藤山直美(ふじやまなおみ)さん主演のNHK朝の連続テレビ小説・朝ドラ「芋たこなんきん(いもたこなんきん)」が2020年にBSプレミアムの朝に再放送されています。
2006年放送された「芋たこなんきん」ヒロインは花岡町子(はなおかまちこ)でモデルはモデルは実在の作家の田辺聖子さん。
10人の大家族に嫁ぐことになった作家・花岡町子の奮闘を描くストーリー。
夫の健次郎と町子の毎晩の晩酌シーンが、ほっこりして癒されています。
物語は、少女時代の戦中・戦後を描くパートに突入し、悲しい出来事も増えていくのですが、そんな中、注目は町子が出会う少年・野村寛司(のむらかんじ)。
町子の女学校の同級生のキクの家の工場で働いていたことから出会い、キクとめぐり恋愛沙汰の騒動が(^^;そして、町子に関りが深くなっていきます。
そんな、かんじ役を演じている子役は森田直幸(もりたなおゆき)さんです。
当時、俳優として活躍していた森田直幸は現在はどのような活動をされているのですが。調べてみたところ驚きの転身を遂げていました!
今回は朝ドラ「芋たこなんきん」のかんじ役の森田直幸さんのプロフィール、経歴、出演作品、そして現在の状況についてもご紹介していきます。
また最後に、少年・かんじの今後のネタバレもご紹介しています。知りたくない人は閲覧注意です。
【芋たこなんきん】かんじ役は森田直幸!元子役のプロフィールや出演作品は?
名前:森田 直幸
生年月日 1991年7月19日
出身地:奈良県
身長 163cm
血液型 A型
現在、年齢は30歳の森田直幸さん。
芋たこなんきん出演時の2006年は15才くらいだと思います。
子役として子供のころから活動していた森田直幸さん。
映画「血と骨」では、新井浩文さんが演じたビートたけしの息子役の幼少期を演じていました。
また、伝説のドラマ「女王の教室」の続編のスペシャルドラマにも出演。スペシャルドラマの中心人物で、表向きは優等生で、実は影でクラスを操り、いじめをする、極悪生徒役を熱演していました。
2006年の映画「酒井家のしあわせ」では、なんと主演!友近さんが母親役、 ユースケ・サンタマリアさんが父親役でした。
また蓮佛美沙子さんの初主演作としても知られる大林宣彦監督の2007年の「転校生 -さよなら あなた-」でも主演。
映画「大阪ハムレット」では主演。
ドラマ「佐賀のがばいばあちゃん」では、島田洋七さんの中学生時代を演じていました。
テレビ朝日の人気ドラマ「相棒」のシーズン8 の6話「フェンスの町で」にも出演。個人的にも大好きな面白いエピソードでメインゲストキャストとして出演しています。
また2011年の昼ドラ「明日の光をつかめ」では、不良少年役でレギュラー出演していました。
全然関係ないTweetですがNHK朝ドラてっぱんで遠藤要さんの弟役演じてた森田直幸君と飲んでますw今放送中の昼ドラ明日の光をつかめに8月中旬から出るそうなので応援してください(笑)もちろんリュウセイ応援してくれてます!#リュウセイ pic.twitter.com/VKmXiV7Dif
— 映画『リュウセイ』 (@RYUSEI2013) August 5, 2013
そして朝ドラには「芋たこなんきん」他「ちりとてちん」など多数出演していることでも知られていました。
またこんなMVにも出演。
人気シリーズ「リアル鬼ごっこ3」でも山崎賢人さんとともに、メインキャストで出演。
上記に紹介した作品はほんの一部で、本当に多くの作品に出演していた、森田直幸さん。
と多くの作品でメインキャスト・主演を務める活躍でしたが、実は現在は、芸能界を引退されていることがわかっています。
【芋たこなんきん】かんじ役の森田直幸の現在の活動は?驚きの転身!
森田直幸さんは、同志社大学経済学部に在学中、芸能界のお仕事を平行してされていました。
芸能活動中に、更新されていた公式ブログにも、試験勉強で大変な様子が綴られていました。
そして、おそらく、2013年くらいのお仕事を最後に芸能界を引退され、大学卒業のタイミングで、就活をして、2014年に就職。
その就職先が・・・なんと電通!
こんな驚きの動画が。
以下のリンクから見ることができるのですが、
https://www.career.dentsu.jp/recruit/2023/special/area/29.html
電通で2022年の現在も「ビジネスプロデュース業」をしていることがわかります。
俳優として、高い評価を得ていただけに、残念と言う声もSNSではあがっていますが、2014年から現在まで、電通で広告マンとして、活躍されているのはすごいですね。
【芋たこなんきん】野村寛司(かんじ)のネタバレは?
