桜の塔ネタバレ!原作あらすじ1話~最終回は黒幕の千堂に復讐?

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ドラマ「桜の塔(さくらのとう)」がテレビ朝日系「木曜ドラマ」で2021年4月からスタートします(≧∇≦)

主演が玉木宏(たまきひろし)さんの刑事ドラマ。刑事ドラマといっても、これまでのドラマの常識を180度覆す作品になっているとか!

ヒロインの広末涼子(ひろすえりょうこ)さん、人気急上昇中の若手俳優の岡田健史(おかだけんし)さん、森崎ウィンさんなどキャスト陣も楽しみなドラマです。

キャストが本当に豪華すぎてビックリしちゃいました!

今回はこのドラマ「桜の塔」の原作ネタバレ、あらすじ、脚本家、それにキャストをまとめました。

桜の季節にピッタリなタイトルの「桜の塔」。さて、どのようなドラマなのでしょうか?

また1話~最終回までのあらすじネタバレをご紹介していきます。

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目次

桜の塔の原作ネタバレと脚本家は?

桜の塔で蒲生兼人【がもうけんと】役は森崎ウィンで犯人役?

桜の塔の原作ネタバレは?

「桜の塔(さくらのとう)」に原作はないのでネタバレはありません。完全オリジナルドラマです(^-^)

ということで、ドラマスタート時点で、どんな展開になるのか、結末などはわからないので、いろいろ予想考察するのが楽しみなドラマになりそうですね。

桜の塔の脚本家は?

桜の塔の子役の上條れんは小林優仁!玉木宏の幼少期役は青天を衝けの栄一

脚本家は2019年のドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』で多くの賞を受賞した武藤 将吾(むとう しょうご)さん♪

ネット社会に警鐘を鳴らした話題作でしたね(^-^)

深夜ながら、高視聴率をたたき出したヒットドラマ。武藤 将吾さんが手がけるということで・・・絶対に面白い刑事ドラマになりそうな予感ですね。

武藤将吾さんはほかにもドラマでは「電車男」「花ざかりの君たちへ」「家族ゲーム」「若者たち2014」「ニッポンノワール」などを手掛けた脚本家です。

「ニッポンノワール」では、今回登場する広末涼子さんがキーパーソンとして出演。

再びの武藤将吾さんとのタッグになります。

主演の玉木宏さんが今回演じるのは、かなりダーティーな刑事。玉木宏さんのイメージが変わってしまうかもしれません・・・。

共演には広末涼子さん、椎名桔平さん、仲里依紗さん、高岡早紀さんなどなど。豪華でしょ(≧∇≦)

放送は4月15日夜9時から毎週木曜日となります。

主題歌は宮本浩次さんの 「sha・la・la・la」♪

宮本浩次さんはロックバンド「エレファントカシマシ」のボーカルですが、今回はソロの作品。「桜の塔」のために書き下ろされました。

”sha・la・la・la”がリフレインされる楽曲となっているそうです。ドラマで初めて楽曲が解禁されます!早く聴きたいですね♪

では「桜の塔」のあらすじをご紹介しましょう!

桜の塔のネタバレあらすじ1話~最終回!黒幕千堂と対決?

桜の塔で富樫あすま役は岡田健史!若手キャリア刑事役

桜の塔のネタバレあらすじ1話!驚くべき黒幕と玉木宏の過去

「桜の塔」あらすじ引用元 テレビ朝日公式サイト

2016年――東京都内の銀行で、一般市民を人質に取った立てこもり強盗事件が発生した!

警視庁刑事部捜査一課の主任・水樹爽(広末涼子)は部下の富樫遊馬(岡田健史)らを率い、事件現場を包囲。現場からの連絡を受け、地方大学出身の「外様派」刑事部長・千堂大善(椎名桔平)は警備部所属の特殊急襲部隊「SAT」の出動を要請する。

だが、彼と共に次期警視総監の座を争う「薩摩派」警備部長・権藤秀夫(吉田鋼太郎)と「東大派」警務部長・吉永晴樹(光石研)――警視庁のスリートップが繰り広げる“それぞれの思惑をはらんだ話し合い”は決裂…。

そうこうしているうちに、覆面をかぶった犯人が人質の一人に発砲し、まんまと裏口から逃走するという大失態を招いてしまう!

上層部による話し合いの詳細については知る由もないが、明らかに“防げたはずの事件”を防げなかったことに、激しい怒りに震える爽。

だが、ずば抜けたプロファイリング能力を誇る警視庁捜査共助課の理事官・上條漣(玉木宏)は極めて冷静だった。

彼は隙のない理論でSATを出動させなかった理由を説明して見せたばかりか、現場の刑事たちが見抜けなかった“犯人特定の手がかり”をも提示したのだ!

しかもその矢先、千堂が“ある事情”から自らの娘・優愛(仲里依紗)の婚約者で、捜査の陣頭指揮をとっていた捜査共助課課長・佐久間義孝(少路勇介)を外し、漣を代理として引き上げる。
そんな状況を冷ややかに見守る権藤と吉永。

彼らの派閥に属するキャリア組も一斉に捜査から手を引いてしまい…。

 

一方、漣は幼馴染でもある爽に、強盗犯は誰だと思うか尋ねる。

犯人が使ったのは最新の3Dプリンターで作製した改造銃だという漣の見立てを元に絞り込んだ容疑者の中から、爽は刑事の勘で蒲生兼人(森崎ウィン)がホンボシだと推測。

そんな爽に、漣は“とんでもない指示”を出し…!?

なんだか誰も信用できない感じですね~(^^;)しかもみなさん、悪人に見えます(笑)

警視総監の座を巡り、出世バトルが繰り広げられるドラマ「桜の塔」。普通の刑事ドラマとはまったく違うものになりそうです。

描かれるのは、野望と正義が入り乱れる究極の人間ドラマ。まるで戦国時代のよう?

特に主演の玉木宏さんにとっても、これまでの中でもっともダーティーな男を演じることになります。

以降で1話のネタバレご紹介していきます。

立てこもり事件発生は会議室で起こってる?

父親の墓参りをしている上條漣(玉木宏)。

墓石にウイスキーををかけ、ウイスキーを飲みながら「あと少しだ。あと少しですべてが終わる。。。察庁の悪魔だってさ。いつからだろうな、悪魔に魂売っちまったのは。」

ウイスキーのボトルは父親の形見。上條は地面に歩いている蟻を見つめ・・・険しい表情で蟻を踏みつけます。

2016年。

上條は、雀荘でマージャンをしています。何かを企んでいる様子。

雀荘のでは、東京都港区の光友銀行田町支店で19名を人質にとった立てこもり事件が発生しているニュースが。

そして・・・

現場の刑事たちは、SATの手配を待っています。

警視監3名が、現場のSAT要請について会議をしています。

外様派の刑事部長の千堂大善(椎名桔平)、東大派の警務部長の吉永晴樹(光石研)、薩摩派の警備部長の権藤秀夫(吉田鋼太郎)。

次期警視総監の座を争っている3人は、それぞれの出世にまつわる思惑が合致せず、話し合いは決裂。SATの出動はなくなる。

なんだか、事件は会議室で起こってる??踊る走査線を思い出すシーンでした。

3人を説得すると現場の刑事に約束していた捜査共助課課長・佐久間義孝(少路勇介)は刑事たちから責められます。

現場では車を要請した犯人が、手配が遅く、怒ったのか・・・銀行の中から、銃声が聞こえます。

刑事たちは、急いで銀行内部に。

すると、人質の女性が右足を撃たれていました。そして、犯人は裏口から逃走。

まんまと逃げられてしまいました。

一方、佐久間義隆(少路勇介)から携帯にかかってきた電話を無視して雀荘で相変わらず麻雀をしている上條に刈谷銀次郎(橋本じゅん)が封筒に入った拳銃のようなものを渡します。

麻雀では、上條が勝利。対戦相手の癖を短時間で見抜く能力があったのでした。

水樹爽(広末涼子)と一緒に被害者の女性が搬送されるのを見ていた部下の富樫遊馬(岡田健史)は「これって防げた事件ですよね・・・」とつぶやきます。

爽も悔しそうな表情を浮かべます。

幼馴染の爽と父親の自殺

佐久間が現場の刑事たちからのSATの要請を断ったことで、追及をうけ、うろたえている時、佐久間に変わって、漣がSATが出動しなかった理由を説明し、それまで騒いでいた捜査員たちは何も言えなくなります。そして犯人像を爽から聞かれ、プロファイリングから、皆が気づかなかった犯人像を話します。また、犯人が作っただろう、改造銃を制作できる最新の3Dプリンターを既に調べ上げていました。

その後、漣にランチを奢れと、会議の時とは全く違う口調で、親しげに話しかける捜査一課主任の爽(広末涼子)。2人は幼なじみでした。

爽は「あんたみんなに嫌われてるよ」と忠告しますが「そんなの今に始まったことじゃない」とクールな反応。

そして昔はこんな冷たい人じゃなかったという爽。

上條が変わったのは上條の父親が自殺してからだと話します。

「あれで俺は目が覚めた。俺は決して弱者にはならない」と上條。

しかし、爽にとっては上條の父親は「弱くない。ヒーローだった。」というのでした。

刑事部長・千堂との関係

「外様派」刑事部長・千堂大善(椎名桔平)は上條の上司。

「お前にとって正義とはなんだ?」と聞く千堂に「私にとって正義とは権力です」と答えます。

無能な佐久間について、話をする2人。無能なのはわかっているけど、かわいい娘の婿だから、佐久間の力になるように上條に頼む千堂でした。

そしてクラブで上條と佐久間が飲んでいます。佐久間のグチを聞く上條。

佐久間を置いて、帰ろうとする上條にママ小宮志保(高岡早紀)は、上條の父親のについて話します。ママにとって上條の父は恩人で「この店が今日までやってくられたのもお父さんのおかげなんだから」と言います。

父親は弱い?

上條が幼いころの回想シーン。

酒を飲んで少し酔っている父親が「漣、お前将来何になりたいんだ」と聞くと

笑顔で「警察官?ってことにしといてやるか」と答える上條少年。

すると「警察官になるのはいい。でも俺みたいになるなよ。俺は強きにくじかれた弱い人間だ。本当の間違いを正そうとするなら悪魔に魂を売るしかないのかもな」と、言ったのでした。

爽は、立てこもり事件で足を撃たれた被害者の岸川のぶ代のいる病院にお見舞いに。

眠っているのぶ代の代わりに夫が爽たちの対応をします。

のぶ代が撃たれた右足はもう動かないと語り、のぶ代の夫は定年を迎え、2人で海外旅行へ行くのを楽しみにしていて、そのお金を両替しにいったときに起こった事件でした。

「(銀行に行くのを)止めておけば」と悔やむ夫。

一緒に行った部下の富樫が怒りをあらわにします。爽やかはその背中を叩いて「その気持ち忘れるな。あんたはキャリアに染まるなよ」と言うのでした。

上司の婿の失態

上條に佐久間から電話が入ります。

佐久間はクラブで飲んだあと酔っ払い、気がつくとホテルにいて、隣には若い女が寝ていたと焦った様子。

優愛(仲里依紗)とのランチの約束があるので、上條に代わりに行ってくれと頼むみます。

「今から行けば間に合うのでは?」という上條に「かわいい子なんだから、もったいないだろう!」とクズなことを言う佐久間でした。

しかし、その後その若い女に「刑事なんでしょ?うちと取引しよう♪」と取引を持ち掛けられるのでした。

そして、レストランで優愛に会う上條。佐久間が急用でこれなくなった代理だと説明。

優愛(仲里依紗)は、上條が不快に思う言葉を並べます。しかし上條はプロファイルで、それがすべて嘘だと見抜き、優愛に指摘する上條。

このことがきかっけで、優愛は上條に打ち解け、心を許し2人は楽しい時間を過ごします。そして上條と別れたあとの上條の後ろ姿を見る優愛。もしかして上條のことが気になっている??

その後、警察に戻ると、千堂から佐久間の代わりに銀行強盗事件を仕切るよう命じられる上條。

実は、佐久間と一緒にいた女は未成年の17歳。週刊誌に売り込むと言われ泣きついてきた佐久間。どうしてあんな男に娘をやろうとしたんだ、と怒り、呆れる千堂でした。

そして、権力争いから自分の立場のため、上條に必ず犯人をあげるように、無茶な命令をする千堂に、絶対逮捕すると誓う上條でした。

容疑者蒲生兼人

捜査会議では、3Dプリンターの線から5名の容疑者が浮上します。

上條は爽に誰が犯人であるか聞くと、容疑者の中でも、蒲生兼人(森崎ウィン)が怪しいと言います。理由を聞くと「刑事の勘」だと答える爽。

そんな爽に、蒲生兼人がいるサバゲーの施設へ連れていき、サバゲーの参加者として、蒲生兼人に接触するように言います。潜入捜査ですね。

爽は蒲生と接触し、事件の話などを自然にします。2人が会話する様子を陰から見ていた上條は、蒲生の仕草や話から怪しいと言います。

そして、爽が持ってきた蒲生の手袋を受け取りました。

その後、犯行に使われた銃が発見されます。

凶器が発見されたのは、多摩川の河川敷で蒲生のアパート近く。そして銃から蒲生の指紋が検出されました。

ただ、偽装して指紋をつけて、蒲生に罪を着せようとしている怨恨の線もあるという流れに。

重要参考人として取り調べをしようとする刑事たちに逮捕状を請求すると言う上條に、皆驚きます。

もし上條が犯人でなかったら大変なことになります。しかし、自分が責任を取ると、強引に進めます。

爽は、捜査員を河川敷に行かせた上條を怪しみます。

そして、逮捕された蒲生の取り調べする爽。もちろん否定する蒲生。しかし、家宅捜索で大量の改造銃が発見されます。

そして、取り調べでは、別室からの上條の言う通りに爽が話すかたちで取り調べが進行。

学生のころに、会社を設立し、多額の借金を抱えることに。そして3Dプリンターを購入して大量の改造銃を生産し密売して、借金を返そうとした。

しかし、売るつてがなく、顧客だった暴力団関係者から密売ルートの紹介を持ち掛けられた。

すると、明らかに動揺する蒲生。

密売ルートの話など捜査の段階では一度も出てはいなかったため、驚く捜査員たち。

そして、更に別室の上條は話ます。

密売ルートの紹介料として1000万が必要だったが、そのお金がなかった。その金を作るために銀行強盗の計画を企てたと。

すると「俺じゃないんだよ!金を要求してきた奴らがけしかけたんだよ。計画通りにしたら、絶対に成功するって」と言い出す蒲生。

こうして、犯行を認めた蒲生。

うなだれる蒲生に、爽は銃で撃たれた被害者の幸せを奪ってしまったことを説明し、責めるのでした。

事件の黒幕の驚くべき正体

蒲生の自供の後、爽は上條に証拠を捏造したのでは??と問い詰めます。

蒲生は証拠の銃のことだけは最後まで否定していました。

そして、犯行に使った銃は粉々に砕いて捨てたと証言。ということは、発見された銃は??

しかし上條は仮に捏造だとしても、何が悪いんだ、蒲生は銀行強盗の罪を認め、大量の銃器を押収したことで、これから起きるだろう犯罪を未然に防ぐことができたと開き直ります。

爽は「あんたのやり方は間違ってる。こんな事しておじさんが喜ぶと思う?おじさんはあんたにこんな刑事になってほしくて背中を見せていたわけじゃない。目を覚ましてよ!お願いだから、おじさん悲しませるようなことしないでよ!」と訴えます。

ここで上條の幼いころの回想シーン。

その日、父親が苦しい表情で上條少年に「実は父さんな・・・」何かを言おうとしてやめました。

「漣、お前は自分が信じた道を行け」と言いどこかに出かけていきました。おそらくこの日亡くなったんだと思います。

この時、父親が何を言うつもりだったのか?その答えを知りたくてプロファイリングを習得したと爽に言う上條は「おまえに俺の何がわかる」と言って、柔道の技??で爽を投げ飛ばし、立ち去りました。

実は・・・上條は蒲生の取り調べの前に、捏造した銃を千堂に預け、証拠の捏造について、すべての真相を話していました。

かねてから組対が改造拳銃の件でマークしていた蒲生を逮捕し、家宅捜索から銃が見つかれば二つの事件が解決できる。

そうなると、出世レースに有利になることを説明。

千堂も最初はびっくりしたものの、その作戦に乗り、捏造を見過ごすことにしたのでした。

千堂はマークしていた蒲生が偶然強盗事件を起こしたことを「本当に偶然なのか??」「どうして蒲生が犯人だと思った??」と疑問をなげかけるも「刑事の勘」と答えた上條の返答で納得すし、懲戒免職にさせられた佐久間の代わりに、上條を警視正に推すことに。

その後、クラブSで話す上條とママと銀次郎。

そこで事件のすべての真相がネタバレ。

事件の最中に雀荘で銀次郎が上條に渡したものは蒲生が犯行に使われたものと同じ改造銃。その銃に指紋を付けて銃を捨てたのも銀次郎で協力させられたのでした。

また、佐久間に未成年の女子高生に10万円を渡して陥れたのはママ。もちろん上條に頼まれてやったことだった。

あとは千堂が警視総監になるように、いろいろ手を回すつもりだと話す。そうなれば、自分の道筋も見えてくると。

すると上條にママは被害者が「(上に行く)覚悟はできてるの?(被害者が右下半身マヒになった)罪悪感はないのか??」と聞きます。

すると「もう決めたんだ!悪魔に魂を売らないと、本当の間違いは正せない。必ず頂点まで上り詰めてやる」と決意を見せる上條でした。

その後、庁舎内で移送される蒲生が、偶然電話しながら歩く上條とすれ違い立ち止まります。上條の声に聞き覚えがある蒲生。

それは、突然かかってきた電話の主の声。その電話は密売ルートの紹介と。そして紹介料1000万円を手に入れるために銀行強盗をするようにそそのかした男。

そう・・・なんと蒲生が銀行強盗を起こすように仕向けたのは上條だったという衝撃の真相でした。

桜の塔のネタバレあらすじ2話!

 銀行強盗事件で手柄を立てた警視庁捜査共助課の理事官・上條漣(玉木宏)は、1日おきに女性たちが矢で襲われるも負傷者はゼロ…という奇妙な連続通り魔事件の捜査指揮を担当。さらに、同期である警備部所属の新垣広海(馬場徹)と警務部所属の馳道忠(渡辺大知)と共に、警視正への昇進候補者にも選ばれる。だが、警視正のポストの空きは2人分…。漣の上司である刑事部長・千堂大善(椎名桔平)と、警備部長・権藤秀夫(吉田鋼太郎)、警務部長・吉永晴樹(光石研)は、警視総監・荒牧雄彦(段田安則)に推薦すべき人物を絞るため会議を開くが、いつしか派閥同士の小競り合いに発展し、話し合いは難航…。すると、荒牧が「1週間後に投票で決めよう」と、前代未聞の提案をしてきた! しかし投票者の半数は、吉永率いる「東大派」と権藤率いる「薩摩派」の2派閥に属する者で占められている。言わずもがな、「外様派」である千堂の下にいる漣には極めて不利な状況だった…。それでも野心をたぎらせる漣。彼は連続通り魔事件が社会的に大きな反響を呼べば、捜査指揮をとる自分の評価も上がるとにらみ、静かなる闘志を燃やす。
 そんな中、動画サイトでは芸人・Mr.予言者(渡部豪太)が、5件目の通り魔事件を予測し、犯行現場に遭遇するところまで配信したことで、ふたたび世間の注目を集める。しかしこれは、すでに犯人および事件の法則を分析し終えていた漣が、裏で仕組んだパフォーマンスだった! そうとは知らず、警視庁刑事部捜査一課の主任・水樹爽(広末涼子)は捜査を続行。一方、犯人に殺意がないと確信する漣は、自らの野望を優先し、さらに世間の反響を大きくしようと画策。犯人を泳がせながら、Mr.予言者を利用し続けることに。ところがその矢先、まったく想定外だった“事件”が起きてしまい…!

