【17才の帝国】最終回ネタバレ結末!日記を切り札に平が首相に!

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2022年5月からスタートしたNHKの土曜ドラマ「17才の帝国(じゅうななさいのていこく)」がいよいよ第5話の最終回を迎えます!

全5話で完結って早いですよね(+o+)

このドラマは神尾楓珠(かみおふうじゅ)さん演じる主人公の17才の高校生である真木亜蘭(まきあらん)が、AIに選ばれて実験都市の総理になり、苦悩しながらも理想を目指していく姿を描く青春SFエンターテイメント。

AIが政治をすると言う、不思議な世界観が話題のドラマですが、総理の献金事件にまつわる関係者の謎の死などサスペンス要素もあり、目が離せない展開になっていました。

今回はそんなドラマ「17才の帝国」最終回のネタバレ結末予想をしていきたいと思います。

鷲田総理とユキと家族の死の解明はされるのか??真木亜蘭の運命は??そしてソロン・ウーアはどうなるのでしょうか??

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目次

【17才の帝国】最終回ネタバレ結末予告!平が7年前の献金事件で

平(星野源)は、7年前の献金事件の鍵を握る日記を手に入れる。そこには、鷲田(柄本明)政権を揺るがす重大な秘密が書かれていた。日記を携え、総理官邸を訪ねる平。一方の真木(神尾楓珠)は、事件に巻き込まれ亡くなった幼なじみのユキを、AI・スノウとして蘇(よみがえ)らせていた。自らに迫る危機を察知したスノウは、真木と平がいない間に、サチ(山田杏奈)を取り込み暴走を始める。はたして、真木、ウーアの行方は…。

引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/VNXRGXV8Q3/episode/te/J9XP1Y2R3X/

平が日記を入手!

技術者にスノウについて調べさせた平。スノウは、死んだ雪の写真・日記などの情報で作成されている、きわめて個人的なAIでした。

真木との会話で成長していくAIでした。

その後・・・平たちがスノウにアクセスしていることに気づいた真木はスノウに「誰かが君にアクセスしている」と言います。

すると、スノウは真木に、ウーアに来て、変わった。不必要な価値観を得たと言い、非難します。

純粋だったころの真木君に戻ってと言うスノウ。

平は、首相の息子で、鷲田照の父親に会いに行きます。

そして、平は、真木のへやの地下室で見つけた写真で、秘書の白井が死んだ前日に、照の父親が自宅に行っていたことがわかったことからどうして自宅に行ったのか??と聞きます。

すると「もうわかってんだろう」と言い、秘書の日記をだして、平に渡します。

どうして父親である首相に渡さなかったのか?と平に聞かれると「私にも守りたいものがあった」と言います。

平は日記の使い道を聞かれ「材料です。日本の総理になるための」と言うのでした。

一方、真木は、報告会で2,3日東京に行くことに。

東京に行く前、スノウと話した真木。スノウは「私はユキじゃない。私はスノウ」と言います。それを聞いて驚く真木でした。

その後、スノウは、サチに電話します。そして「ユキよ。」と話しだして、サチが真木に不満を抱いていて、一緒だから、手伝ってほしい。私たちが幸せになるために・・・と言うのでした。

平が日記を切り札に

東京に着いた後、一緒に来た平は、真木に「別の仕事があるから、同席できません。」と言い、続けて「おそらく、私はウーアを去ることになると思います。でも、ソロンと君たちがいれば、大丈夫です」と言い、立ち去るのでした。

そして1人で報告会に向かう真木。そして平が向かった先は・・・鷲田首相の部屋。なぜか、鷲田首相の椅子に座っていた平。

そんな平を見て驚く鷲田に、秘書の日記を手に入れたことを話すと、焦った総理は、平から日記を奪おうとしますが、平は「私が責任を取って、破棄する。夢を叶えていただけるなら」と言い、部屋を出ていくのでした。

サチとスノウの暴走

一方、サチは、スノウの前にやってきます。

そしてスノウに「理想の世界を作るの」と言われ、グラスをつけ、スノウの見せる映像を見せる話を聞きます「私は大人たちに殺された。」と言い、その時の映像を見て「大人は醜い。だから作らなきゃ。大人がいない世界を。助けて。早くしないと、私はまた殺される」と言います。

おそらくマインドコントロールされた??サチがスノウに言われた通りにします。

「私のデータを善意システムのデータを通して、ソロンにつないで。そうすれば、その世界がみんなに見える」と。

サチがそれを実行すると、グラスをつけた街の人たちに、スノウが描く理想の世界が見れます。

ざわつく街の人たち。真木たちもそれに気づいて、グラスをつけてみます。

「するとそこは子供だけの世界。大人がいない世界。ウーアは私たちの楽園になる。真木君。」それを見て驚く真木たち。

そして「システムメンテナンスのために、すべてのシステムが停止します」の声とともに、システムがダウン。

どうにか復旧しますが、後の祭りでした・・・。

真木が驚いていると、駆け付けた平が「アクセスできたのは、茶川さんだけです」と言います。

そして官邸に駆けつけた真木以外の官僚たちは、泣いて倒れこんでいるサチを発見し、やさしく介抱するのでした。

翌日、東京から駆け付けた真木と平。

真木の決断

平は、サチに事情を聞くと、説明するサチ。

真木は「茶川さんはユキを助けてくれようとしたんだね」と言います。

そして「僕が彼女を暴走させた」と言う真木に、平は「表向きはどう説明するのか??」と言うと真木は、表も裏もなく、自分の責任だということを正直に話すと言います。

平が「総理を辞めることになる」と言うと、ユキも正直に話すことを望んでいると言います。

そして、真木は、ライブ配信で街の人に正直に話します。

流れた映像は自分のパソコンに入っていたもので、自分でAIを作っていて、自分にやさしくしてくれたユキのデータを入れたという話をして、ユキが死んだことなど、正直に説明。

「だから、あの映像を作って、ソロンにつないで皆さんに見せたんです。彼女を作ったのは僕です。僕の責任です。」

それを聞いて・・・ドン引きする住民たち。

支持率はどんどん低下。30%を下回り・・・真木は、ソロンから、罷免を言い渡されるのでした。

平の決断

泣いて自分のせいだと言おうとするサチ。

しかしそんなサチにあなたのせいじゃないと言う、平。

雑賀すぐりは「私、17才の時に学校を燃やそうと思った。思っただけだけど。あのころ、すべてに怒っていた。思い出したくない。だけど17才の私はそこにいる。あんたも、そんな自分をずっと抱えて生きていくんだよ。とちおとめ。」と言うのでした。

そのあと・・・平は自分の切り札に使用しようと思っていた、秘書の日記を、マスコミに流します。

真木の行動を受けて考えが変わった平でした。

そして総理はマスコミから厳しい追及を受け、総理の辞任を発表するのでした。

鷲田照は保坂に会いに行き、真木の後任が誰になっても、真木の意思を引き継ぐと言い、今後のウーアの政治に対する熱意を伝えるのでした。

そして学校で真木の前に姿を現したサチは真木に謝罪。しかし真木は「本当はホッとしている。あのまま続けていたら、壊れたかもしれない」と言います。

そしてサチは、今後もできる範囲でウーアの仕事を手伝うことにしたと言います。雑賀すぐりから手伝うように言われたと言います。

真木はそんなサチに「ありがとう」と笑顔で言い、立ち去るのでした。

平から真木への言葉

真木が街を去る日、平は真木の靴を磨きながら、自分も応募したのに、ソロンが自分を選ばなかったことを話します。

そして「何かを得る代わりに、大切なものを見失った行く。それでもまだ、青い夢を追いかけることができる。いろんなところへ歩いていってください。君はこれからもウーアの初代総理です」と声を掛けます。

そして真木は、住民たちに、挨拶をして、お礼を言い、皆の激励を受け、笑顔で街を去るのでした。

街から出ようとした真木は、保坂に呼び出され、保坂の自宅に行きます。

すると・・・保坂は予定している青波祭りに使う太鼓を見せます。

「うちの土地な、好きに使ってもいいよ。ウーアのために」と言う保坂に笑顔になる真木でした。

そして保坂から指導をうけ、その太鼓をたたくのでした。

3年後のウーアは??

