ブラックペアン飯沼達次のレントゲン写真のネタバレ!原作の渡海の過去が関係

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TBSの日曜ドラマ「ブラックペアン」が4月22日に始まりました!

二宮和也さんの演技、すごかったですね!!

今回は早くも話題のドラマ「ブラックペアン」第1話のラストで二宮さん演じる渡海が見ていた衝撃のペアンが置き忘れられた体内のレントゲン写真。

飯沼達次さんのネタバレを原作からまとめていきます。

かなり衝撃的な内容となっています。また原作小説の核心部分のネタバレを結末までしているので、閲覧注意です。

 

 

目次

第1話ラストで渡海が眺めていたレントゲン写真とは?

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第一話のラストで渡海が見つめていたレントゲン写真。

患者の名前は「飯沼達次」。そしてその写真の体内には、なんとペアンが置き忘れていました!!

ええーーーどういうこと?!気になりますよね。

実は原作にも出てくる「飯沼達次」さん。

しかもペアン置き忘れも、原作の結末を語る上で、重要な事実です。

以降で、原作小説のネタバレをしていきます!

 

原作での飯沼達次のネタバレとは?佐伯教授が医療ミス!?

 

 

飯沼達次さんについて語る上で、小説では17年前に遡ります。

ちなみに小説は1988年の設定。その更に昔って・・・なかなか遡ります(^_^;)

<17年前のブラックペアン置き忘れ事件>
当時、佐伯教授(内野聖陽)が若いころの話です。佐伯教授と渡海(二宮和也)の父親渡海一郎は盟友でした。そう、父親の一郎も医者でした。

そして佐伯教授とともに東城大学病院で働いていました。

2人の関係は良好でした。

その関係性は自分が海外での国際学会の発表で病院を留守にした時に留守中のフォローを他の科であった渡海の父親に頼むほどでした。渡海の父親のことを佐伯は非常に信頼していたのです。

佐伯が学会でスペインに出発してから急患で入ってきた飯沼達次という患者の念のため撮影したX線写真を見て渡海の父親は茫然とします。

なんと体の中にペアンが置き忘れられていたのでした。

しかもペアンを飯沼達次の体内に置き忘れた医師が佐伯であることが発覚。

渡海の父親はすぐに病院の当時の大林教授にその件を報告。すると教授はペアンが体に置き忘れていたことを知っていて、隠蔽し続けたことがわかります。

渡海の父親は必死に大林教授の説得を続けて、佐伯の許可が下りれば手術しても良いと許可を出します。

しかし佐伯から届いた電報には「飯沼氏のペアン摘出を行うべからず」と。

この電報を見てから、病院内の周囲や大林教授の態度は一変。当時佐伯は教授の代わりに手術を引き受けていました。というのも当時の教授は手術が下手だったのです。

教授にとって佐伯は大事な存在。部下とはいえ佐伯の言葉は絶対でした。

それでもペアン摘出手術を主張した渡海の父親。その言動は私利私欲にまみれた大学病院ではあり得ないことでした。

このことから、佐伯が海外から帰国する前に渡海の父親は離島の病院に飛ばされてしまったのです。

そのことを渡海は知っており、佐伯には、他の人間にはわからない感情を抱いていました。

引用元:https://dorama-netabare.com/archives/33746

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なんと、佐伯教授が自分の医療ミスを隠ぺいするために、渡海の父親を陥れた??という過去が。

その医療ミスを冒してしまった患者さんが飯沼達次さんなんですね。

 

飯沼達次の真実で渡海が佐伯に復讐?衝撃の真実とは?

