波瑠(はる)さん主演の婚活ドラマ「サバイバル・ウェディング」。
寿退社したその夜に浮気が発覚して婚約破棄、新しい職場の条件は「半年以内に結婚しないとクビ」というぶっとんだ設定が面白いですよね(^_^)
でも婚約破棄しておきながら、風間俊介(かざましゅんすけ)さん演じる元婚約者・和也(かずや)がさやかに執着しているのが気になります。
今回は、そんな元婚約者・和也(風間俊介)の原作ネタバレをまとめていきます!
※重要なネタバレを含むため、知りたくない方は絶対に見ないでください!
和也(風間俊介)とさやか(波瑠)の出会いは?
[https://dorama-netabare.com/archives/40091]さやかは寿退社した夜、和也(風間俊介)の部屋のベッドにピンクの下着を発見します。
これから結婚するんだし、ショックだけど1回の浮気くらい許すしかないか・・・
と覚悟したさやかですが、和也の答えは
「さやかとは結婚できない。終わりにしよう」
という別れを告げるものでした。
さらに、
「結婚結婚って重いんだよ」
「さやかといると辛いんだ」
と追い打ちをかけます。
結婚できないなら、もっと早く言って欲しいですよね~。
浮気がバレてバツが悪いからって、言葉のチョイスもヒドイ!
このように終わった4年間の付き合いですが、二人の出会いは高校時代でした。
予備校で、さやかは和也(風間俊介)に一目惚れ。
和也が着ている制服から通っている高校を調べ、学園祭に行って和也の前を何度も通り過ぎ、やっと声をかけられました。
さやかもけっこう執念深いタイプですね(^_^;)いや、行動力があるのかな?
ですが県内一の進学校に通い、サッカー部のキャプテンである和也は、女子たちの憧れの的。
さやかはただの顔見知りになることしかできません。
そのため、高校のときは予備校の帰りに自転車置き場で和也を待ち伏せし、「じゃあな」と言われることだけが楽しみな、片想いで終わりました。
しかしその後、社会人になって東京で再会。
なんと和也の方から声をかけてくれ、さやかは運命的なものを感じました。
そして、高校の時に手に入らなかったものがようやく手に入ったからか、さやかは和也を
絶対に失いたくない
と思います。
だから、結婚も強引にすすめてしまったのですね。
さやか(波瑠)は和也(風間俊介)の連絡先を削除
[https://dorama-netabare.com/archives/39403]さやかは新しい上司の宇佐美(伊勢谷友介)に、
復縁したいなら2週間連絡を無視しろ
と言われます。
和也(風間俊介)からは「久しぶり、元気か」「式場キャンセルしておいた」などとメールが入りましたが、さやかはアドバイス通りに無視。
すると和也の方から
「会って話さないか」
とメールが!
いよいよ2週間ぶりに再会しますが、宇佐美の作戦により、さやかは30分で切り上げて
宇佐美の車に乗り込むところを見せつけます。
それを見て、和也は嫉妬。
なんとさやかの自宅の前で待ち伏せしていました。
「上司とこんな時間までいっしょにいるのか?」
と強引にキスをして抱きしめ・・・
その後、さやかと和也は体だけの関係を3回続けてしまいます。
さやかが「私たちってどんな関係?」と聞くと、和也は
「お互い仕事が忙しいし、しばらくは今のままの関係でいいんじゃないかな?」
と、セフレ宣言。
さやかは、和也(風間俊介)にとって都合のいい女にされていたのです。
この関係に悩んださやかは、宇佐美に相談。
「新しい自分になってリセットしろ」
という助言を受け、和也との思い出の品や写真を捨て、連絡先も削除します。
新しい自分になることを決意しました。
ここで、一度きっぱりと別れるわけですね。
和也(風間俊介)とパーティで再会
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ですがその後、また再会することになってしまいます。
宇佐美といっしょに行ったあるブランドのレセプションパーティに、和也(風間俊介)が来ていたのです。
しかも、赤いドレスを着た女性と親しげな様子。
そんな和也を見て、さやかはソワソワしてしまいます。
その後、酔いつぶれた宇佐美をタクシーに乗せようとすると・・・
和也が
「会いたかった」
「もう一度話さないか」
そう言いながら、さやかを抱きしめます!
さやかは本当はまだ好きな気持ちが残っているので、心が揺れますが・・・
意志を強く持ち「行かない」と断り、タクシーに乗り込みます。
和也(風間俊介)の浮気女(石田ニコル)と修羅場!
