Aではない君とあらすじネタバレ感想!翼がなぜ何も話さないか理由が衝撃?

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佐藤浩市さんと天海祐希さん出演の9月21日に放送されるテレビ東京のスペシャルドラマ「Aではない君と」。

豪華キャスト陣と、素晴らしい原作の実写化ということで、話題になっています。

原作ですが、衝撃の結末となっています!

今回はドラマ「Aではない君と」のあらすじネタバレと感想をまとめていきます。

以下、原作情報、キャスト、原作ネタバレ情報です。

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目次

Aではない君とあらすじネタバレは?

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大手建設会社に勤める吉永圭一(佐藤浩市)に前妻・青葉純子(戸田菜穂)から突然の電話が入る。

離れて暮らす中2の息子・青葉翼(杉田雷麟(らいる))が同級生への殺人容疑で逮捕されたと言う。
ネット上には翼の実名や個人情報が晒され、困惑した吉永は弁護士の長戸光孝(八嶋智人)を訪ねる。

早速接見するも沈黙を貫き通す翼。
父にも心の内を明かさない。

記者・中尾(山本耕史)からの情報で、翼が少し前に起こした万引き事件を収めたのが被害者の父で弁護士の藤井智康(仲村トオル)だと判明。
そんな恩人の息子を殺したというのか…。

翼の沈黙が災いし“逆送”、つまり公開の法廷で刑事審判を受ける可能性が高まっていく。
現状を打破すべく長戸はお母さん弁護士の神崎京子(天海祐希)を紹介。

神崎は献身的に吉永親子に向き合うが、翼は反抗的な態度を取り続ける。
やがて神崎は保護者が弁護士同様の立場となる『付添人制度』の存在を知り…。

息子の心の叫びに、改めて耳を傾け始める吉永。
はたして翼は本当に殺人を犯したのか?

引用元 http://www.tv-tokyo.co.jp/adehanai/

逮捕されたものの、沈黙を貫く翼。

果たして、その理由は??

ちなみに、その理由が知りたい人は、以下にまとめてあるので、是非ご覧ください(閲覧注意です。)

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子供と持つ親の誰もがドキッとする、自分の息子がもし殺人を犯してしまったらという、難しいテーマ。

 

「Aではない君と」あらすじネタバレと感想は、OA後、随時更新していきます。

 

殺人容疑で何も語らない息子

 

 

