【元彼の遺言状】最終回ネタバレ結末予想!栄治の死に隠された真相が?

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綾瀬はるかさん主演の月9「元彼の遺言状(もとかれのゆいごんじょう)」が最終回に近づいてきました。

このドラマは、敏腕弁護士・剣持麗子(けんもちれいこ)が元彼の遺言により篠田敬太郎(しのだけいたろう)という男と共に様々な事件を追っていく痛快リーガルミステリー!

原作は新川帆立(しんかわほたて)さんの同名小説ですが、第2話で原作がほぼ描かれてしまい、その後は続編の短編とオリジナルストーリとして描かれていますね。

最終回に向けて気になるのは、剣持とバディを組む大泉洋さん演じる篠田の正体です。

5月15日放送の第6話では、篠田が本物の篠田じゃない?という事が剣持が知ることになりましたが。果たして今後どのような展開になるのでしょうか?

栄治の死の真相には、まだ隠された謎がある??

今回はドラマ「元彼の遺言状」最終回の結末についてネタバレ予想していきたいと思います!

目次

【元彼の遺言状】最終回ネタバレ結末までのあらすじは?

まずは、最終回までのあらすじをご紹介していきます。

【元彼の遺言状】1話ネタバレ!

剣持麗子(綾瀬はるか)は、大手法律事務所に勤務する敏腕弁護士。企業法務を専門とする麗子は、とにかく勝ちにこだわり、クライアントの利益のためには手段を選ばない剛腕ぶりで多大な利益を上げていた。

だが、その強引さが仇となって有力クライアントを失う羽目になった麗子は、所長の津々井君彦(浅野和之)からボーナスカットを言い渡されてしまう。

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その処遇に憤慨し、事務所を辞めると啖呵を切って飛び出した麗子は、ひとり焼肉で憂さ晴らしをする。

そこで、飲み仲間を求めて片っ端から知り合いにメールを送る麗子。すると、大学時代の元カレ・森川栄治(生田斗真)から返信が…。だがそのメールの中身は、「森川栄治は永眠しました」という訃報だった。

驚く麗子のもとに見知らぬ電話番号から着信が入る。「久しぶりだね」。全く面識がないはずの相手・篠田敬太郎(大泉洋)は、そう挨拶すると、栄治のことで相談したいと麗子に告げた。

数日後、麗子は篠田と会うが、顔を見てもなお篠田のことを思い出せない。一方、なれなれしい態度の篠田は、栄治と同じ大学のサークルの先輩で、軽井沢の別荘で病気療養していた栄治に誘われて別荘の管理人をしているらしい。自室で死んでいた栄治を最初に発見したのも篠田だった。

そこで麗子は、栄治が森川製薬の跡取りだったことを知り、驚く。篠田は、そんな麗子に、栄治が遺した奇妙な遺言状のことを伝えた。

栄治は、中高時代のサッカー部の仲間や全担任教師、愛犬バッカスの主治医・堂上圭(野間口徹)とその息子・亮(白髭善)、元カノ全員と、血のつながらない人間たちに多額の遺産を譲ると記していた。

そして何よりも奇妙だったのは遺言状の最後だ。そこには「全財産は僕を殺した犯人に相続させる」という、驚きの一文があったのだ。

また栄治は、自分が正気であること、自分を殺した犯人が刑事罰を受けることを望んでいないこと、犯人の選出に関しては関係者全員に守秘義務を課することまで記していた。

栄治の死因は病死だったが、森川家はやむなく軽井沢の別荘で犯人選考会を開くことにしたという。そこで篠田は、自分を栄治殺害の犯人に仕立ててほしいと麗子に持ちかけた。

だが、栄治の財産が3年前に祖母の遺産を相続した10億円だと聞いた麗子は、この話を断る。遺留分や相続税を考えると、2人で分け合ったら1億円程度にしかならないからだ。

また、遺族が異議申し立てを行った場合、この遺言状は公序良俗に反するとして無効になる可能性もあった。

篠田と別れて帰ろうとした麗子は、ふと気になって森川製薬の有価証券報告書を調べる。それを見た麗子は、慌てて篠田を探した。

栄治の資産運営会社は大株主第9位で、その時価総額は1080億円にものぼるのだ。麗子は、篠田に代理人を引き受けると告げ、彼を殺人犯に仕立てるための完ぺきな計画を準備し始める。

栄治の別荘へと向かった麗子を出迎えたのは亮だった。麗子のことを「金の亡者」と呼び、水鉄砲で攻撃する亮。栄治の従姉妹である紗英(関水渚)から、「今日ここに集まるのはみんな金の亡者だ」と吹き込まれたらしい。

麗子の到着を待っていた篠田は、2人の関係がバレないように気を遣いながら、彼女を別荘内まで案内した。

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犯人と認定されるためには、2人の選考委員の承諾が必要だった。1人は、栄治の父親で森川製薬の社長・金治(佐戸井けん太)。もう1人は、栄治の叔母で森川製薬専務の真梨子(萬田久子)。2人は社内の覇権争いで犬猿の仲だった。

栄治の弁護士・村山権太(笹野高史)の立ち合いのもと、金治たちと対峙した麗子は、自分は代理人であり、クライアントは匿名を希望していること、その人物が栄治を釣りに誘い、そこで栄治が風邪を引いたことが死因だと切り出す。

だが金治らは、「そんな戯言は聞き飽きた」と意に介さない。

その反応を予測していた麗子は、すかさず用意していたプランを提案する。森川製薬では、再来年の発売を目標に、新薬の鎮痛剤を開発していた。だがそれは真梨子派の功績であり、金治はなんとか発売を阻止しようとしていたのだ。

そこで麗子が提案したのは、自分のクライアントが森川製薬の株式を取得した際には、新薬の販促部隊を金治の下に置くという内容の株主間協定を締結する、というものだった。金治にすれば金のなる木が手に入り、利益をかすめ取られる形になる真梨子も、新薬の発売が確実になれば開発を手がけた息子の会社が急成長を遂げることになる。

栄治の別荘には、幼少期から栄治に思いを寄せていたという紗英、栄治の従兄弟・拓未(要潤)、栄治が病気療養することになるや彼を捨てて拓未と結婚した元カノの雪乃(笛木優子)、栄治の身の回りの世話をするうちに親密な関係になった看護師の原口朝陽(森カンナ)らが集まっていた。そこで元カノたちを集める村山。すると麗子のもとへ、朝陽が歩み寄ってきた。麗子にメールの返信をして栄治のことを伝えたのは朝陽だった。麗子が犯人選考会に参加していることを知る朝陽は何かを言いかけたが、そこに雪乃がやってきたため、話を止めてしまう。

村山は、遺言の詳しい内容を伝えるため、元カノたちを集めた。1人、相続を辞退した女性もいるらしい。なぜかその場にやってきた紗英は「全員地獄に堕ちればいい」と悪態をついていた。

栄治は、元カノそれぞれに別荘やマンションなどを分け与えるよう具体的に指示していた。高級タワーマンションやハワイのコンドミニアムなど、他の女性たちが豪華すぎる遺産に歓喜する中、麗子に分け与えられたのは、都内にある古びた村山の事務所「暮らしの法律事務所」のみで…。

夕方、麗子は東京に戻るため、篠田に駅まで送ってもらう。村山も一緒だった。そこで、村山からまんじゅうをもらう麗子。その姿を見た村山は、麗子は栄治が言っていた通りの女性だと言いだす。

栄治は麗子のことを「頭が良くて綺麗で、とにかくよく食べる」と言っていたのだという。村山は、麗子のように美人で優秀だった知り合いの女性弁護士が、DV被害者をかくまって、元夫に刺殺されてしまったことを思い出し、麗子にも気を付けるよう忠告した。

