まんぷく福子のモデルは安藤仁子!インスタントラーメンの日清食品創業者の妻

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10月1日(月)からスタートするNHK連続テレビ小説「まんぷく」は、インスタントラーメンを発明した日清食品創業者のご夫婦を描いたお話です。

安藤サクラ(あんどうさくら)さんがヒロインの福ちゃんこと今井福子(ふくこ)を演じますが、モデルとなる安藤仁子(あんどうまさこ)とはどのような人物だったのでしょうか?

 

 
 
 
 
 
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安藤仁子さんはインスタントラーメンを発明した日清食品創業者である安藤百福(あんどうももふく)さんの妻なのですが・・・あまり資料がないという情報もありました!

今回は新朝ドラ「まんぷく」のヒロイン今井福子(いまいふくこ)のモデル安藤仁子さんについてまとめてみました(^ ^)

以下、他のキャストなどのモデルについてもご紹介しています!

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またホテルもモデルがあったんです♪是非ご覧ください。

 

 

 

目次

まんぷく脚本家の福子のモデル安藤仁子への思いとは?

[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/43815″]

今回「まんぷく」の脚本を担当したのが福田靖さん。

下の画像向かって左側が福田靖さんです♪

ドラマ「HERO」「海猿」「ガリレオ」「龍馬伝」などのヒットメーカーです。

今回朝ドラの脚本を依頼され、ヒロインのモデルを探しているときに上がったのが安藤仁子さん。

夫である日清食品創業者の安藤百福(あんどうももふく)さんを調べていくと、発明家としてすごいことをしている人物だとわかったとか。

ですが妻の仁子さんについては何も資料がなく、ご遺族などにお会いしてお話を伺ってみると、仁子さんとはこんな人物だったそうです。

優しい人

泣いてるとこをみたことがない

夫婦喧嘩をしない

とってもステキな人物だということがわかったそうですが、これだとドラマらしい特徴がない・・・。

そこで思いついたのが仁子さんのお母様を加えること!

仁子さんのお母さんの口癖が「わたしは武士の娘です」だったとか。

そこで福田靖さんが思いついたのがこれです!

発明家の夫、それを励ます妻、そして武士の娘という凜とした母親

発明家は安定しない職業で、昔気質のお母様にとっては受け入れがたい職業だと想像できます。

仁子はその間に入って上手に立ち回り、究極のマネージメント能力を発揮するポジティブな女性。

そんな女性をイメージしたそうです。

人を励まし奮起させるトーク術を「ベップトーク」というそうですが、まさに仁子がこの「ベップトーク」で夫や母親を導いていったのでは? という想像からキャラクター像が出来上がった、ということでした。

なのでモデルは実在の人物ですが、80%はフィクションだと福田靖さんは語っています。

 

まんぷくのヒロイン福子が安藤サクラに決まった理由は?

[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/43808″]

 

 
 
 
 
 
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実際に百福さんがインスタントラーメンを作ったのは48歳のとき。

さらにカップ麺ができたのは百福さんが還暦を過ぎた61歳のときだったそうです。

このご夫婦の長い歴史を考えると、若い女優さんではヒロインは難しいだろう、と思い30歳前後のフレッシュ感がある女優が良い・・・。

そこに安藤サクラさんの名前があがり、スタッフさんたちと一緒に会ったそうです。

ちょうど安藤サクラさんは第一子が生まれたばかりで、その赤ちゃんを抱いてずっとニコニコしていたとか。

その場も幸せな空間に包まれ「なんてかわいらしい人なんだ!」と福田靖さんは感じたそうです。

安藤サクラさんがわざわざ赤ちゃんを連れてきたのは、今ヒロインを受けるのは大変、というアピール(笑)もあったみたいですが、改めて安藤サクラさんにお願いしたいと思った、と語っています。

また夫の萬平役の長谷川博己さんからは、「やるからには覚悟を決めてやります」という身の引き締まる言葉をいただき、ちゃんと応えられる仕事をしようと思ったそうです。

こうして視聴者としてもかなり期待度が大きなご夫婦が誕生したわけです。

 

 
 
 
 
 
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福田靖さんは福子の魅力について、こんなふうに語っています。

ポジティブで、萬平に全幅の信頼をおいていて、最後まで変わらない愛情を持っている

まさに理想の夫婦が萬平と福子。

ではドラマでのできごとは、全てフィクションなのでしょうか?