仕事中、携帯に息子の翼から着信が入るも、仕事を優先し電話に出ない吉永圭一。

仕事が終わった後、翼に電話をかけるも繋がりません。

翌日「湖で中学生の遺体発見」のニュースがテレビから流れ「親は何をやっているのか」と呟く吉永。

一週間後、元妻純子から吉永に電話が入ります。

「翼が警察に逮捕された。殺人事件・・・」

すぐさま警察に駆けつけるも、刑事からは詳しい事は教えてもらえません。

刑事は翼が住んでいたのは東村山だと言うも、吉永が知っている住所は調布。

別れた息子の住所も知らずにいた自分自身にショックを受ける吉永。

警察で、吉永は純子と会うも、翼の事で言い合い喧嘩別れになってしまいました。

帰宅すると、週刊誌の記者中尾が現れるも、吉永は応じず恋人の美咲の家へ避難。

息子の翼が容疑者として捕まったことを伝えると、丁度テレビでも、男子殺害事件のニュースが流れ、容疑者が逮捕されたと流れていました。

その後、会社には、息子の翼は事故でけがをしたと報告し、自宅には戻らずホテル住まいの吉永。

元妻純子に電話をかけ続けるも一向に繋がりません。

インターネット上では、翼と順子の写真が流出。翼と吉永の名前で検索すると、何も情報が出ずほっとする吉永。

翌日、どうしてよいか分からない吉永は、弁護士の長戸に相談に行く事に。

そして、翼から届いた年賀状を眺める吉永。

「一か月前にペロが死にました」との文字。ペロとは翼が飼っていた猫の名前。

電車のホームから聞こえる「犯人14歳だったみたい。親は何やっていたんだ」という周囲の声が吉永の心に突き刺さる。

後日、弁護士の長戸が接見するも、翼は何も話しません。

さらに「自分は親から愛されていない」と周囲に漏らしていた翼の言葉を耳にし、ショックを受ける吉永。

「どうしてこんなことになったんだろう。何が間違っていたのだろう」

そんな思いで、翼へ事件後初めて会う吉永。接見時間は15分。

「弁護士さんから聞いたよ。翼が何も話してくれないって。事件の日電話をくれたよな。あの時何をしていたんだ?」

無言の翼。電話に出られなかったことを詫び、いい弁護士を雇ったと言う吉永。

うつむく翼。やはり何も語りません。

その日帰宅すると、自宅前で記者の中尾と遭遇。

「息子さんが犯人だという事に疑問を感じる」という言葉を聞き中尾の取材に応じることにしたようです。

被害者の藤井優斗と翼は仲が良かったという中尾。

さらに、翼が去年万引きを起こしている。盗んだのはハムスターの餌。優斗の父がその場を収めてくれたことを聞きます。

「そんな恩人の息子を殺すなんて異常だ」と言う中尾の言葉もあり、吉永は今でも翼の無実を強く信じている様子。

その後も、翼は何も語らず、「このままでは少年審判ではなく、逆送、公開法廷での刑事裁判になる可能性もある」という長戸。

この状況を打破するためにも、長戸の勧めで、吉永はお母さん弁護士の神崎に会いに行く事にしました。

 

殺人を認める翼

「お母さん弁護士の神崎京子です」

演じるのは天海祐希さん。すごくピッタリですね(*´▽`*)

離婚弁護士の天海祐希さんとは少し違います(笑)

吉永の体調を心配する神崎。翼の事件を引き受けてくれることに。

連絡が付かなかった元妻純子とも再会。純子はパニック障害になり今は大阪にいるとの事。

純子を連れて接見に行くも「やはり会いたくない」と言う翼。

吉永が受けた雑誌の取材の事を責め、「こんな事になったのは私たちが離婚したせい。結婚してからずっとあなたに責められているような気がした」と言う純子。

その後もなかなか翼は神崎にも会ってくれません。しかし、へこたれない様子の神崎。

お母さん弁護士の神崎は、家で仕事をしながらも三人の男子の子育てに奮闘。

帰宅した中学校の長男に「あんたのクラスで流行っている漫画何?」と聞く神崎。

そして、後日ようやく翼との面会が叶いました。長男からの情報で差し入れた漫画が効いたようです(^^♪

「お父さんが会いたがっている」神崎が言うと小声で何かをつぶやく翼。

「いつも見張りが居る。弁護士とは二人きりなのに、どうしてお父さんとは二人だけで会えないの?」

その翼の言葉を聞き、早速神崎は吉永に連絡。

吉永が会社を出ると、吉永が翼の父親であることを突き止めた報道陣に囲まれてしまいました(≧▽≦)

翼と接見する吉永。

「事件の事を話してくれ。お前を助けたい。ここから出してあげたい。何かの間違いなんだよな?」と尋ねる吉永。

言葉は無く、首を振る翼。

「優斗君を殺したのか?」との問いに、頷く翼。

「翼が認めました・・・」と吉永は悲しそうに、神崎に報告。

その夜、モザイクがかかるも吉永の映像がニュースに映ってしまい、「騒ぎが大きくなって、一緒にやっていく自信が無くなってきた」という恋人の美咲。

「もう、いい。残ったものは全部捨ててくれ」美咲の元を去っていく吉永。

事件発生から50日経過。吉永は翼が住んでいた部屋を片付けにきました。

部屋の中から、木づちを見つけるも意味が分からずゴミ箱へ捨てます。

そこに神崎が現れ「翼が家庭裁判所に送られる」ことを告げられました。

反省の色が無く、逆送が現実味を帯びてくるという神崎。

罪の告白を聞いて以来、吉永は翼に会っていませんでした。

「私ではだめ。お父さんになら本当の事を話す」と言う神崎に、「もう耐えられない」と言う吉永。

「あなたが翼君の父親だという事はまだ失っていない。逃げずに向き合ってください。逆送を食い止めるには真実を聞き出すしかない!」

翼と優斗の間に何が有ったのかを聞き出すことが重要だと言う神崎。

そして、吉永は久しぶりに翼との面会に臨みました。

「これからはもっと会いに来るようにする」と言ってコーラを差し入れた吉永に「今度はオレンジジュースが良い」と答える翼。

吉永「神崎先生も味方だ。何でも正直に話して欲しい」

翼「どうしてお父さんとは二人だけで会えないの?」

吉永「そういう規則なんだ」

翼「あいつらってそんなに偉いのかよ!!」

突如暴れ出す翼。そのまま連れて行かれてしまいました(≧▽≦)

翼は何故、弁護士に敵対心を持っているのか?何か理由が有りそうです。

吉永は一人、翼から相談を受けた過去を思い出していました。

「無視されている友達がいる」と言う翼に「翼は正しい事をすればいい」吉永はアドバイス。

そんな吉永の元に、神崎から嬉しい連絡が!

