【安東はな】 モデルは村岡花子!赤毛のアンの翻訳家

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2014年に放送された吉高由里子(よしたかゆりこ)さんが主演でヒロイン「安東はな(あんどうはな)」を演じる朝の連続テレビ小説「花子とアン」の再放送がスタートしました。

ブレイク前の土屋太鳳さん、賀来賢人さん、鈴木亮平さんなどキャスト陣も豪華ですよね。

もちろんストーリーも面白い朝ドラ「花子とアン」。

主人公の安東はなですが、実在する翻訳家の「村岡花子(むらおかはなこ)」をモデルとしているんです。

村岡花子さんは「赤毛のアン」を翻訳したことで有名な翻訳家です。

今回は安「花子とアン」のヒロイン安東はなのモデルになった村岡花子の史実について「安東はな」との違いについてもご紹介していきます。

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目次

【安東はな】 モデルは村岡花子!花子とアンで描かれる翻訳家

「花子とアン」の主人公の安東はなは、翻訳家の村岡花子さんがモデルになっています。

村岡花子さんは翻訳家で児童文学者です。

山梨県甲府市の貧しい家庭に生まれた後、父親の奔走により、東洋英和女学校に給費生としての編入学することになり、そこで英語を学び、翻訳家への道をたどることになります。

以降で、村岡花子さんについて詳しく史実をご紹介していきます。

 

【安東はな】 モデルの村岡花子は幼いころから本好きの女の子

山梨県甲府市の安中逸平とてつ夫妻の長女として生まれた村岡花子さんの本名は「村岡はな」です。結婚後に村岡姓になります。

子供のころから本が大好きだった村岡花子さんは幼い日には巌谷小波の「世界のお伽噺」や翻訳された「小公子」を読んでいたそうです。

10歳の時には、父親の本棚にあった「ミルトン」を翻訳したものを取り出して意味がわからないにもかかわらず、読んでいたそうです。

当時は、本の中の道の世界に魅了されていたようです。

常識にとらわれず商売そっちのけで理想を追い求める逸平は、最初は妻の実家に住んでいたものの、実家や親せきとの揉めごとが絶えなかったようです。

そして花子が5歳の時にしがらみを絶ち一家で上京して、南品川で葉茶屋を営みます。

小学校に通っていたはなは、心象風景を短歌で表現し句作をして詠んでは楽しんでいたりもしたそうです。。

文学好きでクリスチャンだった父親の希望で、花子は2歳で洗礼を受け、10歳の時にはカナダ人宣教師により創設された東洋英和女学校に給費生として編入学します。

そこで西洋文学と英語、英米文学に出会うことになります。

父親の逸平は、教会での交流で新しい文化の影響を受け、利発な長女のはなに過剰な期待をかけたことから、東洋英和女学校に入れるように奔走したそうです。

というのも、花子の家族の生活は貧しく、8人きょうだいのうち高い教育を受けたのは長女のはなのみ。

他の弟妹は次女と三女を意外は皆養子や奉公などで家を出さたそうです。

はなの入学は、弟妹たちの犠牲の上に成されたものでした。

 

【安東はな】 モデルの村岡花子の家族はドラマとは違う?

村岡花子さんには多くの兄弟がいましたが、皆、下の兄弟で、村岡花子さんが一番上の長女でした。

しかし花子とアンでは、兄の吉太郎がいます。

ドラマでは、花子の代わりに、奉公に行き、花子の犠牲になるような運命でした。

そしてドラマでは、吉太郎は、花子の人生に大きく関わっていく役でしたが、実際には存在しないオリジナルキャラクターでした。

今や「今日から俺は」の印象が強い、賀来賢人さんが吉太郎の役を演じていますが、妹の友人である白蓮のモデルになった仲間由紀恵さん演じる柳原白蓮に恋をしたり、軍人になったりと波乱万丈な人生を歩むことになります。

また後に、朝ドラ「まれ」でヒロインを演じることになる土屋太鳳さんも「花子とアン」で妹役を演じ、幼馴染の窪田正孝さん演じる朝市に恋をしたり、奉公に出たりと、姉のはなとは全く違う人生を送ることになります。

 

【安東はな】 モデルの村岡花子が女学校で英語に出会う

東洋英和女学院の図書室には花子が大好きな本が並んでいたのですが、花子の大好きな本がたくさん並んでいましたが、そのほとんどが洋書でした。

そこに何が書かれているのか知りたいと思った花子の欲求から英語の勉強に駆り立てたようです。

花子は英語力はめきめき上達。

英語がわかるようになってくると毎朝の礼拝で、日本人教師が担当していた校長のミスブラックモアの説教の通訳に疑問を抱くようになり、先生の翻訳は正確でしたが、言葉の端々に混ぜられたユーモアや校長の人柄にじむ微妙なニュアンスがそぎ落されていたと感じるまでになっていました。

 

