やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる最終回ネタバレ感想は田口の訴えに泣ける!

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5月26日に最終回を迎えるNHKのドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」。

田口(神木隆之介)はいじめ問題にどう立ち向かい、どのような結末を迎えるのでしょうか?

ドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」第6話最終回のあらすじネタバレと感想をまとめていきます。

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目次

やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる最終回あらすじネタバレは?

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いじめを苦に自殺未遂を起こした未希(森七菜)は田口(神木隆之介)と話し合い、加害者生徒4人と学校を訴える決意を固める。

これに対し校長の倉守(小堺一機)は高城(南果歩)に学校側の代理人になることを要請。田口は未希の代理人を弁護士仲間の小柴(井上順)に頼み、自身はスクールロイヤーの立場でこの訴訟に立ち会うことを決める。

いよいよ学校を相手取った交渉が始まるが、その過程でいじめの新たな事実が判明する・・・。

引用元:http://www.nhk.or.jp/dodra/yakeben/html_yakeben_story.html

いじめのシーン、リアルで見ていて辛いという人も多かったと思います。

でも、これって現実。こういういじめが多く起こっていて、田口のように行動を起こしてくれる人もいないので、悲惨な結末を迎えることも多々あると思います。

そんな田口が立ち向かういじめの結末はどうなるのか??

OA後、あらすじを結末まで感想をまとめていきます。

田口の本当の狙いとは?

裁判前の第1回和解交渉では、被害者・未希の要求は加害者4名が学校を転校することでした。

しかし、学校側の代理人・高城は学校が生徒の転校を強制することはできないという主張から交渉は決裂ということで終わったのです。

田口は高城に「どこまで進むつもり?」と聞かれますが、答えませんでした。

三浦から2人で話したいと呼ばれた田口は、本当の狙いは何なのかと問われます。

田口の本当の狙いは「学校を変えること」だったのです。

被害者生徒を転校させ、何事もなかったようにいじめ問題を収束させるのではなく、加害者生徒も加害者の保護者も巻き込み、学校を変えていくことが田口の本当の狙いだったのです。

田口の主張は「1人の生徒が自ら命を断とうとした学校は壊れかけている」というのです。

スクールロイヤーとして壊れかけている学校を立て直すのが田口の本当の目的なのです。

被害者に勇気を付けられる田口

入院中の被害者・未希のお見舞いに行った田口は、未希に「正しいことは面倒くさい」と話します。

これから正しいことを正しいと言おうとしている2人はどこか似ています。

高城にも三浦にも「どこまで突き進むのか?」と問われ答えが出ずに迷っていた田口は、未希に逆に励まされます。

「信頼しているから。田口先生のこと。突き進むから。田口先生が正しいと思うところまで。」と言った未希の言葉に田口は励まされるのです。

どこまで突き進むのか…その先に何があるのか…考えても答えはあるのでしょうか。

 

この先に見える道は行き止まり?

裁判前の第2回の和解交渉で明らかになった事実は、同じ加害者でも主犯格の加害者とその加害者に逆らえずに、いじめを行うよう強要されていた、従属的加害者がいたというのです。

従属的加害者は主犯格に逆らうと次は自分がいじめの対象になるかもしれないと言う恐怖から主犯格の言われるがままにいじめを行なっていたというのです。

主犯格の加害者と従属的加害者を同じように罰するのはおかしいのではないかというのが学校側の主張です。

高城は田口に「この訴えの先に見えている道は行き止まりよ」と言い、訴えを取り下げるように促します。

悩んだ田口は学校の屋上で三浦と話をします。学校側の立場の三浦ですが、どうすることが子ども達や学校にとって良いのか三浦もまた田口と同じように悩んでいました。

そして、田口が出した答えは「訴えを取り下げない」ということでした。

被害者の代理人の小柴は高城に「行き止まりかどうかは席に進んだ者しか分からない」と反論します。

この先、どんな道が待ち受けているのでしょうか。

 

説明会で田口が吠える!田口の言葉に感動!

在学生と保護者に向けて行われた説明会では、校長は熱弁しますが、内容はごく一般的にいじめに対する対処の仕方。「事勿れ(ことなかれ)主義」そのものでした。

続いて、教務主任の三浦が前に立ちます。三浦が口にしたのは「どうしたらいいのか分からないんです。」

25年の教師生活の中で何度もいじめの問題に対応してきた三浦も今回の自殺未遂は初めてであり、田口に言われたように学校が壊れかけていると感じているのです。

保護者と子ども達と話し合ってどうしたらいいのか対応策を見つけていきたいと投げかけた三浦に保護者は大反発!

