【日本沈没】ネタバレ!原作あらすじの結末はどうなる?

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TBS日曜劇場「日本沈没ー希望のひとー(にほんちんぼつきぼうのひと)」が2021年10月10日(日)夜9時からスタートします。

このドラマは、小松左京(こまつさきょう)さんの大ヒット小説「日本沈没」を原作に、国家の危機に瀕した人々たちが、一筋の希望の光を見出すために奮闘する姿を描く物語です。

過去に何度もアニメ化、映画化、ドラマ化されているあまりにも有名な作品ですね。

主演は小栗旬さんで、ほかにも松山ケンイチさん、仲村トオルさん、香川照之さん、杏さんと日曜劇場ならではの豪華キャストが放送開始前からかなり話題になっていますね。

皆さん気になっているのは、タイトルのようにドラマの中で日本は沈没してしまうのか?ということだと思います。

果たして、原作小説では日本沈没はどのように描かれ、本当に沈没してしまったのか?バッドエンドの終わり方なのでしょうか??それともハッピーエンド?

今回は「日本沈没ー希望のひとー」の原作小説から、結末ネタバレをご紹介していきます。

かなりのネタバレを含みますので知りたくない方は閲覧ご注意ください。

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目次

【日本沈没】原作とは?ドラマは原作と全然違う?

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「日本沈没」の原作とは?

2021年秋、TBS日曜劇場で放送される「日本沈没ー希望のひとー」の原作は、1973年に刊行された小松左京さんの不朽の名作「日本沈没」です。

小松左京さんは、星新一さん・筒井康隆さんと共に「SF御三家」と呼ばれているSF作家で

「日本沈没」は上下巻で385万部の売り上げを記録し、空前のベストセラーとなった小説です。

そんな小松左京さんは、1931年生まれ。

他にも「さよならジュピター」「首都消失」などが実写化されています。

 

「日本沈没」の過去の映画化・ドラマ化など実写化は?

これまでも何度か映像化されており、1973年に初めて映画化されました。

1974年にはテレビドラマ化もされ、時を経て2006年にも映画化されましたね。

このときの主演は草彅剛さんでした。興行収入50億円を記録したヒット作で、記憶に新しい方も多いのではないでしょうか!?

地球の地殻変動に伴い沈みゆく日本と、翻弄される人々の姿を描いた名作ですよね。

また最近ではアニメ化もされ、話題になりました。

ドラマ「日本沈没」と原作は全然違う?

そんな「日本沈没」が再び満を持してTBS日曜劇場で映像化されます。

まずは第1話のあらすじを見ていきましょう。

2023年、東京。東山総理(仲村トオル)は、世界環境会議で地球物理学の権威である世良教授(國村隼)のもと「COMS<コムス>」のさらなる推進を高らかに表明した。
さらに官房長官の長沼周也(杉本哲太)が、東山が“未来の日本”を見据えて各省庁の優秀な若手官僚たちを集めた“日本未来推進会議”を発足すると発表。そのメンバーに環境省の天海啓示(小栗旬)、経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)も選ばれていた。目的達成のために強引な手段もいとわない天海は、自身の提案を通したいがために東山総理にすり寄り、同時に総理の抵抗勢力である政界のドン・里城副総理(石橋蓮司)をも懐柔しようとする。さらには、両者に顔が利く「生島自動車」会長兼経団連会長の生島誠(風間杜夫)を同期の常盤に紹介してもらい、近づいていく。
そんな折、ネットに関東沈没へ警鐘を鳴らす田所雄介(香川照之)の記事が載る。この記事が原因で、一部の団体がデモを起こし、天海は事態収束のために田所と対面する。しかし、田所は天海の話に一切耳を傾けず、「近い将来、伊豆沖で島が沈没する。その島の沈没は、私が恐れてきた関東沈没の前兆になる」という不気味な予言を放ち、天海は翻弄される。
そんな矢先、天海は週刊誌・サンデー毎朝記者の椎名実梨(杏)に「Dプランズ」という環境ビジネスで稼ぐ企業と環境省のあらぬ癒着疑惑を突きつけられる。
一抹の不安を抱えつつ、常盤と共に趣味のスキューバダイビングに出かけた天海は、そこで衝撃的な出来事に遭遇する・・・。

引用元:公式サイト

舞台は2023年の日本。

小栗旬さん演じる官僚の天海が、地震学者の田所教授(香川照之)から「日本沈没」の可能性を示唆されるところから始まるストーリー。

当初は「日本沈没」について懐疑的だった天海も、日本列島に様々な変化が起きていくことで、徐々に日本沈没の現実を受け入れていくことになるのだと思います。

そんな「日本沈没」ですが、実は原作小説では小栗旬さん演じる主人公の天海は登場しないんです(;^_^A

登場する人物で今のところ明らかになっているのは、香川照之さん演じる田所教授だけ。

これはかなり設定や描かれ方が異なりそうな気がしますね。

そもそも小説の設定は1970年代。ドラマは2023年と50年近く差があります。

今回の「日本沈没」は現代風にかなりアレンジを加えたストーリーになりそうです。

しかしながら、根本的な「日本が沈没する姿を描く」という設定は同じはず。

果たして、原作小説ではどのように描かれ、最終的に日本は沈没してしまうのか?

以降で原作小説のストーリーをネタバレ紹介していきます!

【日本沈没】原作ネタバレあらすじ①海底で異変を発見!沈没の始まり

この物語の主人公は潜水艇操縦士の小野寺俊夫。

小野寺は地球物理学者の田所雄介、海洋地質学者の幸長信彦とともに太平洋の海の底深くを調査することになります。

その理由は、先日突如小笠原諸島にある島が沈んでしまったから。

潜水艦「わだつみ」に乗り、調査を進めると海底にある異変を彼らは発見しました。

世界最大の日本海溝に乱泥流が発生しており、亀裂が生じていたのです。

これこそが、日本沈没のはじまりでした。

地上に戻った小野寺は、上司の吉村に連れられて銀座のバーに行くと「マコ」という若いホステスと出会います。

潜水艦に乗っているという小野寺にマコは何故か興味を示したのです。

その後、小野寺は吉村とともに神奈川の逗子に向かいます。

その目的は、小野寺と財閥令嬢・阿部玲子とのお見合いでした。

乗り気でない小野寺でしたが、玲子と二人になると不思議な魅力にひかれていき、海岸で体を重ね愛し合うんです!

するとそのとき、伊豆半島の方で噴火が発生。

噴火したのは天城山で、翌日には長野と群馬にまたがる浅間山も噴火してしまうのでした。

【日本沈没】原作ネタバレあらすじ②日本列島は海面に沈んでしまう?

日本各地で噴火、地震が頻発したことで政府も動き出し始めます。

総理大臣は閣僚たち、地震学者たちとともに懇談会を開きました。

そこには、海底の調査に当たった田所の姿もあります。

すると田所はとんでもないことを言い出したのです。

「場合によっては、日本がなくなってしまうことも」

当初は田所の意見は一笑に付されましたが、この田所の発言は総理大臣とも繋がりの深い政界の有力者・渡老人の耳に入ります。

渡老人の一声で総理大臣は田所の説を検証するための「D計画」を立ち上げることになりました。

そのメンバーは田所、小野寺、幸長のほか、情報科学者の中田一成、防衛技研の片岡など。

そして彼らはある結論に至りました。

それは地球内部のマントルの流れに急速な異変が起こっており、プレートが沈み込むこんでしまうということ。

田所は言います。

「最悪の場合、日本列島の大部分は海面下に沈む・・・」

そして、京都でも大きな地震が発生し、その後関東でも大地震が発生し津波も起こり死者40万人を超すほどの被害が出てしまうことになるのでした。

日本沈没原作ネタバレあらすじ③日本沈没まであと10か月!

未曾有の事態に、総理大臣は田所の意見を受け入れて、日本人を海外に移住させる計画を秘密裏に進めます。

そしていつ国民にこの事実を明らかにするべきか?と迷っているさなか、何と田所が週刊誌に沈没の可能性があるという事実を流出させてしまったのです。

しかし、これはマスコミの目から「D計画」を反らして、国民の反応を見る田所なりの策でした。

この一件で問題行動を起こし逮捕されてて、田所はD計画を去ってしまうのです。

その後も着実に日本列島の変異は進み、ついに富士山が噴火。

日本列島が沈むのも時間の問題。もってあと10か月ほどという事態になってしまいました。

そしてついに政府は国民に日本が沈没する事実を発表!

国内に激震が走るも、意外なほどに冷静な日本人の姿がそこにはありました。

その頃小野寺は、阿部玲子と再会し一緒にスイスに旅立つ約束をしていたのですが・・・

なんと伊豆から空港に向かっていた玲子が富士山の噴火に巻き込まれて命を落としてしまったのです((+_+))

玲子の死にショックを受ける小野寺ですが、自分なりに最後までできることをしようと動き出します。

そして国民の海外への移動が進む中、日本列島の中央構造線付近から沈没が始まってしまいます。

まずは四国から沈没していき、徐々に関西地方も海面が上昇。

果たしてこのまま日本列島は全て沈没してしまうのか!!

日本沈没原作ネタバレあらすじ④結末ラストは衝撃!?

日本列島が沈みゆく中、田所は渡老人のもとを訪ねていました。

二人は海外に避難するつもりはなく、このまま日本と心中するつもりです。

田所の本心は、日本人はこの日本列島とともに死んでほしかった。

海外に逃れても、そこで味わう苦労が計り知れないものだから。

渡老人はそんな田所の気持ちを言い当てます。

「あんたは日本列島に恋をしていたんじゃな」

田所は「そうです」と言って涙を流し、日本列島とともに死にゆく決意をしたのです。

そして、小野寺はこんな状況でも日本アルプスに登って遭難した若者たちの救助をしていました。

そこで出会ったのは、なんと銀座のバーにいたあの若いホステスのマコでした。

マコを背負って山を下りて逃げる小野寺。

そして日本列島はほぼ沈没してしまいました。

果たして、小野寺は生き残ったのか?

しっかりと生き残っていました。

目を覚ますと小野寺はタヒチに向かう船の中に。

生き残ったマコは小野寺に、自らの生まれ故郷の八丈島のある伝説の話をします。

「丹那婆(たなば)の話」

かつて八丈島は地震で津波におそわれて全島民が死んでしまった。

しかし生き残ったのが丹那婆という娘。

おなかには子供が宿っていました。

生まれた男の子が成長し、その事実を話した丹那婆。

「これからは私たちだけで増やしていかなければならない」

そして二人は交わって子孫を増やしていった。

それが八丈島の島民なんだ。

マコは暗くて悲しくて嫌な話だけど、今は私の心の支えになっていると言います。

「たとえほかの人が死んでも、誰のでもいいから子種をもらって赤ちゃんを産んで生きてみせる」

その話を聞いた小野寺は、日本が見えるか気にしながら、目を閉じて眠りにつくのでした。

というのが原作小説の大まかな結末です。

最後は日本が沈没してしまうんですね((+_+))

そしてマコの語った丹那婆の逸話も何やら考えさせられるものがありました。

果たして、ドラマでも日本は沈没してしまうのでしょうか?

個人的には「希望のひと」と副題がついているので、沈没は回避されるのでは?と予想しています!

そんな「日本沈没」の主要キャストの皆さんについて最後に少しご紹介したいと思います。

ドラマ「日本沈没」1話~最終回までのネタバレ

「日本沈没」1話ネタバレあらすじ

2023年、東京。東山総理(仲村トオル)は、世界環境会議で地球物理学の権威である世良教授(國村隼)のもと「COMS<コムス>」のさらなる推進を高らかに表明した。
さらに官房長官の長沼周也(杉本哲太)が、東山が“未来の日本”を見据えて各省庁の優秀な若手官僚たちを集めた“日本未来推進会議”を発足すると発表。そのメンバーに環境省の天海啓示(小栗旬)、経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)も選ばれていた。目的達成のために強引な手段もいとわない天海は、自身の提案を通したいがために東山総理にすり寄り、同時に総理の抵抗勢力である政界のドン・里城副総理(石橋蓮司)をも懐柔しようとする。さらには、両者に顔が利く「生島自動車」会長兼経団連会長の生島誠(風間杜夫)を同期の常盤に紹介してもらい、近づいていく。
そんな折、ネットに関東沈没へ警鐘を鳴らす田所雄介(香川照之)の記事が載る。この記事が原因で、一部の団体がデモを起こし、天海は事態収束のために田所と対面する。しかし、田所は天海の話に一切耳を傾けず、「近い将来、伊豆沖で島が沈没する。その島の沈没は、私が恐れてきた関東沈没の前兆になる」という不気味な予言を放ち、天海は翻弄される。
そんな矢先、天海は週刊誌・サンデー毎朝記者の椎名実梨(杏)に「Dプランズ」という環境ビジネスで稼ぐ企業と環境省のあらぬ癒着疑惑を突きつけられる。
一抹の不安を抱えつつ、常盤と共に趣味のスキューバダイビングに出かけた天海は、そこで衝撃的な出来事に遭遇する・・・。

引用元:公式サイト

COMSの推進

2023年、東京で、世界環境会議で東山総理(仲村トオル)は、環境破壊、地球温暖化、このままいくと2030年には深刻な状況になると訴え、二酸化炭素排出量ゼロを目指し、地球物理学の権威・世良教授(國村隼)のもと「COMS<コムス>」の推進について説明。

COMSとは・・・海底9000mに眠る、CO2を出さないエネルギー物質「セルスティック」をパイプを通して吸い出す画期的なシステム。

そして、2023年の10月、 経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)は東山総理に「クリーンエネルギーについて」の提案を提出。常盤は、同席していた環境省の天海啓示(小栗旬)が中心になってとりまとめてくれたと説明します。

東山総理は「君が天海君ですね。COMSの件では、色々と頑張ってくれたそうですね。」「期待してますよ」と天海に言います。

天海と常盤は大学時代からの友人で仲が良く、仕事も一緒にしている仲でした。常盤は父親は複数の会社を束ねる大企業の社長で人脈もあり、その人脈を紹介してもらうこともあるようでした。

関東沈没説を唱える田所博士

天海と常盤が一緒に歩いていると、「地球を壊すな」「 COMS反対 」「東山総理退陣」などの、デモ行進していました。

デモの原因になったのは、田所博士(香川照之)の「関東沈没説」とを唱えるネット記事。田所博士は、数年以内に沈没すると警告していました。

COMSや政府が批判されていることを受けて、天海は事態収束のために田所博士に会いに行きます。

「関東沈没説で国民を不安に陥れるのはおやめいただきたい。」「COMS の安全性は世良教授によって保証している」と天海が話します。

しかし田所博士は「世良教授は見抜けていない」「近い将来、伊豆沖で大きな地震が起きて、島が1つ沈没する。日之島だ。その島の沈没は、私が恐れてきた関東沈没の前兆になる」と予言とも取れることを言うのでした。

 

Dプランズ社と田所博士の詐欺疑惑

天海は田所博士に会いに行った帰りに、週刊誌・サンデー毎朝記者の椎名実梨(杏)と会います。

唐突に話しかけてきた椎名は、Dプランズ社と環境省の癒着疑惑について取材していると言います。

椎名は、Dプランズ社は、環境ビジネスから 不動産まで 幅広く手がける 怪しい会社と説明。

そして「田所博士がDプランズの不正に加担する詐欺学者では??」と言い、田所博士と会っていたことで、天海も共犯では?と言うのでした。

もちろん、否定する天海でした。

日本未来推進会議の立ち上げ

さらに官房長官の長沼周也(杉本哲太)が、東山が“未来の日本”を見据えて各省庁の優秀な若手官僚たちを集めた“日本未来推進会議”を発足すると発表。そのメンバーに環境省の天海啓示(小栗旬)、経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)も選ばれていた。

天海・常盤のほか、各省庁から精鋭達が選ばれ、日本の未来のために意見を戦わせていました。

天海は環境に配慮した新しい試みの提案は各省庁から様々な反対意見が。しかし「このままだと経済先進国という地位も危うい。あからこそ、環境政策で世界をリードしていかなければいけないんです。未来の子供達に どういう地球を残せるのか?今、本気で取り組まなければ手遅れになるんです。それが我々の手にかかっているんですよ」と天海は熱く語るのでした。