ほどなく、ホームに列車が到着した。すると、降りてきた乗客の中に、栄治とそっくりな男性がいた。栄治の兄・富治だった。富治に驚き、彼と言葉を交わしているうちに終電を逃してしまった麗子たちは別荘へと戻ることになり…。その夜、麗子と村山は、森川家の面々や朝陽、堂上親子と一緒に篠田が作った夕食をともにする。

その席で、なぜ栄治はあんな遺言状を書いたのか、迷惑だと話し出す金治。「病気でおかしくなっていた」と真梨子が言えば、拓未と雪乃も「ミステリー好きで亡くなる直前まで暗号作りをしていたらしい」と、あざ笑った。

すると、話を聞いていた富治が、「栄治も浮かばれない」と言いだす。富治には、栄治の目的がわかるらしい。それを受け、篠田は「自分が殺されると考えていた栄治は、犯人を見つけてほしかったのではないか」と続けた。

その言葉をきっかけにして、言い合いを始めてしまう森川家の面々。耐えられなくなった朝陽は、「いい加減にしてください」と声を荒げた。まだ幼い亮もいるからそういう話はするべきではないというのだ。

一同が亮を見やると、利き手を矯正中だという亮が、不器用にフォークとナイフを使って食事をしていた。栄治も左利きだったが、矯正を拒否したと自慢していたことがあったらしい。その時ふいに、亮が篠田と麗子は友だちなのか、と問いかけた。篠田は慌てて否定する。食事の後、麗子の部屋にやってきた篠田は、森川家はアガサ・クリスティーの小説「ねじれた家」のようだと言う。その話の流れで麗子は、富治が遺産放棄して森川製薬を継がずに、近くの大学で文化人類学の准教授をしていることを知った。

そのとき、ドアがノックされた。だが、麗子たちがドアに近づくと、去っていくような足音がして、歩きながら話している拓未と雪乃の声が聞こえてきた。ドアを開けた麗子たちは、廊下を歩き去る拓未たちの後姿を見る。

廊下の突き当りは栄治の部屋だった。その部屋に入る麗子と篠田。テーブルの上には「ねじれた家」が。室内には、3人の子どもが写った写真が飾られていた。栄治と富治、そして堂上だった。栄治たちと堂上は、子どものころからの知り合いなのだという。

あくる朝、金治は「遺言状の原本を見せてほしい」と村山に告げる。森川製薬の顧問弁護士が朝一でやってくるのだという。遺言状の無効を主張するのが狙いだとにらむ麗子。

村山は、顧問弁護士と対峙するのを恐れ、麗子に助けを求めた。するとそこに麗子の元上司・津々井が現れる。森川製薬の顧問弁護士とは、津々井だったのだ。

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麗子たちが村山の部屋を訪れると、室内が荒らされており、遺言状を入れておいた金庫がなくなっていることに気づく。

原本がなければ遺言は無効だが、「見つかったとしても、あの遺言を有効だとする主張に勝算はあるのか」と麗子に問いかける津々井。すると麗子は、とっさにつかんだ書類が入った封筒を見せ、公序良俗違反による無効に関して、興味を持った多くの民法学者から意見書をもらっているかのように見せかける。

津々井が、麗子に対抗するために取れもしない意見書を求めて時間を浪費するように仕向けたのだった。

そのとき、外でタバコを吸いながら警察に電話していた村山が突然苦しみだして倒れる。村山は何かを言おうとしてそのまま絶命し…。

麗子は、通報を受けてやってきた浅間署の刑事・山内(菊池均也)らから事情聴取を受ける。村山の死因は、タバコに仕込まれていた毒物による中毒死だった。

翌朝、麗子と篠田は、事実確認と称して金治や真梨子たちを訪ね、お互いがお互いを疑っているかのような印象操作をする。

昼食時、麗子と篠田が食事をしていると、朝陽がやってきた。一緒に食事をすることになった朝陽が栄治のことを話そうとすると、そこにまたもや雪乃が現れる。

「風邪っぽいから薬がほしい」と言って朝陽を連れて行く雪乃。そのとき篠田は、栄治の遺体を発見した朝、バッカスが吠えていたこと、そして、いつも朝一番にくる朝陽が、あの日に限って遅刻したことを思い出す。

そこに、猟銃を背負った富治がやってくる。麗子は、あの遺言状を書いた栄治の気持ちが分かると言っていた富治に、その意味を尋ねた。

すると富治は、「ポトラッチだ」と返す。ポトラッチとは、北アメリカの先住民に伝わる風習で、部族間で贈り物をする場合、贈られた相手はもらったもの以上のものを返さなければならず、最終的にはどちらかが返せなくなり、富をもって返せなかった相手を支配するのだという。

「与えることは奪うこと。あの遺言は復讐なんですよ」。富治はそう続けた。

それからしばらくして、金治たちが別荘を去ることに。麗子と篠田は、堂上から話を聞く。堂上は、4年ほど前に妻と離婚していた。別れた妻は北海道で新しい家庭を持っているらしい。

麗子たちから、栄治と富治の関係を尋ねられた堂上は、救世主ベビーの話を始める。救世主ベビーとは、移植が必要な子どものために、ドナーになるべくして作られた子どものこと。富治は生まれつき、重い血液の病気を持っていたというのだ。

堂上は「病気を治癒し、兄弟もできる救世主ベビーは悪いことではないが、富治はそう受け取らなかったのかもしれない」と話し…。

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麗子と篠田は、害獣駆除に出かけた富治に会いにいく。篠田は、栄治から命という最大のポトラッチを受けた富治が、森川製薬を譲ってまで贈り物を返そうとしたが、命を超える贈り物はないことに苦しみ、やがてそれが殺意に変わっていったのではないかと告げる。すると富治は「自分が犯人だと思うのなら警察にそう言えばいい」と返す。

その帰り、山道を歩いて別荘に戻ろうとしていた麗子たちは、後ろから近づいてきた車にひかれそうになる。間一髪で危機を逃れる麗子たち。何者かが、栄治の車を使って2人を狙ったのだ。

別荘に戻った麗子は、栄治の部屋にいた。栄治は「ねじれた家」の余白ページにも自作の暗号を書いていた。大学生のころから自作の暗号遊びをしていた栄治のことを思い出す麗子。そんな彼女のもとに、津々井から電話が入る。「事務所に戻らないか」という誘いだった。

あくる朝、麗子は「東京に帰る」と篠田に告げる。見送りに行った篠田は、麗子を駅の立ち食いソバ店に誘うと、自分の丼から海老の天ぷらを1本取り、麗子の丼に入れた。栄治は大学時代、麗子の食べっぷりが気持ち良いからと、こっそり学食のスタッフに頼んで、麗子の蕎麦に海老天をサービスしてもらっていたのだ。

それを麗子は、「学食のおやじが、自分のファンだから特別にサービスしてくれている」と自慢げに栄治に話していた。

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篠田と別れて電車に乗った麗子は、これまでのことを思い出していた。

森川家の人々、朝陽、堂上親子、吠えていたバッカス、ねじれた家、救世主ベビー、ポトラッチ…。東京到着後、「暮らしの法律事務所」の最寄り駅に向かった麗子は、看板やバス停、ビルなどに栄治が考えていた暗号のような表示があることに気づく。

「暮らしの法律事務所」があるビルは、1階が「オリエント文庫」という古書店だった。

店内を通って2階に上がった麗子は、栄治が用意した事務所周辺の写真をチェックする。その一つひとつに、暗号があった。「しのだをたのんだ」。暗号の意味を知った麗子は、待っていた不動産会社のスタッフに事務所の売却を止めると告げ、再び軽井沢へと向い…。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-543960/8/