 

まんぷくで起こる出来事はフィクション?

 

 

脚本を担当した福田靖さんはこうコメントしています。

実際に起こった事件は存在します。

ですがそのなぜその事件が起こったのか?という空気感まではわかりません。

どのタイミングでどの事件が起こったのか? を視聴者が納得できるように常に考えています。

この実際に起こったエピソードについて少しご紹介します。

仁子さんのお姉さんの克子(松下奈緒)は画家の香田忠彦(要潤)と結婚していて、彼の鳥の絵をたくさん描いたようです。

また一番上のお姉さん、咲(内田有紀)のもとに、白馬に乗った歯医者さん、牧善之介(浜野謙太)が何度もプロポーズに来られたとか(笑)

それから、第1週に出てくる姉のデートに監視役として仁子さんがついっていったという話も実話。

福子(安藤サクラ)が姉咲(内田有紀)の結婚式でそのエピソードを披露するシーンは、福子の人柄や機転がわかる大切な場面でもあります。

このようにいろいろと実話がちりばめられているようなので、史実と照らし合わせながらドラマを見るのも楽しそうですね。

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さて、仁子さんが信じて止まなかった夫、百福さんの発明にはどんなものがあったのか興味ありませんか?

 

安藤百福が発明したものとは?

[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/43747″]

安藤百福さんが発明したのはインスタントラーメンだけではありません。

こんなにいろいろなものを発明していたんです!

・幻灯機

今でいう映写機のことです。
当時は軍需工場で、工作機械の使い方を説明するために使われていたそうですが、数が不足したため百福みずから仕組みを研究して作り上げたそうです。

・蚕糸

ヒマ(トウゴマといもいうアフリカ原産の植物)を栽培して蚕を飼育、繭からは糸を、実からはヒマシ油を作っていたそうです。

・メリヤス

石油などから化学的に作られる化学繊維の普及により、メリヤス(今ではニットと呼ばれる製品)を台湾で販売するようになり、これが大ヒットとなりました。

・炭

戦時中疎開先で山を買い(!)炭焼き事業を始めました。

・バラック住宅

いわゆる掘っ建て小屋で、一時しのぎで作られた簡易的な住宅のことです。
プレハブのように柱や壁を先に運んで現地で組み立てる、というものです。

・製塩

戦後大阪の泉大津で、放置されていた鉄板を利用して製造業を始めました。

・学校

若者たちが手に職を持てるようにと、自動車修理や鉄道建設といった技術を教えていたそうです。
全寮制で食事付き、なんと授業料は取らなかったそうで、いわばボランティアでしょうね。

・栄養食品

戦後栄養失調で倒れる人が多かったのを見て、栄養食品の開発を始めます。
試行錯誤によりペースト状のものを開発、病院にも提供されたようです。

・インスタントラーメン

なんども壁に当たりながら、ようやく発売に至ったそうです。
その後アメリカ人がコップにインスタントラーメンを入れて食べているのを見て、カップ麺を思いつきました。

いかがです?
このまるで一貫性のない発明の数々(笑)

安藤百福さんは、どうやらアイディアマンだったみたいですね。

うまく行ったものもあれば、時代の流れにより失敗した事業も。

確かについていく妻は大変なご苦労があったと想像できます。

ですが夫を信頼し、支え続けた安藤仁子さん、とてつもなく素晴らしい女性だったんでしょうね。

しかもインスタントラーメンは、1957年信用組合の破綻で無一文になって始めた事業だそうです。

ご夫婦とも、とってもポジティブでバイタリティに溢れた人物だったんだと思います。

 

まんぷくのヒロインのモデル安藤仁子ってどんな人物?