翼と吉永が二人きりで話す方法がある。付添人になる事。

「家庭裁判所の許可を得れば、吉永さんも付添人となり二人で話すことが出来る」

しかし、実の父親が付添人になると、息子を擁護していると思われ世間からの風当たりが強くなってしまうマイナスの一面も有るようです。

翼が真実を語る突破口になるかもという神崎に、「考えさせてほしい」という吉永。

後日、吉永と純子と神崎と三人で会い、翼の知らない一面を知ることになりました。

「学校でトラブルを起こしていた事は知っているか」と問う神崎に「何度か担任の先生に呼び出された」と答える純子。

翼が事件の後に来ていたスウェットを見ても、純子は「こんなのいつ買ったのかしら」と見覚えがない。

そして、翼が優斗に最後に送ったメールの文面!

「これからあの場所に来れば、もっと面白いものを見せてあげる」

翼が吉永に電話をする直前に送られていました。

このメールやスウェットなどが、翼が隠している真実を解くカギになりそうです。

そして、吉永と順子は家庭裁判所に行き、調査官の瀬戸と話します。

「親としてどのように対処するか聞かせて欲しい」と言う瀬戸に対して、何も明確な返答が出来ない吉永と純子。

「彼は人を一人殺しているんです。ご遺族は峻烈な処罰感情を抱いている。厳しい判断をしなければいけない」という瀬戸の言葉に息子が犯した罪の重さを感じる二人。

そして吉永は自身の父親の克彦に会いに来ていました。

「翼はどうしてる?」との克彦からの質問に「純子の仕事の都合で大阪に居る」と答える吉永。

おそらく父親を心配させまいと、翼の事件の事は隠しているようです。

「親は子供がどんな気持ちで、そのことをしたか考えるもの」だと言う父克彦の言葉に何かを感じた吉永。

神崎に連絡をして、付添人となることを決意するのでした。

 

心を殺すのと体を殺すのどっちが悪いの?

 

 

付添人の許可が無事に下りたとの神崎からの報告。

許可を出す際、家裁の瀬戸も強く推してくれたようです!

瀬戸を演じたのは安田顕さんです。

厳しくもありうちに優しさも秘めたような家裁調査官を演じていたと思います!(^^)!

その頃、吉永は殺害現場に花を手向けに来ました。

そこに咲いていた花が、猫のペロの写真の前に飾られた花瓶の花と同じ事に気づきます。

この事件にペロが関わっているのかも?と感じた吉永は、純子に連絡しペロの死因を尋ねると・・・

「道に飛び出して死んだ。それは去年の五月頃だ」と言う純子。

しかし翼の年賀状には、年末だと書かれていた。何故翼は嘘を書いたのか?

そして、付添人としての初めての翼との面会。

吉永「不思議に思っている事がある。ペロが死んだ時期の事、ペロの墓がどこなのか教えて欲しい」

翼「白々しいこと言うな。そんな気なんかないくせに!」

「本当の事が知りたい」と言う吉永の声も届かず、翼は部屋を出て行ってしまいます。

去年のゴールデンウイークに二人で遊園地に行った際は楽しそうだった。

しかし、その次に会ったのが八月。会話が弾まず、忙しく帰っていった翼。

その間に何かが有ったのかもしれない。

そして吉永は神崎と共に東村山に向かい、翼の同級生太田正人に会いに行きました。

「優斗はいじめの首謀者だった。そんな中、翼だけはかばってくれた」と言う正人。

かつて翼が相談し、自分がアドバイスしたことを思い出す吉永。

親に不満が有った同士で仲が良かった。優斗は翼の事を「ヒコク」と呼んでいた。

吉永は部屋に有った木づちを思い出しました。まさか翼は優斗にいじめられていたのか?

