「火の粉」での熱演がまだ記憶に新しいユースケ・サンタマリアさんが、
「 警部補・碓氷弘一(けいぶほうすいこういち)~殺しのエチュード~」に出演されます!
4月9日(日)よる9時からテレビ朝日系列にて放送です!
碓氷弘一(ユースケ・サンタマリア)は、妻には愛想をつかされているうえに、風変わりな専門家となぜがコンビを組まされるという、本人いわく「日本一不運な刑事」な刑事なのです!
刑事の勘しかない地味な男・碓氷警部(ユースケ・サンタマリア)&科捜研からきた美人心理捜査官・紗英(相武紗季)の凸凹コンビがどんな化学反応を起こして事件解決していくのか?
今までにない地味な主人公に注目ですよ~(≧◇≦)!
今回はそんな「 警部補・碓氷弘一~殺しのエチュード~」の原作小説のあらすじを結末まで、もちろん犯人など詳しく書いてみました。原作とドラマの違いについてもまとめています。
以下、ネタバレのため、犯人や結末を知りたくない方の閲覧は注意です!
警部補碓氷弘一殺しのエチュードの原作とは?
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原作は、警察小説の第一人者・今野敏氏が描く“叩き上げ刑事×異色の相棒”の「警視庁捜査1課・碓氷弘一シリーズ」です!
長編小説が第6弾まで出版され、そのうちの5作品が文庫化されています。今回のドラマスペシャルでは、第4弾の『エチュード』が原作としてドラマ化されました。
他の作品のタイトルは第1弾「触発」、第2段「アキハバラ」、第3弾「パラレル」、第5弾「ペトロ」といずれもインパクトのあるタイトルです!
毎回碓氷警部の相棒が変わるのが特徴です(^▽^)/
相棒が毎回変わるって・・・右京さんなら怒っちゃいそうですよね~(´▽`*)
警部補碓氷弘一殺しのエチュードあらすじとは?
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ではまず、公式ホームページに発表されているあらすじをみてみましょう!
人気バンドのライブに集まる人の波。その群衆の中で一人の女性が刺殺され、目撃者によって石狩(五十嵐健人)という男が取り押さ
えられる。
翌日、別居中の娘・春菜(畑芽育)のピアノコンクールへ付き添いとして同行した碓氷(ユースケ・サンタマリア)は、駅で偶然女性
の刺殺事件に遭遇。通勤客に取り押さえられた被疑者・野間(渋谷謙人)を緊急逮捕する。
家族との時間を優先するために捜査一課から装備課へと異動していた碓氷だったが、事件の目撃者となったことで西川参事官(羽場裕一)から連続刺殺事件の捜査に加わるよう命じられる。
事件のおかげで春菜を放りっぱなしにしてしまい、妻の喜子(紺野まひる)はカンカン。
これで別居解消はますます遠のいてしまう、と碓氷は肩を落とす。
久々に捜査一課5係に合流した碓氷を鈴木係長(佐野史郎)は快く迎えたものの、同期の高木(滝藤賢一)は「装備課に逃げたヤツとは仕事はできない」と突き放す。
後輩の“洋梨”こと梨田(三浦貴大)の表情も微妙だ。そこへ西川がプロファイリングの専門家だという科警研の紗英(相武紗季)を連れてやってくる。
2つの刺殺事件では被疑者が現行犯逮捕されたものの、石狩も野間も犯行を否認。
動機もはっきりしないため、5係が捜査を任されたという。
ほとんど解決したような事件の物証集め、しかも碓氷や紗英が加わることに高木ら5係の刑事たちは不満タラタラ。
そんな雰囲気を取り繕うかのように西川は碓氷と紗英を組ませれば、と提案。
鈴木もさっさとその提案に乗ってしまう。
クサクサしながら紗英と行動を開始する碓氷。紗英はそんな碓氷に怪しい掲示板の書き込みを見せる。
「まだエチュードに過ぎない。本番はこれからだ」 エチュード?娘の春菜がコンクールで弾くと言っていた曲も確か…。
紗英によると音楽用語では練習曲、さらには即興芝居という意味もあるらしいが…。
碓氷と紗英の調べで、どちらの事件も碓氷を含めた目撃者全員が被疑者が刺した瞬間を目撃していないこと、そして、石狩、野間ともに被害者との関係性がわからず、動機がわからないことが明らかになる。
そんな状況を踏まえた紗英は2人の被疑者は無実で、2つの事件は同一犯による犯行ではないか、と言い出す。
高木らの前で誤認逮捕の可能性を紗英に指摘された碓氷。しかも碓氷ら目撃者には正義感から曖昧な記憶を断定する錯覚に陥る可能性もある、とまで分析されてしまう。
プライドを粉々にされた碓氷だったが、紗英の分析にも一理ある。
冷静になった碓氷は、どちらの現場にも最初に被疑者を捕まえ、名前も告げずに去っていった“善意の市民”がいたことを思い出す。
真犯人はその“善意の市民”では?という碓氷の問いかけに、紗英は素直にうなずく。
真犯人は被疑者とすり替わった可能性が高い…と。
碓氷と紗英は2人で被害者の関係者と会うところから、改めて事件を洗い直す。
徐々に不可思議な事実が浮かび上がってくる中、今度は第二の殺害現場で野間ではない真犯人の顔を見たという目撃者が現れ…。
やはり碓氷の誤認逮捕だったのか?新たな目撃者の出現で真犯人逮捕に近づいたと思われた事件だったが、紗英の鋭い分析から予想だにしない方向へと進展していく。
連続通り魔事件と思われた女性殺害事件に隠された二重三重のトリックとは?そして真犯人の目的とは?
