NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で宮本亞門さん演じる天才的な作詞家・藤村薫(ふじむらかおる)が登場します!実在モデルは誰なのでしょうか?朝ドラ「ブギウギ」の藤村薫の実在モデルは楽曲が「センチメンタル・ダイナ」の作詞家の野川香文さんなのか?についてご紹介します。
藤村薫のモデルはセンチメンタル・ダイナの作詞家?
ブギウギ羽鳥の息子カツオ役の子役は高田幸季!モデルは服部克久?
ブギウギで作詞家・藤村薫とは?ネタバレとは?
NHK連続テレビ小説「ブギウギ(ぶぎうぎ)」で、趣里(しゅり)さん演じるヒロインのスズ子(すずこ)は、梅丸楽劇団旗揚げ公演で、見事に「ラッパと娘」を歌い上げ、スウィングの女王となりました!
スズ子のモデルは笠置シヅ子(かさぎしづこ)さん。そしてスズ子をジャズ歌手として目覚めさせた、羽鳥善一(草彅剛)のモデルは服部良一さんです。
これから羽鳥善一は、スズ子に天才的な作詞家を紹介します。
それは宮本亞門(みやもとあもん)さんが演じる藤村薫(ふじむらかおる)です。
💃人物相関図・第3弾を公開💃
スズ子が東京の梅丸で出会う新たな人々、東京での生活を取り巻く人々。
個性的なみなさんがブギウギの世界を彩ります。「いいね」や「ブックマーク」をして、放送のお供にしてくださいね!
個性豊かな登場人物たちの活躍をお楽しみに!#ブギウギ #朝ドラ pic.twitter.com/o7dKkdb69H— 朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) November 2, 2023
藤村薫(宮本亞門)
破天荒な天才作詞家。羽鳥に依頼され、スズ子の新曲の作詞をする。
引用元 NHK公式サイト
スズ子は松永(新納慎也 )からライバル会社への移籍を勧められます。
「はい、チョコレート」
とカメラ目線をくださった #新納慎也 さん😊#松永さん は褒めて伸ばすタイプの演出家さんですね。みんなを信じて見守っている様子がとてもステキです。。明日も松永さん登場するかな?どうぞお楽しみに!#ブギウギ pic.twitter.com/iQNgbV7aDB
— 朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) November 9, 2023
その話が社内に広まり、羽鳥と藤村がスズ子のために曲を作りました。
羽鳥はスズ子を留まらせたくて、必死で曲を作り上げます。
こうしてできた曲が「センチメンタル・ダイナ」♪
「ダイナ 淋しい瞳に ほほえみは消えて涙さえうるむ
ネー ダイナ 若い娘は いつもほがらかに 希望にもえて
くよくよするのは やぼな娘よ」(以下省略)
という歌詞です。
藤村薫のモデルはセンチメンタル・ダイナの作詞家?
この歌詞を藤村薫が書き上げましたが「センチメンタルダイナ」笠置シヅ子さんが歌った実在する歌です。
史実ではこの曲の作詞家は野川香文さん!ということは、藤村薫のモデルはセンチメンタル・ダイナの作詞家の野川香文さんなのでしょうか??
でも藤村薫という名前に対し、羽鳥善一が服部良一に比べると、名前が違い過ぎる?
本当に藤村薫のモデルなのでしょうか?
作詞家・藤村薫のモデルは野川香文か藤浦洸?
藤村薫(宮本亜門)のモデルを探すため、実際に笠置シヅ子さんに詩を提供した、天才的な作詞家をみていきましょう!
朝ドラ「ブギウギ」で藤村薫についてわかっているのは、天才的な作詞家で、羽鳥善一(草彅剛)とともにスズ子(趣里)に楽曲を提供していること。
そしてその楽曲のひとつが「センチメンタル・ダイナ」!
まずは笠置シヅ子さんの松竹楽劇団でのデビュー曲は、「ブギウギ」で披露された「ラッパと娘」です。
趣里さん、踊りも歌も凄かったですよね~(≧∇≦)
💃「ラッパと娘」を公開!
放送では未公開のカットも含む特別編集版です!#羽鳥先生(草彅剛)のやりたかったジャズはこれだったんですね…!
