12月16日(土)夜10時からテレビ朝日で放送されるスペシャルドラマ「黒薔薇 刑事課強行犯係 神木恭子」。
このドラマは元刑事という異色の作家、二上剛(ふたがみごう)さん原作で、貫地谷しほり(かんじやしほり)さんと岸谷五朗(きしたにごろう)さんの初共演となるミステリードラマです。
元刑事の作家というのも気になりますが、このお二人の共演というのも間違いなし!といったところですね!
さて、どんなドラマなんでしょうか?
実は6月にお亡くなりになった野際陽子さんも出演されているとか・・・?
そんな「黒薔薇 刑事課強行犯係 神木恭子」のキャストやあらすじ、ネタバレもまとめてご紹介します。
黒薔薇の原作者は?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/28179″]原作者の二上剛さんは1949年生まれの元刑事。
ただの刑事ではありません。
暴力犯担当刑事・・・そう!マル暴だったんです!
ご本人曰く、警察内でも暴力団関係者からも怖がられる存在だったとか・・・。
この作品は第2回本格ミステリ『ベテラン新人』発掘プロジェクトで受賞した作品で応募した時の現代は「砂地に降る雨」。
このプロジェクトは講談社と作家の島田荘司さんがタッグを組み、60歳以上を限定とした新たな才能を発掘しよう、といものです。
二上剛さんはこのプロジェクトの受賞作品で作家としてデビュー、今現在2冊の本を出版されています。
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黒薔薇 刑事課強行犯係 神木恭子 (講談社文庫) [ 二上 剛 ]
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ダーク・リバー 暴力犯係長 葛城みずき (講談社ノベルス) [ 二上 剛 ]
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「陸王」の池井戸潤さんも元銀行マン。
「陸王」でも銀行マンがキーマンとして登場していますが、「半沢直樹」はそのまんま銀行が舞台でしたね。
元マル暴が書いた「黒薔薇」、どんな内容なのか気になりますね!
黒薔薇のストーリーは?
[https://dorama-netabare.com/archives/2939]まずは予告動画をどうぞ( ´ ▽ ` )ノ
引用元 https://www.youtube.com/watch?v=0ZRclDmsyoo
あらすじはこうです。
図らずも所轄署刑事課強行犯係に配属された女性刑事が、少々粗っぽいがやり手のベテラン刑事に次第に認められ、コンビを組んで殺人事件を担当。複雑な謎を解き明かすうちに、警察官だった父親の死の真相を知ることになり、やがては警察組織の闇までをも浮かび上がらせていきます。
その全てのカギを握るのが、黒い薔薇を好む凛とした老婦人。事件解決のため、巨大な権力に押しつぶされ命を落とした人々のため、そして父親の復讐のため、2人の刑事は警察官としては取ってはならない手段で最後の戦いに挑みます。
警察組織の闇?
とってはならない手段?
元刑事がどこまで警察の闇を描いているのか、ワクワクしますねぇ〜!
黒薔薇のキャスト一覧は?野際陽子出演にツイッターの反応は?
ストーリーも気になりますが、キャストも気になります。
どんなキャストなんでしょうか?
神木恭子(かみき・きょうこ)貫地谷しほり
東京臨海署刑事課強行犯係刑事。
交番の巡査から刑事として赴任するが、本人は婦警のままでいたかったと思っている。
剣道の腕前は全国大会で上位に入るほど。
亡くなった父親もまた刑事だった。折原圭作(おりはら・けいさく)岸谷五朗
東京臨海署刑事課強行犯係主任刑事。
気性は荒いが頭脳派でするどい観察力を持っている現場リーダー。
神木を煙たがるが、だんだん実力を認めるようになる。瀬名靖史(せな・やすふみ)中村俊介
警視庁刑事部長。
東大法学部卒のキャリア組で、父も元やり手の刑事。
些細なことも把握したがる完璧主義者。矢野順一(やの・じゅんいち)西岡德馬
東京臨海署刑事課強行犯係係長。
折原の直属の上司で、折原からは絶大の信頼を得ている。槙 春彦(まき・はるひこ)吹越 満
東京臨海署刑事課強行犯係刑事。
気安く神木の方を叩いたりして嫌がられているが、何を考えているのかわからない部分がある。安本恒吉(やすもと・つねきち)でんでん
自称元大工。
孫娘が殺されたと訴えるも、酒に酔っていたため相手にされず、仕方なく神木が名刺を渡す老人。神木綾子(かみき・あやこ)丘みつ子
神木恭子の母親。
神木に頼まれて安本の孫リサを預かり、リサの心を開いていく。乾 茂美(いぬい・しげみ)野際陽子
安本の妻の姉。
殺人犯義男の母親で、暴力をふるわれたことから安本に夫の殺害を依頼する。
元銀座のクラブのママ。瀬名英一郎(せな・えいいちろう)津川雅彦
瀬名靖史の実父でノンキャリアから警察署の署長まで登りつめた。
退官後は天下りを繰り返し、大手ゼネコンの役員になっている。
かつての神木の父親の上司。
引用元 http://www.tv-asahi.co.jp/kurobara/
[https://dorama-netabare.com/archives/25248]出ましたねぇ!
実に・・・実にクセもの、いや実力派の大物が揃いました!