 

 

佐伯教授(内野聖陽)が飯沼さんの手術の際に医療ミスをしていたと思われていたのですが、衝撃の真実が、小説のラストで明かされます。

<20年前に遡るペアン置き忘れ事件の真実とは?>
ペアン置き忘れ事件の真実が原作のラストで明かされています。

渡海(二宮和也)は父親の復讐のためなのか、用意周到に根回しして、佐伯(内野聖陽)が遠方に出かけている時に飯沼達次に事実(ペアンが体にあること)を伝え、東城大学病院に搬送させ、急患だと嘘をつき、留守中のフォローを佐伯から命じられていた高階(小泉孝太郎)に知らせます。

もちろん、佐伯が手術で医療ミスでペアンを体内に置き忘れていたことも。

これは、渡海の佐伯への復讐だったのです。

そのことを知った高階は、渡海に促され摘出の緊急手術を決行。

もちろん佐伯は学会の会場から、必死に手術を止めます。

しかし、高階と渡海は2人で摘出手術を強引に進めるのでした。

そして、体の中のペアンの摘出を終了した時、大量の出血が。そこに佐伯が学会先から到着します。

佐伯は「小僧どもがとうとう地獄の扉を開けたな」と衝撃の発言。

そして20年前のペアン置き忘れ事件の真実を語ります。

佐伯教授は飯沼達次の直腸穿孔を手術をした際に仙骨前面の静脈からの出血を止められず、やむをえずペアンを患者の体内に留置したまま閉腹。

「置き忘れではない。外すことができなかったんだ。」と佐伯。

患者と家族に告げるべきだったと思ったが、素人に事実を納得させる自信がなく話せないまま、本人と家族に伏せたまま、退院させました。

もちろん、後でフォローはきちんとするつもりでした。

しかし後に、同じ病院で働いていた渡海の父親渡海一郎は、レントゲンでこのペアンが置き忘れられていることに気付き、手術をするように働きかけます。

先述したように、佐伯教授は学会でスペインに滞在していました。

そして佐伯から「飯沼の手術をするな」という連絡(電報)を受けたことから、病院の教授陣が、佐伯の不利益になると考えて、渡海の父親を離島の病院に飛ばしてしまいした。

もちろん佐伯教授はそんなつもりで電報を打ったのではなく、とりあえず手術を待ってもらって帰国してからきちんと事情を説明するつもりでした。

しかし、教授や周囲が佐伯の意図を勝手に勘違いをして、渡海の父親にヒドイ仕打ちをしたのでした。

これは、20年後の1988年に渡海に「ペアン置き忘れ事件」真実を告白した後の佐伯の台詞です。

「それからだ。私がブラックペアンを特注し、手術器具に必ず入れるようになったのは」

「ブラックペアンは私自身への戒めだ。自分の手技に溺れず今日までこれたのは、このペアンの存在があったからだ。そしてブラックペアンを使う時、それは私が外科医を辞める時だと覚悟していた」

これがブラックペアンの真実でした。

ちなみにこの事実を佐伯から聞くまでは、渡海は佐伯が悪意を持って渡海の父親を病院から追いやったと思っていました。

しかし佐伯はその一件の後、渡海の父親に会いに行き「大学に戻ってきて欲しい」と懇願。しかし渡海の父親はそれを断ったのでした。

そして「何とか罪滅ぼしをしたい」という佐伯に「息子を一人前の外科医に育てて欲しい」と頼んだのでした。

引用元:https://dorama-netabare.com/archives/33746

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渡海は佐伯のことを父親の件で恨んでいたのですが、佐伯はそれほど悪人でないことがわかった原作のラストでした。

それにしても、飯沼さん、ペアンをずっと体内に放置されたり、20年後に開腹されて大量出血させられたり、なかなか災難でかわいそうです(>_<)

ちなみに、その後、佐伯教授が飯沼さんの大量出血を黒いペアンで止血。閉腹して、再びペアンを抱えたまま生きていくことになります。

ちなみに、この時使用したブラックペアンは特注のカーボン製でレントゲンには写らず、火葬されたら一緒に燃えて残らないようになっていました。

佐伯教授、用意周到にこの日を予想していたのかもですね。

それにしても最後まで災難な飯沼さんのストーリー。ドラマでは原作通りに描かれるのか注目です!

 

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