そんなかんじの役柄・ネタバレをご紹介します。
かんじは、戦時中に町子が出会った少年で、友人のキクの工場で働いていました。
また中学生でしたが、父親は病気がちで、小さい弟がいることから、学校には行かず、工場に働いていました。
そんなかんじのことが好きだったキクですが、素直に気持ちを表現できず、かんじに話しかけられずにいました。
そして文学少年だったかんじは、町子に興味を持ったのか?小説の話題で、何度も話しかけ、なんとなく話をする間柄に。
町子(藤山直美)は、戦中戦後を過ごした自分たち家族の物語を書き始める。昭和18年、15歳の町子(尾高杏奈)は日本臣民という言葉が好きで、愛国小説を好んで書く女学生だった。花岡写真館は、出征していく人々や、その家族が撮影に連日訪れ、忙しい毎日を過ごしていた。そんなある日、町子は友人の旋盤工場で働く同い年の少年、カンジ(森田直幸)と出会う。カンジは小説について町子にいろいろと話しかけてくるが…。
花岡写真館の技師の浦田(にわつとむ)も兵隊に召集されることになった。だが、女学生の町子(尾高杏奈)は浦田の出征を心から祝う。浦田は、そんな町子をけげんに思う。結婚を控えている町子の叔母・昌江(尾野真千子)も「町子には好きな人がいないからわからないのだ」という。そんな中、町子が愛国小説を書いていることをカンジ(森田直幸)に話すと、カンジは町子に日本軍の非力さと尋常でないさまを告げるのだが…。
キクは町子に、かんじのことを好きであると話したのですが、その後、自分に内緒で町子がかんじと仲良くなったことで、怒ったキクが町子に絶好を言い渡し、友情にひびが入ったことも。
かんじは悪気はないのですが(^^;
しかし、町子とキクの2人はのちに仲直りすることができました。
そして、かんじは町子の父親からカメラを」学ぶことになります。
女子専門学校の1年生となった町子(尾高杏奈)は、相変わらず、教会のある幼稚園に友人と通う。そんなとき、和代(鈴木杏樹)の体調が悪くなる。だが、町子や孝子(中村愛)以外の家族はあまり気にかけない。不思議に思う町子と孝子だが、和代が妊娠していることを知らされる。徳一(城島茂)が、花岡写真館で写真教室を開く。少年たちがカメラの操作を徳一に教わる中、カンジ(森田直幸)がやってきて…。
カンジ(森田直幸)が熱心に徳一(城島茂)に写真技術を教わる。そんなとき、女学生の町子(尾高杏奈)の友人、梅原(黒田純子)の父が校長を務める小学校で火事があり、天皇皇后両陛下のご真影や教育勅語を安置していた奉安殿が消失する。失火の原因は不明だったが、梅原の父は、責任をとって自殺してしまう。梅原の家族は大阪を離れることに…。大事な人がまた一人、町子のそばから去っていった。
女学生の町子(尾高杏奈)は竹山牧師(金替康博)に梅原(黒田純子)が大阪を離れることになったと告げる。梅原の父親が奉安殿の焼失の責任をとって自殺したことを潔い立派な生き方だと思う町子に対し、竹山は町子の考えをいさめる。町子は竹山に反発し、その日から竹山の幼稚園に行くことはなかった。一方、徳一(城島茂)から写真を教わっているカンジ(森田直幸)が、戦争で処分される前の動物園の動物の写真を撮ってくる。
引用元:https://www4.nhk.or.jp/P7515/
かんじと町子の父親が関わりを持つことになりますが・・・実はこの後かんじはどうなるのでしょうか??
