黒革の手帳の意味とは?ドラマ化された名作のあらすじのネタバレも

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不朽の名作の小説としても知られ、今までに何回もリメイクされているドラマ『黒革の手帖』2017年度版として帰ってきます。

そこで今回は、いま一度『黒革の手帖』をおさらいするべく意味やあらすじなどをまとめていきたいと思います。

 

目次

黒革の手帖の意味とは?

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そんなドラマ『黒革の手帖』ですが、原題にもなっている「黒革の手帖」とは一体何なんでしょうか?

著者の松本清張氏は、宝石商が顧客とその売買記録を記した手帳が「黒革の手帖」だったことからヒントを得て、この小説を書いたとされていますが・・・

ドラマ『黒革の手帖』の序章の舞台は、主人公の原口元子が務める銀行です。結論で言えば、元子は銀行の金を横領し、銀座でクラブのママとして客として来店する各界の大物との駆け引きでのし上がっていくというストーリーなのですが、元子が動くきっかけとなったのが「黒革の手帖」でした。

では「黒革の手帖」には、何が記されていたのでしょうか?

その内容は、銀行が脱税者(悪徳な富裕層)のために作った架空口座と預金者名義のデータを書き写した物です。

元子は、この「黒革の手帖」を取引条件にして、銀行から横領の事実をもみ消すことに成功し、その後も「黒革の手帖」を上手く利用し厳しい夜の世界で生き残りを賭けた駆け引きが行われていきます。

 

黒革の手帖のあらすじとは?

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原作の『黒革の手帖』は、『週刊新潮』で連載され、その後1980年に単行本化されています。

ドラマ版のあらすじやストーリーは、その時代背景や世相などを反映して、原作とは微妙に違う形になっていますので、改めて不朽の名作である原作のあらすじもご紹介しておきましょう。

前述もしていますが、主人公の原口元子は銀行に勤める地味なOLとして働いていました。

元子は、銀行で働く自分の地位を利用し、コツコツと横領を繰り返します。そんな中で手にしたのが、銀行で扱っている架空名義の口座の預金者リストでした。

元子は、そのリストを「黒革の手帖」に書き写し、銀行の幹部と取引に利用することで横領の事実を隠蔽することに成功するのでした。

大金を手にした元子は銀行をやめ、かねてからアルバイトをしていた夜の世界へ…。

そして、横領した金を元手に銀座でクラブを経営するのですが、目前には数々の試練が襲いかかります。

しかし元子はそんな試練をまたもや「黒革の手帖」で解決していきます。

その後も試練が起こるたびに「黒革の手帖」のリストに載っている大物脱税者を次々に手篭めにしていくのですが・・・。

 

 

黒革の手帖とは?

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今では、悪事の帳簿の代名詞ともなっている『黒革の手帖』ですが、先日最終回を迎えたテレビ朝日『女囚セブン』の中でも、政治献金や裏金の動きを記した記録として「黒革の手帖」の名前が出てきましたね。

『女囚セブン』では、実在の手帳ではなく、現代ドラマらしくクラウドデータとしての存在だったので少し意味合いが違いましたが、もしかしたら『黒革の手帖』の放送に合わせた伏線だったのかもしれませんね。

 

まとめ

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今回人気ドラマ『黒革の手帖』が2017年度版にリメイクされるということで、原作のあらすじや「黒革の手帖」についてまとめてみました。

今回は、大人気だった米倉涼子(よねくらりょうこ)さんから主演の座を引き継いだ武井咲(たけいえみ)さんの話題で持ちきりにはなっていますが、ストーリー自体は折り紙つきなので、後は武井さんが米倉さんの原口元子をどこまで払拭できるかという所にかかっているでしょう。

良くも悪くも、放送開始前から話題沸騰しているだけに放送が待ち遠しいですね。

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