NHK朝ドラ・連続テレビ小説「ブギウギ」ヒロイン、福来スズ子の養母・母親で水川あさみさんが演じる花田ツヤの病気が話題になっています。ドラマ「ブギウギ」で鈴子の母親は死ぬのか??病気の病名とは?心臓病や胃がん??
ブギウギ母親は死ぬの?病気の病名など今後のネタバレは?
手紙で母親・ツヤの病気を知る鈴子
笠置シヅ子の弟の亀井八郎の死因は戦死?ブギウギの六郎のモデル
スズ子(趣里)が育ての母親、ツヤ(水川あさみ)が体調を崩したことは、六郎( 黒崎煌代)からの手紙で知りました。
朝ドラ「ブギウギ」六郎(黒崎煌代)の手紙はフラグ満載? 甲種合格、ツヤの腰痛…「まさか戦争で」「治療費のために移籍?」https://t.co/423T4RvGV0
時代設定は太平洋戦争開戦の2年前である昭和14年、スズ子(趣里)には給料1.5倍の引き抜き話が…#朝ドラ #ブギウギ
— イザ!編集部 (@iza_edit) November 14, 2023
腰が痛いと言うツヤ。お抱えの?熱々先生(妹尾和夫)は、大きな病院で診てもらった方が良いと言います。
ちょうど日宝への移籍騒動が起きたころで、スズ子はその治療費のためにも、移籍への心が揺らぐことになります。
スズ子は松竹に残ることになり、無事移籍騒動も収まりましたが、そんなときに六郎が甲種合格します。
甲種合格とは、徴兵検査の身体検査で、健康であると認定されたもの。そのうち徴兵されることになります。
ただ「合格」という言葉に喜ぶ六郎ですが、そんな六郎を梅吉(柳葉敏郎)とツヤは、複雑な思いで見ていましたね。
戦争がはじまり母親の病状が悪化!六郎は出征
ここから第8週目のネタバレです!サブタイトルは「ワテのお母ちゃん」です。フラグ立っちゃいましたね (T_T)
1939年。戦争が始まろうとしていて、軍からの規制も厳しさを増してきました。
ツヤの体調も良くならず、六郎にも召集令状と届きます。
無邪気に喜ぶ六郎を、ツヤは微笑んで見つめます。
頭を丸め恥ずかしそうな六郎。ツヤは熱々先生が連れてきた、専門の医師の診察を受けました。
その医師は「手の施しようがない」と・・・(>_<)
狼狽する梅吉。
「風呂屋を売ってでも、金を払うので、助けてください!」
そんな梅吉に、覚悟を決めたツヤがこう言います。
「しっかりし!スズ子と六郎には、言うたらあきまへんで」
そんなことは知らない六郎。落ち込む梅吉の前で、ふざけてはしゃぎ、梅吉を怒らせてしまいます。
そしてある朝。六郎は入隊のため、旅立って行きました。
六郎はスズ子に会うため、少し早く出発。スズ子は六郎にお腹いっぱいごちそうし、一緒に布団を並べて寝ました。
明るく話していた六郎でしたが、こうつぶやきます。
「ワイ・・・死にとうないわ」
スズ子は六郎を抱きしめます。
翌朝六郎は出征していきました。
母親がついに病気で死亡
ある日、スズ子に電報が届きます。
「ハハ キトク」
ですがその日は舞台がありました。事情を聞いた羽鳥(草彅剛)は、スズ子の判断に任せます。
スズ子は舞台に立つ決心をし、いつも以上の鬼気迫る雰囲気で、千秋楽まで公演をやり遂げました。
大阪に駆け付けたスズ子。弱っていたツヤを見て号泣します。
ツヤは優しくスズ子の頬を撫でました。
【不安】朝ドラ「ブギウギ」ツヤ(水川あさみ)の病状を心配する声続々 SNS「本当にただの風邪?」「舞台の圧巻さより気になってる」https://t.co/zFdPE69jnw
スズ子の歌が観客を魅了する中で、実家では母・ツヤが病にかかっていた#朝ドラ #ブギウギ #趣里 #水川あさみ #ツヤが心配— イザ!編集部 (@iza_edit) November 10, 2023
翌朝、なんとツヤが起き上がっていました!
