松本清張疑惑とは？

疑惑の映画ドラマキャスト比較を画像で！米倉涼子と桃井かおり出演

米倉涼子＆黒木華、ドラマでよみがえる松本清張『疑惑』　過去作とは「全然違う」（写真 全2枚）https://t.co/sbuzlt9rHl

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— ORICON NEWS（オリコンニュース） (@oricon) 2019年1月30日

「疑惑」は松本清張さんの推理小説で、１９８２年に発刊。

原作小説では、弁護士の佐原は男性ですが、映画や今回のドラマ化において佐原は女性に置き換えられて描かれています。

富山の海に白河球磨子と夫・福太郎の乗った車が転落！

福太郎は死亡。球磨子は命からがら車から脱出するも、保険金狙いの殺人として警察に逮捕されてしまいます。

球磨子には傷害などの前科があり。世論は球磨子が夫を保険金目当てに殺したと書き立て盛り上がりを見せる。

球磨子の弁護人は立て続けに降りてしまい、佐原が国選弁護人として担当となる事に！

果たして球磨子は夫を保険金目当てで殺害したのか？

球磨子は稀代の悪女なのか？

映画版の主役は球磨子で演じるのは桃井かおりさんです。

弁護士の佐原を演じるのは岩下志麻さん！

大ベテランの女優お二人の演技が素晴らしかったですねー(^^♪

そして鹿賀丈史さん、丹波哲郎さん、山田五十鈴さん、森田健作さん、小林稔侍さんなどキャストも超豪華です！

引き続き、映画「疑惑」のあらすじを結末まで事件の真相を紹介します。

球磨子の夫福太郎が車で海に転落死！

暑い夏の日、白河球磨子（桃井かおり）と夫・福太郎（中谷昇）は二人で車に乗り、富山の海岸を走っていました。

その夜、岸壁からダイブする白い車・・・

球磨子は命からがら車から逃げ出し、近くの釣り人に助けられます。

球磨子「主人が居るの！！」

その一報を聞きつけた、記者の秋谷（柄本明）は命を取り留めたのが白河酒造の社長の妻だと知り、球磨子が犯人だと決めつけ取材を始めます。

翌朝、車が引き上げられ、福太郎の遺体が見つかりました。

福太郎が泳げなかったのに、何故埠頭に行ったのか？保険金３億、前科４犯であることを球磨子に突きつけ、殺害を認めさせようとする警察。

しかし、球磨子は頑なに否認。

福太郎の通夜の席で、福太郎の母・はる江（北林谷栄）が涙ながらに死を嘆き、残された前妻との息子・宗治のこれからを案じていました。

その頃福太郎の一人息子・宗治は一人庭で手紙を燃やしていました！

実はこのシーンこの作品のキーポイントです。

白河家に現れた球磨子。記者が車を囲みこみます。

警察は球磨子に福太郎の死体を見せて、彼女の反応を伺いたいと言います。

はる江「よーく顔見てやってください！！」

福太郎の遺体を見て、思わず吐き気をもよおし、叫び出す球磨子・・・

新聞では「疑惑ますます深まる」と球磨子の事が書き立てられていました。

警察は、車内に残されていたスパナ、靴が脱げていた謎が残りつつも、世論からの球磨子犯人の声を受けて、球磨子の逮捕状を出す事に。

その頃記者の秋谷は、球磨子の元カレ豊崎（鹿賀丈史）と接触。

豊崎は過去に詐欺事件を起こし現在仮釈放中。過去の球磨子の罪にも関わっていた人物です。

そして球磨子は報道陣向けに記者会見を開きます。

球磨子「保険金をかけたいと言ったのは主人の方。私はやっていない。無実ははっきりしている。私が犯人だと書き立てる。あんた達みたいなのをペン乞食って言うのよ」

秋谷「新聞を舐めるなよ！！」

その会見を見ていた藤原（森田健作）は、車がダイブする瞬間を見ており、球磨子が運転席にいるのを見たと証言をしたようです。

その事がきっかけで遂に球磨子は逮捕！！

新聞には「鬼クマ逮捕！目撃証言が決め手に」との見出しが躍ります。

球磨子の国選弁護人となったのは佐原弁護士！

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球磨子から弁護士を依頼されたのは、白河家の顧問弁護士原山（松村達夫）