 

【元彼の遺言状】2話ネタバレ!早くも原作の内容が完結で栄治殺害の犯人が明らかに

「し」「の」「だ」「を」「た」「の」「ん」「だ」──。剣持麗子(綾瀬はるか)は、謎の死を遂げた元彼・森川栄治(生田斗真)が自分に残していた暗号に気づく。

<ドラマ『元彼の遺言状』これまでのあらすじ完全版>

栄治が暮らしていた軽井沢の別荘へと戻った麗子は、森川家の金治(佐戸井けん太)、真梨子(萬田久子)、拓未(要潤)、雪乃(笛木優子)、紗英(関水渚)と、栄治の担当看護師で元カノの1人・原口朝陽(森カンナ)、獣医師の堂上圭(野間口徹)を呼び寄せる。

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麗子は、栄治の遺体の第一発見者である篠田敬太郎(大泉洋)が、発見前に栄治の愛犬バッカスが吠えていたのを聞いていたことを皆に伝える。バッカスが吠えるのは、慣れていない人間に対してだけ。

麗子は、「犯人はこの中にいる」と言うと、何者かが生前栄治が乗っていた車を使って麗子と篠田をひき殺そうとしたことにも言及し、ある提案を持ちかける。それは、犯人にこっそり名乗り出てもらい交渉の場を持ちたい、というものだった。

麗子の目的は、クライアントである篠田を犯人にすること。森川家から犯人が出てしまうより、自分のクライアントが犯人になるほうが皆にとって都合が良いはずだというのだ。

しかし、麗子のもとへは誰も接触してこない。篠田は、自分が栄治を殺した犯人になったら、弁護士の村山権太(笹野高史)も殺したことになってしまうのではないかと心配していた。

その時、麗子たちのもとに金治がやってくる。金治は、今回の一件で森川製薬の株価が大暴落したことを理由に、「篠田を犯人にして、一刻も早く幕引きをしたい」と言いだす。そこにやってきた富治は「あんな会社潰してしまえばいい。なんなら自分が犯人になってもいい」と言い、金治を怒らせてしまう。

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麗子と篠田は、朝陽から話を聞くことに。以前この別荘に泊まった夜、麗子たちの部屋をノックして姿を消したのが朝陽だと気づいていた。

栄治が死んだ日の朝、遅刻したと言っていた朝陽だが、実はいつも通りの時間に別荘に到着。そこで栄治の遺体と、その傍にあった注射器や使用済みの薬のアンプルを見つけ、雪乃に連絡を取っていたのだ。栄治の左腕には注射痕もあっという。

そんな折、車の解体業者から栄治宛ての電話が入り、それを受けた篠田は、スクラッブ工場へと向かった。

そこには、麗子たちをひき殺そうとした栄治の車が。業者は、栄治の車をスクラップにするにあたり、もう1枚書類が必要だったと篠田に告げて謝る。しかし篠田は「スクラップにはしない」と返すと、車を持ち込んだ人物を尋ねた。それは、富治だった。

連絡を受けた麗子は、刑事の山内(菊池均也)らとともにスクラップ工場へと急ぐ。車のトランクには、盗まれた村山の金庫が積まれており、バールなどでこじ開けようとした痕跡もあった。

山内たちは、栄治の車や金庫を警察署まで運んだ。「金庫のダイヤル番号に心当たりはないか」と問われた麗子は、毒を盛られて倒れたときに村山が何かを言おうとしていたのを思い出し、弁護士番号ではないかと推測する。しかし、村山の弁護士番号では開かなかった。

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麗子は、いつの間にか別荘に戻っていた篠田に連絡し、村山の部屋を調べるよう指示。金庫の番号は、村山のものではなく、刺殺されたという彼の後輩の女性弁護士の番号だと気づいたのだ。

篠田は、村山の手帳にあった雑誌のページから登録抹消者の欄にあった「栗田知世」という弁護士を特定し、麗子に連絡。麗子の予想通り、金庫の番号はその女性の弁護士番号だった。

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村山の部屋にいた篠田は、やってきた富治に車の件を尋ねようとした。だが富治は、山へ行くためにタクシーを待たせているから「帰ってから話そう」と返す。

出かける富治と入れ替わりで、紗英が別荘にやってきた。堂上に頼まれて、堂上の息子・亮(白髭善)の面倒を見ることになったのだという。

篠田は、紗英が乗ってきたタクシーに乗り込み、富治に後を追った。

村山の金庫の中には、栄治の遺言書や元カノリストが残されていた。そして、金庫内の鍵付きのボックスの中からは、DNA鑑定書が出てくる。だが、「検体1」「検体2」とあるだけで、誰と誰を鑑定したものなのかまではわからなかった。

それを見て何かに気づいた麗子は、いきなり鑑定書を手にすると、山内らの制止を振り切って警察の駐車場に止めてあった栄治の車に乗り込み、走り去る。

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篠田は、富治の後をつけていたが、麗子から電話が入ったせいで気づかれてしまった。

そこで篠田は、栄治や村山を殺し、自分たちをひき殺そうとしたのは富治ではないのかと切り出す。動機は、森川製薬への復讐だ。

すると富治は、「自分と栄治は、森川製薬の犠牲者だ」と返し、「もし自分が殺すなら父親の金治だ」と続けた。だが「自分は逃げてしまい、すべてを栄治に背負わせた」と後悔する富治。そして、「なぜ栄治は逃げなかったのだろうか」と疑問を口にする。

その際、バッカスの話になったが、次の瞬間、何かに気づいた篠田は、富治と別れて走り出す。

篠田と合流した麗子は、別荘へと急いだ。麗子は「紗英が危ない」と言うと、篠田にDNA鑑定書を見せた。

別荘に到着し、紗英を探す麗子たち。すると紗英は、栄治の部屋にいた。庭では、堂上と亮がキャッチボールをしていて…。

麗子と篠田は、再び関係者全員を集めた。

まず、「栄治が死んだ朝、バッカスが吠えたのは、雪乃がいたからだ」と指摘する麗子。雪乃は、栄治が死ぬ間際まで暗号を作っていたことを知っていた。だが、栄治が暗号を書いていた本は、篠田によって閉じられていたため、栄治が暗号を書いていたことを知るには、篠田より先に栄治の部屋を訪れるしかなかったのだ。

するとそこで、真梨子がすべてを話すよう雪乃に指示。雪乃は、朝陽から、新薬のアンプルが落ちていたという連絡を受けて別荘を訪れていた。

真梨子たちは、借金を抱えていた朝陽に、資金援助を条件にして、栄治のことを見張らせていたのだ。また、万が一にも新薬が死因だということにならないよう、主治医を買収して死亡診断書も改ざんしていた。

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麗子たちは、犯人が新薬のアンプルを残せば真梨子や雪乃たちが必ず隠蔽すると判断していたことを告げると、見つかった栄治の車の中に金庫があったこと、その車を業者に持ち込んだのは富治であることを明かす。

だが、犯人は富治ではない。なぜなら、バッカスが吠えなかったから。

栄治が死んだ日の前夜から朝までの間、バッカスが吠えたのは雪乃に対してだけ。つまり犯人は、バッカスが吠えない相手──「篠田だ」と言う麗子。篠田が犯人になれば、麗子も森川家も犯人も助かり「Win、Win、Winだ」と言うのだ。

すると、それまで黙って話を聞いていた堂上が「もうやめましょうよ、こんな茶番は」と言いだす。堂上は、話すのを止めさせようとする麗子を無視して、「栄治と村山を殺したのは自分だ」と告白する。

