白梅堂【はくばいどう】のモデルは根津に？らんまんの和菓子屋は小沢菓子店

白梅堂【はくばいどう】は和菓子屋で根津にある妻となる西村寿恵子の実家！

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まずは、白梅堂の娘・西村寿恵子との出会いのシーンについてご紹介です。

汽車や蒸気船を乗り継ぎ、ようやく東京へ着いた万太郎（神木隆之介）と竹雄（志尊淳）。二人が訪れた上野の博覧会会場には、見たことのない華やかな世界が広がっていた。万太郎は峰屋の当主として酒の品評会に参加するが、下戸なのに無理して酒を飲んだため酔っ払ってしまう。会場の外に飛び出した万太郎は、ある女性と出会う。それはのちに人生の伴侶となる寿恵子（浜辺美波）だった。

引用元：https://tv.yahoo.co.jp/program/111585247

峰屋の当主として、酒の品評会に参加する名目で初めて東京にやってきた万太郎。

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「酒の品評会」というのは口実で、本来の目的は、東京にいる憧れの植物学者に会うためにやってきたのでした。

そんな万太郎がまずやってきたのは、上野の博覧会会場。

その会場に出展していたのが白梅堂【はくばいどう】。万太郎が店のお菓子を買った時にお店にいたのは、寿恵子の母親（牧瀬里穂）でした。

そのあと、お店に戻ってきた美しい娘・寿恵子。

📢まもなく、0時45分～はお昼の再放送です！

放送の前に…
寿恵子役 #浜辺美波 さんの場面写真とイメージイラストをお届け❤

万太郎と寿恵子の出会いはまさかでしたね…！
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— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) April 19, 2023

そのあと、会場でお酒を飲んだ万太郎は・・・なんと一口で酔っぱらってしまいます。万太郎は下戸だったんです。

酔った万太郎は、笑いながら会場を出て、竹雄が目を離したすきに、広場のエノキに登ってしまいます。

「万太郎」を見かねて声をかけたのは、博覧会に出展していた菓子屋「白梅堂（はくばいどう）」の娘の寿恵子でした。

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「危ないから降りてください！！！」と言うと、酔った万太郎は「カエルじゃ・・・」と答えます。

寿恵子が困っていると、竹雄がやってきたので、寿恵子は竹雄に万太郎を託して人ごみに消えてしまうのでした。

と言うことで、寿恵子との初対面は、酔っていた万太郎。

そして万太郎はいろいろあるも上京！ついに西村寿恵子と再会し、白梅堂【はくばいどう】を訪れることになります。

白梅堂は万太郎が下宿することになる、根津の長屋の近くにあります。

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そんな菓子屋の白梅堂は、万太郎のモデルとなった牧野富太郎さんの妻・小澤壽衛子（おざわ・すえこ）さんの実家の菓子屋「小沢菓子店」だと思います。

しかし出会いはドラマのように、お酒の品評会に上京してきた時ではありません。

酔った万太郎との出会いはドラマオリジナルだと思います。

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小澤壽衛子さんといえば、牧野富太郎さんが65歳の1927年に発見した新種の笹に、亡くなった壽衛子さんの名前から「スエコザサ」と名付けていることでも知られていますね。

今日のらんまんでは「キンセイラン」が登場しましたが、牧野記念庭園では同じラン科植物「キンラン」が咲き始めました。同じ頃に咲く白い花のギンランに対して、黄色の花色からキンランという名がつきました（残念ながらギンランはありません）。スエコザサが覆っているアカシデの根元に咲いています。 pic.twitter.com/ZwpskBeUtZ

— 練馬区立牧野記念庭園 (@makinoteienJP) April 14, 2023

史実でも、富太郎さんは、品評会で初めて上京しましたが、後に、東京に下宿して東京の大学の植物学の教室に通ったりしていました。

当時、牧野さんは麹町三番町の若藤宗則さんという家の２階に下宿していました。

そして下宿先から大学に通う道にあった、菓子屋「小沢」の娘が小澤壽衛子さんでした。

当時、富太郎さんは下宿先から人力車に乗って、大学に通っていたそうです。どれだけお金持ちの御曹司だったのかがわかりますね。

店頭で時々立っていた美しい壽恵子さんに一目ぼれした富太郎さんは、毎日のように、お店に通ったそうです。

当時、付き合いのあった神田錦町の石版屋の主人に頼み込んで、寿衛子さんとの縁談を仲立ちしてもらい、なんと2人の縁談は進み、結婚したとのこと。

当時父親は既に亡くなっていて、父親が亡くなる前は、比較的、裕福な暮らしをしていたらしい寿衛子さん。

そのあと、壽衛子さんの母親は、京都生まれ。自分で子供たちとの生活を支えるために、菓子屋を開いてお金を稼いだ苦労人だったようです。

ちなみに、話を聞いてみると寿衛子さんも、店に通っていた富太郎さんに好感を持っていたそうです。

牧野富太郎さんの自伝では寿衛子さんとの出会いから結婚を「わが初恋」と題して説明しています。

そして明治23年に2人は結婚することになります。

当時、富太郎さんは29歳、壽衛子さんは18歳だったとのことです。

白梅堂【はくばいどう】のモデルは根津ではなく千代田区小川町だった！

朝ドラ「らんまん」では、万太郎は、根津の十徳長屋（じっとくながや）という長屋に住むことになります。

そして根津の下宿先の長屋の近くに、白梅堂があると言う設定です。

しかし、実際に牧野富太郎さんが、小澤壽衛子さんに出会った時の下宿先は、麹町三丁目（現在の千代田区三番町）。

そして小澤壽衛子さんの実家の和菓子屋の所在地は小川小路（現在の千代田区小川町付近）だったそうです。

下宿先や和菓子屋さんの所在地の根津はドラマオリジナルの舞台になっているようです。

白梅堂【はくばいどう】の和菓子のモデルは？

ドラマの品評会では、白梅堂のかわいらしい和菓子が売られていましたね。

どこかの和菓子屋さんの和菓子のモデルなのか、調べてみたのですが、わかりませんでした。

ただ和菓子監修は、多くの朝ドラで料理指導を行っている広里貴子さんでした。

料理指導担当の広里貴子さんは、五島列島に食の取材に行かれたそうです。食材や調味料を持ち帰り、それらを使って調理しているとのこと。
「あおさと豆腐のみそ汁」がめちゃくちゃおいしいんですよって、教えてくれました。#五島 のみなさんに、届けー🛩#舞いあがれ食堂 #朝ドラ #舞いあがれ

— 朝ドラ｢舞いあがれ！｣ (@asadora_bk_nhk) October 7, 2022

『舞いあがれ！』『ごちそうさん』『あさが来た』『まんぷく』などNHK大阪放送局制作の10作品を手掛けてきたフードコーディネーターさんです。

広里貴子さんがどこかの和菓子屋さんの和菓子を参考にしているのか？独自で創作なのか？不明ですが、わかり次第情報更新していきます。

後に、万太郎は牧野富太郎さんと同様に、東京に出てきて、下宿し、植物学を本格的に学ぶことになります。

そして下宿する十徳長屋と同じ町内にある、菓子屋「白梅堂」で西村寿恵子と再会し、恋をすることに♪

そんな菓子屋「白梅堂」での西村寿恵子との再会は、これからかなり後になりますが、どんな再会と結婚までのストーリーが待っているのか？牧野富太郎さんと奥様の恋愛・結婚がどう描かれるのか？個人的にも楽しみです。