【パンドラの果実】ボディハッカージャパンのネタバレ!犯人はカールカーン?

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2022年4月からスタートした日本テレビの土曜ドラマ「パンドラの果実(ぱんどらのかじつ)」。

ディーンフジオカさん演じる警察官僚の小比類巻祐一と、岸井ゆきの演じる天才科学者の最上有紀子らが最先端科学にまつわる事件を捜査し、解き明かしていくストーリーで、小説が原作となっています。

2話から登場した怪しげな人物「カールカーン」。いかにも怪しくて、犯人??と思われる言動。

そしてカールカーンが代表を務める「ボディハッカージャパン」も絶対に怪しいことをする団体なのでは?という雰囲気ですよね。

今回はドラマ「パンドラの果実」に登場する怪しげな団体「ボディハッカージャパン」について、原作のネタバレをご紹介していきます。

原作には驚きのネタバレが隠されています。クローンとの驚きの関係とは??

「ボディハッカージャパン」は犯人・黒幕なのか?先のネタバレを知りたくない人は閲覧注意です。

目次

【パンドラの果実】ボディハッカージャパンのカールカーンが登場!怪しすぎるネタバレとは?

まずは、ドラマのネタバレをご紹介します。

「埋め込まれた脳内チップの罠!?」
人が真っ白な煙を噴き出して死ぬという奇妙な事件が発生した。小比類巻(ディーン・フジオカ)と長谷部(ユースケ・サンタマリア)は、スマホで撮影された事件の映像を見る。その様子は、まるで頭から魂が抜け出たかのようだった。

被害者は、プロeスポーツ選手の田中。彼はチームメイトの坂東、三ツ矢とともに試合を終えて打ち上げをしていたところ、店で数人の半グレたちに絡まれて外に連れ出され、鉄道高架下で暴行を受けた。その最中、突如田中は目と耳から煙を出して苦しみながら倒れた。暴行の主犯格・村田は逃亡。坂東と三ツ矢も、行方が分からなくなっていた。

田中は、暴行によって死んだのか、それとも他に原因が———?
捜査一課が村田を追う一方、科学犯罪対策室は田中の死因の究明に当たる。犯人逮捕に関われないのが面白くない長谷部に対し、小比類巻は「“魂”を追いかけるんです」と興味津々。小比類巻家の納戸に居候する最上(岸井ゆきの)も呼び出され、科学犯罪対策室が捜査を開始する。

田中の遺体を解剖した柴山(三津谷葉子)の報告によると、頭部にはマイクロチップが埋め込まれていて、このチップが発火したことによるショック死と判明。小比類巻と最上は、発火はなぜ起こったのか、その謎を解き明かしていく。

田中、坂東、三ツ矢は、埋め込んだチップで脳に電気刺激を与えることで、プロゲーマーに必要な能力を向上させたと考えられた。誰が田中たちにチップを埋め込んだのか?

厚労省の三枝(佐藤隆太)の情報から、ボディハッカージャパンという団体が関わっている可能性が高まる。団体の代表はカール・カーン(安藤政信)と名乗る人物で、科学の力で人間の進化を目指し“不老不死”を最終目標にしていた。

小比類巻たちは、圧倒的なカリスマ性を持つカール・カーンと対面。最上とカーンは、何か関わりがあるようで…。小比類巻の話を聞いたカーンは、自らの関与を否定し、ボディハッカージャパンに以前所属していた脳神経外科医・鮎川(今野浩喜)の名前を挙げる。

小比類巻たちは、鮎川が経営するクリニックを訪ねる。鮎川は田中たちにチップを埋め込んだことを認め、長谷部が任意同行を求める。所用を済ませると言う鮎川を小比類巻たちが待合室で待っていると、鮎川のいる院長室から火の手が上がり———!?

能力向上のための脳内チップが関わった怪事件。さらに捜査を進める小比類巻たちは、意外な事実にたどり着く———!
事件は、科学犯罪対策室の今後に関わる重要案件に発展!?

以下 ネタバレを含みます

鮎川は、院長室で坂東と三ツ矢を拘束。そこに小比類巻たちが現れた。鮎川は2人を隠し、何食わぬ顔で小比類巻たちに応対。鮎川は院長室に火を放ち、坂東と三ツ矢を連れて逃亡する。

小比類巻は、カーンが提唱する“精神転送(マインドアップロード)”を思い出す。精神転送とは、人間の意識をデータ化して肉体からコンピューター上に転送するという技術。カーンに心酔する鮎川は、チップを埋め込んだeスポーツ選手たちを精神転送の実験台にするつもりだったのだ!