篠田は、思惑が外れてガックリとソファに腰を下ろした麗子に代わり、2枚の書類を皆に見せた。それは、元カノリストとDNA鑑定書。鑑定書には、「検体1と検体2が99.9%以上の確率で親子である」と記されていた。それが誰と誰のことなのか、答えは元カノリストにあった。

元カノの中で相続を辞退した女性が1人いたが、それは堂上の別れた妻・佐藤真佐美だった。つまり、栄治と真佐美は不倫関係にあり、亮は2人の間に出来た子どもだったのだ。鑑定は真佐美が依頼し、それを村山に託したものと思われた。

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堂上は、栄治を診察した際、偶然、書きかけの遺言状を見ていた。そこに書かれていた「全遺産は、僕を殺した犯人に譲ります」という、自分をあざ笑うかのような文言を見て腹を立てた堂上は、動物の安楽死に使用する薬を栄治に注射し、さらに事実を知る村山をも毒殺したという。

この日、屋敷に紗英を呼んだのも、栄治の元カノ全員を知っている彼女を殺すためだった。

しかし、紗英を殺さなかったのは、堂上のもとへ亮がやってきて、「右手で投げられるようになったからキャッチボールをしよう」と誘われたためだったらしい。

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警察関係者が慌ただしく別荘に出入りする中、篠田は栄治の部屋で富治と会っていた。「結局、栄治の目的は、なんだったのでしょう?」。篠田からそう問われた富治は、「それはわからないが、栄治は森川家への復讐も、犯人へのポトラッチもすべて成し遂げた」と返し…。

麗子は、紗英に別れを告げて別荘を後にする。すると庭には亮が立っており、別荘を見つめていた。

麗子は亮に歩み寄ると、「お金はあんたを守ってくれる。でも、そのお金を狙ってくだらない大人がたくさんやってくる。そういう時に、お金を守れるのは法律だけなの。困ったら連絡しなさい。私が代理人になってあげる」と言って名刺を握らせた。

そんな麗子のもとへ刑事の山内たちが近づき、いきなり麗子に手錠をかける。罪状は、窃盗罪と公務執行妨害だった。

留置場に入れられた麗子のもとへ元上司の津々井君彦(浅野和之)が面会に来る。津々井は、ひとしきり麗子に嫌味を言うと、明日には出してあげると告げた。

麗子のことを津々井に頼んだのは富治だった。警察署を出てきた麗子を出迎えた富治は、感謝の気持ちを麗子に伝えると、彼女を駅まで送っていく。

麗子は、栄治から引き継いだ「暮らしの法律事務所」へと戻った。するとそこには、篠田の姿が。村山の部屋で偶然合鍵を見つけたらしい。麗子は、これから毎日腕によりをかけて料理を作ることを条件に、篠田をそこに住まわせることにするが…。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-549053/6/

【元彼の遺言状】3話ネタバレ!ホストのくろうやとの出会い!

剣持麗子(綾瀬はるか)は、篠田敬太郎(大泉洋)を住み込みで雇い、弁護士の村山権太(笹野高史)から引き継いだ「暮らしの法律事務所」での仕事を始める。だが、仕事の依頼は、離婚調停の相談など、金にならない案件ばかり。

<ドラマ『元彼の遺言状』これまでのあらすじ完全版>

ある日、運送会社の乗車前検査に引っかかり、社長を蹴って逮捕された上杉真美(佐々木春香)の面会に行く羽目になった麗子。真美は、血中アルコール濃度0.03%という数値が出ていたが、その原因は恋人とケンカして奈良漬けをやけ食いしたためだと言い訳し、麗子を呆れさせる。麗子は、真美から頼まれた犬の散歩を、篠田に押し付けた。

そんな折、麗子のもとへ武田信玄を名乗る男から依頼の電話が入る。麗子はそれを断ろうとするが、秋須坂町という町名を聞くと、殺人事件があったという同町の進藤不動産へと向かった。

その道中、秋須坂町内のレストランで起こった火事に遭遇。水道管の老朽化が原因でポンプ車が使えず、消防署員や町の人たちがバケツリレーで消火活動を行っていた。

出迎えた警視庁捜査一課の橘五郎(勝村政信)は、事件について麗子に説明した。殺されたのは進藤不動産社長の進藤昌夫(画大)。「弁護士が来るまで何も話さない」と言い張り、座っていたのが黒丑益也(望月歩)という青年だった。

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黒丑は、ホストクラブ「戦国」で武田信玄という源氏名で働いているらしい。

黒丑は、3ヵ月前に自宅に訪ねてきた進藤から、立ち退きを持ちかけられたという。だが1ヵ月前にもう一度やってきた進藤は、まるで人が変わったように、「ここは自分の物だから1ヵ月以内に出て行け」と言いだしたという。黒丑は、交渉するために進藤に会いに来たら彼が死んでおり、すぐに警察に連絡した、と主張した。

別の日、麗子のもとへ、事務所の開業祝いを持って元彼・森川栄治(生田斗真)のいとこ・紗英(関水渚)が訪ねてくる。常國建設の株主だった紗英は、この後、常國の新プロジェクトお披露目パーティに出席するという。

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常國建設による秋須坂町の商店街の再開発計画を知っていた麗子は、警察に向かうと黒丑の身柄を引き受けた。

黒丑によると、やはり進藤の先祖は秋須坂町一帯の地主で、まとめて土地を売りに出すと言っていたらしい。だが、黒丑の家はもともと祖父の持ち物で、黒丑が1歳のときに祖父か亡くなると、家族で引っ越してきたのだという。

黒丑は、両親と弟の4人家族だったが、リストラがきっかけで父親が家族に暴力を振るうようになり、母親が出て行き、弟も母親に呼び寄せられて家を出ていた。そして、3年前にはついに父親も蒸発。篠田は、「それでもいつか家族が一緒に暮らせればと、ホストになって家を守っている」という黒丑に、すっかり同情していた。

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麗子は、橘から、進藤不動産にあった立ち退き区域の賃貸借契約書をまとめたファイルの中に、なぜか黒丑家のものだけがなかったと教えられる。ファイルには黒丑の指紋も残っていたらしい。

常國建設を訪れた麗子は、事業開発部の斉藤(鬼塚俊秀)に会い、ショッピングモール建設プロジェクトについて切り出す。建設反対派が集団訴訟を起こしても勝つ自信があるのはもちろん、彼らを一斉に立ち退かせるための秘策もあるといって提案書を渡す麗子。

ヒントは、火事の際に見た水道管の老朽化だった。さらに、「進藤が殺された事件の重要参考人も押さえている」とアピール。斉藤はその提案に食いつき、「上司に相談する」と返した。

提案書の中で麗子は、いまだ立ち退き交渉中の48軒を1軒1000万円でまとめ、さらに1ヵ月以内に成功すればプラス1億円という見積もりを出していた。

あくる日、麗子は篠田とともに黒丑家に向かうことになっていた。

待ち合わせの喫茶店にやってきた篠田は、麗子に1枚のビラを見せる。それは、ショッピングモール建設反対を訴えるものだったが、リーダーの望月という男は、先日火事が起きたレストランの経営者だった。あの火事が放火の可能性もあることを知り憤る篠田。

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登記簿によれば、黒丑家の土地も建物も所有者は進藤となっていた。麗子たちは黒丑家の呼び鈴を鳴らしたが、返事はなかった。裏庭を見ると、隣の尾形家との境界線に白いツツジが咲く垣根があり、その中に一つだけ赤いツツジが咲いていた。