原山は、東京の弁護士岡村謙孝（丹波哲郎）に共同弁護人を依頼。

しかし、岡村は家族からの反対にあったためか、共同弁護人を断ります。

遂に始まった球磨子の裁判。検察側の検事は宗方(小林稔侍)

出廷した原山弁護士は言います。

「突然ではございますが、弁護人を辞任させていただきます。この裁判を一人でやり抜く自信がありません」

「ちょっと待ちなさい！！」怒り狂う球磨子。

その後選ばれた球磨子の弁護人は、佐原律子（岩下志麻）という女性弁護士。

二人の初対面。

球磨子「気の毒ね。貧乏くじひかされたの？あんた」

佐原「あなた私が嫌いなら断れば？でもこの裁判は弁護人無しではできませんからね。六法全書勉強してんでしょ読んでおきなさい！」

お互い強気で引かない感じです( ´∀｀ )

佐原は、球磨子の元カレ豊崎の資料を見て、球磨子の過去を調べ上げます。

そんな佐原には離婚歴があり、月一回の娘との対面を楽しみに仕事をしていました。

年が明け、佐原が弁護人に立って初めての裁判が開かれます。

福太郎の殺人を否認する球磨子。

「一から十まででたらめ。車はあたしが運転していたんじゃない。主人の運転ミスによる単なる事故死に過ぎないでしょ？」

佐原も「無罪を主張します」と訴えます！

後日の公判では、証人として遺体を鑑定した安西教授（小沢栄太郎）、球磨子が運転席に居たと証言した藤原が呼ばれます。

佐原と球磨子の巧みな戦術で、球磨子が運転していた事実は不確かであることが主張されます。

しかし、法廷で勝手に話す球磨子に対してクギを指す佐原。

さらにかつて球磨子が東京で働いていたバーの経営者堀内（山田五十鈴）が証人として出廷。

福太郎と球磨子の出会いが語られます。

堀内「福太郎さんみたいなタイプがのぼせ上がると手に負えないのよねー」

福太郎は球磨子に惚れこんで、結婚を申し出たんです。

福太郎「結婚してくれ球磨子。おまえがひとりで東京に居ると気が狂いそうだ！！お前の望むことはなんでもしてやる約束するよ！！」

後日の裁判では、富山の白川家に嫁いで来た球磨子の事が語られます。

「気の弱い社長の方が、この女に攻められたに決まってるじゃないですか！！」

そう語るのは白川酒造の専務岩崎（名古屋章）

白川家からの悪評が裁判で明かされ、状況が不利になっていく球磨子。

かつて福太郎は、親戚中に言われて、別れを切り出すも球磨子に「慰謝料は億単位」と言われ別れられません。

それ以上に、福太郎は球磨子の事を愛していたんです！

球磨子が殺した！！証言する元カレ

佐原は球磨子がかけた福太郎への多額の保険について問います。

「釣りが趣味だった。年も６０近いから」と説明する球磨子。

後日の裁判では、福太郎の釣り仲間・木下(三木のり平）が証人に。

「あの女に殺されてしまう」と言っていた証言する木下。

しかし、佐原は「それは福太郎さんの冗談ではないか？」と一蹴。

さらに証人で呼ばれた球磨子の元カレ豊崎。

豊崎は「ケネディ事件」というアメリカの自動車事故を話に出し、球磨子が殺したと証言。

元カレの発言に怒り狂い掴みかかる球磨子！！裁判長から退廷を言い渡されます。

裁判は再開。豊崎は「今度の殺しの分け前をもらえる・・・」と口を滑らしたことでむ態度を一変( ´∀｀ )

