NHK朝の連続テレビ小説・朝ドラ「マー姉ちゃん(まーねえちゃん)」のアンコール再放送が2021年9月27日から始まりました(≧∇≦)
「マー姉ちゃん」はサザエさんの原作者である、長谷川町子さんの姉、長谷川毬子さんをモデルにした磯野マリ子がヒロイン。
磯野家は長女のマリ子、次女のマチ子、そして三女の磯野ヨウ子(いそのようこ)の三姉妹。
マリ子は熊谷真実(くまがいまみ)さん、マチ子は田中裕子(たなかゆうこ)さん、そしてヨウ子は女優の早川里美(はやかわさとみ)さんが演じました。
熊谷真実さん、田中裕子さんは現在の活躍もよく拝見しているのですが、早川里美さんは現在、どのような活動をしているのでしょうか??
今回はNHK朝ドラ「マー姉ちゃん」で磯野ようこ役の早川里美さんについて調べてみました。
最近女優活動はしているのでしょうか?早川里美さんの現在とは???
【マー姉ちゃん】磯野ようこ役の早川里美のプロフィールや当時の年齢は?
早川里美さんは静岡に生まれで1957年生まれということで、マー姉ちゃん出演時の年齢は、だいたい22歳くらいだたのかな?と思います。
桐朋学園大学短期大学を卒業し「マー姉ちゃん」で女優デビューとなりました。
#マー姉ちゃん
モデルとなった長谷川三姉妹と、ドラマの中の磯野三姉妹。 pic.twitter.com/XPJAMrtTSE— Saitoh Masaya (@MS3110) September 26, 2021
田中裕子さんもこの作品がデビュー作です。
そんな早川里美さんですが、情報はほとんどありませんでした。わかった出演作品がこちら。
1980年 冬の祝婚歌
1980年 ビバ!シネマ
1981年 太郎の卒業
1981年 娘からの花束
1981年 二人の武蔵
1981年 ぼくの妹に8
これしか出演していないとすると、3年くらいで女優をやめてしまったのかもしれません。
最後の「ぼくの妹に」は、加山雄三さんのヒット曲をモチーフにしていて、加山雄三さんと中田喜子さんが兄妹となり、10シリーズまで放送されました。
早川里美さんが出演したのは、8シリーズ目。もしかしたらこの作品が最後だったのでしょうか・・・。
では、現在はどんな活動をしているのでしょうか??
【マー姉ちゃん】磯野ようこ役の早川里美の現在は?
【マー姉ちゃん】千代役は二木てるみ!お手伝いさん役の現在の活動は?
「マー姉ちゃん」ようこ役の早川里美さんは、現在一般人だと思われ、女優活動はされていないようです。
でもご健在であることはわかっています。昨年のサンスポの記事に、熊谷真実さんのことが掲載されていました。
それは「マー姉ちゃん」の同窓会について。実は放送後から毎年同窓会をされているそうなんです(≧∇≦)ことして42回目???すごいですよね~。みなさん、どれだけ仲が良かったのでしょうか(^^)
磯野家を演じた4人の都合に合わせ、スタッフを入れた10人ほどが集まるそうです。早川里美さんも同窓会に参加されていると取材でお話していました。
女優をしていないと思ったのは、熊谷真実さんのこのコメント。
「尊敬する藤田さんや田中さんに会えることが、女優としてのモチベーションになっている」
早川里美さんが女優を続けていたなら、ここに早川里美さんの名前も入るはずですよね。うっかり失念したとは思えません。
それに早香里美さんは熊谷真実さんより年上なんです!ドラマでは長女を演じた熊谷真実さんでしたが、実際には3人の中では一番年下。
昨年還暦を迎えた熊谷真実さん、みんなにびっくりされたそうです(笑)
こちらが3人の生まれ年。
熊谷真実 1960年
田中裕子 1955年
早川里美 1957年
熊谷真実さんの3年前に早川里美さんは還暦を迎えています。みなさんが驚くのも無理はないかもしれませんね。
現在熊谷真実さんは61歳なので、早川里美さんの年齢は64歳かな?
1981年なら早川里美さんが24歳のころ。もしかしたら結婚で引退されたのかもしれませんね。
ということで、早川里美さんについてはほとんど情報がありませんでしたm(__)m
ただ毎年「マー姉ちゃん」の同窓会に出席されていることが、熊谷真美さんの取材のコメントでわかっています。
2020年の取材で「去年」と早川里美さんが参加された同窓会のお話をされていたので、
おそらく現在もご健在では??と思います。
同窓会の様子、熊谷真実さんのインスタにアップしてもらいたいですね(≧∇≦)
【マー姉ちゃん】磯野よう子とは?
