NHK連続テレビ小説・朝ドラ「らんまん(ランマン)」が2023年4月からスタートしました。
神木隆之介(かみきりゅうのすけ)さん演じる主人公・槙野万太郎(まきのまんたろう)は、世界に誇る日本植物学の父と言われた実在の植物学者・牧野富太郎(まきのとみたろう)さんがモデルです。
3週目では、万太郎が初めて東京に行き様々な経験をしました。そして4週目は佐川に戻ってきた万太郎は新たな出会いをしてなんと自由民権運動に参加する!?という展開です。
万太郎が出会ったのは、自由民権運動の活動団体・政治結社「声明社(せいめいしゃ)」のリーダーの早川逸馬(はやかわいつま)。
早川逸馬との出会いが万太郎の人生を大きく変えるきっかけになりそうです。
しかし・・・早川逸馬と一緒にいたことで、警察に逮捕されてしまうことになる万太郎。
今回は朝ドラ「らんまん」で主人公の槙野万太郎が自由民権運動で逮捕されてしまうのは実話なのか?牧野富太郎も警察に連行されたのか?についてご紹介していきます。
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槙野万太郎の自由民権運動で逮捕のネタバレ!
まずは、主人公の槙野万太郎が逮捕されてしまう衝撃のネタバレです。
4週では、東京から戻ってきた万太郎が、祖母のタキに、姉の綾と結婚して峰屋のために生きるように命じられる衝撃展開。
NHK朝ドラ「らんまん」綾(佐久間由衣)、万太郎(神木隆之介)との結婚を決意!視聴者「切ない」「現実に戻ることを決めた」 https://t.co/crGVxOJdHp
— サンスポ (@SANSPOCOM) April 27, 2023
実は、綾が養子で従妹同士だという祖母のタキ。しかし・・・それまで兄弟として育ってきたのに、結婚でムチャブリもいいところですね。
もちろん反発する2人。姉の綾は、家を飛び出し・・・向かったのは、思いを寄せる幸吉の住む村に。
すると・・・なんと幸吉は若い妻と一緒に幸せそうにしていました((+_+))
幸吉に妻がいることを知ってしまった綾。
泣くまいと顔を上げると、そこには #ササユリ が一輪。「うまい酒を飲んだときみたい」
思わず浮かんだ考えにふっと笑ってしまいます。
そして立ち上がり、歩き出しました。#朝ドラらんまん#佐久間由衣 pic.twitter.com/oD2kQhmVzD— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) April 25, 2023
ショックのまま、来た道を戻った綾は、自由民権運動の演説の場で足を止めます。
するとそんな綾を探してやってきたのは万太郎と竹雄。
そこで演説していたのが、早川逸馬でした。
なんと来週から…
早川逸馬役 #宮野真守 さんが登場❣コメントをいただきました!
最後の「らんまん!」ポーズはまたどこかで見れるかも…?
第4週もお楽しみに!✨#朝ドラらんまん pic.twitter.com/4DVV9x56nj— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) April 21, 2023
そこで成り行きで、万太郎が皆の前で演説することになり、早川逸馬と意気投合!
植物学が好きなのに、実家を継がないといけない・・・ということで悩んでいた万太郎にとって「自由とは?」というテーマはタイムリーでした。
そして早川逸馬ともっと話したいと思い、誘われるまま、ついて行くことに。
そこで早川逸馬に紹介された、ジョン万次郎に会うという更なる衝撃の出会いをします。
日本に帰ってこなければよかったと後悔していた #ジョン万次郎 。
「わしにとって自由とは…海で見た、夢そのもの。命そのもの。じゃけんど、自分で捨ててきてしもうたがよ」
後悔しないように、と万太郎の目をしっかりと見つめました。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #宮野真守 #宇崎竜童 pic.twitter.com/QFC3DVMuNQ
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) April 27, 2023
このジョン万次郎との出会いをきっかけに、万太郎は植物学の道へ進む決意をします。
そんな万太郎が最後に早川逸馬に会いに行き、声明社の集会に立ち寄ります。
植物学の道に進むと決めた万太郎は、綾にも「自由に生きてほしい」と伝える。綾も峰屋のために生きると宣言。2人は、今日選んだ道を悔やまずに歩むことを誓い、竹雄もそれを見守るのだった。佐川に帰る前に、早川逸馬の演説会に参加した3人。思いがけず登壇することになった万太郎だが、突如乱入してきた警官隊に捕らえられてしまう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/664d259e07aed8544b5983db21c9880e23bc24d8
すると「集会条例違反だ!」と叫ぶ警官たちが駆け込んできて、万太郎は結社の一員とみなされてしまい、警察に収監されてしまう事態に。なんと逮捕された万太郎。
警察にかけあっても、どうにもならない状況だったことから、竹雄は、峰屋に走る・・・という展開になります。
槙野万太郎の自由民権運動への参加は実話?牧野富太郎はどうだった?
