いよいよ6月18日で最終回を迎えるTBS日曜ドラマ「小さな巨人」。
小野田一課長が口にした衝撃の事実に第9話のラストはびっくりさせられました。
そんなドラマ「小さな巨人」の最終回のあらすじのネタバレと感想をまとめていきたいと思います!
第9話のダイジェストを含めた次週予告動画もあります!
小さな巨人のあらすじのネタバレは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/17880″]元捜査二課の刑事・江口(ユースケ・サンタマリア)が殺害された事件の真相究明に努めていた香坂(長谷川博己)ら豊洲署員たちであったが、事件の鍵を握る横沢裕一(井上芳雄)の身柄と早明学園の裏帳簿を小野田捜査一課長(香川照之)率いる捜査一課に奪われてしまった。
香坂は、この事件と17年前の事件に関係していると疑う小野田を問い詰めると、17年前に金崎玲子(和田アキ子)から賄賂を受け取り、裏帳簿に名前を記されているのは父親の敦史(木場勝己)だと打ち明けられる。
愕然とする中、留置場に入れられ、山田(岡田将生)も逮捕されてしまう絶体絶命の状況に追い込まれる。だが、藤倉(駿河太郎)が、事件の夜に富永専務(梅沢富美男)が電話をしていた相手を調べ上げると…。
引用元:http://www.tbs.co.jp/chiisanakyojin_tbs/story/
なんと香坂の父親が悪者!?ってびっくりの第9話ラストでしたが、まさかお父さんが悪い人なんて信じられない!!!
だから、きっと小野田一課長に香坂の父親が陥れられたのでは??と最初思いマシた。
しかーし、そういえば、テレビ雑誌の最終回のネタバレ記事で以下の記述があったことを思い出しました。
・小野田が香坂の父を裏切ったことは間違いありませんが、そこには組織の中で生きる小野田なりの理由があった。小野田の真相を知ったとき・・・香坂がどのような行動を取るのか注目です。
・山田は自分の父親と香坂の父親のことで、香坂に言えないことがあります。それは相手を思ってのことなのか?その真意にも注目です
なんだか、小野田は悪くないって感じの書き方ですね~。
たぶん・・・小野田一課長が敵で悪者って、全然意外性がないので、おそらく小野田さんは・・・味方というか実は良い人??というオチもある気がします。
以下の記事にまとめてあります!
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/18024″]
しかも山田の父親の秘書の死についても、山田父が、香坂父に指示をして、後始末をさせていたような回想シーンがありました。
なので・・・もしかしたら香坂父は悪い奴かもしれません(>_<)
そんな次週予告と第9話の予告動画です。
引用元:https://youtu.be/480OIjim2c0
香坂絶体絶命!
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/18893″]早明学園の17年前からの裏帳簿の最初のページに載っている名前が・・・なんと自分の父親・香坂敦史(木場勝己)と知って愕然としてうろたえてしまう香坂(長谷川博巳)。
てっきり小野田(香川照之)の名前が記されていると思っていただけに・・・意外過ぎる展開です!
内閣官房副長官で当時刑事局長だった山田勲(高橋英樹)が『秘書の死の隠蔽』を命じたのも敦史ですから、もしかしてもしかすると、香坂の父は悪者なのでしょうか(>_<)
どっちにしても勲の命令で動いていたことは確かなのですが・・・
香坂は留置場に入れられて山田も逮捕されて絶体絶命のピンチを迎えてしまいます!!!
そこへ同期の藤倉がやってきます。
江口警部殺人事件があった夜の富永専務の電話の相手が、小野田一課長であることを知らせにきたのでした!