田所博士の過去

天海は世良教授に、田所博士のことを聞くと「天才」だといい「誰もが日本地球物理学を担っていくと期待していた。」と話します。

しかし、 研究費を私的に流用して、大学を追われて学界の表舞台から姿を消したとのこと。しかし、今や注目を浴びたいだけのピエロだと言う世良教授でした。

天海は、公聴会で田所博士を引っ張り出し、世良教授に論破してもらうと話すのでした。

田所博士の関東沈没説を抑えるために、天海は策を練っていました。

日増しに高まる関東沈没説はが脱炭素エネルギー政策で「COMS」を推奨する東山政権を揺るがしかねない状況でした。

天海は言葉巧みに田所博士を公聴会呼び出します。しかし世良教授の姿を見ると驚く田所が「どういうつもりだ。彼が来ると聞いてない。」と怒ります。

しかし「関東沈没説を否定する世良教授を論破すれば説が認められる」とたきつけるのでした。

 

田所博士 VS 世良教授

そして公聴会が始まると、田所博士は、関東沖の複雑なプレート構造が不安定な海域だが絶妙に均衡が保たれていたが、地球温暖化で海面が上昇し、海水圧が増加し、その負荷が海底プレートをより不安定にしたと説明。

海底プレートが地球内部へと沈み込む際に観測される「スロースリップ現象」が見てとれる。そしてCOMSは、エネルギー資源を抽出された岩盤層に隙間ができ、その影響で海底プレートが、より早く沈み込むようになった。これらの要因が陸地の沈没現象を招いてしまう・・・と話します。

世良教授は「私の調査では、スロースリップはなかった」と言いますが田所博士は「世良教授がデータを読み取れていない。(田所博士の)データに信ぴょう性がない」と反論。

すると天海が動き出します。

天海は、田所博士の研究を支援するDプランズ社が、田所の関東沈没説に乗じて地方の不動産取引で法外な利益を上げようとする動きがあり、田所はその詐欺ビジネスに加担していると説明。

根拠を問われると、Dプランズの不動産広告を出し、田所博士が環境問題の権威としてコメントしていました。

「温暖化で本州が 亜熱帯化する近未来に」 日本で 快適に暮らせる土地は北海道だけだ」と。

「ステマ広告では??」と指摘が入ります。

動揺する田所博士。

そして詐欺被害者の訴訟の資料を見せ「関東沈没説は金儲けのためにつくられた暴論ですよね?」という天海。田所は反論できません。

ちょうどそのタイミングで、比較的大きな地震が起き驚く面々。ニュースで地震の震源地が「伊豆沖」だとみて、田所の話を思い出し、顔色が変わる天海。

田所は地震に怯えつつ、帰っていきました。

天海は、自宅に戻るとサンデー毎朝の椎名に電話をして、ネタの提供のお礼をします。椎名「約束の見返り守ってくださいね」というのでした。

そして天海に田所博士から電話が入ります。田所は「だまし討ちしやがったな!」と怒りつつも「予言は当たるぞ!早晩、伊豆で日之島が沈没する。早く国民に伝えろ!私の直感とイマジネーションがそう言ってるんだ!!」と警告するのですが、取り合わない天海でした。

また、別居中の妻の香織(比嘉愛未)と子供からも電話が。娘とテレビ電話で、楽しく会話する天海。

妻は「今は病院も月に1度きりほとんど毎日、学校に通えてるわ」とい言い、それを聞いて安心する天海でした。

日本未来推進会議がまとめた、地球温暖化対策クリーンエネルギーへの提案書が閣議にかけられることになったが・・・

東山総理に里城副総理(石橋蓮司)は「よくできた提案書だ。環境対策、大いに結構。だがそれをやりすぎると経済が停滞します。我が日本民政党でやる必要がありますか?それをやって 次の選挙で 何かうまみがありますか? COMSで格好ついたんだ。もう十分でしょう」と賛成ではない様子。周囲も笑っています。そういわれて厳しい表情の東山総理。

東山総理の抵抗勢力であり総理が頭のあがらない政界のドン・里城副総理に顔が利く「生島自動車」生島誠(風間杜夫)を常盤に紹介してもらい、会食をしています。

生島は、東山総理の志は立派だが、強気に出られないところがあるので、東山の背中を押せる「未来推進会議」の発足を提案したと説明。

天海は、生島に里城副総理を紹介してくれるよう頼みます。生島は策士の天海にたいして「取り入ろうが転がそうが。この国を正しい未来に導いてくれれば」と言い、野心のある天海を気に入った様子でした。そんな中、田所博士がネットテレビで関東沈没説を訴えているという連絡が入り、そのテレビを見て、複雑な表情の天海でした。

天海は常盤と一緒にスキューバダイビングに伊豆沖の日之島の付近に来ていました。

「あの日之島が沈むなんて・・・」とつぶやきます。

海に潜ると、海底の裂け目が出来ていて、温かい水が噴き出してきて、裂け目に吸い込まれそうになり、絶体絶命のピンチに陥る天海。しかしどうにか助かった天海でした。

天海は記者の椎名と会い、Dプランズの情報提供の見返りとして、環境省がDプランズに委託した事業の発注書を渡します。

しかし、黒塗りの部分が多く、環境省は騙された側だと言い、環境省を守ろうとする天海。

「結局、組織のことは守るんですね」と椎名。すると天海は「行き過ぎた取材でいろんな代議士先生を怒らせて、週刊誌に異動させられた」と噂を聞いたこと言います。そして「これは、君が新聞に戻るための格好のネタだ」といい、条件を付けます。

田所博士を陥れるために「Dプランズの不正暴露に絡めて田所博士の疑惑についても大きく取り上げてほしい」というのでした。

 

天海の思惑

天海に言われた通り、サンデー毎朝は環境省とDプランズ社との癒着疑惑とともに「関東沈没説を唱える田所博士も大きく関与か?」と見出しを付けます。スクープになったものの、編集部にはCOMS批判をかわしたい東山総理と結託して関東沈没説をつぶしにかかってると抗議が殺到していると鍋島に言われる椎名でした。

サンデー毎朝の記事を受け、逆に「関東沈没説」を指示するデモ隊の勢いは激しさを増してしまいます。

里城副総理は「こんなデマで株価にまで影響が出てる。我が党の支持基盤である不動産ゼネコン関係もいい迷惑だ」と東山に言います。

関東沈没説を収束させたい東山総理は、日本未来推進会議に打開策を話し合うよう命じた。

天海は「世良教授に 関東沈没説の根拠をつぶしてもらう」と言い、COMS付近の地層を調べて、スロースリップの進行などないことを証明して黙らせると言います。

それには海底調査が必要になりますが、世良教授は同意します。そして田所教授にも調査に同席してもらうことで決定します。

会議の後、常盤は「海底調査が狙いだったのか。そのためにあんな記事 書かせたのか?まさか関東沈没 信じてるわけじゃないよな?」と言います。

天海は「俺は、はっきりさせたいだけだ 関東が無事なのか 沈むのか」

海底調査

天海と世良教授そして田所博士を乗せた深海調査艇「わだつみ6500」は関東沈没説の根拠となるスロースリップの痕跡を探すため調査をスタート。

田所の指示で進む「わだつみ6500」。

なかなか見つからないスロースリップの痕跡。「シロウリガイ」「バクテリアマット」などを見つけ興奮する田所。すると「あ、あったぞ!スロースリップの痕跡だ!」と田所が言います。

「そんな物がどこに見える」と世良。しかし潮の流れが早く、皆は見ることができません。

「見えなかったのか?あの鋭角的な断面。スロースリップがつい最近起こったんだ!!」と田所は力説。

しかしそんな中、安藤が突然倒れます。命の危険も危ういのでは??と思われる状況。しかし田所は、「多少の犠牲はしょうがない」と調査を続けることを指示。

天海たちは、安藤の命を優先して、調査は中止し戻るのでした。

天海は娘の茜と一緒にいる時に、東京が沈没しビルが沈んでいく様子や周囲の人たちがパニックになり、茜に「東京が壊れてく」と言われる夢を見て、うなされて起きます。

すると電話で世良教授に呼び出されます。

テレビの天気予報では「東京では5日連続で気温30度超えを記録。」と異常気象の深刻化について話されていました。

世良教授に会いに行き、天海は海上保安庁からの観測データの説明を受けます。痕跡なんかなかった。田所教授の見間違いだった。関東沈没の根拠は一切なかった。と言います。

浮かない表情の天海に世良は「田所教授の味方をする発言をすると、将来を棒にふるうかもしれない。関東沈没などありえない。大丈夫だと。」と世良は断言した。

 

検証報告会

海底調査翌日。関東沈没に関する検証報告が行われようとしています。天海は何かを迷っている表情でした。

天海は父の衛が「何で本当のことを言わんかったんぞ。大丈夫やなかったんや!」と怒っていた場面を思い出します。

会議での結論が政府の正式見解として会見で発表される予定でした。

データを見ると、収録した海底の映像でもスロースリップの痕跡はなく、驚く田所。

世良教授は用意した検証データに基づいて「関東沈没説の根拠となるものは見つからなかった」と言います。

田所は「そんなはずない!!!データの方が間違ってる。だいたい、熱水噴出の原因が古い分岐断片が原因だと決めつけているのも恣意的だ」と反論します。

そして「そんなはずはない!」と動画を繰り返し見てみますが、スロースリップはありませんでした。

追い詰められた田所を見ながら天海は複雑な表情。田所がスロースリップを見た時の様子を思い出していました。とても嘘をついているように見えません。

田所は「ここは真実を捻じ曲げる場所なのか?真実にたどり着くことを避けているのは君達の方だ! 話にならん!こんな会議はデタラメだ!」と叫びます。

そして、そのまま会議は終了します。マスコミに会見を開こうしするのでした。

天海の訴え!

しかし突然天海が大きな声で「それでいいんですか??田所博士は納得していません。いくら会見で否定しても、また関東沈没説の正当性を訴え続けますよ。せめて、この間中断した調査をやり直してから結論を出しても遅くないのでは??」と訴えます。

天海は、常盤に遮られますが「そもそも俺は関東沈没を否定ありきで進む今日の会議に違和感がある!確かに関東沈没は この国にとって不都合極まりない話だ。だからといって その議論に蓋をしていいわけがない!」と言います。

世良は「私への侮辱であり、この会議への冒とくだよ。残念だね、君がこれまで積み上げてきたものが全て台無しに・・・」

というと、それを遮るように「そんなことはどうだっていい!私は今、日本の未来の話をしているんです」と言います。

しかし「結論は出たんだよ」と世良教授。

 

衝撃・・・日ノ島沈没で関東沈没のカウントダウン

すると、そのタイミングで緊急ニュースが。なんと・・・静岡県伊豆沖の島「日之島」が沈没し始めたというニュースが。

そして・・・完全に埋ってしまった日ノ島。

驚きのニュースに会見は中止に。田所は少し笑顔になり頷きます。

天海は、田所が「日ノ島」が沈没すると予言していたことを官房長官や世良に報告します。

そして「それは恐れていた関東沈没の前兆だ、」と言っていたことを。

「日本の未来は我々にかかっているんです」と天海は訴えるのでした。

「日本沈没」2話ネタバレあらすじ

田所博士(香川照之)の予測通り、日之島が沈んだ。それは関東沈没の前兆が起きたということになる。環境省の天海啓示(小栗旬)は日本未来推進会議で、対策を早急に行うように訴えるが、地球物理学の最高権威・世良教授(國村隼)は日之島が沈んだのはただの地滑りだと真っ向から否定し、東山総理(仲村トオル)と共に会見を開き、説明を行う。
納得がいかない天海だったが、週刊誌に天海が企業から不正にお金をもらっていたという記事が掲載される。疑惑を否定する天海の言い分は聞き入れられず、環境省では謹慎処分となり、未来推進会議からも外されそうになってしまう。
絶体絶命のピンチの中、天海は田所から「解決の糸口になるかもしれない」と、海上保安庁の海底調査のデータを入手するように頼まれる。天海は経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)にデータの入手をお願いするが…。
一方、記者の椎名実梨(杏)は、天海の地元、愛媛に行き、天海の母・佳恵(風吹ジュン)に接触を図っていた。そこで椎名は重要な情報を入手する。
内外に追い込まれていく天海と田所。国民を守るために逆転の一手をうつことはできるのか!?

引用元:https://www.tbs.co.jp/nihon_chinbotsu_tbs/story/

日之島が沈没

日之島(ひのじま)沈没のニュースが入ると、田所博士(香川照之)は、自分が予知した通りだ!関東は沈没する!と言い、更にデータを検証するためにすぐに戻っていきます。
しかし世良教授(國村隼)は、笑いながら、先日の地震による単なる地滑りで結論は変わらない。データから関東沈没と相関関係はないと主張。会議に出席していたメンバーも天海啓示(小栗旬)以外は、世良教授の言葉を聞いて、あり得ないと一緒に笑い飛ばします。

会議の後、常盤紘一(松山ケンイチ)が、天海にどうして、世良教授にたてついたのか?
総理に楯突いたことになる!と言い、政界進出には致命的だと言います。
しかし天海は、そんな次元ではなく、もっと大きな問題で、関東沈没が起こるのか??をはっきりさせたいと言うのでした。

そして、東山総理(仲村トオル)は、世良教授の分析通り、日ノ島の沈没について、会見をして、関東沈没説を否定、そしてCOMSの影響はないと説明するのでした。

 

天海を陥れようとする大きな力

記者の椎名実梨(杏)は、天海の前に現れ、明日のゲラだと、とある記事を渡します。
それは天海の記事で、田所博士とDプランズ社の不正癒着の黒幕は天海がであるということ。この記事を見ると、癒着の黒幕だから、関東沈没説を推しているのか??と思わせる内容でした。
天海は事実無根だ!と言います。椎名は、天海を潰すために書かれた記事だと言います。誰がリークしたのか??絶対突き止めてやる!と言う天海に、椎名は見返りを求めて情報の出どころを調べることになります。

環境省では、天海は上司の局長の藤岡と一緒に記事について聞かれます。

天海は潔白を主張し、藤岡も天海を擁護しますが、お金のために不正をしているのでは??信じてもらえません。
そして謹慎を告げられてしまいます。

そして、東山総理は天海の不正が載った記事を見て渋い表情。天海を未来推進会議から外したほうが良いと言う、総理に。
里城弦(石橋蓮司)が総理が天海のことを見抜けずにCOMS推進メンバーに選んだのは、失態だと責め、そもそも未来推進会議自体も必要なのかと言われ、検討しなくては??という空気になります。

田所博士の信頼性

そんな中、天海は周囲から隠れるようにして、田所博士に会いに行きます。
天海がやってくると記事のことを揶揄して「共犯者」とふざけます。
博士から疑惑を否定してくれと、いう天海に、記事のことを気にしていない様子の田所は
「データを海保から一国も早く入手しろ」の一点張り。
そして、田所は世良教授の提示したデータは偽物だと言います。

天海は関東沈没説を否定できないものの、田所のことがイマイチ信用できないと言います。
田所は金を流用したのは、環境が悪くなっているから、研究を急がなくてはいけないからお金が必要だったからだと言います。
そして、田所は本物のデータがあれば、風向きは変わると言うのでした。

中央合同庁舎に天海が行くと、謹慎中ということで、データを見せてもらえませんでした。

一方、相原美鈴(中村アン)は常盤紘一に、週刊誌で天海を不正しているという記事がのったことから、距離を置いたほうが良いのではと、相原に忠告するのでした。

常盤紘一と天海がいつもの居酒屋で飲んでいます。
常盤紘一は、総理が記事のことで「激おこぷんぷん丸」だと言い、里城が未来推進会議自体を潰しにかかっていると反します。
心配している常盤に、天海は、海保のデータを手に入れられないか??と言うと、
常盤はお前は立場がわかっていない、東山は、天海をメンバーから外すつもりだと強い口調で言います。

 

妻と離婚!?

後日、総理は今日にも天海をメンバーから外そうとしていました。
そんな中、天海は東山総理に会いに行きます。
門前払い状態の天海でしたが、
首都機能分散機能に賛同していて、感動沈没説が話題の今がチャンスだと訴え、まとめた資料を渡すのでした。

天海啓示は、別居している妻の天海香織(比嘉愛未)に電話して、しばらく暇になりそうだと言い、どこか旅行に行かないか?と言います。
「ちょっと失敗しそう」だと言う天海に昔もそんなことがあったと言う香織。
そして、香織「いろいろあったけど、ピンチの時こそ、ガンバるあなたのことが好きだったわよ。結局、最後にはどうにかしちゃうから」と言います。
天海は「久しぶりに、カレーを食べたい。別々に暮らし始めて1年半だろ・・・むうそろそろ」と結婚生活を再開しようと話そうとした時、香織は「そうね。離婚しましょ。あなたの人生に寄り添えない」と言います。
お互いはっきり、すっきりした前に進もうと言う香織。
驚き、落ち込む天海は「少し考えさせてくれ」と言うのでした。

首都機能分散で起死回生?