吉永は翌日翼に面会に行きます。

「昨日太田正人君に有って来た。翼だけは変わらずに話してくれたと言っていた。誇らしかった」と翼に告げる吉永。

そして、翼の前に木づちを持ち出します。

「裁判の真似事で、被告の役をやらされていたんじゃないのか?」と問うと、翼も遂に語りだしました。

「ヒコクは親から捨てられたかわいそうな子です。寛大な判決をお願いします。あいつはいつもそう言う・・・学校が終わった後やらされたいたずらの裁判」

被告が翼、優斗が弁護士、他にもいじめていた仲間が栗原と久保。

こんないじめが有ったため、弁護士に対して心を開くことが出来なかったんですね(/ω\)

いたずら裁判で有罪になった翼は、バツとして学校の備品などを壊すよう命令されていたんです。

「メールに書いた面白いものとは何だ。優斗君の携帯は?」と尋ねるも、「きっと嫌いになる」と言い翼は「ペロのお墓」と言うだけでそれ以上は話してくれませんでした。

翼の告白により、再捜査が進められ、事件現場のペコのお墓から優斗の携帯を発見。栗原と久保もいじめの事実を認めます。

優斗の携帯の動画には、ネコを殺す動画が映っていました。

泣きながらロープを引っ張ってペコの首を絞める動画。

翼は優斗の命令で、愛するネコのペコを殺害してしまったんです(/ω\)

吉永は目を覆ってしまい、動画を見る事が出来ませんでした。

それ以外にも、たくさんのハムスターを優斗の指示で殺してしまった翼。

優斗は携帯に吉永のメールアドレスを登録していました。

父親に自分のそんな姿を見せたくない翼は、優斗に従うしかなかったんでしょうね・・・

そして、親に自分のそんな姿を知られたくなかった。だから一貫して沈黙を貫いたのだと思います。

「先生、翼は加害者なんでしょうか」

いじめ抜かれた翼を擁護するような発言をする吉永。

「いじめられたからと言って、相手を殺して言いという理由にはならない」と神崎は諫めます。

そして、再度吉永は翼に面会に行きます。

携帯が見つかり、ペコの真相も明らかになったことを告げると翼は優斗の事を話し始めました。

父親に不満があるという点で仲間意識を持った二人。

しかし、翼が父親と居る姿を偶然優斗が目撃してから、「裏切られた」と感じるようになってしまい、「優斗が大事だ」と必死に弁明するも・・・

「自分が大事だと言うなら証明してみろ」と言い、ペコを殺すように指示したという優斗。

「あいつは自分に従う人間が欲しかっただけ」だと翼は言いました。

「すまなかった。あの日父さんが電話に出ていれば。こんなに苦しむことはなかった」と詫びる吉永。

そんな父親に翼は言います。

「人を殺したら苦しまなければいけないの?ペロはかわいそうだった。でもあいつの事はかわいそうだと思わなかった。あいつは僕の心を殺した。心を殺すのと体を殺すのどっちが悪いの?」

翼の質問に、吉永は答える事が出来ませんでした・・・

 

翼と被害者父親との対面

 

 

翼からは反省の言葉が無く、このままでは審判は最悪の事態となる。

「形だけの謝罪ではだめ。大切なのは翼君の心を救う事」だと言う神崎。

翼が来ていたスウェットを見る吉永は、審判の日まで何かを調べ始めました。

翼の審判当日。審判の前にもう一度翼に会うと言う吉永。

「もっと面白いものの意味が分かった。お前が生きていて本当に良かった。審判の最後、その時に本当の事を言うんだ、いいね」と翼に告げます。

そして遂に、審判が始まります。

質問に対して「覚えていません」と回答する翼。

謝罪の気持ちは無いのですかと問われ「ありません」と回答。

申し訳ないと言う気持ちは無いのですか?と問われ、無言になる翼。

「最後に付添人として意見を言いたい」と申し出る吉永。

スウェットを見せて翼に質問を投げかけます。

「これは君のものでは無いですよね?犯行の後にこんな目立つ色を着るはずはない。事件当夜、近隣で黄色いスウェットを盗まれていた。盗ったのは君ですね。計画的に殺そうとしていなかった。殺そうとしたのは君自身では無いのか?もっと面白いものとは、自殺した君自身の亡きがらだった!」

涙を流す翼(/ω\)「答えたくありません」

そして、「君には少年院に行ってもらいます」という処分が告げられました。

逆送こそ回避できたが、極めて重い処分になったと力が及ばなかったことを詫びる神崎。

そこに「藤井優斗の父親からの面会要望がある」と代理人が吉永に伝えます。

吉永は一人藤井家を訪ね、改めて謝罪をしました。

「吉永さん、優斗はあなたの息子にひどいことをしたかもしれません。生きていてくれれば過ちを反省させることもできた。しかし、あの子は殺されなければならないほど悪い人間じゃなかった」

