半沢直樹ホワイトナイトのフォックスのモデルネタバレは?実話なの?

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TBSの日曜劇場「半沢直樹(はんざわなおき)」の続編2020年7月からスタートしました!

出向先の東京セントラル証券でも、相変わらず熱い男半沢直樹が奮闘していて、見ごたえのあるストーリーにネットも初回から盛り上がっていました。

そんな「半沢直樹2」の前半は大手IT企業「電脳雑伎集団」のIT業界の雄「東京スパイラル」の買収劇です。

東京セントラル証券が黒幕が伊佐山となり、東京中央銀行に「電脳雑伎集団」の買収案件を横取りされ、半沢直樹の闘志に火をつけます。

そんな買収されてしまうかもしれないIT企業の「スパイラル」に救世主??かもしれない企業が現れます。IT業界のカリスマと言われている社長の郷田(戸次重幸)「フォックス」です。

そう、「電脳雑伎集団」に対して、ホワイトナイトを仕掛ける展開なんです。

今回はスパイラルの救世主となるかもしれない「フォックス」にモデル企業はあるのか?またこのホワイトナイト劇は実話なのか?また原作の「フォックス」の驚きのネタバレもご紹介していきます。

目次

半沢直樹のホワイトナイトのフォックスのモデルは?

フォックスのホワイトナイトとは?

フォックスのモデルについてご紹介するまえに、原作からフォックスのスパイラルの買収:ホワイトナイトについてご紹介します。

スパイラルは瀬名洋介(尾上松也)率いる検索エンジンのヒットから業績を急成長させたIT企業。

電脳雑伎集団は瀬名と一緒に会社を一緒に立ち上げた加納と清田に株を譲渡させることに成功。

そして黒幕である伊佐山の東京中央銀行の進言で、電脳雑伎集団がスパイラルに敵対的買収を仕掛けます

電脳雑伎集団は、時間外取引でスパイラルの30%の株を一気に購入します。しかし、時間外取引では企業の3分の1以上の取引はできないため、電脳雑伎集団が株式公開買い付けを目指すことを公表します。

もちろんスパイラルの瀬名にとっては寝耳に水。瀬名は仲間にも裏切られ、乗っ取りの危機に陥ります。

ホワイトナイトの意味とは?

そんな中、救世主と思われる存在が現れます。

瀬名は太洋証券の広重(山崎銀之丞)のアドバイスにより、新株発行でこの難局を乗り越えようとしていた。その新株の買取先・ホワイトナイト役に名乗りを上げたのは、なんと瀬名の憧れとも言うべきIT業界のカリスマ・フォックス社長の郷田(戸次重幸)であった。

そもそもホワイトナイトとは?どういう意味なのでしょうか?

ホワイトナイト(白馬の騎士)は買収防衛策のひとつです。

敵対的買収を仕掛けられた企業が、新たな友好的な買収者(ホワイトナイト)を見つけて対抗し、買収もしくは合併してもらうことを指します。当然、新たな買収者にとっては予定外のM&Aとなることから、新株を取得できる権利など、ある程度有利な条件が提示される場合がほとんどです。買収を仕掛けられた企業にとっては苦肉の策ですが、敵対的な企業に買収されるより、友好的な企業に買収されてその傘下になることを選択するというわけです。

引用元:https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/ho/J0791.html

今回で言うと、電脳雑伎集団の敵対的買収に対抗する手段で、嫌な奴の傘下に入るよりは、好きな人、納得できる会社の傘下に入りたいということです。

瀬名はIT業界の先輩として、フォックス社長の郷田に一目置いていたことから、このホワイトナイトに前向きになるのですが・・・という内容です。

では、このホワイトナイトに名乗りを上げたフォックス。

モデル企業はあるのでしょうか?