振り付けには、趣里さんのアイデアも取り入れられたそうです💃#ブギウギ #ブギウギオンステージフルバージョンはこちらから👇https://t.co/e5XSx1TT5n pic.twitter.com/LvLiAgGq4X
— 朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) November 9, 2023
この楽曲は、作詞も作曲も羽鳥善一のモデル、服部良一さんでした。
そして2曲目が野川香文さん作詞の「センチメンタル・ダイナ」です!作曲はドラマと同じで服部良一さんでした。
野川香文(のがわ こうぶん)
野川香文さんは1904年生まれ。服部良一さんが1907年生まれなので、3歳年上になります。
野川香文さんは作詞家というより、評論家としておもに活動されていたようです。
日本におけるジャズ評論の草分け的な人物。
「センチメンタル・ダイナ」は1940年の作品ですが、野川香文さんは1930年初頭から、大井蛇津郎(大いにジャズろうという当て字)というペンネームで、新聞にジャズ評論をしていました。
1950年代から、ジャズの専門誌で執筆。日本でのジャズの普及に尽力された人物です。
作詞で有名なのが、淡谷のり子さんの代表作「雨のブルース」♪
評論の他にも作詞や訳詞、レコード制作などもされていたそうです。
笠置シヅ子さんへの詩の提供は、これ以降見当たりませんでした。
なので、朝ドラ「ブギウギ」藤村薫のモデルの一部であると思われます。
名前も薫=香の一文字が使われています。
ではこれ以降にモデルとなる作詞家はいるのでしょうか?
藤浦洸(ふじむら こう)
【名曲アルバム × 矢井田 瞳】
曲は
🎶大阪ブギウギ🎶
藤浦洸・作詞
服部良一・作曲
服部隆之・編曲、指揮7(土)午後2:50[総合]#ブギウギhttps://t.co/feHO6YpxIB
▼ごきげん予告動画(1分17秒)▼ pic.twitter.com/cPvHxe1vAm
— NHK広報 (@NHK_PR) October 6, 2023
藤浦洸さんは1898年生まれ。服部良一さんより10歳ほど年上になります。
藤浦洸さんは作詞家で詩人。実際に笠置シヅ子さんにも、多くの作詞を提供してきました。
名前も藤村薫と、何となく似てますよね・・・って「藤」しか合ってませんが(;^^)
長崎県に生まれた藤浦洸さんは、大学卒業後音楽評論家に師事し、そのご俳優として活動。
1930年からコロムビアレコード文芸部のエドワードの私設秘書になり、ジャズソングの訳詞などをしていました。
1937年に手がけた、淡谷のり子さんの「別れのブルース」が大ヒット♪これも作曲は服部良一さん。
1938年からコロムビア専属の作詞家となり、淡谷のり子さんや美空ひばりさんなどに、多くの詩を提供されています。
笠置シヅ子さんにもたくさんの詩を提供。最初の曲が「アイレ可愛や」でした♪
ほかにはこんな曲が、おふたりによるものです。
さくらブギウギ
ヘイヘイブギー
恋の峠路
博多ブギウギ
あなたとならば
情熱娘
恋はほんまに楽しいわ
などなど。
藤浦洸さんと服部良一さんは、同じころにコロムビア所属していました。
服部良一さんが笠置シヅ子さんに、天才作詞家と紹介する、というのもあり得る話ですよね。
ということで、藤浦洸さんも藤村薫のモデルのひとりだと思います!
鈴木勝(すずき まさる)
鈴木勝さんは、笠置シヅ子さんの代表曲のひとつ「東京ブギウギ」の作詞をされました!
1916年生まれなので、服部良一さんより9歳年下になります。
鈴木勝さんが初めて笠置シヅ子さんに提供したのが「東京ブギウギ」。1947年の作品です。
「東京ブギウギ」以外では、笠置シヅ子さんへの詩の提供はなかったようです。
笠置シヅ子さん以外では、のちに奥様となる池真理子(その後離婚)さんの「スヰング娘」などがあります。
朝ドラ「ブギウギ」では1940年の「センチメンタル・ダイナ」のときに、藤村薫は登場するので、モデルとは違うような気がします。
ですが「ブギウギ」では「東京ブギウギ」も描かれると思うので、もしかしたらこの作詞も、藤村薫になるのかも?と思い、ご紹介させていただきました!
藤村薫役の宮本亜門とブギウギとの驚きの関係とは?
ブギウギ羽鳥の妻役【まり】は市川実和子!現在・今の活動とは?
演出家・宮本亞門がミュージカル映画「ウエスト・サイド・ストーリー」を語る(HOMINIS(ホミニス))#Yahooニュースhttps://t.co/6ZpFvRye4s
— 宮本亞門 (@amonmiyamoto) October 26, 2023
名前 宮本亞門(みやもと あもん)
生年月日 1958年1月4日
出身地 東京都
引用元 ホリプロ公式サイト
東京銀座で生まれた、演出家の宮本亞門さん。現在65歳です。
銀座生まれって、かなり粋ですよね~(≧∇≦)新橋演舞場の向かいの喫茶店「須川」でお生まれになったそうです。
この喫茶店はご両親が経営されていました。
お母さまは、なんと笠置シヅ子さんの先輩!SKD松竹歌劇団のレビューガールでした!