[https://dorama-netabare.com/archives/39454]その後、柏木祐一(吉沢亮)と出会って和也のことは忘れていたのですが・・・
誕生日に和也から電話がかかってきます。
連絡先を削除してしまっていたので、仕事相手からの電話かとうっかり取ってしまったんですね。
「誕生日くらい何かさせてくれ」
と言う和也の誘いに乗り、さやかは和也とホテルのバーへ。
すると、和也は自分の部屋に誘います。
さやかは「私たち別れたじゃない」と断りますが・・・
元カレと誕生日を過ごすことくらい普通だ、と自分に言い聞かせ、和也のマンションへ向かってしまいます。
そして、和也の部屋にさやかから先に入ると
なんと、キッチンからエプロンをした女が出てきました。
パーティで赤いドレスを着ていた女です。
その女は
「私たちもうすぐ一緒に暮らすんです。もう会わないでもらえますか」
「私たちずっと付き合ってたんです。和也あなたのことセフレだって言ってました」
と、さやかを罵ります。
「早く出て行ってください。和也は追いかけませんから」
さやかは追い出され、みじめな気持ちのまま誕生日を終えました。
和也(風間俊介)の本音が泣ける!
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その後、さやかは祐一との関係がうまくいきかけていました。
そんな時、和也(風間俊介)の同期から電話がかかってきます。
「さやかちゃんのところに和也行ってないかな?ずっと会社休んでるんだ」
和也の会社が大規模なリストラを行い、同期の中で和也だけが子会社へ出向することになったのです。
数年経ったら戻れるような、ただの出向ではありません。
和也が出向するのはもう採算が取れない会社で、本体からいつ切り離されてもおかしくないような所。
和也は、リストラされたのです。
同期は「一度和也に会ってやってくれないか」と言いますが、さやかは正直もう関わりたくないというのが本音でした。
そのため「考えておく」と伝え、電話を切ります。
すると、数日後。
さやかが帰宅すると、突然和也が声をかけてきます。
目に力がなく、髪がべたっとして、まとっている空気がいつもと違いました。
目の焦点も合っていません。
「さやか、俺が悪かった。やっぱりお前がいないとダメなんだ」
和也は、さやかを抱きしめます。
酒くさい和也(風間俊介)を、さやかは押し返しますが、和也は無理やり抱きつきます。
「さやか、俺とやり直そう。な、俺のこと好きなんだろ」
さらに強引にキスをしようとする和也。
「やめてって言ってるでしょう。わたしがどんな思いしたか分かってるの?」
さやかが押し返すと、和也は力なく倒れ込みました。
急に婚約破棄しておきながら、仕事がうまくいかなくなったら復縁しようと迫るなんて、最低ですよね。
もう相手にするのはやめよう、とさやかが和也のそばを通りすぎようとすると・・・
「怖かったんだ」
和也がつぶやきます。
「さやかに自分を見せるのが怖かった。
ずっとさやかの前で自分を演じてたんだ。仕事だって容量よくこなしてただけで実力なんてなかった。
自分よりできる男なんて死ぬほどいる。俺はどこにでもいるダメなやつなんだ。
さやかにそれを見せるのが怖かった・・・」
和也(風間俊介)は、涙を流しました。
「さやかの思っている俺はとっくの昔からいないんだ。
仕事ができるフリをして、ずっと自分を演じてた。
何も持ってない自分を見せて、嫌われるのが怖かった。
自分をさらけ出せる他の女と関係を持って、孤独を散らしてた。俺はそういう男なんだ」
そんな和也の告白を聞き、さやかは
4年間も付き合っていて、和也がそんなに苦しんでいることに気づかなかったこと、心の内を知ろうとしなかったことを反省します。
ですが、もうさやかの心は和也にはありません。
「できるよ、和也なら。私が寝てからこっそり仕事してた。
いつも接待で帰りが遅いのに、日曜日は朝早くからゴルフに出かけてた。わたし、すごいなって思ってた。
だから和也ならなんとかなるよ」
さやかはそう励まします。
和也(風間俊介)はそれを聞くと「ありがとな、さやか」とお礼を言い、さやかはその場を立ち去ります。
こうして、二人の関係は完全に終わりました。
さやかは、祐一のことをもっと知りたい、もっと知るように努力しよう、と決意します。
まとめ
[https://dorama-netabare.com/archives/40014]最初の別れの時に言っていた
「さやかといると辛いんだ」
という言葉は、和也(風間俊介)がさやかの前では自分をさらけ出せないからだったんですね。
この葛藤を聞くと、和也のことの憎めなくなってきますね。
むしろ人気の風間俊介さんが演じることで、ドラマではかえってさやかに批判が集まってしまうかも?(^_^;)
さやかだって十分ヒドイことをされていますが、最後に「和也には出来なかったけど、祐一のことはもっと理解できるように努力しよう」と思うあたりが、なんとなく和也を踏み台にしている気がしなくもない・・・。
いや、そんなひねくれた考えは私だけでしょうか(笑)