【僕の大好きな妻】モデルは発達障害で実在?ADHDかASDなの?

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2022年6月からスタートするフジテレビの「土ドラ」枠のドラマ『僕の大好きな妻!(ぼくのだいすきなつま!)』。

主演はももいろクローバーZの百田夏菜子(ももたかなこ)さんで発達障害と診断された妻の北山知花(きたやまちか)役を演じます。

夫の北山悟(きたやまさとる)役は子役時代から活躍している俳優の落合モトキさんが演じます。

妻が発達障害だとわかった夫婦と、個性的な登場人物たちが織り成す珠玉のラブストーリーになっています。

今回の主人公は発達障害の女性なのですが、モデルがいるのか?実在の人物による実話なのか?フィクションなのか?気になる人もいるかと思います。

また、発達障害の中でもADHD・ASD・LDなどどれが描かれているのか?

今回はドラマ「僕の大好きな妻」の主人公の知花にモデルはいるのか?実在するのか??

また、ADHDなのか?ASDなのか?についてもご紹介していきます。

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目次

【僕の大好きな妻】モデルは発達障害で実在するの??

ドラマ「僕の大好きな妻」のストーリーは?

まずは、以下、ドラマのストーリーです。

人生の中で好きな人に出会えること。そして共に歩んでいくこと。
2022年の今、大切な人との時間が如何に尊いことかを実感しています。
慌ただしい日常の中で、大切なことでも言葉にして伝えることをおろそかにしてしまいがちな現代社会。
「言わなくても分かる」「自分たちは分かり合えてる」
それって本当に愛ですか?
このドラマでは、とある夫婦の日常の中にあるラブストーリーを紡ぎ出し、私たちの日常も同じように愛に溢れていることを実感出来ればと思っています。物語は主人公の知花に「発達障害」の特性があることが分かるところから始まります。
誰にでもある得意なこと、不得意なこと。その差が脳の特性によって大きいがゆえ、平均点を求められる現代社会では「障害」という概念になる……
自分ではどうすることも出来ない困難に直面し、試行錯誤しながら自分たちの“普通”をアップデートしていくエネルギッシュな知花と夫の悟。そしてそんな2人とともにほんの少しだけ変わっていく周囲の人々。
きっと世界は愛で溢れている―――
発達障害を抱え、それでも前を向いて歩く知花と悟の姿を通じて、皆さまにもほんの少しの愛を届けられればうれしく思います。

引用元:https://www.tokai-tv.com/bokutsuma/intro/

とある夫婦のラブストーリーなのですが・・・物語は主人公の知花に「発達障害」であることが判明します。

発達障害であることがわかった妻と夫について描かれるストーリーです。

 

ドラマ「僕の大好きな妻」の原作は?

このドラマの原作は漫画です。

絵・・・かわいいですよね!!!

タイトルは「僕の妻は発達障害」。

原作者は、ナナトエリさん・亀山聡さんによる夫婦共作の作品なんです。

『月刊コミックバンチ』で2020年2月号より短期集中連載。

その後、2020年5月号から本格的に連載をスタートし、4巻目が6月9日に発売予定です。

発達障害である北山知花と、漫画家のアシスタントである夫の悟との生活を描いた作品が、同じように発達障害のパートナーを持つ人や、自信が発達障害である方から大きな反響が。

個人的にも発達障害の家族がいるので、いろいろ考えさせられる内容になっています。

ドラマ「僕の大好きな妻」のモデルは発達障害で実在する?

ちなみに原作漫画の「僕の妻は発達障害」ですが、フィクションです。

しかし・・・実話のエピソードも盛り込まれています。

と言うのも、実は原作者のナナトエリさんは知花と同じように大人になってご結婚されて2年目、30代半ばで発達障害だとわかったとのこと。

そんなナナトエリさんが、漫画「僕の妻は発達障害」を描くきっかけをある取材で語っています。

描くきっかけは、とある「発達障害カフェ」へ遊びに行ったときに、そこで出会った方に既婚であることを心配されてしまったことです。発達障害があると、結婚生活がうまくいかない人が多いと聞き、自分たちも日々さまざまな困難があることに合点がいきました。それでも、上手くいっていないことばかりでもなかったので、「じゃあ自分たちは無意識にどんな工夫をしていただろう」と改めて考えました。