枕元にあった桃を食べたら、何やら元気になったとのこと。
桃は、アホのおっちゃん(岡部たかし)が、1週間かけて探してくれたのもです。
銭湯に住み込みの従業員、ゴンベエ(宇野祥平)が以前、熱を出し、桃が食べたいと言うスズ子のため、季節外れの桃をどこぞから調達してくれたことがありましたね。
ですが、間もなくまた床に臥せてしまったツヤ。
梅吉とスズ子は、できるだけ明るく話しかけます。
ここでスズ子は「恋は優し野辺の花よ」を歌い出します。
泣きながら拍手する梅吉。ツヤは穏やかな笑顔を浮かべ、天に旅立っていきました。
以上が現在わかっているあらすじです。
このあらすじでは、ツヤの病名はまだわかりませんでした。
腰痛を発症する重い病気だと思われますね。
ツヤの病気の病名を、ツヤのモデル、亀井ウメさんの実話から考察してみます!
ブギウギ母親の病気の病名は心臓病と胃がん?笠置シヅ子の母親の実話から
作詞家・藤村薫のモデルは野川香文?ブギウギで宮本亞門が演じる!
朝ドラ「ブギウギ」花田ツヤ(水川あさみ)のモデルは、亀井ウメさんです。
亀井ウメさんは病死していますが、具体的な病気や病名はわかっていません。
笠置シヅ子さんの自伝によると、笠置シヅ子さんが上京する前から、ウメさんには胃がんの兆候があったとのことです。
また心臓も患っていたとのことで、どちらの病気が死因となったのかはわかりませんでした。
笠置シヅ子さんが東京にく前から胃がんになり、その後心臓も患ってしまい、寝たきりとなってしまったそうです。
上京前、すでに歩行困難であった亀井ウメさんでしたが、笠置シヅ子さんをうなぎ屋に連れて行き、珍しく丼を完食。
笠置シヅ子さんを手放す決心がついたから、長生きしてあんたの出世を待ってる、と伝えました。
朝ドラ「ブギウギ」でも最初は東京行きを反対していましたね。手放したくなくて。
これは実話だったんですね。もしかしたら、このときすでに自分がもう長くないことを、悟っていたのではないでしょうか。
そして自分や家のことは心配せず、しっかり精を出しなさい、と言葉をかけています。
亀井ウメさんがお亡くなりになったのは、1939年9月。
ちょうど笠置シヅ子さんの移籍問題が決着し、服部良一さんに誘われ、日本コロムビアの専属歌手になったころでした。
朝ドラ「ブギウギ」と同じように、「ハハ キトク」の電報を受け取った笠置シヅ子さん。
周囲は実家に戻るよう勧めましたが、当時立っていた舞台の代役がいなかったため、笠置シヅ子さんはそのまま舞台に立つことにしたのです。
愛情いっぱいに育ててくれた養母。ですが自分もプロ歌手としての誇りを持っていた笠置シヅ子さん。
このときのことを「胸のうちは焼け付くばかり」と語っておられました。どれだけお辛かったでしょう・・・。
でもきっと亀井ウメさんも、舞台に立つことを望んでおられたと思います。
結局大阪に戻れたのは、ウメさんの四十九日の法要のときでした。
朝ドラ「ブギウギ」では、亡くなる前に対面できましたが、実話ではちがったんですね (T_T)
ということで朝ドラ「ブギウギ」ヒロイン、スズ子の母親、ツヤの病気の病名は、実話で患っていた胃がんか、心臓病によるものと思われます。
ツヤは腰が痛いと言っていたので、胃がんである可能性が高いのでは?と個人的に予想しています。
笠置シヅ子の母親の生涯についても
10年ほどテレビを見ない生活だったのですが、入院中にNHKの朝ドラ「ヴギウギ」を見て、どうしても続きが見たく、押し入の奥から引っ張り出してきました。
東かがわ市は笠置シヅ子の生地とあって、盛り上がっているようです。
「美空ひばりが笠置のものまねでデビューしたのは有名な話」
