最終回まであとわずか、錦戸亮(にしきどりょう)さん演じる真野礼二(まのれいじ)の幼少期の家族が惨殺された「武蔵野一家殺人事件」の真相が気になるフジテレビ月9ドラマ「トレース~科捜研の男~」。
殺人事件の真相や犯人黒幕は誰なのでしょうか?
今回はドラマ「トレース」の最終回の結末を原作漫画のストーリーも含めて予想していきたいと思います。
ドラマの結末の内容をネタバレしている可能性があるので、閲覧注意です。
先を知りたくない人は見ないでください!
月9ドラマ「トーレス」のあらすじとは?
錦戸 亮さんが演じる真野礼二は、ある陰惨な過去を持つ影のある科捜研法医研究員。鑑定結果こそが真実――他の研究員とは一線を画し、いつも冷静沈着。主観や憶測を排除し、鑑定結果から得られる客観的な真実のみを信じ、刑事であろうと容赦なく反論、闇に葬りさられようとしている真実の欠片(かけら)を見つけ、亡くなった被害者の思いや無念を明らかにしていきます。
また新木優子さんが演じるのは、何の目的もなく科捜研の世界へと足を踏み入れてしまい、遠い世界の出来事だと思っていた殺人事件に関わることになる一方で、被害者や残された遺族に感情移入していく科捜研新人法医研究員・沢口ノンナ。真実を追い求めるあまり“暴走”する真野に巻き込まれて結局は手伝わされるはめになり……。
真野とは全く逆で、長年の刑事の勘を頼りに事件を捜査し、犯人を逮捕することに情熱を注いでいるベテラン刑事・虎丸良平を演じるのは、“サスペンスの帝王”船越英一郎さん。意外にも「月9」は初出演となります。所轄から警視庁捜査一課へ異動した叩き上げ刑事で、所轄時代からの現場魂が今も抜けず、上司やまわりの意見を聞き入れない独善的な捜査をします。部下や科捜研の真野らにきつく当たりますが、根底には真野と同様、被害者のことを思う人情もあります。そんな虎丸は真野が事件に隠されている真実を求め奮闘する姿を見て心が動かされていき……。
真野と向き合うふたりキャラクターの思い、そしてひとつひとつの事件解決までのストロークはまさにジェットコースターのように緊張感たっぷり。年齢も経歴もばらばらの異色トリオが難事件に向き合う姿を1話完結で魅せます!
引用元:引用元
基本的には1話完結型で、科捜研法医研究員である真野礼二が、事件を解決に導くストーリーです。
ただ全話にわたって、少しずつ真野礼二の家族が殺害された事件の黒幕や真相、謎が明かされていくストーリーになています。
このドラマは原作漫画があるのですが、原作漫画のネタバレを含めて最終回のネタバレを予想していきたいと思います。
月9ドラマ「トーレス」の原作漫画のネタバレは?
『武蔵野一家殺人事件』とは?
まずは、真野礼二の家族が惨殺された、25年前の事件についてです。
それは、礼二が小学生の時のこと、礼二が学校から自宅に帰ってくると・・・リビングで惨殺された血まみれの家族の遺体を発見します。
礼二の家族は、父、母、姉、兄で5人家族でした。
礼二の兄の義一が父母姉を殺害した後、自殺したと言うことで事件は処理されます。
自殺として処理された理由は兄の義一の遺書が残されていたからです。
遺書の内容は以下の通りでした。
お父さん、お母さん、仁美、礼二
本当にごめんなさい。
僕はしんでおわびします
源義一
当時また小学生だった礼二。しかしこの自殺での事件の幕引きに大きな違和感を感じていました。
そして1人のこされた悲しみの中、事件の真相を自らの手で解明することを決意した礼二。
犯人を見つけることを誓います。
その後、親戚に引き取られた真野礼二は進学します。
そして見事、警視庁科学捜査研究所の法医科に所属する法医研究員となります。
もちろん科捜研の男として、仕事は真剣に取り組みます。
しかし
周囲にわからないように、法務研究員として仕事をしながらも、事件の真相を探ろうと秘密裏に動きます。
現在は昔はなかったDNA鑑定などで未解決事件の真相や犯人がわかることあります。
その可能性にかけていた礼二。
しかし、あまりにも証拠が見つからず、故意に事件についての証拠などが隠されているのでは?と感じていました。
協力者の先生とともに事件を追う!捜査に圧力と隠蔽があった?