漫画の担当編集さんにこのお話をしたところ、「興味深い」と聞いてくださったので描くことにしました。

引用元:https://h-navi.jp/column/article/35028001

また、あるエピソードにご自身の実話を盛り込んでいたというエピソードも。

花が初めて発達障害の診断を受け、それを夜勤中の悟にLINEで知らせるエピソードですね。私も思い入れがあります。お恥ずかしいですが、これは半分実話です。結果が出た安心感と、「障害者になる」という絶望感と、夫に申し訳ないという凹んだ気持ちがないまぜのメッセージに、仕事中の夫が満面の笑みのスタンプを返してくれたとき、とても感動しました。

引用元:https://h-navi.jp/column/article/35028001

フィクションではありますが、ご自身の経験も随所に盛り込まれている?ということだと思います。

なので、厳密にモデルです!!と語られてはいませんが、モデルは原作者のナナトエリさんなのかな?と思います。

【僕の大好きな妻】で描かれる発達障害とは?

そもそも発達障害とは一体どういうことなのでしょうか??

発達障害とは??

厚生労働省の公式ホームページの発達障害についての紹介文になります。

発達障害は、生まれつきみられる脳の働き方の違いにより、幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態です。そのため、養育者が育児の悩みを抱えたり、子どもが生きづらさを感じたりすることもあります。
発達障害があっても、本人や家族・周囲の人が特性に応じた日常生活や学校・職場での過ごし方を工夫することで、持っている力を活かしやすくなったり、日常生活の困難を軽減させたりすることができます。

引用元:https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_develop.html#:~:text=%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%80%81%E8%87%AA,%E3%81%9F%E3%82%8A%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

同じく厚生労働省のホームぺージではその特性によりいくつか分類されていることも紹介。

発達障害には、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症(ADHD)、学習症(学習障害)、チック症、吃音などが含まれます。
これらは、生まれつき脳の働き方に違いがあるという点が共通しています。同じ障害名でも特性の現れ方が違ったり、いくつかの発達障害を併せ持ったりすることもあります。

以下、それぞれ確認していきます。

注意欠如・多動症(ADHD)とは

発達年齢に比べて、落ち着きがない、待てない(多動性-衝動性)、注意が持続しにくい、作業にミスが多い(不注意)といった特性があります。多動性−衝動性と不注意の両方が認められる場合も、いずれか一方が認められる場合もあります。

症状のサインは・・・

子どもの多動性-衝動性は、落ち着きがない、座っていても手足をもじもじする、席を離れる、おとなしく遊ぶことが難しい、しゃべりすぎる、順番を待つのが難しい、他人の会話やゲームに割り込む、などで認められます。不注意の症状は、学校の勉強でミスが多い、課題や遊びなどに集中し続けることができない、話しかけられていても聞いていないように見える、やるべきことを最後までやりとげない、課題や作業の段取りが苦手、整理整頓が苦手、宿題のように集中力が必要なことを避ける、忘れ物や紛失が多い、気が散りやすい、などがあります。
大人になると、計画的に物事を進められない、そわそわとして落ち着かない、他のことを考えてしまう、感情のコントロールが難しいなど、症状の現れ方が偏しますが、一般に、落ち着きのなさなどの多動性-衝動性は軽減することが多いとされています。また、不安や気分の落ち込みや気分の波などの精神的な不調を伴うこともあります。

 

自閉スペクトラム症(ASD)とは

コミュニケーションの場面で、言葉や視線、表情、身振りなどを用いて相互的にやりとりをしたり、自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを読み取ったりすることが苦手です。また、特定のことに強い関心をもっていたり、こだわりが強かったりします。また、感覚の過敏さを持ち合わせている場合もあります。