 

 

 

脚本を担当した福田靖さんは、安藤仁子さんにスポットを当てましたが、そのときほとんど資料がなかった、と語っています。

どれどれ・・・とアマゾンを確認すると、なんとドラマにあわせて書籍が発売されていました!

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さて、安藤仁子さんとはどのようなお方だったのでしょうか。

安藤仁子(あんどう まさこ)さんは1917年8月に福島県で生まれています。

安藤家は福島県では名門の家系で、大阪の女学校を卒業後財界人が利用していた大阪クラブという社交場で受付をしていたそうです。

その社交場で知り合ったのが百福さんでした♪

実は百福さんは台湾人!

呉百福といい、7歳年上の実業家でした。

百福さんは仁子さんに一目惚れ、1945年におふたりは結婚します。

が、このときからすでに仁子さんの災難は始まっていたのです。

なんと百福さん、台湾で台湾の女性と結婚し、男の子まで生まれていました(^◇^;)

さらにさらに、台湾ではお妾さんOKだったので、妾もいたそうなんです。

メリヤスの事業で成功した百福さんは妾を連れて来日、3人の子供が生まれましたが結局ふたりは別れてしまい、妾は子供を連れて台湾へ帰ってしまいました。

その後に知り合ったのが仁子さん。

ですが結婚後空襲が激しくなり、兵庫県に疎開、そこで終戦となりました。

百福さんはそのとき大阪に事業所や工場があり、それらの保険金として今でいうと1,000億円という大金を手にします!

百福さんはそのとき国籍が台湾でしたが、戦後は中国か日本を選ぶしかなく、財産を守れる中国の国籍を選びました。

そのお金で大阪で土地を購入、日本人のための製塩事業や技術学校などを始めました。

だんだん政界ともつながりができ、警察からマークされるようになってしまいます。

ある日脱税で有罪判決を受けた百福さん、およそ2年の服役を受け釈放されました。

その後百福さんは、華僑からなんども頼まれた「大阪華銀」という信用組合の理事長を引き受けさせられます。

この信用組合が倒産し、理事長だった百福さんは全財産を失い無一文へ。

小さなこどもふたりを抱えた仁子さん、「あと1,000円しかない」と嘆いたそうです(T . T)

ですがこんなことでめげないのが百福さん。

当時47歳の百福さんでしたが、小さな小屋を建てインスタントラーメンの開発を始めます。

ある日仁子さんが天ぷらを揚げている姿を見て閃きました♪

「油熱乾燥法」という、麺を揚げてしまうという手法です。

最初のインスタントラーメン「チキンラーメン」はこうして1958年に誕生。

数ヶ月後には爆発的に売れるようになりました。

仁子さんは、破天荒すぎる百福さんに振り回された人生のようにも見えますが、それでも夫を支え明るく前向きに生きてきました。

そんな仁子さんですが、実は水泳が得意だったそうです。

そんな描写がドラマで描かれるかはまだ不明ですが、きっとどこかで盛り込まれるのでは・・・個人的に予想しています。

安藤仁子さんは2010年にお亡くなりになっています。

計算すると93歳でしょうか。

夫の百福さんは2007年96歳で亡くなっているので、その3年後になりますね。

「まんぷく」はこのおふたりのジェットコースターのような人生が描かれます。

安藤仁子さんの生涯にスポットをあてた「まんぷく」のスタートにワクワクしています。

 

まとめ

[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/42231″]

このように安藤仁子さんとは、夫を信じ支え続けた愛情豊かな優しい女性です。

脚本を担当した福田靖さんはこのように語っています。

さまざまな災害が起こる中、ドラマなどを作っていていいのか?と悩むこともありましたが、家族や夫婦の絆がしっかりしていればなんとかなるし復活できる。

それを物語全体を通して伝えられたらー。

ヒロイン福子は初回18歳で登場するそうです。

初のママさんヒロインとなる安藤サクラさんに期待しましょう(^ ^)

 

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