S銅山の女(ほん怖)ネタバレ考察!女の霊の正体と仮面の意味とは?

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2025年8月16日の【ほん怖】こと「ほんとにあった怖い話」夏の特別編2025で放送される石原さとみさん主演の「S銅山の女」についてあらすじネタバレを結末までと紹介考察していきます。

「トップレベルの怖さを誇る超大作」と言われた「ほん怖」S銅山の女のネタバレと考察とは?女の霊の正体と仮面の意味とは?

目次

【ほん怖】S銅山の女あらすじネタバレ!

S銅山の女とは?石原さとみ主演の「トップレベルの怖さのエピソード」

今回ご紹介する「S銅山の女」は2014年の「15周年スペシャル」に放送された石原さとみさん主演の作品です。

ほん怖クラブのリーダー稲垣吾郎さんも、怖さに関してはトップレベルと太鼓判を押すストーリー!!

S銅山の女

脚本:酒巻浩史
演出:鶴田法男
出演:石原さとみ
小池徹平
池田鉄洋 ほか
取引先から車で帰社していた山辺夏美(石原さとみ)は、山道で迷い、荒れ果てた廃墟にたどり着いてしまう。 S銅山と呼ばれる閉山したこの一帯は心霊スポットとして有名だった。そこを訪れて以来、社内で不思議な現象が次々と起こり始める。上司も部下も体調不良を訴え、入院する者まで出てくる羽目に。 再びS銅山を訪れて怪奇現象に終止符を打とうとする夏美に、想像を絶する恐怖が襲いかかる…。

主演は国民的女優・石原さとみさん。

彼女が全身全霊で挑んだのは、香川県の山奥に実在する“心霊スポット”を舞台にした、静かで確かな恐怖が忍び寄る戦慄の物語です。

以降でそのストーリーを詳しくご紹介します。

仕事がうまくいかず悩む夏美

香川県某所。

生命保険会社に勤める山辺夏美は東京の本社から田舎の支部に四か月前に異動してきたばかり。

慣れない仕事を覚えようと必死の日々を送っていました。

なかなか結果を出せず落ち込む夏美を励ましてくれる同僚社員の桑原。

営業先からの帰り道、二人が車に乗っていると山中で道に迷ってしまいます。

夏見が訪れたS銅山は地元で有名な心霊スポット!

どんどん山奥へ入ってしまい、たどり着いたのはS銅山と呼ばれているところ。

何十年も前に閉山された銅山でした。頭文字をとってS銅山。

ここに来ると誰もいないのに足音が聞こえたり、カーラジオのスイッチが突然入ったりすると桑原は言う。

地元では有名な心霊スポット。

夏美はここで、恐ろしい体験をすることになるのです!

恐怖の始まり!S銅山に足を踏み入れ白い仮面と遭遇

ふと車から降りて銅山の入り口に向かう夏美。

それは日ごろの仕事からのプレッシャーから解放されたかったため。

桑原はそんな夏美を止めようとしますが、夏美は閉ざされた扉を見つめてふと開けてしまいます。

その扉には白い仮面がついていて、奥からは何か見つめ返すような雰囲気を感じました。

怖くなった夏美はそのまま車を走らせ会社に戻ることに。

後日、会社では営業部長が社員たちに契約獲得のために叱咤しています。

営業結果がうまくいかない夏美は、営業部長が代わりに顧客のもとに行ってくれることに。

代わりに社訓を読んでおけと言われた夏美。

壁に飾られた社訓を見ていると、その背後に銅山で見た白い仮面が映っていて・・・

夏美は他の顧客のもとを回ったものの、成果は得られず。

営業部長に異変が!その衝撃の理由とは?

会社に戻ると営業部長が念入りに車を洗っていました。

桑原にその理由を尋ねるも、返答を濁され、何かを隠していると感じた夏美。

そして後日、営業部長が入院してしまいます。

様子を見に病院に行くと、病室から桑原が出てきて会わないほうがいいと言う。

さらに桑原まで会社を休んでしまい、得体のしれない不安を感じた夏美は、桑原の様子を見に行くことに。

桑原は憔悴した様子で語ってくれます。

「僕のせいだ」と言って持ってきたのは銅山の入り口にあった白い仮面。

営業部長とS銅山に行ったとき、部長が仮面を持ち帰ってしまったと言うのです。

自分がS銅山のことを話さなければ、部長が仮面を持ち帰ることは無かった。

部長はその一件以降痩せていった。

夏美が再びS銅山へ!