「球磨子はあの時勢いでデカいことを言っただけ」と証言を翻します。

その夜、死刑台に立つ夢を見た球磨子はうなされてしまいます。

さらに、事故現場では転落の実証実験が行われることに。

車は海面に転落した勢いでフロントガラスが割れた為、スパナが無くても逃げ出すことが可能な状態でした。

それであれば、スパナは何のために車の中に残されていたのか？福太郎の脱げた靴の謎は？佐原はその点が一番引っ掛かっていたのでした。

そして豊崎は、悪女の球磨子が涙を流した話を思い出し、後日の裁判では球磨子を擁護する発言をします。

記者の秋谷から金を融通してもらったために、話を大げさにして証言！

豊崎は球磨子に「がんばれ」と言い法廷を去っていくのでした・・・

球磨子は夫を殺したのか？事件の真相は？

佐原は別れて暮らす娘と遊んだ帰り道。

運転中ブレーキを踏もうとするも、缶ジュースが落ちていたためブレーキが踏めず、危うく事故を起こしそうになります。

その一件で何かを閃いた様子の佐原。

続けて、福太郎の息子・宗治にも会いに行き、死の前日の福太郎の様子を聞き証人として出廷してほしいことをお願いします。

次の裁判で、佐原は靴とスパナの謎を明かしました。

佐原「一つの仮説を立ててみた。ブレーキペダルの下に靴とスパナを用いて固定していたのではないでしょうか。死を決意した福太郎氏が無意識にためらってブレーキを踏むことをおそれて細工したのでは？」

裁判長「あなたは、福太郎さんは自殺したと言うのですか？」

佐原「そうです」

宗方検事「そこまで断定するには何か根拠があるんですか？」

そこで現れたのが、証人の宗治です。

当初は証言をためらっていましたが、佐原の押しに負けて遂に死の前日の真相を話し出しました。

宗治「お父さんはその時手紙を・・・燃やしてしまいましたが、こう書いてあった。球磨子を殺す。白川家のためにそしておまえのために自分の責任として球磨子を殺す・・・」

球磨子「冗談じゃないわよ。何で私が殺されなきゃいけないの？」

宗治「お前は白川家をめちゃめちゃにしたんだ。白河家をぶっ潰しに来たんだ！」

球磨子「何言ってんのよ、あんたの親父が来てくれって頼んだのよ。なんであのじじいに殺されなきゃならないのよ！」

その手紙には、続きが有りました。

「球磨子は悪い女だが、私は愛している。一人で死なせるのは忍びない。私も一緒に死ぬ。だらしのない父さんと許してくれ」

宗治「父さんを追い詰めたのはお前だ！お前が父さんを殺したんだ！！」

後日、判決の日。

「主文、被告人は無罪」

晴れて球磨子は自由の身になりました。

疑惑映画版のラストとは？2人の女の最後の対決！？

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しかし自殺して一年経っていない為、保険金が下りないことを残念がる球磨子。

佐原に相談するも一蹴されてしまいます。

佐原「無理心中を福太郎さんが仕掛けなかったらどうしてた？」

球磨子「時間が有ったらやってたね・・・あんたって本当に嫌な目つきしてるわね」

佐原「あんたみたいなエゴイスト大っ嫌いなのよ！」

佐原に赤ワインをかけながら言います。「私もあんたみたいな女大っ嫌いよ！」

佐原も負けていません。グラスに入ったワインを球磨子にぶちまけます！

２人はワインの赤い色で真っ赤に染まります。

「あなたって最低ね。命が助かっただけでもめっけもんでしょ」

そう言って佐原は去っていくのでした。

ラストは特急電車に乗る球磨子のシーンで締めくくられました。

悪女の球磨子はこれからも男を手玉に生きていく？

そんな雰囲気を見せ煙草を吸いながら、ほほ笑む姿でしたよねー(;^ω^)

 

まとめ

今回は１９８２年に公開された映画「疑惑」のあらすじをネタバレしちゃいました！

映画は、球磨子は殺しておらず、夫の無理心中だっという結末です。

映画版は球磨子が主人公でしたが、ラストの桃井かおりさんと岩下志麻さんがワインをぶちまけ合うシーンが凄くて見入ってしまいましたねー( ﾟДﾟ)

今回のドラマでは、桃井かおりさんが演じたの球磨子役を黒木華さん、岩下志麻さんが演じた弁護士を米倉涼子さんが演じます！

おそらく、米倉涼子さんと黒木華さんの壮絶なバトルシーンがありそうです( *´艸｀)

さらに二人のキスシーンも有るとか・・・

黒木華が米倉涼子にキス！松本清張ドラマスペシャル「疑惑」新写真（コメントあり）https://t.co/RybQk4lCUF

#米倉涼子 #黒木華 pic.twitter.com/7BS3onFmdX

— 映画ナタリー (@eiga_natalie) 2019年1月15日

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