富永専務と小野田一課長が結託して江口を殺したってことΣ(・□・;)
さらに香坂は、柳沢警視庁刑務部監察官から、江口警部が殺された日、小野田一課長と江口警部が言い争っていたことを知らされます。
そして柳沢は「36時間だけ(横沢が送検されるまで)時間をやる!真実を知りたい!」と香坂と山田(岡田将生)と渡部(安田顕)に捜査をさせます。
もし何の証拠もあがらず、横沢が犯人と決まったときには3人とも懲戒免職になるわけなんですが^_^;
そして渡部の報告から、裏帳簿の元本をその後小野田一課長がすり替えたことがわかります!1ページ目も敗れてなんかなかったのです!ひえ~(>_<)
香坂は、母から父が(警察を)辞める覚悟だったことを知らされます。でも香坂の出世に響くから辞めなかったそうなのです。
香坂の父は辞表まで書いていたのでした。
香坂は父は本当はお金を受け取らなかったのかもしれない、と思います。
香坂は三笠署長に息子に今までの罪を話してやる!と脅して裏帳簿のことについて聞き出します。
三笠署長は「裏帳簿などなかった、小野田が持っていたという裏帳簿の切れ端も見たことはない」と言います。
ただの名義貸しで、香坂の父も実際にはお金など受け取ってなかったのだろうなあ、と言います。
一体どういうことなのでしょうか?
刻一刻と横沢送検の時刻が迫ります。
そんな中、香坂は妻の美沙が届けてくれた香坂の父が書いた辞表を読みます。
そこには「山田さんとの絆」と書かれていました。
香坂は、富永専務に父の辞表を見せます!
そして裏帳簿の切れ端の話をしますが、富永は「どこで見た?なんで知ってるんだ!」と驚きます。
小野田一課長は、香坂を呼び出して怒鳴り付けます!
香坂が裏帳簿の切れ端のことを富永に言ったことを、かなり怒っています^_^;
「お前と俺ではどっちが信用に値すると思ってるんだ!そんなに言うなら捜査令状を持ってこい!横沢の証言が正しいという証拠を持ってこい!」と言います。
そして「残り少ない警察官人生をのんびり過ごせ。」と笑います。
香坂は「最後の1秒まで戦います。」と言います。
コピーしてきちんとしまっておいたはずの『江口警部殺人事件の資料』が盗まれてしまいます!
香坂は「おそらくこの所轄の中にまた内通者がいる。だがかまわん!それを利用する!」と言います。
横沢は、江口殺しの現場で何かを蹴とばしたと証言していました。
しかし現場にはそんなものはなく横沢が嘘をついたと判断されました。
現場で、横沢が蹴とばしたものがわかれば真相究明に繋がると香坂は確信します。
現場検証で、それはペンのキャップだと判明します!
香坂は「そのペンのキャップをみつけるために早明学園内をくまなく探せ!」と三島(芳根京子)達所轄メンバーに命じます!
そのキャップがみつかれば横沢の無実を証明するだけではなく、持ち主の指紋も残っているかもしれません!
小野田一課長が犯人?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/18962″]香坂が早明学園の現場に行くと、なんと小野田一課長がいました。
排水溝にペンのキャップをさがしにきたのでした。
しかし香坂の部下たちが、一足先にみつけて既に鑑識にまわしていました!
香坂は「ここにこうやってキャップをとりにきたことが犯人の証明になっているのです!」と小野田一課長に詰め寄ります。
ええ~( ゚Д゚)まさかの小野田一課長が犯人なのぉぉぉ?!
香坂と山田は署に戻って小野田一課長と話します。
まずは小野田に、すり替えた裏帳簿を引出しから出させます。
香坂は今回の江口警部殺人事件は17年前の事件と関わりがあると小野田に話します。
江口はやはり17年前の事件の核心に気が付いてしまったから殺されたのだと。
それから香坂は父の辞表を見せて「山田さんが自首を決意した。」「山田さんとの絆」と書かれた箇所を読み上げます。
この山田は金崎の旧姓だったのです。
金崎玲子(旧姓山田)と勲は、政治資金をもらうかわりに学園設立の便宜をはかるという癒着関係にありました。
しかしそれがバレそうになると勲はその罪を、当時の運転担当の松山になすりつけたのでした。
よく聞く類の話ですが・・・酷いですね^_^;
罪を押し付けられた松山は無実を証明したかった。その唯一のものが金崎玲子の持っていた裏帳簿でした。
なんらかの手段でその裏帳簿を手に入れた松山は、金崎を呼び出して自分は無実だと言います!