3年後・・・ソロンが選びなおした総理は、なんと鷲田照。新しい大臣には、新しい顔ぶれが。

年齢・性別を問わない、市民オブザーバーが閣議に加わっていました。

サチは、青波ランタン祭りの手伝いをしていました。真木は留学をしているようですが、メタバースで、お祭りに参加する予定。

そして、鷲田照は挨拶をします。3年の任期が終わり、新たな閣僚を選ぶので、応募を募っていました。

それを見ていた平は・・・総理になっていました。

そして青波ランタン祭りがスタートし、メタバースを使って、遠くにいる人たちも近くにいるように参加。

サチの隣には留学している真木が。

皆でランタンをあげ、幻想的な景色になるのでした。

【17才の帝国】最終回までの1話~のネタバレまとめ

【17才の帝国】1話ネタバレあらすじ!AIに選ばれた17才の総理

近未来・202X年。日本経済は没落していた。総理大臣の鷲田(柄本明)は、内閣官房副長官・平(星野源)に命じ、「ウーア」を立ち上げる。AIに選ばれた閣僚は、17才の高校生“総理”・真木亜蘭(神尾楓珠)ほか若者たちばかりだった。3か月後、真木に憧れる茶川サチ(山田杏奈)らも移住し、「ウーア」が始まる。早速真木は議会廃止を提案。支持率30%を切ったら辞任すると宣言する。17才の帝国の幕が開く。#君の声

引用元:公式サイト

超高齢化社会に若い人材!ウーア発足

半年前。
茶川サチ(山田杏奈)は神社で必死に神頼みをしていました。
「絶対受かってほしい。私は無理でも彼には絶対。彼は理想の国をつくることができる人なんです」と言うサチ。

「近未来・202X年。日本経済は没落していた。」
日本はGDPが戦後最大に落ち込み、G7からも除外。失業率は10パーセントを超えてしまった。

内閣官房副長官・平(星野源)は「ウーア」の発足会見を開いていました。
その会見の中継のテレビを真剣な表情で見ているサチ。
サチは落ちてしまったが、プロジェクトのメンバーが発表されるのでした。

国民の半数近くが高齢者という超高齢者社会でした。内閣のメンバーも高齢の人間ばかりで、思い切った改革ができない。若い人材が必要で、そういった人材を育てるために、実験都市を立ちあげると、発表する首相。
それが「プロジェクトウーア」
このプロジェクトは、青波市で行われることに。最近は人口が減りつつありますが、豊かな自然に囲まれていることから、実験都市として選定された。

政治AIソロンと選ばれた閣僚たち

そして市内のある場所に、政治AIの「ソロン」を設置。
ソロンは、トリ、ヘキサ、ノナの3つのスーパーコンピューターで構成され、それぞれの役割がありました。

コンピューターが分析して、理想的な街づくりの提案が可能。
記者たちは、ゲームのようだ・・・と困惑気味。

最終的な政策の確定は、ウーアの閣僚たちで行われます。

プロジェクトの期間は暫定3年。15才から39才までの10万人からソロンが選んだ4人が決定しました。

厚生文化大臣の林完22才、財務経済大臣 雑賀すぐり22才、環境開発大臣 鷲田照 25才

鷲田は、総理の孫であることから、記者たちがざわつきます。
そして・・・総理大臣の真木亜蘭(まきあらん)。17才の高校生2年生。

真木亜蘭の名前が出ると、テレビを見ていたサキが大喜びします。

総理が高校生ということで「大丈夫か??」と記者たちがざわつきます。

記者たちは、経験のない若者たちが政治をすることができるのか?と指摘

すると亜蘭は「経験はAIに蓄積されている。逆に経験が人を臆病にさせたり、人を腐らせることもある。新しい都市づくりに必要なのは、変革と創造」と淡々と答えます。

そしてプロジェクトの責任者は鷲田総理であると自ら明言する総理のでした。

会見が終わると、鷲田は早速、ネットの反応を見ています。総理の孫だから選ばれたという意見に不満そうですが、鷲田総理がフォロー。

 

鷲田総理の思惑と託された平

鷲田総理と平は2人になると、鷲田総理は、まさか17才の高校生が選ばれるとは・・・と驚いています。

そして平も現地に行くように命じ、平の責任「責任を取れ」と言われ、動揺する平。
しかし鷲田総理は「ウーアを成功させたら、次は(総理は??)君だ」と言うのでした。

その後、平と記者の山口早希が食事をしています。
他の、優秀な経歴があるメンバーと比べて、真木亜蘭は、オンラインサロンを立ち上げていたり、プログラミングコンテストで賞を取ったなどくらいしか目立った経歴がないのになぜ選ばれたのか?と山口。
すると平が、最終選考で、ソロンとの対話が行われたとのこと。決め手はわからないという平でした。

サチが驚きの抜擢!そして家族で移住!?

サチが、真木亜蘭のツイッターにメッセージを入れると「お話したいことがある。都合のよい時間に・・・」とメッセージが入り、驚くサチ。

驚いたサチは、すぐにメイクをして・・・「大丈夫です」と答えます。

そして、真木亜蘭とタブレットで会話をスタート。
「前に未来創生塾のオンライン勉強会で・・・」と言う真木亜蘭。
「茶川さんにお願いしたいことがありまして・・・」と続けます。
そのお願いはなんと、ウーアの閣僚に入り、総理の補佐官になるということ。
サチは、真木亜蘭と同じオンラインサロンに入っていたことから、自分のプレゼンなどが評価されたのでは?と嬉しそうに両親に報告。
「ウーアに行く!」と言うサチ。

官舎もあるし、お給料も出る。希望があれば、家族全員で移住できると言うサチ。
困惑する両親。
しかも家賃3年無料だというサチの言葉に、反応する両親。

綺麗なマンションを見せられ、母親は「ここならおじいちゃんも一緒に暮らせる??」と更に反応。
1人だけで、暮らしているおじいちゃんが心配だけど、一緒に暮らせないという話をちょうどしていたのでした。

しかし高校生が政治の世界に入るなんて・・・と反対する父親。

ところがサチは「大人がちゃんとしてくれないからだよ。2人とも今の社会についてちゃんと考えてくれたことある?」と訴えるとバツが悪そうにする両親でした。

父親はリストラにあい、なかなか再就職が決まっていませんでした。
弟は、いじめにあい、学校に行っていませんでした。
家庭内だけでなく世の中にも、もっとどうにかしなくてはいけない問題がある!と熱弁。
大人は、政治家は世の中のことから目を背けて、問題ばかり起こしている。

「高校生だって、不安なんだよ!」と。

すると、弟が興味を示します。
ウーアに海があることを知り、反応します。

 

ついにウーアが始動!