天海が、謹慎中にもかかわらず、未来推進会議にやってきたことから、メンバーは驚き
相原美鈴はこれ以上迷惑をかけないでくれと、天海に言います。
天海が何かを言い返そうとした時、長沼周也(杉本哲太)が入ってきます。
今回は、総理から首都機能の分散についての議題を預かってきたと言います。
なぜ今、首都機能分散なのか??と戸惑うメンバーに長沼は、有事の際の危機対策になると言います。
関東沈没説に影響されたのでは??と指摘するメンバーに「関東沈没説はあり得ない推論だけど、危機の可能性は多数ある」と言い

「私としては天海くんのの意見から聞いてみたい」と言います。天海の名前が出て来て驚く面々。
天海は笑顔で首都機能分散についての意見を説明するのでした。

会議が終わると、常盤紘一は「どんな魔法を使ったんだ?」と天海に言います。天海は、総理の地元の札幌での首都移転を提案したと説明。

そんな天海のもとに、田所から電話が。
「データはまだかと。時間がないぞ!いいからすぐに持ってこい」と焦った様子。
天海は、常盤紘一に海保のデータを手に入れられないか??と頼むのでした。

 

天海の父親と過去

椎名は、天海の実家の母親の元に、天海佳恵(風吹ジュン)に取材に行きます。
天海の過去や父親のことなどを聞く椎名。良い内容の取材だと嘘をつくと、嬉しそうに天海のことを話す母親。
そして天海がなぜ環境省に入ったのか?を聞きます
天海が高校の時に、魚がエルニーニョ現象で取れなくなったことがあり、政府(役人)が助けてくれなかったことから、仕事ができなくなり、生活は苦しくなります。
そして父親は、天海の大学学費のために、無理をして台風の中で漁をして、船が転覆しなくなってしまいました。
そんなことがあり、自分が役人になり、海で働く人を守ると思ったと言います。
天海のことを聞いて、父親にお線香をあげたいと言う椎名に、天海が妻とうまくいかなくなった原因はあなたでは??誤解する母親でした。

一方、田所博士の元に行く天海。あせっている理由を聞くと、スロースリップが起こっている地点が増えていると言い「関東沈没の可能性が高まった。時間がない」と言うのでした。

そしていつもの居酒屋で、
常盤が、入手した海保のデータを渡します。
しかし、データを見ると、このデータはダメだと言う天海。世良教授のものと同じでした。
課長のデータだぞと、言う常盤に、課長が偽装に関わってるとしたら??と指摘。
そして長官か国交省次官か?上から手を回さないと真実はわからないのかもしれない・・・という天海でした。

どうして田所の言うことに固執するのはどうしてか??聞かれると、海に潜った時に、天温かい水が出てきた時のことが引っかかっていて。
世良教授の関東沈没説をねじ伏せようとしている振る舞いが、何かを隠そうとしている気がすると言うのでした。
常盤が帰った後、居酒屋に椎名が現れます。
天海の愛媛の実家に行ったと報告し、つきまとう理由を興味が湧いたと言う椎名。
天海は強引に何かを変えようとしているのは??と感じたと言います。
椎名は機械メーカーで働いていた自分の父もそうだったと話します。
製品の不備に気がついたが、揉み消されて、社内で嫌がらせを受け、会社を辞めることになった父親。正しいことをした人間が虐げられるのは、許せないと言います。
椎名は天海の不正の記事をつかんだようですが「知りたいなら、何かネタを用意してくださいよ」と言うのでした。

上司の裏切り

天海は、独自にDプランズについて調べ始めます。
そして、藤岡局長に話があると呼び出します。
Dプランズの発注書の件だと言い、Dプランズに便宜を図って、藤岡が多額の不動産をもらっていることを指摘。
その罪をなすりつけるために、記事を書かせたのでは??と指摘すると
記事を書かせたのは、自分ではないと否定する藤岡。しかし天海には申しわけないとおもいつつ、利用しようと思ってしまったと謝罪します。そのために、調査委員会でも率先して天海を犯人扱いした藤岡。

藤岡は天海に「何が望みだ??」と聞かれると「でしたら甘えさせてもらいますよ」と言うのでした。

生島自動車の社長の生島誠(風間杜夫)に会いに来た藤岡。最初は笑顔だった生島だが、天海が後から入ってきて、記事のこともあり、不快感を表す会長。

天海は、生島に未来都市建設計画を、延期するようにお願いしたいと言い、腹を割って話し始めます。
そして関東が沈没する可能性があると言う天海。海保のデータに改ざんの恐れがあり、それを解明できる海保庁次官を紹介してくれと言います。
もちろん「関東沈没のデマを再燃さえて、私に命後いをしてきた」最初は取り合わなかった生島会長。

しかし天海は「私ではなく、関東圏に住む国民の命乞いに来たんだ」と熱く語ります。
そして関東沈没説を信じる根拠を聞かれて「潜水艇で海底を見た、世良教授が動揺していた。あらゆる可能性を検証しておきたい。おおもとのデータを確認できれば、はっきりする」と強く訴えるのでした。

 

データ改ざんの真相

そして、数日後、
第二首都選定についての検証が、世良教授を招いて行われました。そこには天海も参加。
世良も、札幌が最適だと言います。
すると天海は、第二首都選定の前に確認したいことがあると言います。
前回世良が提示したと言う海保のデータと、自分が入手したデータとは違っていたと指摘。

天海が持っていたのはバックアップデータ。潜水艇調査の後に、データの書き換えが行われていて、改竄したのは、安藤靖(高橋 努)だとわかりました。
騒然とする会議のメンバーたち。

そして、潜水艇調査の映像を流す天海。
そこには、スロスリップの痕跡が映っていまいた。
天海は、誰の指示かと??聞きます。

安藤は世良に、自分の指示は、総理の指示だと言われたから改ざんしたと答えました。
また、潜水艇調査の際に、苦しそうにして調査を中断させたのも、スロースリップ現象が証明されることを危惧した世良に指示されたからでした。

皆が世良を見ます。
世良は、総理から日本のために、全力を尽くせと言われた指示を全うしただけで、
わずか1%の可能性を認めたら、国民を不安に陥れ、COMSがその一因だとなったら、日本は世界の信用を失ってしまうという。と弁解。
しかし天海は厳しい口調で「データ偽装を指示した。学者の資格を自ら放棄したのも同然なのでは?正々堂々とデータと向き合うべきだった」と切り捨てるのでした。

世良は天海と2人で話せないかと?と言います。
世良は田所博士がずっと邪魔だったと告白。
いつも自分の上に行ってしまうと。自分よりも優れている田所が邪魔だったのでした。
天海は、関東の沈没の信ぴょう性はどれくらいか??と聞くと世良は、データで判断すると確率は1割程度だと答えます。
そして、君たちは起こるはずのないことに、日本の未来を潰すことになると。
それが望みなのか?それでいいのか??「もういい、好きにしろ」と、去っていくのでした。

 

黒幕が発覚!

一方、田所は、天海が入手したデータから、再検証に取り組んでいました。
どのくらいの確率で沈没するのか?COMSは本当に関東沈没に影響しているのか??と、天海が聞くと。
田所「可能性は十分にある(COMSのことを)君は深く反省しろ!」
と言い「だが、それだけで関東が沈没するわけではない。人間が長い間、積み重ねたもの。1人1人に責任はある。」

そして田所は「君が何をどうするかは、君が決めろ」と言うのでした。

椎名は後日、天海に藤岡の不正の記事を書いたことを報告。
椎名は「あなたは何と戦っているんですか?」
天海は戦っているつもりなんてない。
天海「ただ、この国では、本気でやろうとしている人間は、がほとんどいない。だから今の俺の立場では、多少強引な手を使わなければならなくなる」と言います。
そして、椎名は天海の記事の出どころは「経済界の重鎮と呼ばれる人物」で「里城副総理と深いつながりがある。と言うのでした。
天海を潰そうとしている黒幕は・・・里城副総理でした。

関東沈没は1年以内!?

一方、里城に首都機能について、説明をしていると、到底賛成できないと言います。
東京があるから、発展があると
しかし、東山総理は、局面が変わったのだと言い、世良教授が関東沈没の可能性を認めたと言います。驚く里城。

そのころ、天海は、田所を総理たちの部屋に案内しようとしていましたが田所は天海に「前もって君には伝えておこう」と言い、ある話しをします・・・その話を聞いて、衝撃を受ける天海でした。
そして総理たちがいる部屋に案内された田所博士は、東山総理に。シミュレーション映像を見せ「遅くとも、1年以内に、関東沈没が始まる」と説明。
「1年以内!?」と驚く面々。

天海は、「時間がありません。私たちで関東沈没から国民を守らなければならない」と主張するのでした。

「日本沈没」3話ネタバレあらすじ

「関東沈没が1年以内に始まる」という田所博士(香川照之)の分析報告を総理官邸で聞いた天海(小栗旬)は、対策の緊急性を強く訴える。
しかし、里城副総理(石橋蓮司)は田所を詐欺学者と決めつけて相手にせず、東山総理(仲村トオル)もすぐには決断できないでいた。
天海とともに危機感を募らせる常盤(松山ケンイチ)に、記者の椎名(杏)が接触してくる。彼女は田所が総理官邸に招かれたことで、ただならぬ事態が起きていると感じていた。
その夜、常盤は常盤グループ会長で父親の統一郎(小野武彦)に呼ばれる。呼ばれた先には、里城がいた。
同期である天海の人間性や関東沈没説に対する見解を聞かれ……
日本未来推進会議で関東沈没への対策を議題に検討会が開かれた。
その席で天海が、地球物理学の世界的権威であるアメリカの教授・ジェンキンスが田所博士の分析を支持したことを告げると、会議は一気に緊迫感を増す。
各省庁の代表がそれぞれの視点から論争が繰り広げられる中、国民にどう伝えるかで天海と常盤の意見が割れてしまう。
そして、その裏には里城副総理の影が…。
四千万人の国民の命か…国の経済か…
天海が決断へ、一歩踏み出す!

引用元:https://www.tbs.co.jp/nihon_chinbotsu_tbs/story/3.html

関東沈没は1年以内

総理官邸に呼ばれた田所雄介(香川照之)は、検証したシュミレーション映像を見せて、
遅くとも、関東沈没が一年以内に始まると、一都六県にまたがる関東平野全体で、起こる確率は50%だと言います。
騒然とする官邸にいたメンバーたち。

天海啓示(小栗 旬)は時間がない、すぐに危機対策に動かなくてはと、東山栄一(仲村トオル)に言い、未来推進会議で話し合うことや、避難や受け入れ先の確保、首都機能の分散などについて具体的な話をします。
深刻に受け止めるメンバー。

しかし里城弦(石橋蓮司)だけが、なかなか大げさだ。総理の提言する首都機能分散のための、よくできたフィクションだと言います。
田所が反論すると、詐欺学者の口車には乗らないと強い口調で言います。

天海は、里城が関東沈没を否定していから、天海を潰そうとしたのか??と聞くと、
否定する里城。
しかし、関東沈没は認めないと言い、茶番だと言い、部屋を出て行くのでした。
東山総理は、関東沈没を信じていいのか?なにか止める手立てはないのかと聞くと、。
田所は、残念ながらない、今の私たちにできることは住民を避難させて命を守ることだと言います。
総理は考える時間が欲しいと言うのでした。

常盤の不穏な動き

天海たちが、関東沈没を里城に認めてもらえないことを憂いていると
田所博士は、世界の権威のピーター・ジェンキンス博士に関東沈没説を認めてもらうと、里城も認めるだろうと言います。しかし、田所博士とはそりが合わないため、天海に交渉するように言うのでした。

一方、週刊誌の記者の椎名(杏)は1人でいた常盤紘一(松山ケンイチ)に近づきます。
田所が官邸に来ていたことを怪しんでいた椎名。
どんな会議をしていたのか?と追及するも、うまくかわされてしまうのでした。

椎名が編集部に戻ると、編集長の鍋島は、総理と田所が会っていただけでもニュースバリューがあるというが、何をしていたのか?わからないので記事にするには・・・と椎名。
鍋島は、関東沈没説を否定していた世良教授が東京大学を去ったと言う、気になる情報を椎名に教えるのでした。

天海は、ピーター・ジェンキンスにオンラインで接触し田所教授の関東沈没説について、意見が欲しいとお願いしますが、田所は、最低で、二度と関わりたくない、お金を貸してけど返してもらえない、貸した車を駄目にしたのに謝罪がないなど、過去の悪行を言われ、断られてしまうのでした。

常盤は父親であり常盤グループの会長の常盤統一郎(小野武彦)にとあるバーに呼び出されていました。
常盤に会いたい人がいると言い、お店で待っていたのは、なんと里城。
驚いた常盤。父親は帰っていきました。
里城は関東沈没は実際にどうなのか??と聞きます。
常盤紘一は、最悪な事態を備えて、対応が必要だと答えます。
里城は常盤紘一に期待している、自分の後継者として考えていると言うのでした。

田所は、今までよりも、より重要な海保のデータをリアルタイムで見られるようになり、分析で忙しくしていました。
今後は田所の雇用主は内閣府になったと担当者が言います。研究所も、内閣府がDプランズから買い取っていました。
その後、常盤は里城と何があったのか?と天海に聞き、
里城に詫びを入れておけとアドバイス。関東沈没説を認めてもらうために、関係を修復するべきだと。
天海はCOMSを推進した俺たちには、国民を守る責任がある。時間がないと言います。
関東沈没はいつ起きておかしくないと言うのでした。

ここで天海の回想シーン
まだ実家にいた若いころ、天海衛(吉田鋼太郎)に、天海は遠くに行ないほうがいいと言いますが、生活があるから、そういう訳にはいかない。
「お前はお前の夢を叶えろ」と言うのでした。

プライベートでは離婚

天海が、帰宅すると、天海香織(比嘉愛未)と娘の茜が家に来ていました。
笑顔の天海でしたが、香織が何をしに来たのかわかると、少し暗い表情に。
しかし、茜の前では笑顔で話します。
茜が寝たあと、香織は天海に離婚届を渡します。
そして、福岡に引っ越すと言います。仕事で出会った(おそらく恋人??の)翻訳の仕事をする野田さんが実家を継ぐので一緒に行くようでした。
天海「いいと思う。茜の病気にとっても環境的にも。」と言います。
天海は関東沈没のこともあり、茜のためにも、福岡に行った方が良いと考えたのかもしれません。

そして、ピーター・ジェンキンス博士が天海に連絡をしてきます。田所のデータを分析したと言い「事態はとても深刻だ」と言うのでした。

そして・・・未来推進会議で、天海は、ピーター・ジェンキンス博士も、田所説を指示していると言うと、里城も含めてメンバーたちは騒然と深刻な事態であることを認識します。
石塚平良(ウエンツ瑛士)は、予測を無視して、何もしないというわけには行かないのでは??と言います。
天海は、札幌分散を急ぐするべき、避難も考える必要があると言うのでした。
メンバーは、頭が追い付かない!と話を止めようとします。
しかし天海は「1年以内ということは、明日にも起こる可能性がある」と言います。
常盤は、徐々に情報を伝えていこうと言いますが、
天海は、そのやり方に反対だと言います。過去に後手に回って、被害が大きくなってしまったことがあったと話、憶測や情報格差を避けるために、情報を一気に広げるべきだと主張するのでした。

それでは経済がダメになってしまうという常盤に
天海は、誰かに忖度しているのでは??と疑惑の目を向けますが、もちろん常盤は否定。
また会議では、関東沈没説については機密事項で、漏らした人は懲戒処分にすると言うのでした。

インサイダー取引

いつも常盤と一緒に飲んでいる居酒屋で天海が1人で飲んでいると
椎名が突然やってきて、同じ席に座り勝手に注文します。
天海が呆れていると、
臨海都市と築地再開発事業が延期されるという噂について聞きたいといい、資料を見ると顔色が変わる天海。2つの事業が同時に止まるなんて、東京の開発に急ブレーキがかかったみたいで気になるという椎名に、この件は天海は調べて報告すると言うのでした。

そしてさっそく常盤に電話して事業の延期について聞く天海。常盤の父親の常盤グループも参入を中止していて、関東沈没を知っているのでは??と言う天海。
「まさかお前が何か言ったのでは??」という天海に否定する常盤。
翌日、常盤は父親の常盤統一郎に会いに行き、里城に何か聞いたか??と尋ねます。都市計画の延期を進めたのは父親だと聞いていた常盤。
国家機密を聞いたのか??と尋ねる常盤に顔色が変わる父親でしたが、「里城先生に失礼じゃないか」と言うのでした。

