで進駐軍に逮捕されてしまいます。

とストーリーは少し暗い展開になっているところです。

萬平さんのモデルになった安藤百福さんもダネイホンと同じように栄養食品を開発していたんです!ダネイホンの物語は実話だったんですね!

このダネイホンの元ネタと言われているのは「ビセイクル」です!安藤百福さんの「ビセイクル」ですが、実際に売れたのでしょうか?

またドラマと同じように、すごい味だったのでしょうか!?

今回の記事では、萬平がやっとの思いで開発した栄養食品「ダネイホン」の元ネタになった「ビセイクル」についてまとめてみました!

 

 

目次

まんぷくの栄養食品「ダネイホン」とは?

ダネイホンとは実在でモデルはビセイクル!まんぷくで安藤百福の実話

萬平(長谷川博己)が開発した栄養食品「ダネイホン」とは、産後の肥立ちが悪かった福子(安藤サクラ)を見て、戦後まだまだ栄養が足りていない人が世の中にはいると感じ、誰でも気軽に栄養が取れる食品を開発したいという思いから研究を始め、商品化に至った栄養食品です。

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開発には、大阪帝大の教授、近江谷先生(小松利昌)も加わり、栄養と言っても何が必要なのか、どんなものから栄養が取れるのかをイチから研究を始めます。

失敗を繰り返す萬平たちですが、最初の失敗は、タンパク質を食用カエルから取ろうとした実験でした。

カエルを捕まえてきた萬平たちは圧力釜でカエルを煮詰め、タンパク質を抽出しようとしました。

するとカエルの入った圧力釜は大爆発!!

 
 
 
 
 
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そして、同じくらいの爆発が!!

福子の母・鈴(松坂慶子)が大激怒!!

ま、それは分かりますよね。臭いもすごそうですもんね。

 

その後、栄養食品の研究を巡り「たちばな塩業」の社員たちが仲間割れをしてしまいます。

研究員として選べれた社員は試行錯誤しながらも社長である萬平と楽しそうに仕事をしているのを見た塩作り班の社員たちは不満を募らせます。

社員たちはみんな萬平を尊敬し、萬平と一緒に仕事がしたいという福子の言葉に社員たちに目を向けるようになった萬平は社員全員で塩作りと栄養食品研究に携わせることにしました。

そのことがきっかけで、「たちばな塩業」の結束はさらに深まり、社員全員で栄養食品「ダネイホン」が商品化されたのです。

 

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食べやすいようにと考案されたペースト状の栄養食品「ダネイホン」ですが、味の方はイマイチのようです。

開発途中のものに比べると味は改良されたものの、商品化された「ダネイホン」は値段が高いということと、さの割には味がイマイチということで売り上げは全く伸びません。

普通の人には、栄養価が高いということに価値を感じることが難しかったようです。

その後、福子の提案により「ダネイホン」を病院に卸すことを目指し、厚生省の認可を得た「ダネイホン」は病院へ卸すこととなりました。

現在放送中のストーリーでは、萬平たち「たちばな塩業」の社員全員が進駐軍に逮捕され、塩作りもダネイホン作りも開店休業中の「たちばな塩業」ですが、ダネイホンはこれからどうなっていくのでしょうか。

 

まんぷく元ネタビセイクルの味はどうだったの?売れたの?

 

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ドラマの中で栄養食品として萬平が開発した「ダネイホン」には元ネタがあります。

それは、萬平のモデルとなった安藤百福さんが開発した「ビセイクル」という栄養食品です。

百福さんは「中交総社」という会社を設立します。中交総社はドラマの舞台と同じ大阪の泉大津市にありました。

中交総社は魚介類の加工と販売を行い、百福の念願だった「食」にまつわる事業を本格始動させたのです。

その後、中交総社は商号を「サンシー殖産」に変更し、大阪市北区へと会社は移転します。

サンシー殖産は、加工食品の輸出入、卸問屋などを行い、事業を拡大します。

サンシー殖産はのちに百福さんが創始者となる「日清食品」の前身となります。

百福さんは、「日本の復興は食から」を信念に食品開発を進めます。

そして、ある出来事をきっかけに栄養食品の開発に取り組むこととなったのです。

その出来事とは、ある裁判官が栄養失調で命を落としたということでした。

正義感が強かったある裁判官は、戦後、違法である闇市の利用を拒み続け、餓死したのです。

このエピソードはドラマの中でも登場しましたね。

大阪の商工会会長・三田村(橋爪功)に萬平がダネイホンの開発の話をしに行った時、2人のそばで栄養食品なんて必要ないと言う世良(桐谷健太)の話に異議を唱えた三田村は、友人であった正義感の強い裁判官の話をしていました。