引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/sakuranotou/story/0002/

出世競争

朝、道場で水樹爽(広末涼子)に呼び出された上條漣(玉木宏)。

強盗事件を操っていたのが漣だと気付いて「目を覚まして!(死んだ父親)おじさん、悲しませないでよ」と言われた漣は思わず爽を柔道技で投げ飛ばします。

「きれいに投げられるなんて、最低!」と言い、事件そのものよりも、投げ飛ばされたことが許せないと言う爽。漣があきれつつも、爽は必死に漣につかみかかり、見事柔道技で倒しました。

「スッキリした」という爽は「おじさんが何で死んだのか?あんたが何を考えているのかわからないけど、私はおじさんから教えてもらった正義を貫く」ときっぱりと言うのでした。

そして漣の荷物が散乱していたので、爽が荷物を拾ってあげると、連続通り魔事件の資料であることに気づきます。

一方、2016年の警視正を決めるレースが始まった。候補者は3名。薩摩派からは新垣広海、東大派から馳道忠、外様派から漣。

ところが枠は2名分しかない。話し合いでは揉めてしまい、痴話げんかのような状況に。誰にするのか、決まらない中、警視総監の荒巻が現れ、推薦する2名を1週間後の決戦投票で決める提案。そんな提案は前代未聞のことでした。

しかし、薩摩派と東大派で票の半数を占め、無党派の票を集めなくてはならく、漣には不利な状況でした。新垣広海と馳道忠で確定だと、周囲も本人たちも確信していました。

漣が指揮する連続通り魔事件は、インパクトがなく、この事件を解決したところで、警視正となる決めてにはならない。

しかし、通り魔事件が社会的に大きな反響を呼べば漣の評価が上がりアピールになると話す千堂大善(椎名桔平)でした。

連続通り魔事件

漣が指揮を執っていたのは、1日おきにボーガンで女性が狙われる連続通り魔事件。女性をボーガンで狙うも、ギリギリボーガンの矢が刺さらず、怪我人は出ていませんが、一歩違ったら、大けがになる状況でした。

また怪我人はなかったのですが、精神的恐怖からPTSDになった被害者もいました。

目撃者もおらず、捜査は難航。しかし、漣は捜査会議で、事件現場を点にして線でつなぐと、北斗七星の形になることに気づいて、次の犯行現場を予測します。

ただ、犯行時間はバラバラなので、犯人を逮捕するのは難しいという漣。

そんな中、Mr予言者と名乗るユーチューバーの一発屋芸人が、事件が起こる予言を的中させて、事件の様子を配信して、話題になっていました。

爽たちはMr予言者が犯行に関わっている可能性があるとMr予言者を尋ねると、お告げがあったと言うだけ。

そして警察が来ることが分かっていて、自分が疑われないように、撮影時に近くにいた目撃者の情報を爽たちに私、自分たちが潔白であることを証明しようとしました。

あまりにも準備周到だと思う爽たち。

千堂の娘の優愛

漣と一緒に食事をして以来、漣のことが気になっていた千堂の娘の優愛が漣に会いに来ました。

優愛が自分に気があるとわかっていた漣。

自分も優愛に気があると伝えつつも、今よりももっと出世しなければ優愛に釣り合わないし、優愛の父親である千堂に認められることが2人が幸せになるために重要だと伝えました。

漣の策略

また漣は既にプロファイリングによりすでに犯人を特定していましたが、もっと反響をあげる必要があるので、逮捕しませんでした。

警視正になるため、自分の評価を上げるために、事件を社会的に話題になるようにして、解決する。

そのために漣はMr予言者に連絡して、事件が起きる場所をあらかじめ教えて、予言を動画配信させて、世間の注目を集めようとしていたのでした

また、Mr予言者も再びブレイクすため、返り咲きたいと思っていて、漣はそういったMr予言者の気持ちを巧みに利用していたのでした。そして、5件目を見事に的中させたMr予言者に注目が集まっているなか、6件目の配信をしていたMr予言者。

しかし、狙った女性にたまたま駆け寄っていった子供に矢が刺さってしまいます。

犯人には憂さ晴らしで犯行を楽しんでいて、殺意がないから、被害者が出ないと思い、事件を放置していた漣にとって想定外の事態。

事件にけが人が出てしまったことから、その責任を取り、警視総監の命令で、漣は事件を下ろされることになります。

しかし千堂に必ず、負け戦をひっくり返すと約束して、千堂が上を説得させるから、事件を引き続き担当することになります。

蒲生かねと

爽は拘置所で銀行強盗と銃の製造で逮捕された蒲生かねとに面会しに行きます。

蒲生に強盗をするように仕向けた暴力団関係者がまだ見つかっていないことを報告する爽。

爽は蒲生の更生を見届けたいと熱い思いを伝えると蒲生は心を開き、蒲生は強盗事件を進めてきた暴力団関係者の電話の声に似た声を警察で聞いたと言いました。

その後、爽の実家の定食屋で大食いチャレンジをしている漣が。

見事、大食いチャレンジは失敗。

そして2人は、なので幼い頃、いじめられた爽の仕返しで、いじめた人物に銃で復讐しようとして、父親にひどく叱られた話をします。

自分のために仕返しをしようとしてくれた漣が嬉しかったという爽。

そして爽は漣に「あんた、おじさんに胸張って警察官になったって言える?」と聞きます。すると「親父やもういねえ」とだけ言い、帰っていく漣。

その後、漣は昔のことを思い出します。酒に溺れ「もうだめなんだ、俺は・・・」と漣に言う、父親の姿を。

7件目の通り魔事件

漣が捜査会議で話していた、犯行現場をつなぎ合わせると北斗七星の形になるという説明をテレビの取材で答えるMr予言者。

そして7件目の事件現場で、テレビで予言を行いましたが、犯行は実行されません。

現場に張り込んでいた爽に漣から連絡が入り、7件目の犯行現場がどこなのか?すぐに行くように指示が入ります。

予想していた星座は北斗七星ではなく、7つ目以外がそっくりなこぐま座のものだったという漣。

こぐま座の7つ目の赤経にあたる場所に向かった爽は見事犯人を現行犯で逮捕します。

別の場所で犯人が逮捕されたことで、SNSでヒドイバッシングを受けたMr予言者。

返り咲くチャンスを失い失望していました。そんなMr予言者に、爽になんでこの場所がわかったのか聞くと、Mr予言者は「みんなあいつのせいだ!あいつが全部悪いんだ!あいつがここだっていうから!俺じゃない」と言うのでした。

警視正の投票結果

警視正候補への推薦の投票結果は漣と新垣が8票、馳が5票という結果で見事漣が警視正候補に。

落選した馳は「なんでだ・・・」と悔しそうにつぶやくのでした。

その後、千堂の自宅に呼ばれた漣。2人で漣の昇進を喜びますが、千堂は漣が言っていた通り、事件が世間から注目され大事件に発展、それを解決したことをどこか疑っていましたが、喜します。そして姿を現した優愛。

漣は千堂に優愛と結婚を前提とした交際を認めてほしいと言いいます。

驚く千堂でしたが、優愛が漣を好きであることを聞き、ふたりの交際を認めるのでした。

漣の目的

漣は爽から実家の定食屋に呼び出されます。

爽は漣が初めから事件の真相・犯人を知っていたのでは??と追及します。

道場で爽が漣を投げた時、漣のカバンから落ちた書類の地図にすでにこぐま座の設計が書き込まれいたこと、事件の次の犯行を予見していたのにわざと見逃していたと言います。

Mr予言者は犯行現場をある人物から教えてもらっていたが、それが漣では??など、漣の策略をすべて言い当てます。

また蒲生の話から計画を持ち掛けてきた電話の主が漣であることを見抜いていました。

しかし、証拠がないと言い、立ち去ろうとする漣に、真実を打ち明けるように、銃を向ける爽。

漣は爽がレコーダーを仕掛けて、漣が自供することをすべてを録音して、上司に提出してようとしていることを見抜きます。

「私の憶測が正しければ、あんたは警察にいるべき人間じゃない。今すぐバッチを外して」という爽。

もちろん、拒否する蓮。

「どうしてこんなに変わってしまったの??私はあなたを助けたい、今ならまだ、引き返せる」と泣きながら銃を受けて、訴える爽。

しかし、漣は「もう引き返せない。」と言います。

そして爽の「どうして出世にこだわるのか?どうして警察のトップに立ちたいのか??」と聞かれ

父親が自殺する前に「俺はもうだめなんだ。警察に殺される」と漣に言っていたことを話します。

「親父を追い詰めた警察が許せなかった」という漣。

警察トップに立って組織の膿を浄化しようと決めたという漣。

そして、「これ以上、犠牲者を出したくなかったら、俺を撃て。撃って俺を楽にしてくれ」と爽の持つ銃に胸を押し付ける漣。

爽は引き金を引きます。しかしあらかじめ弾は抜いてありました。

爽は、漣を助けることができなかったと、泣き出す爽でした。

桜の塔のネタバレあらすじ3話!同期の馳の切ない結末

警視庁捜査共助課の理事官としての手腕が評価され、警視正に昇進した上條漣(玉木宏)は、警務部へ異動。警務部長・吉永晴樹(光石研)から、警察内の不正を取り締まる“警察の中の警察”=監察官のポストを与えられ、警視庁捜査一課の主任・水樹爽(広末涼子)らが半月前に暴力団から押収した拳銃を横流しした主犯を秘密裏に探るよう命じられる。「東大派」派閥を率いる吉永が、「外様派」の刑事部長・千堂大善(椎名桔平)の息がかかった漣を抜擢した裏には、何かよからぬ思惑が潜んでいるはず…。だが同時に、警察官の身辺を隅々まで把握できる警務部には、上層部の弱みを探し出すまたとないチャンスが転がっているのも事実だ。密かに警視総監の座を狙う漣は、吉永の信頼を得て警務部の中枢に入り込むため、まずは横流し事件の調査で成果を上げようと決意。千堂は「今のお前さんに監察官の仕事は手に余る」と言い、あまりのめり込まないよう忠告するが、その言葉の真意は不透明で…!?
 拳銃を横流しした主犯は水樹班の中にいる可能性が高い――そう推察した漣は、爽に押収当時の流れをヒアリング。押収品保管倉庫に拳銃を届けた高杉賢剛(長谷川朝晴)と轟啓一(駒木根隆介)のどちらかが怪しいとにらむ。だが、下手に動いて主犯に勘ぐられるのは得策ではない。漣は確実に現行犯で捕まえるため、爽の協力を得て“罠”を仕掛けるが、なぜか読みどおりには事が進まず…。
 横流し事件の根底には“隠された何か”があると考えた漣は、警務部に所属する同期・馳道忠(渡辺大知)に、事件に関連する資料の精査を依頼。警視正への昇進を見送られて以来、精神のバランスを崩していた馳は、なんとか平静を装って確認作業に取り掛かる。ところが…。やがて“警視庁を揺るがす闇深き真実”が発覚!常に冷静な漣が激しく取り乱す事態にまで発展してしまう――。

引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/sakuranotou/story/0004/

 

警務部の監察官に任命された理由とは?

2016年、昇進に伴う異動で、警視庁警務部の監察官となった上條漣(玉木宏)。

監察官は警察官の不正を取り締まる任務。
同僚から嫌われてしまう役回りです。
最初に命じられたのは拳銃の横流し事件。
暴力団から押収された銃が、警視庁内部の人間が横流ししたと思われていました。
その主犯を探すように言われる上條漣。

一方、動機で出世競争で、上條に負けてしまった馳 道忠(渡辺大知)の様子がおかしく病んでいるようだと心配する新垣 広海(馬場徹)の話を聞いていた上條も何やら思うところがあるようでした。

上條は刑事部長の千堂大善(椎名桔平)の自宅に。
2人で、警務部長・吉永晴樹(光石研)が上條を監察官にしたのは、何か裏があるのでは?と話します。
派閥が違う上條を選んだのは、何か思惑があるのでは?と言う千堂。
そして千堂は、警務部に配属されたのだから、上層部の弱みを握るように命じます。
そしてそこに上條と婚約した千堂の愛娘の優愛(仲里依紗)がやってきます。
上條にほれ込んでいる優愛。2人の仕事の邪魔をしないように、父親に言われ、仕方なく、どこかに行きます。
そして千堂は「今のお前に監察官の仕事は手に余るから、のめり込みすぎないように」と釘をさされるのでした。

拳銃の横流し事件の容疑者は・・・

そんな中、上條は水樹爽(広末涼子)を呼び出します。
そして水樹班の誰かが、拳銃を横流しした可能性があることを伝えます。
驚く爽でした。

一方で、千堂を引きずり下ろすために上條を監察官にしたと話す警備部長・権藤秀夫(吉田鋼太郎)と吉永晴樹(光石研)。本気でつぶしにかかろうとしていました。

仕事後、爽の実家の食堂で2人で話をする爽と上條。
暴力団から押収した銃を高杉賢剛(長谷川朝晴)と轟 啓一(駒木根隆介)が保管庫に預けましたが、調べてみると、偽物でした。預ける前にすり替えられた可能性が高い。
2人を疑っているという上條ですが、爽は部下の疑いを晴らすために、自分の協力するだろう??と言います。
仕方なく爽は協力することに。
2人のことを聞く上條。
高杉はギャンブルが好きで借金がある。轟は、組織犯罪対策にいたこともあり、暴力団や反社とのつながりはある。
どちらであってもおかしくないという上條に、いつものプロファイリングで2人を調べてみたら??と言う爽。
しかしこの事実を知っているのは、ごく一部なので、下手に動けない上條。

そして、現行犯で捕まえるため罠をしかける計画をする上條。
組織的な犯行では??と思う上條。
この案件を解決して、評価を得て、刑務部の中枢に入ろうともくろむ上條。

一方、爽の課のメンバーは、銃があるとタレコミがあった、廃工場に行きます。
すると、タレコミ通りに見つかる複数の銃。

上條は婚約者の優愛(仲里依紗)とお食事。出世のため、優愛とのデートは重要なことですね。
結婚式場などの話をする優愛に、冷めた態度の上條に、いつも冷たいと怒る優愛。
すると・・・携帯に連絡が入ります。
爽からで、予定通り、高杉賢剛(長谷川朝晴)と轟 啓一(駒木根隆介)に拳銃を保管庫に届けさせる計画を報告しますね。
タレコミは、上條の罠だったんですね。
デート中に爽との会話に笑顔を見せる上條を見て「いつもと違った。私には見せたことがない笑顔を見せた」と拗ねる優愛。
優愛は上條の表情をじっと見つめるのでした。

そして、翌日、届けられた保管庫の拳銃をチェックしに行く上條と爽。
すり替えられてない、本物だと言う上條。
爽は2人の身の潔白が証明されたと安心しますが「俺たちの中に内通者がいる」という上條。
今回の計画を知っている誰かが、高杉や轟と繋がっている可能性があるという上條。
上條は皆の会話を録音するために、レコーダーを仕掛けていた音声を出します。
ドン引きする爽。
その音声を聞く2人。
その会話は、監察官のウツミとタカネの会話でした。
上條が2人を疑っていることを知っていて、
「上條がこの事件を解決できないだろう」と言っていて、何か裏があると思われる会話をしています。

食堂で2人で話していると、食堂の外で話を聞いている人物が・・・上條が食堂の入り口を開け、その人物を確保すると・・・なんと爽の部下の富樫遊馬(岡田健史)。
富樫が保管庫でも自分たちを監視していたと追及すると、富樫は、上條と爽が付き合ってるのでは??と気になったと言います。
あきれる2人。
話を聞いていた富樫は高杉と轟を疑っていることを、ヒドイと責めます。
そして翌日・・・富樫を高杉に、拳銃の横流しで疑われていると言ってしまう富樫。
「驚きましたよ・・・2人はそんなことするはずないのに。」という富樫の話を聞いていた高杉の顔色が変わります。

そんな中、爽からある殺しで逮捕状が出たということで、出動命令が。
富樫、高杉、轟も現場に向かいます。
爽が容疑者を逮捕し連行後、容疑者の部屋に残った富樫、高杉、轟。
富樫が大量の覚せい剤を発見。
価格は、2億はくだらないと驚いていう轟でした。

一方、上條は昔のことを思い出していました。
上條が幼いころ、警察官だった父親が
「仲間を疑うのは一番苦しい。だから、信じて騙される方がよっぽどマシだ」と言います。幼いころの爽が「もし騙されて危険なめにあったら?」
と聞くと
「その時は、諦める・・・」と答える父親でした。

同期の馳

上條は、昇進が見送られた後、決算処理の仕事に回された同期の馳 道忠(渡辺大知)
に高杉と轟についての報告書に何か他に情報がないか?確認してほしいと頼みます。
調べていた馳ですが、驚いた表情をしますが、上條には特にないと言います。

上條の差し入れの肉まんを一緒に食べながら、警察大学校時代の話をする2人。
「こんな狭い部屋で数字とにらめっこじゃ辛いだろ」「しょうがないよ。これが僕の仕事だから」と答えます。
そして内緒で持ち歩いている、ウイスキーをすすめる上條。
美味しいという馳。
父親のウイスキー瓶であることから、警察官だった父親の話になります。
どうしてなくなったのか??聞く馳に「警察の現実を知って、その現実に耐えきれなくて死んだと思っている」と言います。
「強さってなんだろうね。長いものに巻かれることかな・・・それとも、それに抗うことなのかな?お父さんは強かったと思うよ」と笑顔で言う馳でした。

小宮志歩(高岡早紀)はクラブに「サプライズ」と言い、
千堂大善(椎名桔平)と権藤秀夫(吉田鋼太郎)と吉永晴樹(光石研)の3人を集め、嫌々ながら一緒に飲むことに。
千堂はどうして上條を監察官にしたのか?
尋ねます。すると・勇仁(岡部たかし)の血を継ぐ彼に興味があったという吉永。

志歩は「皆さん、上條さんのお父さんとはお知り合いなんですか??」と聞きます。
すると「よく知ってる。刑事のいろはを上條さんから教わった」と言います。
上條の話をして、固い表情になる千堂でした。
「お前いつ警察辞めるんだよ?」と千堂に言う、権藤。
千堂にこれ以上居座っても、出世できないのにと厳しいことを言う2人でした。

馳の告白

一方、高杉は明かに暴力団風の男と接触。「金、用意できたか?」と聞きます。
用意した金を確認して、押収した覚せい剤を渡そうとすると
爽と上條が銃を構えていました。
そう、富樫を使って、罠をしかけていた上條たち。

覚醒剤は以前押収したものを保管庫から借りていたものでした。

「バカバカしくなった。どんなに頑張っても、反省せずに、また犯罪を繰りかえす。そんなクズな使うようなもの、金に換えていいだろ」という高杉に「たったひとつの不祥事が、どれだけ警察の信用を失わせるのか?わかってるはずなのに」と涙ながらに訴える爽でした。