その後、と常盤からそのことを聞いた東山総理は里城に情報を漏らしたことを追求。
しかし里城は混乱を避けるために、企業に協力を求めただけだと、開き直ります。
首都圏の不動産を売っているという動きもある、インサイダー取引だと追及します。
すると、里城は涼しい顔で「私をお切り下さっても良いのですよ。」というのでした。

驚きの再分析結果

田所博士の研究所に呼び出された天海。研究所に着くと、田所の様子がおかしい。
田所は天海に映像を見せるのでした。

その後、常盤は天海を呼び出します。
そして、里城が財界の要人たちに国家機密を漏らしていると告白。
そのせいで、首都圏の土地を売り払い、他の地域の土地を買い占める事態に。
天海の危惧したことが起きていると言う常盤。
天海はあまりの早業に笑うしかないと呆れます。
そして天海は、田所博士が新たな見解を伝えてきたことを報告するのでした。

そして・・・同じお店にこっそりと張っていた椎名は、2人の会話を録音していたのでした。
椎名は自宅に戻ると録音していた内容を聞きます。
「スロースリップが早まったらしい。遅くとも、半年以内に関東沈没が始まる。
確率は70%を超える。」
それを聞いて自宅で震える椎名は母親の椎名和子(宮崎美子)に、弟が住んでいる長崎に行った方がいいのでは?と泣きそうになりながら、すすめるのでした。

田所博士の新たな見解を受けて、未来推進会議で1年以内から、半年以内での沈没であると告げると、再び、会議の参加者たちはザワつきます。
この予測はジェンキンス教授も支持しているものでした。
常盤は、国民が動揺しないように、明確な対応をする必要があると言い、段階的に情報開示すべきだと主張。
しかし天海は、里城が情報を漏らしていると会議でバラしてしまい、情報統制は無理だと言います。

天海は一斉に開示すべきだと言いますが、突然のこともあり天海の意見に賛同する人はいません。そして採決で決定することになり、段階的に情報を出していくことになりました。
納得できない天海は常盤に抗議しますが「結論は出た」と言われるのでした。

天海の決断

天海のところに、椎名がやってきて、ある記事の原稿を確認するように言います。
その記事は、関東沈没、半年以内70%だと書かれています。
天海が情報源を聞くと天海だと言い、椎名が録音した天海達の音声を聞かせます。
天海は「随分、汚い手を使うじゃないかと」言われると謝る椎名。
しかし椎名は、椎名「これを記事にしていいのか?書いてしまったらどういうことになるのか?でも、これを伝えるのが、私の使命なんですよね」
天海は自分も伝えたいけれど、どう伝えるのかにすべてがかかってると言います。
すると椎名は政府の発表に合わせて出すと言いますが、天海は、発表の予定はないと言います。
椎名は「なんですかそれ!命に関わることだ。あなたはそれでいいんですか?」と怒ります。
そして椎名が「あなたたちが伝えないなら私が書きます」と言い、立ち去るのでした。

天海は、東山総理に週刊誌が嗅ぎつけたと報告します。
そんな記事が出たらパニックになると言う総理。
パニックにならないために、総理が発表するべきだと天海は訴えます。
しかし東山は、まだ準備できていないと言います。
一緒にいた里城も、反対だと言います。
マスコミを握りつぶすか総理が否定すれば良いと言う里城。
東山は、遅くも2ヶ月以内で情報開示できる準備すると言います。

天海は、2か月の間に災害は突然、襲ってくる!と訴えますが、聞き入れてもらえませんでした。
天海は関東沈没に動いてくれない国にジレンマを感じるのでした。

一方、椎名は編集長から、記事は出せないと言われます。誤報だったら、週刊誌が廃刊になってしまうと言います。おそらく里城からの圧力がかかった?

そして、椎名に会いに来た天海。
関東沈没の関する記事は出ないと報告します。
悔しい、もし危機を知らせないまま、関東沈没の日を迎えたら、悔やんでも悔やみきれないと言う椎名に。
天海は「戦ってみないか?一緒に」と言うのでした。

そして・・・毎朝新聞に一面で、関東沈没説が掲載されます。
テレビニュースでも報道され騒ぎに。

未来推進会議では、長沼が「この中に、リークした人間はいないよな?国家機密を漏らした人間はいないよな??」と質問しますが、天海は下を向くのでした。

「日本沈没」4話ネタバレあらすじ

新聞に「半年以内に関東圏沈没」の記事が出た。
里城副総理(石橋蓮司)や長沼官房長官(杉本哲太)がネタ元の特定に躍起になっている中、東山総理(仲村トオル)は椎名(杏)を呼び出し問い詰めるが、椎名は東山が会見をするべきだと伝える。
その後、天海(小栗旬)とも話した東山は、会見を開くことを決意。そこで、時期や確率は明確にしなかったが、関東沈没の可能性が総理の口から語られたことで、人々は大混乱に陥る。
東山の命により危機対策が日本未来推進会議に委ねられて、常盤(松山ケンイチ)を中心に迅速な対応が進んでいく。
そんな中、ワイドショーで関東沈没の現状を赤裸々に話す田所(香川照之)。
それは東山が発表していない情報で、勝手な告発に常盤は怒りを抑えられない。一方で毎朝新聞にリークしたのも天海ではないかという疑念がぬぐえずにいた。
二人の仲に不穏な空気が漂う中、二人は企業からの支援を募るために、経団連会長の生島(風間杜夫)に会いに行った。
しかし、そこには思いがけない人物が…。

引用元:https://www.tbs.co.jp/nihon_chinbotsu_tbs/story/4.html

首相の会見

新聞に半年以内に関東沈没するという記事が掲載されたことで、誰が情報を漏らしたのか??関係者は騒然とします。

日本未来推進会議で、長沼周也(杉本哲太)は、国家機密を漏らしたものはいないか??
と追及しますが、天海啓示(小栗旬)は「それよりも危機対策を進めめなくては」と言います。
他のメンバーは、こうなってしまったからには、迅速に避難ができると前向きに。
しかし常盤紘一(松山ケンイチ)は、「見事に天海くんのの思惑通りだ。どしてだろう?」と言い、すべてをわかっているようでした。

そんな中、総理の東山栄一(仲村トオル)が、会見を行う予定だと、ネットニュースに出ていて、驚く会議のメンバーでした。

一方、里城弦(石橋蓮司)は、長沼に「話が違う」と怒り「東山をコントロールするから総理にしてやったのに。会見をやめさせろ」と言います。
長沼は「それではこの国民もメディアも黙っていません」というと、里城は「大丈夫ですよ。この国の国民は実にお行儀が良い。怒りや不満はすぐに忘れてくれますよ」と言い、
誰が記事を書かせたのか??突き止めろと言うのでした。

一方、鍋島編集長に、呼び出され、新聞のことを責められます。椎名実梨(杏)は出社を控えろと言われ、官邸から呼び出しが出されていること知らさせれ「どうして私の名前が??」と驚く椎名。すると鍋島は「官邸を甘く見るな」と怒りに震えて言うのでした。

椎名は天海に電話し状況を報告します。椎名は覚悟はしていたけど、家族がいるから・・・と不安を吐露。
天海は「何かあったら、全ての責任は俺が負う。」と言います。
記事を出せと言ったのは俺だ。君は堂々とふるまえ、と言うのでした。
そして椎名は、官邸に行き、東山首相に会います。
東山は、誰からのリークか??と聞きますが、取材で、取材源は言えないと答えます。
国家機密だから、罪に問えることができると言う東山に、その国家機密を里城が不動産系の企業に漏らしていたことを指摘する椎名。
しかし、国民全てに知らせるのは、全く意味が違うと反論する東山。
東山は今日、会見を開くという報道は、明かな虚偽報道だと言います。
椎名は会見を開くと言う記事は、総理への配慮だと言う椎名。きちんと会見をすれば、批判を防げるとのこと。
「記者が首相に会見を強要するのか!」と怒る東山ですが、椎名は会見すべきだと主張。
「東山総理なら、国民に寄り添ったご判断をなされると、1人の国民として、信じています」というのでした。

長沼は、里城先生の顔をたてて、静観を決め込むべきだと、東山に進言します。
そんな中、天海が東山に面会をしたいという連絡が。
長沼は「そんな場合じゃないから、断ってくれ」と言いますが、東山は面会を受けると言い、長沼に外してくれというのでした。

東山に面会した天海は「失礼ながら」と会見に備えた原稿案を持ってきたと言います。
この危機を伝えた時、国民がどう反応するのか??東山は怖いと言う。
天海「何も伝えないまま、関東沈没したら多くの人を見殺しにする」「総理の言った、就任演説での国民に寄り添ったガラス張りの政治に感銘を受けました。今こそそれを実現する時ではないでしょうか。」というのでした。

そして、東山は、記者会見を行います。
近い将来、関東沈没の可能性があることが判明した。
そして専門家の見解やあくまでも可能性があるという話であることを、前置きし
首都機能の分散。安全策を講じている。

正しい情報は政府が逐一報告する。誤った情報に惑わされないように。
未来推進会議が、今後は危機対策の中心になっていく。

 

関東沈没に向けて動き出す未来推進会議

この会見を見ていた、未来推進会議は、自分たちの責任を認識します。
そして常盤は、メンバーは、各省庁で協議してくれと言うのでした。。

一方天海に田所博士から電話が入ります。
「あんな会見じゃ意味がない。なぜ、時期や確率を曖昧にする。危機感を伝えないと、あれじゃ、手遅れになる。」と言います。天海も同意見でしたが「総理は、国民の混乱と経済被害を最小限に抑えたいのでは??次の手を考えます」と言うのでした。
そんな天海を不満そうに見つめる常盤でした。

会見を受けて、道路は、首都圏を出ようとする車で渋滞に。そして、経済も混乱し、株価が暴落します。

一方、常盤と里城が2人で話をしています。
里城は天海が余計なことをしてくれたと、常盤にこぼします。
今後は未来推進会議の役割は大きくなるので、議長として、天海に主導権を渡すなと言う里城でした。

東山が、未来推進会議に内閣府の出向にします。
長沼は、未来推進会議に政府が出す、警戒宣言の骨子を作ってくれと言います。

気合が入る、推進会議のメンバー。石塚平良(ウエンツ瑛士)は、家族を地方に避難させたいのに、家族に言えず、苦しかったと笑顔。

天海は推進会議のメンバーに田所博士の予想を元につくったハザードマップを見せます。危険度の高い地区から避難させることで混乱を避け、2ヶ月以内に全ての避難を終わらせると提案。
法案は作成中と、各省の担当者たちが奔走します。

天海は椎名と電話で「テレビ出演」について、話します。椎名がいろいろ手配したようですが、一体誰のテレビ出演??
椎名は、出勤停止になったから時間があると言います。驚く天海に「気にしないでください。命を救いたい想いはあなたと同じですから」と言うのでした。

そして椎名は、母親の和子(宮崎美子)の引っ越しを手伝います。母親は椎名も一緒に行こうと言いますが、「私はやることがあるから」と残ると言います。

 

田所博士の警告

すると・・・田所博士が、テレビのニュースの取材に答えていました。これが椎名が仕掛けたテレビ出演でした。
首相の会見は、危機感が伝わってないと言い「半年以内に70%の確率で関東が沈没する」と言い、「急いで、関東を脱出するべきなんだ」と言います。

常盤は呆れた「余計なことをペラペラと」と言いますが、天海は言っていることは真実だと言います。
「真実でも誰が、いつ、どう話すかで、変わる!なんでこの人の口を止めなかったんだ!」と天海に怒る常盤でした。
田所博士はテレビで「半年以内というのは、半年後ではなく、明日にでも起こることなんだ」と言うのでした。

田所のテレビでの発言を受けて、東山の元にマスコミが押し寄せます。
東山は一刻も早い住民避難をするように決意をしたと言うのでした。

この首相の発言を受けて、株価が、大幅に下落します。

閣議では里城は東山の発言のせいで、株価が下がって大混乱だと糾弾します。
東山は人命を優先した。間違ったことはしていないと答えます。
里城は閣議のメンバーに「(東山の役目は)もう終わりでいいんじゃないでしょうかね??」とメンバーに呼びかけます。
しかし、東山は内輪揉めしていると、更に国民は混乱して海外に醜態をさらすことになると、主張するのでした。

未来推進会議には、長沼から、警戒宣言発令に向けた避難対策を明日までに作れと通達が。
メンバーは、努力していました。
そんな中、多くの住民が自主的に避難を始め、学校は休校になったりと混乱が続きます。

天海と常盤が3人で歩いていると
常盤「まさか新聞の情報をリークしたの、お前じゃないよな?総理に会見を促したのも、お前なんだろ。俺ができることならなんとかする。俺には本当のことを言え」と言います。
しかし、天海は俺じゃないと答えるのでした。

里城も天海が転がす?

生島自動車の本社では
生島誠(風間杜夫)が、自分にできることはなんでも協力する。と、天海と常盤に話していました。
2人はお礼を言い、経済連の会長として関連企業に支援協力を呼び掛けて欲しいと言いますが、どの会社も自社の対応で余裕がないかもしれないと、申し訳なさそうに言います。
すると、里城がやってきて驚く天海。
生島が里城を呼んだと言います。経済の対策に里城は不可欠だと言います。
里城は、天海に「関東沈没対策も大事だが、しかしそればかりだと、日本経済は疲弊する一方。」
天海「ですが、今、政府に求められているのは、その不安を払拭することだと思います。」
「与党の代表である里城先生に、率先して企業に声を掛けていただくことは、次の選挙を見据えても大事なことだと思います」と言い、何も言えない里城でした。

経団連臨時総会で天海の進言通り、里城は、どうか力を貸してくれと、企業にうったえました。
長沼は、それを見て「天海君の立ち回りには、感心するよ。総理に取り入ったと思ったら、今度は里城先生まで。大したものだ」と天海に言うのでした。

そして2週間後。
長沼は記者会見で、二か月以内に避難を終え、首都機能の札幌への分散も始めると、記者会見で伝えるのでした。
住民避難は順調に進んでいました。
椎名と天海がある場所で待ち合わせをして会っていました。

天海は椎名に「迷惑かけて、申し訳ない」と頭を下げます。
あの記事から危機対策は一気に動きだしたと言います。
椎名は天海に「怖くないのか?もし関東沈没が起きなかったらと思うと・・・」と。
天海はそれは考えないことにしたと答える。
それを考えてしまうと、危機対策は一歩も進まないと言います。
何も起こらなかったら、壮大な避難訓練は終わりましたと言って皆で笑って乾杯すればばいいと言うのでした。

そこに、椎名の母親の和子がやって来て、天海とあいさつをします。
母親は男の人といるなんて初めてと嬉しそうですが、椎名は仕事関係の人だと説明。
そんな3人を誰かが影から見つめていました。

 

ついにリークがバレた!

