乱反射ネタバレ原作結末!小説の犯人のラストの真相に鳥肌?

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9月22日放送のテレビ朝日のメ~テレが開局55周年スペシャルドラマ「乱反射」。

妻夫木聡さんと井上真央さんが初共演で夫婦役、そして貫井徳郎さんの人気小説「乱反射」の実写化と言うことで注目が集まっています。

今回は実写化不可能と言われていたドラマ「乱反射」の原作小説のあらすじネタバレを結末まで、ご紹介します。

真犯人は一体誰なのか???衝撃のラストは?ドラマに出てきた「ゴミ」の伏線の意味とは?

原作の内容をまとめていきます。

 

 

目次

乱反射のあらすじとは?

乱反射,原作,ネタバレ,結末

[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/43367″]

愛する息子はなぜ死んでしまったのか―。
原因の真相を追う新聞記者の父親が突き止めたのは、
「誰にでも心当たりのある」小さな罪の連鎖だった―。

街路樹伐採の反対運動を起こす主婦、
職務怠慢なアルバイト医、
事なかれ主義の市役所職員、
尊大な定年退職者……
複雑に絡み合ったエゴイズムの果てに、悲劇は起こった。

決して法では裁けない「殺人」に、残された家族は沈黙するほかないのか―。

このドラマの登場人物は、平凡な人ばかり。しかし、事件に関わる人間が、どこにでもいる人たちばかりであることが、この物語の結末に重くのしかかっていきます。

─自らの虚栄心を満たすために、街路樹伐採の反対運動を起こす主婦
─定年後に家に居場所を無くし、救いを求めて飼っている愛犬のフンを腰が痛いからという理由で始末しない老人
─医師としての責任を負うのが嫌で、救急要請を断ってしまうアルバイト当直医
─犬のフンを拾うために公務員になったんじゃないと、仕事を放置した市の職員
─極度の潔癖症を患い、不潔なものに触れられないことを隠している造園業者

本当は悪いことだとわかっているけれど、目をつむってこっそりする「小さな罪」。誰もがどこかで身に覚えがあるものばかりです。しかし、そんな「小さな罪」が連鎖して積み重なり、2歳の男の子の命が奪われる事故が起こります。

新聞記者である被害者の父親は、息子の死の真相を突き止めようとし、「小さな罪」を働いた人たちに次々に接触していきます。ですが、彼らは自分のしたことが「殺人」だとは認めません。それどころか、なぜ自分が責められなければならないのか、誰もが怒りをあらわにし、追及する父親を逆に非難するのです。

誰も謝罪をせず、誰もが人のせいにし、自分の責任を認めない。責任を追及しようにも、法で裁くことができません。

追い込まれた父親と母親は、幼い息子を失った悲しみと怒りの矛先を、
自分自身に向けていくことを余儀なくされていく─

引用元:https://www.nagoyatv.com/ranhansya/story/

[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/43580″]

加山聡 ( 妻夫木聡)と加山光恵 ( 井上真央)は2歳の息子翔太と3人暮らし。

妻の光恵はある日、脳卒中で倒れた義父の見舞った後の帰りに、夕方、薄暗くなってしまった道で息子をベビーカーに乗せて歩いていました。

そして、強風のためなのか?街路樹が光恵と息子の方に倒れてきて、2歳の息子に街路樹は直撃。

息子は救急車で搬送されたものの、病院をたらいまわしにされ、渋滞に巻き込まれたりと更に不運にが襲い、死亡してしまいます。

そして新聞記者の父親加山聡 ( 妻夫木聡)とは息子の死の原因を、真犯人を探っていくこととなります。

 

乱反射、犯人候補一覧とは?

 

 

以下に犯人候補一覧とともに、あらすじをご紹介します。

足達 道洋 – 萩原聖人(はぎわら まさと)

容疑者の一人。石橋造園土木の社員。樹木医の資格を有する。息子の誕生をきっかけに極度の潔癖症に。市の委託を受け、街路樹の診断をする。

まず最初にあがったのは足達です。

造園業者の足達は街路樹診断を担当。

人物紹介でもある通り、足達は極度の潔癖症。診断中に、犬の糞(フン)が大量に落ちている樹木の診断をやらなかったことで、根腐れ状態だった樹木が事故の原因となってしまいました。

 

足達がきちんと検査していれば事故が起こることはありませんでした。

足達は指摘を受けて、父親である聡に素直に謝罪します。そして足達は「私も小さい子供の命を奪ってしまった罪を感じながら生きていくつもりです」と言うのでした。

 

小林麟太郎 – 芹澤興人(せりざわ たてと)

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容疑者の一人。三蔵市役所道路管理課職員。道路拡幅に伴う街路樹伐採の事前調査中、大量の犬のフンを片付ける羽目になる。

市の生活環境課の職員ってあった小林麟太郎は、犬のフンが落ちているという苦情が入ったものの、その処理をしませんでした。

しかも、理由はそれを見ていた子供たちにバカにされたという理由でした。

久米川治昭 – 三浦貴大(みうら たかひろ)

容疑者の一人。三蔵中央病院の内科医師。夜間救急外来などのアルバイトを掛け持ちしている。

死亡した健太が搬送された病院のアルバイトのの当直医だった久米川。

責任を負うのが嫌で自分は内科医であるから脳から出血している患者を診られないと、健太の受け入れを拒否。

外科の医師を呼び出すという方法もありましたが、理由をつけて怠ります。

患者に訴えられることを恐れてのことでした。

その結果、健太は何時間も他の受け入れ先の病院を探し周り・・・死亡してしまいます。

この時受け入れて手術を受けていたら、助かった可能性がありました。

安西 寛

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大学生。虚弱体質で、2週間に1度は病院に通っている。混雑する待合室で別の病気がうつるのが嫌で、夜間救急を利用している。

