フジテレビの木曜22時ドラマ「ルパンの娘」が7月11日より放送スタートします!
「ルパンの娘」は、「Lの一族」と呼ばれる泥棒一家の娘・三雲華(深田恭子)と代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)との、決して許されない恋愛を描くラブコメディーです。
「はじこい」でも好評だった深キョン待望の新ドラマですね!
泥棒一家VS警察一家、まさにロミオとジュリエット的な関係で、二人がどうなっていくのか気になりますよね!
華と和馬の恋の結末は、どうなるのでしょうか?
今回は7月11日よりスタートする木曜ドラマ「ルパンの娘」のキャストやあらすじ、原作小説のネタバレを詳しくまとめていきます!
原作のネタバレを紹介しているので、閲覧注意です。
ドラマ「ルパンの娘」のあらすじは?
深キョンが超かわいい!初めて恋をした日に読む話の画像まとめ!
図書館に勤める三雲華(深田恭子)は、恋人の桜庭和馬(瀬戸康史)の家族を初めて紹介されて、ガチガチに緊張している。和馬の父、典和(信太昌之)の口調は厳しく、母の美佐子(マルシア)も華の勤め先にガッカリした様子。和馬が公務員としか聞いていなかった華だったが、桜庭家は代々警察官の一族だったのだ。それを聞いて震え上がり、さらに和馬が警視庁捜査三課と知った華は…。
その日、和馬に送ってもらった華は平凡な一軒家に入って行く。和馬の車が去ると、その家からそっと抜け出し、タワーマンションの高層階へ。実はここが本当の三雲家。高級な猫を抱いた母の悦子(小沢真珠)、キャビアをつまみにワインを傾ける父の尊(渡部篤郎)、トラフグを調理中の祖母マツ(どんぐり)が華を迎え入れた。だが、猫もキャビアもトラフグも…他人様から失敬したものばかり。そう、三雲家は泥棒一家。華は和馬を諦めようと考える。
一方、和馬は典和に捜査一課の刑事になれたら華との交際を認めても良いと言われる。和馬が三課の先輩刑事・巻(加藤諒)に相談すると、先祖代々家族全員が盗みの専門家、“Lの一族”を捕まえろとアドバイスされる。決して尻尾を出さない、それでいて弱者からは盗みを働かない、まるで、“アルセーヌ・ルパン”のような大胆不敵な犯行から“L”がつけられる一家。和馬は彼らを捕まえる決心をするが、その一族こそ、華の家族・三雲家だった。
引用:https://www.fujitv.co.jp/Lupin-no-musume/story/index.html
泥棒一族の娘・三雲華(深田恭子)。
「公務員」と言われて付き合っていた恋人・桜庭和馬(瀬戸康史)が、実は敵対する警察一族の人間だと聞かされるんですね。
華の母親・悦子を小沢真珠(おざわまじゅ)さん、華の父親・尊を渡部篤郎(わたべあつろう)さん。
華の兄・渉を栗原類(くりはらるい)さん。
華の祖父・巌を麿赤兒(まろあかじ)さん、祖母・マツをどんぐりさん。
和馬の父親・典和を信太昌之(しだまさゆき)さん、母親・美佐子をマルシアさん、祖父・和一を藤岡弘(ふじおかひろし)さん。
豪華キャストですよねー!
「ルパンの娘」の原作は、横関大さんの同名小説。
各書店の文庫売上1位を獲得するなど、ロングセラーとなっている人気作品です。
ミステリーながら、クスっと笑える描写も多くて楽しく読み進められる小説でした(^_^)
脚本を担当するのは「グッドドクター」や「僕たちがやりました」「海月姫」など原作ありの人気ドラマを手掛けてきた徳永友一さんです。
人気作の「ルパンの娘」をどんな風にドラマにしていくのか、放送が待ち遠しいですね!
ルパンの娘の原作ネタバレは?
ルパンの娘エンディング主題歌はサカナクションのモス!配信や発売日MV情報
華(深田恭子)と和馬(瀬戸康史)の出会い
三雲華(深田恭子)は「Lの一族」と呼ばれる泥棒一家の長女。
しかし家業に反発し、泥棒を職業とするのではなく、まっとうに図書館に勤めています。
警察一族の長男・和馬(瀬戸康史)とは、その図書館で出会いました。
祖父の借りた本を返却に来る和馬と度々会ううちに、恋人同士になった二人。
しかし、お互いの素性は隠したままでした。
華が泥棒一族だというのを隠すのは仕方ないとしても、なぜ和馬まで素性を隠すのか?
