「微笑む人（ほほえむひと）」が3月1日よる9時からテレ朝系で、2時間のドラマスペシャルとして放送されます(≧∇≦)
「微笑む人」は映像化不可能といわれた、最恐ミステリー。
主演は松坂桃李（まつざかとおり）さん、ほかには尾野真千子（おのまちこ）さんや生瀬勝久（なませかつひさ）さんなど豪華キャスト陣が出演します。
今回はこのドラマスペシャル「微笑む人」についてまとめてみました。
原作や脚本家、キャストやあらすじについてのご紹介です。
最後に「微笑む人」の簡単ですが原作のネタバレをラストまでご紹介しています！原作小説のネタバレを知りたくない方はご注意ください！
また更に詳しい原作のネタバレを知りたい方は以下の記事にまとめてあります！合わせて御覧ください。
微笑む人ネタバレ結末！仁藤俊美は本当に殺したのか衝撃モヤモヤラスト？
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微笑む人の原作や脚本家は？
微笑む人ネタバレ結末！仁藤俊美は本当に殺したのか衝撃モヤモヤラスト？
「微笑む人」は2012年に発行された貫井徳郎（ぬくいとくろう）さんの小説が原作。
[amazonjs asin=”4408552615″ locale=”JP” title=”微笑む人 (実業之日本社文庫)”]貫井徳郎さんといえば、日本推理作家協会賞を受賞した「乱反射」や、山本周五郎賞を受賞した「後悔と真実の色」などの推理作家です。
「微笑む人」は2012年に単行本として、2015年に文庫本として発売され、累計15万部を突破。ご本人も「僕のミステリーの最高到達点」という自信作。
原作者の貫井徳郎さんが語る「映像化困難」という「微笑む人」。美しき犯罪者を松坂桃李さんが演じます。
なぜ映像化困難なのかー？貫井徳郎さんはこう分析しました。
テーマの難しさゆえ
多くの人たちが受け入れられない、と思っているようなことがテーマとなっているようです。
脚本家は小説や作詞、映画監督もこなす秦建日子さん。「アンフェアシリーズ」も手がけました。これまでのドラマ脚本に「特命刑事カクホの女」「そして、誰もいなくなった」などがあります。
そんな秦建日子さんのできあがった脚本を読んだ貫井徳郎さんは、びっくりしたそうです。
どうやら驚愕のラストで、原作とは少し違うようですね。「テセウスの船」も原作と違ったストーリーが話題となっていますよね。
原作との大きな違いは、原作には登場しない晶役の尾野真千子さんの存在。このドラマオリジナルキャラクターの存在で、視聴者によりわかりやすく伝わるのでは、と貫井徳郎さんは語っています。
演出は映画「呪怨」「パラサイト・イヴ」や「世に見奇妙な物語」などを手掛けている落合正幸さん。
ドラマオリジナルの衝撃的なラスト。どうぞ楽しみにしていてください！
ドラマ「微笑む人」のキャストは？
微笑む人妻しょうこ役はかんこ！女優のプロフィールや出演作品は？
「微笑む人」キャストのご紹介です(^^)
キャスト引用元 公式サイト
仁藤俊美（にとう・としみ）：松坂桃李
【デジタルＴＶガイド4月号2／22（土）発売】3/1（日）夜9時放送ドラマSP「#微笑む人」主演の #松坂桃李 さんがグラビアに登場！ 陰のあるカッコイイ写真は必見！ 重厚な役柄が続く中、松坂さんが今度はこんな作品もやってみたいと！といったのは？？ ぜひご一読を。サイン入りポラのプレゼントも。 pic.twitter.com/m9PoprRKlj
— デジタルTVガイド@表紙は田中圭＆中村倫也！ (@digitaltvguide) February 19, 2020
安住川で妻子を溺死させた罪に問われ公判中の被告人。
日本最難関の大学を卒業し、大手都市銀行に就職。支店勤務時代に知り合った抄子と職場結婚をし、一年後に娘を授かる。
世田谷の高級マンションに居を構え、誰もがうらやむ幸せを絵に描いたような暮らしを送っていたが、「本の置き場所が欲しかった」という理由だけで妻子を殺害した。
当初は“事故の通報者＝遺族”であったが、当日現場付近にいたという目撃者が現れ、状況は一変。
連日、任意で警察の聴取を受けるうち、犯行を自供する。
常に柔らかな微笑みをたたえ、妻子を大切にしている、誰もが認める“いい人”だったが、その顔の裏には、思いもよらぬ過去が隠されていた。
2008年にモデルとしてデビューした松坂桃李さん。2009年の「侍戦隊シンケンジャー」で主役を演じ、2012年の朝ドラ「梅ちゃん先生」でブレイクしました。