久米川が受け入れ拒否をした理由が他にもありました。

それは、その夜に患者の数が多かったことです。

しかし救急病院の夜間にもかかわらず、患者たちはただの風邪と軽い症状だったことがわかります。

その原因は病院通いしている安西が夜間利用していて空いているので、他の学生たちがそのことを知って、利用することになったためでした。

 

田丸ハナ – 梅沢昌代(うめざわ まさよ)

容疑者の一人。専業主婦。道路の拡幅工事で街路樹が伐採されると聞き、反対運動をしようと考える。

粕谷静江 – 筒井真理子(つつい まりこ)

容疑者の一人。ハナから道路拡幅に伴う街路樹伐採の話を聞き、反対運動の中心的人物になっていく。

ハナはが反対運動にのめり込んだ理由は娘に人生を否定されたことです。

その手伝いをしたのが粕谷静江(筒井真理子)。

この2人のせいで、街路樹の検査がすすみませんでした。

この2人の妨害がなければ、街路樹の診断は早くすんでいた可能性があり、健太も死亡することがなかったかもしれません。

 

 

三隅幸造 – 田山涼成(たやま りょうせい)

容疑者の一人。定年退職後、トイプードルを飼って溺愛している。ひどい腰痛で犬のフンの始末に難儀し、街路樹の根元に放置してしまう。

潔癖症の足達が街路樹診断を避けた原因となった糞を放置した張本人。

しかし、腰痛のため、糞の始末は困難だったことを言い訳にします。

 

榎田克子

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自分より可愛く、自分よりスタイルが良い5歳年下の高校生の妹にコンプレックスを抱いている。軽自動車でさえ上手く車庫入れができなかったのに、妹の希望により買い換えられたSUVでは尚更上手くできず苛立つ。

事故の当日、渋滞を発生させた原因となったのが榎田でした。

榎田が道路に車を放置し、家に入ってしまったことです。

理由はなかなか上手く車庫入れできず何度も切り返しをしますが、待っている車が怒ってクラクションが鳴らしたりし・・・車をそのまま放置。

上記の容疑者??たちは、足達意外全員、自分が悪いことを認めず、謝罪もしませんでした。

この容疑者たちの反応に父親の聡は怒りをどうもって言って良いのか苦悩します。

 

以下、詳しいキャスト情報まとめてあります!

[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/43431″]

 

乱反射の衝撃の真犯人とは?ゴミの伏線が明らかに?

 

 

多くの容疑者の中で足達がだけが業務上過失致死で逮捕。

裁判では足達は事実を争うことなく、自分の罪を認めます。

また、このことが原因で足立の妻子は実家に帰り、家庭崩壊。

このように、実際に法で罰せられたのは、足達だけでした。

聡はコンビニ購入したおにぎりの包装を捨てようとした時にあることを思い出します。

それは健太と一緒に旅行に行ったとき、溜まってしまったゴミを家の中に置いていけないので、やむ終えず車に乗せて出発します。

サービスエリア寄ったときに、小さいゴミ箱に自宅のゴミを無理やり押し込んでしまいました。

そう・・・ドラマでもこのシーン比較的最初の方にありましたね。

う~ん、これ、もちろんやってはいけないことだけど、私も絶対やらない!!とは言えません。

そう、他の容疑者たちの行為も同じだったのかもしれません。

世の中、あり得ない場所に路駐をする人がたくさんいます。

 

[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/43616″]

 

犬の糞を放置する人も多いです。

この時も聡も「誰でもやっているし」「一回ぐらいは・・・」言い訳をしてやってしまいました。

ゴミを捨ててしまった行為・・・全くもって、同じです。

この事実を思いだし、聡は恐ろしくなり、声を発し、体が震えます。

聡が恨みを持った、糾弾し続けた最低だと思った人達と、自分もまた同じ種類の人間だったことに気付くのです。

加山もまた、彼らと同種の人間だったのです。自分も彼らと同じであることに気付き・・・「自分が健太を殺したのか」と絶叫する聡でした。

 

と言う訳で・・・息子の死の原因を究明した結果行きついたのは「健太を殺したのは自分」のような身勝手な行動をする人間だとわかった衝撃のラスト。

でも、これ他人事ではない後味が悪い真相な気がします。

 

反乱者の息子を失った夫婦のラストとは?乱反射,原作,ネタバレ,結末

[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/43455″]

息子を失った夫婦。

2人の間に会話はなくなってしまったのです。

聡は個人名は載せないものの、事故のこと伝えるをホームページを立ち上げていました。

そこには批判と勇気づけるメッセージの2種類が来ていましたが、最終的には絶望して、ホームページを閉鎖した後、1通のハガキが来ます。

ハガキには青い海に夕日が照り映る風景の写真が載っていて、以下のメッセージが。

「ホームページ閉じてしまったのですね。悲しみを乗り越えるのは時間がかかるでしょうが、これからもがんばってください」

この励ましに聡の心は少し救われました。

聡は妻にこのハガキを見せます。嬉しそうな様子の妻。

そして妻は、聡に話しかけます。それまで会話がなく、妻から話しかけることなどありませんでした。

「ここに行ってみたい。一緒に行こうよ」と妻。

そして2人でその場所を探し、沖縄の「与那国」であることがわかります。

与那国は日本最西端の島。2人でその場所に行きます。

広い海に沈む夕日を見ながら、聡は「翔太はもういない‥。」と言います。

そして、2人はハガキと同じ光景を目にして終了です。

息子が死んでしまって、修復不可能だと思われた夫婦に希望の光が見えた本当のラストでした。

 

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