それは、警察官という職業は相手を委縮させることがあるので、和馬は言うことができなかったのです。
そのため和馬は「公務員一家」で自分も公務員だとウソをつき、華は「父親は住宅メーカー勤め」だとウソをついていました。
そして付き合って1年が過ぎた頃、結婚を意識しはじめた和馬は、華を家族に紹介することに。
和馬が警察官だと知らない華は、和馬の自宅に飾られている写真を見て驚きます。
それは、全員が警察の制服を着ている家族写真だったのです。
「和君って、たしか公務員だったよね?」
「ごめん、本当は警察官なんだ。もしかして、怒った?」
怒ったどころの話ではなく、もはや呆れ返って回れ右して出て行きたいと思う華ですが、そうもいきません。
華は動揺しながらも和馬の家族たちと食事をし、家族は清楚な印象の華を気に入ってくれました。
華の祖父が殺される?
食事を終え、華は和馬の車で自宅の一軒家へ送ってもらいます。
しかしそれはカムフラージュのための一軒家で、本当の華の家は、高級マンションの一室にありました。
そこで鍵師の祖母(どんぐり)、伝説のスリ師の祖父(麿赤兒)、ハッカーの兄、美術品専門の泥棒の父(渡部篤郎)、宝飾品専門の泥棒の母(小沢真珠)とともに暮らしています。
家族の中できちんと働いて収入を得ているのは華のみで、他の家族たちは物を盗んだり盗んだものを売り払ったりして収入を得て暮らしているアウトロー集団。
しかし華に泥棒の技術がないわけではなく、幼い頃から祖父にスリの技術を教わっており、かなりの腕前を持っています。
そんな自分と、警察一家の和馬とが釣り合うはずはない、と華は悩むのでした。
後日のこと。
華が仕事から帰ると、テレビで「河川敷で立嶋雅夫という人物の遺体が発見された」というニュースが放送されていました。
すると、兄の渉(栗原類)が血相を変えて家族の元へやってきて「これはおじいちゃんだ」と言います。
2か月前、祖父の巌は警視庁のデータベースに侵入し、ある犯罪者・立嶋雅夫の指紋や写真を自分のものに書き換えて欲しい、と渉に依頼してきたのです。
途中で現職警察官のIDとパスワードを要求され作業は難航しますが、巌はどこからかIDとパスを入手し、渉は立嶋雅夫のデータを巌のデータに書き換えることに成功しました。
つまり、河川敷で発見された遺体は、祖父のものだと渉は言うのです。
家族は、まさか巌が殺害されたなんていうことを信じられず、遺体が安置されている病院へと侵入しに行くことに。
すると、巌のものだという遺体は顔がつぶされ、誰だか判断できない状態でした。
しかし、左手を見ると、薬指には祖母・マツとの結婚指輪がはめられていて、その遺体が巌のものだということを物語っていました。
そんな巌が殺された事件を、和馬が捜査することになりました。
捜査するうちに和馬は、殺された遺体・立嶋雅夫のデータベースに登録されていた写真と、生前の立嶋雅夫が別人であることに気づきます。
一方、華も自分で祖父の死の真相を探ろうとしていました。
そんなとき、ある居酒屋で華の祖父・巌と和馬の祖父・和一(藤岡弘)が月に1度会っていたという事実が判明します。
和馬の祖父と華の祖父が親友だった
実は、和馬の祖父・和一と華の祖父・巌は、大学時代の同級生だったのです。
2人は寮の同室で、大学の4年間を同じ部屋で暮らし、剣道のサークルも同じ。
その剣道のサークルには和馬の祖母である伸江も参加していて、和一と伸江のキューピットとなってくれたのは巌でした。
卒業後、和一は警視庁に入ることが決まり、巌も貿易会社へ入ることが決まっていました。
しかし卒業をひかえた2月にある事件が起こり、その事件は二人の人生に大きな影響を与えます・・・。
卒業前夜、和一は巌から自分が「Lの一族」と言われる泥棒一家の一員だと聞かされます。
はじめは「おとぎ話だ」と信じられなかった和一ですが、とてもウソを言っているようには思えませんでした。
そして卒業式を終え、二人は固い握手をして別れます。
半年後、和一は風の便りで巌が貿易会社には就職せず、行方も分からないと聞かされます。
しかし30代になったころ、偶然に再会。
しかし和一は警察、巌はスリで生計を立てている犯罪者で、親しくするわけにもいきません。
そのため二人は、月に1度同じ居酒屋のカウンターで偶然居合わせたようなフリをして、隣同士で座り、酒を飲むという関係を何十年も続けていたのでした。
和馬と華を出会わせたのは祖父たちだった?