上條は、保管庫への偽物の急な仕込みが周到すぎるということで、誰か裏にいるのでは??と追及します。

すると・・・同期の馳から電話が入ります。
「君に嘘をついた。高杉警部補の報告書には不備があった。今から、メールで送る。それを見れば、どうして君が監察官に選ばれたのかわかるはずだ。この前くれた肉まんとお酒のお礼だ。すごくおいしかったんだ。それと、もう一つ、嘘がある。僕の仕事は、決算の仕事じゃない。不正経理の処理だ。架空の請求書をバレないように紛れ込ませて、裏金作りに加担してたんだ。昇進の見込みがなくなって、こんな役回りに。僕はもう、おしまいだ。お父さんが亡くなった時の気持ち、今なら少しわかるよ。もう、どうしようもないんだ。」と言います。
「今、どこにいる?会って話そう」という上條に「いいんだ。全部終わりにするんだ。僕なんか、いなくなっても誰も悲しまない。」と言います。
上條は父親の死を思い出し「ふざけんなよ!」と言い、走って馳の元に向かいます
「お前はそれでいいかもしれない。でも残された人間はどうなる?失った悲しみをずっと引きずるんだぞ。」
「僕はこんなことをするために、警察官になったわけじゃない。僕は人の助けになりたかっただけなんだ。けど、もう無理だ。やり直せないんだよ。」
必死で説得する上條。「お前なら、やり直せる。俺が行くまで待っててくれ」と言いますが、
馳は「ごめん。ありがとう」と言い、泣きながら、薬を飲みます。

架空請求の黒幕

外にいた上條は、同期の新垣広海(馬場徹)に馳の状況を連絡して見に行くように言います。
必死に馳の元に駆け付ける新垣。
すると・・・馳が倒れていました。
救急搬送される馳。
一命はとりとめたと新垣。
上條は、馳のパソコンに向かうと、データが全て削除されていました。
吉永晴樹(光石研)の元に行く上條。
「部下が自殺を図ったのに、写経ですか??」という、上條に「動揺を鎮めている」と答えます。
「馳がなんであんなことをしていたのか?
わかりますか?あなたに嫌気がさしたからでは?
あなたが裏金作りをさせていた」
という上條に「証拠があるのですか?」と言い自信満々の吉永でした。

そして吉永は拳銃横流し事件の話をします。
高杉逮捕について、話をすると「全て君の判断ということで、よろしいんですね?」と意味深なことを言う吉永は続けて「君は優秀だが、詰めが甘い」と言います。
「逮捕する前に私の判断を仰ぐべきだった。君は大きな失態を犯した」と。
そこに千堂が怒って入ってきます。
「上條!高杉を逮捕したのか!高杉はな・・・」と千堂が言おうとすると
上條は「警視総監・荒牧雄彦(段田安則)の甥なんですよね??」と言います。

絶望する上條

馳から報告を受けてわかっていた上條。
「このことは、荒牧も、高杉も公表していないので、ほとんどしりません。実際私も、馳からのメールでわかりました。警察官になれば、必ず身辺を調査します。ということは、2人の関係は人事を担当した、刑務部だけが知っていることになります。それが私を任命した理由だ。」

上條が高杉を逮捕したことで、荒牧のキャリアに泥を塗った責任を俺(千堂)になすりつけようとした??という千堂。

「もう遅い」という吉永に「してませんよ。逮捕は」という上條。
逮捕したといったのは「冗談だ」という上條は、高杉には依願退職してもらったと言います。
「この処置に異論がありましたら、荒牧総監に直接言ってください」という上條に顔色が変わる吉永。

そして、馳が送ってきた架空請求書の証拠を吉永に見せる上條。
吉永の筆跡の請求書がありました。

しかし千堂は「同期だし今回だけは大目に見てやる」といいます。
びっくりして、千堂を見つめる上條。
上條は馳の敵を討とうとしていたのに・・・。
そして千堂は、馳の単独犯ということで処理する。しかし吉永の監督不行き届きはま逃れないから、覚悟しておうように、千堂。
千堂に「考え直してください!納得できません。どうして馳が吉永をかばわなくてはいけない」と必死に訴える上條につかみかかり
「言ったろ、監察官は、お前の手には余ると。若さで突っ走っていい仕事じゃない」とすごい迫力で言う、千堂に何も言えない上條。

千堂は「馳が吉永を告発したら、吉永はあらゆる手を使って、馳を社会的に抹殺する。吉永はそういう男なんだよ。そう嘆くな。吉永は十分痛手を負ったし、荒牧にも貸しができる。俺たちが警察のトップに君臨するチャンスなんだ」といいます。

一方、荒牧総監は「高杉は息子がいない自分にとって息子同然だった」と千堂に言います。
そして高杉は「国家試験に落ちた」ことで、自ら荒牧総監との関係を絶ちたいと、ノンキャリの道を歩んだ。という荒牧総監。
「関係を断ち切ったのは本当に高杉の方でしょうか?」という千堂に、高杉の自供テープをきちんと保管すると約束する千堂。

千堂は荒牧総監の部屋にあったゴルフのドライバを持ち「やっぱり良いドライバーですね」と言います。
すると荒牧総監は「良かったらあげるよ」と言います。
有難く受け取る千堂は「これからもよろしくお願いしますよ」と笑顔で言うのでした。

拳銃横流し事件の黒幕は?

一方、馳の病室を見舞う上條。
爽は、高杉の退職願いを受け取った。本人は罰を受けるつもりだったらしいけど、上にもみ消されたという爽。
馳のこともいろんな噂が飛び交っているという爽。

上條は「馳が何かを隠していたことを知っていて、両親や上條の父親の話をして、良心の呵責に苦しむように仕向けた・・・それがこの結果だ。俺がこいつを追い詰めた。けど何も変わらなかった。」と言います。

吉永を告発できなかったことに憤る上條。

すると爽が高杉が「押収品をすり替えて横流しする仕組みは
ある警察OBの入れ知恵だ」と言っていたと言います。

驚いて爽を見る、上條。
そのころ、上條がいる病院に向かう優愛。母親には友達の家に泊めると嘘をついてと伝言。
しかし病院から出てくる、上條と爽の2人を見てしまう優愛。
爽のことを怖い目でじっと見つめる優愛でした。

そして、上條は小宮志歩(高岡早紀)のクラブに。
「遅かったな」という元警察官の刈谷銀次郎(橋本じゅん)に
「押収品を横流しした高杉を裏で操っていた警察OBがこの中にいる。内通者はあんただよな」という上條。
3話は終了です。

 

桜の塔のネタバレあらすじ4話!父親を殺害した黒幕が判明!

昇進に伴う異動で、警視庁警務部の監察官となった上條漣(玉木宏)は、借金返済のために押収品を横流しして依願退職処分となった元警視庁捜査一課の刑事・高杉賢剛(長谷川朝晴)を裏で操っていた人物を突き止める。その人物とは…漣の父親代わりであり、情報屋としても暗躍する元警察官・刈谷銀次郎(橋本じゅん)だった!刈谷はどんな目的があって、高杉に横流しのノウハウを教え、事件を起こさせたのか――。理由を問いただす漣に、刈谷は警察官だった漣の父・勇仁(岡部たかし)が派出所で“自殺”した23年前の事件を警視庁の上層部に思い出させるためだ、と告白。勇仁は“自殺”ではなく、派出所を訪れた何者かに首を括るよう強要されたのだ、と衝撃の言葉を続ける。しかも勇仁は死ぬ直前まで、当時後輩だった小宮志歩(高岡早紀)が嗅ぎつけた、今回と同じ手口の押収品横流し事件の真相を追っていたというのだ!
 刈谷と志歩から、すべては警視庁内で幅を利かせる「薩摩派」派閥によって仕組まれた可能性が高いと聞いた漣は、必ずや父を死に追いやった犯人を突き止めることを決意。幼馴染でもある捜査一課主任・水樹爽(広末涼子)に協力を仰ぐことに。漣を囲っている「外様派」の刑事部長・千堂大善(椎名桔平)は自らの派閥への悪影響を危惧し、復讐をやめさせようとするが、漣は聞く耳を持たず…。

引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/sakuranotou/story/0004/

父親の想い出

上條漣(玉木宏)は、タクシーの中で、子供のころの
ことを思い出していました。

回想シーン。
漣の父親が漣に
「どうだ?今日から町のヒーローだ」と交番の制服姿を見せる
「母さんが死んだからって、本当は捜査一課にいたかったくせに」と漣。
母親が死んでしまったことから、父親は漣のために、長く一緒にいるために、交番勤務を選んだのでした。
「勘違いすんな。俺が好きで異動したんだ。今日からずっと一緒だ」と笑顔の父親。

また、別の日には、交番の前で幼いころの漣と爽に父親が
「仲間を疑うのは一番苦しい。信じて騙された方がよっぽどマシだ。」と言います。
爽が「もし騙されて危険な目にあったら??」というと
「その時は、諦める」というのでした。
同じ交番で一緒に働いていたのは、なんと刈谷銀次郎(橋本じゅん)。
銀次郎は、幼い漣に「ここんとことお父さん何か変わったことなかった?昔の仲間のことで悩んでるみたいだったから」と言い心配そうです。

また別の日、自宅で「どうしてお前が、ふざけんな!!!」と怒鳴り、漣を気にして、電話を切り「ちょっと出てくる・・・」と出かけていきます。

また酔っぱらって「警察に殺される・・・」と言っていたシーンも。
そして、ある日、漣が学校の宿題なのか?父親に向けて作文を交番で読んでいます。
「小さいころから、警察官のお父さんを見てきました。警察はかっこいい職業だと思い巻いた。僕も大きくなったらお父さんみたいな警察官になりたいです」というと、一緒に聞いていた銀次郎は感動して涙。
しかし、父親は、浮かない表情で「そうだよな・・・弱気を助け強いをくじく、それがかっこいい警察官だよな」と自分の言い聞かせるように言いました。お前のおかげで大事なことに気付けた」と言います。

銀次郎の思惑

そして・・・クラブSに到着した、漣。

漣は、父親が自殺した時のことを思い出していました。
父親の遺体に対面し、泣き出す幼い漣。
そして父親の葬儀の時、そして後にも、幼かった漣に「うちにおいで」と寄り添ってくれた父親の後輩だった小宮志歩(高岡早紀)と銀次郎。

そして、クラブSには、いつものように、小宮志歩(高岡早紀)と銀次郎が一緒にいました。
そして漣は銀次郎に、借金返済のために押収品を横流しして依願退職処分となった元警視庁捜査一課の刑事・高杉賢剛(長谷川朝晴)を裏で操っていた人物が銀次郎だとわかったことを告げ、どうして、こんなことをやらせたのか?
問いただします。

すると、銀次郎は漣の父親(岡部たかし)が派出所で自殺した23年前の事件を警視庁の上層部に思い出させるためだ、と言います。

銀次郎は「自殺したと思っているが、実際はそうじゃない。本当に警察にころされたんだ」と言います。

銀次郎は、父親は派出所で首をつって、命を絶ったが、それは強要されたもの。あの日、誰かが、派出所にいた、上條さんはそいつにおどされて」というと、小宮志歩は「妄想でしょ?」
というと、誰かが侵入した形跡もあり、防犯カメラも抜かれてたと言います。

そして漣の父親が死ぬ直前まで追っていた事件が、今回の押収品の横流し事件と同じ内容だった。

当時の横流し事件については、小宮志歩が発見してよく知っていました。

噂で押収品を海外のブローカーに売って金銭を得ているという噂が流れていて、押収品の中身がすり替えられていることを発見した小宮志歩は周囲にそのことを報告しますが、誰も何もしません。
小宮志歩は、個人の犯行ではなく、上層部の息のかかった組織ぐるみの犯行だと気付き、漣の父親に相談した。
漣は「どうして今まで黙っていた??」というと、小宮志歩は「あなたに復讐のために生きて欲しくなかった」と言います。
しかし銀次郎は、ずッとチャンスを狙っていて、漣の警視正昇進が決めてだったと言います。
警視正なら上層部とつながりが持てるので。そして23年前と同じ事件を引き起こした銀次郎。上層部の人間たちを揺さぶるために。

小宮志歩は中身をすりかえば、押収品を持ってきたのは、ほとんど薩摩派とつながりがある人たちだったと言います。

一方、「薩摩派」警備部長・権藤秀夫(吉田鋼太郎)もうすぐ警察学校を卒業する息子を、薩摩派の部方たちに紹介します。
息子は父親のような、誠実で正義感の強い、警察官になりたい!と言い、嬉しそうな顔を見せる権藤でした。

23年前の押収品横流し事件の捜査

そして、漣は爽に父親が自殺でなかったことがわかったと報告し、「父親を死に追いやった犯人を必ず突き止める」。と言います。
すると・・・2人が話しているところに、現れたのは「外様派」刑事部長・千堂大善(椎名桔平)があらわれ「そんなにうまくいくかね」と言います。

そして「これは警察全体を揺るがす大きなことだから、2人でどうこうできることではない」と2人の捜査を反対します。
しかし、漣は納得がいきません。
千堂は「そこまで言うなら、止められない。やってみろ。でも、感情的になると痛い目をみる」と警告するのでした。

その後、独自に押収品の捜査をする漣でしたが、漣のパスコードだと資料が閲覧できなくなっていました。

警務部長・吉永晴樹(光石研)の元に訪れ抗議しますが、とりあってくれません。
どうやら吉永が、漣が何もできないようにしたようでした。

その後、自殺を図り一命をとりとめた同期・馳道忠(渡辺大知)のお見舞いに行く、漣。馳道忠は迷惑をかけたと謝罪します。

漣は結果的にお前を追い詰めたと謝罪。
そして、漣は馳にデータベースの資料が閲覧できなったことを告白します。
すると馳は、不正経理で使っていた、認証コードを教えてあげます。

そして今度は、同期の新垣広海(馬場徹)がお見舞いに。
そして権藤秀夫(吉田鋼太郎)が薩摩派の一強時代を築こうとしていて、重要な人材を集めていて、キャリアの富樫遊馬(岡田健史)を引き入れようと計画していることを聞きつけるのでした。

スパイ

爽の実家の食堂で話をする2人。
データベースを見れるようになった漣でしたが、当時のデータはなく、隠蔽されたようでした。
そして疑惑の当時の薩摩派のメンバーがわかったので、この中から、当時保管庫に出入りしていた人物を調べてほしいと頼みます。
しかし、薩摩派にコネでもないと、調べるのは難しい・・・と爽。

すると、漣はなんと爽の部下の富樫を呼んでいました。
富樫に漣は、薩摩派から誘われるから、薩摩派に入って、ある不正を暴くようにお願いします。
もちろん「現場が好きだから」と断る富樫に、もしうまくいったら、爽とデートしてもいいと勝手なことを言う漣。
爽はそんなことOKしないと言いますが、なんと富樫は、その条件でOKを出します。
あきれる爽でした。
そしてさっそく、富樫は、薩摩派に入り込み、漣に頼まれたように、スパイ活動。

しかし薩摩派の漣の同期である新垣広海(馬場徹)に、3人でいるところがバレてしまい、スパイをされていたことが知られてしまいます。
漣は正直に、23年前の押収品の横流し事件について新垣に話し、現在の薩摩派の中心メンバー、そして新垣の父親が関係しているかもしれないと言います。
しかし、そんなことあり得ないと、信じず、つっぱね、権藤秀夫(吉田鋼太郎)に富樫がスパイだったこと、3人で、23年前の横流し事件の捜査をしていることを報告してしまいます。

嘘だと信じたいけれども、何か違和感を感じたのか、新垣は、病院にいる馳の元を訪れて言います「俺はずっと何も考えないで、決まったレールの上を歩いてきた。なんにも疑わず、それが自分にとって最良の道なんだと。それが、幻想にすぎなかったのかもしれない」と。

漣は、千堂に呼び出されます。
スパイ活動と横流しの捜査が権藤にバレたことで、漣と爽が休暇を取らされると告げられます。

もちろん休暇は建前で、これ以上首をつっこむなということ。
千堂は、いつもの漣なら、スマートに解決するのに、感情的になったからだと言います。

しかし納得いかない漣は、このまま捜査を続けたいと言いますが、このままつつけても、上層部は、漣の父親のせいにして事件を幕引きにするかもしれないと、休むように説得します。

また忙しいことを言い訳に、なかなか会ってくれない、漣に怒っている娘の優愛のことを話し、相手をするように言います。
決まってる結婚式の準備もありました。

 

父親が残した証拠

仕方なく、優愛と一緒に結婚式場に行く漣ですが、明らかに嫌々来たような態度に激怒し、思わず、漣の父親の形見のウイスキーボトルを投げて傷つけてしまう優愛。2人の関係は最悪なことに。

しかし、ウイスキーボトルが傷ついたおかげで、ウイスキーボトルから、隠された文字があったことがわかります。
そこには住所が書いてありました。
急いで、その住所の場所に行く漣と爽。

その家には、父親が調べていた押収品の横流しの証拠品が。
父親が漣に託したのでは??と爽が言います。

そして、その家には、父親が自殺した日付が書いてある、ビデオテープが。

そのビデオテープを、爽の実家の中華料理屋で、銀次郎と一緒に見ます。
すると、父親が自殺した交番の監視カメラの映像でした。
父親が誰かと会話をしていました。

しかし後ろ姿で誰なのか?わかりません。

その映像を見て、驚く、漣。
そのタイミングで、同期の新垣から電話が来て、馳が入院している病院に呼び出されるのでした。
新垣は、漣に、新垣の父親の手帳を渡します。
23年前の詳細が書かれていると言う、新垣。新垣の父親はシロ。横流しの件は、後から知り、犯行に加担していたある人物から話を聞いたという新垣。
その手帳を見て、漣は「やっぱりあの人か・・・親父が自殺した時の防犯カメラに写っていた」と言います。
びっくりする2人。新垣は机をたたき「こんなことがあってたまるかよ」と怒りをぶつけるのでした。

父親の死の直前に会った人物は・・・

そして漣が翌日会いに行ったのは、権藤秀夫(吉田鋼太郎)。

新垣の手帳に、押収品の横流しに関わった人物として、権藤の名前があったと言い漣。
新垣の父親が、横流しの件を知ったのは、漣の父親が亡くなった後で、その時権藤から事情を聞いた、そして権藤が漣の父親と会ったと記されていたと言う漣。

「覚えてない。あったかどうかもわからない」「俺は何もしゃべらん」「そんなものが、どんな証拠になるんだ」と、漣の言うことに取りあわない権藤。

しかし漣は「証拠なんていらない。今回のことは公にするつもりはない。ただ、父親がどうして自分を残して、死ななければならなかったのか、真実が知りたい」と言います。
そして権藤に「あなたの正義を信じます」と言います。
すると権藤は同時に、昔、漣の父親から「俺はお前の正義を信じる」と言われたシーンを思い出します。

そして、話し始める権藤。
自分は見て見ぬしていただけで、甘い蜜を吸っていたのは、上の連中だけだと。
しかし見て見ぬふりは「同罪だ」という漣。
同じ事を漣の父親に言われたという、権藤。

「上條さんは俺の元上司だった。千堂も吉永も、あの人から刑事のいろはを教わった。短い間だったが、その教えは今の胸に刻まれてる。その繋がりもあってか、横流しの事実を公表しようとした上條さんを説得するように命じられた。」と権藤。

しかし、漣の父親は、マスコミに流すと言います。
そんな漣の父親を心配した権藤は「やめた方がいいです。この件が公になれば、上條さんの身が危ない。上の力で、あなたを社会的に抹殺できる。息子さんを路頭に迷わせないでください」と言います。

漣のことを言われ、一瞬表情が変わった漣の父親。
「その日、飲んだくれた父をゴミ置き場で見つけました。警察に殺されると言って泣いてました」と漣。漣の父親が酔っていたのは、漣のことを想い、苦悩していたんですね。