そして3か月後、家族でウーアに移住したサチたち。

真木亜蘭はウーアとなる青波市の前市長や議員に挨拶をしますが、無視されたり、冷たい態度を取られます。

そんな状況を平がフォローします。

サチたち家族は、おじいちゃんと一緒に、移住手続きをします。全てAIが行う移住手続き。
渡されたスマートグラスなど、ヘルスケアを出来た、行政サービスを受けることができる機器に驚く家族。

ウーアの住民の幸福度も見ることができるグラス。

すると・・・平が現れサチを迎えにきます。
家族に「何かありましたら、私に連絡ください」と挨拶をする平。
そして、そのまま平と一緒に官邸に行くことに。

真木亜蘭と同じオンラインサロンのメンバーであったことを話す2人。
平にスマートグラスをつけるように言われたサチ。

車の外をグラスで見ると、その場所の情報が文字情報で出てきます。

一方、サチの家族たちは、新築の綺麗で広いマンションに到着し、感動します。
3年間住めば、そこそこ貯金できるという父親。

一方、サチは、今から100年間に建てられたという、古い建物に到着。官邸だと説明する平。
真木亜蘭の意向で、元ある場所をリノベーションしてありました。

爆弾発言!市議会って必要?

中に入ると閣僚たちが集まり閣僚会議がスタートします。

真木亜蘭の意向により、閣僚会議はオンラインで配信。
そして、各閣僚の毎日の執務の様子もオンラインで配信すると言います。

いきなり知らない人間たちがやってきて、住民たちが不安になっているからと説明する真木亜蘭。

鷲田以外は大いに賛成と主張。平は鷲田の言う通り、全部を見せるのは・・・と意見しますが、真木亜蘭は「権力は腐敗します。ウーアの行政をできうる限り、皆さんの目に見えるものにしたい」と主張。
ということで、承認され、オンラインで配信されることに決定します。

そして閣僚会議のライブ配信がスタート。

真木亜蘭が、住民に挨拶。

一方で、元青波市の元市長で議員のポストを与えられた保坂重雄と議員の旧・青波市の商工会会頭の佐伯は、真木亜蘭たちについて不満そうですが「あいつらは無駄なものを排除して切り捨てるためのコマだ」といます。

平は「市議会提出に向けて、来年度の予算案の審議を行ってください。」と言います。

すると真木亜蘭は「そもそも市議会って必要なんですか?」と爆弾発言。

オンラインで聞いていた保坂と佐伯の顔色が変わります。

そして真木亜蘭はソロンに市議会を廃止したらどうなるのか?聞きます。
すると、ソロンは「市議会予算が削減され、住民の幸福度が上がる」と回答。
削減された経費を他の分野に回せる。
また議員を介さない方が、今住民が必要としているものをスピーディーに実現できる。

しかし鷲田は議員は必要だと主張。
すると、鷲田が指摘したことは、全てソロンで補えるという真木亜蘭
「私が直接、住民全員の意見を分析します。」とソロン。

「街全体が議会になるんです」と真木亜蘭。

オンラインで聞いていたサチの弟は「僕も議員の1人になるんですか?」と質問すると「はいそうです」と回答。

配信を視聴している6万人のうち、780%が市議会廃止に共感。

また過去の議会の分析をすると、毎年不適切な予算が議会を通過していると指摘。
これ・・・日本中の議員の人に見てもらいたい内容ですね(^^;

厚生文化大臣の林完、財務経済大臣の雑賀すぐりもソロンの意見に同意。

 

焦るプロジェクト・マネージャー平

議会の廃止を決定しようとした真木亜蘭の言葉をさえぎったのは平。
「ひとつだけ言わせてください。市議会には、君たちの暴走を止め、監視する役割がある」と。
しかし真木亜蘭は全て配信していてガラス張りになっているので、必要がないと主張。

毎週、支持率も集計するという真木亜蘭。

平は「監視はできても、住民たちが総理をクビにできない」と主張。

するとソロンが「支持率が30%を切ったら、総理を罷免できるというプログラムを追加しては??」と提案。

すると真木亜蘭は「僕は構いません」と言います。
平はそれを聞いて「いいでしょう」と同意。

真木亜蘭は「では、議会を廃止。明日は市の職員に削減についても議論したいと思います。」と言います。

呆気にとられる保坂と佐伯、またオンラインで見ていた、市役所の職員たちもザワつきます。

大きな渦に飲み込まれる予感?就任演説

閣僚会議が終わった後、平は真木亜蘭に近づき、皆に聞こえないように「あういう大きな改革があった場合、私に相談してください。鷲田総理から、助言するように言われている」と耳打ち。
真木亜蘭は「わかりました。ですが、鷲田総理はこうおっしゃっていました。思い切った改革をと。改革はもう始まっています」と。

平は鷲田総理に報告。このままではウーア三カ月ももたないと主張。
総理からも指導するように、言いますが、鷲田総理は「それが君の役目だろ。あんな若造コントロールできないようじゃ総理にもなれない」と厳しく返答するのでした。

一方、真木亜蘭は部屋の本棚にある隠しボタンを押すと隠し部屋があり、入っていくのでした。

真木亜蘭は官邸に住んでいたのですが、他の閣僚たちは少し離れた場所に、宿舎がありました。

雑賀すぐりが同じ宿舎に住む総理の孫の鷲田が、一人暮らしに慣れていないようで、ゴミの分別などをきちんとしない、ウザイと愚痴っていて、無邪気なサチの言動も「ウザい」と厳しい言動。

疲れはてて自宅に戻ったサチに、弟がネットで既にサチの顔があがっていると報告するのでした。

そして後日、真木亜蘭の就任演説の日、サチが呼びに行くと「黒くて大きな渦に飲み込まれないようにしなくては」と言うのでした。

その後、真木亜蘭は、街に巨大なホログラムで登場し、住民たちを驚かせます。

そして、演説をする真木亜蘭。
「まだ17才だからこそ思うことがあります。間違っていることを間違っていると言えない大人にはなりたくない。欲望にまみれた大人にはなりたくない。自分と自分の周りしか守れない大人にはなりたくない。そうなってしまう前に、僕は未来を創りたい。ここで生きたいと思える社会を創りたい。僕がソロンと目指すのは、癒着やしがらみを廃した透明な政治。人々の声を聞き、受け止める謙虚な政治。救う政治。以上です。」

拍手をする住民たちと、一方で、厳しい表情の住民たちも。

真木亜蘭に秘密?ユキとは誰?

そんな真木亜蘭を厳しい表情で見つめる平。

そして・・・回想シーン??ソロンと対話する平。
「正義とはなんですか?」とソロンに聞かれた平は「誰もが自らの幸せを追求できること」と答えます。
「命より大切なものはありますか?」とソロン。平は「私は魂だと思っています。」
「人生の価値とはなんですか?」平は「・・・」
一方、記者の山口は、真木亜蘭が市議会の廃止をしたことを記事にします。
ウーアが独裁国家となる危険をはらんでいる。
真木亜蘭がウーアに作ろうとしていのは17才の帝国なのだろうか??と。

そしてサチが、自転車で必死にどこかに向かっています。そこは官邸。
中に入り、真木亜蘭の部屋をノックします。
中に入ると、更にどこかに繋がる階段が。
その階段を下りるサチ。

すると、真木亜蘭が誰かと話をしています。サチは、離れた場所から真木亜蘭を見つめます。

「ここは海があっていいところだよ。一緒に来れたらどんなによかったか。」と話す真木亜蘭。
すると「私はいつも一緒だよ。真木くん」と相手が答えます。

すると真木亜蘭は「ここで僕の。僕たちの国づくりが始まるんだ。ユキ」と言うのでした。

【17才の帝国】2話ネタバレ!ユキがサチと同じ顔!?