やがて、お互いに年を取り和一は退職、巌も隠居生活を送るようになりました。
警察をやめたという気楽さから、和一と巌は親しく話すように。
そこで、お互い孫の話になり
「俺たちの孫が結婚したらどうなるんだろうな」
そんな話になったそうです。
和一は出来心で、華の勤める図書館で本を借り、和馬に返却させて二人を出会わせることに。
まんまと和馬は華に惹かれ、二人は恋人同士になったというわけです。
華の正体がバレて結婚は破談?
華が一族の正体を隠したまま、また家族にも和馬が警察官だということは言えないまま、結婚の話がとんとん拍子で進んでいきました。
しかし、両家顔合わせの日。
和馬は華の母・悦子の指にはめられた指輪が、最近宝石店から盗難されたものであることに気づきます。
自分で買ったのだろう、と思い込もうとする和馬ですが、気になって調べてみると・・
悦子の買った履歴はなく、悦子がはめていたものは盗まれたものだと分かりました。
これをきっかけに、和馬は華の家族が「Lの一族」と呼ばれる泥棒一家であることに気づくことになります。
和馬は華たち一家の秘密を知り、華に問い詰めると・・・
華はこれ以上付き合っていくのは無理だと感じ、別れを切り出します。
お互い、違う家に生まれていたらうまく付き合っていけたかもしれないのに・・・そんな風に、二人は思うのでした。
和馬は、家族に結婚が破談になったこと、華が「Lの一族」の娘だったことを報告。
翌日、華は破談になったこと、家族についてウソをついていたことを謝りに和馬の家族に会いに行きますが・・・
「あんたに責任はないかもしれないが、うちの家族の一員にするわけにはいかない。今後和馬に付きまとわないでください。忘れてください。帰ってくれ」
和馬の父・典和(信太昌之)は、華を追い返します。
そこへ、祖父の和一があらわれ
「もし貴様らが華さんを受け入れようとするなら、何も話さないつもりだった。だが追い出すつもりなら、桜庭家の秘密を話す」
と、50年前に起こった事件の話を始めました。
50年前の事件とは?
50年前、卒業2か月前のこと。
そのころ、卒業を惜しんで大学の仲間たちは夜遅くまで将来の夢などを語り合っていました。
そこへは祖母・伸江も参加しており、夜9時ころに帰ることに。
しかし和一は話がちょうど盛り上がっているときで中座するわけにはいかず、巌が伸江を女子寮まで送っていくことになりました。
しかし、何時間経っても巌が帰ってこないため探しに行くと、途中の道で巌が傷だらけの状態で倒れていました。
巌は「伸ちゃん・・・伸ちゃんが・・・」とうわごとのように言うので、和一が探すと・・・
伸江が頭から血を流して倒れているのを発見します。
伸江は暴行目的で男に襲われ、それを守るために和一が犯人にしがみつき、犯人は巌のしつこさに諦めて帰ったそうです。
伸江は暴行されずに済みましたが、額には今も跡が残るくらい大きな傷が残ってしまいました。
巌はその犯人を見つけ出すために、決まっていた貿易会社へは就職せず、スリ師として生きて行くことになったのでした。
つまり、華が泥棒一族の娘なのも、巌が伸江の仇を打とうとしてくれているから。
だから、和馬は華と結婚するべきだ、と和一は言います。
しかし和馬は「俺は華とは結婚できない」と告げ、華は去って行きました。
その後の華と和馬
1年3か月後。
華と和馬は、いっしょに暮していました。
なんと、華の祖父の巌も生きています!
いったいどういうことかというと・・・
和馬は、巌を殺した犯人が先輩の巻(加藤諒)だということを突き止めます。
実は巻の祖父が50年前に伸江を襲った犯人で、巻の祖父は巌から「伸江への謝罪」を要求されうとましく思っていました。
そこで、孫の巻に巌に金を渡して大人しくさせるように、言いつけます。
巻は巌に金を渡しますが、そこでコンプレックスを刺激されるようなことを言われ、逆上。
巻は巌を殺してしまいます。
しかしそれは巌ではなく、ホームレスだった立嶋雅夫でした。
なのになぜ巌は華の前にあらわれてくれなかったのか?
それは・・・
お互いの家族のことや、伸江の事件による両家の因縁、これら全ての秘密を知った上で、和馬と華の意志で結婚すること
それこそが、和一と巌の望みだったからです。
その望み通り、和馬は華が泥棒一族の娘でも構わないと決断。
華のお腹には二人の赤ちゃんが宿っている、そんなシーンで「ルパンの娘」は幕を閉じました。
まとめ
ということで深田恭子さん主演「ルパンの娘」の原作ネタバレをまとめました!
このように原作はミステリー要素が強いストーリーとなっています。
ドラマ版は殺人事件などはなく、もっとコメディ調になりそうですよね。
初回放送は7月11日木曜日22時から!
現代版ロミオとジュリエット、どんな展開になっていくのか楽しみです~(^_^)