崇徳院(すとくいん)とは?わろてんかの落語のあらすじと北村有起哉のエピソードも

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NHK朝ドラ「わろてんか」。いよいよ登場しましたね。
北村有起哉(きたむらゆきや)さん演じる団真!

かなりインパクトのある登場の仕方でしたが(⌒-⌒; )お夕さんのご主人でした

ダメ男の松坂桃李(まつざかとうき)さん演じる藤吉がかすんでしまうほどの(笑)ダメっぷりがあんな短時間で表現できる、北村有起哉さんサスガです!

人気落語家の団吾の名を語り無銭飲食をしようとしている?ところを見つかってしまい、大慌てしてご飯の喉に詰まらせてしまう始末・・・。

中村ゆり(なかむらゆり)さん演じるお夕のご主人でしたが、とんでもない見つけ方をしてしまいましたね(笑)

さて、月の井団真と月の井団吾、どんな繋がりがあるのでしょうか?

気になって調べてみると、どうやら落語の「崇徳院(すとくいん)」が関係しているようです(^ ^)

この崇徳院とはどんなお話なのでしょうか?そして団吾と団真との関係とはー?

※少しネタバレあります。閲覧注意です。

 

 

目次

わろてんかで出てくる落語・崇徳院(すとくいん)のあらすじは?

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落語・崇徳院とはー?

落語は全然詳しくないので、「わろてんか」にとっては欠かすことができない崇徳院(すとくいん)とはどんなお話しなのか?

が、すごく気になってしまったので調べてみました。
すると雑誌「ステラ」に詳しいことが載っていたので、ご紹介させていただきます!

こんな内容です。

大店の若旦那が床に臥せってしまい、医者からは余命5日と宣告されます。
手伝いの熊はんが何を悩んでいるのかを聞くと、それは恋煩いでした。

高津さん(高津宮)に参詣したときに一目惚れした若い娘から渡された一片の紙にはこう綴られていました。

「瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の」

という百人一首「崇徳院」の上句。
下の句は

「われても末に あはむとぞ思ふ」

これは「また会いたい」という意味。

この百人一首の読み人が崇徳院。
現代風に表現すると

「岩にせきとめられた急流がふたつに分かれて流れが速くなっている。
でもまたひとつになるように、今は離れてしまってもきっと再開したい。」

という恋の歌。

それ以来名前も知らないその娘のことが頭から離れないそうです。

その娘を探すべく、熊はんは「瀬をはやみ〜」と叫びながら歩いていると、同じく恋煩いをしているお嬢様にある床屋で出会います。

お互いに相手を連れてくるように言い争いになりました。
すると床屋の鏡が割れてしまったのです!

怒った床屋の主人に詰め寄られ、熊はんは主人にこう言ったそうです。

「割れても末(月末)に 買わんとぞ思う」

 

これがストーリーです。
百人一首の「われても末に あはむとぞ思ふ」のダジャレで終わるんですね。

落語家によって終わり方が異なるそうで

「めでたく一対の夫婦が出来上がります。崇徳院という、おめでたいおうわさでした」

というバージョンなどもあるそうです。

 

落語・崇徳院(すとくいん)とは?

[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/27627″]

ドラマではものすご〜くかいつまんでいるそうですが、実際には30分にも及ぶお話なんだそうです。

ストーリーがしっかりしていてドラマティックですが、なにせお話が長いので客が飽きてしまいます。
気を抜くことができない、難しい落語なんですね。

落語は語り手によって視点が違い、終わり方もそうですが全く別のストーリーになることもあります。
例えば熊はんにしても、礼金などが目当てで奔走するのかそれとも人情なのかで、内容が大きく変わってきます。

いろんな落語家による崇徳院を聴き比べるという楽しみも落語にはあります。

以上、雑誌「ステラ」に載っていた林家染左(はやしやしねざ)さんによる解説から引用させていただきました。

ちなみに林家染左さんは「わろてんか」で落語指導をされている方です。

 

団吾と団真の接点はなに?

 

 

※以下ネタバレ含みます!

少しネタバレをすると、このお二人は名前でもわかるように兄弟弟子です。

団真が兄弟子で団吾が弟弟子。
二人の師匠も月の井団吾といいます。

そしてこの先代月の井団吾師匠の十八番だったのが「崇徳院」だったのです。

なんでも手際よくこなし三味線も上手なお夕さん、てんが褒めると「父親が噺家だった」と言いましたよね。

ということは・・・

お夕さんの父親はふたりの師匠である月の井団吾?

ではなぜお夕さんと団真は逃げてきたのでしょうか。
謎は深まるばかりですね。

そして崇徳院はこれからどのように披露されるのでしょうか。

さて、夫の団真の落語の腕前を信じているお夕は、夫を立ち直らせるためにてんと藤吉が経営する「風鳥亭」の高座に上げて欲しいと頼みますが・・・。

 

団真役の北村有起哉さんと団吾役の波岡一喜さんの登場で、ずいぶん賑やかになった「わろてんか」。
個人的にはちょっと空気が変わったように思います。(いい意味で)

これからどんな騒動が起きるのでしょうか。

 

北村有起哉の撮影こぼれ話は?

[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/27526″]

※以下ネタバレ含みます!

落語・崇徳院ですが、誰が演じるのか?
ここもネタバレになるのでご注意ください!

実は団真役の北村有起哉さんが披露します( ´ ▽ ` )ノ

ドラマの落語指導をしている林家染左さんによると、この落語は自分のものになるまで何年もかかるそうです。

それなのに団真役の北村有起哉さんは、数日で細かいアレンジまでご自身でしたそうです。

そして団吾役の波岡一喜さんもこれから落語のシーンが出てきますが、指導がいらないほどの完成度だったそうなんです。

お二人による素晴らしい落語にも注目したいですね!

 

ちょっと余談になりますが、崇徳院で出てくる高津さんとは大阪にある高津宮のことで、大阪を一望できる眺めのいい場所にあります。

そのためデートスポットとしても有名で、縁結びの場所として人気があるそうです♪

 

まとめ

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「わろてんか」でこれから鍵となる「崇徳院」。

予習しておくと、ドラマの面白さが倍増すると思いますよ!

団真の「崇徳院」、今からとても楽しみです!

 

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