そして漣の父親は命を絶つ前、権藤を再び呼び出し「決めた、告発する。何のために、警察官になったか思い出した。警察は、人の助けになるために、存在する。俺たち警察官は正義をみうしなっちゃいけない。今からでも、遅くない。俺はお前の正義を信じる。」

しかしそこまで言われたのに、今日まで保身のために、何もしなかった権藤を責める漣。
権藤は「俺は警察を守りたかったんだ!!!」と大きな声を出します。
すると・・・「その言葉を息子さんの前でも言えますか?」と漣。
そして・・・漣が部屋のドアを開けると、一部始終を聞いていた権藤の息子は下を向いていました。
息子を道具に使った漣に「汚ねえぞ」という権藤。
すると息子は「事件を隠蔽してたって本当?汚いのは、父さんだろ!!」と権藤を責めます。
「お願いだから、本当のことを話してくれ。」

そして権藤はあの日のことを話します。
権藤は漣の父親に「怖くないんですか??」というと、「怖いよ。でも自分を偽って、息子と向き合えなくなる方がもっと怖い。お前も親になればわかるよ」というのでした。

息子の顔をみて、悲しそうな顔をする権藤。
「出世に必要な金をつくるため、押収品を海外へ流す。警察官があるべき姿からはかけ離れた最低な人間ばかりだった。だから俺は上條さんの考えはよくわかった。当時の俺には、人を動かすだけの金もコネもなかった。だから、黙って従うしかなかったんだ。上條さんが亡くなってから俺は何度も自分に問いかけた。俺にとっての正義とはなんだと。そこで辿りついた答えは力さえあれば腐った人間を一掃できると。だから、今日まで、俺は警察の頂点を目指してきた。」

権藤は漣に「上條さんを助けてやれなくてすまなかった。」と頭を下げます。
しかし漣は「そこまで父のことを想いながら、あの後、あなたは父に拳銃を突き付けて、自殺を強要した」と言います。
すると権藤は「なんの話だ?俺が上條さんに会ったのは昼間だ。」

父親の死の黒幕の正体

漣は権藤に「これはなんなんですか?」と、交番の監視カメラの写真を見せます。
そこには、権藤がいつも持っているライターがありました。
すると権藤はそのライターをある人物からもらったと言います。
その人物の名前を聞いて驚く漣。

漣は・・・ある人物を呼び出します。姿を現したのは、千堂。
そう・・・なんと父親に自殺を強要したのは、千堂だったのです。
千堂に監視カメラの写真を見せ、追及します。
「ここに写ってるのは、あなたなんですか?あなたが父を死に追いやったのですか?答えてください!!!」
千堂は「そうだよ。そこにいるのは俺だ。俺がお前の父親の死を見届けた」というのでした。千堂の表情は少し笑みも浮かべていました。

桜の塔のネタバレあらすじ5話!千堂の驚きの正体と衝撃の裏切り者

 今から23年前に、警視庁で幅を利かせる「薩摩派」派閥の幹部が中心となり、組織ぐるみで行っていた押収品の横流し事件――。その真相を告発しようとしていた警察官の父・勇仁(岡部たかし)を“自殺”に追い込んだのが、自らが所属する「外様派」派閥のトップである刑事部長・千堂大善(椎名桔平)だと知った警視庁キャリア組の警察官・上條漣(玉木宏)。追及された千堂は、勇仁に告発させないよう卑怯な脅しをかけ、“自殺”へ誘導したことを認める。だが、唯一の証拠である防犯カメラのビデオテープは画像が粗く、たとえ科捜研でも居合わせたのが千堂本人だと特定するのは不可能…。千堂は不気味なまでの自信をにじませながら、「俺はお前ごときが倒せる相手じゃないんだよ」と言い放つ。
 前途を絶たれ、怒りと悔しさに身を震わせる漣。だが、彼は諦めなかった。狡猾な千堂のことだから、ほかの事件でも不正や汚職に手を染めているはずだ。――そう考えた漣は、殺された父の復讐を心に誓う!
 漣は告発材料をあぶり出すため、千堂らと次期警視総監の座を争っている「東大派」派閥の警務部長・吉永晴樹(光石研)に相談。千堂の失脚を望みつつも、漣と手を組むのは危険だと判断した吉永は協力を拒否するが、ふと独り言のように「5年前の傷害事件でなぜ犯人が捕まらないのか不思議でならない」と漏らし…!?
 これは何かのヒントだと察した漣は、幼馴染でもある捜査一課主任・水樹爽(広末涼子)と共に、傷害事件の資料を精査。千堂が事件捜査の指揮をとっていたことを知る。そんな中、漣は婚約者である千堂の娘・優愛(仲里依紗)の何気ない話が引っかかり…。

引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/sakuranotou/story/0005/

千堂の告白

漣の父親の葬儀。幼い漣に話しかけてくる、週刊誌の記者は、漣に捜査一課時代から知ってるけど、自殺するなんて信じられないと言う。
すると・・・千堂大善(椎名桔平)が現れ、週刊誌の記者を追い出します。

千堂は漣に「君のお父さんは勇敢だった。でも、警察官としては三流だった。お父さんがどうして死ななければいけなかったのか、そのことをしりたかったらあの人と同じ道を辿るといい。。」そして名刺を渡す千堂。
一緒にいた、幼いころの、爽は「なによあの人、感じ悪い」と言います。

そして現在、その時もらった名刺を見つめ、握りしめる漣。

そして、現れた千堂に、交番の監視カメラに写っていた、父を死に追いやったのは千堂なのか?と問うと、観念したのか「そこにいるのは俺だ。」と言います。

漣は「どうして父を殺したのか??」と聞くと「首をくくったのは本人の意志だ」と言います。
「俺は銃をつきつけて言ったんだ。告発したきゃ、すればいい。ただし、押収品を横流しした罪は、全てあなたにかぶってもらう。上條さんは、お前の顔がよぎったんだろう。罪を着せられたら息子のお前は犯罪者のレッテルをはって生きて行かなくてはいけない。」

「冗談だ。どうだった?俺の迫真の演技は、そこに写ってるのは俺じゃない」と笑いながら言います。
漣は、これはあなただ!と言いますが、千堂は「この国は、推定無罪の原則で成り立ってる。俺がやったという確固たる証拠がないかぎり、罪に問われることはない」
と開き直ります。

この画像の粗さじゃ、科捜研に提出しても、顔がわからない。
確か、この派出所には、もう一つカメラがあったな。あの位置なら、犯人の顔はバッチリうつってるかもしれない。お前もわかってたんだろう。これじゃ、証拠にならない。
だからこんな真似したんだよな。
と、漣が隠していたレコーダーをつかみます。

漣は録音して証言をとろうとしていたのですが、全てお見通しでした。

千堂はレコーダーを踏みつぶし。「これで証拠隠滅だ。さっきの話は本当だよ。俺がお前の親父を死においやった」と言います。

そして回想シーン。
千堂は煙草を吸いながら、銃を漣の父親に向けます。
だが、お前にはどうすることができない。俺はお前ごときがどうすることもできない。
それがわかったら、明日からも俺につくせ。いいな。

漣は千堂をにらみつけますが、何も言えませんでした。

千堂への復讐方法

そのころ、爽の実家の中華料理屋では、爽と刈谷銀次郎(橋本じゅん)が待っていました。

刈谷は「まさか、千堂部長とはな・・・」というと爽は「まだ決まってない」と言います。
そこに漣がきます。

「千堂部長だった。親父を自殺に追いやった。本人がそう自白した」
刈谷は「ふざけやがって!!」と怒りをあらわにします。
しかし、あの映像では、千堂だと特定するのは不可能だという漣。

派出所には、別の位置に防犯カメラがあったらしいが、もうアジトを見つけたことがバレてるし、もうとっくに証拠隠滅しているか、俺たちが手に入れられない場所に隠している。
と冷静に言う漣。

刈谷は「このまま白旗あげるのかよ!お前悔しくないのかよ!!!」と漣の胸倉をつかみます。漣はその手を振りほどき、「悔しいに決まってるだろう!!!」と絶叫します。

「おじさんの無念を晴らしたい。」と爽。

漣は、必ず他にも不正を行っているはずだから、別件で千堂を失脚させると誓う漣でした。

千堂を警察の頂点へはつかせない!それが殺された親父への弔いだという漣でした。

漣は警務部で、千堂の経歴をしらべあげます。

2015年警視庁刑事部長に着任。
2008年に派閥をかかげ、血縁や学歴にとらわれない実力主義を掲げています。
他に属さないキャリア組から絶大な信頼を得ている。

権藤は、千堂に防犯カメラにうつっているのは、千堂なのか??尋ねますが、もちろん否定。
お前にもらったライターがうつっていたと言う権藤ですが、そんなライター五万とあるとごまかします。
権藤は、誰の差し金であの派出所に行ったのか?
尋ねます。だから俺じゃないと言ってると答える千堂。
「お前は警察のトップにふさわしくないと言った理由がよくわかった」という権藤でした。

5年前の傷害事件

漣は、警務部長・吉永晴樹(光石研)に、自分の父親が殺されたと話し、何か情報を得ようとしました。

しかし、「証拠がない」という吉永に「他に告発できるネタを探している」という漣。
どうして、自分のそんなことを言うのか??と問われた漣は吉永も千堂の失脚を望んでいると思ってと答えます。
しかし吉永は「君を信じて、危険は橋を渡るつもりはない」と答えます。
漣は「そうですか、失礼しました」と言い、その場を去ろうとしましたが
吉永は「5年前、調布で起きた殺人事件、なぜ犯人がつかまらないのか、今でも不思議でなりません」と独り言のように言うのでした。

漣は早速、爽に事件について話します。
5年前、被害者の鬼嶋は調布の郊外で、スポーツカーにクラクションを鳴らされたことに腹をたて、被疑者の運転手を強引に車から降ろした。
2人は口論の末、もみあいになり、鬼嶋は突き落とされて頭を強打、全治3か月の重傷を負った。
鬼嶋は頭を打ったことから、犯人の顔を覚えていなかったが、目撃証言と防犯カメラから、車のナンバーを特定。
しかし、盗難車だったため、身元特定には至らず。
捜査は打ち切り。この事件の指揮をとったのは、自ら名乗り出た千堂部長。
何らかの理由で事件をもみ消した可能性がある。

と2人で事件の話をしていると、漣の携帯に千堂の娘・優愛(仲里依紗)から電話が。電話に出ない漣に、結婚式の準備で喧嘩して以来、優愛とあっていないことをを知り、早く仲直りしないとこじれると、警告する爽。
しかし漣は、喧嘩のことだけでなく、自分の父親の死に千堂が関わっているとしたら・・・と思っていた。しかし爽は「大事なのは彼女に対するあなたの気持ちだと思う。」
と話していると・・・
いきなり富樫が「だったら、僕に対する気持ちも大事にしてくださいよ」と料理をもって2人のテーブルに。
「なんで働いてるの??」とびっくりする爽に、爽の父親と仲良くなって手伝っているという富樫。
富樫は、この前、漣の計画に協力した、約束の爽とのデートをいつしてくれるのか??聞きますが、爽は「千堂部長のこととか、すごい忙しい」と、今の状況を説明。
そして爽が思いついたように「Wデートはどう??」

Wデート

そして・・・なんと漣と富樫、爽が、優愛の手料理を食べることに。
準備が終わったと、マンションの屋上に行くと、バーベキューの準備が。
これが料理!?と突っ込む富樫の口を押えて、バーベキューを4人で。

最初は穏やかに話していた4人ですが
漣と爽がいつものように、言いたいことを言い合っている様子をみて、嫉妬した優愛は爽に「仲が良すぎて腹立つくらい」と言い出し「漣のことをどう思ってるんですか?正直に言いますね。幼なじみにかこつけて、漣に会うのやめてほしいんです。」漣がフォローしようとすると
「そうやってフォローするだけで、不安になるってわからない?漣には私だけを見てほしいの」と険悪なムード。

すると・・・爽は「じゃあ、私も正直に言わせてもらうね。私は・・・若いイケメンが好きなの。だから漣みたいなおっさんはアウトオブ眼中」と、富樫の腕を握ります。
びっくりする富樫。
優愛は「アウトオブ眼中??」とワードセンスに笑い、すっかり機嫌が直ります。

Wデートからの帰りに2人で歩いている爽と富樫。
爽は富樫に「さっきはごめんね」と謝ります。
富樫は「いえいえ、でも、噛ませ犬はごめんですよ。」と言い、真剣な顔で「僕は班長が好きです」と告白。
「もちろん、班長が上條さんのことを好きなのはわかってます。だから今は・・・」というと「ちょっと待って!!!なんで私が漣を??」と爽。
富樫は「バレバレですよ。もしかして、自分で気づいてないパターンですか?まいったな~、思いだけ伝えて、上條さんに宣戦布告しようと思ってたんですけど・・・」という富樫に、不思議そうな顔をする爽でした。

千堂部長の車

一方、優愛は、漣にお礼を言います。
「おかげでモヤモヤがふっとんだ」と。
漣は結婚式を前に不安にさせたことを謝ります。

そして、優愛は「私の方こそ、変なことで嫉妬してごめん」と言います。
そして爽さんっていいキャラしてる!と笑いながら言う優愛はすっかり2人の仲を気にしてない様子です。

そんな優愛に、漣は気になっていたことを聞きます。
バーべキューの時に千堂が愛用していた車の話になった時、優愛の様子が少し変でした。
もう一度聞く漣。
「そういえば、千堂部長が今の車に乗り換えたのって、いつだっけ?」
優愛は「なんで??」とぎこちない笑顔。
漣はさっきの話で思い出して・・・と言うと「5年前くらい??」と聞きます。
優愛は笑顔で「覚えてない」と答えるのでした。
優愛の反応で何かを感じた漣。

クラブSに行き、刈谷と調布の事件について話します。
すると、調布の事件の被害者に事件後、しばらくして、刑事が見舞金100万をもって現れたと言います。そんな金警察が出すわけないと漣が言うと、
その刑事は、優愛の元婚約者で、漣がかつて、ハニートラップを仕掛けて警察を辞めさせた元千堂派の佐久間義孝(少路勇介)だったという刈谷。

おそらく佐久間は千堂に指示されたと思う漣。
優愛にゆさぶりをかけたとき、優愛が動揺していたと話し、犯人は千堂かもしれない。立証すれば、間違いなく、失脚させられると盛り上がる刈谷。
しかし、一緒に話を聞いていたクラブのママの志保からは「もうやめたら??」と言われる2人。
「こんなことしたって、はやとさん(漣の父親)は報われない」と言います。しかし漣は、だからといって、千堂の犯した罪を見過ごせないと言います。
たとえ、すべてを失っても・・・。
警察では、千堂が漣の父親に自殺を強要したという噂がまわっていました。
そのことを警視総監に指摘される、怪しまれつつも、千堂でしたが、のらりくらりとかわすのでした。

佐久間の証言

漣は佐久間に会いに行き、事件のことを聞きます。
千堂に警察を辞めさせられたことを恨んでいるという佐久間は、全てを話します。

佐久間は、犯行車両のナンバーは嘘で、盗難車じゃなかったこと。千堂部長の車だったこと。もみ消しは部長の指示だったこと、事件を隠した理由・・・そこには驚くべき真実が。
その事実を爽に報告すると「それ、本当なの??」と驚きます。
漣も「俺も驚いたよ。でもやるしかない」と言います。
爽は「本当に千堂部長を敵に回せるの??」と言います。
そこに、現れたのは、週刊ライトの相澤。漣の父親の葬式で漣に話しかけてきた、人物です。
漣は相澤に「協力してほしいことがある」と言います。

そして、漣は、その日、千堂の部屋に行き「大事な話があるから、今夜お時間をください」と言います。千堂は「OK」と言い、了承します。
そしてその後、クラスのまあ志保には誰かから、メッセージが入っていました。

そんな漣を心配する同期の新垣広海(馬場徹)と馳道忠(渡辺大知)に屋上に呼び出されます。
自殺未遂をした馳は、退院して交通部に異動になったと報告。
新垣は、漣が千堂を陥れようとしていることが噂になっていると言い「悪いことは言わない、ここは引いておけ。千堂部長にたてついたらお前は四面楚歌だぞ。あの人はいづれじ自滅する」と警告。
しかし漣は「そうやって何度も荒波に耐えて、今の地位を築いた。」と言い「生半可な覚悟じゃ、あの人を倒すことはできない」と言います。
2人は止めますが、2人を振り切り、漣はその場から立ち去ります。

新垣「これで俺の将来は安泰だ」
馳「そのわりには、喜んでいる風には見えないけど」

千堂との対決

そしてクラブSに到着した漣。そこには千堂と志保だけ。
貸し切りにしたという千堂。

千堂は聞いてないという目で志保を見ますが、志保は目をそらします。

そして漣は「あなたを告発します。5年前に起きた未解決の傷害事件です。」

「逃走した被疑者の車、千堂部長のものですよね??私はあなたの仕業だと思っていました。しかし被害者にけがを負わせたのは、優愛だった。」という漣。
なんと車から降りてきたのは優愛。
優愛は、被害者の男から犯行現場に連れ込まれて襲われそうになり、抵抗して、相手を怪我させてしまったのでした。
驚いた優愛はその場から逃げます。
千堂は優愛を守るために、事件をもみ消したと指摘する漣。

「証拠はあるのか??」という千堂。
漣は「あなたの車に取り付けてあったドライブレコーダーです」とUSBを見せます。佐久間さんが持ってました。
これを白日の下にさらせば、あなたは今の地位を追われることになる。

「俺を失脚させることが、父親の敵討ちってことか?」という千堂。
「その映像は本物なのか??」と千堂。

「気になるなら、直接本人に聞いてみたらどうなんですか??」という漣。
クラブに、佐久間が入ってきます。

「この件で、俺を告発すれば、優愛が犠牲になるんだ。いいのか??」という千堂に「それは違います。これは優愛のためでもある。ここに来る前、優愛の意志を確かめました。」

そして、回想シーン。漣が電話で事件について話します
「正当防衛を認められたかもしれない。なのにどうして??」と聞く漣に優愛は「私は自首するつもりだった。」
漣「でも千堂部長が事件をもみ消した、自分で望んだだけじゃないんだな?」
優愛「だとしても、受け入れたのは私だから」
漣「過ちは誰にでもある。優愛に悔い改める意志があるなら遅くはない。大丈夫。何があっても、俺が必ず、お前を守る」
優愛は泣き出し「ありがとう」と言うのでした。

漣は千堂に「彼女は罪を償うと言ってくれました」と言います。

すると千堂は「甘いんだよ。何もかも。」と言います。

すると千堂は「その中に入ってる事件の映像は本物なのか??」と聞くと、佐久間は「そんな訳ないでしょう」と言います。

佐久間は「お前が俺をハメたんだってな」と言い千堂を見ると千堂は「言ったろ。お前の考えなんてお見通しなんだって」と笑顔で言います。

佐久間は、漣の体をレコーダーがないか、調べます。

千堂は「さあ、どうする?決定的な証拠はなくなったな。そろそろ奥の手を出した方がいいんじゃないか。お前は今回の一件を上にもみ消される可能性も考慮していた。違うか?」と言います。

すると、千堂は漣の前で、週刊誌の記者の相澤に電話をします。
そして漣に頼まれた、情報は嘘だから、記事にしないでくれ、その代わり別のネタを提供すると言います。

そしてある俳優が、覚せい剤をやっていることをリーク。大きなネタに飛びついた相澤は、千堂の言うことを聞きます。
芸能人のスキャンダルと警察の不祥事、勝負にならないネタでした。