映画「娼年」や「孤狼の血」などでも話題となり、今年公開される「耳をすませば」や「あの頃。」なども主演が決まっています。
最近のドラマでは「パーフェクトワールド」「この世界の片隅に」「ゆとりですがなにか」などに出演。
様々なジャンルの役柄を演じ分けている松坂桃李さんですが、あまり偏らずにやっていくことを意識しているそうです。
そして所属するトップコートは「品とPOP」を掲げていて、そこは守らなければいけないみたい（笑）と語っていました。
今回演じる仁藤という役についてこんなコメントをしています。
こんな男だと決めつけないようにしました。裏も表もない人物だと。
松坂桃李さんが演じる仁藤、さて原作とはどのように違うのでしょうか。
微笑む松坂桃李さんの演技に期待したいですね(≧∇≦)
鴨井 晶（かもい・あきら）：尾野真千子
週刊誌『週刊海潮』の契約記者。
夫である拓郎に家事を任せ、もう一度記者として第一線で活躍するべく、仕事に励んでいる。
仁藤とは、娘同士が同じ幼稚園に通っていたため、以前から面識があった。法廷で仁藤が語った「本の置き場所が欲しかった」という動機に納得がいかず、事件の真相を究明しようと動き始める。
デスクの井上に直談判したのち、巻頭特集を約束されると、仁藤を知る人物や捜査関係者に取材を開始。
しかし次第に自分が知っていた仁藤と、関係者から聞く仁藤の人物像に乖離が生まれ始め、複雑な感情を抱くようになる。
1997年の映画「萌の朱雀」で15歳で主演デビューした尾野真千子さん。高校を卒業後に本格的に女優活動を始めました。
2007年の主演映画『殯の森』はカンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリを。
そして2011年の朝ドラ「カーネーション」でヒロインを演じました。
最近のドラマでは「心の傷を癒すということ」や「生田家の朝」などでヒロインを演じています。
そんな尾野真千子さんですが、多くの方はさっぱりした男前なイメージを持っていませんか？
ところがかなり女子力が高いそうで、松坂桃李さんは「好きになる人、多いんじゃないか？」とコメント。恥ずかしがったりするところが、かわいらしかったりするそうです。
そんな尾野真千子さんが演じるのは、原作には登場しないオリジナルキャラクターで、女性記者の晶。物語は晶の目線で進行していきます。
演技力の高い尾野真千子さんの演じる晶。どんなキャラクターなのか楽しみです！
井上 肇（いのうえ・はじめ）：生瀬勝久
敏腕経営者・生瀬勝久が「息子」高橋優斗に本気で向き合う。
中山美穂主演『連続ドラマW 彼らを見ればわかること』第7話紹介。https://t.co/9LhGA9Kaxy pic.twitter.com/n3z55q7uE8
— CINRA.NET カルチャーメディア (@CINRANET) February 21, 2020
週刊誌『週刊海潮』のデスク。
晶とは昔からの上司と部下の関係で、何かと晶を記者として便利使いしている。
晶が仁藤と個人的な知り合いだと知り、巻頭特集を約束して取材を任せる。
少々、チャラいところがあるキャラクターだが意外な人脈を持っており、事件につながる証言を得ることも。
同志社大学の劇団に所属していた生瀬勝久さん、辰巳拓郎さんに誘われて劇団「そとばこまち」に入り、おもに舞台で活躍していました。
その後コント番組や深夜番組などに出演。1988年の朝ドラ「純ちゃんの応援歌」から本格的にドラマへ進出するようになりました。
最近のドラマでは「悪魔の手毬唄」「あなたの番です」などに出演。
今回は尾野真千子さん演じる晶の上司を演じます。
佐藤邦男：福田転球
神奈川県警津田原警察署・刑事。
仁藤俊美の取り調べを担当した。晶とは過去に面識がある。
『転球劇場』を13年間に渡り主宰し、舞台で活躍されてきた福田転球さん。
テレビドラマでは「下町ロケット」の月島尚人役や「リピート〜運命を変える10か月〜」の高橋和彦役で出演しています。
現在放送中の「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」に飯田役で出演しています。朝ドラ「スカーレット」では、借金取りの男として登場。
そんな福田転球さんが刑事を演じます。
滝沢孝一：田中要次
神奈川県横浜拘置所・刑務官。
収監されている仁藤を何かと気に掛ける。
脱サラして俳優の道へ進んだ田中要次さん。最初は俳優ではなく、竹中直人監督の「無能の人」で照明助手として参加されたそうです。