野際陽子さんと津川雅彦さんがいると私はついつい「サラリーマン金太郎」を思い出してしまいます。古くてゴメンなさいm(_ _)m
野際陽子さんといえば、残念なことに今年6月にお亡くなりになっています(T . T)
ということは撮影はずいぶん前にされているんですね、きっと。
ツイッターでも野際陽子さんの出演が話題となっているようです。
[https://dorama-netabare.com/archives/9834]野際陽子さん出演してるのか…見たいね。 > ドラマスペシャル 黒薔薇 刑事課強行犯係 神木恭子
明日テレ朝でやる2時間ドラマ「黒薔薇」に野際陽子さん出演するんですね。遺作かもしれないから襟を正してみなければ!
貫地谷しほりちゃん主演の「黒薔薇」に野際陽子さんが出る!これはより念録必須です(๑•̀ㅂ•́)و✧
なぜそんな前に撮影していたのか?疑問の声が上がっています。
テレ朝で貫地谷しほりさん主演のスペシャルドラマ「黒薔薇」の予告が流れたけども、野際陽子さん出てらっしゃるのね。どうやら撮影自体はだいぶ前みたい??
野際陽子!?「黒薔薇」って言うサスペンスのCM見たんだけど、これ撮影したの随分前なんだ?
どうしてこんなに前に収録していたのか?
ご存知の方がいらっしゃいました(^ ^)
渡瀬恒彦の追悼番組のせいで放送延期になったドラマ『黒薔薇 刑事課強行犯係 神木恭子』が未だに放送されてないけど出演者の野際陽子は既に亡くなってるぞ
あ、そうか。渡瀬さん追悼番組のために放送延期となっていた『黒薔薇』には野際陽子さんが出ていたのか。早いところ放送して欲しいなあ。
野際陽子さん出てたのね。。 延期した理由は分かっていたけれど…それでももっとはやくに放送してほしかったな😢
放送延期になってた黒薔薇、今週土曜日放送される\( ˆoˆ )/3月に亡くなられた渡瀬恒彦さんの追悼番組で延期になったけど、おみやさんで渡瀬さんの最後の相方だった貫地谷しほりちゃん主演で、9係で渡瀬さんと共演してて6月にお亡くなりになった野際陽子さんも出演…縁を感じる
そうだったんですね(T . T)
本来は2017年3月に放送予定でしたが、渡瀬恒彦さんの追悼番組があったので延期になっていたようです。
撮影時期については調べてもわかりませんでしたが、2015年に腫瘍摘出手術をしていて、「やすらぎの郷」の撮影が2016年秋から始まっているので、恐らくその頃ではと思います。
素晴らしい俳優さんが亡くなっていくのは、実に寂しいことです。。。
黒薔薇のネタバレは?
[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/9832″]ではネタバレをご紹介しましょう。
東京臨海署刑事課強行犯係に新しく配属された神木(貫地谷しほり)はやる気がない女性刑事。
そのとき刑事課はビル清掃会社の社長殺害事件で忙しいとき。
一方新人女性刑事など邪魔だと思っているのが、主任刑事の折原(岸谷五朗)。神木が偶然知り合った安本(でんでん)から孫で19歳のリサ(松尾薫)が失踪、ノミを盗んだ甥っ子の義男(阿部進之介)が連れ去ったに違いない、と連絡が入る。
そして今捜査中のビル清掃会社の殺された社長の傷跡とノミの刃型が一致!
それを突き止めた神木を折原は認め、コンビで捜査をするようになります。捜査の末、義男は刑務所で知り合った山野井と一緒にいることがわかり、その現場に向かいますがそこには山野井の遺体が。
そこにいた義男はリサを人質に逃亡しようとしますが、結局逮捕されます。
ですが折原は逮捕現場での刑事たちの行動は、正当防衛で義男を殺そうとしたように思えました。
一方行くあてのないリサを保護し実家の母に世話を頼んだ神木は、リサから大変な事実を聞くことになります。
引用元 http://www.tv-asahi.co.jp/kurobara/
これからまた死体が出てくることになります。
ひとつは安本(でんでん)の妻。
そして茂美(野際陽子)の夫!
安本は茂美に頼まれ暴力を振るう夫の殺害を依頼され実行しますが、妻に見つかってしまい殺してしまいます。
茂美はどうやらある刑事に色仕掛けをして犯行を見逃してもらっていたようです。
その刑事とは?
安本が言うには、なんとあろうことか神木の父親!
ですが神木の父親の上司はなんと瀬名刑事部長(中村俊介)の父である瀬名英一郎(津川雅彦)だったことがわかります。
義男逮捕のとき、けん銃の携行命令を出したのは瀬名刑事部長。
警察内部の闇が見えてきて、神木の父親の死にも意外な真実が・・・。
神木と折原の「警察官としてとってはならない行動」とはどんなことなのでしょうか?
まとめ
[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/18999″]さて、この「黒薔薇」はフィクションなのでしょうかー?
原作者の二上剛さんはインタビューにこう答えています。
エピソードのほとんどは実体験に基づいています。そのうえで、その体験を誇張して、よりおもしろくしようと考えています。
どんな実体験があって、どこからがデフォルメなのか・・・。
さらにそのインタビューでこのように語っています。
次回作に、と考えているアイディアはたくさんあるんです。『黒薔薇』の主人公、神木恭子を生かせれば、と楽しみにしています。
引用元 http://kodansha-novels.jp/1503/futakamigo/
おや?もしかしたらシリーズ化されるのかもしれませんね。
どんな2時間ドラマなのか、とても楽しみです!