真木(神尾楓珠)の改革に、前市長の保坂(田中泯)らが反発し、市議会復活を直談判する。しかし真木は権威に屈せず、サチ(山田杏奈)と一緒に住民の声を聴き始める。商店街の再開発に反対する鈴原(塚本晋也)の「一度失われた風景は取り戻せない」の言葉に感動し、真木はソロンを駆使し再開発の決議を住民投票に託す。ピュアな心で政治に向き合う真木の姿に、魅かれていく平(星野源)。真木の志の原点にあるものとは…#君の声

引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/VNXRGXV8Q3/episode/te/2QN5P5NNXV/

支持率が10%減少

真木が独裁的な改革を行っているという、山口早希(松本まりか)の記事は、平(星野源)が書かせたものだった。
この記事の影響なのか?支持率が前日よりも10パーセント減った。
平は真木(神尾楓珠)にとっては、記事のことはいい薬だった、改革には批判が伴うものだから、と思います。
次は市の職員の削減を実施する予定。その反発があるのでは?と懸念する鷲田照(染谷将太)
でした。

一方、真木は誰かにアドバイスをもらったようで、高校に通っていて、サチも同じ高校でした。

高校に真木とサチを迎えに行った平は、真木の靴がボロボロなのを見て、新しい靴をプレゼントしてあげます。真木は珍しく笑顔になり「人から何かをプレゼントしてもらうのは久々なので」と喜ぶのでした。

旧市議会議員たちと対峙

真木は平に連れられ、前市長の保坂(田中泯)や市議会の元議員たちのもとに連れていかれます。
元議員たちは、怒っていました。
真木は皆に挨拶をすると、グラスをかけ「ソロン」とつぶやきます。
するとソロンが、グラスで見た人物の情報データを解説をしていきます。

黙ったまま、ソロンの言う経歴をチェックしていた真木に「その態度はなんだ。失礼だ」と怒り出す保坂。

平が保坂たちにサチのことも「補佐官」と紹介すると「生徒会長と副生徒会長にしか見えない」と言います。

そして「市議会廃止」の件で文句が言いたいという議員たちに「それは決定済です」と言い「説明するので、グラスをかけてください」と言う真木。

議員たちは、戸惑いながら、グラスをかけます。その光景を見て、ニヤリとする平。

そしてソロンに幸福度のデータを説明させて、市議会の廃止で、幸福度が上昇すると説明。
「ご理解いただけたでしょうか?」と言い、立ち去ろうとする真木を呼び止める保坂は「直接話そうと思って呼んだ」と言いますが真木はまたグラスをつけて「ソロン。僕の状況を」とソロンに指示。

ソロンは、真木には現在1000件を超える面談の申し込みがあり、ソロンが重要性緊急性を判断して優先順位を決定すると説明。

そして面会の申し込みはソロンにするように言い立ち去る真木でした。

平は申し訳なさそうな表情を作り「申し訳ございません」と保坂に頭を下げるのでした。

 

批判を受けて意外な真木の反応

そして真木は市役所にやってきます。
すると誰かが「総理、ふざけるな!」と言うと、真木は冷静に「今の言葉は誰が?」と聞きますが、ある男が「誰もいいでしょ。ここにいるみんなが、同じことを思っている」と言います。
真木はすると「皆さんの言いたいこと聞かせてください」と言うと、それを平が止めようとしますが真木は「僕は就任演説で3つの目指す目標を掲げました。その中に聞く政治もありました。僕は自分にだけ便宜を図れという大人たちの言葉を聞くつもりはありません。ですが、ウーアで暮らす皆さんの言葉はできるだけ聞きたいと思っています」

「聞いてもどうせ切るんだろう」「機械が選んだ17才の人間にリストラされる身にもなってください」「君が作りたいのは、君の理想の帝国なんだろう」という言葉が。

すると固まる真木。

平が間に入り「皆さん、落ち着いてください」と職員の削減が決まった訳ではないと説明。
また閣議で議論していないと言い、真木を連れて帰る平でした。

真木は車に乗り込むのを躊躇します。そして「帝国なんかじゃない。僕が作ろうとしているのは」と言います。

こういう反応があるのは、批判があるのは予測していました。と平に訴える真木。
それを聞いてサチは「わかっています。私は分かっています。真木君はもっと助けが必要な人のために、必要な決断をしたんだと思う」と言いますが、平は「その必要な決断のために、切られてしまう人の気持ちを17才の君に理解するのは難しいかもしれない。」
「いきなり仕事がなくなるだけでなく、自分を否定されたような。これから何かあるたびに、容赦なく批判を浴びる仕事です。」

そして車に乗るように促します。
真木は階段を降りるときに、倒れこみ驚いて支える平。
真木は「ちょっと空腹で・・・」と言い驚く平。
そしてお昼ご飯を食べてないと言うサチとともにラーメン屋さんに行きます。
美味しそうに食べる、たくさん食べる真木。

真木首相は普通の少年?

平は官邸に戻った後で、商店街の再開発の件で、建設会社が来ていると言います。
真木は「その前に街を視察したい。茶川も同行してください」と言うのでした。

真木とサチの2人で街を視察している間に、平は記者の山口と話しています。
山口がどうしてソロンが真木を選んだのかわからないというと、平も「接すれば接するほどわからなくなる」と同意。

合理的かと思ったら、ズレたこともあり、ささいなことで喜んだ理傷つ居たり、普通の少年。
山口は「仮定だけど、ソロンは自分に忠実な人物を選んだのでは?自分の決定を素直に実行する人物。ソロンのしもべとして」と言うのでした。

サチを補佐官に選んだ理由とは?

街を視察していると、若者たちは真木の写真を取ったり、話しかけたりします。
それにきちんと答えている真木を、先に進もうと促します。

一方、平は官邸で、再開発の建設会社の説明を聞いていました。
すると、鷲田照(染谷将太)がやってきて、合流するのでした。

一方、視察を続ける真木とサチ。
2人は車いすのおばあさんを助けてあげたあと、真木が「よく祖母の車いすを押していたんで」と言います。
サチもおじいちゃんの足が悪いことを説明。
真木は、おばあさんが既に亡くなったと言います。

サチは歩きながら、どうして自分を補佐官に選んでくれたのか?と聞くと、サチが提案した「善意ポイント」と言うシステムに興味があったからと答えます。
システムに興味を持ったと言われ、少しがっかりするサチですが、善意ポイントの実現化を進めていいか?聞くと「お願いします」と言われ笑顔のサチでした。

官邸では、鷲田がウーアの予算案でも予定通り、再開発の予算が確保されていることを説明。安心する建設会社の社員でした。

 

商店街再開発の反対の声とは?

商店街を歩いている真木とサチ。
すると再開発を反対するチラシを見つけます。
真木に気づいたお店の店主が反応「反対しているですか?」と聞く真木。
「してるわよ」と言う店主たち。

真木は、グラスをつけ、再開発計画書をソロンに出すように言います。
反対する理由を聞くと「うちはずっとこの場所で商売をしてきた」と言います。
店主にグラスとイヤホンをつけるように言う真木。
2人は仕方なくつけます。
そして通りかかった、商店街のバーをやっているベルさん。元市議会議員で、ずっと商店街の開発を反対していたベルさんも一緒に聞くことに。

反対していたけれど、議会では再開発が決定していました。
そしてグラスをつけて、皆でソロンの言葉を聞きます。
ソロンは新しい場所でもお店ができると言います。しかし賃料が高くなってしまうと店主たち。

地域活性化につながり、生活の利便性も高まるとソロンがメリットを説明。
雇用の促進、財政や資産価値が・・・と。
しかし一方で「デメリットは、地価上昇し、駐車場料金があがる。雑多性。個性の喪失」

すると「メリット・デメリットだけで決めていいのかよ!こんなビルなんてどこにでもあるだろう!!」と訴える店主。

真木はそれを言われ、再び商店街を見つめます。

この商店街は大正時代から続いている。議会で賛成だったけど、それは本当に住民の意見が反映されたものなのか?一部の議員や企業の利益になっていないか?と言うベルさん。

「再開発をすれば、この風景が永遠になくなってしまう。失われたものは取り戻せない。」と。

それを聞いて真木は「ご意見ありがとうございます」「失礼します」と頭を下げ立ち去るのでした。

 

真木が再開発問題をひっくり返す!