「優斗があなたの息子にしたことを公にしないでください。殺された優斗は容赦なくプライバシーを暴かれても言い訳一つできない。親として優斗の名誉だけは守ってやりたい。そしてあなたの息子が更生したらここに連れてきてください。それが人の命を奪ったうえで尚も生きて行く者の最低限の務めだと思います。約束してくれるなら損害賠償請求は起こしません」

「分かりました」と約束し藤井家を去る吉永。

「この人と俺はあるいは反対の立場だったのかもしれない」

吉永は心の中で思っていました。

翼は栃木の少年院に送られ、富士宮の支社に異動になった吉永。

それから3年後、吉永は父親の墓参りに来ています。

父親の克彦は翼の事件を知っていたが、何も言わずに亡くなったみたいです。

吉永はその後甲府に異動になりましたが、翼は出所後富士宮のなじみの店でアルバイトとして働き続け、今は別々に暮らしている様子。

吉永は久しぶりに神崎に会いに来ました。

「藤井さんに会って、謝罪をしないと何も始まらない」と言う吉永。

「私は翼君がまだ事件とまだしっかり向き合えていないと考えています。何が翼君の更生を阻んでいるのか分からないまま。しかし藤井さんと会うことが事件を見つめなおすきっかけになるかも」と神崎も賛成してくれました。

一週間後、駅前で翼を待つも現れません。心配になりアパートに向かうと、部屋は荒れ放題でした。

アルバイト先を訪ねると、「一昨日、事件の事が皆に知れ渡ってしまっていまい、飛び出していったまま」と告げられる吉永。

事件を知った店の従業員は、翼の作ったまかない飯を食べてくれなかったのです(/ω\)

事件現場であるペコの墓に向かうと、そこには翼の姿がありました。

「来ないで!藤井さんのところに行くなら本当の事を話さなければいけない。だからユキオ(アルバイト仲間)にも話した。でもみんなが理解してくれなかった」

そして翼はかつて語らなかった本当の事を話し出します。

「僕は優斗を殺すためにここに呼び出したんだ。あいつを殺せばこんな事終わりにできる。僕は父さんが思っているような子じゃない。本当の事知れば嫌いになる。だから怖くて言えなかった」

そんな息子の告白を受けた吉永は、「帰ろう、一緒に帰ろう翼」と言い、アパートに連れ帰ります。

残り物で翼が炒飯を作り、二人で食べることに。

炒飯を食べながら号泣する翼。「美味いな」と言い食べる吉永。

「お父さん、僕藤井さんに会いたい」 そんな息子に「食え」と笑顔で言う吉永。

「翼は嬉しくて泣いた。炒飯を食べてくれたことに」と吉永が神崎に言います。

「心と体。心だったらまだ改め正すことが出来る。でもここからがはじまりです。贖罪に消してゴールは無い」と答える神崎。

そして、翼は吉永と共に藤井の家を訪れます。

藤井「お父さんに言われたから来たのか。君は更生したのか!!」

翼「分かりません」

藤井「これを見なさい、優斗の引き出しに入っていた!」

藤井が持っていたのは優斗と翼のツーショット写真でした。

一番いい顔で写っているから捨てられないと言う藤井の言葉に、翼は写真をつかみ取りました。

「優斗、優斗ごめんなさい・・・」と泣き叫ぶ翼。

このときの翼は心から謝罪をしていたのだと思います(/ω\)

そんな翼の姿を見て、「一度だけ焼香してもいい、しかし二度とここには来るな」と告げる藤井。

吉永はそんな息子を見て思いました。

「翼は犯した罪をどうやって償えばよいのか考え続けなければいけない。しかし親として少年Aではないお前の幸せを願う」

 

まとめ 子どもを持つ親として考えさせられた

[https://dorama-netabare.com/archives/43514]

「心を殺すのと体を殺すのどっちが悪いの?」という翼の言葉が心に刺さりました。

そして「心だったらまだ改め正すことが出来る」という天海祐希さんの一言。

確かに、死んでしまったらもう終わり、心を殺すのも許されないが、まだ改善の余地はある。やはり体を殺す方が悪いに決まっている。

分かっていても、自分が加害者、被害者の親に立ったらどう思うだろうか・・・

子供を持つ親として色々考えさせられるドラマでしたね。

そして、佐藤浩市さん、天海祐希さん、翼役の杉田雷麟さん皆素晴らしかったです!

テレビ東京のスペシャルドラマは最近外れ無しですよね(*^▽^*)

 

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