作詞家・藤村薫のモデルは野川香文?ブギウギで宮本亞門が演じる!

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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で宮本亞門さん演じる天才的な作詞家・藤村薫(ふじむらかおる)が登場します実在モデルは誰なのでしょうか?朝ドラ「ブギウギ」の藤村薫の実在モデルは楽曲が「センチメンタル・ダイナ」の作詞家の野川香文さんなのか?についてご紹介します。

目次

藤村薫のモデルはセンチメンタル・ダイナの作詞家?

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ブギウギで作詞家・藤村薫とは?ネタバレとは?

NHK連続テレビ小説「ブギウギ(ぶぎうぎ)」で、趣里(しゅり)さん演じるヒロインのスズ子(すずこ)は、梅丸楽劇団旗揚げ公演で、見事に「ラッパと娘」を歌い上げ、スウィングの女王となりました!

スズ子のモデルは笠置シヅ子(かさぎしづこ)さん。そしてスズ子をジャズ歌手として目覚めさせた、羽鳥善一(草彅剛)のモデルは服部良一さんです。

これから羽鳥善一は、スズ子に天才的な作詞家を紹介します。

それは宮本亞門(みやもとあもん)さんが演じる藤村薫(ふじむらかおる)です。

藤村薫(宮本亞門)

破天荒な天才作詞家。羽鳥に依頼され、スズ子の新曲の作詞をする。

引用元 NHK公式サイト

スズ子は松永(新納慎也 )からライバル会社への移籍を勧められます。

その話が社内に広まり、羽鳥と藤村がスズ子のために曲を作りました。

羽鳥はスズ子を留まらせたくて、必死で曲を作り上げます。

こうしてできた曲が「センチメンタル・ダイナ」♪

「ダイナ 淋しい瞳に ほほえみは消えて涙さえうるむ
ネー ダイナ 若い娘は いつもほがらかに 希望にもえて
くよくよするのは やぼな娘よ」

(以下省略)

という歌詞です。

藤村薫のモデルはセンチメンタル・ダイナの作詞家?

この歌詞を藤村薫が書き上げましたが「センチメンタルダイナ」笠置シヅ子さんが歌った実在する歌です。

史実ではこの曲の作詞家は野川香文さん!ということは、藤村薫のモデルはセンチメンタル・ダイナの作詞家の野川香文さんなのでしょうか??

でも藤村薫という名前に対し、羽鳥善一が服部良一に比べると、名前が違い過ぎる?

本当に藤村薫のモデルなのでしょうか?

作詞家・藤村薫のモデルは野川香文か藤浦洸?

服部良一の妻は宮澤万里子!ブギウギで羽鳥の妻のモデル!

藤村薫(宮本亜門)のモデルを探すため、実際に笠置シヅ子さんに詩を提供した、天才的な作詞家をみていきましょう!

朝ドラ「ブギウギ」で藤村薫についてわかっているのは、天才的な作詞家で、羽鳥善一(草彅剛)とともにスズ子(趣里)に楽曲を提供していること。

そしてその楽曲のひとつが「センチメンタル・ダイナ」!

まずは笠置シヅ子さんの松竹楽劇団でのデビュー曲は、「ブギウギ」で披露された「ラッパと娘」です。

趣里さん、踊りも歌も凄かったですよね~(≧∇≦)

この楽曲は、作詞も作曲も羽鳥善一のモデル、服部良一さんでした。

そして2曲目が野川香文さん作詞の「センチメンタル・ダイナ」です!作曲はドラマと同じで服部良一さんでした。

野川香文(のがわ こうぶん)

野川香文さんは1904年生まれ。服部良一さんが1907年生まれなので、3歳年上になります。

野川香文さんは作詞家というより、評論家としておもに活動されていたようです。

日本におけるジャズ評論の草分け的な人物。

「センチメンタル・ダイナ」は1940年の作品ですが、野川香文さんは1930年初頭から、大井蛇津郎(大いにジャズろうという当て字)というペンネームで、新聞にジャズ評論をしていました。

1950年代から、ジャズの専門誌で執筆。日本でのジャズの普及に尽力された人物です。

作詞で有名なのが、淡谷のり子さんの代表作「雨のブルース」♪

評論の他にも作詞や訳詞、レコード制作などもされていたそうです。

笠置シヅ子さんへの詩の提供は、これ以降見当たりませんでした。

なので、朝ドラ「ブギウギ」藤村薫のモデルの一部であると思われます。

名前も薫=香の一文字が使われています。

ではこれ以降にモデルとなる作詞家はいるのでしょうか?