「そんなことは学校で決めてくれ!」「うちの子は勉強があるんです!巻き込まないでください!」「早くこの騒動を収めてください!」

というのが保護者達から挙がった声でした。

収集がつかなくなった説明会の場に現れたのはスクールロイヤー・田口でした。

教育委員会に呼ばれ、参加できないはずだった田口が登場し説明会で吠えます。

「こうなるんだろうなぁって思っていたら、やっぱりこうなるんだなぁ」というのが田口の第一声!

みなさん、何あーしろ、こーしろ、こっちが悪い的なことを言っているんですか。本気ですか?冗談でしょ?これはあなた達の問題だ!

この学校で1人の生徒が命を断とうとしたんだぞ!」

そう言うと田口はマイクを置き、保護者の方を歩いて行きます。

「それは、あなた、あなた、あなたの子どもだったかもしれないんです。そのことがどれほど大事なことかわかってないんですか?

これはサインなんですよ。学校が壊れかけているサイン。その壊れかけている学校に自分の子どもを預けるんですよ。不安じゃないんですか?

法律ではいじめの加害者、従属的加害者、そこまで罪に問えるんです。

でも、気づいていますか?その先。いじめを面白がったり、はやし立てたり、見て見ぬ振りをする傍観者、間接的加害者もいるんですよ。それは、あなた、あなた、あなたの子どもが間接的加害者かもしれないんだ!

確かに、いじめというのは大人の世界になってももちろんあります。だからこそ、今この問題にちゃんと向き合っていかなくちゃいけないんだ。

生徒のみなさん、保護者のみなさん、今回のこの問題に傍観者になってはいけないと、そう思ってらっしゃる方もこの中に確実にいるでしょう。

だったら、黙ってないで声をあげましょう!25年間教師をやってきた三浦先生でさえ、分からないと言っているんです。

みなさん、向き合わなくて怖くないんですか?僕わね、3ヶ月間関わっただけでも不安で不安で仕方がなかった。

今回、被害者生徒が訴えを起こしたことに対して、全面に賛成の立場です。それはスクールロイヤーとして、学校の利益を損なっている、おかしい、おかしい、いろんな人から言われましたよ。

でも本当にそうでしょうか。学校の膿を出す、そしてそれが学校の利益に繋がる!僕はそう信じています!」

神木さんの演技、田口の言葉に胸を撃たれました。すごい衝撃。

神木さんって、元々演技上手いと思っていたけど、ここまで心を掴まれるとは思っていませんでした。

そして三浦先生が加勢します。

「学校が壊れいくのを食い止めるかどうか、それは今ここにいる私たち次第です。学校には新しいルールが必要です。君たちのための、そして未来の子ども達のための。新しいルール、一緒に作っていきませんか。」

学校のことを良く知っている三浦先生と法律の専門家でおかしいことをおかしいと声を大にして言える田口先生、この2人のタッグは最強ですね。

確かに、おかしいルール、たくさんありますよね。昔の学校のルールからだいぶ変わってきましたが、まだまだ時代にそぐわないルールはたくさんありますよね。

 

学校が出した答えは?そして田口は?

みんなで導き出した今回の件の答えは、「加害者4名を反省するまで別室登校とする」ということでした。

みんなで話し合い、より良い策として出した答えは、被害者を救うだけでなく、加害者も更生させるという結論に至ったんですね。

それが学校のあるべき姿ですよね。加害者生徒を転校させたところで、その転校先でも同じようにいじめをしたら根本的な解決になりませんもんね。

自分たちの学校できちんと指導し、更生させる。加害者の更生も学校がやるべき教育的指導ですよね。

被害者の未希も解決策を聞き、納得し学校へ早く行けるように頑張ると前向きな明るい表情を見せました。

「学校の新しいルール」改革の先駆けはこういうところから始まるのですね。

青葉第一中学校のスクールロイヤーを解任された田口は、また別の学校へスクールロイヤーとして呼ばれたようです。

また新しく勤務する学校でも田口らしくおかしいものはおかしいと吠えるんでしょうね。

 

まとめ

第1話はハラハラドキドキし、第3話では宇野(佐藤隆太)が辞めた話ではどこかモヤモヤが残った感じになったりもしましたが、

今回の最終話では前向きなエンディングで少しすっきりとしたというか、明るい気持ちで終わることができましたね。

学校現場だけではなく、周りから見えない壁で閉鎖されたコミュニティの常識が部外者から見ると非常識のことってきっと多くありますよね。

そのことで知らず知らずのうちに大きな問題へと発展していくことってきっとたくさんあると思うんですよ。

それを少なくするためには、やはり畑の違う方に入ってもらい、膿を出してもらうことも大切ですよね。

学校でしか起こり得ることではなく、いろいろな世界で起こることだろうなぁといろいろと考えさせられるドラマでしたね。

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