まんぷくは実話?元ネタは安藤百福の妻仁子だけどフィクション?

  • URLをコピーしました!
#ad #PR #スポンサー

2018年度後期クール、朝ドラ「まんぷく」はインスタントラーメンを生み出した夫婦の物語を描いた作品です。

ヒロイン・福子を演じる安藤サクラさんは、朝ドラ初のママさんヒロインとして注目を浴びています。

また、安藤サクラさんのお父さんは奥田瑛二さん、お母さんは安藤和津さん、お姉さんは映画監督の安藤モモコさん、そして、旦那さんは柄本佑さんともの凄い芸能一家です。

そして、ヒロイン・福子(安藤サクラ)の相手役、萬平を演じるのは長谷川博己さんです。

今回の記事では、新朝ドラ「まんぷく」のモデルとなった実在した夫婦、安藤百福(あんどう ももふく)さんと妻の仁子(まさこ)さんについてまとめました。

 

 

目次

「まんぷく」仁子はフィクション?

[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/44033″]

朝ドラ「まんぷく」は、実在した発明家の安藤百福(あんどう ももふく)さんと仁子(まさこ)さんをモデルにして描かれた作品です。

百福さんは発明家として多くの実績を残しているのですが、妻の仁子さんに関しては、資料がほとんどなく、脚本家の福田靖さんはご遺族や子孫の方に実際にお会いして取材をしたそうです。

その取材で分かったことは、仁子さんが泣いているところや夫婦げんかをしているところなどを見たことがなく、本当に素敵な女性だったということ。

しかし、それだけでは、朝ドラのヒロインとして特徴がないと感じた脚本家・福田靖さんが耳に残った言葉が仁子さんのお母さんの口癖だったそうです。

「私は武士の娘です」

それを聞いた時、ヒロインのイメージができたそうです。

昔気質の仁子さんのお母さんと当時でいうとかなりのギャンブラーな職業である発明家の夫・百福の間に立つヒロインをイメージした時に「究極のマネージメント力を持つ女性像」が浮かんできたという福田靖さんは、一気にヒロイン・福子のヒロイン像ができたそうです。

また、具体的なイメージとしては、奥ゆかしく夫を支えるというヒロインではなく、ボジティブシンキングで臨機応変に母親と夫の2人の立場に寄り添い、最終的には理想な方向へと2人を導く女性像。

さらに、「ペップトーク」の持ち主のイメージが浮かんできたそうです。

※「ペップトーク」とは、もともとアメリカでスポーツの試合前に監督やコーチが選手を励ますために行なっている短い激励のスピーチで、「ペップ(pep)」の英語の意味は元気・活気・活力という意味があります。

引用元:https://www.peptalk.jp/%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%A8%E3%81%AF/

脚本家・福田靖さんのイメージで出来上がったのが、朝ドラ「まんぷく」のヒロイン・福子です。

福田さんは雑誌のインタビューで、「福子は実在の人物をモデルにしているが、物語の80%はフィクション」と話しています。

 

萬平のモデル・百福の実績とは?

 

 

新朝ドラ「まんぷく」でヒロインの夫、長谷川博己さん演じる萬平(まんぺい)のモデルとなったのは、安藤百福(あんどう ももふく)さんです。

百福さんは1910年に当時日本の統治下にあった台湾に生まれます。そして、メリヤスの貿易で成功し実業家として起業しました。

メリヤスの大当たりで大阪に「日東商会」を設立しました。

※メリヤスとは、綿糸または絹糸などで、機械を用いてよく伸縮するように編んだもの。

 

その後事業は拡大の一途をたどりますが、蚕糸事業の展開するも戦争の激化により中止となります。

そして、幻灯機が不足していることから、自ら仕組みを研究しせ品を完成させました。

この幻灯機は、ドラマの中で福子の一番上の姉・咲(内田有紀)の結婚式で登場するようです。

その後も戦時中に炭焼き事業を始めたり、戦後はバラック住宅の事業を展開しました。

また、社会貢献の視点から、若者たちのために自動車修理や鉄道建設などの技術を教える「中華交通技術専門学校」を名古屋に設立しました。

学校に関しては、全寮制で食事付き、授業料は取らなかったそうです。

安藤百福さん、すごい人物ですね。

そして、戦後は「食」による平和を願い、製塩などの食品事業を展開しました。

しかし、脱税容疑でGHQに勾留され、さらには知人の頼みで理事長に就任した信用組合が破綻し、無一文になってしまったそうです。

それでも持ち前のベンチャー精神を発揮し、「インスタントラーメン」の誕生へと至るのです。

安藤百福さんが開発した世界初のインスタントラーメンは日清の「チキンラーメン」です。

そして、チキンラーメンの開発後、アメリカ人が紙コップにインスタントラーメンを入れて食べたのをヒントにカップ麺も開発してしまうのです。

そのカップ麺とは攻めたCMでお馴染みの「カップヌードル」です。

 

 

まとめ

[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/43904″]

発明家、実業家して数多くの発明、事業を展開した安藤百福さん。

今回の朝ドラ「まんぷく」では、その百福さんをモデルとした萬平を支える百福さんの妻・仁子さんがモデルとなった福子がヒロインの物語です。

そして、脚本家・福田靖さんのインタビューによると福子の母親・鈴(松坂慶子)もキーパーソンとなるようです。

福田さんは、今年日本に多くあった災害で大変な生活を送っている人がいる中でドラマを作っていいものかと悩んだこともあったそうです。

しかし、今回の朝ドラ「まんぷく」では、何が起こっても、どれほど落ち込んでも家族や夫婦の絆がしっかりしていれば何とかなるし、復活できるというメッセージを物語全体で視聴者に伝えられたいと雑誌のインタビューで話していました。

新しい朝ドラ「まんぷく」の放送開始が楽しみですね。

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次