まずこの買収劇にそっくりな事例がライブドアのニッポン放送の敵対的買収です。

当時、ニッポン放送はフジテレビの親会社でした。

ということは、ニッポン放送を買収すれば、フジテレビも自動的に買収できる!ということで、フジテレビが欲しいがために、ライブドアが時間取引でニッポン放送の発行株の35%を保持し、敵対的買収を仕掛けました。

最終的にはフジテレビ側とライブドアの和解となり両者が業務提携ことになり、ライブドアグループが所有するニッポン放送株全てをフジテレビに譲渡。そして、フジテレビがライブドアに出資すると発表されました。

ちなみにフジテレビとライブドアの和解の前に、ニッポン放送ホワイトナイトとして登場した企業があります。

その存在がソフトバンク・インベストメント(SBI)。

当時全く無名だったSBIがホワイトナイトとして名乗り出たことで一躍有名企業へ。

ニッポン放送が保有するフジテレビジョン株(22・5%)を投資ファンドに5年間貸し出すという奇策を提案、ライブドア陣営のフジテレビ支配という野望を打ち砕いた。

引用元:https://www.jnpc.or.jp/archive/conferences/14241/report

ということでライブドアで一世を風靡した買収劇をモデルとすると

フォックスのモデル → SBI(ソフトバンク・インベストメント)

スパイラルのモデル → ニッポン放送

になるのでは?と思います。

 

 

フォックスとスパイラルのホワイトナイトの驚くべき原作ネタバレは?

では、フォックスとスパイラルのホワイトナイトは最終的にどうなったのでしょうか?

原作小説のネタバレをご紹介していきます。

フォックスの驚くべき嘘とは?

スパイラルのホワイトナイトに名乗り出たフォックスでしたが、なんと・・・フォックスは投資などの失敗で巨額の負債を抱えていたことがわかります。

では、どうして巨額の負債を抱えているフォックスがホワイトナイトに名乗りをあげたのでしょうか??

なんと、電脳雑伎集団がフォックスを買収する予定だったんです。

元々、電脳雑伎集団はスパイラルを買収したかったんです。電脳雑伎集団にとってスパイラルの方が魅力的な企業でした。

なので確実にスパイラルを手に入れるために、フォックスがもちろん嘘をつき、スパイラルを騙して、ホワイトナイトとして名乗りをあげて、友好的買収するように打診していたのでした。

そう、フォックスはホワイトナイトでなく電脳雑伎集団の差し向けた刺客だったんです!

もちろんフォックスの社長は自分を信頼してくれた瀬名に対して、申し訳ないという思いがありましたが、生き残る道はないと決断。

もちろん、太洋証券の広重(山崎銀之丞)もグルで、周囲皆に騙されいた瀬名。

その事実に瀬名の中学時代の森山雅弘(賀来賢人)と半沢が気づきます。

そして半沢たちはこの事実を瀬名につきつけます。瀬名は驚き怒り狂います。

しかしこのことで、半沢直樹は今度は瀬名の信用を得ることに成功。

半沢直樹は、自分が電脳雑伎集団の敵対的買収に対抗するアドバイザーとして雇ってもらうことを打診し瀬名は申し出を受けることになります。

半沢直樹のスパイラル買収阻止の秘策とは?

そんな半沢直樹が電脳雑伎集団の敵対的買収に対抗する手段とは・・・逆にスパイラルがフォックスを買収することでした。

フォックスの株を買い付け、電脳雑伎集団に見捨てられたフォックス社長の合意を取ることができたスパイラル。

フォックスの子会社「コルペニクス」が小さい通販会社ながらも将来性のある会社であること、スパイラルが買収すれば大きな収益増が見込めることを見抜いた森山と半沢直樹。

もちろん、東京中央銀行はこのことを見抜くことはできませんでした。

この材料を武器に、マスコミにリークして大々的に報道させることで、株価を上げることに成功。

電脳雑伎集団のスパイラルの株式公開買い付けを阻止します。

 

 

電脳雑伎集団の驚くべき秘密のネタバレ

一方で、電脳雑伎集団は東京中央銀行を後ろ盾にスパイラルの買収にも奔走します。

しかし半沢直樹が電脳雑伎集団を退職した社員から、電脳雑伎集団が子会社を使って粉飾決算をしていた事実を知ることになります。

その事実を東京中央銀行の告発し、電脳雑伎集団の不正を見抜けなかったペナルティで伊佐山は出向。

もし、この不正を知らずに、電脳雑伎集団の買収案件を進めていたら、東京中央銀行は大きな損害を被る可能性がありました。

もちろん、スパイラルのフォックス買収は成功します。瀬名が半沢直樹を信頼し、任せた結果でした。

また、今回の不正を見抜いた手柄として、半沢直樹は本店・営業第二次長に返り咲くことができました!

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