そして官邸に戻った後、業務が終了し、鷲田は雑賀すぐり(河合優実)から「妙な接待とか受けないでよ~」と言われたのですが・・・
平と鷲田は再開発の建設会社の人間の接待を受けていました。そこには佐伯豊(岩松了)の姿も。

突然議会がなくなったことで、怒っている佐伯豊に鷲田は「大変申し訳ございません」と土下座。事前に説明がなかったことなどを謝罪。
いわゆる古い政治のやり方ですが、そんな鷲田の言動に微妙は表情の平。

一方、官邸では、真木が残業して、調べもの。サチは、お腹をすいていないか?気にしますが「大丈夫です」と言われ、仕方なく、先に帰ります。

サチが帰ったのを確認すると、真木はグラスをつけ「ソロン。街を作って」と言うのでした。

そして翌日の朝、再び官邸に皆が集まると、真木が、現在計画されている再開発の再検討をしますと言います。
もちろん驚いてあっけに取られる鷲田。

官邸の様子は、モニタリングできるので、それを見ていて反応した保坂(田中泯)。
そして商店街で真木に意見をいったお店の店主たちも反応。

真木はソロンに商店街の写真を見せるように言います。
「この風景が消える。永遠になくなる。と」住民に言われたと言います。
すると他の大臣たちからも、保存に値する、根拠が述べられます。

鷲田だけが反論。
平は冷静に「10年前からの計画で来年度の予算に・・・」と言いますが、真木は「10年前からの計画ということは、ここがウーアになる前のこと。今の現実にかなった開発だとは思えない。街を回ってみて、わかりました。ここには海があって、港があって、山があって、坂が多くて、新しい店もあるけど、古くからの商店街もある。東京からほとんど出たことがない、僕にとって新鮮な風景でした。この街の良さを生かした再開発が他にあるはずです。」と言います。

すると鷲田が既に20億の経費をつぎこんでいると主張。
真木は、建設すると更に180億の予算がかかると。

ソロンの新たな再開発案と住民投票

するとソロンが、3つの街の案を提案。
1つは、商店街を壊して、違う建物を建ててしまう案。
あとの2つは、商店街を残して、開発をする案。

そしてソロンにリアルタイムの住民の意見の集計をさせると・・・「あの商店街は残してほしい」「どれがいいか選ばせてほしい」の声が。

従来の再開発、3つ案、そして再開発自体を廃止するかどうか、住民投票を行うという真木。
1人100ポイントあるので、良いと思った案にそれぞれ配分する。

期限は設けず、住民の70%が投票を終えた後で、再検討を行う。

真木は「皆さん、投票をお願いします」と言うのでした。

そして住民たちがどんどん投票していくのでした。

一方、平には、保坂が鷲田首相の秘書に抗議をしてきたからこっちに、世話をかけないようにと鷲田が言います。
そして「既に第二、第三のウーア創りたいと続々と問い合わせが来ているから、これ以上支持率を下げるな」と言う鷲田でした。

その後、投票は70%に達し、再開発の従来案は中止すると決定と発表した真木。
残りの3案で検討すると言います。
下を向く鷲田。

そして鷲田は「了承できない。再開発は僕の管轄だ。10年間再開発に携わってきた人たちはどうなるんだ」と主張。

すると「過去の10年よりも、未来の10年を見据える再開発じゃないの?」と雑賀すぐり。
「僕はよそから来た人間ですが、ずっと住みたくなる街にしたいと思っている」と言います。

それを聞いて笑顔になる平。

 

平の支持率アップ作戦で明かされた真木の驚きの過去

その後、保坂は平に抗議を電話。
平は丁寧に、政治AIについて説明しますが、そんなことは理解できず了承できない保坂は怒ります。彼らが機械に操られているのでは?という保坂に平は

「真木君は、ソロンのマスターです。」というのでした。

そのあと、平と2人で飲みにきた鷲田は「このままではヤバい」とこぼします。
平は、もし鷲田がウーアの首相になったらどうしていましたか?と聞かれ「市議会も解散しないし、再開発も実現させる」と言います。

平は「それじゃ、今までと変わらない。」と言います。

そして・・・真木がリアルタイムで市民とチャットし、配信する時間になります。
これは、平の案でした。

真木は「これから皆さんからの質問に答えようと思います」と言います。

ソロンが寄せられた質問を真木に問います。
「政治家を目指した理由」という質問に答える真木。

母子家庭で育ったこと、貧しかったこと、ほしいものが買ってもらえなかったけれど、母親ができる限りのことをしてくれた。
母親は体の調子が悪かったのに、病院に行かずに結局・・・。その後祖母に引き取られたけど、祖母は体が不自由に。真木が介護をすることに。
食事をたべさせたり、おむつを変えたり。
周囲は簡単に「そんなに無理することはない」と言った。でも、じゃあ、誰が世話をするんだ。誰が助けてくれるんだ。そういう思いから、世の中や社会、政治に興味を持ち、高校生で政治を考えるサロンに入り、時間があったので、プログラミングを勉強して、このプロジェクトに応募した。と。

それを聞いて鷲田は「こりゃ好感度あがっちゃうわーーー」と残念そうに言います。
平は「今の僕に、17才は少しまぶしい」と言うのでした。

そして・・・翌日、真木総理の支持率が20パーセントアップしていました。
平が提案した、チャットのおかげでした。
満足そうな平。
ソロンは平に「まだあなたは幸福度調査に未記入です」と言います。そして平に質問するソロン。答える平でした。

ユキの正体はサチ!?

平は「過去の自分に満足である」70%
「今の自分に満足である」50%
と評価するのでした。

一方、真木は1人で地下で「ユキ」に「緊張したよ」と報告。
「ユキ」はみんな真木君のことをよくわかってくれたかな。と言います。

「でも、僕のことを一番よくわかってくれているのは君だよ。ユキ」と言うのでした。

画面のユキは長い髪で制服を着ていて・・・顔はサチでした。

【17才の帝国】3話ネタバレ!真木とユキの過去が明らかに!

真木(神尾楓珠)の改革で、AI化による職業の合理化が進む。サチ(山田杏奈)の母で中学教師のタエ(西田尚美)もその対象となる。不要なものは切り捨てる、その政策に、住民の不満が噴出する。真木の支持率は低下し、総理罷免ラインの30%に近づく。そんな中、母のことで真木への不信感を抱いていたサチは、平(星野源)とともに真木のある秘密を知る。それは、鷲田(柄本明)政権を揺るがしかねない衝撃的な事実であった。

引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/VNXRGXV8Q3/episode/te/M83547R3NN/

鷲田照の父親

鷲田(柄本明)に、真木を好き放題させすぎだと言われる平。
真木の暴走に対して、機嫌が悪くなっている総理を平は「もう少し長い目で見てください」となだめるのでした。

一方、保坂(田中泯)たちは、鷲田照(染谷将太)を担いで、真木を切ろうと企てていました。「真木を切れ」と保坂から言われた鷲田は、やりたくてもできないと困惑するのでした。

サチは、自分が企画した「善意ポイント」の利用者が増えないことから、両親にも使うように宣伝。そして学校で真木に話しかけ、善意ポイントがスタートしたことを話すと、サチの顔をじっと見て「前に同じようなシステムを考えてた子が・・・」と言い、誰なのか聞こうとして、やめるサチでした。

