竹内涼真(たけうちりょうま)さん主演のTBSの日曜劇場のドラマ「テセウスの船」。
田村心(竹内涼真)が死刑判決を受けた父親の佐野文吾(鈴木亮平)の無実を信じて、過去や現代を奔走するミステリーです。
正義感あふれる佐野文吾に、誰が罪を着せたのか?
真犯人が誰なのか気になりますよね!
そんな「テセウスの船」には、真犯人が描いたものすごく気持ち悪いタッチで描かれた絵が、たびたび登場しています。
また番組の公式twitterでは「真犯人の最終予告イラスト」が先行公開。
これもまた不気味で、意味深なんですよ~。
この記事ではドラマ「テセウスの船」の真犯人が描いたイラストに注目!
イラスト【絵】の意味や真犯人のネタバレを、原作からまとめていきます。
※ネタバレを知りたくない方は絶対に読まないでください。
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テセウスの船に登場する不気味な絵の意味とは?
田村心(竹内涼真)が産まれたとき、すでに父親・佐野文吾(鈴木亮平)は逮捕されていました。
「音臼小無差別殺人事件」で青酸カリを混入させ、21人もの人を殺害した容疑でした。
殺人犯の家族ということで非難され、引っ越しを繰り返してきた田村心。
「父親はいないと思いなさい」
と母親・和子(榮倉奈々)に言われて育ち、父親のことを恨んでいました。
しかし妻の由紀(上野樹里)が「お父さんを信じてあげて」と無実の可能性を教えてくれ、父親と向き合う気持ちに。
そして、事件が起きる前へとタイムスリップしてしまうのでした。
そこで若かりし頃の父親に出会い、父親は無実だと確信した心は、真犯人をつきとめて事件を止めることを決意します。
そんな心は、過去でたびたび不気味なイラストを目にすることになるんです。
不気味な絵①2人の女の子のうち一人が黒塗り
一番最初に心が絵を見たのは、元市村議会議員の田村の家でした。
田村さんは病気で視力が低下しており、思いついた言葉をその日居る人に頼んでノートに書き留めてもらっていました。
そのノートを心が見ていると、こんな絵が。
この絵の意味わかった。犯人は好きな子(佐野鈴)の泣き顔が大好きな歪んだ性癖を持ってるから、鈴の友人、家族を殺してる。そして現在も苦しんでいる姿を間近で見たいからこそ近づいた。そう犯人は婚約者の木村みきお。#テセウスの船 #考察 pic.twitter.com/iMD8sF6KkT
— しばたひろ (@takepiko45) February 16, 2020
2人の女の子のうち一人は泣いていて、一人は黒塗り。
周りには木があり、上にはプロペラのようなものが描かれています。
この意味は、一人は鈴。もう一人は長谷川翼に監禁された明音でした。
不気味な絵②泣いている女の子の上にホチキスでSの文字
次に、音臼小の門のところに
泣いている女の子の上に、ホチキスでSの文字が書かれたイラストが貼られていました。
「S」という文字に、心は鈴が狙われているのではないか、と感じます。
不気味な絵③キツネの間に泣いている女の子
心が佐野文吾にこれから起きる青酸カリ事件について伝え、追い出されたあとのこと。
心は学校の職員室で寝泊まりしたのですが、朝起きると足元に
二匹のキツネの間で泣いている女の子の絵が置いてありました。
SHOWROOMでコメントした
テセウスの船の絵は
コレね😱レッスンふぁいと🙋🏻♀️💞 pic.twitter.com/MSKre3imWs
— 🍆なちゅりん🐊🐇、🍈🦈は永遠❤︎ (@NACHUMIIPO01_26) February 19, 2020
これを、音臼神社のキツネだと推理した心は、一人で音臼神社へと向かいます。
しかしこれは心をおびき出すためで、心は犯人に階段から突き落とされてしまうのでした。
不気味な絵④妊婦のまわりに大量の目玉
金森(ユースケサンタマリア)や佐野文吾がいっしょに犯人を捕まえよう!と言ってくれ、これから!
というときに、心は現代へと戻ってきてしまいます。
しかしそこは心が過ごした現代ではなく、母親と兄は心中し、妻の由紀とも出会っていない最悪な現代でした。
絶望する心のもとへ、封筒が届きます。
そこにはあの絵のタッチで描かれた
妊婦のまわりに大量の目玉がある絵が入っていました。
【ドラマ放送!】#日曜劇場『#テセウスの船』第5話は
本日よる9時より放送!実はドラマに出てくるあの怖いイラストは
原作者の東元さんが描かれています。
漫画連載中も怖いと話題となったイラストにも
ぜひご注目ください!原作1&2巻もコチラで限定公開中です!https://t.co/Rp0DubT00g pic.twitter.com/EVAhTbDfIH
— モーニング公式 (@morningmanga) February 16, 2020
すると、なんと再会した姉の鈴がちょうど妊娠中!