衝撃の裏切り者

どうして全て知っていたのか??聞くと千堂は「俺のSから聞いたんだ。ね、ママ」と志保を見ます。
志保は悲しそうな表情。
漣は驚いて志保を見ます。
「お前が信頼していた彼女も俺の駒の1つだった」と言う漣。

漣は志保に「そんな・・・あんた言ってろ、親父が死んだのは自分のせいだって。嘘だったのか?」と言うと志保は「違うの、私は本当に・・・」というと千堂は「彼女を責めるなよ。ママを本当は我が子のようにかわいがっていたお前を裏切りたくはなかったんだから。彼女は母親の命を握られてるんだよ、俺に」と言います。

千堂が癌の志保の母親に最善の医療を提供したことで、千堂の味方になるしかなかった。
志保は「ごめんなさい」と謝ります。
佐久間は「ざまあねえな!俺をハメた罰だ」と言います。

そして千堂は、佐久間には再就職先を紹介してやるという約束をして、帰します。

父親の遺言

そして千堂は「俺はお前ごときが倒せる相手じゃないんだよ。その顔、親父さんの最期の顔にそっくりだ。23年前のあの夜、上條はやとに、3つの選択肢を与えてやった。告発をやめて、見過ごすか、告発を辞めて罪をかぶるか、あるいは、自ら命を絶つか。あの人は、散々悩んだ挙句、自分の信念を貫いて、自死を選んだ」と言い、漣の足を思いっきり蹴ります。

倒れ込んだ漣に、千堂「つるされたロープの前で震えながら、あの人が何を言ったかわかるか?お前への遺言だよ。」

そして回想シーン。
「漣・・・お前のおかげで、最後まで自分の正義を信じることができた。お前は自分の信じた道をゆけ。何があっても父さんはお前の味方だ。」という父親。

漣「あなたは父の葬儀で、同じ道を辿れば、なぜ父が死んだかわかる。そういった」
千堂「ああ、言ったよ。安い正義感がいかに愚かなものか、それが良くわかったろう。」
漣「俺はあなたを信じてた。あなたに憧れて、あなたの力になりたくて。あなたの存在が、救いだった、なのに、どうして、どうして親父を!」
千堂「決まってんだろ、出世のためだよ。あんときは、警視正の昇進がかかってて、学もコネもない俺は、薩摩派の上層部に汚れ仕事を申し出て、この見返りに、警視正への推薦を約束してもらった」

漣は「ふざけんな!そんなことで!」
すると千堂は笑いだし「そんなこと?良く言えたもんだな。お前だって出世のために、ガキに銀行を襲わせたり、通り魔犯を野放しにしてるだろ!よく見ろ、これが俺の本当の顔だ。お前の目にはどう映る?化け物か?
悪魔か?だが、これは写し鏡だ。自分の出世のためなら、他人の犠牲はいとわない。醜いお前の姿だ。」
漣「違う俺は組織をただすために」
千堂「自分を正当化するのはやめろ!他人を犠牲にして出世することに、快感を覚えただろう。俺とお前は同じ悪魔なんだよ。いいか覚えておけ、俺は欲しいものは必ず手に入れる。誰にも邪魔させない。吉永も権藤もお前も、歯向かう奴は容赦しない。警視総監になるのは、この俺だ。俺が警察のトップに立つ。」

そして漣の頬を平手打ちをする千堂
「どうした?降参か?さてと、本来なら、お前を破門にしてキャリアの道を絶たせるのが妥当だろ。だが、俺は優愛に罪を償わせて、寄り添おうとしたお前の心意気に胸を痛めてね。だから、今回の件は全て水に流し、優愛を幸せにしてやってくれ。」

悪魔に魂を売る

漣は、フラフラしながら、しながら立ち上がります。
漣に向かって「サッチョウの悪魔の誕生に乾杯」と言います。
漣はそのままクラブSを茫然と歩きながら後にしました。外は雨、漣はびしょ濡れで歩きだし、爽の中華料理店へ。
爽はびしょぬれの漣を見て、びっくりして、スーツを脱がせてあげます。

「何もできなかった。親父があんな目にあわれされたのに、何もできなかった。」泣きながら、テーブルをたたく漣。
漣の背中に顔をうずめて泣く爽。
すると、漣のスマホには優愛から「家で待ってるね」とメッセージが。
爽は漣に「行かないで。これ以上、漣が苦しむ姿を見たくない。お願いだからもうやめて」と言います。
しかし・・・漣は「このままじゃ、終わらない。終わらせない。悪魔に魂を売ってでも、それが俺の信じた道だ」と言い、優愛の家に向かうのでした。

優愛の家に着くと、優愛が「おかえり。」と抱き着きます。
「パパから連絡があった。漣が疲れてるだろうから、やさしくしてあげなさいって。さっきは嬉しかった。あんな風に言ってくれて」と。
漣は優愛を抱きしめて「もういい。もういいんだ・・・。」と言います。
2人は抱き合っていますが・・・漣の表情はどこかを鋭い目で見ています。

そして・・・結婚式当日。
警視総監、副総監、官房長「すごい面子が揃ったな」と話す同期の新垣。

「今の千堂部長の勢いを象徴するような顔ぶれだね。もしかしたら本当に警視総監になるかもよ」と馳。

爽は、笑顔の千堂をじっと見ています。
すると・・・漣と優愛が宇ディング姿とタキシードで入ってきます。
爽と富樫は微妙な表情で2人がバージンロードを歩くのを見つめています。
漣は笑顔でした。

桜の塔のネタバレあらすじ6話!新しい派閥を旗揚げ!

警視庁の押収品横流し事件を追っていた父を“自殺”へ追いやった千堂大善(椎名桔平)――自らが所属する「外様派」のトップであり、恩人でもあった彼を失脚させるため、決死のクーデターを企てるも、完膚無きまでの失敗に終わり、千堂の娘・優愛(仲里依紗)と結婚式を挙げて5年…。悪魔に魂を売ってでも、このままでは終わらせないと誓った上條漣(玉木宏)は、警視庁刑事部捜査二課の課長に着任し、順調にエリートコースを歩んでいた。一方、今や副総監となり、警視庁において一介の派閥にすぎなかった「外様派」を一大派閥「千堂派」へと押し上げた千堂を必ずや倒すべく、獰猛な牙をひた隠しながら“その時”を待ち続けていた。
 そんな折、漣は国会議員・加森沙代里(中田有紀)の受託収賄罪の証拠をつかむ。だが、千堂から立件許可が下りず、手をこまねく日々…。業を煮やした漣は千堂に直接詰め寄り、立件すべきだと強く進言する。もちろん、千堂が己の決断を覆すはずもない。2人の間にはあわや一触即発の空気が漂うが、捜査二課へ異動し漣の部下となったキャリア組警察官・富樫遊馬(岡田健史)が咄嗟に場を取り持ち、事なきを得ることに。元同僚で現在は恋人でもある富樫から一部始終を聞いた捜査一課主任・水樹爽(広末涼子)は、幼馴染である漣の今後を心配するが…!?
 その矢先、加森議員の立件になくてはならない証拠データが根こそぎ消えてしまった!さらに、千堂が再び漣に対し、立件見送りを念押し。証拠をすべて奪われた漣は、千堂が確実に裏で糸を引いていることは察知しつつも、なすすべがなく…。
 やがて、この5年間息をひそめ、好機をうかがっていた人物たちが次々と旗揚げ!義理の親子であるからこそ、絶対に負けられない…《正義》と《野望》が真っ向から火花を散らす《第2の派閥バトル》が、ついに幕を明ける――。

引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/sakuranotou/story/0006/

5年で変わったこと

漣(玉木宏)と優愛(仲里依紗)と結婚式を挙げて5年…。
爽は特に変わりなく、刑事部捜査一課。

そして富樫は、刑事部の捜査二課。
元警察官の刈谷は、落ちぶれた生活を送っていました。
そして千堂は副総監になり、存在感を増していた。

派閥争いお5年前と様変わりしていて、東大派の吉永は相変わらず、力をもっていましたが、薩摩派は内部分裂でボロボロ。おそらく千堂が仕向けたことでした。
権藤はなりをひそめていました。

また漣は、警務部から移動して公安部で3年、内閣情報調査室に2年勤務したのち、、警視庁刑事部捜査二課の課長に着任。

しかし、漣は一見順風満帆な警察人生に見えたが、大きな獲物・千堂を狙っていました。

そんな折、漣は国会議員・加森沙代里(中田有紀)の受託収賄罪の証拠をつかむ。だが、千堂から立件許可が下りません。
「どうして下りないのか?」強い口調で言う漣でしたが、千堂の決めたことは、絶対でした
「メリットよりもデメリットの方が大きい。国民政治不信」だといい、立件をさせないように働きかけます。

漣は飼い犬?

そんな千堂に反抗する漣を、その場に一緒にいて、普段から富樫の元で動いている富樫が止めるのでした。
そして千堂に逆らっても後ろ盾がなくなるのにどうしてか?また後ろ盾を得るために、娘と結婚したのに。皆、千堂の飼い犬だと思ってると言うのでした。

休憩している漣に話しかけてくる爽。
富樫から千堂に漣がたてついたと聞かされて、心配で話しに来たようでした。
漣は富樫に「飼い犬」と言われたと言うと、爽は「何も知らないとそう思うかも。でも私は違う。あの日のあんたを知ってる」と「悪魔に魂を売る」と5年前に言っていたことを言います。
そして「飼い犬のふりをしてるだけ。ずっと牙を研ぎ続けてきた」と全部お見通しです。
漣は「ようやく主をかみ殺す時が来た」というのでした。

漣の自宅。優愛が部屋にこもっている漣に「ごはんは??」と声を掛けると冷たく「すましてきた」というだけの漣。

優愛は食卓に、漣の食事を用意していました。
そして漣の携帯には刈谷から「会いたい」というメッセージが。
漣は外で会います。
刈谷は「ギャンブルですっちまった。金貸してくれ」と言います。
漣は予め準備していた金を渡し「ちゃんと食ってるのか?」と心配した様子。
クラブSのママに会ってるのか??と聞かれると、店に顔も出してないという漣。
そして、ママの病気だった母親が亡くなったことを聞きます。
ママは、千堂に病気の母親面倒を見てもらっていたので、5年前に、千堂の味方をして、漣を裏切ったのでした。
刈谷は「いろいろわだかまりもあると思うけど、顔出してやってくれ」と言います。

そんな2人のやり取りを、尾行してきたらしい、優愛が離れた場所で、見ていました。

爽の現在

一方、爽の実家の食堂では、爽がビールを飲んで、夕食を食べています。
父親から「37歳なのに、結婚しないで・・・」と言われ「マリハラ・マリッジハラスメント・嫌がらせ」と言い返します。

食堂では、爽と漣がかつて、逮捕して出所していた、蒲生兼人(森崎ウィン)が店員として働いていました。
どうやら爽が父親に無理に頼んだようですが「うちは更生施設じゃない、近所に知れたら・・・」と愚痴をこぼし爽は「モラハラ!!」と言い返す。

すると、そこに富樫がやってきます。
富樫に「聞いてくれよ、爽ったら結婚しないって言ってるんだよ」というと富樫は「心配しなくでください。僕がちゃんとその気にさせる」と言います。
爽は「婿殿じゃない」と否定しますが、どうやら2人は付き合っているよう。
富樫は、蒲生兼人が爽に気があるのではないか??と心配の様子。

爽は富樫に、漣と千堂副総監の件はどうなったのか??と聞くと「僕がフォローするから問題ないですよ。僕は副総監の信頼を勝ち得てるんで」というと爽は「なんかドンドンキャリアが板についてきたみたい。人を見下してる態度といい」と冗談っぽく言う爽。

すると、富樫に、副総監から電話が
何かを依頼されたようで、真剣な表情になります。

一方、爽にも、優愛から食事にいかないか??と誘いが。
そして2人で食事に行くと、漣が冷たい。ほとんど会話がない。不安だとこぼす優愛。

最近冷たいと言うと「気のせい」という爽に「そんなことない!!」と訴えます。
しかし冷静になり「ごめんなさい。漣のことになると見境がなくなる」と言います。
以前、千堂が優愛の起こした事件をもみ消した件で、漣に一緒に償おうと言われてから、漣に依存してしまっているという優愛。
結局その後、事件のことはうやむやになってしまったものの、漣が過去のことを気にしていると不安になると言います。
爽は漣は今多くの事件を抱えているから、それに没頭しているから心配しないでと言います。
優愛は笑顔になりお礼を言うのでした。

収賄事件の証拠を消した犯人は?

一方、漣が捜査していた国会議員・加森沙代里(中田有紀)の収賄の証拠が消えているという報告が入ります。
千堂から命令された富樫の仕業だと気付いた漣。
ちょうどその時、漣に千堂から連絡が入り、クラブSに呼び出されます。
ママとも久々に再会した漣。
そして漣の出世のお祝いだという、千堂。
「さっちょうの悪魔の栄転に乾杯」と言います。千堂が言われた呼び名で警察庁に入るべきでなかった悪魔という意味で、その名前を漣につけたという千堂。

証拠が消えた件を話し、立件は見送るしかないな??と言います。

そして、これ以上深入りしないように、忠告しました。
そして家庭も少しは顧みるように言います。
仲がよさそうに見えて、漣が何を考えているのかわからない「仮面夫婦」ならぬ「仮面親子」という千堂。
最後には「優愛を不幸にする真似だけはしないでくれ」と言い帰っていきました。
そしてママに呼ばれた、漣。
ママは「母が亡くなって、千堂に借りはなくなった」と言い「私には辛い5年だった。あなに対してひどい裏切りをして申し訳ない」と言い、
漣に、最近千堂が一緒にクラブで飲んでいる人物の写真を見せます。
その人物は、若槻内閣府担当特別大臣。
漣は「全部がつながった」と言います。
でも、どうして写真を見せてくれたのか?と聞くと「千堂は、はやとさん(漣の父親)私の大切な人に命をうばって、私はそれに気づかず、利用された。もう一度信じて欲しいとはいわない。千堂に一矢報いたいの。あなたのためでなく私のため」

そして逮捕状の請求を千堂の命令で却下した土門部長のことを、私ならどうにかできるかもしれないというママでした。

爽に協力依頼

一方、漣は爽やかを呼び出し、加森沙代里(中田有紀)の収賄の証拠をつかむように、頼みます。捜査二課の案件なのに、捜査一課の爽が捜査したら、波風がたつという、爽に、富樫が証拠品を処分したことを告げ、捜査二課の人間は信用できないことを伝えます。

そして爽が捜査をして見事、加森沙代里(中田有紀)のお金の受け渡し現場を撮影することができ、証拠を得ることに。
また、一方で、漣は薩摩派の権藤と接触し、ある証拠をもらいます。
そして、千堂に仕掛けることを決めたと察した権藤は「一旦刀を抜いたら後戻りできない」と言います。
そして漣は権藤に「父の信念を実現させるには、あなたのような警察官がトップに立つべきです。」と言いますが権藤は「買いかぶりすぎ。今の俺に勝ち目はない。俺の出番はない」と答えるのでした。
すると「だったら、俺が作ってみせますよ。あなたが警視総監になる道筋を」というのでした。

一方、警視総監の矢上から退官するという話を聞く、千堂。
そして矢上は「次の警視総監に求めるものは、ただ一つ、私の意見をいかに尊重してくれるか」というのでした。

クラブSでは、若槻内閣府担当特別大臣と一緒に飲んでいる千堂。若槻から「警視総監からお墨付きをもらったから、私の力などもう必要ない」と言います。

しかし、警視総監になった先のことを考えているという千堂。
そして若槻から「例の件はどうなった??」と聞かれると「問題ない」と答える千堂。
加森沙代里(中田有紀)の収賄事件ですね。

2人が一緒にいるところに、東大派の吉永が現れ、2人で一緒にいるところを見られて焦る千堂たち。
若槻は「偶然会った」と言い、その場から離れるのでした。

そして吉永は千堂に「あなたは警視総監にふさわしくない、サッチョウの悪魔に
我々の命は預けられない」というのでした。

新しい派閥の旗揚げ

一方で、あるレストレランでは漣が優愛と結婚記念日のお食事。
優愛は結婚記念日を覚えていてくれたことを喜びます。
漣は優愛の指に用意していた指輪をつけます「そばにいてくれて感謝している。俺には優愛が必要だ。これからどんなに辛いことがあっても、俺を信じてついてきてほしい。なんか、もう一回プロポーズしているみたい」と笑う漣。優愛は嬉しそうに「ありがとう」というのでした。

そして揃った証拠で、漣は土門に加森沙代里(中田有紀)の逮捕状の請求をします。
権藤からもらった証拠は、若槻と加森が繋がっていることがわかる音声でした。
もちろん、千堂から命令されているので、請求を受けない土門でしたが、クラブSのママと一緒にホテルに行っている写真を見せられ、奥さんにバラすと脅す漣。
そして、千堂には知らせずに、逮捕状を請求するように要求するのでした。

そして、無事に加森沙代里が逮捕され、そのことを逮捕後に知った千堂は焦ります。
若槻から電話がかかってきて「部下が勝手にやった」と言いますが、怒らせてしまい電話を切られます。
そして漣に「なんてことをしたんだ!」と怒りをぶつけ、異動させて這い上がることができなくすると言います。

漣は若槻大臣が、警視総監を選出する委員会の委員長でもあり、千堂は警視総監にしてもらうために、加森の件をもみ消そうとしていたのでした。
これで、警視総監に選ばられる可能性がなくなった千堂は怒り「波紋だ!」と言います。

すると漣は、自分で這い上がります!と新しい派閥を立ち上げると宣言。
千堂の部屋には、漣の同期の馳と、新垣が入ってきます。
2人ともそれぞれの派閥を離れました。他にも同志が10人いました。
改革派として13名が名乗りを上げます。しかし後ろ盾がない派閥なんて、俺がぶっつぶす!という千堂でしたが、その部屋に入ってきたのは、なんと権藤。
権藤は、後見人になると言います。薩摩派ののれん分けとは言います。

千堂に「自分が何をしたかわかってるのか?」と言われると権藤は「悪党退治」と答えるのでした。
そして「警察のうみを出す」と言い、漣と目的が一致したと言います。
「万が一、道を踏み外したとしても、この男には支えてくれる仲間がいる」という権藤。
こうして権藤が後見人として新しい派閥「改革派」が誕生したのでした。

千堂は「面白い!この勝負受けて立つ」
漣「あなたをその椅子から引きづり下す。それが私の信じた道です」というのでした。

桜の塔のネタバレあらすじ7話

 私利私欲のために権力を求める“サッチョウ(=警察庁)の悪魔”・千堂大善(椎名桔平)に、警視庁のトップである警視総監の座を渡すわけにはいかない――。悪魔に魂を売ってまでも…“本来あるべき警察の姿”を取り戻すため、副総監にまで上り詰めた千堂と戦う覚悟を決めた上條漣(玉木宏)。彼は「薩摩穏健派」派閥に所属する現・内閣情報官の権藤秀夫(吉田鋼太郎)を後見人に据え、同期の新垣広海(馬場徹)や馳道忠(渡辺大知)ら、計13名の同志と共に新派閥「改革派」を旗揚げ。千堂の怒りを買った漣は捜査二課の課長から、古巣である捜査共助課の課長へ…事実上の降格処分を受ける。
 一方、千堂自身も厳しい状況下にあった。次期警視総監の選出会議まで、残り1週間足らず…。漣が国会議員の汚職を暴いたことを受け、警視総監の任命権を有する内閣府特命担当大臣・若槻有造(浜田晃)との関係が悪化した千堂は、今や背水の陣だった。とはいえ、簡単に白旗を上げる千堂ではない。そんな中、漣の幼馴染でもある捜査一課主任・水樹爽(広末涼子)は、漣が新派閥を立ち上げた真意に“ある疑問”を抱くことに。かたや、漣の妻で、千堂の娘でもある優愛(仲里依紗)は、漣の日記を盗み見してしまい…!?
 その矢先、若槻が街頭演説中、何者かに狙撃される事件が発生してしまう!漣は千堂が仕組んだ事件だとにらむが、狙撃犯を特定する手がかり自体が皆無の状態…。すると、現在「千堂派」と警視庁内の勢力を二分する「東大派」のトップで、警視総監の座を長年狙い続ける警備局長・吉永晴樹(光石研)が、漣に接近。狙撃犯を特定する重要な情報を提供し…!
 吉永の情報をもとに、千堂が黒幕であることを証明しようとする漣。だが、そこには触れることは禁忌とされてきた“警視庁の黒歴史”が潜んでいた――。

引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/sakuranotou/story/0007/

千堂の企みとは?