その後、真木にランチを一緒にしようと誘われ、嬉しそうにするサチでした。

一方、商店街で住民たちに声をかけられ、感謝される真木。通りかかった鷲田がも誘って、3人でいつものラーメン屋さんでランチをします。

鷲田は高校までウーアにいて父親は昔は秘書をやっていて、7年前に政界から離れて、現在はウーアにいるという父親のことを鷲田はあまり話したくなさそうでした。

記者の山口と会った平。山口は真木が昔の平に似ていると言います。
平も大学時代に母親の介護をしていて、司法試験に受かったのに、政治の世界に進んだのでした。

 

7年前の首相の秘書白井の謎の死

「覚えてる?7年前のあの事件」という山口。
鷲田総理の献金のスキャンダル疑惑騒動が。首相の息子で、当時議員だた、鷲田照の父親が関わっていたらしく、秘書の責任にされていました。

そして・・・秘書の白井・娘・妻が死亡。
お葬式の回想シーンはあったのですが、死の詳細は不明ですが、山口は白井家族の死を追っていたようですが、何もわかりませんでした。

平の回想シーンでは、白井の葬式で、白井、妻、娘の遺影の前で、ある少年が泣いていました。

市の職員の50パーセント削減が決定

「真木(神尾楓珠)の改革で、AI化による職業の合理化が進む。」
ソロンから、AI化による職業の合理化で、10%の削減、20%の削減、50%の削減と3つの提案がされます。

旧青波市は財政赤字が続いていて、基金が底をつきそうになっている現実を公開し、50パーセント削減の案を指示する雑賀と林完。
それを聞いて、真木も50パーセントの削減をすすめようとしますが、もちろん反対する鷲田。
反応する平。

鷲田は「切られる人の、明日から仕事がなくなる人の気持ち、辛さがわかっているのか?あまりにも無責任な政策だ」と真木に訴えます。

平は「3年間に段階的に50%を目標に」と提案。
真木は、平の意見に同意し「3年間に段階的に50%を目標に」決定。
該当者には連絡が行きますが、再雇用先の斡旋は全力を尽くすという真木でした。

この案の決定で、支持率が10パーセント下がってしまいます。

真木が1人で街を眺めているところに、サチが通りかかり声をかけます。

ユキの存在に気づくサチ

真木は「妥協したり諦めたりしない。誰かが幸せになることも、誰かが不幸になることも」と決意を言います。
サチは「大丈夫。下がっても持ち直す。私はいつだって真木君の味方だよ」と元気づけるのでした。

すると・・・「ありがとうユキ」という真木に驚くサチ。
真木は「ユキ」と言ってしまったことに驚き、サチは、ユキって誰なの?と聞きます。

真木は「ユキは子供のころからの友達で・・・遠いところにいる」と言います。

サチは、「私ってユキさんにちょっと似てる?私、その人の代わり?」というと否定する真木。

しかし「違くない。真木君はいつだって、私じゃなくてユキさんを見てる。私の中のユキさんと話している。」と言い、立ち去るサチを呼び止める真木は「違う。だから、どこにもユ・・・」とまたユキと言いかけてしまった真木(^^;
サチは泣きそうになりながら「私の名前すら覚えていないの?」と言い、走り去るのでした。

 

退職対象者の面談に同席

翌日、ユキは閣僚会議を体調不良という理由で欠席しました。

ソロンが市職員の第一次退職者リストが完成したと言い、真木は特別給付金の導入を検討。面談の時、真木が全て同席すると言います。

平は「全て同席・・・」と驚きますが、皆さんの声を聞き、痛みを理解して、受け止めたいと約束するのでした。

平は、真木を呼び出し、全ての面接に同席すると、時間がかかる、他に総理としてやるべきことがある、逆に、同席することで、逆に退職者が傷つくのでは?と言います。

しかも、先ほどの閣議で更に支持率が8%下がったと言う、平に、目先の支持率よりも、これからのウーアにとって良い策を取りたいというのでした。

中学教師のタエ(西田尚美)が退職者の対象になったことを聞いたサチ。
生徒たちとも打ち解けてきた、AIの授業が増えると言いながら、落ち込む母親に謝るサチ。
「私が(ウーアに)来るって言ったから。でも来なきゃよかった」と言うのでした。

面談では、ローンが残っている、受験生の子供がいる、せめてあと5年働かせてほしい、今から民間企業に務める能力がないと落ち込む人、怒り出す人様々でしたが、全ての話を聞く真木と立ち会う平。

暗くなる真木に「これからまだまだ続きます」という平。平はソロンに任されば良いと言いますが、自分でじかに受け止めたいというのでした。

鷲田と父親の関係

保坂(田中泯)たちもと議員たちは、鷲田照(染谷将太)と一緒に、支持率が下がっていることを喜び、酒を飲んでいました。

しかし暗い表情の鷲田。
鷲田はその帰り、行政書士をやっている父親を訪ねます。

父親は閣議を時々見てると言うと、住民として、意見が聞きたいと言う鷲田。
期待と不安が両方だと言います。
「あの子が夢見るウーアは誰にも見えない。誰も見たことがない。この先、あのやり方で続けていけるのか?」と鷲田の立場も心配していました。

そして「実験都市なんだから、うまく立ち回ろうなってしなくていい。今までのやり方を捨てて良い。お前にとっていい機会だ。鷲田総理から離れた場所で」とアドバイス。

一方、平は鷲田総理に、真木の支持率が下がったことを報告し「もたないかもしれないな」と総理。
プロジェクト自体潰れるかもしれないという、首相に焦る平でした。

 

真木を救ってくれた少女

そして、毎日、面談をする真木。しかし、徐々に支持率が下がっていき、平だけでなく、大臣たちの中にも焦りが。

精神的に落ち込んでいる様子の真木に「大丈夫ですか?」と声をかける平。
平は、缶コーヒーを真木に渡し、一息つこうと言います。

平は「言い出したからと言って全ての面談に出る必要はない。意地を張らなくていい」と言いますが「大丈夫です。昔、誰も聞いてくれなかった僕の声を聞いてくれた子がいた。1人だった僕に、唯一優しかった子。僕はその子に救われたから、でも、その子は10才で・・・僕はその子を救えなかった。でも、誓ったんです。君のために世界を変える。笑顔で生きられる世界を創る。」

そして回想シーン。いじめにあっている真木少年を助けてくれたのは、女の子でした。

それを聞いた平は「わかりました」と言うのでした。

そして、面談はサチの母親の番。
「無理を言ってこの街に来ていただいたのに」と謝罪する真木。
サチの母親は「退職に応じます。うちには、小学生の息子がいるのですが」

と、引きこもりの息子の話をする母親。
ソロンの授業で、自宅で、同級生と一緒に授業が受けられて、素晴らしい内容だと。
何よりも、勉強が楽しくなったと言っていた。息子だけでなく、家族全員、ウーアに来てよかったというのでした。

 

疑惑の秘書の娘がユキ!?

そして面談が全て終了すると・・・支持率は34%。ギリギリ持ちこたえたと安心する面々。

閣議が終わると、疲労なのか?倒れてしまう真木でした。

倒れた真木を見て、鷲田照は「ずいぶん無理してたんですね」と言います。

鷲田は「支持率が下がって真木が罷免された方が良いと思うか?」と平に聞きますが、このまま真木が総理を続けたら、きっと新しい街が生まれると言う平。

それを聞いて、父親と同じようなことを言うと鷲田。

平は驚いて「会われたんですか?」と聞くと鷲田は辛そうに「会っちゃいけないんですか?あの事件の後、誰も父さんに・・・すみません」と言い、部屋から出ていく鷲田でした。

真木は寝言で「ユキ」と何度もつぶやいていました。
そして、思い出した平。
真木は「その子は10才で」と言っていた女の子は、死んだ白井秘書の娘??と。

そして、葬式で泣いていた少年は、真木だった?