「マー姉ちゃん」は1979年に放送された、第23作目のNHK連続テレビ小説です(^^)
1979年に放送し、高視聴率で人気を博した連続テレビ小説『マー姉ちゃん』が明日から再放送されます!
毎週月曜日〜土曜日 午前7:15〜
NHK BSプレミアム・BS4K 同時放送
長谷川町子の家族をモデルにした作品です。ぜひご覧ください!#マー姉ちゃん#サザエさん pic.twitter.com/B4iftsF77G— 長谷川町子美術館 (@machikomuseum) September 26, 2021
全156話で平均視聴率は42.8%と、現在では考えられない数字ですが、当時としては一般的な数字です。
「マー姉ちゃん」のヒロインは、熊谷真実さんが演じた磯野マリ子。
磯野よう子は、磯野家の三姉妹の末っ子です。
磯野家は母親と三姉妹の女だけの家族。こんな家族構成です。
磯野マリ子(長女):熊谷真実
磯野マチ子(次女):田中裕子
磯野ヨウ子(三女):早川里美
磯野はる (母親):藤田由美子
原作は長谷川町子さんの「サザエさんうちあけ話」(^^)
あぐりの再放送をやっている枠、次はマー姉ちゃんと言う作品らしい。ふーん、分からんし見なくても良いかなーと思っていたが、原作がこれだと知って興味が湧いてきてしまった。とりあえず1週間見てみるか…🙄 pic.twitter.com/xctRMXhLYQ
— puin (もぐもぐ) (@puin_11) September 20, 2021
長女の磯野マリ子(熊谷真実)が母、姉妹4人の家族を支え、大戦を挟む20余年間をたくましい生命力で生き抜き、戦後、「サザエさん」の生みの親となる妹のマチ子(田中裕子)を世に送り出すまでをコミカルに描く。
田中裕子のデビュー作品。
引用元 NHK公式サイト
ヒロインマリ子の目を通し、庶民の生きかたのほんとうの明るさ、強さを、笑いと涙のうちに描く連続テレビ小説です。
第5話までのあらすじをご紹介しましょう。
第1話
昭和9年3月、福岡。
家までの道のりを、マラソンさながらに走る磯野マリ子(熊谷真実)。友人のトミ子(村田みゆき)とともに、家の中へ絵具を取りに行ったかと思えば、慌ててどこかへ走り出す。
しかし、絵具を取り戻そうと飛び出してきた妹のマチ子(田中裕子)と取っ組み合いのケンカに。
お手伝いの千代(二木てるみ)に仲裁され、準備中の展覧会場に何とか滑り込むマリ子だが、すでに提出した絵に一筆を入れたいと懇願し…。
第2話
マリ子(熊谷真実)が展覧会場から帰ると、はる(藤田弓子)や千代(二木てるみ)が豪勢な料理を準備して待っていた。
マリ子が最後まで思った通りに絵を描けたお祝いだと言う。
そこへ隣に住む老人・一平(益田喜頓)や、その息子夫婦までやってきて、今展覧会場は大変な騒ぎになっていると言い出す。一方その頃、当の展覧会場では、マリ子の学校の校長(高松英郎)が呼び出され、マリ子の絵の前でとある決断を迫られていて…。
第3話
磯野三姉妹の父が亡くなり早一年。
はる(藤田弓子)はマリ子(熊谷真実)の絵が評価されたことで、夫の肖像画を前にある決断をしようとしていた。そこへ、お隣の一平(益田喜頓)たちが、マリ子にお祝いの品を持ってやってくる。
一方、校長(高松英郎)に呼び出されたマリ子は、自分の描いた裸婦像の絵に白いハチマキがつけられていることを知る。
騒ぎは収束したかのように見えたが、今度はある人物が乗り込んできて…。
第4話
裸婦像を描いたマリ子(熊谷真実)を探しに、磯野家に乗り込んできた大五郎(村田正雄)。
酔っぱらった大五郎は、裸婦像の顔と、そのホクロの位置から、自分の娘である節子(川野薫)を描いたものだと思い込み、激怒していたのだ。
しかし、勘違いだとわかり、あっさり騒動は収まる。
一週間後、クリスチャンである磯野家は、父の一周忌にあたる記念式を教会で執り行っていた。
だがそこへ、またもや風変わりな人物がやってきて…。
第5話
はる(藤田弓子)が東京行きを宣言した法事の後、鯨捕りの男・朝男(前田吟)は三姉妹に東京の魅力を語る。
本格的に絵の勉強ができると喜ぶマリ子(熊谷真実)に対し、千代(二木てるみ)は、相談なしに東京行きが決まってしまったことに不貞腐れ、朝男に当たってしまう。
岩村(小泉博)たちが帰った後、はるは三姉妹を集めて、東京行きを決断した理由を語りだす。
その頃、お隣の一平(益田喜頓)はすっかり元気をなくし…。
引用元 NHK公式サイト
このようにドタバタ感満載のスタートです(笑)女だけの4人家族。ドタバタしない方が不自然ですよね(;^^)
福岡で暮らしていた磯野家でしたが、父親が亡くなって1年。一家は東京に移り住むことになる。。。
というお話でスタートします。脚本は『3年B組金八先生』シリーズなどの小山内美江子さん。
音楽は「ルパン三世」や「犬神家の一族」などを手掛けたジャズピアニストの大野雄二さんです♪
昨日は福岡・春日公演ありがとう!