警察内部では、千堂の派閥と娘婿の上條漣(玉木宏)たちが作った新しい派閥「改革派」との対決に注目していました。

千堂の怒りを買ってしまった漣は捜査二課の課長から、古巣である捜査共助課の課長に、事実上の降格処分を受けましたが、自由にできるから都合が良いと、気にしていない様子。
一方で、千堂は捜査共助課に漣の監視役として、同じ派閥の富樫を異動させます。

漣のせいで、警視総監の選出会議の権限を持つ、若槻大臣との関係が悪化してしまった千堂。今のままでは、警視総監に選ばれるのか、微妙になってきました。
しかし、何かを企んでいる様子の千堂。「必ず警視総監になってやる」と宣言する、千堂。
漣たち改革派は、後ろ盾となっている、権藤をなんとしても警視総監の座にしようとすることが重要だと考えていました。

そして、千堂は何者かと公園で誰にも気づかれないように慎重に、接触していました。
それを陰から見ていたのは、刈谷。どうやら千堂を尾行していた??
刈谷は千堂と接触していた男をみて「なんであいつが・・・」とつぶやくのでした。

刈谷は何者かと連絡を取り「気になることがありまして・・・」と見たことを報告しているようでした。

一方、漣の自宅では、妻の優愛が、漣と千堂が警察で揉めていることから、実家に帰るように言われていると言います。
しかし優愛は、帰る気はないと言いますが、漣は「実家に帰ってくれ。しばらくの間」と言います。
「ヒドイ!!」と言う優愛に
漣は「協力してもらいたい。お父さんに不審な点があったら教えてほしい。お父さんは、警視総監になることに躍起になって、まわりが見えなくなってる。このままじゃおとうさんは孤立する」と上手いことを言います。
優愛は詳しく事情が知らなかったことから、漣の力になることが「私の幸せだから。そういうことなら」と実家に帰ることになりました。

漣は優愛の手を握り「無理をさせてすまない」と言うのでした。
すると漣の携帯に着信が。
漣は電話に出た後「出かけてくる」といい、外出します。
家を出た後、優愛は気になっていた、漣の日記を見てしまい「え、これって・・・」と驚くのでした。

千堂の驚くべき犯行と警視総監への執念

一方漣が会っていたのは刈谷。
いつものように、刈谷にお金を渡します。
刈谷は「すっちまって。悪いな」とお金を受け取ります。
そして「代わりといっちゃなんだが、千堂副総監には気をつけろ。何か企んでる」と言います。しかし、多くは語らない刈谷でした。

そして事件が起こります。
若槻大臣が撃たれました。
大臣が撃たれるなんて、前代未聞だと警察内は大騒ぎ。
多くの人員が駆り出されます。

演説中に何者かに撃たれた若槻大臣。
命に別状はないが、現在入院中でした。
目撃者など見つからず、初動捜査は難航します。
すると指揮を執っていた上條は、プロの犯行だとして、想定よりも遠くから大臣を撃ったことを想定して、捜査範囲を広げると言います。

爽は、漣と爽の2人が摘発した汚職事件に関わっていた大臣が襲われたことに、タイミングがよすぎでは?と言い、漣は「千堂が裏で手を引いてる」とお見通しの様子。

この汚職事件のせいで、高槻大臣との関係が悪化してしまった千堂は、警視総監の選出会議のために、委員長である大臣を排除したと言います。
爽は「警視総監になるために、狙撃事件を起こした??」と驚きます。漣も「まさかここまでなりふり構わずやってくるとは・・・」と驚いている様子。
2人が話をしているところに、富樫が通りかかります。

富樫と爽は付き合っていましたが、富樫が、千堂に命じられ、汚職事件の証拠を消してしまったことで、気まずい雰囲気に。

爽は富樫を避けるように、どこかに行ってしまうのでした。

千堂の前に、千堂のライバルである、警視総監の座を長年狙い続ける警備局長・吉永晴樹(光石研)がやってきていいます。
今回の大臣襲撃は都合が良かった。
今回の事件がなかったら、千堂が警視総監になることはなかった。
警視総監になるために、狙撃を企てたと、強い口調で千堂を糾弾する吉永。
しかし、千堂はもちろん、しらばっくれます。
吉永は「必ず暴いてみせる」と言い、立ち去るのでした。

一方、優愛は、父親の部屋で何か携帯で撮影しています。
「こんなことになってったなんて・・・」と驚くのでした。

実行班は元警察官

爽の実家には、富樫が訪ねてきて、爽に証拠を隠滅した件を謝罪。
しかし爽は「私にとって警察は特別なの。自分の正義を貫ける場所。それをあんたが汚した、悪いけど・・・」と別れを切り出そうとした爽に
突然、食堂で働いている蒲生が「間違いは誰にでもありますよね。なんの話か知りませんけど、たった一度の過ちを許さない爽さんじゃないはずです。だって僕にもこうやってチャンスをくれたんですから」と言います。
爽は前科のある蒲生を自分の実家で働けるようにしたのでした。
爽は「そこまで言われたら許さない訳にはいかないじゃん。蒲生に感謝しなよ」と言います。
富樫は蒲生に駆け寄り「本当にありがとう!!!」と熱く感謝するのでした。

翌日、漣を吉永が訪ねてきます。
そして、独自に捜査したらしい吉永が、現場から380メートル離れているビルの近くの防犯カメラに元SATの狙撃手だった久瀬秀臣だったと言います。
彼の腕前なら、このビルから十分狙撃が可能だと言います。

吉永は千堂が仕組んだと思っている。そして久瀬は千堂が公安部にいたころの部下だったと言います。

早速、漣は現場にも久瀬の情報を知らせ、捜査させます。
公安部にいた時に退職。退職の半年前に、覚せい剤の取引現場で射殺した、暴力団員が元同僚の警察官だったことから、関係しているのでは?と思われました。

すぐに久瀬の逮捕状を請求し、逮捕するのでした。

取り調べを受けている久瀬は、素直に犯行を認めます。
しかし、千堂からの指示であるかどうかが重要です。
「警備の脆弱性を訴えるため」とそれらしい嘘の動機を言う久瀬。
「あくまで問題提起をしたかっただけなので、致命傷にならないように、足を狙った」と言います。

取り調べの様子を見ていた、漣と吉永。得意のプロファイリングをしようとしましたが、久瀬は公安部にいるときに訓練されたのか?
表情を読み取ることができませんでした。

そして「誰かに指示されたのでは??」と誘導尋問をします。
もちろん否定する久瀬。

取り調べをしていた爽は、若槻大臣は、警視総監を決める委員会の委員長だった、タイミングが良すぎるのでは??と指摘します。

しかしゆさぶりをかけても、表情が全く崩れない久瀬。単独犯だと言うことを淡々と話します。
すると取調室をモニタリングしている漣と吉永の元に、千堂が入ってきて、取り調べをやめるように言います。

しかし拒否する漣と吉永。千堂はそのまま帰っていきます。

20年前の衝撃の潜入捜査

漣は、久瀬が警察を辞めるきかっけになった、同僚の刑事を撃ってしまった件を、権藤に尋ねます。
すると権藤は「矢上警視総監にとっては、黒歴史だ」と言い話し始めます。

当時、撃たれた警察官は、なんと矢上の指示で潜入捜査をしていました。タブーの捜査で死人を出すという、最悪の結末でした。

当時、矢上は千堂に、覚せい剤の取引現場を押さえるように、指示。
自分の点数稼ぎのためでした。
千堂は久瀬に射殺された深海と刈谷を暴力団に潜入させました。

千堂はすぐに刈谷に会いに行きました。刈谷は千堂を備考していました。
そんな刈谷を連れて、クラブSに。
そして刈谷は当時のことを話し始めます。
刈谷、深海、久瀬は同期で、特に深海と久瀬は恋敵であり、2人が好きだった女性と深海が結婚しましたが、その後も仲が良く、皆でよく集まっていました。
刈谷と深海は、千堂に出世をちらつかせ、潜入捜査をさせます。久瀬は危険だからと止めたのですが、2人は出世を選ぶことに。
2人は復帰することを前提に警察をやめ、暴力団に潜入しました。
潜入捜査に入った後、薬に手を出してしまった深海。

取引当日に、深海は暴走し、刈谷が本当は刑事だと皆にばらしてしまいます。
そして刈谷に銃を向ける深海。
それを見ていた、久瀬が刈谷を守るために、仕方なく、深海を撃ち、亡くなったのでした。
警察が取引現場を押さえて、捜査は終了。しかし深海が覚醒剤に手を染めたせいで、警察への復帰は認められませんでした。
しかし漣は「裏で十分すぎるくらいの退職金をもらったんだろう??」と指摘。
探偵の稼ぎだけでは、家族を養えなかったはずだから、何かのお金が動いているのでは??と気付いていた蓮。
刈谷は認め「でも、それもなくなった」と言います。
そして久瀬も、深海を撃った自分を責めて警察を辞めました。
久瀬はずっと深海の妻を気にしていました。
すると、漣の携帯がなります。優愛からでした。千堂が電話で誰かに「まだ封筒は見つからないのか??久瀬が誰かに預けたのならやっかいだな」と言っていたとのこと。

何か封筒を必死に探している様子の千堂。
そして翌日、取り調べの前に、漣は、富樫に何かを頼みます。

契約書の行方

そして漣が自ら、久瀬の取り調べを始めます。取調室をモニタリングしていた千堂は焦りますが、そこに吉永が登場し、吉永も漣とグルだと気付く千堂。

そして、漣は20年前の潜入捜査が関係しているのでは?と核心をつきます。
漣は今回の狙撃で「上層部の誰かと取引したのでは??」と更に核心をつきます。

そして「見返りは深海さんを公務での殉職として扱い、2階級特進。遺族年金も保障」

久瀬は「どこでそれを??」とびっくりした様子。
漣は「深海さんの奥さんに聞きました」というと、久瀬は怒りをあらわにし、漣につかみかかろうとします。

しかし諭され、手を放す久瀬。
そして、深海の奥さんが、こういう事態になったことに動揺していて、奥さんからことづけを預かってきたと言います。

奥さんは「深海はあなたのことをずっと誇りに思っていました。久瀬君は私たちのことで、ずっと自分を責め続けて、だからあんな大それたことを。私たち夫婦の幸せはあなたが幸せになること。だからもう苦しまないで」と言いました。

自分を犠牲にして救おうとした。深海さんの名誉を回復するためにやったと、漣。
漣は今回の話を持ち掛けたのは誰か?聞きますが、答えない久瀬。
すると「千堂副総監ではありませんか?」となんと、名前を出してしまう漣。
千堂はさすがに驚き、取調室に飛んできます。

そして、漣は警察が深海を殉職扱いにすることは絶対にありえない、千堂に騙されたんだと言います。

驚きの表情を浮かべる久瀬。そこに千堂が入ってきます。

千堂は大ぜいの人間が出ている前で、自分の名前を出したことを怒り、久瀬に「久しぶり」と言い、「せいぜい本当のことを話すんだ」と久瀬の肩に手をやり、プレッシャーを与えます。

漣は今回のことで久瀬と千堂の間に、誓約書を交わしたことを聞いていて、誓約書には自供すれば無効にすると書いてあるのでは?と漣。
そして契約書はどこにあるのか??教えてくださいと言います。
「自宅ですか?」「深海の奥さんのところ??」「行きつけの居酒屋??」
質問の時の、久瀬を様子をみてプロファイリングで契約書の場所を探ろうとした漣。

そして一旦休憩にした漣。
千堂は漣に「大した度胸だな。これで何もでなかったらどうなるのかわかってるのか??」と言います。
そして漣に話しかけてきた爽に漣は「居酒屋だ」と言います。プロファイリングで、契約書の居場所がわかったようでした。
爽はすぐに居酒屋に向かいます。

そして漣は同期の馳たちに、取り調べで副総監の名前を出したことを責められます。何も出なかったら、改革派は終わりだと。

すると、千堂に呼ばれる漣。
そこには千堂、吉永、土門がいました。

そして爽から電話が。居酒屋に到着すると、既に、他の刑事が取りに来たとのことでした。
渋い顔で電話を切る漣。
千堂は嬉しそうに「どうした、誓約書とやらは見つかったのか??」と言います。
そして、部屋に、富樫が入って来て、契約書らしき書類を渡します。
千堂は「エクセレント!お前は肝心なところが抜けている」と漣に言います。
取り調べで、プロファイリングができたのは漣だけでなく、土門もできたのでした。
土門が場所を見抜いていち早く、富樫に取りに行かせたのでした。

嬉しそうに、その契約書をビリビリと破る千堂。
すると、富樫は「初めから深海巡査部長を殉職扱いする気はなかったのですか
?」と千堂に尋ねます。すると千堂は笑いながら「当たり前だと。犯罪者にそんな配慮など必要ない」と言います。
すると富樫は「果たすつもりのない約束で、取り返しのつかない犯罪を起こさせたんですね」と怒り、「さっき渡したのは写しです。本物はここです。」と本物の契約書を見せます。
富樫は予め、契約書を取りに行くように、漣に頼まれていたのでした。

千堂の驚くべき作戦

千堂は焦ります。
吉永は「勝負あったな!警視総監は私のものだ」と笑います。
しかしそこに矢上警視総監が入ってきます。
矢上は20年前の事件を、明るみにしたくないので、富樫から契約書を取り戻そうとします
もちろん、渡さない富樫。
しかし、矢上は、富樫が付き合っている爽が違法捜査で警察を辞めさせると脅します。
富樫は悩みますが・・・爽のために、契約書を渡してしまうのでした。

千堂の罪を立証する証拠がなくなりました。
千堂は久瀬に依頼をして、犯行が明るみになっても、事件のことを知られたくない矢上がもみ消してくれると、想定して、久瀬に話を持ち掛けたのでした。

千堂を陥れることができなかった吉永は悔しそうに「これで終わりだと思うなよ」とつぶやくのでした。

そして千堂は、すべてがうまくいき、上機嫌で夜道を歩いていました。すると・・・何者かが千堂をナイフで刺そうとします。
さすがの千堂は、突然の襲撃をかわします。襲ってきたのは、刈谷でした。
刈谷は「久瀬まで利用しやがって!全部あんたのせいだ!!!」と言いながら、千堂を刺してしまうのでした。
一方、改革派の同期に、千堂を糾弾したことで、改革派は終わりだと言われていた蓮ですが、まったく焦っている様子はなく、千堂の身に何が起こっているのか?わかっているかのように、意味深な表情を浮かべるのでした。

桜の塔のネタバレあらすじ8話!千堂襲撃の衝撃の黒幕

警視総監の任命権を有する内閣府特命担当大臣との関係が悪化し、次期警視総監への道が危うくなった副総監・千堂大善(椎名桔平)。彼こそが大臣狙撃事件の黒幕だったことを、上條漣(玉木宏)ら「改革派」派閥が暴こうと蜂起するも、あまりにも手痛い返り討ちに遭った日の夜――千堂が元警察官・刈谷銀次郎(橋本じゅん)に刺された!刈谷が漣の父親代わりで、情報屋として彼のために暗躍していたことを知る千堂は、漣が裏で糸を引いたと推測。しかしこの5年間、漣は“ある事情”から刈谷を遠ざけていた。その理由のひとつに、漣が独自に突き止めた“刈谷と意外な人物とのつながり”があり…!?
 その矢先、逃亡していた刈谷が何者かに射殺されてしまう!漣の幼馴染・水樹爽(広末涼子)ら捜査一課の面々は刈谷の自宅を家宅捜索するが、まもなくキャリア組の警察官たちが先乗りして何かを探していたことが判明。と同時に、刈谷がかつて、爽の実家の中華料理店で働いている元銀行強盗犯・蒲生兼人(森崎ウィン)から改造銃を購入していた事実も明らかになる!
 一方、漣たちに協力して千堂に反旗を翻した刑事・富樫遊馬(岡田健史)は、恋人である爽を守るため大臣狙撃事件の重要証拠を千堂サイドに手渡すも、「千堂派」から総スカンを食らい、孤立していた。そんな富樫に千堂がふたたび接近!不審な封筒を指定場所に埋めるよう命令し…!?時を同じくして、漣は「クラブS」のママ・小宮志歩(高岡早紀)から、刈谷が生き別れの娘にあげるつもりで大事にしていたぬいぐるみを渡される。だが、そのぬいぐるみを見た瞬間、違和感を覚え…。
 まもなく漣は千堂、そして警視総監の座を長年狙い続ける「東大派」派閥の警備局長・吉永晴樹(光石研)、「改革派」の後見人である内閣情報官・権藤秀夫(吉田鋼太郎)を会議室に招集。新たに見えてきた、この5年間に起こったさまざまな事件の“真の黒幕”を白日のもとに晒そうとする。しかしその行く手には、想像を絶する展開がいくつも待ち受けていて…!!

引用元:公式サイト

千堂の事実を知った娘の優愛

刈谷(橋本じゅん)に刺されてしまった千堂(椎名桔平)!

「こんな真似してどうなるかわかってるんだろうな?」

そう言いながら苦しむ千堂の姿を見て刈谷は逃げ出します。

その頃、漣(玉木宏)は爽(広末涼子)の実家の中華料理店に来ていました。

爽が作ったチャーハンを食べながら、富樫が千堂に楯突いたことを話しています。

「昔ほど正義の輪郭がつかみづらくなった」と言う爽に「らしくないな」と言う蓮。

すると蓮の携帯が鳴ります。電話の相手は妻の優愛(仲里依紗)でした。

「お父さんが襲われた。病院に運ばれたって」

急ぎ漣も病院に向かうと、千堂は傷が浅くて無事でした。

「犯人は刈谷銀次郎。いったい誰が襲わせたのかね〜」

千堂の言葉に何も答えない蓮。

優愛と二人になり「俺じゃない」と言う蓮。

優愛は「刈谷って人の事ずっと恨んでたんでしょ。日記見ちゃったの。あれを読んでいろんなことが分かった。パパが漣のお父さんにしたこととか」と告げます。

すると蓮は何かを呟きます。

驚きの表情の優愛は、蓮の手を握り「信じてついていくって決めたから」と語り掛けるのです。

刈谷と漣の関係

警視庁に戻った漣は爽と話しています。

その内容は何で刈谷が千堂を刺したのか?