そして、長沼から天海に「総理が今夜会いたいと」と連絡が入りました。

天海は東山総理に会うと、これまでを報告します。
すると東山は「天海くんは、この国の指導者にでもなったつもりですか?」と言います。
新聞に国家機密をリークして、首相に会見を強要するようなことをしたのか?と言い
椎名と天海が会っている写真を見せます。

天海はやり方は強引だったことは認めますが、結果的に総理が会見して危機対策は動き出したと主張。
しかし東山は「私は君を信用できない。出て行きなさい」と言うのでした。

天海が首相官邸から出ると、常盤が待っていて
「やっぱりお前だったんだな。あの新聞報道がなければ、水面下で対策はすすめられた。株価や為替が暴落することはなかった」と言います。
天海は「お前のやり方だと時間がかかりすぎる。沈没がいつおこるかわからない。それを考えると、怖かった」
常盤「俺だって、怖い。だがお前の今のこのざまはなんだ!勝手に一人で突っ走って。」
「嘘をつき続けたのか」と言います。
天海は間違ったことはしていないと主張。

常盤は「お前にとって、俺は、その程度の人間なんだな。未来推進会議に、お前の居場所はもうない」言うのでした。

自宅で一人でうなだれる天海に、母親の佳恵(風吹ジュン)から電話がかかってきます。
香織(比嘉愛未)や孫の茜を心配する母親に、初めて離婚すること、2人は福岡に行くことを伝えるのでした。

 

Dプランズ社の疑惑

常盤は、里城に謝ります。
里城は天海の本性がわかって、早く手を切ることができてよかったと言います。
「もしかして恐ろしい男かもしれない」と言う里城。
Dプランズ社が地方の買い占めていて、法外な高値で転売している。
田所博士は希代の詐欺師かもしれない。そして天海はその片棒を担いでいるのかもと言う里城でした。

天海は、田所博士の元を訪れ「お世話になりました。もうここに来ることはない」と未来推進会議を離れることを報告します。
すると、田所博士は驚いて「君の本当の役目はこれからだろ」と言いますが、天海はそのまま帰っていくのでした。

ついに関東沈没が始まる

そして、天海は、妻の香織と娘が福岡に行くバスの見送りに来ていました。
そこには、妻の香織のパートナーの野田もいました。
また椎名も同じ場所に母親の見送りに来ていました。
娘は天海に「パパ、一緒に行こう」と言います。しかし、天海はこっちで仕事があると答えます。
そして2人は別れを惜しんで「元気でな。大丈夫。また会えると」と言うのでした。

香織は天海に、関東沈没を知っていたから、福岡行に賛成してくれたのね?と言います。
天海は香織に離婚届を渡します。
香織はお礼を言い、「あなたも元気で」とバスに乗っていきました。

天海は母親を見送った椎名を見つけます。
天海は、新聞記事に関わっていたことが、総理にバレて、未来推進会議を外されたと報告。
「後悔することはない。あとは常盤や総理がなんとかしてくれるだろ」と言います。
椎名は「天海さんはそれで良いんですか?これから大きな災害がくるのに。それでいいんですか??」と言います。「俺の居場所はもうないんだ」と言うと
「天海さんが正しいことをするならば、どこにでもやれることはあるはずです」と言います。
すると・・・大きな地震が起きます。
高層ビルが倒れ、道路に亀裂が入ります。
天海と椎名は衝撃の光景に驚きながら、道路が破壊されていき、自分たちに迫ってくるのが見て、必死に2人で逃げるのでした。

「日本沈没」5話ネタバレあらすじ

恐れていた関東沈没は突然始まった。首都圏を中心に深刻な打撃を受けた。
沿岸部にいた天海(小栗旬)と椎名(杏)も関東沈没に巻き込まれて、その被害を受ける。
さらに、天海の妻・香織(比嘉愛未)と娘の茜(宝辺花帆美)、椎名の母・和子(宮崎美子)らが乗った避難バスが、トンネル崩落事故に巻き込まれたという情報も入る。
そんな中、東山総理(仲村トオル)は総理官邸の災害対策本部から、国民に向け全力の対応を約束する。
そして、常盤(松山ケンイチ)ら日本未来推進会議のメンバーは、不安を感じながらも東山総理の指示の下、被害状況の把握や被災者の救助などの対応にあたっていた。
今や政府も国民も注目しているのは第二波がくるのかどうか。
昼夜を徹してデータの検証作業を行っていた田所博士(香川照之)が一つの結論に達する。
導き出したこととは…

引用元:https://www.tbs.co.jp/nihon_chinbotsu_tbs/story/5.html

天海の安否は!?

突然の大地震で関東地区の沿岸部が沈没する非常事態に!

日本は甚大な被害を受けたと東山総理(仲村トオル)は全国民にメッセージを送っていました。

「この災害に全力で対応していくことを約束します」

その頃、地震の被害を被った天海(小栗旬)は避難所で目を覚まします。

頭に包帯が巻かれており、何故けがをしたのかわからない様子の天海。

一緒にいた椎名(杏)は、地震により発生した地面の亀裂に落ちて、そこに街灯が倒れてきてしまったのだと話します。

天海は椎名を庇ってケガをしていたんです。

「俺たちは生きているんだな・・・」

そう言って、周囲のけが人たちを見回す天海に、沈没は当初の予想より範囲が少なかったと椎名は言います。

しかし、残念なことに椎名の家の当たりは沈んでしまっていました。

沈没から16時間後。

関東沈没の対策に奮闘する未来推進会議

政府は災害対策のための閣僚会議を開いています。

沈没区域の住民はすでに避難を終えていたが、空港、鉄道をはじめとした交通機関は復旧のめどが立っていない状況。

主要道路も地震による地割れ等の被害を受けて不通。

沈没を予期した田所博士(香川照之)からの報告は今のところ無し。

その頃、田所はというと自らの研究室で、沈没の規模が少なかった理由は何故なのか?そして第二波が来るのか?と調査を続けていました。

一方、政府の閣僚会議でも里城副総理(石橋蓮司)が、第二波がいつ来るかということを心配しています。

東山総理は、未来推進会議が引き続き中心になって、住民避難を進めるようにと常盤(松山ケンイチ)指示!

そして天海は、九州に向けて出発したバスに乗った妻の香織(比嘉愛未)と娘の茜(宝辺花帆美)の心配しています。

携帯はつながらないので連絡を取る手段は公衆電話。

しかし、多くの人々が並んでおり連絡を取れるような状況ではありません。

そんなとき、天海と椎名は、母親と別れてしまい公衆電話からも連絡が取れない少女と出会いました。

その少女が娘の茜と重なったのか、天海は少女に声を掛け水のペットボトルを渡し言います

「大丈夫。絶対会えるよ」

椎名も少女の手を取り「私もママと離れて不安なの。一緒に探してあげるから」と言って勇気づけてあげます。

すると椎名は、少女のカバンについた緊急連絡カードを見つけ、名前が森永あさひであり、連絡先の携帯が書かれていることに気づきました。

一方、未来推進会議では、残った住民たちを避難させるべく忙しく動き回っています。

しかし、それぞれが関東沈没に不安を感じ始め、メンバーたちの間でも対立が生まれてしまいます(・_・;)

農林水産省の白瀬(高野ゆらこ)は泣き出してしまうほど。

防衛省の仙谷(竹井亮介)と財務省の織部(浜田学)は言い合いになってしまい一触即発状態!

文部科学省の財津(六角慎司)、外務省の相原(中村アン)までも逃げる逃げないで揉め始めたその時。

常盤が口火を切りました。

「いったん落ち着きましょう。無理強いはしませんが我々の仕事は住民を避難させることです」

そう言って指をさしたのは、忙しそうに仕事をするほかのメンバーたちの姿でした。

こうしてまとまりを取り戻した未来推進会議でしたが、突如停電に見舞われてしまいます。

非常電源が落ちただけだと言って、厚生労働省の石塚(ウエンツ瑛士)は様子を見に部屋の外に出ていきました。

関東沈没は収束した!?

その頃、椎名は公衆電話であさひの連絡先に電話をして、あさひの母親がいる病院に連れて行ってあげます。

その帰りに職場に戻って、母親たちが避難したバスの情報を手に入れようとする椎名。

そして田所博士は何かに気付いたようで、驚きの表情を見せていました。

するとそこに天海から連絡が入ります。

規模が小さかったが、第二波がいつ来るのか?という問いに、田所は驚くべきことを言いました。

「第二波は来ない!」

データによると、沈没による地震で海底プレートが断裂し、その跳ね返りによって沈み込む動きが止まった。

「関東地方の沈没は最小限の被害で終息したとしか考えられない」

その言葉を聞いた天海はすぐに総理にも報告してあげて欲しいと伝えます。

早速田所の調べた結果は、政府にも伝えられ、東山総理は会見を開くことに。

未来推進会議のメンバーには、常盤から「関東沈没終息」が伝えられ、皆は喜びの声を上げます。

そのとき常盤は「住民避難を優先させた」天海のことを思い出していました。

そして、ラジオで国民に向けて東山総理から関東沈没終息が伝えられます。

家族は無事なのか??

一方、椎名は天海と共に、編集部に戻っていました。

そこで編集長・鍋島(伊集院光)から、東名高速でトンネル崩落事故が起きて、避難バスが巻き込まれていることを知らされます。

巻き込まれたバスには、天海の妻と娘、そして椎名の母が乗っていた可能性が高い。

家族のことが心配な二人は、事故現場の大木松葉トンネルに向かってみようと車で向かうとこにするんです。

しかし、道路は崩壊して陸路では現場まで向かうことは難しい状態。

そこで海路でトンネル付近まで向かおうと、海沿いにいた漁師の男に船に乗せて欲しいと頼むんです。

この漁師役、ガッツ石松さんでしたね(^^♪

ガッツさんがドラマ出演するなんてかなり久しぶりです。

最初は断るガッツさんでしたが、二人の熱意に負けて船を出してくれることに!

その夜、未来推進会議では常盤が残り、天海の意見を受け入れようとしなかった自らのことを振り返っています。

そんな常盤を心配して声をかけたのは相原でした。

「あなたは国民が混乱しないよう最善の準備を整えようとしただけ。一人で抱え込まないでくださいよ。天海さん以外みんなが同じ意見だった」

「だが俺は、この事態を誰よりも重く受け止めていた天海を追い出した・・・」

翌日、天海と椎名は海を渡り、大木松葉トンネルに近い道路までたどり着きます。

しかし松葉町に行く道は通行止め。

そこで古道をたどって、松葉町に行くことを決めます。

山道をなんとか進んでいく天海と椎名。

その頃、関東沈没を予知し田所のもとには海外から引き抜きの電話が入っています。

高い給料で雇ってもらえると喜ぶ田所でしたが、そこに名古屋沖で大きな地震があったというラジオニュースが!

めったに地震が起きない場所だと気になった田所は、名古屋付近の地殻変動データを調べてみることに。

まさか、新たな異変に気付いてしまった?

避難所で家族に再会!

そして天海と椎名はなんとか山道を抜け、松葉町に入ることが出来ました。

最寄りの病院に向かいますが、家族たちが運ばれた形跡は見当たりませんでした。

すると天海は病院の近くの公園からハーモニカの音が聞こえることに気づきます。

そこに行ってみると、娘の茜がいたのです!

涙ながらにお互いの再会を喜び抱きしめ合います(/ω\)

そこに香織もやってきて、椎名に母親の和子(宮崎美子)も無事で一緒に避難していることが伝えられました。

母の無事を聞き涙する椎名(/ω\)

避難施設に向かい、香織から状況が語られます。

トンネル崩壊で玉突き事故が起こり、一緒に九州に向かっていたパートナーの野田(瀧川鯉斗)が骨折してしまった。

退院まで二・三週間かかり、道路の復旧にもしばらくかかってしまう。

だから当分ここにいるしかない。

天海は、二人のことが心配でしばらく避難所に残り手伝いをすることにします。

避難所でできること

「パパはお仕事で忙しいんじゃないの?」と尋ねる茜に、未来推進会議を辞めさせられたとは言えませんでした。

避難所を見て回る天海は、物資がなかなか届いておらず、住民たちが苦しんでいる姿を目の当たりにします。

そして、関東沈没から3日経過。

早期の避難指示で死傷者を最小限にとどめた東山総理に海外からは称賛の声が。

そのことが面白くないのは里城副総理。

「これからの日本の復興が大事だが総理にはそのビジョンが無い。頼りにしているよ」

里城副総理がそう言った相手は常盤でした。

未来推進会議では、東山総理から復興計画を立てて欲しいと指令が入り、忙しい日々が続いています。

すると電話が鳴り、石塚が出てみるとその相手は天海でした。

石塚は天海からの連絡だとばれないように部屋を出てこっそり話します。

「今、松葉町の避難所にいるんだ。石塚くんに頼みたい。支援物資が届いていないんだ」

見落とされているかもしれず、ほかにもそのような場所があるかもしれないと言う天海に「さすがです」と言う石塚!

嬉しそうに電話を切る石塚の前には常盤が現れます。

「天海の様子はどうだった?」

「被災者支援についていろいろ心配してくれてます」

「そうか・・・」

救世主の登場

後日、松葉町へ続く道は通行止めが解除されますが、食料が足りない状況が続いており、避難住民たちのトラブルも絶えない状態に。

天海は役所の職員にアドバイスをするなど避難所での生活を続けていました。

道路が復旧し、東京に戻る準備を始める椎名に天海は言います。

「ここへ来て、一人一人に寄り添うって難しいと痛感した。この先俺に何ができるのかずっと考えてる」

すると、外に避難所に向かってくる自衛隊の車両が見えてきたのです!

自衛隊により食事やお風呂が提供され、避難住民は久しぶりに笑顔が戻りました(*^-^*)

そこには未来推進会議の石塚の姿もあり「皆さんを応援したい!」とある驚きの人物を連れてきてくれたのです!

それは東山総理でした!

総理の登場に、避難住民たちから拍手が巻き起こります。

「本当にご苦労様です。もうしばらくの辛抱です。みなさんの声を聴くためにここに来ました。思いを私の仕事に反映させたい。一緒に乗り越えましょう!」

そう訴える総理の後ろには、常盤の姿が。

天海はその姿を見て、常盤が動いてくれたのだと気づきました。

未来推進会議への復帰と新たなる局面

天海は常盤と二人で語ります。

「お前が情報開示したのは正しかった。それを隠していたのは俺を巻き込みたくなかったからなんだろ?」

そう言って頭を下げる常盤。

「やめてくれよ。思いあがっていたんだ俺自身が。被災して震えたよ。何にもできなかった。国民に寄り添うって簡単なことじゃなかった。組織にいなけりゃ何にもできない。いかに自分が無力が思い知らされたよ」

「何言ってる。お前の使命感が何百万人の命を救ったんだ!ここからが大変だ。復興をどうするのか。どういう未来を築くのか」

「お前がいればなんとかなるよ」

「お前も一緒にやるんだ。未来推進会議に戻ってこい!」

すると東山総理もやってきて、天海に感謝を伝えます。

そして再び力を私に貸してほしいと言ってくれたのです(^^)/

こうして天海は、未来推進会議に戻れることになりました。

良かったですよね〜!

天海と椎名は家族に別れを告げて、東京に戻っていきます。

関東沈没から二週間、首都圏は日常を取り戻しつつありました。

これからは関東の復興に向けて力を注いでいくのか?

そう思われましたが、このドラマのタイトルは「日本沈没」なのでそうは行きません(-_-;)

田所博士の何か見つけたようなシーンも気になりましたが、第5話最後でそれが明らかになりました。

新たなスロースリップが名古屋付近で観測され、それに連動するような形で関東沖で地殻変動が発生。

関東で起きた沈没現象が名古屋に連動した。そして名古屋で起きた地震が関東の海底に影響を与えている。

「悪い予感がする。もっと大きなとてつもない第二波が来るかもしれない」

それを暗示するかのように、多数のカラスが空に飛び立っていったのです!

第6話からは第二章に突入します。

やはり関東沈没だけでは収まらず、日本沈没が進んでしまうみたいです((+_+))

予告を見る限りでは一年後には日本が世界地図から消えてしまう?

今後も見逃せない怒涛の展開が続いていきそうです。

「日本沈没」6話ネタバレあらすじ!関東沈没から日本沈没へ!

日本未来推進会議に天海(小栗旬)が戻って来た。首都東京の復興に向けて、取り組む決意を誓い合う。
国民も日常を取り戻しつつあり、政府でも、復興に向けた議論が進められていた。
その復興計画をめぐり、東山総理(仲村トオル)と里城副総理(石橋蓮司)は再び対立。
関東沈没を経て、東山も里城に立ち向かう覚悟を決めていた。
しかし、東山主導のもと、未来推進会議が進めていた復興計画に突如ストップがかかる。里城が東山の覚悟を上回る奇策を講じてきたのだ。
そんな中、天海は田所博士(香川照之)に呼ばれる。
そこで伝えられたのは日本沈没、という事実。
1億2千万人の命を救うために、動かなくてはいけなくなる。
ただ、里城だけはその事実をいまだに認めていない。天海は独断で、国民の命を救うためにできることをやろうとするが、高い壁に阻まれる。
そんな中、衝撃の出来事が起こる!

引用元:公式サイト

復興に向けて進む日本

ビルの屋上に立ち、大規模な被害を受けた東京の街を見つめる日本未来推進会議のメンバーたち。

皆が東京の立て直しを誓う中で、一人感極まって涙します。

それは厚生労働省の石塚(ウエンツ瑛士)でした。

実はこの災害で、妹を失っていたのです((+_+))

そんな中、いろいろと動いてくれた石塚に「すまなかった」と言う天海(小栗旬)。

石塚は「自分も未来推進会議の一員ですから」と言い、ほかのメンバーと前に進んでいくことに!