その後竹中直人監督作品のエキストラなどで出演、2001年のドラマ「HERO」でのバーテンダー役でブレイクしました。
最近では「パニックコマーシャル」「ハル～総合商社の女～」などに出演しています。
梶原敬二郎：阿部亮平
慶和銀行に勤めていた仁藤俊美の先輩。
周囲の評判が悪かった。
現在39歳の阿部亮平さんは、多くのドラマ、映画、舞台で活躍する俳優さんです。
最近では絶対零度にゲスト出演されていました。
『ROOKIES』、『クローズZERO II』映画『ストロベリーナイト』など多くの人気作品に出演しています。
保坂 保：薬丸翔
雪がすごいですが、今日も絶賛撮影中です！
2話での撮影秘話！
まさかの親子共演！！スタッフが、石川県だし、薬丸翔君の母だからと石川秀美さんのポスターを貼りました。色々とひっかけつつ、こだわり抜いてます#日曜劇場999 #深山と愉快な仲間たち #薬丸翔 #石川秀美 pic.twitter.com/Q21MHoS3WB— 【公式】99.9 SⅡ@感謝御礼 (@999_2018tbs) January 22, 2018
慶和銀行に勤める仁藤俊美の後輩。仁藤の人柄を尊敬していた。
薬丸、という苗字でピ～ンときた方も多いのでは？そうなんです！薬丸裕英さんと石川秀美さんの長男なんです(^^)
やっぱりお父さんに似てますよね～。
子役としてデビューし、これまでに映画、ドラマ、舞台などで活動してきました。
最近では「4分間のマリーゴールド」「99.9 -刑事専門弁護士- SEASON II」などに出演しています。
カスミ：佐藤乃莉
キャバクラ勤務の女性。仁藤の小学生時代の同級生。
佐藤乃莉さんは高校卒業後地元の新潟でローカルタレントとしてモデルなどの活動していましたが、演技経験がないまま映画『LOVE DEATH-ラブデス-』の主演に抜擢！
次の作品『ミッドナイト・ミートトレイン』でハリウッドデビューした、シンデレラガール♪
テレビドラマにも多く出演しています。「ドクターX」「「砂の塔」「科捜研の女」など。また「ザ・ラストヒーロー〜ヘラクレスの掟〜」では番組案内人として出演。
この「微笑む人」でもカギを握る人物を演じます。クールビューティな佐藤乃莉さんに注目です(≧∇≦)
鴨井拓郎：小久保寿人
【キャスト決定！】
作品発表済でしたが、この度キャストが決定しました。
出演：南果歩・小久保寿人2011年のウトヤ島事件をモチーフに描かれた本作品(原題:The Events)。
このスリリングな二人芝居を日本初演します！詳細はリンクにて↓
あの出来事 | 新国立劇場 演劇 https://t.co/FXMLkvGxHr pic.twitter.com/wrt4jJYRcn
— 新国立劇場＜演劇＞ (@nntt_engeki) May 9, 2019
晶の夫。働く妻に代わって家事や育児もこなす。
小久保寿人さんは、蜷川幸雄氏が主催した若手演劇集団『さいたまネクストシアター』の第一期生。
『やすらぎの刻〜道』では5000人の応募の中から選ばれた実力派です。
大河ドラマには「花燃ゆ」「西郷どん」「いだてん」に出演。「いだてん」では三上卓を演じました。
ほかにも「グッドパ^トナー」「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」「死役所」などのドラマにも出演。
そんな小久保寿人さんが、尾野真千子さん演じる晶の夫を演じます。
以上がメインキャストになります。やっくんの息子、薬丸翔さんや、ハリウッド女優の佐藤乃莉さんなど、注目のキャストも多いですね～。
それでは「微笑む人」のあらすじをご紹介しましょう。
ドラマ「微笑む人」のあらすじは？
「本の置き場所が欲しかったからです」
妻子を殺害した罪で起訴された仁藤俊美（松坂桃李）は、公判で衝撃の動機を明かす。
1年半前、神奈川県相模原市の西北部を流れる安住川で、仁藤が妻の抄子（かんこ）と娘の亜美菜（池谷美音）を溺死させたとされる『安住川事件』――
被告人の仁藤は、日本最難関の大学に現役合格し、大手都市銀行に就職。抄子と結婚後は都心の一等地にある高級マンションに住み、娘を授かるなど、エリートサラリーマンとして誰もがうらやむような人生を送っていた。
そんな順風満帆な生活を送っていた仁藤が、なぜ妻子を殺害するという凶行に至ったのか…。
事件前から仁藤とは面識があった週刊海潮の記者・鴨井晶（尾野真千子）は「事件の真相を暴きたい」とデスクの井上肇（生瀬勝久）に直談判！
見事、巻頭特集を約束された晶は、仁藤の関係者に取材を続け、彼の人物像を掘り下げていく。