因幡うどんを食べて帰るゾ。 pic.twitter.com/uAaTpbR9Hy— 大野雄二公式 (@lupinjazz) July 4, 2021
語りは飯窪長彦アナウンサーでした(^^)
放送は1979年4月2日から9月29日まで。なんと今から42年前です!みなさん生まれてましたか?わたしは生まれてます(;^^)
ドラマではマリ子とマチ子が中心となって描かれ、三女の磯野ヨウ子はちょっと影が薄かったように記憶しています。
【マー姉ちゃん】磯野ようこのモデルは長谷川洋子!
「マー姉ちゃん」に三女として登場した、早川里美さん演じる磯野ヨウ子。モデルは長谷川町子さんの妹、長谷川洋子さんです。
「マー姉ちゃん」ではサザエさんにちなみ「磯野家」でしたが、実際は長谷川家。
長谷川家は4人の女の子が生まれましたが、次女が小さな時に亡くなっているので、三姉妹で育っています。
長女・長谷川毬子
三女・長谷川町子
四女・長谷川洋子
ということで、みなさん下の名前はカタカナではありますが役名と同じです(^^)
ただ母親は「マー姉ちゃん」では「はる」でしたが、実名は長谷川貞子さん。お母さんだけ名前が違います。
長谷川洋子さんは1925年、福岡で誕生します。ところが1933年に父親が病死(>_<)1934年に貞子さんは娘たちの絵の才能を伸ばすため、みんなで上京することにしました。
長谷川家が上京したのは、洋子さんが8歳のころでした。
東京女子大学国文科に入学し、菊池寛に弟子入りします。毬子さんの挿絵が菊池寛の目に留まり、雑誌に掲載されるようになっていたので、その縁があったのかもしれません。
大学に在学中でしたが、菊池寛に大学をやめてうちに来なさい、と言われ大学を中退し、文藝春秋に無試験で入社されたそうです。
戦争が激しくなり、長谷川家は故郷の福岡に疎開します。戦争が終わり、町子さんにフクニチ新聞から連載漫画の依頼が来ました。
これがサザエさんの誕生です(≧∇≦)
洋子さんと海辺を散歩しながら、登場人物の名前を考え出したという長谷川町子さん。1946年4月から「サザエさん」の連載が始まりました。
超ロングセラー
朝日文庫サザエさん!