一方、サチの自宅では、母親がサチが官邸にずっと行っていないことを心配していました。
母親は教師を辞めることにしたと報告。

すると、サチは、官邸に行って、母親が教師を辞めなくていいようにお願いしてくると言います。
「私、総理の補佐官だよね。それくらいしてもらってもいいよね。」と泣きそうになりながら言います。

そして真木に会いに来た、サチ。

真木は部屋で眠っていました。

サチは、真木の部屋を見渡し、地下に降りてきます。

一方、平は、過去の白井秘書の事件について調べていました。
記事には、白井秘書の乗っていた車が東京湾に沈んでいたこと、妻と長女の雪が病院に運ばれたが死亡した。と載っていました。

「ユキ・・・」とつぶやく平。

サチは、その部屋で自分にそっくりの女の子が笑顔で「私はスノウ。17才のユキ」と言っているのを見て、驚くのでした。

【17才の帝国】4話ネタバレ!真木を切る!?

真木(神尾楓珠)が、幼馴染のユキの死をきっかけに政治を志したことを知る、平(星野源)とサチ(山田杏奈)。ユキは、7年前に起きた鷲田(柄本明)への政治献金事件の犠牲者だった。鷲田は、真木が自分への復讐を考えているとの疑念を抱き、平に真木を切るように命じる。真木を裏切るのか、ウーアを守るのか…平は決断を迫られる。一方サチは、真木が部屋の地下室に、謎のAI少女を作り出していることを平に打ち明ける…。

引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/VNXRGXV8Q3/episode/te/3P3851VRM5/

ユキの父親の白井秘書の日記

平は、真木が7年前に起きた鷲田(柄本明)への政治献金事件の犠牲者だったユキが死んだことがきかっけで、政治を志したことを鷲田に報告します。
真木の真意は不明であったが、鷲田は、真木のことを徹底的に調べるように平に命じます。

過労と栄養失調で倒れてしまった真木は、数日、入院が必要な状況でした。

支持率は51%と少し回復してきました。
転職した人達の幸福度も少しだけアップして、他の閣僚たちは満足そうでした。

平は閣僚たちに、真木が退院するまで休むこと、そして改装工事をするから、官邸には入らないように閣僚たちに伝えます。
そして事件を調べ始めた平。
記者の山口に白井秘書の事件のことを聞くと、白井が日記をつけていたが、調べてみたけどわからなかった、処分されたかもしれないが、皆、それを探していると言う山口。

一方、真木のいない官邸では、平が人を集めて真木の部屋を調べていました。

入院していた、真木が退院し、復帰したことを、住民に報告し、体調管理ができなかったことを謝罪。
そして「1人1人それぞれ違う幸せを考えていきたい」というのでした。

しかし、住民からは厳しい反響が。

そして通常通り、総理としての日常が再び始まり、商店街の開発について話し合います。

元議員たちの反対運動

そんな中、官邸前には、「真木総理辞めろ!」「ソロン廃止」などの保坂率いる、元議員たちの反対運動が起こっていました。
すぐに、反対運動をしている人達の前に現れる真木。
真木は冷静に「わざわざ来ていただきありがとうございます。閣議が終わったら意見を伺います。理解してもらえるよう、もう一度説明する。できるだけ、ここに住む人たちを幸せにしたい」と言います。

しかし、姿を見て、今度は若者たちから、元議員たちに関する批判の声が。
「自分たちのことしか考えてないと」。
デモは議員たちにとって逆効果でした。

平は、元議員たちに、ソロンとともに未来を作っていきたいと語ります。
真木は「僕は皆さんを不幸にしたい訳じゃない。商店街の再開発は、皆さんが喜ばれるようにしたいと思っています」と頭を下げるのでした。

その光景を見て、保坂は開発で必要な土地の所有者で、大事な部分を握っていて、保坂の協力が不可欠であると鷲田照は語るのでした

そして、真木は、鷲田照と一緒に、商店街開発のために、街を巡り、人々から情報を集めます。
また他の閣僚たちも、新しい商店街の案を出していき住民たちの反響を確認していきます。

鷲田総理の要求

そんなある日、真木が官邸に戻ると、鷲田総理が来ていました。
驚く真木。そして平も訪問を知らされておらず、焦ります。

鷲田は座るように言われた真木。
「将来、本物の総理の椅子に座るつもりはあるのか?」と聞かれると「僕には無理です。今の15万人の人々すらちゃんと向き合えていない」と答えます。
「みんな期待している」と言い、帰って行くのでした。

その後、鷲田は、平と一緒に保坂と飲みに行きます。
そして、鷲田は「やはり政治は人間がやるもの。AIなんかに魂を売っていかん。ソロンは失敗です。」と保坂に言うのでした。

帰りの車で「ソロンが失敗とは??」と総理に聞く平に、保坂の手前言っただけだと言う鷲田。

平が「このプロジェクトは続けさせてほしい」と言うと鷲田は「当たり前で、いくらこのプロジェクトにつぎ込んだと思う!」と言います。

しかし「なぜあの17才を切らないんだ?」と言われ、黙り込む平。
平が反論しようとすると、どうして真木に入れ込むのか?責められる平でした。

 

真木がサチの自宅訪問

その後、真木は、いつものように、ユキに「黒い渦に巻き込まれそう」と弱音を吐き、ユキにいつものように、元気づけられるのでした。

一方、平は、自分が総理を選抜するときの、ソロンの面談を受けたことを思い出していました。

サチが自宅に帰ると、真木が来ていました。
仕事を辞める母親との面談の後、自宅に来てくれたと言う母親。
弟には、ゲーム配信について教えてくれて、おじいちゃんには、、真木が作った死んだおばあちゃんAIを見せ、喜ぶおじいちゃん。
それを見て、複雑な表情のサチは、自分の部屋に逃げるように戻ります。

そして、自分の顔に似たユキのことを思い出すと、嘔吐しそうになるのでした。

一方、平は真木が地下の部屋に何度も出入りしているということを報告を受けます。
そのタイミングでサチから連絡が入ります。
総理補佐官を辞めたいと言うサチに理由を聞くと「気味が悪い・・・怖いんです。」と、官邸の地下で真木が死んだ人をAIで蘇らせていることを説明します。

それを聞いた平は、官邸の真木の部屋から地下に入っていきます。

スノウの存在を知る平

一方、サチの家から、自宅に帰ろうとした真木に食事を食べていって欲しいと引き留めるサチでした。

そして平は、地下に入ります。
そこには、サチと同じ顔をしたAIのユキの姿が。
そしてサチは、真木が家族と食事中に、平に呼ばれ官邸に向かい、地下に入っていきます。
そしてユキの姿を見るサチ。
ユキは「茶川サチさん、私はスノウ。あなたをずっと待ってた。」と言います。
驚く平とサチ。
そして・・・真木が官邸に戻ってきました。
平は、ユキのデータを取り出そうとしていました。
真木が自宅に戻ると・・・部屋の様子がおかしいことに気付きます。
そして地下におりますが、誰もいませんでした。

しかし、誰かが入ったことに気付く真木でした。

後日、サチが学校から帰ろうとすると、学校の前で、林完 (望月歩) が待っていましたが、無視して、素通りするサチ。
そんなサチを追いかける林。
林には、補佐官を辞めたと言うと驚く林。
理由を聞かれたサチ。