救急隊員が現場に駆けつけたときの状況、搬送先の病院での様子を知れば知るほど、仁藤への疑念を深めていく晶。
自分が以前から知っていた仁藤と、捜査関係者から聞く仁藤、いったいどちらの姿が本当の彼なのか…。
複雑な感情の波に飲まれそうになる晶だったが、やがて仁藤にまつわる衝撃の過去が明らかになり、これまでに彼に関わる何人もの人間が不審な死を遂げていたことを知る！
引用元 公式サイト
引用元 YouTube
松坂桃李さん演じる、美しき殺人者、仁藤。どんな秘められた謎があるのかー？
ドラマは原作に少し脚色を加えているそうです。ドラマならではのスリリングな展開、ということですがどんな展開になるのでしょうね。
ミステリーの常識を超えた衝撃作。
「微笑む人」待望の初映像化、どうぞお楽しみに♪
ドラマ「微笑む人」原作ネタバレとあらすじ結末は？驚きのラスト【閲覧注意】
「微笑む人」ドラマと原作は少し違った内容となりそうですね。
原作を簡単ですがご紹介させていただきます。
物語の語り手となるのは、小説家である「私」になります。ドラマでは尾野真千子さん演じる晶になりそうですね。
仁藤俊美（松坂桃李）はエリート銀行員で、誰からも好かれる男性。
ある日神奈川県の安治川に仁藤の妻、翔子と娘の亜美菜の溺死体が上がりました。
目撃情報やDNA鑑定の結果、仁藤が逮捕されます。仁藤はその動機としてこのように話しました。
本が増えて部屋が狭くなったから
この理解しがたい供述から「安治川事件」として注目されます。
次に安治川のダム湖から2年前に失踪した梶原の遺体が発見。梶原は仁藤と同じ銀行で働いていました。
さらに仁藤の大学時代の友人も事故死をしていたことがわかり、小説家の「私」は独自に調査を始めます。
仁藤が小学生のとき、仁藤の友人の父親が転落死していました。
その友人とは、仁藤の妻と同じ名前の「ショウコ」という女子の同級生。赤羽でホステスをしていることがわかりました。
「私」がそのお店を訪ねると、ショウコはお店を辞めていたが「カスミ」という名のホステスを通してショウコに会うことができました。
ショウコと仁藤は小学生のとき仲が良く、ショウコにとって友だちは仁藤だけ。
ショウコは母親の再婚相手に性的虐待を受けていて、それを仁藤に告白し、仁藤は激怒していました。
「私」は仁藤がショウコの義父を転落死させたのでは？と思いましたが、ショウコは「それは違う」と。
真実は、義父を転落死させる計画をしましたが、仁藤は震えて動くことができず、ショウコが体当たりをして転落死させたとのこと。
その後ショウコは転校していいきました。
「私」は仁藤とは、困難があると殺害をすることで解決する、という思考が幼いときにできあがったのでは？と考えました。
ですがその後「私」はカスミからショウコには虚言壁があり、しかもニューハーフであると聞かされます。
？？？
「私」はショウコに電話をかけましたが、その電話は使われておらず、のちにカスミの電話もつながらくなってしまいました。
お店のママに話を聞くと、カスミの本名がショウコであることがわかります！
？？？
結局小説は謎のまま終わってしまいます(^_^;)。
犯人は仁藤なのだと思いますが、登場するカスミとショウコも本当のことを言ってるのかは謎です。
仁藤の犯行動機についてカスミはこんなことを言っていました。
わかりやす小説のようなストーリーを人は欲しがる
そう言って笑ったカスミの顔は仁藤に似ていた・・・。
そして小説は終了するんです。そう・・・いわゆる、はっきりとした真相がわからないモヤモヤラストです。
原作は読み手に投げっぱなしの(^_^;)、エンディングとなりましたが、ドラマはどんな終わり方をするのでしょうか。
原作との違いも楽しみですね(≧∇≦)
また更に詳しいネタバレを知りたい方は以下の記事にまとめてあります！合わせて御覧ください。
微笑む人ネタバレ結末！仁藤俊美は本当に殺したのか衝撃モヤモヤラスト？
微笑む人の原作やキャスト脚本家やあらすじネタバレのまとめ
カーネーション動画まとめ見逃し配信視聴はこちら！尾野真千子主演朝ドラ
「微笑む人」は、最初から犯人がわかっている、ミステリーの王道とはかけ離れたミステリー。
原作は貫井徳郎さんの小説で、脚本は秦建日子さん。主演は松坂桃李さん、ほかには尾野真千子さんや生瀬勝久さんらが出演します。
主演の松坂桃李さんはこんな興味深いコメントを。
気持ちのいい終わり方ではないかもしれない
さて、どんな結末を迎えるのでしょうか。みなさんも予想しながらドラマをお楽しみください！