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麗子たちは、庭の手入れをしていた隣家の主・尾形雄一(おかやまはじめ)に声をかけた。大学で植物の研究をしている尾形。黒丑家のことを尋ねられた尾形は、黒丑の父親がその筋の関係者であること、妻はすでに他界していること、黒丑には弟などはいないことを麗子たちに話した。父親の姿はここ何年も見ていないという。

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事務所に戻った篠田は、孤島に集められた10人が童謡に合わせて殺されていくアガサ・クリスティーの小説「そして誰もいなくなった」と同じだといって今回の事件についての推理を展開した。

「秋須坂」とボードに書き、「秋」のつくり・火=現場近くで起きた火事、人の頭を表す「須」のつくり・おおがい=頭部を殴られて死亡した進藤のことだという篠田。そして、1ヵ所だけ色が違うツツジこそが、黒丑が立ち退きを拒絶し、嘘の証言をした本当の理由だと続ける。

篠田は、ツツジの色が変わったのは、「坂」の土へん…つまりツツジの下に何かが埋められているからだと結論付けていた。

麗子は、黒丑に会うためにホストクラブを訪れた。黒丑と中華料理店を訪れた麗子は、「賃貸借契約書はどこか」と切り出した。進藤不動産の灰皿には何かを燃やした跡が残っていた。麗子は、そのことにも触れ、「間もなく一斉に立ち退きが始まるから、契約書を隠し持っているのなら今のうちに出すように」と、黒丑に告げた。

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同じころ篠田は、火災現場の画像をチェックしていた。そこにやってきた紗英は、グレーの服の人物が何枚もの写真に写っていることに気づく。その報告を受け、メモリースティックに画像データをコピーするよう指示する麗子。するとそこに、橘から連絡が入る。

麗子は、橘に呼び出され、黒丑家の近くで合流した。橘たちは、ずっと黒丑をマークしていたのだ。麗子たちが黒丑家を覗き込むと、泥だらけになりながら庭を掘っている黒丑の姿があった。ふいにライトで照らされた黒丑は慌てて逃げ出そうとしたものの、麗子に呼び止められると足を止め、その場に崩れおちた。

ところが、その後の警察による捜査でも、黒丑家の庭からは何も見つからなかった。麗子は、黒丑の身柄を引き取ると、橘にメモリースティックを手渡した。

あくる日、麗子と篠田は、黒丑を伴って尾形が勤務する関東理科大学を訪れる。黒丑が庭を掘っていたのには理由があった。黒丑の父親は、3年前に「しばらく身を隠す」と言って出て行ったのだという。その時、「何があってもあの家に住み続けろ」と言われていた黒丑は、父が誰かを殺して庭に埋めたと思い込んでいたのだ。

ホストクラブの店長から、「花の色が変わる場所には人が埋められている」と聞いていたという黒丑。しかし、土の影響で色が変わる植物は、アジサイくらいしかない。

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麗子たちは、尾形が講義をする大教室へ向かった。講義を終えた尾形に、「秋須坂町の火災現場にいなかったか」と切り出す篠田。尾形がそれを認めると、麗子は、「火をつけたのは恐らく進藤」と告げ、「その現場を目撃したのではないか」と問いかけた。

さらに麗子は、進藤を訪ね、放火の件を見逃す代わりに自分の家だけは立ち退きを免れるよう交渉したものの、「進藤に断られて殺害に至ったのではないか」と続ける。そう考えた根拠は、立ち退きリストの中にあった。尾形が住んでいる家の所有者は進藤だが、借地契約を交わしていたのは尾形ではなく、義父の藤本浩平だった。

尾形は、「義父は脳梗塞を患いリハビリ中で、妻もその世話をしている」と話していた。だが、橘たちの調べでは病院にも保険会社にもそんな記録はなかったのだ。

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ほどなく尾形の家の庭からは、義父と妻の死体が発見される。尾形は、進藤を殺したことも認めた。

黒丑が進藤不動産で燃やしていたのは賃貸借契約書ではなく、キャバクラの割引券だった。黒丑は、ホストクラブの店長の机から持ち出した優待券を賄賂代わりにして進藤と交渉しようとしたらしい。燃やしたのは、店長にバレることを恐れたからだった。

麗子は、そんな黒丑に呆れつつも、彼の父親の言葉の意味を教えてやる。進藤不動産は創業45年。黒丑の祖父は進藤の先代の遠戚だった。おそらく黒丑の祖父は、契約書も交わさずに家を借りて住んでいたのだ。

黒丑の父親は、民法162条──つまり、他人のものでも契約書なしに20年間善意の下に所有していたら自分のものになるという「取得時効」のことを知っており、息子に住み続けるよう伝えたのだった。

別の日、麗子は、常國建設を訪れるが、担当の斉藤から提案した件をあっさり断られてしまう。怒りを噛みしめながらエレベーターホールに向かう麗子。すると、やってきたエレベーターの中から現れたのは津々井(浅野和之)だった。

秋須坂町のショッピングモール建設プロジェクト案件は、津々井の事務所が引き受けることになったのだという。

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篠田は、事務所に積み上げられていた蔵書を、1階のオリエント文庫に無償で譲っていた。それを聞いて、理解できないと驚く麗子。そこで篠田は、真美の件を麗子に伝える。真美の愛犬に散歩をさせるために彼女の部屋を訪れた篠田は、冷蔵庫の中に、大量の奈良漬けがあることに気づいたのだ。

麗子は、奈良漬けのことといい、キャバクラの割引券のことといい、どうでも良い案件を持ってくる一般市民はなぜ合理的に行動できないのか、と嘆く。すると篠田は、「でも、だからこそ人間はミステリーなんじゃない?」と告げて…。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-555038/6/

【元彼の遺言状】4話ネタバレ!

剣持麗子(綾瀬はるか)は、さまざまな企業の顧問弁護士について調べていた。

<ドラマ『元彼の遺言状』これまでのあらすじ完全版>

狙いは老舗企業と長期に渡って契約している高齢の弁護士。若くて優秀な自分が営業をかければ、すぐに彼らにとって代われる、という算段だった。

一方、篠田敬太郎(大泉洋)には、そんな麗子の相手をしていられないほど楽しなイベントがあった。

敬愛する女性ミステリー作家・秦野廉(宮田早苗)が、大ヒット作「胡桃沢啓二シリーズ」の最新作「甘い殺人」を13年ぶりに発表することになり、その記者発表会見の模様がオンラインで生配信されるのだ。

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ほどなく会場に秦野が姿を見せ、会見がスタート。そこで秦野は、いきなり「私は、人を殺しました」と言いだす。一瞬驚きつつも、すぐにそれは新作のプロモーションだと理解する篠田。これまでも秦野は、自著の中で読者に対して謎解きの挑戦状を出していたからだった。

すると秦野は、あるアパートの住所を明かす。視聴者からの通報で警察がアパートに駆けつけると、そこには本当に住人の男性・清宮浩平の死体があった。その報が伝わると会見場は騒然となり…。

同じころ、浩平の妻・加奈子(中島亜梨沙)が、「夫を殺した」と自首していた。警察は、秦野の発言と併せて加奈子から事情を聞いているという。

そのニュースを見た篠田は、死体は一つなのに犯人を名乗る人物は2人──まるでアガサ・クリスティーの「牧師館の殺人」のようだと騒いでいた。

麗子は、そんな篠田に、「もし秦野が犯人なら、楽しみにしている小説は発売中止だ」と冷たく言い放つ。

だが、小説の版元が白河出版だと知ると、すぐに出かける支度をする麗子。白河出版の顧問弁護士が84歳と高齢だったからだ。

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麗子たちが白河出版に着くと、津々井君彦(浅野和之)の姿があった。津々井も、今回の案件を狙っていたのだ。

