NHK朝の連続テレビ小説「わろてんか」。
来週から「安来節(やすぎぶし)」がテーマとなり、乙女組なる女子たちが活躍するようです。
安来節って、何なのでしょうか?
今回は、気になる安来節についてまとめていきます!
安来節(やすぎぶし)とは?
[https://dorama-netabare.com/archives/28243]安来節とは、島根県安来地方の民謡です。
元は、お酒の席で歌われてきた「騒ぎ歌」。
ひょっとこ顔の踊り手による「どじょうすくい踊り」が有名ですね!
「あら、えっさっさ~」の掛け声から始まるあの踊りです!
始まりは江戸時代末期で、300年ほどの歴史がある民謡です。
安来節という言葉は聞いたことがなくても、どじょうすくいは聞いたことがある人が多いのではないでしょうか(^_^)
男踊りと女踊り
安来節は「男踊り」と「女踊り」に分かれています。
大正時代、東京の浅草などで話題となっていた安来節。
人気の要因は、「女踊り」でした。
着物の裾をまくり上げて踊る、色っぽさと華やかさが大評判となったそうです!
モモヒキ姿で踊る「男踊り」が笑いを誘うのに反して、女性が着物の裾をまくって踊る姿は、より色っぽく見えたのではないでしょうか(^_^)
安来節の「女踊り」では着物の裾をまくって踊り、下の長襦袢が見えるんですよね。
着物の下に着る長襦袢は下着のようなものなので、当時の男性にとってはドキっとする衣装だったのかもしれませんね。
・・・と思って調べてみたら、やはりそういう意味合いが強かったようです。
ブームに乗って安来節の専門店が次々と開かれたそうなのですが、そのチケットはピンク色だったそうなんです。
それをうっかり家に持帰ると、奥さんの雷が落ちたのだとか(^_^;)
安来節は落語の代わり?
[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/28203″]明治時代は、落語の全盛期!
北村笑店のモデルとなっている吉本興業は、寄席をどんどん手中に収めていきます。
ですが新たに活動写真(映画)などの娯楽が出現し、落語の人気が落ちてきてしまったのです。
そこで、次の笑いの柱になるものを探していた吉本興業が目を付けたのが、安来節でした。
浅草で話題となっていた安来節に注目し、本場の踊り手をスカウトしに、島根県へ向かいます。
そこでオーディションを開催し、優れた踊り手たちを発掘。
安来節は瞬く間に大ブームとなりました。
さらに、東京で安来節の公演を行ったところ、大盛況。
吉本興業は、安来節のおかげで東京にも劇場を持つことに成功します。
どじょうすくい踊り、なんてことない宴会芸だという思っていました。
すごいものだったんですね~!
だって、吉本興業がなければ今の漫才もなかったわけですものね。
その吉本興業を全国進出させた安来節・・・もっと注目されてもいい気がします!
というか、見てみたいです!
安来節乙女組って?
[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/27354″]北村笑店は傘下の寄席をどんどん増やし、所属芸人も200人を越える大所帯になっていた。
藤吉(松坂桃李)が社長、てん(葵わかな)は経理責任者、風太(濱田岳)は全ての寄席を束ねる総支配人として忙しい毎日を送っている。
伊能(高橋一生)から寄席の興行形態が古くさいままだと指摘された風太は、当時流行し始めていた安来節を北村笑店でも取り入れたらどうかと藤吉に進言する。
興味を持った藤吉は、すぐに島根へ旅立った。
引用:https://tv.yahoo.co.jp/program/38364061/
[https://dorama-netabare.com/archives/28234]モデルとなった吉本興業と同じように、てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)は島根に踊り子のスカウトに向かいます。
そこでオーディションを行い、4人の女の子を大阪に連れて帰ることに。
その4人を「安来節乙女組」と名づけ、舞台に立たせるために女子寮で生活させることになるようです。
やった!
安来節が見れる~!
4人の女の子の安来節、楽しみですね(^_^)