心はやはり鈴が狙われているのか?と不安になるのでした。
絵を描いたのは真犯人!原作ネタバレは衝撃の人物
佐々木紀子ネタバレは犯人で死ぬの?驚きの結末とは?【テセウスの船】
原作でも、同じように不気味なイラストは登場します。
しかしSとホチキスで書かれた絵と、キツネの間で泣いている女の子の絵はドラマオリジナルのものです。
「テセウスの船」はけっこう原作とは違うんですよね(^_^)
もちろん、この絵を描いているのは真犯人です!
その真犯人とは・・・
加藤みきお。
現代の鈴の内縁の夫ですね。
事件で青酸カリを混入されたせいで車いす生活になったと言っていましたが、真っ赤なウソ!
本当は歩けるのに、31年もの間、歩けないふりをしているんです。
って、31年も歩けないフリをしてたら筋肉が衰えて歩けなそうですが(^_^;)
でもちゃっかり木村さつきを殺しにオレンジジュースを持って歩いてるんですよね~。
夜中にこっそり足がなまらないように鍛えてたんでしょうか(笑)
そんな加藤みきおが、なぜ事件を起こしたのか?
それは、鈴のことが大好きだったから。
母親を亡くして祖母に引き取られ、音臼小へ引っ越してきた加藤みきおは、鈴の優しさに恋をします。
しかしもともとサイコパス的な思想を持っていたのでしょうね。
鈴の悪口を言い、鈴を傷つけたから明音を殺害します。
ドラマ版では明音は生きていますが、原作では長谷川翼に性的暴行をされた上で青酸カリで殺害されているんですよ。
また千夏をパラコートで殺したのは、明音の妹だからで、練習台としての意味もありました。
ではなぜ佐野文吾に罪を着せたのか?
それは鈴が「理想の人はお父さん」だと言っていたから!
世界が鈴と自分の二人だけのものになればいいのに、とまで思っていた加藤みきおは、佐野文吾を鈴の前から排除することに。
そうして青酸カリ事件を起こし、佐野文吾を追いやることに成功したのでした。
事件後、引っ越した鈴を追いかけ続けた加藤みきお。
ようやく鈴と恋人になり、子供まで授かりますが・・・
加藤みきおが欲しかったのは、事件前の純粋で明るい鈴だったのに、と後悔します。
たくさんの人を不幸にしておきながら、なんて身勝手な人間なんでしょうね(>_<)
後悔した加藤みきおは、過去へとタイムスリップすることを計画するのでした・・。
くわしいネタバレはこちらにまとめてあります。
テセウスの船絵を描いた犯人のまとめ
公式ツイッターでは、犯人の最終予告だという絵が公開されています。
#テセウスの船 第6話まであと3日‼️
予告は見ましたか👀⁉️
物語もいよいよ後半戦…#犯人考察 も徐々に絞られてきているでしょうか…🕵️♂️
今日は考察班の皆様へ、犯人からの最終予告を先行公開😳💡#閲覧注意⚠️#テセウス真犯人は誰だ🕵️♂️絵を描いているのは一体誰😱⁉️
この絵の意味とは…🙄⁉️ pic.twitter.com/LBPGzMUTYz— 日曜よる9時『テセウスの船』【公式】 (@theseus_tbs) February 20, 2020
3月2日と書かれた門のようなところに血の涙を流した男性が一人。
この絵は原作では登場しておらず、ドラマオリジナルのものです。
おそらくこれは田村心ですよね、門は学校でしょうか。
ちなみに加藤みきおが描くこの大量の目は
「今まで殺してきた人の目」
だと原作では話していました。
今まで殺してきた人間たちの目玉が、いつも加藤には見えているのです。
そんなの怖すぎますが、それでも罪の意識を感じない加藤みきおは、やはりサイコパスなのでしょうね・・・。
ドラマ版では「原作とは違う犯人になる」と明かされている「テセウスの船」ですが、今のままいけばやはり加藤みきおが犯人だということになりそうな気がします。
ただ「小学生の加藤みきお」ではなく、大人の加藤みきおがタイムスリップして過去で殺人を楽しんでいた、なんて結末になるかもしれませんね。
小学生が殺人鬼というのはあまりにもショッキングなので、配慮されるのではないかと予想しています。