フジテレビ月9「ミステリと言う勿れ(みすてりというなかれ)」は2022年2月14日、21日に2週連続で「放火事件」が描かれています。
久能整(くのうととのう)は謎の女性ライカに導かれるように、連続放火事件の跡地に出向くことに!
その犯人は「炎の天使」と名乗り、虐待した親たちを火事で殺害し子供を救い出しているようです。
整が火事現場で出会った「カエル(かえる)」こと下戸陸太(おりとろくた)と井原香音人(いはらかねと)がもしかすると「炎の天使」なのでしょうか?
第7話でその驚きの真相が明らかになります。
今回は「ミステリと言う勿れ」で岡山天音さん演じる「カエル」こと下戸陸太についてと、放火事件の真相結末を原作漫画からネタバレ紹介しちゃいます。
かなりのネタバレを含みますので知りたくない方は閲覧注意です!
ミステリというなかれ【カエル】ネタバレ!下戸陸太も放火殺人の被害者?
「ミステリというなかれ」第6話で描かれた放火事件のあらすじをまずは見ていきましょう!
大隣総合病院に検査入院している久能整(菅田将暉)は、退院を翌日に控えた夜、病院の掲示板に秘められた暗号に導かれて院内にある温室へ。
そこで整は「自省録」のページや行を組み合わせた数字で言葉を伝えるライカ(門脇麦)と出会った。ライカは数字で、翌日午後3時に再び温室に来るよう整に指示して姿を消す。
翌日、退院手続きを済ませた整は、ライカが指定した時間まで昼飯を食べようと病院のレストランへ。
すると、途中で患者の下戸陸太(岡山天音)とぶつかってしまう。整は謝るのだが、陸太は難癖をつけて許さない。だが、冷静に理詰めで返す整に陸太は辟易(へきえき)して去っていった。
午後3時になり、整が温室へ行くと床に数字が書かれている。「自省録」で確認すると、ある場所の土の中を見るよう指示する文章になった。整がそこを掘ると、カバンが入ったビニール袋が出てくる。
その時、整を静止する女性の悲鳴が。温室を管理する梅津真波(阿南敦子)だ。ビニール袋は、事情があって真波が埋めたものだった。真波から事情を聞いた整は、悩みを解決する。
真波と別れた整は、桜の幹にピンで止められた封筒を発見。「中を見よ」というライカからの数字の暗号を受け、開封すると、中には落書きが描かれた塀の写真が。落書きは、炎を象ったようなマークに見える。写真の裏には住所が記されていた。
整が写真に書かれた住所に行くと、一軒家が全焼していた。整は消防官や警官、野次馬の中に青砥成昭(筒井道隆)、風呂光聖子(伊藤沙莉)、池本優太(尾上松也)の姿を発見。刑事たちは放火を疑って現場していたのだ。
消失した家では両親が亡くなり、子どもだけが助かっている。整は陸太も見つける。整に見られていると気づいた陸太は、話をしていた井原香音人(早乙女太一)と姿を消した。
すると、いつの間にか整の隣にライカがいる。ライカは先月も炎が描かれた家が放火され、両親が消失して子どもだけが助かった事件があったと整に教える。また、ライカは以前も炎の絵を見ていると言う。
整は犬堂我路(永山瑛太)を知っているかと聞くが、ライカは知らないと言って病院に戻っていった…。
大学の講義終わりに、整は天達春生(鈴木浩介)にライカについて聞いてみる。天達はライカの整への接近にさまざまな可能性を示し、暗号を使うのは「誰かに知られたくない」という怯えがあるのだろうと答えた。
再びライカに会った整は、自分に何をさせようとしているのかと尋ねるが、明確な答えは得られない。だが、ライカは暗号を使い桜の花が咲く頃には自分はいないと言い、でも、妹の千夜子は見るだろうと整に告げた。
その後、整はライカに誘われ、温室の足湯へ。すると、真波の助けを求める声が外から聞こえる。
整が向かうと、苦しむ陸太が真波の持った赤い花を遠ざけてくれと頼む。陸太はメガネをかけずに赤いものを見ると発作が起きる病気のようだ。
温室を離れた陸太は、香音人と会う。香音人は、整が自分たちにとって厄介な存在だったら早めに片付けてしまおうと陸太に語った。
一方、警察では青砥も炎マークに注目していた。この半年で、炎マークが描かれた4件の家が放火。そして、青砥は3年前の放火殺人現場でもマークを目撃しており、やはり両親が焼死して子どもだけが生き残っていた。当時、容疑者として香音人の名前があがっていたが逮捕には至らなかったという。