一刻も早く鮎川を止めなければ、坂東と三ツ矢が危険な実験の犠牲になってしまう。小比類巻は最上に、カーンに会いに行ってほしいと頼む。

最上と対峙したカーンは、鮎川が開発していた精神転送について明かす。チップには、脳のデータをスキャンして外部に転送するデバイスが組み込まれていた。田中の死は、チップに付属していた精神転送デバイスのアンテナで偶然にも過電流の共振現象が起き、発火した事故だった。しかも、この精神転送デバイスには大きな欠陥があり、脳をスキャンする時に高い負荷がかかり、脳死状態になるという。

カーンに、鮎川を止めてほしいと懇願する最上。カーンは最上に「3年前、あなたは越えてはならない一線を越えてしまったんですよね?」と告げる。大きなトラウマとなった過去に触れられた最上———。

小比類巻と長谷部は、鮎川の実験施設のある廃工場を突き止め、駆け付ける。しかし、鮎川は既に精神転送実験を始めており、三ツ矢は、実験の犠牲になってしまっていた。次の実験台となる坂東は、手術台に載せられ、恐怖に固まっていた。

鮎川は何かにとりつかれたようで、小比類巻と長谷部の説得にも応じない。「人類の意識がコンピューター上に移せたら、誰も病気で苦しまず、誰も死なず、誰も悲しまない社会になる」という鮎川の言葉に、小比類巻は動揺する。

鮎川は、自分の脳にもチップを入れていた。永遠の命を手に入れるため、鮎川は「カール・カーンにお伝えください。一足お先に、遠くへ行きます」と言い残して、精神転送実験に自ら身を投じる! 鮎川の壮絶な最期を目の当たりにして、呆然とする小比類巻———。

田中と三ツ矢の死は、脳の能力を向上させると偽って金を騙し取った鮎川による医療事故として処理される。精神転送は本当に失敗だったのか? 肉体を失った鮎川の意識がネット空間のどこかにさまよっているかもしれない…そんな思いが頭から離れない小比類巻。

彼は最上に、どうしたら不老不死が実現するかを常に考えているという胸の内を打ち明ける。すると、最上は「不老不死が人類の幸せにつながるとは思えない」と告げるのだった。

それから数ヵ月後、オンラインゲーム界に覆面ゲーマーのthree Arrowsが現れ、注目を集める。その技は、三ツ矢のプレイを彷彿とさせるものだった。本当に精神転送が成功して、息絶えた三ツ矢がオンライン上に復活したのか!? その裏側には、カーンの影が———!?

引用元:https://www.ntv.co.jp/pandora/story/02.html

2話では、人体から精神を分離して、永遠に生き続けることを目指した「精神転送」をするために、犯罪を犯した鮎川は以前、ボディハッカージャパンだったことから、カールカーンに会いに行った小比類巻たち。

なんだか・・・見るからに怪しいですよね(^^;

秘書の女性も不思議な雰囲気を醸し出しています。

ボディハッカージャパンは、“不老不死”を最終目標にしていることから、すでにもう犯人の一味、黒幕では??と思われますが、鮎川との関与を否定。

果たして、ボディハッカージャパン・そしてカールカーンは本当に犯人・黒幕でないのか?