林は宿舎でバーベキューをするから、送別会でもサチが来てくれたら嬉しいと言います。
しかし断って帰るサチでした。

 

保坂の説得

真木と鷲田照は釣りをしている保坂に会いに来ました。
「ソロンは失敗だと鷲田総理が言っていた」と言う保坂。
そんな保坂に鷲田照は相談したいことがあると言い「このあたりを再開発したい。この辺の土地は保坂さんの土地ですよね??」と聞きます。

再開発案を見て欲しいと言いますが、絶対に売らないと言う保坂。
ウーア招致までの今までのことは、全て保坂の功績だという鷲田照。
そして、ウーアを招致したのは、どこかで、このままではいけないと思ったのでは??と核心を突く鷲田照。
しかし「わかったようなことを言うな!」と一喝する保坂。

真木は、青波氏のデータを全て入れたので、昔の風景をその場で確認できると、グラスをつけるように頼みます。

何も答えない保坂でしたが、真木はグラスを置いて、立ち去るのでした。

一方、宿舎では、バーベキューをしていました。
和気あいあいと鷲田照や他のメンバーが話をして、それを見て笑顔になる真木。
そこに平がやってきて、商店街の皆さまからと、食材の差し入れを持ってきます。

そこで平に林はサチが辞めるのか?と聞くと「真木君にはまだ話してなかったのですが・・・」とサチから辞めたいと言われいたことを説明し、官邸に戻っていきます。

真木の平への想い

そんな平を追いかける真木。
「茶川さん、他には何か??」と問うと平は「茶川さんも普通の高校生として過ごした方が良いのかも」と答え、ごまかします。

そんな平に「僕も普通の高校生に戻った方が良いですか?」「スノウにアクセスしましたか?」と聞く真木。
驚きの表情をする平。
真木は「すみません。平さんが不安に思うのも当然です。僕は、大切な友達と話がしたかっただけです。平さん。僕がウーアの総理を続けることで、平さんが・・・」

「どういう意味ですか?」と平。

真木は「平さんが追い詰められて、それを誰にも言えなくて・・・苦しむくらいなら・・・僕は平さんを救いたいです。」
驚く平。

真木は、林たちに呼ばれバーべキューに戻るのでした。

一方、釣りをしていた保坂は、真木が置いていった、グラスを装着します。すると・・・過去の様々な風景が見え、驚き、その世界に入り込むのでした。

一方、官邸に戻った平は、ソロンプロジェクトの資料を読んでいました。
そこに、鷲田照が「やっぱり(バーベキューに)来ませんでしたね」と入ってきます。

平は仕事が終わらなかったと誤魔化します。

鷲田照は、平が政治AIに関わり始めたのは「父の事件の後からですよね??」と聞きます。
「ソロン」は、古代の政治家で、政治の腐敗を防ぐための法律を作った人物。
平がその名前を付けたのは・・・と聞こうとすると、その質問をさえぎる平でした。

 

平が総理になれなかった理由

鷲田照が帰った後、官邸で、平はソロンに話しかけます。

そして「どうして真木くんを・・・」と聞こうとしてやめ、どうして自分がウーアの総理に選ばれなかったのか?聞きます。

するとソロンは、平がソロンとの対話で一度も本当のことを話していなかった。
心拍数、表情などのすべてのデータから嘘をついていたことがわかったのでした。

理想を語りながら、そこに真実はなかったと言い、自分でも気づいているはず。自分にもあったはずの大切なものを失っていることを・・・と言います。

「僕の17才は・・・とっくに終わってる」と言う平でした。

真木は、ユキと話しながら「君を作って良かったのかな?本物の君もそう言ってくれたのかな?」と小学生の頃の雪と自分の写真を見つめるのでした。

【17才の帝国】登場人物キャスト紹介

真木亜蘭(まきあらん):神尾楓珠

AIにより実験都市ウーアの「総理」に選ばれた、17才の高校生。プログラミングに優れ、寡黙でミステリアスな存在。常に沈着冷静だが、自分の利益ばかりを主張する権力者達には毅然と立ち向かう。理想の社会の実現を目指し、ウーアの改革を進めていく。

 

茶川サチ(さがわさち):山田杏奈

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真木に憧れ、実験都市ウーアの総理補佐官として真木を支える。一生懸命でひたむきな性格で、父のリストラや祖父の介護、弟の不登校など家族が抱える問題に対しても、常に自分にできることを考えている。真木の秘密を知り、ウーアの命運を握ることになる。

 

平清志(たいらきよし):星野源

(左から二番目)

現・鷲田内閣の官房副長官を務めるエリート政治家。AIによる政治改革を志し、実験都市ウーアの立ち上げを主導してきた。プロジェクト・マネージャーとして、兄のように真木たちの成長を見守るが、ウーアの行方を決める大きな政治事件に巻き込まれていく。

 

雑賀すぐり:河合優実

実験都市ウーアの財務経済大臣。日本に馴染めずアメリカに留学、MBAを取得し起業したが、政治AIの活用に希望を抱き帰国する。若者の未来のためには徹底的な合理化が必要と考える、ウーア閣僚内の改革派の急先鋒。

 

林完:望月歩

実験都市ウーアの厚生文化大臣。デザインを専門に学び、ゲーム実況などの動画配信でも人気を集める若者のカリスマ。ウーアのUIデザインを担当、アーティスト支援などを通じ、新しい文化都市の創造を夢見る。

 

鷲田照:染谷将太

実験都市ウーアの環境開発大臣。現内閣総理大臣・鷲田の孫で政治家一家に生まれ育った。幼少時代をウーアが作られた旧・青波市で過ごし、地元の守旧派からの期待を一身に背負う。 AIを活用した新しい政治と旧い政治の狭間で苦悩する。

 

山口早希(やまぐちさき):松本まりか

新聞記者で、平の学生時代からの友人。平から得た情報を観測気球として記事にしたり、自らの情報を渡したり、持ちつ持たれつの関係を続けている。鷲田総理の身辺で起きた7年前の事件を執念深く追い続けている。

 

茶川正樹(さがわまさき):杉本哲太

サチの父親。長年勤めた会社でリストラに遭い、職を探しながら主夫をしている。一人暮らしの実父の介護、息子の引きこもりなど問題山積みの中、サチの提案でウーアに移住することになり、家族の運命も一変する。苦境でも明るい茶川家のムードメーカー。

 

茶川タエ(さがわたえ):西田尚美

サチの母親。生徒からも人気の中学社会科の教師で、茶川家の家計を支える大黒柱。いつもひたむきに頑張るサチを心から応援している。ウーア移住後、AIにより生活が便利になっていく一方で、タエが勤める学校にもAIによる合理化の波が押し寄せる。

佐伯豊(さいきゆたか):岩松了

ウーアが作られた旧・青波市の商工会会頭。AIを使って進められる急速な改革と、若者による政治に猛反発する高齢者の代表。前市長の保坂とともに守旧派の急先鋒として、真木たちに立ちはだかる。

保坂重雄(ほさかしげお):田中泯

ウーアが作られた旧・青波市の前市長。幼なじみの鷲田総理に頼まれ実験都市に名乗りを上げたが、何の経験もない高校生が首長に選ばれ、ショックを受ける。AIによる政治に自分たちが排除されていると感じ、あらゆる手を使って真木たちを排斥しようとする。

鷲田継明(わしだつぐあき):柄本明

現・内閣総理大臣。「サンセット・ジャパン」と揶揄される日本の未来を憂い、思い切った改革をするために「実験都市ウーア」を立ち上げる。圧倒的な経験と政治的勘を武器に長期政権を築いてきた。ウーアの成功のために腹心の部下である平を派遣する。

 

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