そして松山は「お前と局長の罪は全て暴かれるんだ!」と叫びますが、もみあった末に金崎に突き落とされてしまったのでした。
松山は1ページ目をちぎってそのまま転落、切れ端は松山の手の中に残ってしまったのでした。
その切れ端に金崎玲子の血痕がついていて彼女の犯行をしめす証拠となったのでした。
捜査にあたっていた香坂の父は松山の手をひらいて切れ端の中に自分の名前があるのを見て驚きました。
やはり本当は香坂の父はお金(賄賂)など受け取っていなかったのでした。三笠署長が言っていたように無断で「名義」だけ借りられてしまっていたのでした!
香坂の父は、当時刑事局長だった山田勲から『松山の死の隠蔽』を命じられます。
そして一方金崎(当時の旧姓山田)から自首すると聞かされます。
香坂の父が悩みに悩んだうえで・・・出した結論は・・・
上司に歯向かうことにしたのでした!
警察官をやめることを決意したのでした。そして金崎に「あなたも自分とたたかってください。」と言います。
そして金崎は香坂の父に自首すると約束して、香坂の父の「辞表」は金崎(旧姓山田)との絆(山田さんとの絆)になったのです。
ですがその絆は断ち切られてしまったのでした。
香坂の父が当時の捜査一課長である富永のところに『切れ端』をもっていって、『山田局長の隠蔽』を報告すると、富永は隠蔽の道を選びます。
金崎には殺意はなかったことを理由に黙っていれば学園の認可が下りると言い、香坂の父には警察官になったばかりの香坂の将来を人質に脅したのでした。
そして小野田には『切れ端』を渡して処分しておけと命じたのでした。
香坂は小野田に「あなたは組織に逆らえず父の正義を見殺しにした!」と言います。
そしてその後早明学園に内定調査に行った江口警部が17年前のことに気が付いてしまって、小野田は「そのへんにしとけ」と忠告しますが、江口警部はさらに真相を追求してしまったのでした。
香坂は「江口を殺したのはあなただ!」と言いますが、小野田は決して認めようとはしません。
う~ん・・・本当に江口警部を殺害したのは小野田一課長なのでしょうか?
しかし小野田一課長のペンのキャップは引き出しから出てきました!
どうやら最悪な展開ですが・・・香坂の推理は間違っていて小野田は犯人ではなかったようです^_^;ありゃりゃ
ペンのキャップの鑑識結果ですが、雨で洗い流されて指紋は検出されませんでした。
しかし三島の報告で、金崎理事長が配管の出口を必死に調べていたことがわかります。
まさににおいますね~^_^;
香坂達の情報を流して、捜査資料を持って行ったのはなんと須藤課長でした。
須藤課長は富永専務に命じられていた内通者だったのです!ひえ~(>_<)
そして香坂はとうとう真相にたどり着きます。
早明学園に香坂と山田は出向きます。
富永専務は事件の日、もうひとつの電話であるプリペイド携帯で金崎理事長に電話していたのでした。
江口殺しの真犯人はなんと金崎理事長でした!
事件の経緯を簡単に説明すると以下です。
内偵捜査をしていた江口は、裏帳簿のコピーを見せて自分が17年前の核心に迫っていることを金崎に知らせました。
金崎は江口を殺害して富永専務に電話して、そのときにペンのキャップを落としました。
あとは富永が偽装工作をしたのでした。
ええ~( ゚Д゚)てっきり富永専務が殺したと思っていたのに、まさかの金崎が犯人とはΣ(・ω・ノ)ノ!
香坂は富永に向かって「警察官としての使命に背を向けた本当の裏切り者はあなただったんだ!」「必ずここに証拠をもってきます!」と言います。
間に合うのでしょうか?横沢送検まであと少しです^_^;
香坂はひとりで決着をつけに行く覚悟です!