以降で原作のネタバレをご紹介していきます。

【パンドラの果実】ボディハッカージャパンのネタバレ!原作では犯人黒幕と関係が

ドラマ「パンドラの果実」中村 啓(なかむら ひらく)さんの小説『SCIS 科学犯罪捜査班 天才科学者・最上友紀子の挑戦』で、今まで、5シリーズが出ています。

このシリーズで徐々に不可解な事件を引き起こす黒幕の存在が明らかに。

ドラマと同様に、原作小説でも、数々の不可解な事件が起き、その事件を仕掛けた人物がこととごく、ボディハッカージャパンの会員だったりします。

しかしカールカーンは「会員の全員を把握している訳ではなく、勝手にやったこと」と、関与を否定。

ただ、事件に関わっている人物などの情報提供は、すすんですることと、また証拠もないので、警察は何もできません。

なので、大きな疑惑を持ちつつも、謎の事件が起きるたびに、ボディハッカージャパンを訪れ、カールカーンと対話を繰り返していきます。

そんな中、主人公の小比類巻の死んだ妻の瓜二つの女性に出会う事件が。

そして調べていくと、妻と同じ顔をした人物が数人いたことがわかります。

なんと・・・クローンだったことがわかります。

そのクローンを生み出した犯人は・・・なんと最上友紀子の天敵の榊原茂吉。

榊原茂吉は、友紀子が過去に大学の教授だったころ、共同研究を行っていた女性研究員が殺され、研究データが盗まれていました。

その時に容疑者として名前が浮上したのが、榊原茂吉。

榊原茂吉は、日本人なら誰でも知っている有名な天才的科学者で、原作小説では黒幕として描かれている人物です。

ドラマでは登場するのか?しないのか?まだわかっていません。

しかし一方で、友紀子も天才研究者として、注目されていたのですが、友紀子の論文が榊原茂吉がそれまで築き上げてきた成果を覆してしまうほどで、いわゆる出る杭は打たれる状態で、いろいろな妨害にあっていた友紀子。

そのことから、容疑者として浮上したのですが、証拠はありませんでした。

そんな怪しすぎる疑惑の人物・榊原茂吉の娘の榊原有美(ゆみ)は3歳の時に交通事故で死亡していたことが判明。

榊原茂吉は、有美のクローンを生成したのですが、その中の1人だったのが、小比類巻の妻の亜美でした。

この時、数人のクローンが誕生し、その中の1人を有美として育て、現在は結婚して子供がいたのでした。

そして・・・その事実が明るみにでるのを恐れ、そのクローンを殺害したり、殺害を計画したのは・・・なんと「ボディハッカージャパン」のメンバーたちだったのでした。

そう、ボディハッカージャパンは、黒幕とつながりがあり、殺人も犯している恐ろしいものでした。

【パンドラの果実】ボディハッカージャパンのカールカーンが犯人?衝撃の正体ネタバレ

クローンを殺害した、また殺害しようとした人物は、「ボディハッカージャパン」のカール・カーンの差し向けた人物でした。

黒幕の榊原茂吉は危ない人体実験により新薬を開発し、莫大な利益を得ていました。

しかしその力の強さから、糾弾されず、また逮捕されることもありませんでした。

そして、原作小説では、カールカーンに関して驚きの事実が判明します。

カール・カーンは、なんと榊原茂吉のクローンの1人だったのです。

しかもクローンは1人だけではありませんでした。

榊原茂吉は自分のクローンをいくつも生成し、そのクローンたちは、榊原茂吉を守るために、様々な犯罪行為を行って、警察に逮捕されると自殺しました。

しかし榊原茂吉が命じた訳ではありません。クローンたちは、記憶も共有していたのでした。

なんと、クローンたちは、別々の人格を持っているのですが、ある程度の意識と記録を共有しあっていたことから、榊原茂吉に命令されて、犯罪行為を行っていた訳ではなく、榊原茂吉自身として、榊原茂吉を守るために行動していたのでした。

なぜ、ここまで榊原茂吉がクローン生成にこだわっていたのか?

それは、榊原茂吉が不老不死の研究をしていて目指していたからでした。

なので原作小説では「ボディーハッカージャパン」は、榊原茂吉のクローンによって作られた団体で、カールカーンは、榊原茂吉の意志を持ったクローンの1人でした。

そんな黒幕である榊原茂吉ですが、驚きの結末を迎えます。

榊原茂吉は、不老不死のために、友紀子の研究データにあった「出芽」を自分の体に行っていたのでした。

「出芽」は辞書などで引くと「物が数を増やす方法の一つで、親の体のある部分から、子の体ができて、それが次第に大きくなって独立するやり方。」と出てきますが・・・

ずっと姿を消していた榊原茂吉をようやく発見した友紀子と祐一がたちは、榊原茂吉の腹部にくっつくように赤ん坊のような、別の個体が泣いている衝撃の光景を目にします。

榊原茂吉曰く、お腹にいる赤ん坊のような個体は自分のクローンで記憶までも受け継いでいくと。

しかし、想定外に出芽によって体力を消耗して自我破壊を起こし、榊原茂吉は瀕死の状態。

そしてその出芽の赤ん坊が必死に、榊原茂吉の体から分離し・・・

榊原茂吉は「私は死なない・・・永遠に生きるんだ・・・」と言いながら死んでいくという衝撃のラストでした。

面白い展開だと思いますが、榊原茂吉がまだドラマに登場するのか?わかっておらず、ドラマと小説も多少違う設定なので、小説とは違った真相・展開が待っている可能性もあります。

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