【安東はな】 モデルの村岡花子と白蓮との出会い

花子より5年遅れて女学校に柳原伯爵令嬢のあきこ「後の歌人・白蓮」と出会うことになります。

「花子とアン」では、仲間由紀恵さんが演じる、主人公にとって重要な役柄ですね。

花子の8歳年上で家柄も美貌も知識も学校内では別格な特別な存在でした。

しかし、生まれながらに民主的でまっすぐな花子は彼女にも他の友人のように接し、文学をきっかけに仲良くなっていきました。英語が堪能だった花子は白蓮に英米文学を翻訳して読み聞かせしました。

反対に白蓮は和歌や古典文学に通じていたので、自分が持っていた日本文学の知識を花子に分け与え、お互いに刺激し合っていたとのことです。

その後、白蓮の導きにより、花子は歌人佐佐々木信綱の門下生となります。しかし花子の英米文学の素養を知った信綱は彼女に「翻訳文学の神髄」として森鴎外訳・アンデルセン作の「即興詩人」を読ませとともに、東洋英和の卒業生である片山廣子を紹介。花子より15歳年上で上流階級の女性であった廣子は後に芥川龍之介に「才力の上にも格闘できる女性」と言わしめた知性の持ち主でした。

歌人であり「松村みね子」の名でアイルランド文学の翻訳家として活躍した彼女の知識、蔵書、生き方は花子のその後の人生に大きな影響を与えることになります。

 

【安東はな】 モデルの村岡花子は教師に

20歳で女学校を卒業した花子は、4年間教師を経験していました。

実家の家計を助けるために、英語教師として山梨英和女学校に赴任したのでした。

彼女は生徒たちが日々物語を欲していること、それにもかかわらず日本には青少年が読んで心の指針とできる本が少ないことを痛感。

そうした本を送りだすことを自分の夢として持つようになります。

1916年ごろから、童話や少女小説を『少女画報』に執筆します。そして1917年日本基督教興文協会から初めての本『爐邉』を出版。

このことをきかっけに教師を退職して、東京銀座のキリスト教図書出版社である日本基督教興文教会で、女性向け・子供向け雑誌の編集者として働くことになります。

 

【安東はな】 モデルの村岡花子の結婚と出産

その後、26歳のとき、福音印刷合資会社の経営者で既婚者でもあった村岡儆三と出会うことになります。

そしてなんと不倫関係になり・・・1919年に結婚します。

ドラマでも夫との出会い、そして切ない恋愛が素敵に描かれていて、鈴木亮平さんのブレイク作品となりました。

そして、1920年に長男が誕生。母親としての喜びをしった花子でしたが、なんと1926年に長男を疫痢で失ってしまいます。

また夫の会社が関東大震災で倒産するなど、不幸が次々に襲いました。

しかし長男の死後3か月以上泣き暮らしていた花子でしたが、マーク・トウェインの「ザ・プリンス・アンド・ザ・ポーパー」の翻訳をきかっけに立ち上がることに。

息子は失ってしまいましたが、これからは日本の子供たちのために、良質な児童書の翻訳をしていこうと考えた結果、転職にたどり着くことになったのです。

 

【安東はな】 モデルの村岡花子と「赤毛のアン」との出会い

花子が「赤毛のアン」と出会ったのは、昭和14年のことです。

46歳の花子は仕事の同僚で親しい友人でもあったカナダ人宣教師のミスショーが国際情勢の悪化により、本国に帰国する際に「いつの日か、この本を日本の少女たちに紹介してほしい」という願いとともに、モンゴメリ作の「アン・オブ・グリン・ゲイブルズ」を花子に送ったのでした。

太平洋戦争が始まったことから、花子は知人の死や空襲を体験し、自らも病で死線をさまようことになります。

そんな中、花子は病が癒えると「赤毛のアン」の翻訳を始めます。

いつ死んでもおかしくない現実の中で今こそ自分がやるべきことをやらねばと、原点に立ち返ったのでしょう。

花子は家族に「この本は家族の命の次に大切なもの」と語っていたそうです。

こうして命がけで続けられた翻訳は戦争が終結するころに完成しました。

以降『フランダースの犬』など数々の作品を出版。1955年にヘレン・ケラーが来日したときには通訳を担当していました。

 

【安東はな】 モデルの村岡花子は養女を

長男が亡くなってしまったアンは、その後残念ながら子供に恵まれませんでした。

花子の直系子孫は存在しませんでした。

しかし、後に妹の梅子の長女・みどりを養女することになります。昔は子供がいない人が兄弟の子供を養子に迎えることはよくありましたよね。

そのみどりの娘で花子の義理の孫にあたる村岡美枝と村岡恵理は共に赤毛のアン記念館・村岡花子文庫を主宰していました。

その後、資料は母校である、東洋英和に寄贈され、閉館しました。

2015年以降は東洋英和女学院本部・大学院棟1階にある「村岡花子文庫展示コーナー」に展示があります。

そして花子は1968年10月25日に脳血栓で死去しています。75歳でその生涯を閉じました。

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