この度オリジナル版を復刊しました。全68巻
平成、令和生まれの子どもたちにも読ませたい
戦後当時の昭和を語り継ぐ記録漫画です。サザエさん 第1巻
長谷川町子/著
朝日新聞出版
880円 pic.twitter.com/pR9sYHcfkq— 本の萬松堂 (@honbanshodo) January 8, 2020
ですが有名出版社から毬子さんと町子さんにオファーがきたため、サザエさんを結婚させて一度打ち切りにしました。
1946年の暮れに長谷川家は東京に戻り、翌年の1月3日から夕刊フクニチでサザエさんの連載を再開。サザエさんは庶民から受け入れられ、人気者となっていきます。
そして母親の助言で姉妹社を設立し、三姉妹が協力しサザエさんの出版を始めました。
1951年に朝日新聞朝刊の4コマ漫画となり、長谷川町子さんは新聞4コマ漫画の第一人者となります。
洋子さんはそのころ新聞記者だった鹿島隆さんとご結婚されています。年代ははっきりとはわかりませんが、長女が1955年に生まれているので、その少し前でしょうか。
おふたりの間には隆子さんと彩子さんというふたりの娘が誕生。長谷川家って、本当に女系なんですね~。
ちなみに毬子さんは戦中にご結婚されましたが、結婚生活1ヶ月で夫は出征し、そのまま戦死してしまい(>_<)、その後毬子さんは独身を貫きました。
町子さんは結婚していません。なので長谷川家の血を引くのは、洋子さんのふたりの娘さんだけ。
町子さんは姪っ子たちをとても可愛がったそうで、ワカメちゃんのモデルが隆子さんなんだそうです♪
洋子さんの夫、隆さんは1961年にお亡くなりになりました。隆子さんが6歳、彩子さんが4歳のころです。
洋子さん一家は、長谷川家の離れでずっと暮らしていました。ですが1982年ころに新居を建てるとき、洋子さんは独立しています。
そのあと毬子、町子のふたりの姉とは絶縁状態になっしまった洋子さん。
理由はよくわかりませんでした。独立が亀裂を生んだのか、母親のことなのか、それとも相続のことなのか。。。ご本人たち以外にはわからないのでしょう。
1985年に長谷川洋子さんは彩古書房を設立し、児童心理学の本などを出版していましたが、2003年に解散。
長谷川町子さんは1974年にサザエさんを休載し、その後再開することはありませんでした。
1992年に町子さんが72歳で亡くなりましたが、毬子さんは洋子さんには絶対知らせないように、と告げたそうです。
それを見かねた長谷川美術館の関係者が、洋子さんにそっと知らせたといいます。
毬子さんは2012年に94歳でご逝去。洋子さんは現在96歳でしょうか。ご健在でいらっしゃるようです。
長谷川洋子さんの著書には「サザエさん東京物語」があり、これは2008年のエッセイです。
今日は長谷川町子さんが亡くなった日。『サザエさんの東京物語』(長谷川洋子 文春文庫)と、『サザエさん』を読み返そう。 pic.twitter.com/7R9JXOZ28b
— 章 (@ayatakaarrow) May 26, 2016
きっと洋子さんには姉に対する確執はなかったのでしょう。
長女の隆子さんは上智大学を卒業後、フランスの大学に留学しのちにパリに移住しています。
著書には「ワカメちゃんがパリに住み続ける理由」などがあり、ワカメちゃんのモデルだったという自覚がおありなんだと思います(^^)
隆子さんの娘さんはイラストレーターをされているそうで、血は争えないですね~。
ということで「マー姉ちゃん」三女の早川里美さんが演じたようこのモデルは、長谷川町子さんの妹、長谷川洋子さんでした。
三姉妹として仲良く育ち、サザエさんの出版元である姉妹社を一緒にやってきた仲のいい姉妹。
ですが1980年過ぎの洋子さんの独立のころから姉ふたりとは絶縁状態となり、結局和解できないまま姉二人は亡くなってしまいました。
長谷川洋子さんは現在もご健在だと思われます。姉、町子さんのことも多く綴られた洋子さんのエッセイ「サザエさんの東京物語」。読んでみてはいかがでしょうか。
マー姉ちゃん磯野ようこ役の早川里美の現在のまとめ
「マー姉ちゃん」が9月27日からアンコール放送されました!ヒロインのマー姉ちゃんこと、磯野マリ子を演じたのは熊谷真実さん。
マリ子は三姉妹の長女、下にはマチ子とヨウ子という妹がふたりいます。
マチ子のモデルは、サザエさんの原作者である長谷川町子さん。その姉、毬子さんをモデルにしたのが、ヒロインのマリ子です。
今回は末娘の早川里美さんが演じたヨウ子に注目しました。ヨウ子のモデルは、長谷川洋子さん。ずっとサザエさんを出版してきた姉妹社をいっしょにやってきた仲のいい姉妹。
ですが洋子さんの独立で姉ふたりと洋子さんは絶縁となってしまい、結局仲直りすることはありませんでした(>_<)
そんなヨウ子役を演じた早川美里さんですが、1981年に出演したドラマ「ぼくの妹8」以降出演はないようです。
当時早川里美さんは24歳。結婚で引退されたのかもしれません。
「マー姉ちゃん」は42年前の作品ですが、毎年磯野家の4人とスタッフたちで同窓会を開いているそうです。みなさん仲がよろしい(≧∇≦)
そこには早川里美さんもご出席されているそうなので、お元気でいらっしゃるようです。
モデルとなった長谷川家の姉妹は仲違いしてしまったので、演じた三姉妹にはずっと仲良しでいていただきたいですね♪。