担当者の吉村(夙川アトム)に会った麗子は、篠田が熱く語っていた言葉をそのまま拝借して秦野のファンであることをアピールし、今回の一件の担当弁護士の座を獲得する。

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麗子は、警察署まで秦野を迎えに行くと、事務所に戻る。秦野は、自分の小説が殺人事件に繋がったことにショックを受けている様子だった。

「甘い殺人」は、夫の暴力に苦しめられてきた妻が、自殺を装って夫を殺してしまう話。作中の殺害の手口は、夫の好物であるもなかに睡眠薬を混ぜて眠らせ、地蔵背負い──背後から背負うようにして電気コードで首を絞めて殺害し、最後にドアノブにコードを括りつけて自殺に見せかける、というものだった。

実は加奈子は、3年ほど前から秦野の家の家政婦をしており、先週、彼女に「甘い殺人」の原稿を読ませていた。人の意見に左右されたくない、という理由から、担当編集にも発売前まで原稿を読ませない秦野が、加奈子に原稿を見せたのは、13年前の作品が評論家から酷評され、不安だったからだという。

その話を聞いた麗子は、争点になりそうだった殺人教唆の罪に問われることはないと秦野に伝えた。

津々井は、ライバル出版社から頼まれたのか、あるいは麗子への嫌がらせなのかは分からないが、テレビ出演の際に、「今回の事件は殺人教唆だ」という発言をして、世論を誘導しようとしていた。

麗子は、真相を確かめるために加奈子に面会し、彼女が小説を読んでいなかったことを知る。

しかし、警視庁捜査一課の橘五郎(勝村政信)は、加奈子が誰かを庇っているのではないかと疑っていた。橘は、加奈子には娘がいる、と麗子に告げ…。

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篠田は、事件があった加奈子のアパートを訪れる。現場は、線路のすぐそばにあり、近くでは道路工事も行われていた。そこで篠田は、加奈子の娘・希(白鳥玉季)と出会い、彼女を事務所に連れて帰る。

希は、「母を助けてほしい」と麗子に頼んだ。しかし麗子は、「金にならない仕事はしない」と断ってしまう。

「法律は不公平だ。何度殴られても助けてくれなかったのに、一度やり返したら罪になる」と言い残して帰ろうとする希。麗子は、「小説を読んだのか」と尋ねたが、希は答えなかった。

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別の日、テレビのワイドショーでは、何人ものコメンテーターたちが、「今回の事件は殺人教唆に問われない」と話していた。番組のスポンサーは森川製薬。事情を知った森川紗英(関水渚)の仕業だった。

「軽井沢からわざわざそんなことを言いに来たのか」と麗子から問われた紗英は、麗子たちの事務所を見下ろすタワーマンションに住んでいる、と驚きの告白をする。

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篠田は、ホストの黒丑益也(望月歩)に協力を求め、加奈子が働いていた家事代行会社から情報を得る。やはり加奈子は、夫から酷い暴力を受けており、希が包丁を持ち出して警察沙汰になったこともあったという。

秦野からもらった「甘い殺人」の原稿を読み終えた篠田は、ある疑問を抱いていた。

小説の中の犯人は完全犯罪を成し遂げるが、加奈子は偽装工作までしながら自首している。篠田は、今回の事件は、「牧師館の殺人」ではなく、小説通りに殺人事件が起きるエラリー・クイーンの「Yの悲劇」だと麗子に告げた。

そしてもう1人、小説を読むことができた人物がいることも…。

そんな折、麗子の元へ橘から連絡が入る。加奈子が小説を読んだと供述を変えたというのだ。

加奈子と面会した麗子は、事件の詳細について、犯人なら知っているであろうことを矢継ぎ早に質問。だが加奈子は何も答えられず、焦りのあまり机を叩いて立ち上がると、「私が小説を読んで、この手であの人を殺した!」と叫んだ。

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麗子が事務所に戻ると、希がいた。そこで希は、小説を読んで決心し父を殺した、と麗子に話す。

希は、これから警察に行ってすべてを話してくる、と出て行こうとした。そのとき希は「担当の刑事が、小説に出てくる胡桃沢刑事のような人だったらいいな」と口にする。「胡桃沢刑事は日本一女の子に甘い刑事だから、自分のことも見逃してくれるかも」というのだ。それを聞いた麗子は、警察には明日行くよう指示した。

麗子と篠田は、秦野の家を訪ねた。麗子から、「加奈子は誰を庇っているのか」と問われた秦野は、「希だ」と答える。

事件があった日、加奈子から電話をもらった秦野は、彼女が娘を庇って自首する決意をしたと知って黙っていられなくなり、自分も会見場で話したのだという。希のことは2人だけの秘密にしようと約束したらしい。

そんな秦野に、ふいに「加奈子の家に行ったことはあるか」と尋ねる麗子。秦野は、「行ったことはないが、希が読書好きだと聞いていたから親子で楽しんでもらいたいと思って原稿を読ませた」と返した。

すると麗子たちは、「甘い殺人」のトリックは出来過ぎではないかと切り出す。リアリティを追及したという秦野に対し、「13歳の女の子が大柄の父親を殺害しようとすると、すぐには絶命せず、大きな物音がしたのではないか」と問う篠田。それに対して秦野は、「あの家は、電車や工事の音がうるさいから、音なんて気にならない」と返し…。

 

【元彼の遺言状】5話ネタバレ!

麗子たちは、希が小説を読んでいないことを秦野に伝えた。希は、「胡桃沢啓二」のことを「胡桃沢刑事」だと思い込んでいたのだ。

観念した秦野は、「甘い殺人」は加奈子の家をモデルにして書いたこと、加奈子と希が小説を読めば感情移入して小説通りに殺人事件を犯すと考えたことを告白した。

だが、事件が起きずに業を煮やした秦野は、自らの手で事件を起こしたという。すべては、再起をかけた小説を売るためだった。

麗子は、最初に秦野に会ったときから疑問を持っていたらしい。手袋をしていた秦野が、派手なマニュキアをしているのを不審に思い、何かを隠すために塗っているのではないかと思ったのだ。

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白河出版の吉村は、「小説の出版後に秦野が逮捕されたら、自主回収で何倍もの被害が出るところだった」と言って麗子に感謝の気持ちを伝える。

続けて、秦野のことを「トリックが古い」などとひとしきり批判すると、麗子に顧問契約の話を始める吉村。すると篠田は、吉村の態度に怒り、「作品を大切に思えない人とは仕事はできない」と言って、一方的に顧問契約の件を断ってしまう。

事務所に戻った麗子は、篠田の振る舞いに激怒した。しかし、一歩も引かない篠田は、「雑用係のくせに!」という麗子の言葉にキレ、食事の世話をボイコットする。

事務所2階にある自分用の生活スペースに上がった篠田は、ふて腐れてベッドに転がった。そこで篠田は、麗子の元彼・栄治(生田斗真)と、秦野の小説の素晴らしさについてを語り合ったときのことを思い出していた。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-563355/5/

【元彼の遺言状】6話ネタバレ!ホストの密室殺人に真相とは?