NHK朝ドラ「#ブギウギ」#宮本亞門 は人生初のドラマ出演で、作詞家の藤村薫役でデビューします(11/11から)!
亞門母が松竹歌劇団だったことから、このドラマを受けさせて頂くご縁になりました。
ブギウギUSKのモデル、現「OSK日本歌劇団」は、東京に松竹座が出来たことでOSKの一部が移動し(続き)→ pic.twitter.com/qkhfHjKdgx— 宮本亞門 (@amonmiyamoto) November 8, 2023
後の「SKD松竹歌劇団」となります→SKDのレビューガールだった #宮本亞門 の母・宮本須美子は久世蘭子という芸名でした(ブロマイドに1931と記載)。男装の麗人・水の江瀧子とほぼ同期であり、#スズ子(#趣里)のモデル笠置シヅ子は後輩にあたります。#ブギウギ #草彅剛 https://t.co/KqXeISAeac pic.twitter.com/uvdy5GUrGA
— 宮本亞門 (@amonmiyamoto) November 8, 2023
なんとお美しい(≧∇≦)
その影響で、銀座を中心に舞台や映画に通い詰めていたそうです。
1978年にはミュージカル「シーソー」でダンサーとしてデビュー!意外ですね~。
1984年には振付師としてデビューされ、24歳でダンススタジオをオープン!
その後ロンドンに2年間留学され、帰国後は演出家を目指します。
宮本亜門さんは1987年に演出家としてデビュー。1998年に初監督された『BEAT』が、ヴェネツィア国際映画祭に正式招待されています。
2004 年には東洋人初の演出家として、オンブロードウェイにて 「太平洋序曲」を上演し、トニー賞4部門にノミネート!
ミュージカルやオペラなどのほか、歌舞伎やストレートプレイなど、幅広く演出を手掛けてきました。
ジャンルを超えた演出家として、国内外でご活躍。これまでに演出された作品は、120本を超えています。
コロナ禍の2022年4月、医療従事者やエッセンシャルワーカーに向けた「上を向いて歩こう」プロジェクトを企画し、大きな話題を呼びました。
宮本亜門、良いこと言うやん。この上を向いて歩こうの映像、YouTubeにあるかな。#宮本亜門 #クローズアップ現代 pic.twitter.com/eb5HqxpROL
— 前園です✍ (@maesono_copy) April 22, 2020
顔も名前も広く知れ渡っている宮本亜門さんですが、ドラマ出演は今回が初めて!
お母さまのご縁があり、今回の出演となったそうです。宮本亜門さんの演技にも、どうぞご期待ください!
藤村薫のモデルは野川香文のまとめ
羽鳥善一【はとりぜんいち】のモデルは?『ブギウギ』で草彅剛が服部良一を演じる!
朝ドラ「ブギウギ」に、2023年11月11日放送から、藤村薫が登場します!
羽鳥善一が「天才作詞家」と、スズ子に紹介する人物です。
今回はこの藤村薫のモデルについて、考察してみました!
ドラマではスズ子のために、羽鳥善一作曲、藤村薫作詞で「センチメンタル・ダイナ」を作り上げます。
この曲はスズ子のモデル、笠置シヅ子さんの実際の曲です。
この「センチメンタル・ダイナ」を作詞されたのが、音楽評論家としてご活躍された、野川香文さん。
ですがこの楽曲以降、笠置シヅ子さんへの詩の提供が見当たりませんでした。
そこで笠置シヅ子さんのほかの楽曲も調べてみると、多くの楽曲を提供している作詞家のなかに、藤浦洸さんという方がいました。
服部良一さんと同じコロムビアに所属されていて、ブギの名曲などを、いろいろ作詞された作詞家です。
おそらくこの野川香文さんと藤浦洸さんさんのおふたりが、藤村薫のモデルでは?と思いました。
そんな藤村薫を演じるのは、演出家の宮本亜門さん!実はお母さまが松竹歌劇団で、レビューガールをされていて、笠置シヅ子さんの先輩にあたるんだそうです!
それがご縁で今回ドラマ初出演となった宮本亜門さん!
銀座で生まれ、小さなときからいろんな芸術を見てきた宮本亜門さんが、どんな演技をみせてくれるのか楽しみです!