2023年前期のNHK連続テレビ小説・朝ドラ「らんまん」がついに最終回を迎えます。
神木隆之介(かみきりゅうのすけ)さんが演じている、主人公の槙野万太郎(まきのまんたろう)のモデルは、日本の植物学の父と呼ばれる牧野富太郎(まきのとみたろう)さん。
あくまで牧野富太郎さんをモチーフにしたフィクションという「らんまん」ですが多くの実在の人物のモデルと思われるキャラクターが登場しています。
そんな「らんまん」の最終週のタイトル『スエコザサ』で登場したのは、なんとナレーションを担当している宮崎あおいさん演じる藤平紀子(ふじひらのりこ)。
槙野万太郎の死後、40万点に上る植物標本の整理を依頼され、手伝うことになる女性です。
宮崎あおいさんが演じるということで重要な人物である気がしますが、藤平紀子にモデルは実在するのでしょうか?
今回は朝ドラ「らんまん」の最終週に登場した宮崎あおいさん演じるアルバイトの藤平紀子のモデルは実在するのか?調べてみました!
東京都立大学牧野標本館の職員の山本正江さんがモデル??
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藤平紀子のモデルは実在?亡き槙野万太郎の標本整理のアルバイトで登場!
槙野千鶴モデルは牧野鶴代!離婚後に牧野富太郎を支えた次女!満州のサクラ調査も同行
まずは、宮崎あおいさん演じる藤平紀子が登場した126話のストーリーのご紹介です。
なんと126話は、突如、万太郎の死後の昭和33年(1958年)の夏に。
そこに登場したのは、なんと松坂慶子さん!万太郎のおばあちゃん!?と思ったら、なんと万太郎の娘・千鶴役でした。
紀子を笑顔で出迎えてくれたのは、千鶴でした。
千鶴は履歴書に目を通しながら、父・万太郎のことを話し始めます。
「あなたにお願いしたいのは、父の遺品整理の手伝いなんです」#朝ドラらんまん#松坂慶子 pic.twitter.com/gGxWNYQMwF
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) September 24, 2023
そんな千鶴を訪ねてやってきたのが、宮崎あおいさん演じる藤平紀子。
昭和33年の夏。
役場で紹介されたアルバイトに応募し、槙野邸を訪ねた藤平紀子。広く美しい庭の先、縁側にいる婦人に気がつきます。#朝ドラらんまん#宮﨑あおい pic.twitter.com/U6pO1h0Zw9
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) September 24, 2023
千鶴は、紀子が以前はカイコの試験場にいたという話をします。そして何を手伝ってほしいのか?紀子に説明を始める千鶴。
紀子はアルバイトの募集で槙野家にやってきたのでした。
亡き万太郎の遺品整理だという千鶴でしたが、その内容は紀子が想像していたものとは違っていました。
部屋を埋め尽くした40万点の標本が、東京都立大学に収められることが決まり、途方もない分類・整理が必要になったので、手伝ってほしいというもの。
しかも、その標本は、万太郎が採取したものと、全国から送られてきたものが混ざっていて、それを判別してほしい、手がかりは日記という果てしのないもの。
今回は片付けのアルバイトと思い、区役所に応募したのに、思った以上に大変なことが予想される仕事に驚いた紀子。「こんな重大な仕事、とても…」とアルバイトを断ります。
これは・・・紀子が断っても仕方のない大変な仕事になることが予想されますね。
ところが紀子は何かを感じて、再び槙野家に戻ります。そして千鶴に「この標本、守ってきたってことですよね?関東大震災、それから、空襲も。20年3月、東京大空襲。私、17でした。覚えています。どんなに恐ろしかったか。あの地獄の中、炎の中を、ご家族の皆さんがこれだけの量を、守り抜いてきたってことですよね」と言います。
思っているよりも責任重大な仕事内容に、一度は断った紀子。
しかし、槙野家のみなが、標本たちを大地震や空襲から守り抜いてきたことに気がつきます。
「私も、戦争を生き抜きました。次の方に渡すお手伝い…私もしなくちゃ」#朝ドラらんまん#松坂慶子 #宮﨑あおい pic.twitter.com/mcj9ahFLCs
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) September 25, 2023
自らの壮絶な戦争経験もあり、そんな中、守られた標本を自分も守って引き継ぐべきだと思った紀子。
ドラマの長きにわたって、ナレーションで支えてきたのは、なんと槙野万太郎の標本整理をした藤平紀子だったことが判明した最終週。
これは重要な役柄ですよね。ということは、実話の物語で、藤平紀子には実在モデルがいるのでしょうか??
藤平紀子のモデルは実在で牧野富太郎の標本を守った実話?