「金のためにやったんだ」と言う漣に、「前からギクシャクしてたみたいだけど二人の間に何かあったの?」と聞く爽。

するとそこにクラブSのママ・志保(高岡早紀)から、刈谷を匿っているとメッセージが届きます。

急ぎクラブSに向かう蓮は、そこで刈谷と対峙します。

「お前を家族だと思っている」と言う刈谷に蓮は「ふざけんな!」と一喝。

ここで蓮は、刈谷が父親を裏切って死に追いやった一人であると言うのです。

父親が命を絶った日、派出所の夜勤にはもう一人いた。それが刈谷だったが金を積まれて欠勤した。

実は5年前に、刈谷自身が酔って口を滑らせ、漣は知っていたんです。

それ以来、刈谷が金になびかなければ、父親はあんな目に遭わずに済んだと恨み、刈谷と距離を置くように。

そして漣は「あんたはある人物と繋がっている。千堂を襲ったのもその人の指示か?」と追及!

その様子を見ていた、クラブSのホステス明深(井本彩花)が、刑事部長の土門(野間口徹)に電話で密告。

そのことを知った漣と志保は刈谷を逃がします。

海の近くに逃げてきた刈谷でしたが、背後から銃撃されてしまい「ごめんな漣」とつぶやき、命を落としてしまうのでした((+_+))

刈谷殺害の犯人は???

刈谷の遺体はすぐに見つかり、爽たち捜査一課の面々は捜査に乗り出します。

刈谷が亡くなったことにショックの様子の漣に声を掛ける爽。

その様子を嫉妬のまなざしで見つめていたのは富樫(岡田健史)でした。

その頃、千堂は早くも復帰し、権藤(吉田鋼太郎)と吉永(光石研)と会っています。

千堂は自分を刺すように仕向けたのは、おまえらでは?と二人を疑っている様子。

「警視総監に近い俺を疎ましく思っての犯行!」

疑う千堂に吉永は「襲われた腹いせに刈谷を殺害したとか?」と逆に千堂に揺さぶりをかけます。

権藤も「病室からまた誰かをそそのかして殺害を指示することもできるしな」と言います。

そんな二人に「俺は真っ白だ!」と堂々と言い張る千堂。

すると千堂の携帯に娘の優愛から電話が。

「パパに話が有って・・・」

富樫の苦悩

場面は変わって爽の中華料理屋。

蒲生(森崎ウィン)が爽の父(小松和重)から給料を受け取っています。

蒲生の更生した姿を見て爽は嬉しそう。

そこに富樫がやってきます。

「まだ上條さん(漣)の事が好きなんですよね?なんで上條さんなんですか?僕じゃダメなんですか。あなたのために色々犠牲にしてきたのに」

爽にそう言って富樫は店を出ていきます。

そんな富樫を蒲生は励まします。自分も嫌なことがあった時、気分転換に行くところがあると。

しかし富樫は「何がわかる。君と一緒にするな!」と八つ当たりしてしまいます。

翌日、捜査本部で富樫は他の刑事達から無視されて孤立状態。

それは自分に逆らった千堂の差し金でした。

富樫は千堂の部屋に呼ばれてこう言われます。

「お前と上條は決定的に違う。それはどれだけ非常になれるか。お前に汚名返上のチャンスをやろう」

千堂が出したのは茶封筒。

「これを指定した場所に埋めてこい」

果たして、富樫は言うとおりにするのでしょうか?そして封筒の中身は?

千堂襲撃の驚きの黒幕

その頃、漣はキャリアの捜査官が刈谷の身辺を洗っていると聞き、志保のもとを訪れていました。

キャリアの捜査官は東大派、吉永局長の配下では?と言う志保に「吉永局長は銀さん(刈谷)との関係を消したいんだろう」と言う漣。

すると志保は、刈谷が娘のためにと店に置いていったぬいぐるみを持ってきました。

漣はそこでピンと来て、ぬいぐるみの中に何かが隠されているのではと思います。

案の定中にはSDカードが隠されていました!

翌日、警視庁の一室で漣は、千堂、権藤、吉永を呼び出します。

「集まっていただいたのは、刈谷銀次郎殺害の件です。キャリアの捜査官が吉永局長の指示で家宅捜索をしていたことが分かりました。あなたが探していたのはこれじゃありませんか?」

漣が吉永に見せたのは、あのSDカード。

そこには刈谷と吉永の音声データが入っていました。

刈谷「23年前に上條警部が拳銃横流しについて調べていたのはご存知ですか?誰が関与していたのかあぶりだすためにご協力いただきたい」

吉永「同じ方法で横流しさせるのはどうでしょう?適任者が一人います。捜査一課の高杉警部補です」

何と、以前の捜査一課拳銃横流し事件に裏で関与していたのは吉永だったのです。

そして続々と音声データが出てきます。

吉永「頼みたいことがありまして。千堂副総監を尾行してもらいたい。報酬は弾みます」

さらに極め付きの音声が(・_・;)

「千堂が久瀬を使って若槻大臣を撃ったんだ。なのに証拠を握りつぶした。千堂大善を襲え!!奴は警視総監の器じゃない。500万でどうだ?」

千堂を刈谷に襲わせた人物の正体は、吉永局長だったのです!

開き直った吉永は千堂に向かって言います。

「おまえのようなサッチョウの悪魔を警察のトップにさせるわけにはいかないんだよ!私も汚いことはした。でもそれは全て警察のためだ。私は警察の未来のためにやったに過ぎない。」

その言葉を聞いた権藤は「お前の行動は警視総監にはふさわしくない」と言います。

自分も警察の悪事を見逃しておいて何を言うかと言う吉永に、権藤は続けます。

「人間誰でも過ちは犯す。だが大事なのはそれをどう悔い改め、どう次の世代に生かすかっていう事だ。それこそが定年間際で警察の頂点に立つ意味なんじゃないのか?」

そこで口をはさんだのは千堂でした。

「いいこと言うね〜。でもそんな仙人のようなおまえでもなれないのが警視総監という階級だ。理想と現実清濁併せ吞んでこそトップの座にふさわしい。お前はそれを見誤った。ただそれだけの事。トップに立ちたいならしたたかに生きるしかない。そこで勝ち上がれない奴はしょせんその程度の器。そんなやつはなにかを成し遂げるなんて出来るわけないだろう!」

こうして吉永は辞表を出すことを条件に立件は見送られ、失脚することに。

千堂の策略とは?

その後警視総監・矢上(尾美としのり)の部屋に向かった千堂。

「次の警視総監は君に決まりだな。あとは上手く幕を引いてくれよ」

総監のその言葉に「ふさわしいシナリオを用意している」と千堂は答えます。

そんな千堂が電話をかけた相手は富樫でした。

「まだやっていないのか?上條はやったぞ。事件解決のためであればたとえそれが捏造であってもだ!」

実はあの茶封筒の中身は拳銃だったんです!

その頃、自宅に帰った漣は優愛から離婚届を突きつけられました。

漣と父親の関係を知ってしまい、肉親である父親を捨てられないと思った優愛の判断でした。

「今までありがとう」

そう言って去っていく優愛の手をつかむ漣。

「これだけは信じて。あなたのことこれからもずっと愛してる」

そう言って手を離し涙を流しながら家を出ていく優愛。

蒲生兼人に罪を擦り付けた真犯人は?

そして、翌日河川敷からは刈谷を撃ったと思われる改造銃が見つかります。

そこに残されていた指紋は、5年前に銀行強盗事件を起こした蒲生兼人のものだったのです!

5年前に発見された蒲生の改造銃も捏造の可能性が有った。

その捏造が刈谷の仕業で、蒲生が恨んで殺害したのでは?

爽はそんなはずは無いと主張しますが、捜査一課は蒲生を重要参考人として任意同行することになります。

やっぱり銃を河川敷に置いたのは、富樫なのでしょうか(・_・;)

その頃、爽の実家の中華料理屋では、蒲生がチャーハンを美味しく作れるようになり、爽の父親に褒められていました。

するとそこに捜査一課の面々が現れます。

指紋が付いた改造銃が見つかったと聞かされた蒲生は逃げ出してしまいます。

そして千堂の部屋には富樫が押し掛けていました。

「何で蒲生の指紋が、これじゃ完全に捏造じゃないですか」

しかし千堂には相手にしてもらえず、落胆している富樫。

漣は「お前が副総監の指示でやったのか?」と尋ねると「僕はやってない!」と言います。

富樫は捏造を指示されたことは認めるも、どうしても出来ず、改造銃は千堂に返していたんです!

蒲生兼人の衝撃の展開

「僕がもっと早く公にしていれば、蒲生くんがあんなめに遭う事は無かった」

そんな富樫に「蒲生が行きそうな心当たりが無いか」尋ねる漣。

すると蒲生が以前声を掛けてくれた時に、廃校に落ち込んだ時に行くと言っていた事を思い出しました。

さっそく、爽にそのことを伝えて、捜査一課の面々は廃校に向かう事に。

その頃、蒲生は廃校に来ており、教室の中に隠してあった改造銃を見つめています。

すると窓の外に警察車両が来たことに気付き、屋上に向かう蒲生!

そして漣の元には、警察を去ろうとする吉永が訪ねてきました。

「警視総監を目指したのは君のお父さんの影響だった。今となってはどこで道を誤ったのか分かりません。君には何が有ろうと警察官の本分を見失わないでもらいたい。どうか市井の人々の助けになる存在でいてください」

そんな吉永の言葉に「父の意思を受け継げるようなそんな資格はもう無い」と答える漣に「警察の未来は託しましたよ」と言って吉永は去っていきます。

一方、廃校の屋上では爽が蒲生を追い込んでいました。

下には遅れてきた富樫の姿もあります。

蒲生「改造銃は持てなかった。あの頃に戻りたくなかったから。爽さん俺本当にやってません」

爽「あんたじゃないことは分かってる。それを証明しよう」

蒲生「無理だよ。更生なんてやっぱり」

爽「そんなことない。あんたはチャーハン頑張って作って。そんな奴がまた罪を犯すわけが無い。お父さんがそう言ってた。あんたは変われたんだよ。私にも作ってよ?だから今は私を信じて!」

蒲生が涙を流して投降しようとしたとき、隣の建物からSATが銃で蒲生を狙っているのに気づいてしまいます。

思わず後ずさりした蒲生は、銃声が聞こえ足を踏み外してしまいました。

そして屋上から落下してしまうんです(/ω\)

頭からは大量の血が・・・

その光景を見て、膝から崩れ落ちてしまった富樫。

漣がその報告を電話で受けると、目の前に千堂が現れます。

「蒲生兼人、意識不明の重体だってな」

「SATを用意したのは、蒲生を射殺して被疑者死亡で事件を終わらせるためですか?」

「また得意の妄想か?蒲生は改造銃を持っていた可能性がある。だからSATを送ったんだ」

「あなたは人間じゃない・・・俺もそうだ。あなたを倒すために悪魔に魂を撃売った。何故5年も沈黙を続けたのか。その答えがもうすぐ明らかになる。警察トップには就かせない」

「クールだねえ。ならどっちがサッチョウの悪魔か最終決戦と行こうじゃないか?」

果たして、次回最終回!

漣と千堂の対決の行方はどうなるでしょうか??

桜の塔のネタバレあらすじ最終回!

いよいよ最終回です。

次期警視総監の座を狙う副総監・千堂大善(椎名桔平)を失脚させると誓って5年――。息をひそめ機会を狙い続けてきた上條漣(玉木宏)は、新派閥「改革派」を立ち上げ、千堂にふたたび宣戦布告。そんな中、千堂を襲った元警察官で、漣の父親代わりでもあった刈谷銀次郎(橋本じゅん)を殺害した犯人に仕立て上げられ、廃校の屋上へ逃げ込んだ元銀行強盗犯・蒲生兼人(森崎ウィン)が、SATの狙撃をかわそうとして転落。

意識不明の重体に陥った!そもそもは千堂が、蒲生を射殺して被疑者死亡で事件を終わらせようとしたのだろう…。

そう確信した漣は、千堂に「また得意の妄想か」と一蹴されるも、一分も怯むことなく「あなたを倒すため悪魔に魂を売った…。なぜ5年間も沈黙を続けたのか、その答えがもうすぐ明らかになる」と宣告。

私利私欲のために権力を求め、入庁以来“サッチョウ(=警察庁)の悪魔”と呼ばれてきた千堂。

そして、“本来あるべき警察の姿”を取り戻すために“サッチョウの悪魔”となった漣――2人の“最後の闘い”がついに始まった!
 ところがその矢先、よもやの事態が起こる。

秘密裏に刈谷殺しの捜査が行われる中、ある意外な人物が自首したのだ!

混乱を極める警視庁。漣の幼馴染である警視庁捜査一課主任・水樹爽(広末涼子)は、裏で漣が一枚噛んでいるのではないかと疑い、真実を解き明かすため、取り調べを開始する。
 5年の歳月を経て明かされる、漣が沈黙し続けた理由、そしてこれまでに起こった全事件の真相。さらに、最後に警視総監レースを制する人物とは一体…!?登場人物それぞれの“正義”がしのぎを削る中、次々と押し寄せる驚天動地の新展開。前代未聞の警察ドラマ『桜の塔』、ついに完結!

引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/sakuranotou/story/0009/

富樫のアリバイ捜査

刈谷殺しの犯人として自首した人物とは??
そして、漣が裏で一枚嚙んでいるとは一体???

まだ千堂のこと知らない時の若かりしころの漣、

千堂に、警視庁でトップに立つことは容易でない。

それなのに、父親とは違うキャリアで、トップに立とうとしているのか?と聞かれると、漣は父親が警察に殺されると言っていたので、その正体を探るつもりだと言います。警視庁の膿を出すと言っていた漣。

千堂は漣に「だったらのしあがれ」と言い、自分の部屋の今まで受賞した輝かしい功績を見せ「これから俺のために頑張ってくれ」と言うのでした。

そして・・・現在。蒲生兼人は、3日間、昏睡状態で目を覚ましません。爽と爽の父親が病院で付き添っていました。

爽はくやしそうな顔をしています。

富樫は、蒲生のことで、責任を感じているようで、連絡がつかな状態でした。

許せないという爽は「このまま(千堂を)警視総監につかせていいの?」と漣に問うと、漣は「いいわけがない。今日で全てけりをつけてやる」と言うのでした。

捜査会議では、爽が否定しますが、蒲生兼人は状況証拠があり、凶器に指紋があり、蒲生の犯行は濃厚だという流れ。

すると、突然、富樫が、捜査会議に乱入。

なんと、刈谷の殺害時のアリバイを、探してきたのでした。

犯行時に定食屋の買い物をしにいっていた、お店の防犯カメラを、必死に捜査し探しに行ったのでした。

富樫が行方不明だったので、蒲生のアリバイを探すためだったのでした。

そして蒲生のアリバイがわかったことで、捜査は仕切り直しに。 

爽は富樫に「自分の正義を取り戻せたじゃん」と言い、感謝するのでした。

優愛が自首

警視庁にいる漣の元に、優愛がやってきます。

爽が驚いていると「自首したいの。私が刈谷を殺した」と言う優愛。

驚く、爽と刈谷。漣は厳しい表情でした。

千堂の元に、優愛が自首したという報告が。

驚いた千堂は「何を考えてるんだあいつは・・・」とつぶやきます。

この話は、警視庁内に知れ渡り、話題に。

漣の同期の新垣たちも、妻だった優愛が殺人犯だと漣にも影響が及ぶと心配していました。

漣と爽と富樫が話をしていると爽は「だっておかしいでしょ。刈谷さんとの接点はあんたと千堂しかない」と言います。

富樫に「それって上條さんの関与を疑ってる??」と言われます。

否定しない、漣は「直接本人に聞けばいい」と言います。

爽は「私は自分の正義を貫く」と言うのでした。

 

優愛が刈谷を殺した理由

ここで優愛の回想シーン。

優愛は漣の日記を見ています。

漣の日記には、刈谷が自分の父親を殺害した犯人の1人で、優愛が起こした傷害事件をネタにゆすってくる。

刈谷を殺したいと書かれていました。また、警察を辞めさせられたことで、千堂を恨んでいて千堂家の人たちをつけねらっている。優愛が危ない。このままだと、誰かが傷つけられるかもしれない。

と書かれていました。

そう・・・なんと漣が優愛が刈谷を殺すように仕向けたのでした。

千堂は、警視総監に優愛が刈谷殺しで自首したことを追求されていました。

場合によっては、千堂が警視総監になる話は白紙だという、矢上警視総監。

しかし、千堂は強気です。しっかりフォローしてもらわないと、矢上の身も危ないと、強い口調で迫り

「私、1人で奈落の底に沈むつもりはありません」と言うのでした。

 漣の衝撃のマインドコントロール

そして、漣に会いに来た千堂は「どこからがお前が書いた絵だ??」と聞くと、「全部ですよ」と答えます。

そして「親父の墓の横に、改造銃を埋めた。あの時から、私の復讐が始まった・と言う漣は、優愛の犯行について話します。

 

漣は優愛をマインドコントロールしていました。わざと、実家に3年間、帰さず、孤独にして、時には冷たく、そして時にはやさしく接して、自分に依存するようにしました。

そして優愛が自分のために、なんでもするようにしたのでした。

 

しかし、動じない千堂。娘はかわいいけれど、警視総監になることが全ての千堂は、刈谷に付け狙われていた優愛が、自分の身を守るために、犯行を犯した、正当防衛の犯行ということにすると言います。

 

すると漣は「あなたは何も変わってない。だから、今回のことを思いついた」と言い、証拠の音声データを出します。

そこには、優愛が刈谷の犯行を告白し、それをもみ消そうしている千堂の言葉が、録音されていました。

他にも、蒲生に罪をなすりつけようとした証拠の音声もありました。

 

そして、漣は「どうして俺が優愛を実家に戻したと思います??」と聞きます。

漣の目的は家宅捜索

千堂は「証拠を取るため?」と言いますが、違いました。それは「家宅捜索」

優愛が犯行を犯せば、実家を家宅捜索する。そうなれば、千堂のことも調べられると言います。

それを聞いて焦る千堂。

千堂にわからないように、家宅捜索を進めていた漣。

家宅捜索をしている捜査員に千堂派の人間は入れませんでした。

漣は、過去の千堂の話しぶりから、父親が殺害された時の、監視カメラのビデオテープが存在していて、それを千堂が持っていることを確信していたのでした。

漣は涙ながらに「あんたが三流だと思っていた父が、あんたを副総監の椅子から引きずり下ろした。最後まで自分の信念を貫いた父が、あんたの野望を打ち砕いた。今度こそあんたは終わりだ」と言います。

悔しそうな千堂は「こんなところで俺が終わるだと・・・。」と笑いだし「俺がこんな奴に負けるだと。」そして怒ります。

そして「いいだろう。この勝負おまえにくれてやる。でも俺はこのままは終わらない」と言うのでした。

真の黒幕

その後、矢上警視総監を呼び出した、権藤は、千堂の自宅を家宅捜索して、見つかった監視カメラのビデオテープを見せます。

そこには、漣の父親が殺害された時に、拳銃の横流しをしていたのが矢上であることがちゃんと語られていました。

そして矢上の指紋がついた拳銃を持っていた、漣の父親。

その後、その拳銃も千堂の部屋から押収されました。

矢上は「これは誤解なんだ、もうすぐで任期が終わる・・・」と言いますが、権藤は矢上を一喝し「あんたは人の上にたつ器じゃなかったんだ。千堂ともども。上條さんを死に追いやった、けじめはきっちりつけてもらう」と言うのでした。

その後、取調室にいる優愛と話をする漣。

優愛は漣に言います。

漣は優愛が漣に操られたと思っていると思うけど、全部知っていた。

漣が優愛に刈谷をころさせようと仕向けていると、わかっていたと言います。

全部知っていたのに、漣を愛していたから、漣が望むように、刈谷を殺したと言うのでした。

 爽のやるべきこと

そして病院で昏睡状態だった蒲生が目を覚まします。寄り添っていた、爽の父親は喜びます。それを見ていた富樫も泣きながら爽に報告。爽は「人のために泣けるなんて、気持ち悪い」と笑顔で言い「大事なことに気付かせてくれて、ありがとう。私のやるべきことがわかったよ。」と言うのでした。

その後、爽は漣を実家の定食屋に呼び出します。

そして刈谷の殺害が、漣と一緒に行った犯行であることを追求します。

「自分の復讐に優愛ちゃんを巻き込んだ」と言います。

優愛のメールを見ると、削除していましたが、漣と刈谷殺害前後に連絡を取り合っていた形跡が。

漣は、優愛にはっきりと「刈谷を殺したいから、協力してほしい」とお願いしていたのでした。

もちろん、犯行は漣自身が行うという話で、優愛には、漣の父親の墓に埋まっている

犯行に使用する改造銃を、を刈谷にを呼び出した、持ってきてくれるように頼んだだけでした。

しかし、犯行現場に待っていて優愛に「取り調べを受けることになったから、中止」というメールを出します。

そのメールを見て、優愛は自分が殺害しなくては・・・と思い、自らその改造銃で刈谷を撃ったのでした。

もちろん、優愛が自ら犯行に及ぶことも、漣の計算内でした。

そのことを爽に言い当てられた漣ですが「もう終わったことだ」と誤魔化し、帰ろうとします。

そんな漣に銃を向ける爽「終わってない。私にとっても、あんたにとっても。あんたの答えによっては、今度は本当に撃つ」。

漣は「前にもこんなことがあったな。」と言います。

「千堂を追い詰めるために、優愛を利用して、刈谷を殺した。上條漣はいない。ここにいるのは、サッチョウの悪魔だ。」

爽は「あんたを信じてた。私の正義が揺らいだのも、あんただったから。でも、富樫が必死に、蒲生のアリバイを証明した姿を見て、気付いたの。これが、おじさんが言っていた正義だって。私、人を助けるために、警察官をやりたいって、そう思えた。だから、今なら言える。あんたの信じた道は間違ってる」

「今度こそ俺を楽にしてくるのか。」

「あんたを裁けるのは私しかいないでしょ」と言い、正面から漣を撃ちます。

倒れ込む漣。

死んだ!?
と思ったら咳き込む漣。

なんと、父親の形見のウイスキーボトルに銃弾が。

爽「おじさんが救ってくれたんだね」

漣「お前の茶番だろ」

爽「私はあんたを助けた覚えはない。生きて償いな。これで、サッチョウの悪魔は死んだ。おかえり漣。」

ハッピーエンドだけど微妙??