なんと、大人になると後にベトナム戦争を取材する報道カメラマンとなるんです。
大人になったかんじは、平田満さんが演じます。
戦時中に写真を学んだことが、今後のかんじの人生を大きく変えることになりそうです。
【芋たこなんきん】登場人物・俳優・女優陣まとめ
【カムカムエブリバディ】五十嵐と再会で結婚?森山良子が関係かネタバレ
引用元:公式サイト
花岡町子(はなおか・まちこ):藤山直美
昭和3年、大阪市福島の花岡写真館で生まれる。大家族のなかで大人たちの愛情をたっぷり受けて育ったが、戦争で写真館は焼け、終戦後まもなく父を亡くす。女学校を卒業後、大阪市内の小さな金物商店に事務員として勤め、一家の働き手とし妹弟を養う。
ヒロイン・花岡町子を演じるのは、喜劇女優の藤山直美(ふじやまなおみ)さん。
現在63歳で、ドラマ出演時は、47歳でした。
2020年には、その演技と活躍が讃えられ、紫綬褒章を受賞しました。
また、最近では、千鳥がMCを務めるバラエティ番組「相席食堂」に、旅人として出演しました。
「相席食堂」藤山直美の相席旅に千鳥が舌を巻く、野球企画にはアキナhttps://t.co/z2uYjdn9sc pic.twitter.com/KoJf7q3K2s
— お笑いナタリー (@owarai_natalie) February 25, 2020
徳永健次郎(とくなが・けんじろう):國村隼
奄美大島出身。大阪市内の天満北商店街の片隅で内科の診療所を開いている。
池上隆二(いけがみりゅうじ)役 #國村隼 さん✨
昭和世代の寂しいルーザー
大手広告代理店をリストラされた
元サラリーマン👨💼🏢個性的な #負け組 が集う
吉祥寺のシェアハウス…🏠💭クランクイン前の意気込み動画を
インスタグラムで公開中🤗✨#ルーザー #ナナナ #テレビ東京 pic.twitter.com/G4tcojjnhC— 吉祥寺ルーザーズ 【テレビ東京4月スタート】 (@tx_losers) March 19, 2022
町子の夫となる、徳永健次郎を演じるのは、俳優の國村隼(くにむらじゅん)さん。
現在66歳で、ドラマ出演時は50歳でした。
現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、相模の豪族の大庭景親を演じています。
「オリバーな犬(Gosh)このヤロウ」や「日本沈没-希望のひと-」にも出演。
今年4月からは、増田貴久さん主演のドラマ「吉祥寺ルーザーズ」に出演します。
徳永晴子(とくなが・はるこ):田畑智子
健次郎の妹。奄美大島出身。
健次郎の妹・晴子を演じたのは、女優の田畑智子(たばたともこ)さん。
現在41歳で、ドラマ当時の年齢は、35歳でした。
昨年公開の映画「空白」では、主演の古田新太さん演じる添田充の元妻・松本翔子を演じました。
また、夫は、俳優の岡田義徳さんで、昨年、第二子を出産されています。
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徳永喜八郎(とくなが・きはちろう):小島慶四郎
健次郎の父。奄美大島出身。
健次郎の父・喜八郎を演じたのは、喜劇俳優の小島慶四郎(こじまけいしろう)さんです。
舞台や映画、ドラマに活躍し、時代劇などに多く出演されていました。
徳永イシ(とくなが・いし):岩本多代
健次郎の母。奄美大島出身。
健次郎の母・イシを演じたのは、女優の岩本多代(いわもとたよ)さん。
ドラマ「絶唱」や朝ドラ「虹を織る」、映画「舞妓はレディ」など、多くの作品に出演されていました。
八木沢純子(やぎさわじゅんこ):いしだあゆみ
会社の仕事にまい進するキャリアウーマンだったが、周りとのトラブルも絶えず、職を失ったところで町子と出会い意気投合する。
町子の秘書となる八木沢純子を演じたのは、女優のいしだあゆみさん。
歌手としても活動していて、「ブルー・ライト・ヨコハマ」はミリオンセラーを達成し、紅白歌合戦にも出演しました。
「男はつらいよ」では、主人公・寅次郎に恋をする女性・かがりを演じ、「日本アカデミー賞」主演女優賞を受賞しました。
2021年には、これまでの功績が讃えられ、旭日章を受賞しました。
花岡和代(はなおか・かずよ):香川京子
町子の母。岡山から大阪の花岡写真館に嫁いできた。
町子の母・和代を演じたのは、女優の香川京子(かがわきょうこ)さん。
現在90歳で、映画やドラマ、舞台に活躍中です。
今年公開の、映画「島守の塔」、「峠 最後のサムライ」の2本に出演。
2018年放送のドラマ「この世界の片隅に」では、現代版の北條節子を演じました。
徳永昭一(とくなが・あきかず):火野正平
健次郎の兄。奄美大島出身。
健次郎の兄・昭一を演じたのは、俳優の火野正平(ひのしょうへい)さん。
現在72歳で、刑事ドラマを中心に多くのドラマや映画に出演しています。
映画「罪の声」では、河村和信を演じ、「日本映画批評家大賞」でゴールデン・グローリー賞を受賞しました。
今年には、5月公開の「生きててよかった」と、「土を喰らう十二ヶ月」に出演しています。
花岡徳一(はなおかとくいち):城島茂
町子の父。明治33年大阪生まれの大阪育ち。
花岡常太郎(はなおかつねたろう):岸部一徳
町子の祖父。明治12年生まれ。
花岡和代(はなおかかずよ)33歳~:鈴木杏樹
町子の母。明治38年生まれ。岡山から大阪に嫁いできた。
花岡ウメ(はなおかうめ):淡島千景
町子のそう祖母。幕末の生まれ。