センチメンタルダイナ作詞家は野川香文!歌詞の意味とは?

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朝ドラ「ブギウギ」は福来スズ子の移籍騒動の中、羽鳥善一と藤村薫が「センチメンタルダイナ」を制作!笠置シヅ子さんも歌った楽曲「センチメンタル・ダイナ」の作詞作曲、そして作詞家の野川香文さんについて、そして歌詞の意味についてもご紹介します。

目次

センチメンタルダイナとは?ブギウギで藤村薫と羽鳥善一が作詞作曲

福来スズ子の日宝の移籍はどうなる?給料の実話についても

NHK連続テレビ小説・朝ドラ「ブギウギ」第7週「義理と恋とワテ」では、歌手として成長しつつある主人公の福来スズ子(趣里)が、梅丸楽劇団から日宝へ引き抜きの話が出て、迷う姿が描かれています。

義理と人情が大事なのか?母親の病気の話を聞いたこともあり、お金も大事です。そして、恋心も♪なかなか難しい選択を迫られていますね。

恋する松永(新納慎也)からの引き抜きの話に悩み、梅丸にも知られることになり大騒動になってしまった鈴子は、梅丸に引き抜かれないように軟禁される!?という状況に。

しかし逃げ出した鈴子がついに松永に「好き」であることを告白したのですが、玉砕((+_+))

そんなスズ子が下宿に帰るとそこに待っていたのは、羽鳥善一(草剛)と藤村薫(宮本亞門)でした。

スズ子(趣里)は、羽鳥善一(草彅剛)と藤村薫(宮本亞門)からスズ子のための新曲「センチメンタル・ダイナ」が披露され、早くスズ子に歌ってほしいと言われる。しかし、梅丸にも日宝にも義理を欠いた行動をしてしまったと感じているスズ子は、自分にはこれ以上歌う資格がないと感じていると伝える。一方、秋山(伊原六花)は、中山(小栗基裕)から公私共にパートナーになるべきだと、プロポーズの返事を迫られていた。

引用元:ヤフーテレビ

11月16日の放送では、鈴子が苦労して歌い上げた「ラッパと娘」に続き「センチメンタル・ダイナ」という新たな楽曲が登場します!

「ラッパと娘は」羽鳥善一が作詞作曲を手がけましたが、今回の「センチメンタル・ダイナ」は作曲善一を羽鳥、作詞を藤村薫が手がけます。

藤村を演じるのは宮本亞門さんですね。

実は「センチメンタル・ダイナ」も、「ラッパと娘」に引き続き、この作品のモデルとなった歌手・笠置シヅ子が実際に歌った楽曲なんですよね。

以降で詳しく「センチメンタル・ダイナ」についてご紹介します!

センチメンタルダイナ作詞家は野川香文!歌詞の意味は失恋の歌?

コロンコロンレコードのモデルは日本コロムビアで笠置シヅ子が専属に!

センチメンタルダイナの作詞作曲は誰?

「センチメンタル・ダイナ」とは、1940年に笠置シヅ子さんが実際に世に送り出した楽曲です。

作詞は野川香文(のがわ・こうぶん)、作曲は服部良一(はっとり・りょういち)が手がけました。

皆さんご存じだと思いますが、服部良一さんは、草彅剛さんが劇中で演じている羽鳥善一のモデルとなっている作曲家です。

「別れのブルース」「東京ブギウギ」「青い山脈」「銀座カンカン娘」などが有名ですね。

笠置シヅ子さんとタッグを組んで多くのヒット曲を世に送り出しています。

ドラマでは茨田りつ子が歌っていた、淡谷のり子さんの「別れのブルース」も服部良一さんが作ったが楽曲ですね。

センチメンタルダイナ作詞家の野川香文とは?

野川香文さんは1904年生まれで服部良一さんが1907年生まれなので、3歳年上で、ほぼ同世代のお二人。

日本におけるジャズ評論の草分け的な人物で、ジャズの専門誌で執筆を行うなど、日本でのジャズの普及に尽力された人物として知られています。

1930年初頭ごろから大井蛇津郎(大いにジャズろうという当て字)というペンネームで、新聞にジャズ評論をしていました。

作詞家というよりも、評論家としておもに活動されていたとのこと。

作詞で有名なのは、他にも淡谷のり子の代表作「雨のブルース」などです。

笠置シヅ子の楽曲の作詞はこの「センチメンタル・ダイナ」のみでした。

劇中に登場する宮本亞門さん演じる藤村薫は、この野川香文さんがモデルかもしれません。

作詞家・藤村薫のモデルは野川香文?ブギウギで宮本亞門が演じる!

歌詞の意味とは?失恋の歌?