事件を追う過程である男に出会います。
礼二の殺害された姉の高校時代の副担任だった男です。
ドラマでは萩原聖人さん演じる早川先生だと思いますが、原作漫画では「男」と語られていて特に名前がありません。
担任の男によると、高校時代の事件の前に仁美から「休学したい」と相談を受け、なんと当時仁美が妊娠していたこと、また妊娠の経緯を聞かされます。
当時、礼二と仁美の兄の義一は学校でいじめにあっていたのでした。
イジメをしていた男は以下の3名です。
・壇浩輝(千原ジュニア)
・佐保優作
・新妻大介
そう、この兄の義一をいじめていた男の1人である新妻大介が第6話で殺害されたホームレスの男です。
兄の義一への3人の男たちのいじめは異常なものでした。
壇浩輝がリーダー的存在。
壇浩輝は容姿端麗で、成績も優秀。そう、誰もが認める完璧な男子高校生でした。
佐保と新妻はそんな壇浩輝に従って兄の義一をいじめていたのでした。
そして、3人は義一に命令して、礼二の姉である仁美をある場所に呼び出し・・・なんと3人で強姦してしまいます。
その結果仁美は妊娠しまったのでした。
義一は仁美を呼んでこないと殺されると言われて、仕方なく仁美を呼び出したのでした。
この衝撃の真実を高校の担任だった男は直接仁美からを聞いたと礼二に言います。
担任だった男は当時、強姦されたことを告発するように、当時仁美にすすめます。
しかし、仁美は「お腹の子供と兄のために警察沙汰にはしたくない」と子どもを産む覚悟を決めていて「休学したい」と担任の男に申し出たとのことでした。
しかしその後、恐ろしい事件が起き、仁美は死んでしまいます。
仁美の担任だった男は仁美の役に立てなかったこと、命を助けられなかったことを公開して、礼二に事件の真相を探ることを協力したいと言います。
この後、礼二は高校の担任の男と一緒に、事件について調べていくのでした。;
担任の男は事件関係者の現在の居場所を調べたり、DNAを入手したりと、大きく事件の捜査に貢献します。
一方で、礼二も事件について警察内部の情報を集めますが、あまりにも証拠がないことで「隠蔽されているのでは??」と疑問を持ちます。
事件の黒幕は千原ジュニア演じる壇?
礼二と高校の2人で殺害された姉の仁美の胎児のDNAを入手することができました。
またどうにか犯人候補の3人のDNAも入手することに成功!
いよいよ仁美のお腹の子の父親が誰なのか??調べます。
しかし・・・なんと仁美の胎児の父は3人ではありませんでした。
どう考えても、千原ジュニアさん演じる壇浩輝が父親!?と言う流れだったのですが^^;
また事件当日、礼二の父親に3人の男が自宅に呼び出されていて、自宅に来たのは新妻大介だけだったことがわかります。
しかし新妻大介が礼二の自宅に着くと、既に家族が殺されていて、義一は自殺していた後でした。
また現場には遺書が散乱していました。
その遺書にはいじめのことが書いてあったので、新妻はその遺書を持ち帰り、いじめのリーダー格だった壇浩輝に渡しました。
つまり第一発見者は、新妻大介だったことがわかったのでした。
この事実がわかった後、新妻は殺害されます。
しかも、23年前に礼二の自宅があった場所で新妻の遺体が発見されたのでした。
この流れだとどう考えても壇浩輝が犯人っぽいですよね。
しかーーーし、父親ではない。
ちなみに壇浩輝の詳しいエピソードが以下です。
以下、壇浩輝のエピソードです。
また壇浩輝は、現在警視庁刑事部長と言う立場ですが、事件当時は壇浩輝の父親は警視総監。
真野礼二は事件を追っていく過程で壇浩輝の父が事件の捜査をしないように上から圧力をかけていたことがわかりました。
なので、絶対犯人じゅん!?という流れです。
しかし、壇浩輝が自ら差し出したサンプルのDNAは、姉のお腹の子の父親でないことを表しています。
では、DNAの証拠が壇浩輝本人のものではないのでしょうか?
