5月6日に3話が放送された「ブラックペアン」は、嵐の二宮和也さん主演の医療エンターテイメントドラマです。
視聴率も好調で注目を浴びているTBS日曜ドラマです。
二宮和也さん演じる渡海の悪魔っぷりが話題になっていますね。
今回の記事では、ドラマの中でもよく耳にする言葉、「インパクトファクター」の解説とツイッターでの反響をまとめてみました。
インパクトファクターとは?
[https://dorama-netabare.com/archives/34126]ドラマ中に本当によく耳にする言葉、「インパクトファクター」ですが、インパクトファクター?どいういう意味?とついつい調べた人も多いかもしれません。私もその中の1人です。
インパクトファクターの解説がドラマ「ブラックペアン」の公式ホームページに載っていました。
医師たちは一流になるために、論文を雑誌に載せることで“ある数値”を必死に取りに行きます。それが医師としての価値を決めるとも言われる指標=“インパクトファクター”。これは、学術誌の重要性や影響度を数値化した指標の一つで、学術誌に論文が載り、その論文が引用された回数から求められます。一方で、医師の研究の業績を評価する数値として取り扱われることも多いです。
ドラマの中で、理事長選挙を争う佐伯教授と西崎教授。池永が編集長を務める「日本外科ジャーナル」は学術誌の最高権威を持っているため、そこに論文が載るかどうかで佐伯、西崎の得られるインパクトファクタ—の数値も違ってきます。これは理事長選挙にも大きく影響します。そのため佐伯教授と西崎教授は、あの手この手を使ってより高い数値の“インパクトファクター”の獲得を目指していくのです。
引用元:http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/information/2.html
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/34399″]なるほど、医療ドラマによく出てくる、権力争いに必要なのが「インパクトファクター」なのですね。
「医師としての価値を決める指標」分かりやすいですね。
それに振り回される医者や研修医、看護師、そして一番は患者さんはたまったものじゃないですよね。
教授のインパクトファクターを上げるために、医局員たちは必死に症例を上げるのですね。高階(小泉孝太郎)も西崎(市川猿之助)のためにひたすらスナイプを奨励しているんですね。これは、大変だ。
インパクトファクターがツイッターで反響?
TBS日曜ドラマ「ブラックペアン」で良く耳にする「インパクトファクテー」がツイッターで話題になっています。そのツイッターの反響をまとめてみました。
より多くの人の命を救うため、まずは教授を勝たせる。教授を勝たせるためには、インパクトファクターが必要。インパクトファクターのためには、症例を増やして論文を書く必要がある。大変ねー
論文のインパクトファクターをほぼ戦闘力として扱っている世界観好き。
始まって5分でインパクトファクターって何回でてくるんだwww
あとだれかに集計してほしい!!ブラックペアン各話で、”インパクトファクター”と”スナイプ”の単語数の集計を!!本当に何回も言っててww言い過ぎでww笑いそうになるの!!
ブラックペアン3話、ついに緊急の2つのスナイプ手術を成功させる。最初は誰でもスナイプを成功と言っていたが難易度高すぎw医者にとって大事なのは患者ではなく、論文を書くこと、インパクトファクターを増やすこととされる。手術の腕の良い渡海のような医者は単なる職人でしかない
ブラックペアン観たら、いきなり噂のインパクトファクターきた!
ブラックペアンのせいで恐らくインパクトファクターという言葉が流行りだし、「このツイートインパクトファクター高い」などといったことがバズっているツイートに送られる未来が見えます#ブラックペアン で、少なくとも私の分野とは違った意味で言葉が使われているために、母に「あんたのインパクトファクターっていくつなの?」って聞かれて困っています。
ブラックペアンとかいうドラマで医者同士が”自分の”インパクトファクターで競ってるけど、ドラゴンボールの戦闘力みたいに言うな。あれは学術雑誌の影響力の指標だろ。
ブラックペアン見てるけどやっぱりインパクトファクターの使い方微妙に違う気がするな あれ掲載率じゃなくて引用率よね……
ブラックペアンで、インパクトファクターが完全に間違った感じで描かれてる。手術成功したから上がるとか、失敗したら下がるとか、そういうもんちゃうやろ。
とういう指摘も多数ありました。掲載率じゃなくて引用率なんですね。
Clarivate Analyticsというサイトでは、インパクトファクターはこう説明されています。
特定のジャーナル(学術雑誌)に掲載された論文が特定の年または期間内にどれくらい頻繁に引用されたかを平均値で示す尺度です。これはクラリベイト・アナリティクスの Journal Citation Reports(JCR)が備えている評価ツールの 1 つです。
毎年Journal Citation Reports が公開するインパクトファクターは、被引用数と最近出版された論文との比率です。特定のジャーナルのインパクトファクターは、対象年における引用回数を、対象年に先立つ 2 年間にそのジャーナルが掲載したソース項目の総数で割ることによって計算します。
引用元:https://clarivate.jp/products/journal-citation-reports/impact-factor/
まとめ
[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/33969″]ブラックペアンではたくさんの医療用語、医療現場で使われる語などが出てきます。
中でも「インパクトファクター」がありえない数の登場です。
次回の放送も「インパクトファクター」と言う言葉は連呼されるのでしょうか。