そしてメンバー皆でその場で祈りを捧げます。

その頃、田所博士(香川照之)はさらなる日本の異変を見つけた様子。

東山総理(仲村トオル)は、国民に向けて復興案を提案することを誓っていました。

会見後、里城副総理(石橋蓮司)は記者たちから総理への評価を尋ねられています。

「まあ、よくやってるんじゃないですか」

その答えに毎朝新聞の記者になった椎名(杏)が「政策をめぐって対立しているようですが?」と尋ねると、椎名が天海と手を組んでいた記者だと知り「お手柔らかに頼みますよ」と言って里城は去って行きました。

里城の思惑

一方、日本未来推進会議では、住まいを失った人々に公有地を提供して環境に配慮したグリーンシティを作る地方再生計画を進めます。

その内容が閣議で図られると、里城副総理は反対の意を示します。

「今こそ経済主導で東京を世界一の未来都市に作り直すチャンス。」

しかし東山総理は意見を曲げません。

会議の場から去って行こうとする里城副総理に総理は言います。

「退席なさるのであれば、復興は私に一任したと解釈します」

苦々しい表情で去って行く里城副総理。

その後推進会議のメンバー常盤(松山ケンイチ)を呼び出し公有地を産業地域として利用する案を提案するように指示しました。

「私の後継者として、君には期待しているんだ」

しかし、常盤は里城の考えに乗るつもりはない様子です。

そして後日、推進会議のメンバーが議論をしているところに官房長官の長沼(杉本哲太)がやってきて、計画ストップが告げられたのです!

総理の指示だと言う長沼に納得がいかず、天海は直接東山総理のもとを訪ねます。

総理が何故中止を指示したのか?

それはとある記事に「コムスが原因で関東沈没が起きた」と出すとゆさぶりをかけられていたからでした。

日本沈没のCOMS【コムス】は実在する?本当にあるの?

裏で動いているのは里城副総理で間違いない。

記事を出し計画を中止させて、主導権を自らに戻そうと言う魂胆だと言う総理。

天海はそんなことはさせないと、行動を起こし始めます。

里城の懐に?

椎名の力を借りて、記事は里城副総理が書かせたものであること、そしてきな臭い噂もあるという情報をゲット。

そして天海は常盤と共に、里城副総理のもとに向かいました。

君を呼んだ覚えはないが・・・という里城に「先生の窮状を案じて伺った」という天海。

「先生には不正な土地取引があると言う噂が、沈没情報公開前に土地を売って損失逃れを計ったとか。これがインサイダー取引で記事にしようと言う動きがあります」

「君は私を脅迫するのかね?」

「強引なやり方には抵抗する勢力も現れます」

天海の強かな計略を知り、里城は常盤を外させ二人で話したいと言います。

天海はお互い記事を差し止めて、復興計画を一歩でも前に勧める方法を考えたいと話しました。

折衷案を考えたと言う計画書は、首都圏の公用地の半分は企業用、もう半分は住宅用地として地方で賄う。

ただしクリーンエネルギー使用の条件は譲れないというもの。

「もし納得いただけるのであれば、これを里城先生から総理にご提案いただきたい」

「どうして君たちから出さない?」

「実質的なこの国の最高権力者は里城先生ですから」

それを聞いて笑みを浮かべる里城。

面白い男だと言い、ある条件を呑めば聞いてやっても良いと言います。

「政治家になれ!私の派閥から出馬しろ」

こうして、天海は里城の条件を呑み、折衷案を進めることに成功したのです!

突如の第二波の宣告

それから一か月後。

関東沈没における復興の特別措置法案と補正予算案が国会で可決し、復興へと大きく動き始めました。

そんな中、天海が向かったのは田所博士のもと。

「スロースリップが少しずつ加速している。名古屋で地震が起きてからまた少しずつ動き始めている」

「それはどういうことなんでしょうか?」

「とてつもない、第二波がおそってくる」

田所博士が導き出したシミュレーションを見せられた天海!

そこに映し出されたのは、日本の国土すべてが沈んでしまうという壮絶なものだったのです。

「日本が沈没する?」

にわかには信じられない様子の天海。

後日、日本沈没という衝撃の予測が東山総理、里城副総理にも田所博士から伝えられました。

田所曰く、沈没が起こり始めるのは1年以内。

里城は「そんな予測は絶対じゃない。こんな話に振り回されるなんて馬鹿馬鹿しい」とその場を去ってしまいます。

東山総理も「これは国の運命を左右する国家機密だ」と言うと「また隠蔽するのか?」と田所は異を唱えます。

しかし「今回は前回とは事情が違う。日本沈没ともなれば入念な準備が必要だ」と天海は田所に訴えます。

こうなっては国民が避難するのは海外しかない。

日本沈没と田所博士の疑惑

推進会議のメンバーは早速対策を進め、田所はデータ検証を進めることになりました。

日本沈没という事実を突きつけられ、推進会議のメンバーは衝撃を隠せないものの、国土を失った日本人を救うために交渉を進めなけばならないと言う天海。

その頃、街では復興が着々と進められていました。

その姿を見て切なさを感じる天海と常盤。

そこに石塚と相原(中村アン)がやってきて、他国への交渉相手としてオーストラリアはどうか?と言います。

石塚の父親がオーストラリアと強いパイプがある。

こうして総理の了承を得て、まずは天海と石塚が二人で極秘に交渉に向かうことになるのです!

しかし、里城は相変わらず否定的でした。

そして不動産業界のDプランズ社が海外の土地を買いあさっているという噂があると言います。

「まるで君たちの計画を先回りしているようだ」

誰が機密を漏らしたのか?まさかDプランズ社の支援を受けていた田所なのか(・_・;)

その頃、田所博士はスーツを着た男たちと会って「よろしくお願いします」と言っています。

やっぱり田所怪しい・・・

海外移民の現実

一方、天海と石塚はオーストラリアにいました。

前首相に会い、移民受け入れをお願いするも、期待に沿うことは難しいと言われてしまいます。

NOを突き付けられて帰国した二人は、移民受け入れの壁が高い現実を知ることになったのです。

そして天海が留守の間に、東山総理は札幌への行政機能分散、復興工事の中止を決めていました。

復興予算は全て移民計画に回すことに。

海洋浄化作業はこのまま継続。世界に移民をお願いする以上、海くらいはキレイにしておかないとという判断からでした。

そんな話を天海は常盤とビルの屋上から東京の街を見ながら話していました。

そしてビルの企業ロゴを見て、天海は困難な移民計画を進めるためのある策を思いついたのです!

早速、東山総理、里城副総理、長沼官房長官にその策を話します。

それは優れた日本企業の海外移転を条件に移民受け入れ交渉を進めるというもの。

例えば生島自動車であれば、先進諸国に対しても強い交渉カードになりえる。

しかし、これに異を唱えたのはまたしても里城副総理でした。

「馬鹿馬鹿しい。日本は沈みませんよ!」

里城は沈没しなかった場合のことを考えるのも政治だと言います。

「日本企業を海外に売り飛ばしたあげく、沈没しなかったら目も当てられない!」

そう言って里城はある雑誌を取り出しました。

そこには田所が今後も地球にさらなる危機が起こりうると匂わせるような記事が書かれていたのです。

田所は信用に値しない、さらに繋がりが深いDプランズ社はさらに土地を買いあさっていると言う里城。

「田所博士から情報が漏れてるんじゃないのかね?」

椎名と天海の関係

そして天海は、田所のもとに向かいDプランズ社の件について追及します!

「今は政府から金が入っている。Dプランズ社と繋がる理由は無い」

しかし、そこにはDプランズ社から届いた高級そうなメロンが(;・∀・)

天海は疑われるような行動は控え、雑誌に不用意な記事を載せないようにくぎを刺します。

すると田所は言いました。

「君は怖くないのか?何も知らないまま国民が海の底に飲み込まれていく。残酷な光景が・・・」

「怖いですよ!だからこそ避難体制の整備を急いでいるんです!沈没情報はまだ絶対に秘密です」

このままでは、田所から情報がさらに流れてしまいそうな感じがしますよね(・_・;)

その頃、椎名は母・和子(宮崎美子)の病院に来ていました。

娘の身を案じ、亡き父の写真を渡して和子と椎名は別れます。

そして椎名は和子から託された天海の娘の手紙を、天海に渡しに来ました。

気になることがあると言う椎名を天海は自宅に招き入れます。

ろくなものを食べていない天海を心配し、野菜炒め入りのラーメンを作ってあげる椎名。

2人はお酒を飲みながら気になることを話します。

「復興計画が止まったという噂を聞いた。これはまた沈没があるんじゃないですか?はるかに大きな第二波が?」私はこの国の危機に向き合うあなたの力になりたい」

「その気持ちはありがたい。だけど俺は・・・」

「あなたが何も言えないと言うことは、そういういことが起こってしまうと理解するしかありません」

「なんで次から次に日本だけ・・・」

そう言って酒を飲む天海。

田所博士が警察に連行!

その頃、官邸では長沼官房長官が田所とDプランズ社との間に日本沈没の情報を知らせたメールが有ったと、東山総理と里城に報告していました。

それを聞いた里城は田所を詐欺師と断罪!

「詐欺師を信じて愚策を弄してどうするんですか。もう答えは出たんです。日本は沈まないんです」

そして、朝。椎名が目覚めるとそこは天海の家でした。

酔っぱらって寝てしまった様子(^^;)

天海は内閣府に寝泊まりするから、この部屋を使っていいといって鍵を置いて出かけていきました。

そんな天海に電話が入ります。

それは田所博士の研究室に東京地検が向かっているというもの。

田所はDプランズ社から金品を受け取った加重収賄の疑惑で連行されてしまったのです。

そのニュースを見つめる未来推進会議のメンバーたち。

「この先誰がスロースリップの検証をするんだ」

常盤は思わずそう呟きます。

そして天海は連行される田所博士の姿を見送るしかなく・・・

「こんなことして何になるっていうんだ!」と大きな声で叫ぶのでした。

「日本沈没」7話ネタバレあらすじ!

世良教授が再登場!

田所が逮捕されたことで、過去の黒い噂が一斉に報じられます。

そんな中、天海は留置所にいる田所に会いに行き、Dプランズ社へ情報漏洩した証拠が見つかったことを尋ねるも田所は否定。

沈没をなきものにしようとしている奴が陥れたと田所は訴えます。

そして沈没を調べるデータを調べるシステムを使いこなすことは自分しかできないと言うのです。

天海はその後、専門家メンバーにシステムから日本沈没を解析してもらおうとしますが、皆お手上げ状態。

そこでかつて田所が話していたアメリカのジェンキンス教授を思い出し連絡を取ろうとするも、連絡がつきませんでした。

しかし、ある人物にデータ解析を頼みこみ天海は東山総理のもとに向かいます。

その人物とは、かつて日本沈没を知りながらデータを改ざんした世良教授でした。

総理も長沼官房長官も世良教授に協力を仰ぐことに難色を示しますが、天海の「我々だからこそ日本沈没と向き合う責任がある。それは世良教授も同じ」と言われ、世良教授にデータ解析を依頼することに。

早速世良教授は、田所博士の検証結果を引き継ぎ再検証を開始します。

導き出した結論は、田所と同じく「全土沈没」というもの。

天海と東山総理は、日本国民の命を守ることを最優先に極秘裏に動き始めることになりました。

椎名が緊急渡米

未来推進会議に戻った天海は、メンバーたちに移民交渉を進めるために日本を代表する企業の協力を求めることを説明。

その中には、日本一の自動車メーカー生島自動車や常盤の父親が会長を務める常盤医療の名もあります。

そして東山総理と天海たちは、企業の代表を集めて日本沈没の事実を告げました。

日本人を救うために協力をしてほしいと頼みますが・・・

「移民のために我々企業を他国に売るんですか?」と企業のトップたちは猛反対!

生島自動車の会長・生島がさらに言います。

「企業の営みはそんな簡単なものじゃない。われわれは苦汁を味わって必死に困難を乗り越えてきた。そんなもんに社員を委ねられるか!」

そして常盤の父親である常盤医療の会長も続けます。

「移転先まで政府にゆだねるのは企業への冒涜。そもそも日本が沈むとは決まっていない」

その言葉に動揺する総理たち。

常盤会長は「ジェンキンス教授が田所説を否定した」と言うのです!

その情報とは里城副総理からでした。

急ぎ天海たちは里城のもとに向かい、真偽のほどを尋ねます。

日本政府として正式にお願いした結果、ジェンキンス教授は日本沈没を完全に否定した。

世界的権威が否定したからには、移民交渉は必要ないと言う里城。

納得できない天海は、教授と連絡が取りたいと言いますが、長沼官房長官に止められその場を去って行きます。

東山総理は否定されたものの何かしなければと長沼官房長官に話します。

すると長沼は、Dプランズ社が接触してきて海外の土地を日本政府に買わないかと言ってきたと報告。

しかしその値段は通常の20倍のもの。

そんなことが出来るかと怒る総理でしたが、移民交渉が出来ない以上、Dプランズ社を利用するのもこの国のためなのかもと言う長沼の一言に悩みます。

その頃、天海はジェンキンス教授に会いにアメリカに向かおうとしますが、その話を聞いた椎名が「そういうことはプロに任せてください」と代わりにアメリカに向かって話を聞いてくれることになりました。

早速渡米し大学に向かった椎名ですが、ジェンキンス教授は不在。

秘書の話では日本政府から沈没に関わる情報を求める人間との接触を禁じられているとのこと。

研究所代わりに使っている別荘に向かうことにする椎名。

一方、日本では里城副総理が日本沈没が無くなった今、東京の再生計画を進めようと動き出していました。

それを知り「日本沈没がなきものにされようとしている」と不安に思う天海。

そしてジェンキンス教授の別荘にやってきた椎名ですが、教授からは案の定取材を断られてしまいます。

しかし「巨額の報酬を積まれて否定したとか?そうだとしたら田所博士と一緒では?」と問われた教授は「あんな金に汚い男と一緒にするな!」と反論。

「田所博士から送られたデータを正しく分析して否定した」そう言うのです。

Dプランズ社不正の黒幕は驚きの人物!

椎名からその話を聞いた天海が田所博士にその事実を尋ねるも「データは送っていない」と田所は言います。

それでは誰が送ったのか?

天海は田所博士の助手を疑い、さっそく研究所に向かいました。

世良教授が調べてみると、ジェンキンス教授に送ったのは最新のデータではなく古いものであることが分かります。

何故古いデータを送ったのか?

天海が助手に問い詰めると、助手は震えながら真実を話してくれました。

それを聞き驚きを隠せない様子の天海。

その頃、東山総理は長沼官房長官から提案されたDプランズ社からの海外土地購入を進めようとしています。

「そんなことは無駄遣いだ」と里城副総理は断固拒否!

しかし東山総理は判を捺してしまいます。

するとそこに、天海と常盤がやってきて「土地購入は待ってほしい」と言います。

ジェンキンス教授に送られたデータは不完全なものだった。

そのデータを送るよう指示したのは・・・なんと長沼官房長官だったんです!!

ジェンキンス教授も、Dプランズ社も長沼の関与を認めていました。

企業移転による移民交渉が進むことで、Dプランズ社が購入した土地が政府に売れなくなってしまう。

そこでジェンキンス教授に沈没を否定させ、企業移転にブレーキをかけさせその間に急いで売り抜けて多額の利益を得ようとした。

東山総理から「何故こんなことを?」と問われた長沼は言いました。

「あなたのせいだ。誰よりも総理に尽くしてきたのに私より、天海くんや常盤くんの意見を重視した。何もかもバカバカしくなった」

「日本は民主主義の国だ。沈む国に見切りをつけて海外に逃げる。そういう自由が有ってもいいんじゃないですか!」

そんな長沼の言葉に「あなたは政治家ですか?」と常盤は叱責。

そして長沼は開き直って言います。

「本当に救えると思ってるのか?知らない国に突然放り出されてその先にどんな救いがあるっていうだ!国を失った先に待つのは地獄だ」

すると天海は反論。

「たとえ祖国を失おうとも、生きてさえいれば新しい未来にたどり着けると私は信じます」

そこに東京地検が現れて、同行されていく長沼。

田所博士が釈放!里城がついに味方に

部屋の中に、残ったのは天海、常盤、東山総理そして里城副総理。

天海は最新のデータをもとにジェンキンス教授が出した結果を報告します。

「田所博士の日本沈没説を全面的に支持します」

それを聞いて天を仰ぐ総理。

そして里城副総理はこう切り出します。

里城「日本が沈むということがどういうことか君たちは分かっているのかね?日本の文化は無くなり、円がただの紙切れになる。国民は裸同然で異国に放り出されることになる。そんなことがあっていいはずがない」

天海「いい加減に目を覚ましてください。日本は沈むんです」

里城「戦後のどん底から我々が必死に築き上げたものはどうなるんだ。勤勉な日本国民が守り続けてきたこの豊かさと繁栄も丸ごと沈むというのか」

天海「どん底から這い上がってきた日本人だからこそきっとまた未来を築けるはずです。そのために力をつくすのが我々の役目です」

里城「日本は、沈むんだな?」

天海「はい」

天海の目からは大粒の涙がこぼれ落ちました(/ω\)

里城はついに日本沈没を受け入れ、天海たちと協力して動き出してくれることになりました。

それにしてもこのシーンの石橋蓮司さんと小栗旬さんのやりとりは素晴らしかったです!!