いいえ、DNAの証拠は礼二の目の前で採取したもの。なので、違うことはありません。
なんでーーーーと原作漫画を読んでいてびっくりしたのですが。
ちなみに壇浩輝は超サイコパスな男です。
礼二の家族の事件現場の第一発見者だった新妻に「俺も(義一の死体を)見たかった」と言い「新妻くん、義一くんの遺体はどうたった?僕も見たかったな~。だって自殺させてみたくて義一くんをいじめていたんだから」と笑いながら言った変態野郎です。
また壇浩輝のDNAのサンプルを礼二が採取する時、礼二は壇浩輝が、義一の弟であることを知らないか??不安になりましたが
壇浩輝は自分の口の中をわざと強く血が出るまでゴシゴシこすってDNAを採取して
「礼二くん、礼二くううん。私のDNAですよ~。ずっと欲しかったんでしょう?」と言い、真野にその血だらけのDNAキットを渡したのでした。
壇浩輝のDNAの証拠が違う人物のもの!?と思ったんですが、原作漫画では礼二の前でばっちりDNAを取ったので、正真正銘壇浩輝のDNAでした。
でもでも壇浩輝の父親が当時の事件をもみ消していたことから、壇浩輝が全く事件に関係ないとは考えられません。
壇浩輝は容姿端麗で頭脳明晰と言うキャラクターで、いじめをする時も、礼二の兄たち家族が殺されたことを知ってもニヤリと笑って冷静でした。
どう考えても壇浩輝が怪しんですよね~。
ちなみに仁美のお腹の子の父親候補の3人が父親でないことがわかり、事件の真相がわからない状態で原作漫画はまだ継続中です。
なんと・・・原作では真犯人はわかっていないのです!
と言う訳で、ドラマの結末はオリジナルストーリーになる可能性が高いです。
黒幕は犯人がわからないまま、終わるはずはないので。
トレース最終回結末のネタバレ予想は?
原作は千原ジュニアさん演じる壇浩輝が怪しいけれど、仁美のお腹の子の父親ではなかったところで終わっています。
では、黒幕犯人は誰なのでしょうか?
ここは予想するのしかないのですが・・・やっぱり黒幕は壇浩輝菜のではと思います。
では、仁美の父親は・・・個人的には原作漫画を読んでいてずっと仁美の担任の男が怪しいと思っていました。
担任の男が言ったことが全て本当とは限りません。死人に口なしなので。
千原ジュニアさんが演じる壇浩輝が黒幕で、担任の男は仁美と交際していて、仁美を妊娠させてしまった。
ちなみに礼二の家族を殺した事件は壇浩輝が犯人で、担任の男は、仁美のお腹の子の父親であることを壇浩輝に知られて、脅迫されて、壇浩輝の起こした殺人の隠蔽を手伝わされたのでは??と思いました。
そして礼二が事件を追っていることを知った壇浩輝は監視のために担任の男を礼二に近づけて巧妙に礼二の捜査の妨害をしているのでは??と思いました。
もちろん、あくまで私の勝手な予想です
また最終回に向けて新たな展開がわかりましたら、更新していきます。