きみが心に棲みついた母親の原作ネタバレ！星名とキョドコの過去に驚愕

今日子の母親とは？

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今日子の母親はピアノが得意で、今日子と妹にピアノを教えていました。

妹の菜穂子は要領がよくコンクールで優勝するほどの腕前に上達しますが、今日子はなかなか上達しません。

その上、「ごごごごめんなさい」というようにどもり、パニックになりやすい今日子を、母親は可愛いと思えなかったようです。

「菜穂子みたいに純粋に可愛いと思えないのよ。今日子を見てるとイライラするんだもの」

そう父親に話すところを、今日子は子供の頃に聞いてしまいます。

今日子が大学生になってもその関係は変わりません。

母親は妹とは友達親子のように仲が良く、恋バナなど和気あいあいと会話をするのですが、今日子に対しては冷たい態度。

妹と二人で楽しく会話しているところに今日子が帰宅すると、会話をやめてスッとその場を去ってしまいます。

今日子が「今日煮込みハンバーグなんだ、嬉しいな・・・」と言っても

「たいして嬉しくもないくせに」と一蹴し、おまけに

「あんたのその噓くさい笑顔ほんと嫌　イライラするわ」

と言い捨てます。

妹のピアノのコンクールの打ち上げにも今日子はパニックになるからと呼ばず、親戚の結婚式にも「恥ずかしい」と、呼ぼうとしません。

今日子はいなかったものとして扱っているのです。

もし母親が「今日子はそのままでいいんだよ」と言ってくれていたら、星名のような人間に引っかかるようなことはなかったのかもしれません。

母親とはいえ人間ですから、好き嫌いはあって当然とは思いますが・・・実の娘にここまでの仕打ちをするのは悲しいですね。

 

星名の母親

 

 

今日子の生い立ちもかわいそうですが、星名はもっと壮絶です。

星名を整形させる

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星名は小学生のころ、父と母、姉の4人で暮らしていました。

父親は星名のちょっとしたミスに激昂し、

「顔も悪い頭も悪い　一体どこの誰に似たんだろうな」

と言って殴ります。

母親はそれを止めることもなく、見ていることしか出来ません。

「お父さんが漣に厳しいのは　あなたに立派な大人になって欲しいからで・・・」

と母親は星名に説明しますが、本当は違いました。

星名は、母親と不倫相手の間にできた子供だったのです。

父親はその不倫相手によく似た星名を憎み、ことあるごとに殴っていたんです。

ある日、父親の転勤により東京へ引っ越すことになりました。

それをきっかけに、なんと母親は

星名に整形させます。

「あなたお父さんの嫌いな人によく似てるの・・・・」

「お母さんこれ以上　漣がつらい思いするの見てられないの」

「星名のため」のように言っていますが、完全に自分のためですよね。

手術台の上で「お母さんっお母さんっ」と泣き叫ぶ星名・・・涙を誘います。

そうして整形させられた星名は、野良猫をいじめるような、非道な人間になっていきました。

 

殺人を犯す

その後、星名の両親は離婚し、母は家を出たようです。

そして星名が中学生の頃に母親は殺人を犯し、服役します。

誰を殺したのか？最終回を迎えていない原作漫画では、まだ詳しく明かされていないのですが・・・

星名の回想で、星名が血まみれの手で

「ねぇ本当のこと言ってよ　お母さんが殺ったんだよね？」

「お母さんの中の悪魔が　殺ったんだよね」

と言っているシーンがあるんです。

意味深ですよね。

もしかしたら母親の不倫相手を星名が殺してしまったのでしょうか。

そして母親が星名の罪を被って服役していたのかもしれません。

 

まとめ

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今日子と星名、二人には

「母親にありのままの自分を認めてもらえなかった」

という共通点があることが分かりますね。

今日子は母親に認めてもらえなかったことを星名が受け入れてくれたことで、依存してしまうわけですが・・・

星名も、支配しているように見えて、実は今日子に依存しているように見えてきますね～。

どうか二人が誰かに依存することをやめて、自分を愛せるような結末になってくれたたらいいですね。