満願3夜ネタバレ感想は高良健吾がカッコいいし市川実日子が美しい!

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8月16日(木)、NHKミステリースペシャル「満願(まんがん)」の第3夜が放送されました。

第1夜は商社の営業マン、第2夜は警察官が主人公でしたよね。

そして第3夜は高良健吾(こうらけんご)さんが弁護士を演じます。タイトルは「満願」!!

「満願」とは神仏の願いが期限に達する事。よく「満願成就」って言いますよね!ドラマの中では満願は成し遂げらえるのでしょうか?

今回は高良健吾さん主演「満願」のあらすじネタバレ感想をご紹介します!

 

 

目次

満願のあらすじは?

[https://dorama-netabare.com/archives/41016]

満願のあらすじを紹介します!

美しき下宿屋の女将が守りたかったもの
鵜川妙子が、殺人事件の裁判の控訴を取り下げる。

弁護士の藤井は控訴を主張していたのに。

妙子は、藤井が学生時代に世話になった下宿の女将であった。

苦学生であった藤井が弁護士になれたのは、優しい妙子の支えがあったからである。

しかし夫の借金のため家計は苦しく、ある日妙子は、返済を強要する金貸しを殺害した。いったい、なぜ?

おもな登場人物
藤井    高良健吾

鵜川妙子  市川実日子

鵜川重治  寺島進

引用元:https://www.nhk.or.jp/dsp/mangan/html_mangan_story03.html

高良健吾さん演じる弁護士が、昔お世話になった下宿屋の女将の弁護をするというお話。

満願を成就するのはこの女将なのでしょうか??

高良健吾さん本当にイケメンですよね(*´▽`*) 見とれてしまいます・・・そして今ではNHK御用達俳優になりつつあるほどの大活躍!

そして女将役が市川実日子さん、その夫が寺島進さんと配役を見るだけでも期待が高まるこの作品!!

引き続き、「満願」のネタバレ、感想は以下で記載します。

 

妙子の大事な掛け軸

 

 

鵜川妙子は、矢場英司を文化包丁を使い腹部を刺し殺害!

殺人、死体遺棄で起訴される妙子。

話は遡り、主人公藤井の学生時代の頃に移ります。

弁護士を目指す藤井は、火事で住まいを失くし、畳屋の鵜川の元に下宿することになります。

「学生さんをお助けするのは私共の役目」

快く下宿を引き受ける妙子。夫の重治は歓迎していないような素振り。

食事つきの下宿。重治が酒を飲む横で、遠慮しながら食事する藤井。その横で妙子は仏壇に拝んでいました。

勉強中の藤井に夜食を届ける妙子。苦学生を温かく見守ります。

一方鵜川の畳店の経営は悪化。重治は中古の畳を売ろうとします。

「看板を汚す事になりませんか?」と心配する妙子。

そんな鵜川家の状況を見た、重治の妹が借金返済のため保険に入ることを提案。

重治は保険に加入したようです。

そして、夏のある夜、スイカを切ったと妙子は藤井を呼びます。

「ご先祖様の供養はしないといけない」という妙子。

床の間の掛け軸を見る藤井。

「私の先祖がお殿様にいただいたもの。私塾を開き功績を認められた。お客様がいらっしゃるので虫干しも兼ねて飾った。実家の家宝だった。大いに勉強なさい。学が有れば、臍(ほぞ)を嚙む事も少なくなりましょう・・・」

妙子は藤井に学問の大切さを語るのでした。

 

だるまの背と掛け軸の血痕の謎

 

 