そして長沼が捕まったことで、無罪放免となった田所博士は研究所に戻っていました。

久しぶりに世良教授と対面し、過去のわだかまりを払しょくし、二人は協力して日本沈没データを検証していくことになりましたね。

日本沈没後の移民先をアメリカと中国で天秤!?

一方、天海と常盤は生島自動車会長のもとに再び協力を求めにいきます。

先陣を切って移民交渉を進めることに会長は了承してくれました。

移民交渉を進める最初の相手は同盟国のアメリカ。

すると里城副総理は、隣国の中国にも太いパイプがあると意見します。

そこで天海はこう提案します。

「この際、両方の国と交渉するのはどうですか?」

東山総理と里城は、両国との関係を損ねることになるから天秤にかけることはできないと言いますが、「多くの国民を救うためには、今は関係性よりも数です」と主張。

こうして、東山総理と常盤はアメリカ、里城副総理と天海は中国の大使館に交渉に向かうことになりました。

交渉は思うように進みませんでしたが、生島自動車の名前を出したことで両国ともに態度が若干軟化します。

アメリカ側は、アメリカ企業に吸収合併されることを条件に300万人の移民受け入れを約束。

一方、中国側は200万人。ただし合併を呑む必要は無し。

この状況を生島自動車会長に伝えると、判断が難しいと大いに悩みます。

しかし天海としては生島自動車を使う以上、もっと移民枠を勝ち取らなければ、次の企業が続かないと考えさらに交渉を続ける意気込みを見せていました。

そして二度目の交渉ではアメリカ側に500万人を依頼します。

担当者が難色を示したとき、常盤は「受け入れてもらえなければ生島自動車は他国にわたることになる」とけん制。

その頃、中国側でも同じようなやり取りがなされていました。

アメリカと天秤にかけられたと怒る担当者に里城は言います。

「主席から是が非でも生島を手に入れろと言われているなら、移民枠をかけあうのもあなたの仕事ですよ?」

この一言が効いたのか、最終的に中国は1000万人の受け入れを約束。

一方、アメリカ側は600万人。

皆が集まる場で、常盤が「中国で決定で良いか」と切り出すと、東山総理が納得しませんでした。

「それはだめだ。そんなことをしたらアメリカとの関係にひびがはいる。何としてもアメリカに決着すべきです」

実は東山総理は、内々に大統領と電話で話し「必ずアメリカでまとめる」とすでに約束してしまっていたのです(-_-;)

これには「約束が違う!」と里城副総理が怒り心頭に。

衝撃の国際問題に発展!

するとそこに生島会長の秘書がやってきて、生島自動車のニュースが流れていると報告が入ったのです。

テレビをつけるとそこにはアメリカナショナルモータースと生島自動車が合併するとのニュースが!

「アメリカが中国に生島自動車を取られないよう先手を打った。あなたのせいで!」

里城は東山総理にそう言って責め立てます。

生島会長も「これでわが社の運命が決まった」と不満げな様子。

これは、東山総理やってしまった感じです。

そして生島自動車合併の報道は日本国内を混乱に陥れました。

すると今度は中国側が緊急会見を開き、日米両政府に強く抗議をしてきたのです。

そして最悪の事態になってしまいます((+_+))

中国外務省報道官は言います。

「生島自動車移転と引き換えに、1000万人の移民を受け入れる予定だった」

「なぜなら日本が沈没するからです」

日本沈没という極秘情報は、中国によって全世界中に知らされてしまいました。

そのニュースをみて「最悪だ!」と強く憤る天海。

果たして、残り2話でどのような結末になるのでしょうか?

最終回は2時間拡大スペシャルであることも明らかになったので、さらに盛り上がりを見せてくれそうですね(^^♪

「日本沈没」8話ネタバレあらすじ

絶体絶命のピンチ

日本沈没の事実は一気に世界中を駆け巡り、日本の株や為替は一夜にして大暴落。

日本国内は朝から混乱状態に陥り、円安が加速していく。

そんなニュースを見ている天海たち。

そこに東山総理が現れます。

アメリカ大統領は、中国の批判もあり今日本の支援を世界に訴えるのは困難だと言うのです。

それは約束が違うと憤る常盤。

里城は「アメリカに見放されるとは・・・」と諦めモード。

総理は「国連に人道支援を要請した」と言いますが、そんなのは当てにならないという里城。

天海は「何とかならないか??」と里城に問いかけるも、これまで積み上げた中国政府との信頼関係も今回の件で失墜してしまったため、里城にも打つ手なし。

「あなたがアメリカに余計な約束をしたせいだ。もう私の手には負えんよ」

そう言って里城は席を立ってしまいました。

「どうすればいいんだ!」と悲壮な顔の総理に天海は言います。

「今はまず、日本国民に真実を伝えることが優先だと思います」

こうして東山総理は、国民に向けて会見を開きました。

一年以内に日本が沈み、国土消失の危機に瀕していること。

海外に向けて移民の受け入れ交渉を進めていることを伝えます。

「たとえ日本列島が沈没しても、全力で国民の皆さんを守り抜きます」

東山総理は必死に訴えましたが、会見場の記者からは厳しい質問の声が上がります。

総理の行動が結局混乱を招いている。

一年後に日本は無くなるんですよね?

せめて事前に知らせていたなら円の暴落前に国民の財産を守れた。

本当に移民先なんて見つかるんですか?私たちはどこでどうやって生きていくんですか!

記者からの問いかけに、答えることが出来ない総理。

その場にいた天海は「とにかく中国だ。このままだと日本人はこの国と共に沈んでいく」と常盤につぶやきます。

中国の移民受け入れ条件は・・・

後日、中国で今後の移民受け入れについて会合が持たれます。

中国が移民受け入れる条件は、日本を代表する5社を譲ることが条件だと言うのです。

その中には、常盤の父が会長を務める常盤医療も含まれていました。

常盤は天海と一緒に、さっそく父親の統一郎に話をもちかけますが、頑として中国行きを受け入れてくれません。

希望の見えないところに大事な社員を連れていくことはできないと言うのが言い分です。

常盤は「命を救うための企業ならば、今こそ国民を救うことを優先すべき」と訴えます。

すると統一郎は「カナダと移民受け入れ交渉をしている」と衝撃の告白!

天海は中国との交渉を進めなければ、他国との交渉も難しくなると主張。

しかし、統一郎は「今の政府は何もできていない。海外に逃がせばいいとも思ってるかもしれないが、その先には一人一人の人生が続いていくんだ」と言います。

結局、常盤医療は断固として中国行きを受け入れてくれませんでした。

東山総理はほかの四社の合意を取り付けたものの、常盤医療が受け入れてくれないことに頭を悩ませます。

日本沈没の新たな真実

一方、沈没の検証を進めていた田所と世良は新たな見解を示しました。

沈没の開始時期に地域によってタイムラグが生じる。

本州中央部から沈み、その後東北、中国地方、四国、さらに九州沖縄、そして最後に北海道が沈む。

田所は状況に油断せずに、国民の避難を急ぐように天海に言うのです。

「地球はいつ暴れ出すかわからないぞ!海底の波動はふさがれた道をこじ開けてでも進んでくる。君もこじ開けろ!出来なければこの列島とともに国民が海に沈む」

田所のその言葉に「なんとしてもこじ開けて見せます」と天海は約束するのでした。

その後も常盤は父親を説得しようとするも、中国行きを受け入れてくれません。

天海が思いついた新しい策とは?

そんなとき、霞が関では、日本沈没が東山総理の責任だと言う街宣カーが走っていました。

天海のもとには椎名から電話が入り、気分転換に夕飯に行こうと言われます。

いつもの居酒屋に向かった、天海と椎名と常盤。

すると日本沈没を悲観する客が喧嘩をしているところに遭遇。

なんとかその場は収まりましたが、天海は「やっぱり希望が必要だ」と言います。

そして三人でおいしいご飯を食べるなか、店員の愛の言葉が天海にヒントをくれました。

「この街ごとみんなでどっかに移動できたらいいのに」

その一言から天海が考え付いた発想とは?

後日、里城が他の国への移民受け入れ交渉会議を行っているところに天海がやってきます。

「中国の件で提案をお持ちしました!」

そこに、常盤と会長の統一郎もやってきます。

天海が考えた提案とは、中国にジャパンタウンを作るという案でした。

各地に五つの企業を中心としたジャパンタウン、日本人の街を作る。

何もない土地に少しずつ他の企業や人が集まってきて、街を築いていき人生が続いていく。

そしていずれ他国にもジャパンタウンを築き、世界中のジャパンタウン同士がネットで繋がる。

国土は失われても、日本人は世界のあらゆる土地で未来を創っていく。

「これは、国土を失う日本人にとって希望になるのではないでしょうか?」

天海のジャパンタウンという提案に理解は示すも、「こんな話は夢物語だ」と言う統一郎。

里城も「日本にだけ都合のいい話は、中国が認めるはずがない」と言います。

すると「中国にもメリットがある」と言う天海。

SDGsを強化しようとしている中国政府ともつながり、環境後進国という国際的評価も上書きできる。

後々は税収も見込める。移民管理も日本人を集めた方が互いに合理的。

世界的にチャイナタウンを持つ中国だからこそ、理解してもらえる可能性もあると常盤も訴えます。

中国への交渉の奥の手とは?

「それではこの案を誰がどう中国に提案するのか?」

常盤統一郎の質問に天海はこう答えます。

「正面からではなく、別のルートからこじ開けましょう」

そして常盤は「長年中国の経済発展に寄与した里城先生なら実力者を介して提案できるのでは?」と言います。

しかし今の首席に意見できる者などいないという里城。

すると天海は「元国家主席なら可能かと・・・」

里城は驚きの表情を見せますが、天海の必死のうったえを受けて連絡を取ってくれることになったのです!

そして元国家主席が会ってくれることになり、天海と里城が現地に向かうことになりました。

出かけようと自宅を出る里城の家の前に、東山総理が現れ頭を下げます。

「今が日本の正念場です。日本人を、未来を救ってください。お願いします」

その場は無言で去って行く里城。

中国への交渉の結果は??

そして、天海と里城は元国家首席の待つ中国へ旅立ち、会談は限られたメンバーで秘密裏に行われました。

病気の元主席との会談は10分だけ。

「これは中国と日本の新しい未来を切り開くための提案です」

天海はチャイナタウン構想について丁寧に説明をしました。

「国土を失う日本人のためにどうかお力をお貸しください」

天海と里城が頭を下げると、元主席は女性秘書を通じてこう質問します。

「移住を果たせて、あなたたち日本人は中国人になれますか?」

天海はこう答えます。

「中国の長い文化と歴史に敬意を持っています。しかし日本人として捨てられないものもあります。中国人になれるとは簡単にはお約束できません」

果たして、元主席はその返事にどう反応するのか??

秘書が何やらアルバムのようなものを持ち出します。

そこにはかつて里城が日本の企業団を連れてきたときの写真でした。

女性秘書が代わってこう話し始めます。

「あの時の恩義を返したいと先生はおっしゃっています」

「国への誇りは我々も同じです。熱意は受け止めました。あなたたちの思いは責任をもって国家主席に伝えてくださるそうです」

こうして、天海と里城の交渉は成功に終わりました。

しかし、国家主席が認めてくれないことには、このプランの真の成功とはなりません。

日本に戻った天海は、東山総理とともに中国からの回答を待っています。

その頃、総理官邸の周辺では東山総理の政策について反対する人々が大挙押し寄せていました。

中国からの回答期限を過ぎる中、外からは「日本人を見殺しにする気か?早く移民先を決めろ」という声が聞こえています。

すると総理の部屋の扉があき、里城が入ってきました。

「中国政府からの回答は?」

東山総理の問いに、里城は無言で歩み寄ってきます。

そして手をつかみ、背中を抱き「やりましたよ!総理」と言うんです。

中国は全面的に、日本側の申し出を受け入れてくれたんです(^^♪

笑顔の里城を見て、天海と常盤は抱き合って喜び合います!

中国は1000万人の移民受け入れとジャパンタウン計画を発表。

それと同じくしてアメリカも世界への日本支援を呼び掛けてくれました。

これにより日本の移民政策は一気に進むこととなったのです。

衝撃!テロ事件発生で総理と世良教授の安否は!?

後日、天海は世良教授の好物のどら焼きを持って田所の研究室を訪れていました。

移民計画が進み、首都を札幌に移すことを話していると、外からは活動家が世良教授を批判する声が聞こえます。

田所は「気にしないでいい」と言いますが、世良教授はCOMSを推進した手前かなり気にしている様子。

そして東山総理のもとには、各国で移民受け入れが決定していると里城から報告が入っていました。

東山総理は移民枠の配分方法を決めるように、未来推進会議に指示をします。

配分方法は抽選。家族単位で受け入れるのかなど受け入れ方法も検討されています。

そんな中、驚きの調査結果が未来推進会議で話題に。

それは、移民希望者が40%しかいないという事。

まだ日本国民が「日本沈没」というい現実に向き合えていないことが浮き彫りになりました。

ある日、天海は愛媛の母親に久しぶりに電話を掛けます。

母・佳恵に「家族枠で移民申請する」と言いますが、この年で外国なんか行きたくないと言うのです。

「そげまでして生き延びるんが、ほんとうの幸せながやろか?」

そんな母の言葉が胸に刺さる天海。

街を歩いていると、閉店した店が多く、東山総理を批判する落書きが多数。

そんな中天海は、椎名から「見せたいものがある」と呼び出されました。

2人は移民抽選の話をし、椎名は結婚も考えていたが抽選には間に合いそうもないからおひとり様コースだと言います。

そんな椎名に「強いんだな」と言う天海。

「強くなんかない。沈没することを知ってから心がざわつく。全然知らない人なのに幸せになってほしいという思いがこみ上げたりする」

そう言って涙を流す椎名を、天海はそっと抱きしめてあげます。

落ち着いた椎名は、天海に見せたかったものについて話し始めます。

すると目の前の大型テレビに「未来のある場所」というタイトルで様々な国の外国人たちが日本人を歓迎する動画が流れ出したのです!

椎名は記者として何かできないかと自分なりに動き、この動画を制作。

「みんな知らない国に行くのが怖い。だからこそ何か伝えなきゃって」

「君の思いが少しでも伝わるといいな。俺には大きな希望になったよ」

2人がそんなやり取りをしていると、椎名のスマホに驚きのニュースが飛び込んできたのです!

それは、東山総理が滞在するホテルで爆破テロ事件が発生したというもの。

そのホテルには世良教授もいたようで、二人は病院に搬送中。

衝撃のニュースを受けて、驚きの表情の天海のシーンで第8話は終了。

次回はついに最終回で、二時間スペシャルです。

「日本沈没」最終回!ネタバレあらすじ!原作と違う驚きの結末とは?

以下予告動画とあらすじです。

東山総理(仲村トオル)を狙ったテロのニュースは、全世界に大きな衝撃を与えた。
国内の情勢が不安定と判断されて移民計画に影響することを恐れた日本政府は、早急に里城副総理(石橋蓮司)を総理代行にして世界へアピール。
しかし、移民計画が進行していた矢先に、さらに予期していなかった悲劇が起こってしまう…。
天海(小栗旬)、常盤(松山ケンイチ)ら未来推進会議が中心となって事態の打開に挑むが、状況は改善しない。そして、遂に全世界で日本人移民の受け入れ停止が発表される。
そんな中、追いうちをかけるように田所博士(香川照之)から、「日本沈没までもう時間がない」と警告される。それでも最後の一人を救うまで、天海は関東に残って立ち向かう決意をする。
そして、ついに恐れていた日本沈没が─
天海や常盤は、無事なのか…
日本人にとって希望のひととなれたのか!?

引用元:公式サイト

最終回でついに日本沈没は起きてしまうのか?

天海たち日本人に残された希望はあるのか!

以下、最終回のストーリーのネタバレです。

爆破テロで東山総理の代理で里城が代理に!