香音人は母子家庭で育ち、10歳のときに香炉を火元とした火事で母親を亡くしている。香音人はその後もボヤ程度の放火を繰り返して捕まるが、母親を亡くした火災のトラウマと判断されて医療少年院に送致された。
だが、ちょうど今回の放火が発生し出した半年前に出所していると風呂光と池戸に話す。
整がライカと会うため病院に行くと、風呂光と池本が来ていた。池本は先日の放火殺人で生き残って入院した少年が、虐待されていた可能性があることを話す。
さらに、池本は「炎の天使」という都市伝説サイトがあることも教える。そこでは、炎マークを家の壁や塀に描けば、炎の天使が虐待を繰り返す親を焼き殺してくれると書かれていた。
風呂光は生き残った子どもにも尋ねたが、何も言わないという。入院した子どもは携帯電話も所持しておらず、親のPCからアクセスした形跡もない。さらに、風呂光たちは青砥からの情報も整に教えた。
風呂光たちと別れた整が足湯に行くとライカがいた。炎マークの意味を知っているのか整が聞くと、ライカは「明日はクリスマスイブだな」と話をそらしてクリスマスプレゼントを交換しようと言い、去ってしまう。
入れ替わりに陸太が来た。整は、火災のことをどこまで知っているのか聞かれるが、はぐらかす。
その後、香音人に会った陸太は整は火事のことを何か知っていると報告。すると、香音人は一緒に燃やしてしまえば良いと陸太に言い放った。
次の日、整とライカは約束通りプレゼントを交換。ライカは赤いオーナメントを、整はルソーのポストカードを渡した。
整が帰ろうとすると、病院の壁に炎マークを描いている少女に気づく。少女を気にする整に陸太が近づいて話しかけてきた。少女は母親から虐待されていると言う。
そんな時、母親が再婚相手と一緒に少女を連れ戻しに来た。陸太は再婚相手も少女に虐待を加えていると整に教える。そして、陸太は真波からクリスマスの準備の手伝いを頼まれたので、整も夜11時に倉庫へ来てほしいと話した。
夜を待つ整は、陸太をパソコンで調べる。放火殺人事件を苗字の下戸で検索するとヒット。陸太の両親も放火殺人事件の被害者だった。
時間になり、整が病院の倉庫へ行くと、待っていた陸太に襲われてしまう。倉庫には昼間の少女の母親と再婚相手も拘束されていた。陸太は少女の両親はアパート住まいなので火事を起こすと他の住人に迷惑になる。だから、ここで整と一緒に燃やしてしまおうとしていたのだ。
引用元:公式サイト
入院していた病院でカエル【下戸陸太】に出会う
入院していた病院でカエルこと下戸陸太に出会った整。
名前から「下戸」でゲコゲコかえると呼ばれていたのですが、下戸陸太は「カエル」の呼び方が気に入っていると言います。
その後、放火現場にいた下戸陸太(岡山天音)を見た久能整(菅田将暉)から怪しまれます。
それを耳にした井原香音人(早乙女太一)は、陸太に整が厄介な存在であれば始末してしまおうと言うのです(;・∀・)
カエルも放火事件の被害者だった!
そして整は、ネットの情報から陸太【カエル】も放火殺人事件の被害者だったことを知りました。
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— 【公式】ミステリと言う勿れ 月9 (@not_mystery_) February 14, 2022
その後、クリスマスの準備として呼び出された整は、陸太によって襲われてしまいます。
果たして、このまま整は、虐待していた親と共に火事で燃やされてしまうのでしょうか?
以下、気になる第7話の予告です。
#ミステリと言う勿れ
第7話予告 2/21(月)よる9時https://t.co/hxrmgEMdBL pic.twitter.com/GLbVYLJ8SI— 【公式】ミステリと言う勿れ 月9 (@not_mystery_) February 14, 2022
これまでの流れを見ると、陸太と加音人が一緒に放火を繰り返しているように見えますね。
しかし、今回整を襲う現場に加音人がいなかったのが少し気になります。
実は驚きの真相がこの後待っているのです!
