なつ(広瀬すず)と一緒に演劇を頑張っている雪次郎(山田裕貴)は、お菓子屋の「雪月(せつげつ)」の息子です(^^)
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なつにとってとても信頼のおける親友で、なつが今回演劇を始めたのも雪次郎のおかげです。
その雪次郎ですが、これからお菓子屋を継ぐべく修行のため東京へ旅立ちます。
その修行先である「川村屋」について今回はまとめてみました。
さて、どんなお店でモデルはあるのでしょうか?
最初っからネタバレです!
なつぞらに出てくる川村屋ってなに?
なつぞら兄ネタバレ!行方不明からの再会や逮捕でいつから登場?
ネタバレです!ご注意ください!!
「川村屋」とは東京新宿で有名なベーカリー兼カフェのお店です(^^)
東京のお店がどうしてドラマに登場!?
それにはこんな理由がありました。
ある日なつ(広瀬すず)が丘で絵を描いていると、向こうから青年がやってきます。
それはまだ東京にいたとき、なつを戦火から救ってくれた佐々岡信哉(工藤阿須加)でした(^^)
【なつぞらカウントダウン】
放送までとうとうあと2日♪
本日は、工藤阿須加さん。ヒロインにとって幼なじみであり、大切な存在です。#朝ドラ #なつぞら #工藤阿須加 #4月1日あさ8時放送 pic.twitter.com/EMKH8bBJCl— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年3月29日
信哉はなつの兄、咲太郎(岡田将生)がいた孤児院を訪ねましたが咲太郎はそこを逃げ出し、その後は新宿の芝居小屋で働いていたといいます。
ですがその芝居小屋が潰れてしまい、それ以来行方不明になっているとか・・・。
信哉は柴田家でなつが幸せに暮らしていることがわかり、咲太郎の居所がわかったらい連絡すると約束し、安心して戻っていきました。
その夜、富士子(松嶋菜々子)がなつを誘います。
東京行かない?咲太郎さん、探しに行こう!
そうして2日がかりで東京に着いたふたりを信哉が出迎え、最初に連れて行ったのが川村屋でした。
美味しいお店を紹介したかったから?
いえいえ、違うんです。実はこの川村屋のマダムが咲太郎のことを知っていたからなんです。
川村屋のマダムは前島光子(まえじまこうこ)といい、比嘉愛未さんが演じます(^^)
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この川村屋は、戦前から続くベーカリー兼カフェです。
そしてマダムの光子は、その神秘的な雰囲気からマダムと呼ばれていて、芸術への見識が深く才能ある若者たちの応援もしています。
咲太郎が孤児院を抜け出して働いていたのが「ムーランルージュ新宿座」という芝居小屋。
そこにいたときの咲太郎を光子は知っているそうです。
咲太郎は裏方の仕事を主にしていて、周りからは「サイ坊」と呼ばれ可愛がられていたといいます。
でも現在どうしているのかはわからず、なつと富士子は光子が提供してくれた従業員用のアパートの空き部屋に泊まることになりました。
翌日信哉が咲太郎の居所がわかったと川村屋にやってきて、なつと咲太郎は無事に再会!
ふたりが川村屋にお世話になっていると知ると、マダムにお礼に行くと約束してくれました。
ところが夜になっても咲太郎は来ません(T_T) なんと質屋に入れた腕時計が盗品だったということで警察に捕まっていたのです。
そんなとき、ムーランルージュで支配人をしていたという藤田正士という男性が現れ、咲太郎についてこんなことを教えてくれました。
ムーランルージュが潰れたとき、咲太郎には母親のように慕う女性がいて、彼女のためにお店を取り戻したかった。
そのとき10万円で取り戻せると騙され、金貸しから借りたお金をだまし取られてしまった・・・。
なんとも酷い話ですよね(T_T)
そして咲太郎はその10万円が工面できるまで、新宿には戻らないと言って姿を消してしまったんだそうです。
それを聞いてびっくりしたのが、マダムの光子!
どうしてかというと、そのとき咲太郎の保証人になっていて、借金を肩代わりしていたのです。
光子は自分が咲太郎に騙されたと思っていて、なつたちを泊めることで咲太郎を探し出せると考えていました。
でも自分が騙されたんじゃないとわかった光子は、こんなことを言います。
自分の代わりになつが借金の肩代わりをされると思い、何とかお金を作ろうとしたのでは・・・?
信哉の話では、咲太郎は泥棒はしておらず、腕時計を誰からもらったのか話そうとしないそうです。
どうやら腕時計をくれた人をかばっている様子・・・。
こうしてなつは咲太郎とは会えず、そのまま東京を後にしました。
これがなつと川村屋の出会いです。
次に雪次郎と川村屋についてのお話をしましょう(^^)
雪次郎が修行することになる川村屋と雪月の関係とは?