引用元:http://www.tv-asahi.co.jp/usuikoichi/
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/12304″]碓氷警部(ユースケ・サンタマリア)が通り魔事件で、殺人犯を現行犯逮捕するのですが、なんと「誤認逮捕」の疑いが出てくるのです。
刑事としてはプライドズタズタですよね~
科警研から来た紗英(相武紗季)と一緒に捜査を進めていくうちにさらに不可解なことが起こっていきます。
二重、三重に仕掛けられた巧妙な心理トリックとは?
真犯人はいったい誰なのでしょうか?
警部補碓氷弘一殺しのエチュードの原作のあらすじとは?
警部補・碓氷弘一郎は冴えない刑事で、妻と子供からは愛想をつかされていて
出世も遅く、まさに地味な男です。
そんなある日、渋谷のハチ公前で通り魔事件が起きます。
そして立て続けに新宿の広場前であまりにも酷似した通り魔事件が起きます。
この2つの事件の共通点は以下です。
2つの通り魔事件の異常性に気が付くと思いますので、1つずつじっくり読んでみてください。
・駅のそばで起きていること
大胆不敵な犯人ですね(;゚Д゚)
・凶器はすでに地面に落ちていて、犯行の目撃者はいないということ
たくさん周りにひとがいたのに意外ですよね(;゚Д゚)
犯人が被害者を刺した瞬間は誰も見てないのですね。
・死傷者1名、軽傷者2名であること
この数字になにか意味があるのでしょうか?
・犯人はいずれも現行犯逮捕で捕まっているのに容疑を否認していること
え~?!現行犯逮捕で容疑を否認ってドウイウコト(;゚Д゚)?
・善意の第3者が犯人を取り押さえたこと
それはお手柄ですね(^▽^)/表彰されないと!
・その善意の第3者は走り去ってしまったということ
え? なんで走り去ったの?
・居合わせた警察官の誰もその善意の第3者の人着(にんちゃく)を思い出せないこと
ナニソレΣ(・ω・ノ)ノ!
警察官ともあろうものが、なんで人の顔や服装をあっさり忘れるの?
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注:人着(にんちゃく)・・・人相着衣をさす
上記のようにあまりにも共通点の多い2つの事件ですが、もっとも変な点は、渋谷の事件では3人の地域課係員が、新宿の事件では4人の地域課係員がその善意の第3者を目撃しているのに思い出せないのです!!!
刑事って一度見た顔は忘れないものなのでは?
ひえ~っ( ゚Д゚)まさか集団催眠にでもかかったとか?
さらにその7人の警察官が口を揃えて「その第3者の人着(にんちゃく)を思い出そうとすると犯人の人着だけを思いだしてしまうのです。」と!!!
ますますナニソレ?(;゚Д゚) 犯人と取り押さえたひとは別人でしょう?
地域捜査係のみなさん、揃いも揃ってどうしちゃったのですか?
言ってることがおかしいです!
碓氷刑事は、2番目の新宿の現場に家族と買い物中に偶然居合わせてしまいます。
運は悪いけれど刑事として引きが強いですね^_^;
そして碓氷刑事は誰よりも早く「この事件(新宿の事件)は渋谷駅前の事件の再現だ!」
と気が付いて上司の鈴木係長に話します。
刑事の勘が働くところが碓氷刑事の唯一といってもいいすごいところです!
鈴木係長は「碓氷刑事の説が正しいのではないか?」と支持するものの、決定的な根拠がなくまだ周りには公表できません。
翌日、管理官が碓氷の話を詳しく聞きたいと、碓氷と鈴木係長を呼び出します。
池田管理官も碓氷の説に興味をもって、「どうもその第3者が気になるな。」とつぶやきます。
さらにネットの書き込みなどで情報を得た者による「模倣犯」ではないかとも言います。
しかし既に渋谷署、新宿署の両方で「被疑者現行犯逮捕」でいちおうケリがついているため、下手なことはできないのです。
そりゃそうですよね。簡単に「誤認逮捕」と決めつけるわけにはいきませんからね!
そこで池田管理官は考えた末に
『「特捜班」の設置をする!』と発表します。(正確には同席していた理事官が発表します。)
「特捜班」とは碓氷ら第5係のメンバーを中心に若干名を加えて構成するということなのです!
碓氷達は突然の「特捜班」の設置にざわつき、「誤認逮捕なのか?」と嫌な予感を
隠しきれません。
しかし理事官も捜査一課長も本音は言いません。
ただ、自白の証拠集めであること、善意の第3者をみつけだして表彰してやりたいこと、の2点を掲げます!