剣持麗子(綾瀬はるか)と篠田敬太郎(大泉洋)は、とある教会で起きた密室殺人事件の真相に挑む。

事件が起きたのは、木下雄一郎(尾上寛之)が神父を務める教会。ホストクラブ「戦国」のナンバー2ホスト・森蘭丸(味方良介)は、ナンバー1ホストの織田信長(土井一海)とともに教会の仮眠室に訪れ、そこで信長を刺した。

その際、蘭丸は、信長がはめていた指輪で頬に傷をつけられるが、信長の死を確認すると、自分が使ったグラスを洗うなど証拠隠滅を図る。信長の指輪は、棚の中にあった茶筒の中に隠した。

だが、逃げようとするとなぜかドアが開かない。蘭丸は、洗い流した手に再び死体の血をつけ、”武田信玄“の源氏名で働く同僚・黒丑益也(望月歩)のもとへ、「助けてほしい」と連絡する。

蘭丸は、「以前、麗子に助けてもらった」と黒丑から話を聞いていたのだ。

連絡を受けて合流した麗子と篠田が、黒丑、木下とともに蘭丸がいるという教会の仮眠室へ駆けつけると、そこには刃物で刺され絶命した信長の姿が。信長はこの教会の信者で、木下が家出した子どもやホームレスの一時避難場所として作ったこの仮眠室を時々利用していた。

この日、蘭丸と信長は仕事の後、2人で飲んでいたそうで、ベロベロになった信長を介抱するためにこの仮眠室に1時間ほど滞在したという。だが、すっかり寝入ってしまった蘭丸が目を覚ました時には、すでに信長は亡くなっていたらしい。

仮眠室の窓はすべて内側から閉められており、防犯カメラにも誰かが出入りした様子は映されていない。完全なる密室で起きた殺人事件。犯行は蘭丸にしか成し得ないはずだが、「俺、やってないです!助けてください!」と蘭丸は麗子に懇願した。

すると、金にならない仕事は受けないはずの麗子が、なぜか蘭丸の弁護をすると即決。蘭丸の本名は、栗花落海斗。「栗花落ホールディングス」CEO・栗花落礼子(赤間麻里子)の次男だった。

「暮らしの法律事務所」にやってきた礼子は、すでに麗子の経歴を調べており、「いくらでも払うから会社の利益だけは守ってほしい」と麗子に弁護を依頼する。

すると麗子は、一つだけ条件を出した。それは、麗子に対して嘘をつかないこと。麗子は、蘭丸が真実を話す限り「シロでもクロでも関係なく守る」と告げると、「信長を殺したのか」と尋ねた。蘭丸は、「やっていない」と答え…。

篠田は、今回の事件を知って、真っ先にガストン・ルルウが書いた密室トリックの名作「黄色い部屋」を思い出したと麗子に話す。「犯人は、教会を密室にすることで蘭丸に罪を着せたのだから、密室トリックの謎を解けば無実を証明できる」と興奮する篠田。麗子は、篠田にリックの解明を任せると、木下からも話を聞いておくよう指示する。

蘭丸とともに事件現場を訪れた麗子は、「なぜグラスを洗ったのか」と切り出す。麗子は、この部屋に駆けつけた際、洗い場にあったグラスが一つだけ濡れていることに気付いていた。動揺を隠しながら、「洗ったのは犯人ではないか」と答える蘭丸。

さらに麗子は、自分たちが到着したとき、信長に心臓マッサージを施したという蘭丸の手は血で汚れていたが、仮眠室の入り口のドアには血がついていなかったことにも触れる。

蘭丸が「信長の死を確認した後、部屋を出ようとしたがドアが開かなかったために助けを求めた」と証言していたからだった。蘭丸は絶句するが、すぐに「気が動転していて、どちらが先だったか覚えていない」と誤魔化す。警視庁捜査一課の橘五郎(勝村政信)に会った麗子は、意外な情報を知る。神父の木下は元ヤクザで、詐欺恐喝の罪で2年ほど服役していた前科があるという。

その服役中に子どもが生まれた木下は、出所後に堅気になり信仰の道に入ったものの、7年前にその子どもは亡くなっていた。木下は、持病の発作を起こした息子を病院へ連れて行こうとしたが、運悪く渋滞に巻き込まれてしまい、間に合わなかったのだ。

同じころ、篠田は、黒丑とともに木下に会い、話を聞いていた。木下によれば、信長は10代のころ道を外して少年院に入ったものの、そこで聖書に出会ったという。木下は、いつか自分の店を持つために昼は起業セミナーで勉強し、夜はホストクラブで働いていた信長を応援しようと、夜遅くなったときのためにと仮眠室の鍵を渡していた。

また信長は、仮眠室を使う際は必ず木下にメッセージを送っており、事件があった夜も、後輩と一緒だと報告。木下は、蘭丸とも付き合いがあり、いろいろと相談を受けていた。

事務所に戻った篠田は、「木下は何かを隠している様子だった」と麗子に報告。するとそこに、森川紗英(関水渚)がやってくる。紗英が大間のマグロを持ってくると聞いて楽しみにしていたが、彼女がそれを取引先に譲ってしまったと聞いてガックリと肩を落とす麗子。

紗英は、そんなことはお構いなしに、今回の密室殺人事件に興味津々。するとそこに、「戦国」のホスト・柴田勝家(入野自由)から電話が入る。

「戦国」を訪れた麗子は、勝家と会う。知っていることをすべて麗子に話すよう、黒丑が勝家に指示していた。

その際、入り口に飾られたままだった信長の写真を見た麗子は、特徴的な彼の指輪に気づく。この指輪は信長のトレードマークで、入浴中も外さなかったものらしい。

勝家は、信長が生命保険の受取人を蘭丸にしていたことを麗子に打ち明ける。ホストたちは、女性客に本気だと思わせるために、相手を保険金の受取人にするという手段をよく使うのだという。信長は、客と別れて空席となってしまった生命保険の受取人を、実の弟のようにかわいがっていた蘭丸にしていた。

信長が少年院に入る原因となった乱闘事件の際も、蘭丸だけが助っ人に入り、結果、蘭丸も少年院に送られることになったらしい。

別の日、篠田は「密室トリックの謎が解けた」と麗子に告げる。だが麗子は、「もう密室トリックは必要ない」と返して保険金のことを篠田に話す。

木下のもとを訪れた麗子たちは、信長が独立して居酒屋を開くことになり、生命保険も解約することになっていた、と教えられる。それを知った蘭丸は、かなり怒っていたらしい。

麗子は、「事件の後、現場から無くなったものと増えたものがある」と篠田に告げる。無くなったのは信長の指輪、増えたのは蘭丸の頬の傷。麗子と篠田は、黒丑、紗英とともに事件現場に戻り、指輪を探した。

以前、蘭丸が戸棚を気にしていることを思い出した麗子は、茶筒を取りだす。その中には指輪がなかったが、「見つけた」とつぶやいた。

麗子は、礼子と蘭丸を事務所に呼び、信長を殺したのは蘭丸であることを伝える。動機は保険金であり、見つからなかった指輪は、蘭丸の体の中にあることも…。

続けて、「この一件は会社の株価にも影響するが、それでも礼子自身が公にすべきだ」と助言する麗子。それを受け、礼子はすべてを警察に話し、息子に罪を償わせると決断した。

すると麗子は、「蘭丸の弁護人を辞退する」と礼子に告げる。蘭丸が嘘をつかないという約束を破ったからだった。

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蘭丸は逮捕され、礼子の謝罪会見のもようがテレビでも流された。礼子の隣には、かつての上司・津々井君彦(浅野和之)の姿が。

そんな折、麗子のもとへやってきた津々井は、「一つ気になることがある」と言って、仮眠室のドアの話をする。蘭丸はグラスを洗うなどの偽装工作をして外部の犯行に見せかけようとしたが、ドアが開かなったために逃げられず、計画を変えたと考えるほうが辻褄が合うのだ。

しかし、麗子たちが駆けつけたときにはドアは開いた。意図的に蘭丸を閉じ込めることができた人物は、1人だけだった。

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麗子と篠田は、タクシーで教会へと向かう。途中で酷い渋滞に巻き込まれ、あることを思い出した麗子は、車を降りた。

