2004年に米倉涼子さん主演でドラマ化された松本清張の名作『黒革の手帖』が13年ぶりによみがえることになりました!
主人公の原口元子が横領金と黒革の手帖を武器に大物達から金を巻き上げ、のぼりつめていく姿が爽快なドラマです!
主演はなんと若干23歳の武井咲さんです!
今回は新ドラマ『黒革の手帖』の『キャスト一覧』と『米倉涼子主演作との比較』についてまとめてみました!
黒革の手帖のキャスト一覧とは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/18547″]それでは気になる『黒革の手帖』のキャスト一覧を見ていきましょう!
2017年度版のキャストさんの下に、2004年度版(米倉涼子主演作)のキャストさんも記載してあります!比較してたのしんでみてください。
原口元子(はらぐちもとこ)役
派遣社員だったが、多額の横領金(1億8千万円!)と借名口座のメモを記した黒革の手帖を盾に銀座にクラブをオープン、要人と渡り合って『銀座の女王』にのぼりつめていく!
2017年度版 キャスト:武井咲(たけい えみ)23歳
2004年度版 キャスト:米倉涼子(よねくら りょうこ)当時29歳
武井咲さんは、全日本国民的美少女コンテストでモデル部門賞とマルチメディア賞をダブル受賞して芸能界デビューを果たされています。
2011年の“月9”ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』(フジテレビ系)(戸田恵梨香&三浦春馬ダブル主演)で“月9”初出演を果たしたことをきっかけに大ブレイクして本格的に女優業に専念することになります。
個人的な意見ですが、このドラマのミステリアスな美少女の役柄は武井咲さんによく合っていたと思います。
最近ではドラマ「せいせいするほど、愛してる」のヒロイン・未亜役や、現在放送中の月9ドラマ「貴族探偵」でのメインキャストの女探偵役など、まさに引っ張りだこの人気女優といった印象です!
武井咲さんはまだ23歳で、史上最年少でヒロイン・元子を演じることになりました。(役柄の設定は25歳ですが)
2004年版『黒革の手帖』では当時29歳の米倉涼子さんが迫力ある艶やかな元子を演じたと高く評価されているだけに、武井咲さんのプレッシャーは相当のモノだと推察できます!
武井咲さん自身も「年齢と役柄が合ってないように見られちゃうと嫌」とおっしゃっていて、役作りのために銀座にも足を運んで勉強されるとのことです!
武井咲さんの「役作り」は応援したいですね!
山田波子(やまだなみこ)役
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仲里依紗:テレビ朝日ドラマ初出演 「黒革の手帖」で武井咲のライバルホステスに https://t.co/gFYhhrnXv2 pic.twitter.com/EtpeFlutS5
— MANTANWEB (まんたんウェブ) (@mantanweb) 2017年6月12日
元子とは東林銀行で同僚だった派遣社員で、彼女に誘われ夜の世界へ入り、のちに元子のライバルとなっていく
2017年度版 キャスト:仲里依紗(なか りいさ)27歳
2014年度版 キャスト:釈由美子(しゃく ゆみこ)当時27歳ぐらい
仲里依紗さんは少女漫画『ちゃお』(小学館)に掲載されていた『シンデレラコレクション』という漫画の主人公に似ている女の子を探す「ニーナをさがせ!!モデルオーディション!!」に仲里依紗さんの妹さんが写真を送って、仲里依紗さんが特別賞を受賞したことがきっかけで芸能界入りを果たしました。
確かに顔立ちもボディもアニメっぽい雰囲気ありますものね~!
その後、アニメ映画『時をかける少女』の主人公の声を担当して、映画『時をかける少女』でも主人公を演じます。
ドラマデビューは『マイ・ボスマイ・ヒーロー』(2006年)です。
『ヤンキー君とメガネちゃん』『任侠ヘルパー』『ラッキーセブン』『きょうは会社休みます。』など話題作に出演されています!
仲里依紗さんと言えば、その形の綺麗なおっぱいでも有名で、映画『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-』ではゼブラクイーン / 相原ユイを演じ、その時のおっぱいを強調した胸の谷間がはっきり見える衣装が話題になりました!
女の私から見ても魅力的なボディの持ち主です!とにかくセクシーです!
そんな仲里依紗さんですが、現在絶賛放送中のドラマ「あなたのことはそれほど」ではあえて色気を封印して、地味でコワい専業主婦を熱演中です!
最初は『ミスキャスティング?!』の声もあったのですが、上手に演じておられてびっくりしました~!演技の幅が広がられたと思います!
主人公・元子のライバル山田波子役は仲里依紗さんにぴったりとしか言いようがありません!
2004年度版の釈由美子さんの山田波子も滅茶苦茶色っぽかったですが、仲里依紗さんの色気も半端ないですからね!
波子はとにかく気が強い女の役柄ですが、この点でも仲里依紗さんはナイスキャスティングだと思います!
楢林 謙治(ならばやしけんじ)役
楢林クリニックの院長。コツコツためた裏金で総合病院を経営。
2017年度 版キャスト:奥田英二(おくだえいじ)67歳
2004年度版 キャスト:小林稔侍(こばやしねんじ)当時64歳ぐらい
子どもの頃から「銀幕のスターになりたい」という夢をお持ちで、俳優・故 天知茂氏の付き人になられます。1979年日活「もっとしなやかに もっとしたたかに」(藤田敏八監督)の主役に抜擢されて本格的に俳優活動を開始されます!