なつぞら雪次郎役は山田裕貴!特捜9やハイアンドローなど出演作品は?
川村屋は、雪次郎の父親で雪月の店主、雪之助(安田顕)が戦前お菓子の修行をしたお店でした。
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高校を卒業した雪次郎も、父と同じく川村屋で修行を積むことになったのです。
そしてアニメーターを目指すなつも、漫画動画を制作する会社東洋動画の採用試験を受けるべく雪次郎とともに上京。
試験があるまで川村屋の厨房で雑用のアルバイトをすることになり、ふたりは川村屋の寮に住むことになりました。
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そしてなつの東洋動画の就職試験!
なんとなつは・・・不合格(^_^;)
試験に落ちることを想定していなかったなつは(笑)茫然としてしまいます。
川村屋も正式に雇ってもいいと言ってくれ、北海道に帰るという選択肢もありましたが、なつはどちらも受け入れられずにいました。
そんなとき東洋動画でまた”仕上げ”という仕事の採用試験があると知り、それに挑戦したなつは見事に合格(^^)
そうなると川村屋の寮にはいられないので、兄の咲太郎と一緒に住むため川村屋をあとにしました。
このように川村屋は、なつにとっても雪次郎にとっても大切な場所となります。
そんな川村屋ですが、モデルは新宿中村屋では?と思われます。
川村屋のモデルは新宿中村屋?
なつぞらてるお役は清原翔は綾野剛に似てる?ハイアンドローなど出演作品は?
新宿中村屋とは、新宿に本店のある老舗メーカー。
中村屋さんのさくら月餅好きで買いに行ったら販売終了してた😭でも抹茶月餅が出てました。香ばしい抹茶餡に小豆の粒が入っていてこれも美味しい〜✨✨✨来月まで販売予定らしいのでリピします☺️ pic.twitter.com/bArt56EJ91
— れいちん (@renchan712) 2019年4月10日
現在では和菓子や洋菓子のほか、中華まん、レトルトカレーなどの製造販売も手掛けていて、関東で販売される中華まんではトップのシェアだといいます。
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また日本で初めてクリームパンを作ったのもこの新宿中村屋。
1901年、ときはまだ明治時代のころ、東京大学正門前にあったパン販売店中村屋を相馬夫妻が買い取り、個人で経営を始めました。
そして1909年に現在本店のある新宿に移転、お菓子や缶詰などの製造販売を手掛けるようになります。
喫茶店ができたのが1927年。カリーライスとボルシチを売り出しました。
1948年に専属の和菓子工場を設立、その後もどんどん事業を拡大しています。
創業者の相馬愛蔵さんは妻の黒光さんとともに独創的なパンを作り続け、クリームパンを始め中華まんの元となる中華饅頭なども発売。
1918年に娘がインドから亡命してきた革命家と結婚したことから、本格的なカリーを学び当時としては珍しいインド式のカリーの販売も始めました。
ってか、やっぱりスケールがちがいます!
普通亡命してきた革命家と知り合うきっかけなんてありませんよね???
そういう意味でもとても視野も心も広いご夫婦だったんだと思います。
その一方で奥様の黒光さんは絵画や文学など多くの芸術家が交流する「中村屋サロン」をつくり、また彫刻家の荻原碌山の支援者となったりもするなど芸術に貢献してきた女性。
黒光さんがおそらく光子のモデルなんだと思います。
[amazonjs asin=”4256190732″ locale=”JP” title=”黙移 相馬黒光自伝 (平凡社ライブラリー)”] [amazonjs asin=”B000J7XPO2″ locale=”JP” title=”相馬愛蔵・黒光著作集〈1〉穂高高原 (1980年)”]このように古くからパンやお菓子、それにインドカリーなどを提供してきた中村屋。
ドラマの川村屋もパン屋ですがカフェを併設していて、本格的なインドカリーをお店の売りとしています。
そんな川村屋がもうすぐドラマの舞台となりそうです♪
なつや雪次郎の活躍に期待していましょう!
まとめ
NHK連続テレビ小説「なつぞら」にこれから「川村屋」というベーカリー兼カフェというお店が登場します。
場所は新宿。ということで、なつはこれから雪次郎と一緒に東京へと旅立ちます。
この川村屋のモデルとされているのが「新宿中村屋」。
クリームパンを始めて販売した老舗ですが、現在では中華まんやレトルトカレーでもおなじみですよね。
その川村屋でなつと雪次郎が働くことになります。
前回の「まんぷく」でカップヌードルが品薄になったように、今回も新宿中村屋の商品が品薄になるかもしれませんね。
ドラマを見ているとパンやカレーが食べたくなるかもしれませんので、みなさんご注意ください(笑)