TBSの火曜22時ドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~【ヘブン】」。
黒須仮名子(石原さとみ)が気まぐれでオープンしたレストラン「ロワンディシー」を舞台としたコメディドラマです。
石原さとみ(いしはらさとみ)さん演じるオーナー・仮名子(かなこ)の正体が小説家だということが分かり、ますます盛り上がってきていますね!
そんな「Heaven?~ご苦楽レストラン~」は、佐々木倫子さんによる同名マンガが原作です。
伊賀(福士蒼汰)と仮名子にロマンスは生まれるのか?
ロワンディシーはどうなるのか?
いったいどんな結末を迎えるのか気になりますよね。
今回はドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」の結末を、原作ネタバレから予想していきたいと思います!
Heaven?~ご苦楽レストラン~の原作は?
heavenご苦楽レストラン4話ゲストキャスト!山内圭哉と小柳友
「Heaven? 〜ご苦楽レストラン〜」の原作は、佐々木倫子(ささきのりこ)さんによる同名コミックです。
#佐々木倫子 先生の『#Heaven?~ご苦楽レストラン~』ドラマ化決定🎊#石原さとみ さん主演で7月からTBS系で放送です😊✨
風変わりなオーナー・黒須仮名子と彼女に振り回される個性豊かな従業員たちを描くコメディ🎶
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— 小学館eコミックストア (@comic_sgk_books) March 28, 2019
1999年~2003年にかけてビックコミックスピリッツにて連載されていました。
連載終了から16年経ってのドラマ化に、なぜ?と思われると思いますが・・・
実はプロデューサーの瀬戸口さんは、2003年にドラマ化の許可を得ていたそうなんです。
でも当時はまだ力不足で実現させることができず、ようやく満を持してドラマ化することができました!
原作ファンとしては、今回のドラマ化はものすごく嬉しいです(^_^)
佐々木倫子さんは他にも、こんな作品を描いています。
動物のお医者さん
おたんこナース
月館の殺人
チャンネルはそのまま!
「動物のお医者さん」は北海道の獣医学部を舞台としたストーリー。
かつて吉沢悠(よしざわひさし)さんや要潤(かなめじゅん)さんが出演してドラマ化された人気コミックですね。
「チャンネルはそのまま!」は放送局を舞台としたストーリーで、今年、芳根京子さん主演で北海道テレビ放送で放送されました。
そしてそして
鹿児島放送、テレビ神奈川で
本日から「チャンネルはそのまま!」
5日連続放送です!こちらもぜひ見てくださいね〜!
スタッフ#チャンネルはそのまま pic.twitter.com/oEqfvdVN9C
— 芳根京子 (@YoshineKyoko) July 29, 2019
どの作品もコメディタッチで面白くて、つい笑ってしまうので外で読むのは危険な作品ばかりです(笑)
綾辻行人さん原作のミステリー「月館の殺人」でさえもギャグ要素を入れてきていて、ミステリーなのに面白く読める作品なんですよ。
ロワンディシーはどうなる?原作ネタバレ
Heavenエンディング主題歌はあいみょんの真夏の夜の匂いがする【ヘブン】
それではさっそく、ネタバレをまとめていきます!
個性たっぷりの従業員と気まぐれなオーナーのいる風変わりなレストラン「ロワンディシー」も、開店して3年が経ちました。
老舗和菓子屋の「招福堂」という会社がロワンディシーを訪ねてきます。
「招福堂」は、ロワンディシーの入っているテナントに「和風喫茶」を出したいと言うのです。
「私たちに出て行けと言うの!?」
黒須は反対しますが、しょせんはロワンディシーもテナントを借りているだけ。
そのため、次の契約更新のときに競合になるとのことでした。
招福堂は
「喫茶店の方が墓参りの客にも使ってもらえ売り上げも見込めるため、おそらく競合には負けるだろう」
と話します。
そして
「もし早めに移転を決めるなら、移転先の良い条件の物件を紹介する」
と言い残して帰っていきました。
スタッフたちは、もともとこの
・どの駅からも15分
・道も暗く街灯がない
・繁華街、ビジネス街、住宅街からも遠い
・窓から墓が見える
という条件に不満な上、経営状態も良いわけではないので、移転には賛成します。
そしてスタッフたちは、招福堂から紹介してもらった物件を見に行くことに。
するとそこは駅から3分でワイン庫は近代的、電磁調理器なども最新の設備!
大喜びで「ここにしましょう!」と黒須に提案しますが・・・
黒須は、今の「ロワンディシー」の場所を「自分のマンションから近く、食べたい時にフレンチが食べられる」という理由から選んだ場所だったため、渋るのでした。
しかし、それも「自分がレストランの近くに引越せばいい」ということに気づいた黒須。
新しい店舗の近くにマンションを探すことに決めるのでした。
一方、新しい店に移れる!とウキウキしていたスタッフたち。
ですが、やはり愛着のある店舗。
この場所を譲りたくないという気持ちになった彼らは、紹介してもらったテナントを断り、なぜか自分たちで「和風喫茶をやろう」ということに。
招福堂にもそう伝え、テナントを紹介してもらう円満解決ではなく、競合で競うことになってしまいました。
しかし、そんなとき。
ロワンディシーに雷が落ち、火災が発生!
とても営業できる状態ではなくなります。
黒須は鎮火した店をながめ
「ロワンディシー 本日にて閉店」
とつぶやきます。
こうして、ロワンディシーは閉店となりました。
仮名子(石原さとみ)と伊賀(福士蒼汰)は付き合う?
Heavenは王様のレストランに似てる?ヘブンとあらすじ比較!
ドラマでは石原さとみさんと福士蒼汰さんという美男美女コンビなので、ロマンスもあるのかな?
と思っていたのですが・・・
原作の結末からしても、二人はただのオーナーとスタッフという関係で終わりそうです(^_^;)
「ロワンディシー」が火事になってからの原作のその後は、こちら。
火事のあと。
なんと「ロワンディシー」は長崎にある伊賀の実家に移転します!
伊賀の両親がジンバブエに転勤したため、家が空いていたのです。
この時点で、黒須はオーナーではないようですが、小説の取材に来たついでにロワンディシーにやって来るようです。
その2年後。
伊賀の両親が帰国したため次は金沢に移転。
その後も移転、移転を繰り返し―――
40年後。
伊賀は、神々の楽園・バリのレストランに居ました。
スタッフが伊賀を呼びに来たので客席に向かうと、そこには黒須が。
「いらっしゃいませ。ここまで小説の取材ですか、オーナー」
「あなたが立派なサービスマンになったかどうか見に来たのよ」
そんなシーンで「Heaven?」は幕を閉じます。
ドラマの結末はどうなる?結末予想!
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ということで、原作では黒須はロワンディシーのオーナーではなくなり、ロワンディシーは名前だけ残したままあちこちに移転していくんですね。
黒須と伊賀に特に恋は生まれませんでしたが、これはこれでとても素敵な関係性だなぁと思います。
今回のドラマはかなり原作に忠実にストーリーが進んでいるので、おそらく原作と同じく
ロワンディシーは一度閉店するものの、あちこちに移転して続いて行く
という結末になると思われます。
ちなみに今回のドラマはプロデューサーさんいわく「がんばりすぎて疲れている人に向けた人生を生き抜くヒント」が詰め込んであるそうです。
たしかにどのスタッフも個性たっぷりなのですが、それを無理に誰かに合わせようとするのではなく、それぞれが個性を発揮して良い関係になっていますよね。
決してブレない黒須に振り回されるスタッフたちが諦めながら奮闘する姿が本当に面白いですし、今後のストーリーも楽しみです(^_^)