1月6日(日)夜8時から大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」がスタートします。
明治から昭和期を駆け抜ける大河ドラマは、何と三田佳子さんが主演を務めた「いのち」以来33年ぶりらしいですねー!!
日本が初めてオリンピックに出場した明治45年のストックホルムオリンピックから、昭和39年の東京オリンピックまでの52年間を壮大なスケールで描きます。
しかし、ドラマの中では、明治~昭和がドラマの中で、ちょくちょく切り替わって描かれるらしく、時系列を把握するのが難しいかもしれません・・・
今回はそんな「いだてん」の時代背景や、ドラマ内での出来事を紹介したいと思います!
一部今後のドラマのネタバレを含むため閲覧注意です。
いだてん 明治24年(1891年)金栗四三誕生!
明治24年、「いだてん」の前半の主人公・金栗四三(中村勘九郎)が誕生!!
それから遅れること7年後、明治31年(1898年)に後半の主人公田畑政治(阿部サダヲ)が生まれます。
※ちなみに、明治29年には第1回オリンピック・アテネ大会が開催されています!
いだてん 明治44年(1911年)金栗四三がオリンピック選手に選ばれる!
明治44年、金栗四三はオリンピックのマラソン予選会に出場し、見事世界記録を樹立。
短距離の三島弥彦(生田斗真)と共に日本人初のオリンピック選手に選ばれます。
明治45年(1912年)にストックホルムオリンピックに参加するも、金栗四三は熱中症で倒れてしまい、ゴールは出来ず苦いオリンピックを経験。
その後大正5年(1916年)ベルリンオリンピックで、金栗四三はメダルを期待されるも、第一次世界大戦の勃発でベルリンオリンピックは幻に・・・
いだてん 大正9年(1920年)、大正13年(1924年)にもオリンピック出場!
大正9年、金栗四三はアントワープオリンピックでは、見事完走し16位!
大正13年、パリオリンピックでは残念ながら途中棄権(/ω\)
この頃田畑政治は、朝日新聞社に入社し記者として、政治家と渡り歩きながらスポーツの地位向上に努めます。
※大正9年には、第1回箱根駅伝が開催され、金栗四三は大会開催のために尽力。
いだてん 昭和7年(1932年)〜昭和15年(1940年)幻の東京オリンピック
田畑政治は記者でありながらも、昭和7年のロサンゼルスオリンピックでは水泳日本代表の監督として活躍!
その後、東京でオリンピックが昭和15年に開催されることが決定するも、日中戦争が色濃くなったことで、東京はオリンピック開催を辞退。
いだてん 昭和20年(1945年)日本敗戦~昭和39年(1964年)東京オリンピック開催へ
昭和20年、終戦を迎えた日本。田畑政治は戦後最初のロンドンオリンピック参加を模索するも、日本は参加できず・・・
その後、ヘルシンキ、メルボルン、ローマオリンピックに日本は参加!
そして、昭和34年(1959年)田畑政治の尽力が功を奏し、東京オリンピックの開催が決定ヽ(^o^)丿
昭和39年(1964年)オリンピックが東京で開催!!
いだてんの時系列は複雑で分かり辛い?
ここまで簡単ですが、「いだてん」で描かれるであろう出来事をまとめてみました!
そして、ドラマではこの50年近くを時系列が交錯しながら物語が進んでいくので、ちょっと見ていて分かり辛いのでは?という声も挙がっているいるようです。
今年の大河ドラマ「いだてん」のプレガイド番組を見ているが、複雑だなぁ。私の最も興味のないスポーツと、最も好きな人物である古今亭志ん生がセットで描かれるのだから。志ん生が出なければ見なくて済むのになぁ。
— 曽田 亮一 (@sotaryoichi) 2019年1月2日
いだてんの事を大河ドラマじゃないとかいう意見やっぱりあるか… 子供の頃に親が山河燃ゆとか春の波濤とか見てた記憶がうっすらあるから、昭和の大河には違和感無いけど、時系列調べたら昭和→明治/大正→昭和という3年間があって、その次に独眼竜政宗でブレイクしたんやね。で昭和はそれきり、と…
— 雨見屋 (@amemiya_ray) 2018年12月18日
今年の大河ドラマはハナシが分からないのでこのガイドを買いました。
近代の大河なんで批判あるけど、昔親と「いのち」っての見てたけどあれは太平洋戦争が舞台だったような。とても良かったよ。
(しかし翌年独眼竜政宗に家族全員でどハマりするのでした)#大河ドラマ #いだてん pic.twitter.com/isfq1U1rh7— エイチティー群馬浦和西武 (@ht02gold08rush) 2019年1月3日
来年の大河「いだてん」は
・太平洋戦争を挟むので描写が怖い(朝ドラのように軽くはないと思う)
・現代史で政治色薄いので人物がよう分からないと不安要素が多いのですが
クドカン脚本で
1年間盛り上げてくれることを
大きく期待している— ひらりん@旧じゅん (@junjun_hirarin) 2018年12月16日
実は毎年大河ドラマの試写会が記者向けに行われているのですが、こんな厳しい意見を見つけました(/ω\)
第1回の試写を見た感想は、正直こういう感じの作品とすっきりと明確に表現することは難しい内容でした。
理由は1910年前後の話と、東京五輪を招致する1960年前後の話が行ったり来たりと時系列が交錯しながら物語が展開する為、視聴者にとってなかなか物語に入り込めないのでは?
高齢者にはいつの時代を描いているのか分かりにくいのではないかと不安を感じました。
うーん、かなり厳しいご意見です(;^ω^)
「いだてん」の脚本は宮藤官九郎さんなので、斬新すぎる作風が、高齢者にはちょっと受け入れられるか心配ですよね・・・
制作側のNHK曰く、第一話は「壮大なプロローグ」らしいです!
そのために時代が行ったり来たりする、展開だったようですねー。
第2話は、第1話ほど時代設定が交錯しないようなので、オーソドックスな大河ドラマの展開に戻るみたいです!
どちらにせよ、第1話を見てみないことには、感想を語れないですよねー(笑)
まとめ
今回は「いだてん」の時代背景を、時系列に沿ってまとめてみました!
昭和と明治の時代を交互に描く展開が果たして視聴者に受けるのでしょうか?
ちょっと高齢者の視聴者には厳しいかもしれませんよね・・・
逆に若者の視聴者にとっては、面白く感じるのかも?
そう考えると、2019年の大河ドラマはかなり挑戦的なスタイルを取っているのかもしれませんね(;^ω^)