山田は「あなたの背中はとても大きく見えた。あなたは組織に立ち向かえる小さな巨人なんだ!」と言って見送ります。
最後の対決
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/17880″]そして香坂は、小野田捜査一課長に「退職届」を出します。
「非礼をお詫びします。この責任はとります。」
「こんなもの出さなくてもお前は警察官をやめることになる!」と小野田は言います。
香坂は小野田に向かって話します。
小野田一課長がペンのキャップをみつけに早明学園に行ったのは、先に証拠をみつけて金崎と富永を(犯人として)あげようと思っていたからなのではないか?
そして裏帳簿の切れ端には金崎の血液が付着していて、小野田一課長は捨てられずにずっと持ち続けていたのではないか、と!
香坂は土下座して「裏帳簿の切れ端を出してください」とたのみこみます!!!
小野田一課長は香坂の父親が逃げ出してしまって全ては自分に押し付けられた、それがどんな気持ちだったかわかるかと怒鳴ります。
「警察官であるこの私が殺人の証拠を捨てろと言われたんだぞ!」「従うしかなかったよ!それは警察という組織を守るためだ!警察は組織でなくなったら警察でなくなる!お前の父親がいう青臭い正義では何も守れん!そんなもの本当の正義じゃない!すべてを犠牲にして使命と心中する覚悟が必要なんだ!!!」
この発言を香坂はテープレコーダーに録音していました。
「これはお渡しします!」とそのレコーダーを小野田に渡した香坂は「これで立場は対等だ!」と言います。
香坂は「上司に捨てろと命じられた切れ端を捨てられずにずっと持っていたのがあなたの正義だ!私は捜査一課長とは正義そのものだと信じています!!!あなたの正義を見せてください!!!小野田一課長!!!」と叫びます!
小野田一課長は切れ端を出して「よく見ろ!これが警視庁捜査第一課長小野田義信の正義だ!」
「17年間一度も言えなかった言葉を心の底から言ってやる!!!」
「殺人犯は逮捕されなければならない!」と叫びます!
金崎と富永は逮捕されました!横沢は無事に釈放されました。
ところがこれは表面的なことにすぎませんでした。
金崎は江口殺しは認めましたが17年前の事件については口をつぐみました。
富永専務は上層部の力で罪を免れました。
そして山田勲内閣官房副長官は体調不良を理由に副長官の座をおりました。
「悪の根絶」からは程遠いライトな処置で終わっちゃいましたね^_^;
藤倉と渡部は処遇が見直されて元の職場への復帰が認められましたが、渡部は所轄への配属を自ら希望しました。
うんうん、やっぱり渡部さんには所轄がお似合いです(^▽^)/
小野田一課長は混乱をおさめるために任期の続投を打診されたが、捜査一課長の座を後任者に明け渡しました。
小野田一課長は、なんと豊洲署の新署長におさまります!
そして小野田一課長は自分が一課を去るかわりに山田警部補と一緒にある男を捜査一課に戻せと上層部に交換条件を提示したのでした。
ある男とは・・・香坂のことです!
そしてラストシーンですが、『切れ端』を持ってニヤリと笑う香坂の姿が!何故?!
まとめ
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/17756″]20分拡大で最終回放送されましたが、かなり見応えはありました!
最後の香坂と小野田の対峙するシーンも迫力満点でした!
小野田の今までのくやしさや本当の気持ちがわかり・・・なんだか涙が出そうになりました。
主役の香坂より小野田一課長の気持ちにシンクロしてしまいました^_^;
それに香坂も無実の小野田一課長を犯人扱いしたりして、けっこう酷い気がしました^_^;
警察組織を守るために犯罪を隠蔽するのはあってはならないことですが・・・組織を維持することは本当に本当に大変なのだな~と思いました!
小野田の言う通り、組織がなくなったら警察ではなくなってしまいます。
ではどうしたらいいのか?
その答えはいまから香坂と山田がみつけるのでしょう!
ただ・・・個人的に『江口警部殺人事件』の真犯人は富永専務だと思っていたので・・・その点については若干拍子抜けでした^_^;
ラストシーンで香坂が「切れ端」を持っていたのには度肝を抜かれましたが( ゚Д゚)おそらく続編でこの謎は明らかになるのでしょう!