ドローンによる爆破テロで、東山総理と世良教授は重体で予断を許さない状態。

容疑者の男は、COMS推進と円の暴落への怒りから国民を代表して総理に罰を下したと供述し捕まりました。

このニュースは全世界に大きな衝撃を与えてしまい、里城副総理たちは日本人の移民への影響を懸念します。

当面は里城が総理代行を務めることになり、生島自動車会長の生島に移民担当特命大臣になってほしいと打診。

「官民一体でなければこの難局は乗り気れない」

里城のこの言葉を受けて、生島は快くこの大任を引き受けてくれることになりました。

そして里城は会見で全世界に訴えます。

「総理襲撃は一部暴徒による犯行で、日本人は礼節をわきまえた勤勉な民族です。移民受け入れに何卒ご理解お示しください」

世良教授の死

さらに具体的な移民受け入れ先が、コンピューター抽選で決まることが国民に発表されました。

個人単位、家族単位、5名以内のグループ単位で応募するという方法。

しかし、移民申請方法に反対するデモ行進が起こるなど一筋縄ではいきません。

高齢者などは最後まで日本に居たいと移民を拒否する者も大勢いました。

愛媛にいる天海の母親もその一人でした。

一方、東山総理は意識を取り戻すも、世良教授は依然として意識不明の状態が続いていました。

総理は天海と常盤に「世良教授が守ってくれた」と語ります。

事件が起きた日、世良教授は日本沈没検証の役目を降りたいと申し出ていました。

「私は学問の使い道を間違えてしまった。いつしか経済活動を後押しするための都合のいい道具に成り下がっていた」

「そして一番大切なものを見失っていた。私達が生きてるこの場所、地球の環境です。田所くんのように、この地球の悲鳴を聞き警鐘を鳴らせる学者に私はなれなかった。そして今地球からしっぺ返しを受けてる」

ホテルの一室で世良教授が、総理にそんな話をしていると窓の外にドローンの姿が・・・

とっさに世良教授は総理を庇って重傷を負ってしまったのです。

その後世良教授は集中治療室に入り、最後に目を開けて天海を見つめてくれたものの、そのまま亡くなってしまいました(/ω\)

世良教授が亡くなり、田所博士は一人で必死に日本沈没の検証を続けます。

さすがの田所も涙を流していましたね(´;ω;`)ウゥゥ

移民に天海の新たな提案

その後、オーストラリアも移民を受け入れてくれ、徐々に移民枠は各国に広がりを見せていきました。

そして初めての移民抽選。

当選した者、落選した者それぞれでしたが、天海の元妻・香織と娘たちはオーストラリアへの移民が決定し喜んでいました。

しかしその頃移民枠が頭打ちになってしまい、未来推進会議のメンバーたちは日本の財産を提供してでも、国民が生きる道を広げていこうと奮闘を続けます。

そしてついに移民枠は一億を突破するも、申請数は8000万人という状態。

未来推進会議のメンバーが悩む中で、順番に休みを取ることにします。

初めに休みを取った天海は、実家の愛媛に向かいました。

母・佳恵との久しぶりの再会し、移民申請について話しますが、佳恵は頑なに移民として海外に行くことを拒否します。

街の人たちと一緒に故郷に残りたいという母の意見を聞いて、東京に戻った天海はある意見を提案!

それは街単位で移民申請をするというもの。

この意見が採用されたことで、各地の高齢者たちも移民申請を進めてくれるようになりました。もちろん天海の母・佳恵も。

天海は母と一緒に移民申請できなくなってしまい、記者の椎名に「一緒に行かないか?」と誘います。

すると椎名は「そのお誘い甘えさせてもらっていいですか」と言い、二人は一緒に移民として海外に行くことを約束。

そして、ついに移民申請者数は1億人を突破!

移民が進む日本に新たな大きな問題が発生

しかしここで再び大きな問題が発生してしまいます(・_・;)

新潟で発生していたルビー感染症の変異株が流行し、死者が多数発生してしまったんです。

常盤薬品の薬でも、変異株患者には効果が見られません。

その頃、天海の娘・茜にも感染症の脅威が迫っていました。

世界各国では、日本人移民を受け入れた先で感染症の広がりを見せています。

事態は一向に改善せず、ついに世界全体で日本の移民受け入れを停止してしまうという事態になってしまいました。

一方、田所博士からは天海に日本沈没が予想よりも早くなりそうだという連絡が入ります。

「安全を保証できる期間は4か月」

4か月の間にすべてを解決できるのか?

日本に残っているのは9000万人。一日100万人出国しても最低でも3か月はかかる。

一か月以内には変異株の薬を作り出し、移民の出発を再開させなければ。

天海たち未来推進会議のメンバーは、このような状況下でも「やるしかない。こじ開けましょう」と動き始めました。

移民受け入れ交渉のための決断

その後、日本の移民を受け入れていない国々でも感染症が起き始めました。

さらに田所博士はとある環境博士の説によると、感染症菌は温暖化で北極圏の永久凍土から溶け出したと教えてくれます。

そんな中、常盤薬品の薬と、別の製薬会社の薬を併用していた患者が回復したという朗報が入ってきました。

この二つの薬を複合投与すれば感染症の特効薬になる。

そして天海は次の世界環境会議で日本に発言できないか動き出していました。

投薬の治験の効果も見えてきたとき、全世界の感染者は1000万人を超えます。

天海は復帰した東山総理にある提案をします。

それは特効薬の製造方法を全世界に公開するというもの!

東山総理はその意見を受け入れて、環境会議に臨むことになります。

とある薬を複合投与したことで、日本は変異株感染症を克服した。

製造元企業は特許を放棄し製造方法を公開すると申し出てくれた。

東山総理は会議で最後にこう訴えます。

「この決断に至ることが出来たのは、日本沈没という危機の中で命こそが本当に大切で本当に尊いものだということに改めて気づかされたからです。しかしその危機は今なお続いています。世界の全ての国の全ての人に申し上げたい!どうか日本人の命に対しても 救いの手を差し伸べてください!私たちには一刻の猶予もありませんお願いします」

この必死の思いが通じ、世界各国は移民受け入れを再開してくれることになったのです!

家族との別れ

そんなある日、天海のもとに元妻・香織からオーストラリアに旅立つ日が来たと電話が入ります。

茜は感染症から回復したもの、香織の再婚相手の野田は感染症で命を落としてしまっていたのです((+_+))

天海はオーストラリアに旅立つ香織と娘の茜の見送りに行き、「生きてさえれば会える」と告げて涙で別れました。

そして天海の母・佳恵も町の人たちとインドネシアに向かって出発。

一か月後、生島自動車の会長は移民受け入れのめども立ったことで、大臣の任を解かれて生島自動車と共にアメリカに向かいます。

閣僚や政府関係者の多くも日本を離れ、各国に散った日本人の受け入れ業務に尽力。

報道機関では「ラストメディアジャパン」という組織が作られて、北海道で日本に関する情報を発信していくことになりました。

椎名はそこに参加することにして、小樽にいる田所博士のもとで取材をすることに。

東京に残っていた天海に危機が!

その頃には東京からはほぼ人がいなくなっており、天海も二か月後には北海道に向かう予定。

そして二か月後、海外移民を拒否して北海道に残っている人々は約300万人になっていました。

彼らの説得が最後の仕事となる中、未来推進会議は解散して残りは天海と常盤が行うことになります。

最後に水で乾杯して、お互いの健闘をたたえ合い未来推進会議のメンバーたちは移民先に向かっていきました。

そんなある日、田所博士はある異変を察知していました。

「関東沖のスロースリップが異常な速さを見せている。沈没の前兆だ。早く脱出しろ!」

その報告を受けた天海と常盤は、自衛隊の入間基地から飛行機で北海道に向かうところでした。

飛行機は無事滑走路を走り出しますが、そこに突如関東沈没が襲い掛かってくるのです(・_・;)

富士山が噴火して、関東地方の地面は徐々にひび割れを起こしていきます。

千葉から徐々に沈んでいき、天海たちが飛び立とうとする埼玉の入間にもその危機が迫っていました。

果たして、無事飛行機で脱出が出来たのか?

心配する椎名が電話を掛けますが、天海にはなかなかつながりません。

もしや沈没に巻き込まれて飛び立つことが出来なかった?

いえ、天海と常盤は無事に脱出することに成功(^^)/

無事に北海道にたどり着くことが出来たのです。

田所教授の予測を上回る速さで進む沈没!決断はどうする??

当初の田所博士の予測では、関東沈没から北海道沈没までのタイムラグは1か月。

しかし予測が早まったことで、北海道沈没も1週間後だという田所。

天海は一週間のうちにできる限り国民を避難させる方向で進めようと言いますが、これに里城が異を唱えます。

「今この瞬間も沈没は続いている。せいぜい避難に費やせるのは三日だ」

「何かを優先させれば何かを諦めなければならない。そのギリギリのところで決断を下さなければならないのが今の状況だよ!」

出来る限りギリギリまで人々を助けたいと思った天海ですが、東山総理も里城と同意見だと聞き、3日間でできる限りのことをする決断をしました。

北海道ではできるだけ残った人々を脱出させますが、残留者数は残り70万人。

すると田所から「異常な値が出た。じきにホッサマグナが崩れ落ちる」と連絡が入るのでした。

沈没の予想外の展開

予測よりもさらに早く日本沈没は進んでしまい、日本の中心部ホッサマグナが崩れてしまったことで、日本列島は東西に真っ二つになってしまったのです!

そこから沈没は加速していき、徐々に本州は沈んでいきます。

北海道では地震が続き、残ったメンバーもヘリで脱出しようと動き出しました。

しかし揺れが激しく思うように避難できません((+_+))

そのときも日本列島は北から南に沈んでいき・・・

果たしてどうなってしまうのか?

天海が目を覚ますと、上空からヘリの音が聞こえていました。

そこに田所から連絡が入ります!

「青森の映像を見ろ!止まってる。断層遮断だ。青森でプレートが切れたんだ。地殻変動が止まっている!」

なんと!青森の一部でプレートが切れて沈没は止まり、北海道は沈まずに残っていたのです。

南の九州も大部分が無事に残っていました。

田所博士は言います。

「関東に存在するような不安定なプレートは北海道にも九州にもない。沈没を引き起こす大きな原動力はもうない!日本沈没は止まるぞ。いや止まった。止まったんだ!!」

ラストは、日本全体が沈没せず、青森の一部と北海道、そして九州が残るという予想もしない展開でした!

天海のその後の道は?

そして天海は椎名と共に中国に向かい、ジャパンタウン建設にまい進することになります。

北海道には常盤と東山総理が残り、日本人を支えていくことに。

そしてラストシーン。

天海は田所博士と海岸でおにぎりを食べています。

田所「米さえあればもう何もいらないね」

天海「ありがとうございました。田所博士のおかげで多くの国民を救うことが出来ました」

田所「それは君が私を信じてくれたからだ。真摯に君が向き合ってくれた」

天海「怖かったんですよ。本当にそんなことになったらと思うとただただ怖かった」

田所「もっともっと恐れたほうがいい。人間はこの地球があるからこそ生きていられる。みんなそのことを忘れてしまっている。私との約束を覚えているかね?」

天海「覚えてますよ。温暖化の被災国である日本の一人として地球の危機を世界に訴えていかなければならない」

田所「止められるのは今しかないぞ。それができなければ間違いなく地球は終わる。そのカウントダウンはもう始まっている・・・」

天海「分かっています。その未来は僕ら一人一人の手にかかっている」

そんな二人のやりとりで「日本沈没」は終了となりました。

原作とはかなり異なる展開となりましたが、予想もしないラストは面白かったと思います。

それにしても最後の海岸のシーンは北海道?

これに関してはツイッターで話題になっていました。

北海道ではなく千葉県だったんですね(^_^;)

気づいた人からは沈没したのに何で千葉と突っ込みが(笑)

それにしても、その後の天海や常盤たちの後日談が見てみたい気もしますね。

いつかスペシャルドラマとして続編が制作されることを個人的には期待したいのですが・・・

もうパラビで後日談が少し描かれたみたいです(^^;)

これは続編の望みは薄そうですね。

日本沈没のキャスト・登場人物は?

コウノドリ小栗旬娘芽依役は実の子供?驚きの出演とは?

キャスト引用元:公式サイト

天海啓示 【小栗旬】

環境省:環境生活局環境問題対策課
高校時代のある出来事がキッカケで環境問題により一層取り組むようになる。大義のためには手段を選ばず、強引な手法で政策を推し進める野心家な一面があり、東京大学時代の水泳部の同期でもある常盤から心配されている。総理大臣・東山が推し進める「COMS<コムス>」事業に常盤と共に主要な立場で参加。世良の紹介により総理肝いりの、次代を担う官僚が集まる“日本未来推進会議”のメンバーとなる。ゆくゆくは政治家になるという狙いがあったが、田所博士との出会いにより、日本の運命を握る重大な決断を迫られていく。

 

常盤紘一 【松山ケンイチ】

経済産業省:エネルギー環境局環境開発課

父親は複数の会社を束ねる大企業の社長。競争の激しい産業界に身を置くことを避け、役人として産業を支える道を選ぶ。政財界に顔が利き、経団連会長の生島とも繋がりがある。天海とは東京大学時代の水泳部の同期で、現在も互いを認め合う仲。「COMS<コムス>」事業で後ろ盾となる有力な企業人を紹介するなどして天海と共闘する。日本未来推進会議では議長を務めることになり、関東沈没説を巡り暴走気味になる天海と、意見の対立から衝突していくことになる。

 

 

椎名実梨 【杏】

週刊誌サンデー毎朝の記者。
人当たりがよくおっとりしているが、正義感が強く、少子化、格差社会、虚偽報道など日本の諸問題への意識が高い。毎朝新聞政治部記者だったが、その正義感ゆえの攻撃的な取材姿勢や恣意的な批判主張が目立つとの理由で系列週刊誌に異動させられた。新聞記者に戻るために大きなスクープを狙っている。詐欺紛いの環境ビジネスを行う「Dプランズ」と癒着している環境省の腐敗を暴こうと取材をする中で天海と出会う。最初は天海に疑いの目を向けるも、徐々に信頼関係を築いていく。母親と二人暮らし。

 

世良徹 【国村隼】

地球物理学・教授。
日本の地球物理学の最高権威とされる東大教授。若い頃から日本の地球物理学界の第一人者と目されたが、画期的な業績をあげた後輩の田所にその地位を奪われて、屈辱を味わった経験がある。2011年の東日本大震災を早くから予見して防波堤工事の必要を訴えていた事から、その地位を不動のものとし、政財界から意見を求められる存在に。総理主導のCOMS<コムス>事業に対しても安全性を保証する。田所の関東沈没説を真っ向から否定している。

 

東山栄一 【仲村トオル】

 

内閣総理大臣。
丁寧でわかりやすいフレーズや姿勢から、国民に人気があり支持率は高い。諸問題解決に前向きな姿勢を示しているが、属する派閥が弱小ゆえ、党内での了承を得るためには守旧派勢力に頼らざるを得ない。実質的には里城の了承を得ないと前に進めることができない。真摯に日本の未来を考えているが、守旧派に忖度して強引な決断ができない弱さがあり、その現状を打開するために、各省から1名ずつ若手エリート官僚を選抜して、日本の未来のための政策を議論する諮問会議“日本未来推進会議”を発足する。

 

田所雄介 【香川照之】

地震学者。
日本地球物理学界の異端児。かつては東京大学の教授だったが、地球温暖化に関心を抱いて以来、論文を発表せず研究にのめり込み、研究費欲しさから経費を流用して東大を追われる。しばらく海外にいたが、東日本大震災を契機に日本へ戻り、地震の研究を再開。震災後の大気汚染や海洋汚染の惨状を見たことで、人間による環境破壊への危惧を強め、憑かれたように研究に没頭する。その中で、温暖化による海面上昇や大型台風の頻発、そして「COMS<コムス>」が伊豆関東沖の海底プレートに歪みを生み、関東沈没の可能性が生じていることに気付く。

 

まとめ

今回は「日本沈没」の原作小説の結末をネタバレ紹介しました。

原作小説では日本はほぼ沈没してしまい、国民の多くは海外に退避するという結末となります。

果たしてドラマでも原作同様に日本は沈没してしまうのでしょうか?

おそらくこのコロナ禍で、そんな悲惨な結末は無いのでは?と個人的には予想します。

草彅剛さん主演のかつての映画「日本沈没」でも、完全に日本は沈没しませんでした。

副題に「希望のひと」とあることからも、希望の見えるラストが期待できそうな気がします。

日本は沈没の危機に陥るも、最終的には沈没は回避されるという結末を個人的には望みたいところですね。

そんな「日本沈没ー希望のひとー」は10月10日夜9時、初回は25分拡大での放送です。是非皆さんご期待ください!

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