その後・・・

退院した、蒲生は、爽の定食屋で元気に復帰しました!

 

そして・・・警視庁では

なんと権藤が警視総監になっていました。

千堂派がこぞって改革派にはいってきました。

 

クラブSでは、権藤、吉永、千堂、の同期3人組が一緒に飲んでいます。

なんと、権藤が千堂の悪事を内々に収めたことで、千堂は警視総監になれなかったものの、お咎めなしのようでした。

これって、復讐できたの???
殺人を犯したのに(+o+)

そして爽の指には、指輪が。富樫と婚約、もしくは結婚したようでした。結婚式はこれからのようです。

富樫は改革派に入ります。

そして漣は「警視長」に昇進。

漣に呼び出されていた富樫。

2人きりの部屋で漣は富樫に言います。「お前にとって正義とは、なんだ?」と。終了です。

桜の塔のネタバレポイント①黒幕千堂との対決

中盤に入り、父親の自殺が不正を隠蔽するための殺人であることが発覚!

しかも父親を殺害したのは、なんと自分の出世のために、その立場を守ってあげていた千堂。

しかも千堂は、父親を殺害しておいて、漣を自分の部下にしている最低最悪の男でした。

そんな千堂に復讐しようとしますが、うまくいかないようです。

最終回に向けて、千堂を陥れることができるのか??漣と千堂の戦いが描かれるのかな?と思いました。

 

桜の塔のネタバレポイント②幼馴染の爽(広末涼子)との関係

父親のことをしっていて、幼いころから、一緒に過ごしてきた気心の知れた爽(広末涼子)との関係も気になりますね。

漣の気持ちはわかりませんが、爽は漣のことが好きなのでは??と。

漣も爽のことを特別に思っていると思うのですが、父親の復讐のことが一番の漣にとって、普通の幸せは求めているものではない現状。

しかし、父親の事件が明らかになり、最終回に向けて、爽との関係に変化が出てくるのかな?と気になるポイントです。

桜の塔のネタバレポイント③主人公が死ぬ結末??

個人的には、ラストでは漣が死んでしまうバッドエンドを予感しています。

というのも、脚本家の武藤将吾さんは菅田将暉さん主演の「3年A組」、賀来賢人さん主演の「ニッポンノワール」などを手掛けた人気脚本家。

どちらもラストは主人公が死んでしまう(死んだと思われる)バッドエンド。

なので、主人公が自殺、もしくは自分が出世のために、陥れてきた人物から殺害される可能性も。

個人的には、第1話で捕まった蒲生(森崎ウィン)が、怪しい気が。自分が銀行強盗するように仕向けた人物が漣であることをしってしまい復讐する展開もありそうです。

 

そして脇を固めるキャストが超豪華!ご紹介しましょう!

桜の塔のキャストとは?豪華すぎる俳優陣!

青天を衝け玉木宏の正体は高島秋帆!罪人は砲術家

「桜の塔」キャスト引用元 テレビ朝日公式サイト

上條 漣(かみじょう・れん) / 玉木宏

警視庁捜査共助課の理事官。
野心家で、やがては警察トップである警視総監になることを目指している。
プロファイリング能力に長けており、相手の性格や内面を読み取るのが得意。
めったに笑わず上司にも愛想がないが、利用価値が高いので重宝されている。
父・勇仁は元警察官。実は、幼少期に経験した“ある出来事”が、たぎる野心の源になっているのだが…!?

玉木宏さん演じる漣は、出世のためならどんな汚いことでもする、悪魔に魂を売った男。

ですが玉木宏さんご本人は「前に前に」というタイプではないとコメント。クールでありながら、人間らしさもある漣を演じるのは難しくもあり楽しくもあるそうです。

シリアスなドラマでありながら、撮影現場はとても楽しいらしいです。

難しい役に挑んだ、玉木宏さんさんの演技、楽しみです♪

水樹 爽(みずき・さわ) / 広末涼子

警視庁捜査一課主任。
上條漣の幼馴染で、良き理解者。
明るく面倒見のいい姉御肌タイプで、正義感が強く、情に厚いうえに、曲がったことが大嫌い。
漣の父・勇仁を警察官として尊敬している。
漣とは刑事としての姿勢や考え方でよく対立するが、実は誰よりも彼のことを心配している。

玉木宏さん演じる漣が、どうして権力にこだわるのかを知っている、唯一の人物が広末涼子さん演じる爽。

感情をそのまま表す女性刑事です。

現場ではいきなり側転をしたり、倒立をするという男の子のような広末涼子さん(^^;)

もし別の役をやるなら、ギスギスした刑事役はやりたくないとコメント(笑)

玉木宏さんとのコンビ、楽しみですね♪

富樫 遊馬(とがし・あすま) / 岡田健史

警視庁捜査一課の刑事。
警察大学校でトップの成績を誇ったキャリア組にもかかわらず、捜査一課を希望した変わり者。
水樹班に属し、爽の部下だが、密かに想いを寄せるように。
若手ながらその有能さは次第に顕著になっていき、やがて漣の目にとまるものの…。

岡田健史さん演じる遊馬は、イメージでいうと太陽なんだそうです。

なのに撮影の待機中はいつも本を読んでいる、と玉木宏さんに暴露された岡田健史さん(笑)ジブリの本を読んでいるそうです。

刑事役は3作目となるそうで、ようやくセリフにも慣れてきたそうです。

そんな岡田健史さんのセリフにもご注目ください!

蒲生 兼人(がもう・かねと) / 森崎ウィン

寡黙で真面目だが、サバゲー好きでスリルを味わいたがっている男。
犯人が人質に向かって発砲し、逃亡した銀行強盗事件で、容疑者の一人として浮上。
上條漣から徹底的にマークされ…!

森崎ウィンさんが演じるのは、漣に徹底的にマークされる容疑者の兼人。

2018年のドラマ「ハゲタカ」で一緒だったスタッフということで、とても感謝しているそうです。

第1話の台本では、最後にやられた、とコメント。どんなどんでん返しが待っているのでしょうか(≧∇≦)

馳 道忠(はせ・みちただ) / 渡辺大知

警視庁警務部の警視。漣の同期でライバル。
東大出身者が集まる「東大派」に所属している。
インテリで仕事も優秀。性格は一見温厚だが、出世欲も持ち合わせている。
漣にも友好的に接しているが…?

渡辺大知さんはロックバンド「黒猫チェルシー」のボーカルで、俳優や映画監督も手掛けるマルチな才能の持ち主。

朝ドラ「カーネーション」「まれ」のほか、「ドクターX」や大河ドラマ「いたでん」「青天を衝け」などにも出演されています。

新垣 広海(にいがき・ひろみ) / 馬場徹

警視庁警備部の警視。漣の同期でライバル。
警察庁長官の父を持ち、薩摩出身者が集まる「薩摩派」に所属する。
一見、豪放磊落だが、ナイーブさを隠し持ち、自らの出世にも過敏になっている。

実兄が元プロサッカー選手の馬場憂太さん。馬場徹さんも3歳からサッカーをしていたそうですが、ケガにより断念し俳優になったそうです。

「下町ロケット」朝ドラ「まんぷく」「天国と地獄〜サイコな2人〜」などに出演しています。

及川 明深(おいかわ・あけみ) / 井本彩花

上條漣ら警視庁の面々が通う銀座の高級クラブ「S」のホステス。
若いながらもママの志歩を支える、右腕的存在。

井本彩花さんは「第15回全日本国民的美少女コンテスト」のグランプリを受賞した国民的美少女♪

「ドクターX」で女優デビューし「さくらの親子丼3」大河ドラマ「麒麟がくる」などに出演しています。

上條 勇仁(かみじょう・はやと) / 岡部たかし

上條漣の父親で、元警視庁捜査一課の刑事。
人情派で正義感が強く、同僚からも刑事の鑑にされていた。
しかし、家庭を顧みなかったことが原因で離婚。
漣を一人で育てることになり、定時で帰れる交番勤務を希望したが…!?

漣の父親役の岡部たかしさん。東京乾電池出身の俳優です。

バイプレーヤーとして活躍。最近では「コールドケース3」「私たちはどうかしている」などに出演しています。

水樹 鉄朗(みずき・てつろう) / 小松和重

水樹爽の父。中華料理店「龍鉄」を営んでいる。
娘思いで、明るく気さくな性格。
幼い頃からよく知っている上條漣の出世を、心から頼もしく思っている。

広末涼子さん演じる爽の父親で、画像左の男性です。

それにしても似てなさすぎな親子(^^;)?

小松和重さんは大人計画所属の舞台俳優。ドラマにも数多く出演されています。

朝ドラ「エール」や「俺の家の話」「刑事7人」など。2020年の映画「架空OL日記」にも出演されました。

高杉 賢剛(たかすぎ・けんご) / 長谷川朝晴

警視庁捜査一課の刑事。主任・水樹爽が率いる水樹班の一員。
ノンキャリアの熱血刑事。
面倒見もよく、仲間からも慕われているが、実はギャンブルにはまり、借金の返済に四苦八苦している。

長谷川朝晴さんもバイプレーヤーとして有名な俳優。ジョビジョバのメンバーとしてデビュー以来、多くのドラマや映画などに出演。

最近では「BG〜身辺警護人〜 第2章 」「刑事ゼロスぺシャル」などに出演。また「京都南署鑑識ファイルシリーズ」や「鉄道捜査官シリーズ」などにもずっとレギュラー出演されています。

轟 啓一(とどろき・けいいち) / 駒木根隆介

警視庁捜査一課の刑事。主任・水樹爽が率いる水樹班の一員で、ノンキャリア組。
以前は捜査四課に所属していた。
気がよくて、ちょっとお調子者なところもある弟キャラ。

画像の左はじ、ちょっとふくよかな男性が駒木根隆介さんです。

舞台俳優として活動していた駒木根隆介さん。ラッパーとしても活躍中です♪

最近のドラマは「教場」「ニッポンノワール」などに出演されています。

牧園 隆文(まきぞの・たかふみ) / 関智一

警視庁刑事部捜査一課長。課長として、ノンキャリアの猛者たちが集う捜査一課を束ねる。
自身もキャリアに対してある種の思いはありながらも、キャリアとノンキャリアの狭間で事件解決のため日々奮闘している。

関智一さんは人気声優であり俳優であり、歌手でもあります。

声優としては玉木宏さんの出世作「のだめカンタービレ」のアニメ版で、玉木宏さん演じた千秋の声を担当。

一緒に撮影をした玉木宏さんは、関智一さんのことを「声の圧力がすごく強い」とコメント。

さすが人気声優♪みなさんもその声をしっかり聞いてくださいね(^-^)

上條 漣・少年時代(かみじょう・れん) / 小林優仁

1993年当時。小学5年生の漣。
警察官の父・勇仁と2人暮らしだった。

玉木宏さんさんの幼少期を演じる小林優仁くん♪

大河ドラマ「青天を衝け」では、主演の吉沢亮さんの幼少期を演じています。

 

千堂 優愛(せんどう・ゆあ) / 仲里依紗

警視庁刑事部長・千堂大善の娘。美人で、両親に過剰な愛情を注がれて育った。
就職するも、すぐに辞め、父に紹介された捜査共助課課長・佐久間義孝と婚約する。
自由奔放で、日常に物足りなさを感じている。嫉妬心と独占欲が強く、欲しいものは是が非でも手に入れたい。
上條漣に魅力を感じ、徐々に固執していく。

仲里依紗さん演じる優愛は、これから愛に狂っていく???かもしれない女の子とのこと。

警官の娘役なので、権力争いとは関係ないため客観的に台本を読んでいるそうです。

愛に狂う仲里依紗さん♪どうなるのか楽しみです(≧∇≦)

刈谷 銀次郎(かりや・ぎんじろう) / 橋本じゅん

元警察官で、上條漣の父・勇仁の後輩だった男。
勇仁亡き後は、漣の父親代わり的な存在だった。
現在は漣の情報屋として暗躍している。

またまた名バイプレーヤーの橋本じゅんさん♪主演の玉木宏さんとは「極主夫道」で共演されたばかり。

橋本じゅんさん演じる銀次郎は、ちょっと謎なキャラクターなんだとか。

いびつな愛情表現をするそうなので(^^;)、ぜひみなさんも見逃さないでください(笑)

小宮 志歩(こみや・しほ) / 高岡早紀

銀座の高級クラブ「S」のママ。
元警察官という異色の経歴を持ち、情報屋・刈谷銀次郎と同じく、上條漣の父・勇仁の後輩だった。
警視総監レースのためなら手段を選ばない漣を、気にかけている。

主演の玉木宏さんとは初共演だという高岡早紀さん。その玉木宏さん演じる漣を見守るクラブのママを演じます。

台本を読んで、スリル感がとても面白かったという高岡早紀さん。何が悪で何が善なのか、考えさせられる物語とコメントされています。

どんな結末が待っているのか楽しみですね♪

荒牧 雄彦(あらまき・たけひこ) / 段田安則

警視総監。個性的な部下たちを配下に、清濁併せ持つ食えない性格。
自分に楯突く人間には容赦ない。
警察庁の異端児である「外様派」の刑事部長・千堂大善を警戒している。

またまた大物バイプレーヤーの段田安則さん♪「半沢直樹」では悪役を顔芸交えて演じてくれましたね(笑)

きっと今回もイヤ~な人物をコッテリと演じてくれるのでしょう(笑)

吉永 晴樹(よしなが・はるき) / 光石研

警視庁警務部長。
東大出身者が集まる「東大派」の実力者で、警視庁刑事部長・千堂大善と警視総監の座を争っている。
ライバルである千堂を目の敵にしており、ことあるごとに衝突する。

さらにさらに名バイプレーヤーの登場です(≧∇≦)

いつもや優しくおっとりした役の多い光石研さん、今回は珍しく野心家の役で、ギスギスした同僚たちとがんばっています(笑)とコメント。

今回は椎名桔平さんと、吉田鋼太郎さんの3人がぶつかり合いますが、個性の強いおふたりとの共演はとても楽しいそうです(^-^)

光石研さんが演じる珍しいという野心家の役、楽しみですね!

権藤 秀夫(ごんどう・ひでお) / 吉田鋼太郎

警視庁警備部長。警視庁刑事部長・千堂大善のライバル。
薩摩出身者が集まる「薩摩派」の実力者で、千堂と警視総監の座を争っている。
情に厚い一方、鋭い眼光も光らせる。

主演の玉木宏さんとは2010年のドラマ「ギルティ」以来の共演だという吉田鋼太郎さん。

権力争いをするのは椎名桔平さんと光石研さんというクセのあるおふたり。ぜひ勝ちにいきたい(笑)とコメントされています。

豪華な出演陣、とくにおじさんたちにご注目ください、とのこと。みなさん、おじさまたちに注目しましょう!

千堂 大善(せんどう・たいぜん) / 椎名桔平

警視庁刑事部長。地方大学出身の「外様派」でありながらも、カリスマ性あふれる人柄と行動力を武器に、警視総監の座を狙う。
強硬で勝気な性格であるため、警察内にも敵が多い。
その一方で、人懐っこくユーモアにもあふれており、憎めない男。
まだ若手だった頃、上條漣の父・勇仁とは捜査一課で同僚だった。

骨太なエンターテインメントの連ドラが大好きだという椎名桔平さん。今回の作品は、セリフを言うたびにゾクゾクしているそうです(^-^)

本当に派閥を争う3人は仲が良いようで、待ち時間も話に夢中になっているとか。

でも「桜の塔」はセッティングが早くて待ち時間が少ないそうです。スタッフさん、ゆっくりやってあげてください(笑)

以上が「桜の塔」メインキャストです。

注目すべきは、愛すべきおじさまたちの3人でしょうか。

その濃~いおじさまたちに負けないよう、玉木宏さんにもダーティーな役を貫いてほしいですね(^-^)

桜の塔ネタバレ原作あらすじ脚本家キャストのまとめ

郡司刑事の過去は元教師!3年A組椎名桔平ネタバレは?

「桜の塔」はテレビ朝日系木曜ドラマで放送される連ドラです。

『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』などの脚本家、武藤将吾さんによる完全オリジナルドラマなので、ネタバレはありません。

警視庁トップの座を狙い、し烈なバトルが繰り広げられる、これまでになかった刑事ドラマ。

中でも強い権力欲を持つのが、主人公の玉木宏さん演じる上條漣。玉木宏さんにとっても、史上最強のダーティーな役。

共演は広末涼子さん、高岡早紀さん、光石研さん、吉田鋼太郎さん、椎名桔平さんなど、かなり豪華な顔ぶれです。

4月15日からテレビ朝日系木曜ドラマで放送されます!

警察の権力闘争を描いた「桜の塔」。どうぞお楽しみに(≧∇≦)

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