責任を感じている桑原に、仮面を私が返しに行くと言う夏美。

あそこは恐ろしい場所だからと止める桑原ですが、私が扉を開けたのが悪いと言い、二人はS銅山に向かうことに。

車に乗って現地にたどり着くも、桑原は具合が悪そうで返答がありません。

すると突然カーラジオ大音量で鳴り止める夏美。

桑原に車から出ちゃダメと念を押し、懐中電灯をもって坑道の中に向かうことに。

暗い坑道の中を進んでいくと、奥のほうに白い仮面が供えられたあとを見つけます。

S銅山の中に黒い服の女!?戦慄の展開に!

そこに仮面を戻して引き返そうとすると、何やら怪しげな音が聞こえてきて・・・

振り向き懐中電灯を照らすと、そこには黒い服の女が見えたのです。

恐ろしくて逃げ出した夏美が坑道を出ると、なぜか桑原が外に出ており倒れこんでしまいます。

坑道からは女のうめき声が聞こえ、今にも外に出てこようとしていました。

桑原を車に乗せて、おとした車のキーを拾いなんとか発進させた夏美。

鉱山から離れ落ち着いたかと思いきや、桑原と二人で後ろを振り向くと後部座席にあの黒い女の姿が!!

思わず絶叫する夏美と桑原。

その後無事に戻ってきて車を降りると、車体には女が付けたと思われる黒い跡がついていました。

「あの黒い女はいったいなんだったのでしょうか・・・」

ラストの営業部長の姿に恐怖!

その後、桑原は元気になったもののあの日の記憶はない様子。

夏美も仕事に慣れ、今ではやりがいを感じるように。

しかし営業部長は相変わらず入院したまま。

桑原と一緒にお見舞いに行くと・・・

部屋にいた部長の姿は、あの黒い女性のように見えたのでした!!

S銅山の女ネタバレ考察!女の霊の正体と仮面の意味とは?

舞台設定の謎:S銅山は実在するのか?

さすがに稲垣吾郎さんが怖いと仰るだけあり、かなり恐ろしい話でした(;’∀’)

稲垣吾郎さんも語っていましたが、この黒い女の心霊現象の原因がまったくわからないのが怖さをより高めています。

この場所で亡くなってしまった方の霊なのか、何かしらの怨みが心霊現象につながっているのか?

作中でもまったく語られていなかったのが気になるところです。

このS銅山は香川県にあると言うことですが、実際に香川県には鉱山は無いようです。

場所についてはおそらく架空の設定なのでしょう。

もし本当にあったら心霊好きが集まってしまいそうですからね・・・

鉱山と言って有名なのは、栃木県にある足尾銅山とかでしょうか?

女の霊の正体と仮面の意味とは?

鉱山で亡くなった人々の霊を鎮めるためにあのような白い仮面を置いていた可能性もありそう。

鉱山と言えば過酷な現場でおそらうく事故などで亡くなってしまった人も多いはず。ただ、鉱山で働いていて、事故にあったとしたら男性のような気がします。

そこで亡くなった男性の恋人・妻・母親など女の人の何かしらの恨みが強くて、黒い女となって銅山に近づく人に恐怖を与えていたのかなと思いました。

以下ポイントをまとめていきます。

  • 亡くなった鉱山労働者の霊説
    銅山という危険な労働環境では事故死も珍しくなく、そうした無念を抱えた霊が“黒い女”として現れたのではないかと考えられます。

  • 怨念の象徴説
    作中で示される「白い仮面」や祭祀のような光景は、鉱山で命を落とした人々を鎮魂する儀式の痕跡とも解釈できます。
    それでもなお恨みが残り、黒い姿となって現れた可能性があります。

  • 説明を排した演出説
    物語では一切の背景を描かず、“何もわからない”まま終わることで、恐怖の余韻を強く残す意図的な構成と見ることもできます。これは『ほん怖』らしい「リアルな怖さ」を演出する手法です。

黒い女の存在が示すもの

  • 鉱山の犠牲者の無念

  • 地下に眠る人間の怨念

  • そして説明できない“闇そのもの”

「S銅山の女」は、これらを象徴的にまとめた存在とも言えます。
白い仮面は鎮魂のために置かれた可能性があり、それでも抑えきれない感情が“黒い女”として形を取ったと考えると、より物語に深みが出ます。

なぜ「S銅山の女」は恐ろしいのか?──3つの恐怖演出ポイント

① 仮面という“見えない呪い”の象徴性

物語の鍵を握るのは、白い無表情の仮面。それは坑道の扉に貼られていた“何かを封じるため”の結界のようでもあり、仮面を動かしたことで「黒い女」が解き放たれる構成は、王道かつ背筋が凍る流れ。