麗子と篠田は、礼拝堂で木下と会う。そこで麗子たちは、木下が蘭丸に、信長を殺すよう仕向けていたことを指摘する。信長しか使っていない仮眠室、防犯カメラのない勝手口、備え付けられていた凶器──殺人にはうってつけの環境に、最初から違和感があったという麗子。

蘭丸が、保険を解約しようとしている信長に怒っていることを知った木下は、「仮眠室のことなどをさりげなく彼に伝え、少しずつ洗脳していたのだろう」というのが麗子たちの読みだった。

動機は、息子の死。発作を起こした息子を病院へ連れて行こうとした木下が巻き込まれてしまった渋滞は、信長たちが道の真ん中で起こした乱闘事件が原因だったのだ。

証拠はない。だが麗子は、この場所は木下にとって「法廷よりも神聖な場所のはず」と言って、真相について問い質した。

「すべて本当です」。木下はそう答えると、懺悔室で信長の話を聞き、息子を殺した相手だと知って怒りに震えたものの、どうすればいいのかわからなくなり、仮眠室に2人を閉じ込め、その結果がどうであろうと「それが神の下した答えとして受け入れるつもりだった」と告白し…。

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麗子は、森川栄治(生田斗真)も「嘘をついたら勝負に勝てない」と言っていたことを篠田から教えられる。それはかつて、麗子が栄治に言った言葉だった。

その時のことを思い出した麗子は、懺悔室に入るよう篠田に告げる。そこで麗子は、黒丑に篠田のことを調べさせ、「栄治が所属していた大学のミステリー研究会に篠田敬太郎という男はいたが、見た目はまったくの別人で、しかもすでに他界している」と話すと、こう言った。「篠田、あんた一体、何者?」と──。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-572902/4/

「元彼の遺言状」の主人公は綾瀬はるかさん演じる敏腕弁護士の剣持麗子です。

原作は2019年に「このミステリーがすごい!大賞」で大賞を受賞した新川帆立さんのミステリー小説で、物語は剣持麗子の元彼で大手製薬会社の御曹司・森川栄治(生田斗真)が亡くなるところから始まります。

栄治は「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という謎の遺言状を残していたのです!

麗子は依頼人である大学時代の先輩・篠田敬太郎(大泉洋)とともに遺産を山分けする計画を立てて、栄治を殺した犯人に迫っていきます。

この謎解きで最終回まで描かれるのでは?と個人的には思っていたのですが、なんと第2話で早くも栄治を殺した犯人は明らかになりましたね(;^_^A

【元彼の遺言状】ネタバレ原作を結末まで!犯人と衝撃の真相とは?

その後、栄治が「しのだをたのんだ」という暗号を残していることが分かります。

麗子は栄治のもう一つの遺言状と言ってよいこの暗号に沿う形で篠田とバディを組み、次々と事件を解決していくのです(^^)/

第3話以降は、続編小説の「剣持麗子のワンナイト推理」のエピソードとオリジナルのストーリーで描かれていきます。

ホストの黒丑(望月歩)が持ち込んだ事件を解決したり、篠田が敬愛するミステリー作家が書いた小説と同じような殺人事件の真相を明らかにしました。

第6話では、ホストが起こした殺人事件を裏で操っていたのが、元やくざの神父だったという驚きの真相でびっくりしましたね(・_・;)

【元彼の遺言状】森蘭丸役の味方良介など6話のキャストまとめ

【元彼の遺言状】最終回ネタバレ結末予想①篠田の正体が徐々に明らかに?

そして様々な事件と並行して描かれているのが、篠田の謎の過去です!

篠田は、麗子と栄治の大学時代のミステリー研究会の先輩。

麗子は全くその存在を覚えていないようでしたが(^^;)

しかし、物語が進むにつれてその過去が疑わしい感じになってきました。

まずは第4話の回想シーンで篠田が栄治に「大学のミス研かあ・・・楽しそうだな。僕は大学行ってないからさ」と言っていたこと。

そして決定的だったのが、第6話のシーン。

麗子はホストの黒丑に頼んで篠田の過去を調べさせていたのです!

すると篠田は栄治の大学のミステリー研究会に確かに存在したが、既に死亡しており、外見が全く違うことが判明。

「あんた一体、何者?」と麗子は篠田にラストで追及していました。

第7話で明かされるのか?最終回まで篠田の正体を引っ張るのか?

個人的にはおそらく最終回前には、その正体は明かされるのではないかなと思っています。

かつて栄治は麗子に「いつか僕に何かあったら弁護してくれる?」と尋ねており、麗子は嘘をつかないことを条件に了承しています。

おそらく亡き栄治は、篠田を麗子に弁護させたいと考えているのでは?

篠田を名乗る男は過去に何か罪を犯しており、警察に追われているのかもしれません。

しかしそれは冤罪で、麗子は篠田の無実を晴らすという展開になる可能性もありそうです!

元彼の遺言状で篠田の正体は何者?原作とネタバレ考察

【元彼の遺言状】最終回ネタバレ結末予想②元彼栄治の死の真相にはまだ秘密が?

そして気になる最終回ですが、公式でこのようなことが発表されていたのが個人的には引っかかっています。

原作と違うエンディングを迎える本作。麗子と篠田がタッグを組み、数々の事件を解決。最後に、二人が解き明かす謎とは。

引用サイト:フジテレビュー

元彼・森川栄治の死の真相はドラマでも原作同様、野間口徹さん演じる堂上が殺したという結末になりました。

しかし、上記記載にあるようにもしかしたら、実は原作とドラマで真相が違っていたという可能性もあるのでは?

篠田の正体が明らかになり真のバディとなった麗子と篠田は、元彼栄治の事件にある疑問をもち再び捜査を始めることに!

栄治には富治という兄がいます。

栄治を殺すように仕向けたのは、実は富治だっとという衝撃の展開!!

どちらも生田斗真さんが演じていますが、生田斗真さんを出しておいて、正直これだけの役どころってちょっと個人的には物足りない気がしているんですよね(;^_^A

栄治の死にまつわる真実を明らかにした麗子と篠田はその後も、法律事務所でバディを組んで様々な事件を解決していく!

そんなラストで終わらせれば、続編や映画化をのちに作ることも可能では?

今のところ視聴率が下降気味なのが気になるので、続編が作られるかどうかはわかりませんけどね(^^;)

 

元彼の遺言状の登場人物・キャスト出演者一覧は?

剣持麗子 【綾瀬はるか】

元彼(森川栄治)の遺言状の謎に迫っていく主人公の弁護士。

篠田敬太郎 【大泉洋】

麗子に遺言状の調査を依頼する栄治の友人。

森川栄治・森川富治 【生田斗真】

謎の遺言を残し死んだ麗子の元彼。

森川紗英 【関水渚】

栄治のいとこ。

津々井君彦 【浅野和之】

麗子の上司の弁護士。

 

【元彼の遺言状】最終回ネタバレ結末予想まとめ

【元彼の遺言状】全何話まで?最終回はいつ?

今回は「元彼の遺言状」最終回の結末がどうなるのか?ネタバレ予想してみました。

篠田の正体は7話か8話あたりで明らかになりそうな気がしています。

おそらく最近の月9の傾向からすると11話まで描かれると思います。

最終回に向けては、第1話で描かれた栄治の死の真相に再び迫るのではないでしょうか?

実行犯は野間口徹さん演じる堂上だったものも、実は殺すように仕向けた犯人は別にいて、栄治の兄の富治だったとか!

果たして、「元彼の遺言状」最終回はどのような結末になるでしょうか!

まずは大泉洋さん演じる栄治の正体を早々に明らかにしてほしいところですね(^^;)

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