これは、実話が元だったんですね。

実話が元となったエピソードは他にもあります。

ダネイホンを作る時に、食用カエルを圧力釜で煮て大爆発をさせたエピソードは、実話が元となっているようです。

実話とドラマでのエピソードの違いは、爆発させてしまった場所ですね。

ドラマでは、倉庫の中に作った研究室での爆発でしたが、実話では、自宅で1番綺麗だった日本間だったそうです。

日本間では、圧力釜の中身が壁、天井、鴨居、襖にまでべったりとくっついたそうです。

ちょっと想像するだけで恐ろしいですね。。。

そして、このエピソードでの実話とドラマの違いはもう一つ!怒りを爆発させた人物です。

ドラマでは福子の母・鈴でしたが、実話では福子のモデルでもある百福さんの妻、仁子が大激怒だったそうです。

それもそうですよね。

実験室ならまだしも。隣で生まれたばかりの赤ちゃんが寝ている、それも自宅で1番綺麗な部屋がそんなことになってしまって怒らない奥さんはいないですよね。

その後、カエルは別の加工を行い、産後の肥立ちが悪かった仁子さんが美味しく頂いたそうです。

そして、百福さんはタンパク質をカエルから取ることをやめ、豚や牛の骨からエキスを抽出し、栄養食品「ビセイクル」を商品化することに成功します。

ドラマでは、味がイマイチだった「ダネイホン」ですが、実話の「ビセイクル」の味はどうだったのでしょうか。

百福さんが作った「ビセイクル」もドラマと同じ、ペースト状の商品だったのですが、売れ行きは「ダネイホン」と同じようにあまり良くありませんでした。

その品質は厚生省にも評価され、病院にも提供されていたそうです。

ヒットしなかった理由は、味だけではなく、パンがあまり普及しなかったということもあるようです。

ドラマでの栄養食品「ダネイホン」はこれからどうなっていくのでしょうか。

 

ダネイホンの味が気になる?ツイッターの反応とは?

 

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来週の放送では「ダネイホン」が注目されそうですが、ツイッターでは「味が気になる」と話題になっています。

 

 

確かに、どれくらい美味しくないのか気になりますよね。

 

 

うん!それは私も期待しています!誰か研究室の黒板に書かれたレシピで作らないかなぁ〜。

 

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そして、萬平たちが逮捕されたことで、福子、鈴、姉の克子(松下奈緒)、克子の夫・忠彦(要潤)が病院に卸すためのダネイホンを作るのですが、その味を心配する声も。

 

 

いろいろな方面からダネイホンは注目されていますね!!

 

まとめ

まんぷく手榴弾事件は実話?安藤百福も進駐軍に逮捕された?

これから萬平や福子たちはどうなっていくのでしょうか。

そして、萬平が苦労して開発し商品化された「ダネイホン」はどうなるのでしょうか。

来週以降の放送が気になりますね。

今回の記事では、ドラマで萬平が開発した栄養食品「ダネイホン」の元ネタ「ビセイクル」についてまとめました。

「ビセイクル」と「ダネイホン」、ドラマの中でのエピソードは実話が元となっているものがいくつかありましたね。

正義感の強い裁判官が闇市の利用を拒み餓死したエピソードやカエルを煮た圧力釜が爆発したエピソードなどは実話が元となっているようですね。

これから萬平や福子たちはどうなっていくのでしょうか。

そして、萬平が苦労して開発し商品化された「ダネイホン」はどうなるのでしょうか。

来週以降の放送が気になりますね。

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