舞台は現代に移り、弁護士として藤井は妙子と接見。

藤井「どうして、もっと早く相談してくれなかったんですか」

妙子「藤井さんはご自分の道を歩き始めた、煩わせるわけにはいかない」

妙子の弁護を引き受けた藤井。そして裁判が始まります。

派手な遊興を繰り返していた夫重治は、矢場から借金をする。

肝硬変で体調を崩した重治に代わり、連帯保証人の妙子に返済を求める矢場。

妙子は借金返済ができず、矢場を文化包丁で殺害したと事件の概要を説明する検察。

妙子の行動は、関係を迫った矢場に対する身を守るための衝動的な行為だったとして、正当防衛を主張する藤井。

「あいつは最初からうちの家宝を狙っていた。殺してくれてありがとなという」証人の発言。

客間に残された遺留品のだるまの背には血痕がついていた。家宝の掛け軸の「地」の部分にも血痕が付着。

それを見た藤井は学生時代を思い出します。

勉強に行き詰まる様子の藤井。夜食を持ってくる妙子は心配げに見つめます。

後日、外で藤井を見かけた妙子は「何か焦っているのでは?」と声をかけます。

藤井「実家の事を考えるとどうしても司法試験に一発合格しなければならない」

妙子「矜持を見失ってはなりません。誇りさえ胸に抱いていれば、不幸にも耐えられる。今日はよく願掛けしましょう」

だるま市に藤井を連れて行き、二人でだるまを買いました。

後日、藤井の元に仕送りが遅れてしまうと実家から連絡が入ります。

家賃が払えず重治に相談しようとすると、酒に付き合えと言われる藤井。

重治「酒に強いのも不幸だが、女房が立派なのはなお悪いってな・・・学生さんにはわかんねえだろうな・・・」

結局家賃の事は言い出せませんでした。しかしそれを察した妙子が藤井を客間に呼び、へそくりを差し出します。

「これを主人に。お返しは仕送りが届いたときにお願いします」

後ろめたいと思ったのか、妙子はそのとき客間のだるまを後ろに向けていました。

 

家宝を守るために殺人を犯した妙子

再び現代へ、病に倒れた重治は床に伏せ、会話が出来る状態ではありませんでした。

裁判で、証拠品の掛け軸について藤井は妙子に尋ねます。

「掛け軸は家宝だ。普段は箱にしまっているが、客が来るときには掛け軸を飾る」と言う妙子。

藤井「掛け軸に血が付いてしまったわけですがどう思われますか?」

妙子「ご先祖様に対して申し訳なく思っています」

殺意が有ったのであれば、わざわざ大事な掛け軸を床の間に掛けるはずがない!

妙子の正当防衛を主張するも、判決は「懲役10年に処する」という無情な結果に。

そして重治が亡くなります。通夜に訪れ「控訴するつもり」という藤井。

その後妙子に会いに行くと、涙を流していました。

「先生、主人の保険金で矢場さんの会社に借金を返してください。残ったお金は先生の弁護料に充ててください」

手続きを代行すると約束する藤井。そして妙子は続けます。

「控訴は取り下げてください。もういいんです。私には主人の墓参りをする資格はないんです」

藤井「僕はずっと後悔している。お二人が大変な時に何もできなかった」

妙子「私は藤井さんが立派になられて、本当に誇らしい気持ちでいるんですよ!」

藤井の説得にも、結局妙子は首を縦にはふらず、控訴は断念。妙子は収監されることになりました。

時は流れ、結婚し子供をもうけた藤井。

子供が大事なおもちゃを母親に預けていた様子を見て、藤井は妙子の思わくに気づきました!

家財は差し押さえられ借金返済に充てられた。

だが差し押さえられなかったものがある。証拠品として警察に押収された血の付いた掛け軸。

矢場殺害時、妙子は後ろめたい思いからだるまを後ろに向け、矢場を刺殺。

掛け軸には血が付いたのではなく、包丁に付いた血を後から妙子が掛け軸に付着させた!

それも大事な「絵」の部分ではなく、「地」の部分に・・・

「証拠品をとりもどすには弁護士の手を借りたほうが良いだろう」と思う藤井。

そんなとき妙子から電話が入ります。

「おかげさまで今朝方出所しました。今からご挨拶に伺います」

ままならない日々の中で、彼女の願いの切実さを感じる藤井。

着物を着て歩む妙子。家宝の掛け軸を取り返すという満願を成就するために・・・

 

まとめ 市川実日子が美しい

[https://dorama-netabare.com/archives/40915]

第3話も予想通りの面白さでしたね。

妙子は先祖から受けつがれる思いを大事にする女性。それを象徴するものが「掛け軸」だったんです。

だから、わざと掛け軸に血痕を残して、警察に押収させたって事ですね。妙子の執念すさまじい・・・

出所後に、弁護士を通じて掛け軸を取り返そうとする。満願を成就させるために・・・

妙子が強かな女性だったことにビックリですよねー( ゚Д゚)

何と言っても、妙子演じる市川実日子さんの着物姿の艶やかさが美しくて見とれちゃいました(#^.^#)

そして夫の重治を演じる寺島進さんもピッタリでしたね。

「女房が立派なのはなお悪い」 先祖を思い過ぎる妻の事を知っての一言だったんでしょうね・・・

ミステリースペシャル「満願」3夜全て満足のストーリーでした。

さすがNHK!!今後も期待していますヽ(^o^)丿

 

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