🧠 考察:仮面は「視られる恐怖」と「封印の象徴」。見た者の“心の闇”を喰らう存在だったのかもしれません。


② 車という“逃れられない空間”での恐怖

怖い話では「車内」は一種の“安全地帯”とされがちですが、本作では逆。後部座席に突然現れる黒い女の演出は、視聴者のトラウマ必至。しかもその直前に鳴り響くカーラジオの異常音が、不安を極限まで高めます。

🎧 音響演出がリアルで、「自分もラジオが勝手に鳴ったらどうしよう」と感じさせられる没入感。

③ 日常と非日常の境界線が曖昧に

最終的に、黒い女の気配は夏美の勤務先や日常にも入り込んでくる。病院に入院中の営業部長の姿が、黒い女に見えるラストカットは、後味の悪さと不安の余韻を残します。

🔁 視聴後、「あれは夢だったのか? それとも…?」という曖昧さが“ほん怖”らしさ。

S銅山の女を盛り上げるキャスト出演者

登場人物名 役柄説明 演じた俳優
山辺 夏美 主人公。生命保険会社の営業社員として田舎支部に赴任。心霊現象に巻き込まれていく。 石原さとみ
桑原 夏美の同僚で仮面の呪いのきっかけを作ってしまう人物。 小池徹平
営業部長 仮面を持ち帰り心身を蝕まれていく上司。最後は怪異の中心人物に… 池田鉄洋
黒い服の女 S銅山に現れる怨霊。言葉を発さず不気味な存在感で恐怖を演出。 詳細非公開

 石原さとみ(山辺 夏美 役)

本作の主人公。地方への異動後、営業に苦しみながらも前を向こうとする等身大の女性を熱演。彼女が見せる恐怖に怯えた表情、S銅山へ向かう際の決意の目線など、Jホラーに不可欠な「感情移入できるリアルさ」を体現しています。

💬 視聴者の声:「“あの顔”で怖がられたらこっちまで震える」「静と動の演技がすごい」

小池徹平(桑原 役)

怪異の発端となってしまう“鍵”の人物。呪いに関わる後悔や苦悩を、抑えた表情と語り口で深く表現。仮面を持ち帰ったことを悔やむ告白シーンも。

💬 ファン評:「普段の好青年キャラから一転、罪悪感に苛まれる演技が胸に刺さった」

🎬 池田鉄洋(営業部長 役)

ストーリーの中盤から不穏な存在感を放ち、終盤では“黒い女”と同一化していくかのような変貌を遂げる謎多き上司役。狂気と恐怖を同時に演じる池田鉄洋の演技力が、「あの部長はもう人間じゃない…」との声が。

🧠 考察:「あの部長は“何かに取り憑かれた”のか、それとも“なってしまった”のか?」


👻 黒い女(演者非公表)

坑道内に現れる「白い仮面の奥に潜む存在」。視覚効果・動作・音響演出を融合させた姿だけで語る”モンスター系怨霊。出演者の名前は明かされていませんが、動きや視線、登場タイミングに演出側のこだわりを感じます。

📷 SNSでは「あの女の動き、狂気じみてる」「不意に出てきて心臓止まりそうだった」の声多数。

「ほんとにあった怖い話」夏の特別編2025で「S銅山の女」が復活!

夏の特別編2025で「S銅山の女」が復活!

2025年8月16日に「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2025」がフジテレビ系列にて放送。

今回は番組開始26年目を記念して、視聴者投票による“最恐エピソード選挙”が初開催され、歴代220作品の中から選ばれた6本の名作が復活を果たしました。

その中の1作品に「S銅山の女」が選ばれて放送されます!

6作品の中の「怨みの代償」「右肩の女」「行きずりの紊乱者」については以下の記事でネタバレなどご紹介しています。

ほん怖【怨みの代償】キャスト!かな役の入山法子や市川由衣など

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稲垣吾郎も「トップレベルの怖さ」と絶賛

今回の特別編では、番組の顔である“ほん怖クラブ”リーダー・稲垣吾郎が本作について、「トップレベルの怖さを誇る超大作」とコメント。彼自身も長年にわたって番組に携わる中で「今でも夢に出てくる」と語るほどのインパクトを残しているエピソードです。

デジタルリマスター化で“恐怖の鮮明化”

2025年の放送では、当時の映像が最新技術でデジタルリマスター化。これにより、暗闇の微妙な陰影や音の繊細な違和感がより明瞭になり、「初見でも深夜の恐怖体験のような感覚」が得られる構成に。

まとめ

今回は「ほんとにあった怖い話」の石原さとみさん主演「S銅山の女」についてネタバレ紹介しました。

銅山で亡くなった女性が仮面を奪われたため、呪いをかけて体調が悪くなってしまったとか?

2015年放送の「S銅山の女」でしたが、ほん怖の長い歴史の中でも一・二を争うこわーい物語でした。

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