症状のサインは・・・

目を合わせない、指さしをしない、微笑みかえさない、あとおいがみられない、ほかの子どもに関心をしめさない、言葉の発達が遅い、こだわりが強いといった様子がみられます。保育所や幼稚園に入り、一人遊びが多く集団活動が苦手なことや、かんしゃくを起こすことが多いことで気づかれることもあります。
言葉を話し始めた時期は遅くなくても、自分の興味のあることばかりを話し、相互的に言葉をやりとりすることが難しい場合もあります。また、電車、ミニカーやビデオなど、自分の興味のあることには、毎日何時間でも熱中することがあります。初めてのことや決まっていたことが変更されることは苦手で、環境になじむのに時間がかかったり、偏食が強かったりすることもあります。
思春期や青年期になると、微妙な対人スキルを求められることも増えますし、学習課題においても多様な能力を総合的に求められる機会が増えます。就職してから仕事が臨機応変にこなせないことや対人関係などに悩み、家庭生活や子育ての悩みを抱え、病院を訪れる人もいます。不安やうつなどの精神的不調を伴うこともあります。また。成人期になってから日常生活、家庭、職場などで困難を抱え、精神的な不調を伴い支援を必要とすることもあります。

学習障害(LD)とは

全般的な知的発達には問題がないのに、読む、書く、計算するなど特定の学習のみに困難が認められる状態をいいます。

全般的な知的発達には問題がないのに、読む、書く、計算するなど特定の事柄のみが難しい状態を指し、それぞれ学業成績や日常生活に困難が生じます。

 

チック症とは

チックは、思わず起こってしまう素早い身体の動きや発声です。まばたきや咳払いなどの運動チックや音声チックが一時的に現れることは多くの子どもにあることで、そっと経過をみておいてよいものです。しかし、体質的にさまざまな運動チック、音声チックが1年以上にわたり強く持続し、日常生活に支障を来すほどになることもあり、その場合にはトゥレット症とよばれます。

吃音とは

滑らかに話すことができないという状態をいいます。音をくりかえしたり、音が伸びたり、なかなか話し出せないといった、さまざまな症状があります。

上記の特性をいくつか併せ持つ場合、また同じADHD、ASDでも、特性の現れ方が違うこともあり、私の息子はADHDなのですが、病院に行く前は、合致するもの、合致しないものがあり、違うのかな??そうなのかな?と悩んだことも。

【僕の大好きな妻】ADHDとASDが描かれている?

漫画を読んでいると、発達障害の家族がいたり、自信が発達障害の場合、主人公の知花はどの特性なのか?と気になったり、私の家族と同じだ!違う!と思うこともあると思います。

このことについて、原作者のナナトエリさんは、以下の通り紹介しています。

ご指摘の通り、僕つま本編の中で、知花がADHDなのか、ASDなのか、LDはあるのか?ということは、はっきり書かれていません。

簡単にその訳を書くと、あくまで作家である私の考え方なのですが…

どれと限定したくないと思っています。

発達障害は、はっきりした傾向がある人もいれば、どれも少しずつ併発している人もいる障害だからです。

因みに、知花の症状は作家の中では設定があります。(あえて非公表)

僕つまはエッセイではなくフィクションです。
だからこそ、医学的な監修を受けた上でなら、自由に描ける可能性があると考えています。

知花ちゃんにはどんな困りごとがあるのか、「発達障害のキャラクター」ではなく、「1人の人」として、読んで行く中で考えていただけると幸いです。

引用元:「僕の妻は発達障害」の知花はADHD?ASD?描かれていないのはなぜ?

「エッセイではなくフィクション」としていて、限定したくないと言う思いから、漫画の中でも「ADHD」「ASD」などについて触れていません。

確かに、同じADHDでも全く違う言動をしたり、全く違うタイプだったりしますよね。

個人的にも息子はADHDですが仲の良いADHDの友達と一緒に遊んでいても、2人のそれぞれの言動を見て、本当に同じなのか?と思うことが多いです。

ちなみに、ナナトエリさんはある取材でご自身について、以下のように答えています。

特性としては、多動・多弁が特に強いですが、感覚過敏やLD(学習障害)等、他にも多くの特性が多かれ少なかれあると思います。

引用元:https://h-navi.jp/column/article/35028001

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