「センチメンタル・ダイナ」の気になる歌詞ですが、以下のリンクから確認することが出来ます!

https://www.uta-net.com/song/91191/

気になる歌詞の意味ですが、ダイナという言葉が多数登場し、おそらく「ダイナ」という名前の、女性の名前ではないかと思います。

センチメンタルとは「感傷的な、情にもろい」という意味なので、失恋したダイナという女性を応援しているようにも解釈できます。

歌詞の中でも「涙」「微笑み消えた」と元気がない様子がわかります。

「恋になやむ乙女」ともありますので、失恋でなくても、恋に悩み、ネガティブな感情を持っている女の子の応援歌かもしれませんね。

劇中では、スズ子が松永に失恋しているので、ダイナ=スズ子というイメージで作られた楽曲になっていると思います。

勝手な私の想像ですが(;^_^A

センチメンタルダイナと笠置シヅ子の移籍は関係してる?

ドラマでは、日宝に移籍しようとしていた鈴子を引き留めるために、羽鳥善一が必死に作った曲が「センチメンタルダイナ」でした。

このエピソードは実話なのでしょうか?

笠置シヅ子さんもズス子のように、移籍騒動があったんです。スズ子の移籍騒動はほぼ実話です。

笠置シヅ子さんは、東京の梅丸楽劇団のモデルと思われる松竹楽劇団の演出家だった、益田貞信さんは、松竹を退団した後、東宝に移籍していました。

益田貞信さんはもちろん、松永大星だと思われます。♪

松永大星のモデルは演出家の益田貞信!ブギウギで新納慎也演じる

この東宝がドラマの日宝のモデルですね。

そして、1939年に益田貞信さんから移籍の打診を受けた笠置シヅ子さん。

そしてドラマと同様に、笠置シヅ子さんは当時、益田貞信さんに淡い恋心を抱いていたこともあり、また母親のうめさんが闘病中で両親への仕送りを増やしたいと言う思いもあり、松竹よりも高額な給料を提示されて揺れたようです。

しかし、松竹の幹部に引き抜きの話がバレてしまい、激怒。笠置シヅ子さんは、松竹創業者の大谷竹次郎の娘婿の歌劇部長だった大谷博に呼び出されて怒られて、大谷家が持っていた葉山の別荘になんと軟禁状態に。

ドラマでは逃げ出した鈴子でしたが、なんと軟禁されてしまった笠置シヅ子。肝心なところが実話とは違っていたんですね(^^;

そんな笠置シヅ子さんを助けたのが、羽鳥のモデルとなった服部良一さん。

笠置シヅ子さんが自分にとってなくてはならない歌手だったことから、服部さんは時間をかけて奔走したことから、松竹と東宝との間に金銭的な解決がとられて、笠置シヅ子さんが松竹に残ることになり、コロンビアレコードの所属歌手となることになった笠置シヅ子さん。

その後に1939年に「ラッパと娘」、そして1949年に「センチメンタルダイナ」でレコードデビューすることになります。

ただ、笠置シヅ子さんについて調べてみたのですが、移籍騒動の笠置さんを引き留めるために、「センチメンタルダイナ」を制作したと言う話は出てきませんでした。ドラマのオリジナル展開だと思われます。

センチメンタルダイナへがブギウギ登場に視聴者の反響は?

そしてSNS上ではすでに「センチメンタル・ダイナ」が登場することへの反響の声が上がっていましたので、いくつかご紹介します。

笠置シヅ子の歌は「東京ブギウギ」は知っているんですが、正直私は「ラッパと娘」も「センチメンタル・ダイナ」も知りませんでした(;^_^A

しかし、初期の名曲としてかなり有名な楽曲みたいですね。

私も「センチメンタル・ダイナ」実際に聞いてみたのですが、当初は落ち着いて曲調ですが、後半に向けて盛り上がっていく感じが印象的でした。

「ラッパと娘」の歌唱も素晴らしかったので、劇中で趣里さん演じるスズ子が「センチメンタル・ダイナ」をしっとりと歌い上げる姿も期待できそうです(^^♪

 

センチメンタルダイナ作詞家は野川香文まとめ

羽鳥善一【はとりぜんいち】のモデルは?『ブギウギ』で草彅剛が服部良一を演じる!

今回は「ブギウギ」でスズ子が歌う「センチメンタル・ダイナ」についてご紹介しました。

モデルとなった笠置シヅ子が実際に歌っている楽曲で、作詞は野川香文、作曲は服部良一が手がけました。

「ダイナ」という女性が、失恋したもののそれを応援するような歌詞になっているのでは?と個人的には思いました。

第7週「義理と恋とワテ」でスズ子が新たに歌う楽曲「センチメンタル・ダイナ」を是非皆さんご期待ください!

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