吉岡里帆(よしおかりほ)さん主演のドラマ「きみが心に棲みついた」。
さっそく向井理(むかいおさむ)さんの演技が怖い!と話題になっていますね。
実は原作では、もっとホラーな展開が待ち受けているんです。
今回は、原作に描かれている向井理さん演じる星名の過去や、怖い言動をまとめていきます!
星名漣(ほしなれん)とは?
[https://dorama-netabare.com/archives/29187]「サイコパス」とまで言われている星名とは、どんな人物なのでしょうか?
星名漣(ほしなれん)
ヒロインである今日子が忘れられない人。
大学時代の先輩で、今日子を支配しようとする。
実は悲しい過去の持ち主。
星名は、今日子の大学の先輩です。
ネガティブな今日子の悩みを、優しく受け入れて聞いてくれていました。
自分に自信がなく、いつも人の意見に流されることに悩んでいる今日子に
「いーじゃん流されても 流されるのってそんなに悪いこと?キョドコはそのままでいろよ」
と言ってくれました。
自分の母親にさえ「見ているとイライラする」と言われ、恥ずかしいから親戚の結婚式にも出るなと言われてしまうくらいの今日子は、初めて自分を受け入れてもらえたことが嬉しくて仕方なく、どんどん星名に依存していきます。
ですが星名の一見優しく思える言葉も、すべて自分に都合のいいことばかりだったのです。
実際、星名には何人もの彼女がいました。
けっして優しい、いい人ではなかったのです・・・。
今日子の体を他の男に差し出す
ある日、星名は今日子に
「コイツの相手をしてくれたら、他の女全部切ってもいいよ」
とある男を紹介します。
もう依存しきっている今日子は
星名さんが私だけのものになるなら・・・と、見知らぬ男に体を許します。
しかもなんとこの時、今日子は未経験でした。
ですが終ったあと、「わかったでしょ?私が一番星名さんのこと・・・」と駆け寄る今日子に星名は
「汚い手で触るな」
「バカだろ?好きでもねぇ男に股広げて喜んじゃってさ」
そう言って、次の日も他の彼女を側に置いて笑っていました・・・。
ちなみに、この行動をとった理由は、その相手の男に何か弱みを握られていたから、だと思われます。
その口封じとして今日子を差し出したようです。
どこまで鬼畜な男なんだ~(;_:)
ドラマでは設定を変えて、大勢の男子の前で裸になり、ストリップをした、ということになっていました。
さすがに批判を浴びそうですものね。
あと、ドラマではストリップをすることを迷っているように演出されていました。
しかし原作では依存というより、もはや洗脳されているので、迷うような素振はないんです。
自分だけのものになる!と、ギラリと目を輝かせている感じで、それがまた怖いんですよ~。
星名の酷い行動まとめ
星名の酷い行動の数々をまとめていきます!
数年間も非通知で電話をかけ続ける
今日子がなぜ何年も星名のことを忘れられなかったのか?
それは、2~3か月に1回、今日子の携帯に非通知で電話がかかってくるからです。
それを星名からの電話だと思っている今日子は、忘れたいと思いつつも携帯の電話番号を変えることも出来なかったのでした。
「忘れさせないように」電話していたのか?それとも他に何か理由があったのか?そのあたりは不明ですが、どちらにせよ、ものすごい執着心ですよね。
今日子の後輩も洗脳する
今日子の後輩である飯田。
田舎出身なことや方言をコンプレックスに思っている飯田に近づき、今日子のときと同じように優しく接します。
方言も可愛い、とコンプレックスを受け入れてもらえたことで、飯田も星名に惹かれていきます。
二人は体の関係を持ち、「付き合っていると思ってもいいですか?」という飯田に対して「いいですよ」と答えておきながら・・・
「俺たち最初から付き合ってないじゃないですか」
と発言。
「何度も求めてくれたじゃないですか」と飯田が言うと
「すみません、僕 愛のないセックスほど興奮しちゃうみたいです」
と笑顔で返答していました。
最低だーー!
すっかり星名に依存している飯田はこれだけで終われるはずもなく・・・この後また一騒動起こすようです。
今日子に下着姿で歩かせる
今日子の下着メーカーの展示会でのこと。
吉崎と仲良くしていたことへの「罰」として、モデルに混じって下着姿でショーに出るように、と命令。
「もう一度俺のそばにいたいなら、ちゃんと償えよ」
そう言われた今日子は、大勢の前で下着姿をさらします・・・。
モデルではない、普通の社員がショーに出ていることは大騒ぎになり、「頭おかしいんじゃない?」と言われるなど、肩身の狭い思いをすることになってしまいました。
ですが、終わったあとに「よく頑張ったな。見直したよ」と言われると有頂天になり、
「ももももっと頑張ります!星名さんのためにっ」と答える今日子・・・すっかり洗脳されています。
星名の衝撃の過去とは?
実は星名は、とても悲しい過去の持ち主でした。
子供のころに整形していた
まだ幼いころ、母親から整形しろと言われます。
たぶんまだ小学生くらいじゃないかな・・・。
一体どういうことかと言うと、
実は、星名は母親と不倫相手の子供だったのです。
その不倫相手によく似た星名のことを父親は憎み、いつも暴力をふるわれていました。
そのため、整形しろと言われたのです。
母親は、自分の保身のため、父親の不興を買わないために、整形しろと言ったのですね。
手術台の上で、「お母さん・・・お母さん!」と泣き叫ぶ星名・・・涙を誘います。
母親は殺人で服役
お母さんは星名が中学生のときに殺人を犯し、服役します。
誰を殺したのかは明かされていません。
しかも最近出所したため、母親の世話代として、300万円を実の姉に請求されます。
口封じの意味も込めて、星名は300万円を渡します。
姉・・・ひどい。実の姉にも利用されてしまっているのですね。
星名こそ「誰からも必要とされていない」と思ってしまっているのかもしれません。
まとめ
[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/29304″]そんな経験から、今日子の「誰からも必要されていない。自分に自信が持てない」という悩みに対して、
自分はもっと壮絶な過去を持ってるぞ、と苛立っているのでしょうか。
それが星名が今日子に執着する原因なのかもしれません。
星名は「人を傷つけることでしか自尊心を満たせない」とてもかわいそうな人なんですよね。
最低な人間ではありますが、どうか星名も救われるような展開になって欲しいなぁと願います!