碓氷は「嘘くさい」と思います^_^;当然ですよね~
犯人がもう捕まっているのだからいくら逮捕の協力者とはいえ、善意の第3者をわざわざ
探すほうが変です。
美人心理調査官・藤森紗英の登場!
そしてその後、警察庁からきた心理調査官の藤森紗英が部屋に入ってきます。
ものすごい美人でたたき上げの刑事たちはびっくりします。
しかもこの美人心理調査官と碓氷が相棒として行動しろ、との命令がくだるのです!
碓氷は同僚から美人の相棒になったことをうらやましがられますが、「美人は面倒くさい」とか「自分の感情と折り合いをつけるのが面倒くさい」などと思ってうんざりします。
碓氷らしい「後ろ向きな態度」ですね。さすが地味な男!
紗英はどこか情緒不安定で、小動物のようにびくびくしていたかと思うと落ち着いて話したりもします。
なんともおかしいですね~^_^;
なにかあるのかな?
紗英は「2つの事件が酷似していること」と「善意の第3者が走り去ったこと」
「地域係員たちが揃って第3者のことを思いだせないこと」
にやはり引っかかりますが「まだデータ」が揃っていない状態だからと詳しい分析をしようとはしません。
慎重な性格なんですね~(^^;
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碓氷はそんな紗英に対して「もったいぶっていて気に入らない!」と
怒ります。
しかし紗英と一緒にご飯なども食べて打ち解けていくのです。
「若い女性を食事をしてお酒を飲むなんていつぶりだろう」とついつい
うっとりして癒されてしまうわけです。チョロイ感じですね~(笑)
さらに碓氷は紗英が「対人恐怖症」であることも知ってしまうが、
それを承知で彼女の事件への見解が利きたいので捜査会議での発言を促します。
紗英ちゃん「対人恐怖症」だったのですね・・・
ここからの碓氷は紗英のフォローをがっちりやっていきます!
紗江は不安そうな瞳で碓氷を見ますがプロフェッショナルとしての意識で自分を
奮い立たせて発言します!
2つの通り魔事件で、「警察官の全員が協力者の第三者の人相着衣を覚えていないのは
おかしいということ」、そしておそらく「第三者が故意に自分の印象を残さないようにしたこと」を言います。
故意に自分の印象を残さないとかって出来ることなのでしょうか?Σ(・ω・ノ)ノ!?
魔法使い?
そして「本当の犯人は捕まった人間ではなく協力者だった可能性がある」ことを言及して
碓氷達をびっくり仰天させます!←これは爆弾発言ですね!
これはびっくりして当然ですよね。
表彰モノのはずの協力者が真犯人だなんてΣ(・ω・ノ)ノ!
紗英は、「逮捕の協力者が自分の印象と身柄確保された被疑者の印象をすり替えた」
というのです!
つまり犯人は無関係の自分によく似た背格好と服装の人間に抱きつき、まんまと犯人に仕立てあげたというのです!
印象をすり替えるってまさに「手品」みたいですね!
そんなの本当に出来るのΣ(・ω・ノ)ノ!?
紗江は、フラれて逆恨みの梨田を筆頭にみんなから避難をあびてしまいます。
「これはただの通り魔事件だろう!」と言われてしまうのです。
しかし鈴木係長の決断で、捜査の方針は、「被疑者の自白の材料を探す」から「冤罪をなんとしても防ぐ!」と「本当の犯人は誰なのか」に切り替わります。
いよいよ核心に迫ってきましたな~( ̄▽ ̄)
紗江は碓氷に(通り魔事件は2件では終わらず)「また同じような事件が起きるかもしれない。」と言います!(また爆弾発言ですね!)
さらに「警察に恨みのある人間が警察に挑戦しているのかもしれない。」と
言います。
さらに紗江は「自分が犯人ならば最も事件が起こりにくく、誰も、そこで起きるとは思いも
しないような場所を選びます、そしてその場所とは最初に事件が起きた場所です!」と
言い切ります!
碓氷は鈴木係長のところへ走り、「次は渋谷ハチ公前です!」と報告します。
鈴木課長は疑いながらも紗英の根拠ある発言に心動かされます。
だんだん紗英が迫力に満ちてきましたねえ~( ̄▽ ̄)
さらに紗英は事件の犯人は「愉快犯」であり、「警察を手玉にとって面白がっています!」
と指摘します。
そしてそれは「疎外感」からきていることを言います。
愉快犯って言っても、こころに闇はあるのですね・・・
紗英の説に対して現場のたたき上げの刑事達は「非現実的だ。」と受け入れられません。
そしてネットに犯行予告のようなものをみつけてその男が第三者でいま身柄確保されている被疑者の裏で糸を引いている、という現実的な説を立てます。
紗英はそれを完全否定して「真犯人をみつけなければいけない!」と主張します。
碓氷はだんだん紗英が断定的な口調になってきたと思います。
池田管理官はそれをきいて捜査を拡大することを発表します。