以降で、原作漫画から放火殺人事件と下戸陸太について詳しくネタバレしちゃいます。
ミステリというなかれ【カエル】ネタバレ①虐待されて加音人に助けられた過去が
まずは下戸陸太(かえる)の過去についてですが、幼いころに親から惨い虐待を受けていたのです。
陸太には兄がいたのですが、突然亡くなってしまってから母親はカエルに似ていてかわいくない陸太に暴力をふるいます。
風呂の水に顔を付けられたり、灯油を飲まされたり、石段から落とされたりそれはヒドイものでした。
さらに学校でも皆からいじめられて苦しんでいた陸太。
そんな陸太の前に現れた加音人。
加音人は母親から虐待されていたのですが、偶然起きた火事によって母を亡くし自分だけ生き残っていました。
それ以降「炎のが僕を助けれてくれた」と信じ、自分と同じように虐待されている子供たちを放火により救い出していたのです。
そう、陸太も加音人によって助けられたうちのひとりでした。
その後陸太は、加音人のことを尊敬し一緒に放火を行っていた様子。
そして、整から疑われ始めたことで、虐待親と共に始末しようと企みます。
拘束された整がもはやこれまでかと思ったとき。
ライカからもらった赤いオーナメントを見た陸太は苦しみだします。
陸太は火事のトラウマからか、赤いものを見ると体調が悪くなってしまうんです。
そのすきになんとか逃げ出すことに成功した整!
そして陸太に対して「子供を虐待している親を焼き殺している炎の天使なのか?」と尋ねます。
しかし陸太はそれを否定。
「天使はもっときれいなんだ」と言い、尊敬する香音人のもとに連れて行ってくれることになりました。
ミステリというなかれ【カエル】ネタバレ②放火事件の結末とは?
【ミステリと言うなかれ】久能整の過去ネタバレ!父親や母親について
陸太(カエル)と香音人のきれいな自宅に招かれた整。
そこで陸太と加音人の衝撃の過去を聞かされることになります。
すると陸太と加音人があることが理由で言い争いになるんです。
助け出した子供たちが皆幸せになっているとは限らないことを知った香音人は「炎の天使」を辞めると言いはじめるも、陸太は断固としてそれを認めません。
その光景を見た整は驚くべきことを口にしました。
「あなたは香音人さんを殺したんですね」
実は招かれた自宅は汚くて、香音人はそこにはいません。
なんと!陸太によってすでに殺されていたのです((+_+))
火事の現場で整が会っていたのは、陸太だけで加音人はいませんでした。
天使を辞めると言う香音人に捨てられると思った陸太はナイフで刺してしまい、その遺体は自宅の箱の中に収められていました。
最近起こった放火事件は、陸太一人で行ったものというのが真実。
整と話していて、自分が幻の香音人を見ていたことにようやく陸太は気づきます。
そして、家でも学校でも辛い思いをしていたと陸太に整はこんな言葉を掛けました。
自分は教師になりたいと思っている。もし自分が教師になったら陸太のような子が教室にいたら絶対に気づく。そうなるつもりだ。
その言葉を聞き、香音人を殺したことに後悔する陸太。
整は「考えて考えて、誰かに話してください」と諭していると、そこにライカが登場!
香音人の遺体を見つけて「最近の天使の仕事はあなたじゃないと思っていた」と呟き、数字の暗号を言って去って行くのです。
後になってわかるのですが、実はライカも親から虐待を受けていて、香音人から救われていたという過去がありました。
【 ミステリと言う勿れ】ライカの正体のネタバレ原作!千夜子との関係は?
そして最後は警察がやってきて、陸太は連行されていくことになるのでした。
ミステリというなかれ【カエル】ネタバレまとめ
今回は「ミステリというなかれ」で岡山天音さんえんじる「カエル」こと下戸陸太と放火事件の結末についてネタバレしました。
陸太は幼いころに親から壮絶な虐待を受けており、井原香音人の放火で親を殺し助けられていた。
その後は香音人を尊敬し、ともに「炎の天使」として放火を繰り返していたものの、香音人が辞めると言ったため殺害。
以後はカエルが一人で放火を繰り返していたと言うのが結末でした。
実は香音人は死んでいて、陸太は幻を見ていたというのが驚きでしたね。
2月21日放送の第7話でも、おそらく原作漫画にかなり近い形で描かれると思いますので皆さん是非ご期待ください!