藤浦洸(ふじむら こう)

藤浦洸さんは1898年生まれ。服部良一さんより10歳ほど年上になります。

藤浦洸さんは作詞家で詩人。実際に笠置シヅ子さんにも、多くの作詞を提供してきました。

名前も藤村薫と、何となく似てますよね・・・って「藤」しか合ってませんが(;^^)

長崎県に生まれた藤浦洸さんは、大学卒業後音楽評論家に師事し、そのご俳優として活動。

1930年からコロムビアレコード文芸部のエドワードの私設秘書になり、ジャズソングの訳詞などをしていました。

1937年に手がけた、淡谷のり子さんの「別れのブルース」が大ヒット♪これも作曲は服部良一さん。

1938年からコロムビア専属の作詞家となり、淡谷のり子さんや美空ひばりさんなどに、多くの詩を提供されています。

笠置シヅ子さんにもたくさんの詩を提供。最初の曲が「アイレ可愛や」でした♪

ほかにはこんな曲が、おふたりによるものです。

さくらブギウギ
ヘイヘイブギー
恋の峠路
博多ブギウギ
あなたとならば
情熱娘
恋はほんまに楽しいわ

などなど。

藤浦洸さんと服部良一さんは、同じころにコロムビア所属していました。

服部良一さんが笠置シヅ子さんに、天才作詞家と紹介する、というのもあり得る話ですよね。

ということで、藤浦洸さんも藤村薫のモデルのひとりだと思います!

鈴木勝(すずき まさる)

鈴木勝さんは、笠置シヅ子さんの代表曲のひとつ「東京ブギウギ」の作詞をされました!

1916年生まれなので、服部良一さんより9歳年下になります。

鈴木勝さんが初めて笠置シヅ子さんに提供したのが「東京ブギウギ」。1947年の作品です。

「東京ブギウギ」以外では、笠置シヅ子さんへの詩の提供はなかったようです。

笠置シヅ子さん以外では、のちに奥様となる池真理子(その後離婚)さんの「スヰング娘」などがあります。

朝ドラ「ブギウギ」では1940年の「センチメンタル・ダイナ」のときに、藤村薫は登場するので、モデルとは違うような気がします。

ですが「ブギウギ」では「東京ブギウギ」も描かれると思うので、もしかしたらこの作詞も、藤村薫になるのかも?と思い、ご紹介させていただきました!

藤村薫役の宮本亜門とブギウギとの驚きの関係とは?

ブギウギ羽鳥の妻役【まり】は市川実和子!現在・今の活動とは?

名前 宮本亞門(みやもと あもん)
生年月日 1958年1月4日
出身地 東京都

引用元 ホリプロ公式サイト

東京銀座で生まれた、演出家の宮本亞門さん。現在65歳です。

銀座生まれって、かなり粋ですよね~(≧∇≦)新橋演舞場の向かいの喫茶店「須川」でお生まれになったそうです。

この喫茶店はご両親が経営されていました。

お母さまは、なんと笠置シヅ子さんの先輩!SKD松竹歌劇団のレビューガールでした!

なんとお美しい(≧∇≦)

その影響で、銀座を中心に舞台や映画に通い詰めていたそうです。

1978年にはミュージカル「シーソー」でダンサーとしてデビュー!意外ですね~。

1984年には振付師としてデビューされ、24歳でダンススタジオをオープン!

その後ロンドンに2年間留学され、帰国後は演出家を目指します。

宮本亜門さんは1987年に演出家としてデビュー。1998年に初監督された『BEAT』が、ヴェネツィア国際映画祭に正式招待されています。

2004 年には東洋人初の演出家として、オンブロードウェイにて 「太平洋序曲」を上演し、トニー賞4部門にノミネート!

ミュージカルやオペラなどのほか、歌舞伎やストレートプレイなど、幅広く演出を手掛けてきました。

ジャンルを超えた演出家として、国内外でご活躍。これまでに演出された作品は、120本を超えています。

コロナ禍の2022年4月、医療従事者やエッセンシャルワーカーに向けた「上を向いて歩こう」プロジェクトを企画し、大きな話題を呼びました。

顔も名前も広く知れ渡っている宮本亜門さんですが、ドラマ出演は今回が初めて!

お母さまのご縁があり、今回の出演となったそうです。宮本亜門さんの演技にも、どうぞご期待ください!

藤村薫のモデルは野川香文のまとめ

羽鳥善一【はとりぜんいち】のモデルは?『ブギウギ』で草彅剛が服部良一を演じる!

朝ドラ「ブギウギ」に、2023年11月11日放送から、藤村薫が登場します!

羽鳥善一が「天才作詞家」と、スズ子に紹介する人物です。

今回はこの藤村薫のモデルについて、考察してみました!

ドラマではスズ子のために、羽鳥善一作曲、藤村薫作詞で「センチメンタル・ダイナ」を作り上げます。

この曲はスズ子のモデル、笠置シヅ子さんの実際の曲です。

この「センチメンタル・ダイナ」を作詞されたのが、音楽評論家としてご活躍された、野川香文さん。

ですがこの楽曲以降、笠置シヅ子さんへの詩の提供が見当たりませんでした。

そこで笠置シヅ子さんのほかの楽曲も調べてみると、多くの楽曲を提供している作詞家のなかに、藤浦洸さんという方がいました。

服部良一さんと同じコロムビアに所属されていて、ブギの名曲などを、いろいろ作詞された作詞家です。

おそらくこの野川香文さんと藤浦洸さんさんのおふたりが、藤村薫のモデルでは?と思いました。

そんな藤村薫を演じるのは、演出家の宮本亜門さん!実はお母さまが松竹歌劇団で、レビューガールをされていて、笠置シヅ子さんの先輩にあたるんだそうです!

それがご縁で今回ドラマ初出演となった宮本亜門さん!

銀座で生まれ、小さなときからいろんな芸術を見てきた宮本亜門さんが、どんな演技をみせてくれるのか楽しみです!

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