楠野喜江【くすのよしえ】のモデルは楠瀬喜多で実在の「民権ばあさん」の生涯とは?
「らんまん」では、自由民権運動に少しだけ参加した万太郎。参加といっても、一度演説を成り行きでしただけですが。そしてたまたま、集会にいたことで、結社のメンバーだと思われてしまったのですが・・・これらの出来事は実話なのでしょうか?
実は、牧野富太郎さんの実話とは随分違います。
と言うのも、牧野富太郎さんは、ガッツリ、自由民権運動に参加していたのです。牧野富太郎さんに関する自伝などの書籍には必ずと言っても良いほど、自由民権運動に参加されいたことが記されていました。
土佐では板垣退助の出身地ということで、自由民権運動がさかんでした。
富太郎さんも、学問は自由・平等であるべきだという考え方に共鳴し、自由党に参加していたんです。
富太郎さんは、佐川で自由民権運動の青年を対象にした「同盟会」を発足させて勉強会や討論会を行い、自ら熱弁をふるったこともあったとのこと。
ドラマでは、本格的に運動に参加しないので、実話とは違うんですね。そして「同盟会」は学術研究色を強め「公正社」と名前を変えます。
らんまんに登場した自由民権運動の政治結社は「声明社」でしたが、牧野富太郎さんが自由民権運動をしていたのは「公正社」という団体でした。
最終的に、富太郎さんは学問の道に進むことが自分の使命だと気づき、自由民権運動から退くことになり、そのあと、植物学の道に進むために東京に行くことになります。
朝ドラ「らんまん」では、この自由民権運動にガッツリ参加した史実を描かないようですね。
槙野万太郎の自由民権運動で逮捕は実話?牧野富太郎も警察に連行された?
と言うことは槙野万太郎が自由民権運動で逮捕されてしまったように、牧野富太郎さんも逮捕されてしまったことがあるのでしょうか?
実は1882年(明治15年)には、「同盟会」は学術研究色を強め「公正社」となり、討論会や談話会を重ねていきます。
しかし規約に自由民権思想が反映されていることが問題視されて佐川警察署から呼び出される事態に。
社長の代理で出頭した富太郎さんの論破によって、存続が認められたそうです。
しかし、「公正社」そのあと学術研究のみを目的とした「佐川学術会」となり、明治18年に解散することになります。
警察署に呼び出されて、出頭した富太郎さんですが、逮捕されたわけではなかったので、実話とは違うことがわかります。
牧野富太郎さんが自由民権運動に求めていたのは、誰もが何の制約も受けずに自由に平等に学ぶことができる社会を実現することでした。
そして民権運動を続ける過程で政治活動ではなく「学問に専心して国に報ずるのが私の使命」だと感じた富太郎さんは、自由民権運動から退く決意をして、仲間たちにも納得してもらったそうです。
しかし自分が抜けることで、残された人たちの士気が低下するのを恐れたことから、茶目っ気で芝居がかった脱退劇を企画しました。
富太郎さんは地元の染物屋に頼んで魑魅魍魎がのぼる太陽に追われて逃げだす図柄を描いた旗を作って大規模な懇親会にのぞみます。
そして近隣の村々から集まった弁士たちが次々と熱弁をふるう前で仲間とともに旗を掲げて脱退の意志をたからかに宣言して世相を風刺した歌を歌いながらあっけにとられる人々を残して会場をあとにしたそうです。
この行為は牧野富太郎さんにとっても自分の決意表明のようなものだったのかもしれません。
この後、東京に行き、植物学に集中して取り組むことになるのでした。