らんまん万太郎の子供の名前と何人かと性別まとめ!牧野富太郎についても
万太郎のモデル・植物学博士の牧野富太郎さんが遺した多くの標本が、東京都立大に寄贈されたのは、実話です。
【お知らせ@都立大広報】本日の #朝ドラらんまん にあったとおり、万太郎のモデル #牧野富太郎 の標本は #都立大 に寄贈され、約40万枚の標本を20年以上かけて整理し大切に未来につないできました。実物の牧野標本が見られる #牧野標本館 企画展は9/30まで。お見逃しなく!https://t.co/efC8hAwopi pic.twitter.com/Y0gVH6vOzQ
— 東京都立大学 広報担当 (@TMU_PR) September 25, 2023
※一般来訪者の入館は玄関ホールの展示コーナーのみで、標本庫は非公開となっています。
そして「らんまん」の脚本を務めた劇作家・長田育恵さんによると、牧野富太郎さんの死後、東京都立大学に標本が寄贈される前に、血縁のない第三者の方たちが標本の整理のために、奔走したのは、実話とのこと。
「関東大震災の大火災、さらには第2次世界大戦の東京大空襲の間も、40万点という途方もない数の標本を、富太郎さん、ご家族、周りの方々が守り抜いたのだという事実を知って、本当に衝撃的でした。戦後、40万点の標本を初めて目にした人たちも、きっと私と同じように驚いたと思うんです。そして、大空襲から命懸けで守った人たちがいるなら、戦争で生き残った自分たちも次の世代に残さなきゃいけない。自然と使命感に駆られたんじゃないかと思ったんです」 牧野博士が昭和32年(1957年)に亡くなった後、自宅に残された未整理状態の標本40万点が東京都に寄贈。整理・収蔵のための「牧野標本館」が昭和33年(1958年)、東京都立大学(東京都八王子)に設立された。 「まず、牧野家から都立大学に移すまでにも大きな苦労がありました。そして、大学に収蔵されてからも20年以上の長きにわたる地道な整理作業によって、標本が活用されたからこそ、牧野富太郎は世界の牧野博士となり得たのです。この牧野コレクションを基に、各国の貴重な標本と交換したり、絶滅した植物も調査できたりと、植物分類学の基盤となってきました。この、標本を整理して、活用できる形で後世にバトンを渡そうと尽力した人たち(劇中は宮崎演じる紀子)のことは、絶対に盛り込みたいと思っていました」と執筆の動機を説明。 そして「実際に、富太郎さんと血縁関係にない第三者で、植物学とも全く関係がなかった方が中心となって、標本整理のためには富太郎さんの行動録がなければならないと、富太郎さんの足跡を追い始めたんです。そのことが、私には物凄く貴重に感じられました。富太郎さんが生涯を掛けてきたことに対して純粋な使命感の連鎖が起きた。人の思いの結晶は美しい。それを、ドラマでも、植物学に縁もゆかりもない紀子を通して、どうしても描きたいと思いました」と振り返った。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/748b053bbaad0cb6901ff592cbec7af9e2ebbbd0
ということは、藤平紀子は実在するモデルがいるのでしょうか?
以降でさらに深堀していきます。
藤平紀子のモデルは山本正江でアルバイトで標本を守った?
牧野富太郎さんの死後の都立大に収められた標本は、牧野富太郎さんが亡くなる5年ほど前から国が整理を始めたものだったそうです。
ドラマでは、1人遺された千鶴が困り果てた様子で、アルバイトを募集していましたが、そのあたりはドラマオリジナルだったんですね。
文部省は1951年に「牧野博士標本保存委員会」を設置したそうです。
そのメンバーの1人が高知市出身の植物学者で東大植物学教室で牧野富太郎さんの教えを直接受けた伊藤洋さん(1909~2006年)でした。
伊藤さんはインタビューで、この保存のための作業の段取りをしたことを話しています。
引用元:https://www.kochinews.co.jp/article/detail/683185
当時は、ほかにも一線で活躍している植物学者たちが集められていたそうです。
大変な作業を経て翌年の1958年6月、当時世田谷区にあった都立大理学部内に牧野標本館が完成!
分類された植物標本が運び込まれたそうです。標本搬入には4㌧トラック延べ10台が出て、アルバイト学生10人が5日間かけて作業を行ったそうでその様子はテレビや新聞などでも大きく報じられました。
上記の高知新聞の記事によると、牧野標本館が完成した後の4年後、1962年にと当時25歳だった山本正江さんが、牧野標本館で標本整理の臨時職員として採用されアルバイトを始めたときの様子が記されていました。
牧野富太郎さんの標本は保存場所が良くなかったことから、長い歳月を経て、ほこりにまみれていて、その「掃除」することからスタートした標本整理。
結果、このアルバイトを始めたことをきっかっけに、職員として標本の整理に60年以上携わってきました。
退職後も分類作業を手伝っているそうです。
引用元:https://www.nhk.or.jp/shutoken/hirumae/20230619.html
NHKのテレビ番組にも登場して、当時の苦労をお話しされています。
「誰よりも牧野標本を手に取ってこられた方」として、牧野富太郎さんに関するトークショーでお話しもされています。
引用元:https://www.sagami-portal.com/city/scmblog/archives/31988
出版されている牧野富太郎さんの標本にも山本正江さん名前があり、牧野富太郎さんの標本を語る上で、なくてはならない方であることがわかります。
おそらく、藤平紀子さんのモデルは、当時の牧野富太郎さんの標本にかかわったたくさんの方だと思い、誰か1人ではないと思われますが、山本正江さんもモデルの1人であるのでは?と思います。
アルバイトで標本の整理に携わり年齢的にも、当時25歳と(藤平紀子は30歳くらい?)近いこともあり、山本正江さんの存在は大きく藤平紀子のキャラクターに反映されたのでは?と個人的に思いました。