知ってました? pic.twitter.com/evO7gt3Bel— 讃州堂書店(香川県の古本屋) (@furuhonsansyudo) November 11, 2023
朝ドラ「ブギウギ」で、スズ子は香川県で生まれています。結婚を反対された両親は、父親が病死してしまい、母親のキヌ(中越典子)がひとりで出産しています。
これは実話とほぼ同じ。
母親の鳴尾さんは、豪農の家に住み込みで裁縫を習い、家事手伝いをしていました。
その家の息子と恋に落ちますが、結婚を反対され、家を出されてしまいます。
実家に戻り笠置シヅ子さんを出産しましたが、母乳の出が悪かった鳴尾さん。
そのころちょうど出産のため、香川の実家に戻っていた亀井うめさんが、代わりに母乳を与えていました。
亀井ウメさんも情が移り、笠置シヅ子さんもとてもウメさんになついていたそうです。
鳴尾さんもひとりで育てていくのは大変だろう、ということで、亀井ウメさんが生後6か月のかさをぎ引き取り、大阪で育てることになったのです。
このあたりはドラマと実話はだいたい同じです。
その後亀井ご夫妻は、我が子以上に笠置シヅ子さんに、愛情を注いで育てました。
亀井ご夫妻には、3人の男の子が生まれていますが、長男と次男は幼い時に亡くなっています。
三男の八郎さんと笠置シヅ子さんは、ふたり姉弟として育ちます。
この八郎さんのモデルが六郎ですね。実話でもとても仲の良い姉弟だったそうです。
養父である松吉のモデル、音吉も香川出身。亀井ウメさんと同じ、引田出身。
芸事が大好きな道楽者で(;^^)、大阪に出て米や酒などの商売をしていましたが、のちに銭湯の経営を始めます。
裕福な家ではありませんでしたが、笠置シヅ子さんは芸事が好きなご夫婦のもと、3歳のころから日本舞踊や三味線などを習い始めました。
朝ドラ「ブギウギ」で、子どものころのスズ子が、銭湯の脱衣所でよく歌っていましたが、これも実話。近所でも評判の子どもだったそうです。
このように、笠置シヅ子さんは育ての両親である、亀井ご夫妻から、たくさんの愛情を注がれて育ちました。
朝ドラ「ブギウギ」スズ子は大きくなってから、実母と再会しましたが、これも実話で、養母にそれを伝えなかったのも実話。
「ブギウギ」でツヤは、何となくスズ子は本当のことを知ったのでは?と感じていましたね。
亀井ウメさんが知っていたのかはわかりませんが、母と娘、何となくわかっていたのではないでしょうか。
ということで、笠置シヅ子さんの育ての母親は亀井ウメさんです。
笠置シヅ子さんが上京するまえから胃がんを患い、心臓も悪くしていました。
死因ははっきりしませんが、胃がんか心臓のどちらかの病気だったと思います。
本当の親子以上に絆が強かった笠置シヅ子さんと亀井ウメさん。
亀井ウメさんは、ツヤのようにしっかり者で家族思い、そして義理人情を重んじる温かい人物だったのだと思います。
ブギウギ母親は死ぬの?病気の病名のまとめ
NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で、ネタバレになりますが、ヒロインスズ子の育ての母親、ツヤは第8週目で病死します。
現在わかっているあらすじでは、ツヤの病気病名はわかっていません。
そこで実話調べてみたところ、笠置シヅ子さんの育ての母親、亀井ウメさんは胃がんを患っていて、心臓も悪くしていたことがわかりました。
ツヤは腰が痛いと言ってるので、胃がんの可能性が高いかな?と思います。
第8週目はそんな辛い別れが描かれますが、その後も戦争が激化していき、みんなの人生を大きく変えていきます。
今後の展開も、どうぞ楽しみにしていてください!