若い頃の奥田英二さんと言えば、今で言う『イケメン』の役が多かったように記憶しています。そして何かと女性関係にだらしない役柄も多かったです(笑)そんな奥田さんももう67歳になられたのですね~!
最近の奥田英二さんはNHKドラマ「運命に似た恋」で、自分の愛弟子をゴーストに仕立て上げて最後は闇に葬ってまでも、地位や権力にしがみつく芸術家役を狂気たっぷりに演じておられました。
自分の息子が病気で早くに亡くなって心を病んでいたので同情の余地はあるにしろ、すごいインパクトのある役どころでした^_^;
また、ドラマ「大貧乏」では金の亡者の元・社長役を大好演!とにかくサイコパスな権力者を演じるのがお上手です!
奥田英二さんは、2004年度版の楢林 謙治役の小林稔侍さんの年齢を追い越したんですね!
小林さんもダークな魅力全開でしたが、奥田さんもそういった点では負けてはいません(笑)
楢林 謙治役をきっと魅力たっぷりに演じてくれることでしょう!
橋田 常雄(はしだつねお)役
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橋田メディカルゼミナール理事長。裏口入学斡旋で巨額の富を得る。
2017年度版 キャスト:高嶋政伸(たかしま まさのぶ)50歳
2004年度版 キャスト:柳葉敏郎(やなぎば としろう)当時44歳ぐらい
高島政伸さんと言えば、父親は高嶋忠夫、母親は元・タカラジェンヌの寿美花代という、いわゆる二世俳優のサラブレッドでいらっっしゃいます。
兄の高島政広さんも同じく俳優としてご活躍です!
若い頃はいわゆる純粋な好青年の役どころが多かった高嶋政伸さんですが、現在では『怪優』と呼ばれるようになり、強烈なインパクトを残されています。
最近では月9ドラマ『カインとアベル』で、成績優秀な長男ばかり贔屓して無能な次男には無関心な父親役を熱演されていました。
もう『お父さん役』がぴったりな年齢になられたのですね~^_^;
また深夜ドラマ『女囚セブン』では次期総理大臣の呼び声も高い法務大臣で、現総理をも陰で操る政界の実力者・内藤裕次郎役を演じられました。
最後の土下座が話題になりましたよね~^_^;
脂っこくねちっこい橋田常雄役を、2004年度版の柳葉敏郎さんは上手に演じていたと思います。
元子をみつめる目とか手を握って口説く様子とか・・・とにかく爬虫類みたいな気持ち悪さがありました~^_^;
しかし!高嶋政伸さんも『変態』の演技が上手と評判です(笑)
最近はいわゆる『大物』を演じる機会が増えた高島さんの橋田常雄役は非常に楽しみです!
安島 富夫(やすじま とみお)役
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政治家を志し、みずからの野望のためになりふり構わずのし上がってきたものの、元子と出会ったことで運命が狂い始めてしまう衆議院議員秘書
2017年度版 キャスト:江口洋介(えぐち ようすけ)49歳
2004年度版 キャスト:仲村トオル(なかむら とおる)当時39歳ぐらい
江口洋介さんは1987年の映画『湘南爆走族』で主人公・江口洋助役に抜擢されて有名になります!
おなじ「えぐちようすけ」だったのですね~^_^;
しかも江口洋介って本名なんですね。
出演作品は「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」「ひとつ屋根の下」「ランチの女王」「救命病棟24時」「アンフェアthe movie」など数え切れません。
甘いマスクと確かな演技力にも定評があります!
最近ではドラマ「はじめまして、愛しています。」でのダジャレ好きの優しい父親役が面白かったです!
また「オトナ女子」での変わり者の脚本家・高山文夫役がすごくかっこよくてツイッターでも話題になりました!
さすが年を重ねられてもイケメンは健在ですな~( ̄▽ ̄)
安島役は大人の色気もある江口さんにぴったりなのですが・・・武井咲さんとの親子ほどもある年齢差が気になります!
だって・・・23歳(武井咲)と49歳(江口洋介)って!!!犯罪では(>_<)
2004年度版の仲村トオルさんキャストの安島は、かっこよすぎてしびれあがるレベルでした!米倉涼子さんとの息がばっちり合っていたと思います!
江口さんには、私の中で最高キャスティングと思った仲村トオル=安島富夫を塗り替えて欲しいです!
その他の出演キャスト
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/18596″]村井亨役:滝藤賢一
元子と波子が働く東林銀行世田谷北支店の次長
牧野役:和田正人
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/20637″]夜の世界に足を踏み入れた元子が通う美容室のオネエな店長
島崎すみ江役:内藤理沙。
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/21025″]料亭の仲居で、のちにホステスになる
岩村叡子役:真矢ミキ
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/20674″]元子が最初に働く銀座のクラブ『燭台』のママで元子をホステスとして育てる
中岡市子役:高畑淳子
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/20926″]楢林クリニックの看護師長で院長の愛人でもある
現在大人の土ドラ『屋根裏の恋人』での演技も絶賛されております!
長谷川庄治役:伊東四朗
政財界のフィクサー
まとめ
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/18290″]2017年度版『黒革の手帖』の豪華キャスト陣をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
個人的には、確かに武井咲さんが若すぎることは気になるのですが、それ以外はなかなかのナイスキャスティングではないかと思いました。
これは武井咲さんの、『化け方』いかんによってはかなり見応えのある濃厚なドラマに仕上がるのではないかと期待します!
プレッシャーが物凄いとのことですが、負けずにがんばってほしいと思っています!